JP2018143091A - 無線電力送信機のための送信コイルモジュール - Google Patents

無線電力送信機のための送信コイルモジュール Download PDF

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Abstract

【課題】無線電力送信機に搭載するための送信コイルモジュールを提供する。
【解決手段】本発明の送信コイルモジュール500は、無線で電力を送信するための送信コイルモジュールである。本発明の送信コイルモジュールは、中央領域に中空を有する少なくとも1つの送信コイルと、少なくとも1つの送信コイル(上部コイル510、下部コイル530−1、530−2)の下部に配置される遮蔽材540と、遮蔽材の下部に配置される金属シート550とを含む。当該遮蔽材は、少なくとも1つの送信コイルの中空に相応する領域に少なくとも1つの機能孔を含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、無線電力伝送技術に係り、より詳細には、無線電力を送信する送信コイルを無
線電力送信機に搭載する方式に関する。
近年、情報通信技術が急速に発展するに伴い、情報通信技術をベースとするユビキタス社
会が築かれている。
いつでもどこでも情報通信機器が接続されるためには、社会の全施設に通信機能を有する
コンピュータチップを内蔵させたセンサが設置されなければならない。したがって、これ
ら機器やセンサの電源供給問題は新たな課題となっている。また、携帯電話だけでなく、
ブルートゥース(登録商標)ハンドセットとアイポッド(登録商標)のようなミュージッ
クプレーヤーなどの携帯機器の種類が急激に増加するに伴い、バッテリーを充電する作業
がユーザに時間と手間を要求するようになった。このような問題を解決する方法として無
線電力伝送技術が最近になって関心を集めている。
無線電力伝送技術(wireless power transmission又はwi
reless energy transfer)は、磁場誘導原理を用いて無線で送信
機から受信機に電気エネルギーを伝送する技術であって、既に1800年代に電磁誘導原
理を用いた電気モータや変圧器が使用され始めており、その後にはラジオ波やレーザーの
ような電磁波を放射して電気エネルギーを伝送する方法も試みられた。我々がよく使用す
る電動歯ブラシや一部の無線カミソリも、実際は電磁誘導原理で充電される。
現在まで、無線を用いたエネルギー伝達方式は、大きく、磁気誘導方式、磁気共振(El
ectromagnetic Resonance)方式、及び短波長無線周波数を用い
たRF伝送方式などに区分することができる。
磁気誘導方式は、2つのコイルを互いに隣接させた後、一方のコイルに電流を流すと、こ
のときに発生した磁束(Magnetic Flux)が他方のコイルに起電力を起こす
現象を使用する技術であって、携帯電話のような小型機器を中心に商用化が急速に進んで
いる。磁気誘導方式は、最大数百kWの電力を伝送することができ、効率も高いが、最大
伝送距離が1cm以下であるため、一般的に充電器や床に隣接させなければならないとい
う欠点がある。
磁気共振方式は、電磁波や電流などを活用する代わりに、電場や磁場を用いるという特徴
がある。磁気共振方式は、電磁波問題の影響をほとんど受けないので、他の電子機器や人
体に安全であるという利点がある。一方、限定された距離と空間でのみ活用可能であり、
エネルギー伝達効率が多少低いという欠点がある。
短波長無線電力伝送方式−簡単に、RF伝送方式−は、エネルギーがラジオ波(Radi
oWave)の形態で直接送受信可能であるという点を活用したものである。この技術は
、レクテナ(rectenna)を用いるRF方式の無線電力伝送方式であって、レクテ
ナは、アンテナ(antenna)と整流器(rectifier)の合成語であり、R
F電力を直接直流電力に変換する素子を意味する。すなわち、RF方式は、ACラジオ波
をDCに変換して使用する技術であって、最近、効率が向上するにつれて、商用化に対す
る研究が盛んに行われている。
無線電力伝送技術は、モバイルだけでなく、IT、鉄道、家電産業など、産業全般にわた
って様々に活用することができる。
最近は、充電ベッドに置かれた無線電力受信機の認識率を高めるために、複数のコイルが
装着された無線電力送信機が発売されている。複数のコイルは、電力送信効率を最適化し
、充電が不可能な領域であるデッドゾーン(dead zone)を防止するために適切
な位置に配置されることが要求される。
すなわち、無線電力送信機に含まれる複数のコイルの配置、固定及び周辺回路との電気的
接続は、無線電力送信機の性能を決定するのに重要な役割を果たす。しかし、無線電力送
信機の製造工程で種々の要因によって複数のコイルの配置、固定及び周辺回路との電気的
接続が変わる場合、一定の品質の無線電力送信機を提供できないという問題がある。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するために考案されたもので、本発明の目的
は、無線電力送信機のための送信コイルモジュールを提供することである。
本発明の他の目的は、無線電力送信機に搭載される送信コイルをモジュール化された装置
に装着して一定の品質を維持することができる無線電力送信機のための送信コイルモジュ
ールを提供することである。
本発明で達成しようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及
していない他の技術的課題は、以下の記載から、本発明の属する技術分野における通常の
知識を有する者に明確に理解されるであろう。
本発明の一実施例に係る送信コイルモジュールは、無線で電力を送信するための送信コイ
ル;前記送信コイルが挿入される収容部、前記収容部を取り囲む支持部、及び前記収容部
の内部に形成され、前記送信コイルの内側形状に対応する中央固定板を含む、コイルフレ
ーム;及び前記送信コイルを制御する回路基板と電気的に接続されるようにするコネクタ
を含み、前記支持部と前記中央固定板は一体型であってもよい。
実施例によって、前記コイルフレームの一側面は内側に凹み、前記コネクタは、前記凹ん
だ側面に配置されてもよい。
実施例によって、前記コイルフレームは、前記凹んだ側面に形成され、前記送信コイルの
リード線が嵌め込まれる空間を提供するリード線挿入端子をさらに含むことができる。
実施例によって、前記コネクタは、前記リード線挿入端子に嵌め込まれたリード線とレー
ザー半田付け(laser solder)で接続されてもよい。
実施例によって、前記送信コイルの下部に装着される遮蔽材;及び前記遮蔽材の下部に装
着される金属シートをさらに含み、前記遮蔽材及び前記金属シートは前記コイルフレーム
の内部に配置されてもよい。
実施例によって、前記遮蔽材はフェライトシートであってもよい。
実施例によって、前記金属シートはアルミニウムを含むことができる。
本発明の他の実施例に係る送信コイルモジュールは、第1無線送信コイル;前記第1無線
送信コイルの下部に配置され、同一平面上に互いに離隔して配置される第2無線送信コイ
ル及び第3無線送信コイル;前記第1無線送信コイルが挿入される第1収容部、前記第2
無線送信コイルが挿入される第2収容部、前記第3無線送信コイルが挿入される第3収容
部、前記第1〜第3収容部を取り囲む支持部、及び前記第1〜第3無線送信コイルのそれ
ぞれの内側形状に対応する第1〜第3中央固定板を含む、コイルフレーム;及び前記第1
〜第3無線送信コイルを制御する回路基板と電気的に接続されるようにするコネクタを含
み、前記支持部と前記第1〜第3中央固定板は一体型であってもよい。
上述した本発明の態様は、本発明の好適な実施例の一部に過ぎず、本願発明の技術的特徴
が反映された様々な実施例が、当該技術分野における通常の知識を有する者によって、以
下に詳述する本発明の詳細な説明に基づいて導出され、理解されるであろう。
本発明に係る装置に対する効果について説明すると、次の通りである。
本発明の一実施例に係る無線電力送信機のための送信コイルモジュールによれば、最適の
構造にモジュール化されたコイルフレームに当該コイルを挿入、付着する簡単な工程のみ
で最適の性能を有する送信コイル装置の作製が可能である。
また、コイルのモジュール化を通じて、様々な形態のアプリケーション(例えば、車両用
無線電力送信機、携帯電話充電用無線電力送信機など)に共用で適用可能な送信コイルモ
ジュールの提供が可能である。
なお、送信コイルに様々な規格が存在するが、当該規格のコイルに最適化されたコイルフ
レームを提供することによって、特定の規格のコイルを用いた無線電力送信機の作製時、
当該規格に対応するコイルフレームを用いて、コイルの配置、配線などにかかる設計コス
ト及び時間を低減することができる。
本発明から得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及していない他の効果
は、以下の記載から、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に明確に理
解されるであろう。
以下に添付される図面は、本発明に関する理解を助けるためのもので、詳細な説明と共に
本発明に対する実施例を提供する。ただし、本発明の技術的特徴が特定の図面に限定され
るものではなく、各図面で開示する特徴は、互いに組み合わされて新しい実施例として構
成されてもよい。
本発明の一実施例に係る無線電力送信機での感知信号伝送手順を説明するための図である。 WPC標準に定義された無線電力伝送手順を説明するための状態遷移図である。 PMA標準に定義された無線電力伝送手順を説明するための状態遷移図である 本発明の一実施例に係る電磁誘導方式の無線充電システムを説明するための図である。 本発明の一実施例に係る送信コイルモジュールの作製方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る送信コイルモジュールを製造する方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る送信コイルモジュールを製造する方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る送信コイルモジュールを製造する方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る送信コイルモジュールを製造する方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る送信コイルモジュールを製造する方法を説明するための図である。
以下、本発明の実施例が適用される装置及び様々な方法について、図面を参照してより詳
細に説明する。以下の説明で使用される構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部
」は、明細書作成の容易さのみが考慮されて付与又は混用されるものであり、それ自体が
互いに区別される意味又は役割を有するものではない。
実施例の説明において、各構成要素の「上(上部)又は下(下部)」に形成されると記載
される場合において、上(上部)又は下(下部)は、2つの構成要素が互いに直接接触し
たり、1つ以上の他の構成要素が前記2つの構成要素の間に配置されて形成されることを
全て含む。また、「上(上部)又は下(下部)」と表現される場合、一つの構成要素を基
準として上側方向のみならず、下側方向の意味も含むことができる。
実施例の説明において、無線電力システム上で無線電力を送信する装置は、説明の便宜の
ために、無線パワー送信機、無線パワー送信装置、無線電力送信装置、無線電力送信機、
送信端、送信機、送信装置、送信側、無線パワー伝送装置、無線パワー伝送機などを混用
して使用することにする。また、無線電力送信装置から無線電力を受信する装置に対する
表現として、説明の便宜のために、無線電力受信装置、無線電力受信機、無線パワー受信
装置、無線パワー受信機、受信端末機、受信側、受信装置、受信機などが混用されて使用
されてもよい。
本発明に係る送信機は、パッド形状、据置台形状、AP(Access Point)形
態、小型基地局形態、スタンド形状、天井埋め込み形状、壁掛け形状などで構成すること
ができ、一つの送信機は複数の無線電力受信装置にパワーを伝送することもできる。その
ために、送信機は、少なくとも1つの無線パワー伝送手段を備えることもできる。ここで
、無線パワー伝送手段は、電力送信端コイルで磁場を発生させ、その磁場の影響で受信端
コイルで電気が誘導される電磁誘導原理を用いて充電する電磁誘導方式に基づいた様々な
無電電力伝送標準が使用されてもよい。ここで、無線パワー伝送手段は、無線充電技術標
準機構であるWPC(Wireless Power Consortium)及びPM
A(Power Matters Alliance)で定義された電磁誘導方式の無線
充電技術を含むことができる。
また、本発明の一実施例に係る受信機は、少なくとも1つの無線電力受信手段を備えるこ
とができ、2つ以上の送信機から同時に無線パワーを受信することもできる。ここで、無
線電力受信手段は、無線充電技術標準機構であるWPC(Wireless Power
Consortium)及びPMA(Power Matters Alliance
)で定義された電磁誘導方式の無線充電技術を含むことができる。
本発明に係る受信機は、携帯電話(mobile phone)、スマートフォン(sm
art phone)、ノートパソコン(laptop computer)、デジタル
放送用端末機、PDA(Personal Digital Assistants)、
PMP(Portable Multimedia Player)、ナビゲーション、
MP3プレーヤー、電動歯ブラシ、電子タグ、照明装置、リモコン、浮き、スマートウォ
ッチのようなウェアラブルデバイスなどの小型電子機器などに使用することができるが、
これに限定されるものではなく、本発明に係る無線電力受信手段が装着されてバッテリー
充電が可能な機器であれば十分である。
図1は、本発明の一実施例に係る無線電力送信機での感知信号伝送手順を説明するための
図である。
図1を参照すると、無線電力送信機は3つの送信コイル111,112,113を装着す
ることができる。それぞれの送信コイルは、一部の領域が他の送信コイルと互いに重なっ
てもよく、無線電力送信機は、それぞれの送信コイルを介して、無線電力受信機の存在を
感知するための所定の感知信号117,127−例えば、デジタルピング信号−を予め定
義された順序で順次送出する。
前記図1に示したように、無線電力送信機は、図面番号110に示された1次感知信号送
出手順を通じて感知信号117を順次送出し、無線電力受信機115からシグナル強度指
示子(Signal Strength Indicator)116が受信された送信
コイル111,112を識別することができる。次いで、無線電力送信機は、図面番号1
20に示された2次感知信号送出手順を通じて感知信号127を順次送出し、シグナル強
度指示子126が受信された送信コイル111,112のうち電力伝送効率(又は充電効
率)−すなわち、送信コイルと受信コイルとの間の整列状態−が良い送信コイルを識別し
、識別された送信コイルを介して電力が送出されるように−すなわち、無線充電が行われ
るように−制御することができる。
前記の図1に示されたように、無線電力送信機が2回の感知信号送出手順を行う理由は、
どの送信コイルに無線電力受信機の受信コイルが良好に整列されているかをより正確に識
別するためである。
もし、前記の図1の図面番号110及び120に示されたように、第1送信コイル111
、第2送信コイル112にシグナル強度指示子116,126が受信された場合、無線電
力送信機は、第1送信コイル111と第2送信コイル112のそれぞれに受信されたシグ
ナル強度指示子126に基づいて、最も良好に整列された送信コイルを選択し、選択され
た送信コイルを用いて無線充電を行う。
図2は、WPC標準に定義された無線電力伝送手順を説明するための状態遷移図である。
図2を参照すると、WPC標準による送信機から受信機へのパワー伝送は、選択段階(S
election Phase)210と、ピング段階(Ping Phase)220
と、識別及び構成段階(Identification and Configurat
ion Phase)230と、パワー伝送段階(Power Transfer Ph
ase)240とに大別することができる。
選択段階210は、パワー伝送を開始するか、又はパワー伝送を維持する間に特定の誤り
又は特定のイベントが感知されると、遷移する段階であってもよい。ここで、特定の誤り
及び特定のイベントは、以下の説明から明確になる。また、選択段階210において、送
信機は、インターフェース表面に物体が存在するか否かをモニタすることができる。送信
機はインターフェース表面に物体が置かれたことが感知されると、ピング段階220に遷
移することができる(S201)。選択段階210において、送信機は、非常に短いパル
スのアナログピング(Analog Ping)信号を伝送し、送信コイルの電流変化に
基づいて、インターフェース表面の活性領域(Active Area)に物体が存在す
るか否かを感知することができる。
ピング段階220において、送信機は、物体が感知されると、受信機を活性化させ、受信
機がWPC標準と互換性のある受信機であるか否かを識別するためのデジタルピング(D
igital Ping)を伝送する。ピング段階220において、送信機は、デジタル
ピングに対する応答シグナル−例えば、シグナル強度指示子−を受信機から受信できなか
った場合、再び選択段階210に遷移することができる(S202)。また、ピング段階
220において、送信機は、受信機からパワー伝送が完了したことを示す信号−すなわち
、充電完了信号−を受信すると、選択段階210に遷移することもできる(S203)。
ピング段階220が完了すると、送信機は、受信機の識別と受信機の構成及び状態情報を
収集するための識別及び構成段階230に遷移することができる(S204)。
識別及び構成段階230において、送信機は、望まないパケットが受信されるか(une
xpected packet)、予め定義された時間の間に所望のパケットが受信され
ないか(time out)、パケット伝送誤りがあるか(transmission
error)、又はパワー伝送契約が設定されない(no power transfe
r contract)場合、選択段階210に遷移することができる(S205)。
受信機に対する識別及び構成が完了すると、送信機は、無線電力を伝送するパワー伝送段
階240に遷移することができる(S206)。
パワー伝送段階240において、送信機は、望まないパケットが受信されるか(unex
pected packet)、予め定義された時間の間に所望のパケットが受信されな
いか(time out)、予め設定されたパワー伝送契約に対する違反が発生するか(
power transfer contract violation)、又は充電が
完了した場合、選択段階210に遷移することができる(S207)。
また、パワー伝送段階240において、送信機は、送信機の状態変化などによってパワー
伝送契約を再構成する必要がある場合、識別及び構成段階230に遷移することができる
(S208)。
前記のパワー伝送契約は、送信機と受信機の状態及び特性情報に基づいて設定されてもよ
い。一例として、送信機の状態情報は、最大伝送可能なパワー量に関する情報、最大収容
可能な受信機の個数に関する情報などを含むことができ、受信機の状態情報は、要求電力
に関する情報などを含むことができる。
図3は、PMA標準に定義された無線電力伝送手順を説明するための状態遷移図である。
図3を参照すると、PMA標準による送信機から受信機へのパワー伝送は、待機段階(S
tandby Phase)310と、デジタルピング段階(Digital Ping
Phase)320と、識別段階(Identification Phase)33
0と、パワー伝送段階(Power Transfer Phase)340と、充電完
了段階(End of Charge Phase)350とに大別することができる。
待機段階310は、パワー伝送のための受信機識別手順を行うか、又はパワー伝送を維持
する間に特定の誤り又は特定のイベントが感知されると、遷移する段階であってもよい。
ここで、特定の誤り及び特定のイベントは、以下の説明から明確になる。また、待機段階
310において、送信機は、充電表面(Charging Surface)に物体が存
在するか否かをモニタすることができる。送信機は、充電表面に物体が置かれたことが感
知されるか、又はRXID再試行が進行中の場合、デジタルピング段階320に遷移する
ことができる(S301)。ここで、RXIDは、PMA互換受信機に割り当てられる固
有の識別子である。待機段階310において、送信機は、非常に短いパルスのアナログピ
ング(Analog Ping)を伝送し、送信コイルの電流変化に基づいて、インター
フェース表面−例えば、充電ベッド−の活性領域(Active Area)に物体が存
在するか否かを感知することができる。
デジタルピング段階320に遷移した送信機は、感知された物体がPMA互換受信機であ
るか否かを識別するためのデジタルピング信号を送出する。送信機が伝送したデジタルピ
ング信号によって受信端に十分な電力が供給される場合、受信機は、受信されたデジタル
ピング信号をPMA通信プロトコルに従って変調して所定の応答シグナルを送信機に伝送
することができる。ここで、応答シグナルは、受信機に受信された電力の強度を示す信号
強度指示子が含まれてもよい。デジタルピング段階320で受信機から有効な応答シグナ
ルが受信されると、識別段階330に遷移することができる(S302)。
デジタルピング段階320において、応答シグナルが受信されないか、又はPMA互換受
信機ではないことが確認されると−すなわち、FOD(Foreign Object
Detection)である場合−、送信機は待機段階310に遷移することができる(
S303)。一例として、FO(Foreign Object)は、コイン、キーなど
を含む金属性物体であり得る。
識別段階330において、送信機は、受信機識別手順が失敗したり、受信機識別手順を再
実行しなければならない場合、及び予め定義された時間の間に受信機識別手順を完了でき
なかった場合に待機段階310に遷移することができる(S304)。
送信機は、受信機の識別に成功すると、識別段階330からパワー伝送段階340に遷移
して充電を開始することができる(S305)。
パワー伝送段階340において、送信機は、所望の信号が予め定められた時間以内に受信
されないか(Time Out)、FOが感知されるか、又は送信コイルの電圧が予め定
義された基準値を超える場合、待機段階310に遷移することができる(S306)。
また、パワー伝送段階340において、送信機は、内部に備えられた温度センサによって
感知された温度が所定の基準値を超える場合、充電完了段階350に遷移することができ
る(S307)。
充電完了段階350において、送信機は、受信機が充電表面から除去されたことが確認さ
れると、待機状態310に遷移することができる(S309)。
また、送信機は、Over Temperature状態で、一定時間経過後に測定され
た温度が基準値以下になった場合、充電完了段階350からデジタルピング段階320に
遷移することができる(S310)。
デジタルピング段階320又はパワー伝送段階340において、送信機は、受信機からE
OC(End Of Charge)要請が受信されると、充電完了段階350に遷移す
ることもできる(S308及びS311)。
図4は、本発明の一実施例に係る電磁誘導方式の無線充電システムを説明するための図で
ある。
図4を参照すると、電磁誘導方式の無線充電システムは無線電力送信機400及び無線電
力受信機450を含む。無線電力送信機400及び無線電力受信機450は、それぞれ、
図1で説明された無線電力送信機及び無線電力受信機と実質的に同一である。
無線電力受信機450を含む電子機器を無線電力送信機400上に位置させると、無線電
力送信機400と無線電力受信機450のコイルは電磁場によって互いに結合できる。
無線電力送信機400は、電力伝送のための電磁場を生成するために電力信号を変調し、
周波数を変更することができる。無線電力受信機450は、無線通信環境に適合するよう
に設定されたプロトコルに従う電磁信号を復調して電力を受信し、受信された電力の強度
に基づいて無線電力送信機400の送出電力強度を制御するための所定のフィードバック
信号を帯域内通信を介して無線電力送信機400に伝送することができる。一例として、
無線電力送信機400は、電力制御のための制御信号によって動作周波数を制御して送出
電力を増加又は減少させることができる。
伝送される電力の量(或いは増加/減少)は、無線電力受信機450から無線電力送信機
400に伝達されるフィードバック信号を用いて制御されてもよい。また、無線電力受信
機450と無線電力送信機400との間の通信は、上述したフィードバック信号を用いる
帯域内(in−band)通信のみに限定されるものではなく、別途の通信モジュールを
備えた帯域外(out−of−band)通信を用いて行われてもよい。例えば、ブルー
トゥース(登録商標)、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energ
y)、NFC、Zigbeeなどの近距離無線通信モジュールが用いられてもよい。
電磁誘導方式において無線電力送信機400と無線電力受信機450との間の状態情報及
び制御信号交換のためのプロトコルは、周波数変調方式が用いられてもよい。前記プロト
コルを介して装置識別情報、充電状態情報、電力制御信号などを交換することができる。
本発明の一実施例に係る無線電力送信機400は、図4に示したように、電力信号を生成
する信号発生器420、無線電力受信機450から伝達されるフィードバック信号を感知
できる電源供給端(V_Bus,GND)の間に位置したコイルL1及びキャパシタC1
,C2、及び信号発生器420によって動作が制御されるスイッチSW1,SW2を含む
。信号発生器420は、コイルL1を介して伝達されたフィードバック信号の復調のため
の復調部424、周波数変更のための周波数駆動部426、及び変調部424と周波数駆
動部426を制御するための送信制御部422を含んで構成されてもよい。コイルL1を
介して伝達されたフィードバック信号は、復調部424によって復調された後、送信制御
部422に入力され、送信制御部422は、復調された信号に基づいて周波数駆動部42
6を制御し、コイルL1に伝達される電力信号の周波数を変更することができる。
無線電力受信機450は、コイルL2を介してフィードバック信号を伝送するための変調
部452、コイルL2を介して受信された交流(AC)信号をDC信号に変換するための
整流部454、及び変調部452と整流部454を制御するための受信制御機460を含
むことができる。受信制御機460は、整流部454及びその他の無線電力受信機450
の動作に必要な電源を供給するための電源供給部462、整流部454が出力DC電圧を
充電対象(負荷、468)の充電要件に合うDC電圧に変更するためのDC−DC変換部
464、変換された電力が出力される負荷468、及び受信電力状態及び充電対象の状態
などを無線電力送信機400に提供するためのフィードバック信号を発生させるフィード
バック通信部466を含むことができる。
図4で、無線電力送信機400に含まれたコイルL1は、図1に示された3つの送信コイ
ル111,112,113を意味し、送信コイル111,112,113に接続されたス
イッチSW1,SW2、キャパシタC1,C2は、送信コイル111,112,113別
に独立して備えられてもよいが、本発明の範囲はこれに限定されない。
図5は、本発明の一実施例に係る送信コイルモジュールの作製方法を説明するための図で
ある。
図5を参照すると、送信コイルモジュール500は、図4に示されたコイルL1が装着さ
れ、スイッチSW1,SW2と信号発生器420などの無線電力送信機400の動作を制
御する構成を含む制御回路基板に接続され得るようにモジュール化された装置を意味する
。送信コイルモジュール500に装着されるコイルは、図1に示された3つの送信コイル
111,112,113を含むことができる。
送信コイルモジュール500に装着されるコイルは様々な規格(例えば、WPC標準によ
る認証コイル、PMA標準による認証コイル)を有することができるが、様々な規格を有
するコイルの形状、サイズ、温度特性、電力伝送効率、接続特性などは、規格毎に異なっ
ていてもよい。したがって、送信コイルモジュール500は、様々な規格を有するコイル
のうちターゲット(target)となるコイルに適するようにカスタマイズ型に作製す
ることができる。
本明細書では、送信コイルモジュール500が、3つのコイルが互いに重なるように装着
され得るように作製される方法について説明するが、本発明の範囲はこれに限定されず、
任意の個数(例えば、1個、4個など)のコイルが任意の位置に配置されてもよい。
送信コイルモジュール500は、上部コイル510、コイルフレーム(coil fra
me)520、第1及び第2下部コイル530−1,530−2、遮蔽材540、金属シ
ート550、及びコネクタ560を含むことができる。
上部コイル510は、図1に示された3つの送信コイル111,112,113のいずれ
か1つ(例えば、送信コイル112)に該当することができる。上部コイル510は、電
線が螺旋状に巻かれた形状に具現されてもよく、前記電線の断面は、導電物質(例えば、
銅(Cu))及び前記導電物質を取り囲む絶縁物質を含むことができる。
コイルフレーム520は、上部コイル510及び第1及び第2下部コイル530−1,5
30−2を含め、送信コイルモジュール500の残りの構成を装着できるようにフレーム
を提供することができる。コイルフレーム520は強化プラスチックで具現されてもよい
が、本発明の範囲はこれに限定されない。コイルフレーム520が強化プラスチックで具
現される場合、コイル510,530−1,530−2を外部の衝撃及び破損から保護し
ながらも、送信コイルモジュール500の全体的な重量を減少させることができる。
第1及び第2下部コイル530−1,530−2のそれぞれは、図1に示された3つの送
信コイル111,112,113のいずれか1つ(例えば、送信コイル111又は113
)に該当することができる。第1及び第2下部コイル530−1,530−2のそれぞれ
は、電線が螺旋状に巻かれた形状に具現されてもよく、前記電線の断面は、導電物質(例
えば、銅(Cu))及び前記導電物質を取り囲む絶縁物質を含むことができる。
第1及び第2下部コイル530−1,530−2は、上部コイル510との関係において
、無線充電可能な領域が完全に分離されて充電が不可能な領域であるデッドスポット(d
ead spot)が発生しないように互いに重なるように(overlapped)配
置されてもよく、同一平面上に互いに離隔して配置されてもよい。
遮蔽材540は、コイル510,530−1,530−2で発生した磁場を遮蔽し、前記
磁場が外部の制御回路基板に伝達されることを遮断することができる。遮蔽材540はフ
ェライトシート(ferrite sheet)で具現されてもよいが、本発明の範囲は
これに限定されない。
金属シート550は、送信コイルモジュール500の形状を維持させ、コイルで発生した
熱を外部に放出できるようにする放熱板の機能を果たすことができる。金属シート550
はアルミニウム(Al)を含むように具現されてもよいが、本発明の範囲はこれに限定さ
れない。
遮蔽材540と金属シート550は、コイルフレーム520の内部に配置されてもよい。
コネクタ560は、コイル510,530−1,530−2がコイルフレーム520を介
して外部の制御回路基板に接続され得るようにする。
本明細書において、上部は、無線電力受信機が載置され得るインターフェース表面に相対
的に近い側を意味し得る。
図6乃至図10のそれぞれは、本発明の一実施例に係る送信コイルモジュールを製造する
方法を説明するための図である。
図6乃至図10を参照すると、第1ステップS10として、上部コイル510が、コイル
フレーム520で上部コイル510に対応する空間に挿入され得る。
このような挿入工程を説明する前に、コイルフレーム520の細部構成についてまず説明
する。
コイルフレーム520は、固定孔521、支持板522−1〜522−3、中央固定板5
23−1〜523−3、機能孔524−1〜524−3、及びリード線挿入端子525を
含むことができる。
コイルフレーム520は、上部に1つの送信コイル510を挿入できる第1収容部と、下
部に2つの送信コイル530−1,530−2をそれぞれ挿入できる第2収容部及び第3
収容部とを提供することができる。前記第1収容部、前記第2収容部及び前記第3収容部
のそれぞれは、互いに少なくとも一部が重なってもよい。本発明の範囲は、これに限定さ
れるものではなく、上部に2つの送信コイルを挿入し、下部に1つの送信コイルを挿入で
きるように具現されてもよい。
前記第1収容部は、前記第2収容部及び前記第3収容部のそれぞれと重なる領域を含み、
前記重なる領域は、前記第1収容部の全領域の50%以上になるように具現することがで
きる。
固定孔521は、無線電力送信機の他の構成(例えば、制御回路基板)との結着のための
固定手段(例えば、ボルト又はナット)を挿入できるように設けられる。すなわち、送信
コイルモジュール500は、図6乃至図10の製造工程が完了した後、固定孔521を用
いて他の構成と結着することができる。
支持板522−1〜522−3は、コイル510,530−1,530−2を支持すると
同時に、コイル510,530−1,530−2の外郭形状及びサイズによってコイル5
10,530−1,530−2を挿入できる空間を提供することができる。
すなわち、支持板522−1は、上部コイル510を支持すると同時に、第1及び第2下
部コイル530−1,530−2を挿入できる空間を提供する。また、支持板522−2
は、第1下部コイル530−1を支持すると同時に、上部コイル510及び第1下部コイ
ル530−1を挿入できる空間を提供する。なお、支持板522−3は、第2下部コイル
530−2を支持すると同時に、上部コイル510及び第2下部コイル530−2を挿入
できる空間を提供する。
支持板522−1〜522−3は、一体に支持部と呼ぶことができ、前記支持部は前記第
1収容部〜前記第3収容部を取り囲むことができる。中央固定板523−1〜523−3
は、コイル510,530−1,530−2の内側形状及びサイズによってコイル510
,530−1,530−2を挿入できる空間を提供することができる。すなわち、中央固
定板523−1〜523−3のそれぞれは、コイル510,530−1,530−2のそ
れぞれの内側形状に対応する形状を有することができる。
また、第2中央固定板523−2と第3中央固定板523−3の一部は、前記第1収容部
と重なってもよい。そして、第1中央固定板523−1の一部は、前記第2収容部及び前
記第3収容部と重なってもよい。
支持板522−1〜522−3と中央固定板523−1〜523−3は、コイル510,
530−1,530−2が固定され、コイル510,530−1,530−2の間に接触
が発生しないように具現することができる。また、支持板522−1〜522−3、すな
わち、支持部と中央固定板523−1〜523−3は一体型に具現されてもよい。
中央固定板523−1の上部面の高さは支持板522−2,522−3の上部面の高さと
同一であり、中央固定板523−1の厚さは上部コイル510の厚さと同一であってもよ
い。また、支持板522−1の上部面の高さは中央固定板523−1の下部面の高さと同
一であるため、上部コイル510が載置されて固定され得るように空間を提供することが
できる。
同様に、中央固定板523−2,523−3の下部面の高さは支持板522−1の下部面
の高さと同一であり、中央固定板523−2,523−3の厚さは第1及び第2下部コイ
ル530−1,530−2の厚さと同一であってもよい。また、支持板522−2,52
2−3の下部面の高さは中央固定板523−2,523−3の上部面の高さと同一である
ため、第1及び第2下部コイル530−1,530−2が載置されて固定され得るように
空間を提供することができる。
本発明の範囲は、前記の説明に限定されるものではなく、コイルフレーム520は、コイ
ル510,530−1,530−2のリード線がリード線挿入端子525に接続されるた
めの余分な空間をさらに提供することができる。
コイルフレーム520に上部コイル510が挿入されるとき、別途の接着シート(例えば
、両面テープ)による方式、接着力及び絶縁性を有する合成樹脂の塗布方式(ボンディン
グ(bonding)方式)などが用いられてもよいが、本発明の範囲はこれに限定され
ない。
機能孔524−1〜524−3は、コイル510,530−1,530−2に関連する追
加的な情報を取得するために設けられてもよい。例えば、各コイル510,530−1,
530−2の温度に対応する電気信号を出力するサーミスタ(thermistor)が
下部の制御回路基板に含まれてもよく、各サーミスタが機能孔524−1〜524−3を
介して各コイル510,530−1,530−2の温度を感知することができる。
他の実施例によって、機能孔524−1〜524−3は省略されてもよい。
リード線挿入端子525は、コイル510,530−1,530−2の計6個のリード線
が嵌め込まれるように設けられてもよい。螺旋状に具現されるコイル510,530−1
,530−2のそれぞれの内側末端と外側末端には、それぞれリード線が形成されてもよ
い。このようなリード線は、図4に示されたコイルL1の両端に該当するもので、コネク
タ560を介して制御回路基板に接続され得る。
図7で、第2ステップS20として、第1及び第2下部コイル530−1,530−2が
、上部コイル510が装着されたコイルフレーム520aにおいてそれぞれ第1及び第2
下部コイル530−1,530−2に対応する空間に挿入され得る。
他の実施例によって、第2ステップS20は、第1ステップS10よりも先に行われても
よい。
コイルフレーム520aに第1及び第2下部コイル530−1,530−2が挿入される
とき、別途の接着シート(例えば、両面テープ)による方式、接着力及び絶縁性を有する
合成樹脂の塗布方式(ボンディング(bonding)方式)などが用いられてもよいが
、本発明の範囲はこれに限定されない。
図8で、第3ステップS30として、遮蔽材540が、第1及び第2下部コイル530−
1,530−2まで装着されたコイルフレーム520bにおいてコイルフレーム520b
の下部の遮蔽材540に対応する空間に付着され得る。遮蔽材540は、コイル510,
530−1,530−2が配置された平面の面積に対応する面積と形状に具現することが
できる。例えば、遮蔽材540は、コイル510,530−1,530−2が配置された
平面の面積よりも多少大きい面積、及び前記平面とほぼ同一の形状に具現することができ
、これは、遮蔽材540がコイル510,530−1,530−2から放射される磁場を
遮蔽する機能を行うためである。
コイルフレーム520bに遮蔽材540が付着されるとき、別途の接着シート(例えば、
両面テープ)による方式などが用いられてもよいが、本発明の範囲はこれに限定されない
また、遮蔽材540にも、図6で説明した機能孔524−1〜524−3に対応する位置
に同一の機能を行う機能孔541−1〜541−3が設けられてもよい。
図9で、第4ステップS40として、金属シート550が、遮蔽材540まで装着された
コイルフレーム520cにおいてコイルフレーム520cの下部の金属シート550に対
応する空間に付着され得る。金属シート550は、コイルフレーム520の平面面積にお
いて固定孔521とコネクタ560が付着される面積を除いた面積と同一の面積及び形状
に具現することができる。
コイルフレーム520cに金属シート550が付着されるとき、別途の接着シート(例え
ば、両面テープ)による方式などが用いられてもよいが、本発明の範囲はこれに限定され
ない。
また、金属シート550にも、図6で説明した機能孔524−1〜524−3に対応する
位置に同一の機能を行う機能孔551−1〜551−3が設けられてもよい。
図10で、第5ステップS50として、コネクタ560が、金属シート550まで装着さ
れたコイルフレーム520dにおいてコイルフレーム520dの下部のコネクタ560に
対応する空間に付着され得る。コネクタ560の平面面積は、金属シート550で説明さ
れたコネクタ560が付着される面積と同一であってもよい。
コイルフレーム520の一側面は、内側に凹んで(又は陥没)おり、コネクタ560は、
前記凹んだ側面に配置され得る。また、リード線挿入端子525も、前記凹んだ側面に形
成される。
コネクタ560の内側部分はコイルフレーム520dの下部に付着され得、コネクタ56
0の外側部分は上部端子561及び下部端子562を含むことができる。
コネクタ560の内側部分は、コイルフレーム520dのリード線挿入端子525の少な
くとも一部と重なるように(overlapped)付着されてもよい。これによって、
リード線挿入端子525に嵌め込まれたコイル510,530−1,530−2のリード
線が固定され得る。
コネクタ560の上部端子561は、コイルフレーム520に装着されたコイル510,
530−1,530−2のそれぞれのリード線に接続され、コネクタ560の下部端子5
62は、前記制御回路基板の当該端子に接続されてもよい。具体的に、コネクタ560の
上部端子561と下部端子562は、12個のピンとして具現することができ、コイル5
10,530−1,530−2のそれぞれの計6個のリード線は、前記12個のピンのう
ち対応する位置の2個のピンにそれぞれ接続され得る。したがって、下部端子562の1
2個のピンは、隣接するピン同士が前記6個のリード線のいずれか1つに接続され、コイ
ル510,530−1,530−2を前記制御回路基板に接続することができる。
このとき、前記リード線と前記2つのピンとの接続は、レーザー半田付け(laser
solder)方式が用いられてもよいが、本発明の範囲はこれに限定されない。
また、コイルフレーム520dにコネクタ560が付着されるとき、別途の接着シート(
例えば、両面テープ)による方式などが用いられてもよいが、本発明の範囲はこれに限定
されない。
本発明の一実施例に係る送信コイルモジュール500によれば、最適の構造にモジュール
化されたコイルフレームに当該コイルを挿入、付着する簡単な工程のみで最適の性能を有
する送信コイル装置の作製が可能である。
また、コイルのモジュール化を通じて、様々な形態のアプリケーション(例えば、車両用
無線電力送信機、携帯電話充電用無線電力送信機など)に共用で適用可能な送信コイルモ
ジュールの提供が可能である。
なお、送信コイルに様々な規格が存在するが、当該規格のコイルに最適化されたコイルフ
レームを提供することによって、特定の規格のコイルを用いた無線電力送信機の作製時、
当該規格に対応するコイルフレームを用いて、コイルの配置、配線などにかかる設計コス
ト及び時間を低減することができる。
上述した実施例に係る方法は、コンピュータで実行されるためのプログラムとして製作し
て、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納することができ、コンピュータが読み
取り可能な記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッ
ピーディスク、光データ格納装置などがあり、また、キャリアウェーブ(例えば、インタ
ーネットを介した伝送)の形態で具現されることも含む。
コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで接続されたコンピュータシス
テムに分散され、分散方式でコンピュータが読み取り可能なコードが格納され、実行され
てもよい。そして、上述した方法を具現するための機能的な(function)プログ
ラム、コード及びコードセグメントは、実施例の属する技術分野におけるプログラマによ
って容易に推論され得る。
本発明は、本発明の精神及び必須特徴を逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化できる
ことは当業者に自明である。
したがって、上記の詳細な説明はいずれの面においても制約的に解釈してはならず、例示
的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的解釈に
より決定しなければならず、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲
に含まれる。

Claims (22)

  1. 無線で電力を送信するための送信コイルモジュールであって、
    中央領域に中空を有する少なくとも1つの送信コイルと、
    前記少なくとも1つの送信コイルの下部に配置される遮蔽材と、
    前記遮蔽材の下部に配置される金属シートとを含み、
    前記遮蔽材は、前記少なくとも1つの送信コイルの中空に相応する領域に少なくとも1つの機能孔を含む、送信コイルモジュール。
  2. 前記金属シートはアルミニウム(Al)を含む、請求項1に記載の送信コイルモジュール。
  3. 前記金属シートはフェライトシートである、請求項1に記載の送信コイルモジュール。
  4. 前記金属シートは、前記遮蔽材の前記少なくとも1つの機能孔に相応する位置に形成された少なくとも1つの機能孔を含む、請求項1に記載の送信コイルモジュール。
  5. 前記少なくとも1つの送信コイルは、
    上部に配置される上部コイルと、
    前記上部コイルの下部に配置される第1下部コイルと、
    前記上部コイルの下部に配置される第2下部コイルとを含む、請求項4に記載の送信コイルモジュール。
  6. 前記第1下部コイルは、同一平面上で前記第2下部コイルと離隔する、請求項4に記載の送信コイルモジュール。
  7. 前記上部コイルは、前記第1下部コイル及び前記第2下部コイルのそれぞれの一部と重畳する、請求項4に記載の送信コイルモジュール。
  8. 前記少なくとも1つの送信コイルは、螺旋状に巻かれた電線を含み、前記電線の断面は、導電物質及び前記導電物質を取り囲む絶縁物質を含む、請求項1に記載の送信コイルモジュール。
  9. 前記遮蔽材は、前記少なくとも1つの送信コイルから発生した磁場を遮蔽して、前記磁場が外部の制御回路基板に伝達されることを遮断する、請求項1に記載の送信コイルモジュール。
  10. 前記金属シートは、前記少なくとも1つの送信コイルから発生した熱を外部に放出する放熱板である、請求項1に記載の送信コイルモジュール。
  11. 前記遮蔽材の前記少なくとも1つの機能孔を介して前記少なくとも1つの送信コイルの温度情報を感知する、請求項1に記載の送信コイルモジュール。
  12. 前記金属シートの下部に配置される印刷回路基板と、
    前記印刷回路基板上に配置される少なくとも1つのサーミスタとをさらに含み、
    前記少なくとも1つのサーミスタが前記少なくとも1つの送信コイルの温度情報を感知する、請求項11に記載の送信コイルモジュール。
  13. 無線で電力を送信するための送信コイルモジュールであって、
    第1送信コイル及び前記第1送信コイルの下部に配置される第2送信コイルを含む、複数の送信コイルと、
    第1面に形成されて前記第1送信コイルを収容するように構成された第1収容部、及び前記第1面の反対面である第2面に形成されて前記第2送信コイルを収容するように構成された第2収容部を含む、コイルフレームと、
    前記第1送信コイル及び前記第2送信コイルの下部に配置される遮蔽材と、
    前記遮蔽材の下部に配置される金属シートと
    を含み、
    前記コイルフレームは、枠部に固定手段を収容するための少なくとも1つの固定孔をさらに含む、送信コイルモジュール。
  14. 前記第1収容部及び前記第2収容部は、前記第1送信コイル及び前記第2送信コイルの厚さと同じ深さを有する、請求項13に記載の送信コイルモジュール。
  15. 前記第1収容部の一部と前記第2収容部の一部とが互いに重畳する、請求項13に記載の送信コイルモジュール。
  16. 前記第1送信コイル及び前記第2送信コイルは重畳部で互いに重畳する、請求項13に記載の送信コイルモジュール。
  17. 前記第1収容部に挿入された前記第1送信コイルと、前記第2収容部に挿入された前記第2送信コイルとは前記重畳部で互いに接触する、請求項16に記載の送信コイルモジュール。
  18. 前記重畳部の一部が前記コイルフレームを貫通するように形成されて、前記第1収容部に配置された前記第1送信コイルの一部と、前記第2収容部に配置された第2送信コイルの一部とが互いに直接接触する、請求項16に記載の送信コイルモジュール。
  19. 前記第1収容部及び前記第2収容部は、それぞれ、前記第1収容部の中央部に形成された第1中央固定板及び前記第2収容部の中央部に形成された第2中央固定板を含み、前記第1収容部の前記第1中央固定板は、前記第1送信コイルの中空に相応する位置に配置され、前記第2収容部の前記第2中央固定板は、前記第2送信コイルの中空に相応する位置に配置される、請求項13に記載の送信コイルモジュール。
  20. 前記第1収容部の前記第1中央固定板の一部が、前記第2収容部に配置された前記第2送信コイルの一部と直接接触して、前記第2収容部に配置された前記第2送信コイルの一部を支持し、
    前記第2収容部に形成された前記第2中央固定板の一部が、前記第1収容部に配置された前記第1送信コイルの一部と直接接触して、前記第1収容部に配置された前記第1送信コイルの一部を支持する、請求項19に記載の送信コイルモジュール。
  21. 前記コイルフレームは強化プラスチックを含む、請求項13に記載の送信コイルモジュール。
  22. 前記第1送信コイルの下部に配置される第3送信コイルをさらに含み、
    前記コイルフレームは、前記コイルフレームの前記第2面に形成されて前記第3送信コイルを収容するように構成された第3収容部をさらに含む、請求項13に記載の送信コイルモジュール。
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