JP2018142482A - 放電ランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】放電ランプにおいて、効果的に放熱を行って電極温度を抑える。【解決手段】電極30において、後端側部材32に筒状凹部40を先端側に向けて形成し、先端側部材34に柱状部50を同軸的に形成する。筒状凹部40は柱状部50を収容するとともに、その間に軸方向Xおよび軸垂直方向に沿って隙間60が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、一対の電極を備えた放電ランプに関し、特に、電極の内部構造に関する。
放電ランプは、点灯中に電極先端部が高温となり、タングステンなどの電極材料が溶融、蒸発し、放電管が黒化して、ランプ出力低下を招く。電極先端部の過熱を防ぐため、耐久性のある金属から成る電極先端部と、熱伝導性のより高い金属から成る胴体部とを別々に成形し、固相接合などによって接合する。例えば、SPSなどの固相接合によって電極を構成することができる(特許文献1参照)。複数の部材を接合して電極を構成することによって、電極が大型化しても耐久性を持たせることができると同時に、熱伝導性の優れた電極を構成することができる。
特許第5472915号公報
近年、露光対象物の大型化、スループット向上のためにランプの高出力化(大電力化)が求められている。これに伴ってランプ点灯中の電極温度も高くなり、単に先端側部材と胴体部側部材とを固相接合するだけでは、電極過熱を効果的に抑えることが難しい。
したがって、放電ランプの点灯中、電極の温度上昇を効果的に抑えることができる電極構造が求められる。
本発明の放電ランプは、放電管と、放電管内に対向配置される一対の電極とを備え、少なくとも一方の電極が、軸方向に沿った筒状凹部と、筒状凹部に同軸的に位置する柱状部と、少なくとも柱状部の側面周囲に軸方向に沿って形成される放熱空間と、柱状部の表面に形成される放熱部とを備える。
放熱空間は、筒状凹部と柱状部との間に形成される空間であり、伝熱体のような部材を設けず、空間で満たすように構成することができる。例えば放熱空間は、幅の狭い隙間として形成することが可能である。柱状部の直径Rと筒状凹部の直径Dが、0.34D≦R≦0.95Dを満たすようにすればよい。また、軸垂直方向放熱空間の軸方向幅が、柱状部の高さより小さくすることができる。一方で、柱状部幅よりも大きな放熱空間を形成することも可能である。例えば、柱状部の直径Rと筒状凹部の直径Dが、R<0.34Dを満たすように、放熱空間を形成することが可能である。
放熱空間としては、筒状凹部の底面と柱状部の端面との間に、軸垂直方向に沿って軸垂直方向放熱空間を形成することも可能である。例えば放熱空間は、有底管状あるいは有底筒状に構成することができる。
放熱部を柱状部の側面に形成し、さらに柱状部の端面に形成される端面側放熱部を備える構成も可能である。さらに、少なくとも一方の電極表面に形成され、少なくとも一部が軸方向に関して放熱部と同じ位置にある外側放熱部をさらに備えた構成にすることも可能である。
放熱空間と少なくとも一方の電極の表面とを空間的に繋ぐ貫通孔を、さらに形成することも可能である。この場合、柱状部が、軸方向に沿って径が変化し、筒状凹部が、その形状に応じた凹形状を有することで、強度に特徴を持たせた電極を構成することができる。
少なくとも一方の電極は、筒状凹部を形成した第1固体部材と、第1固体部材もしくは第1固体部材と接合する中間部材と接合し、柱状部を形成した第2固体部材とを備える構成にすることが可能である。例えば、筒状凹部が、電極支持棒と繋がる後端側部材(第1固体部材)に形成され、柱状部が、電極先端面を有する先端側部材(第2固体部材)と繋がっている。あるいは、筒状凹部が、電極先端面を有する先端側部材(第1固体部材)に形成され、柱状部が、電極支持棒もしくは電極支持棒と繋がる後端側部材(第2固体部材)に形成されている。柱状部は、筒状凹部と一体的に形成もしくは接合していればよい。
本発明の他の態様における放電ランプは、放電管と、放電管内に対向配置される一対の電極とを備え、少なくとも一方の電極が、軸方向に沿った筒状凹部と、筒状凹部に同軸的に収容される柱状部と、柱状部の側面周囲に軸方向に沿って形成され、密閉された放熱空間とを備える。
本発明の他の態様における放電ランプは、放電管と、放電管内に対向配置される一対の電極とを備え、少なくとも一方の電極が、電極支持棒と繋がり、軸方向に沿った筒状凹部を形成した後端側部材と、後端側部材もしくは後端側部材と接合する中間部材と接合し、筒状凹部に同軸的に収容される柱状部を形成した先端側部材と、少なくとも柱状部の側面周囲に軸方向に沿って形成される放熱空間と、筒状凹部の底面と柱状部の端面との間に軸垂直方向に沿って形成されている軸垂直方向放熱空間と、柱状部の表面に形成される放熱部とを備え、放電による熱の少なくとも一部は、柱状部の放熱部から放熱空間に放熱し、筒状凹部を経由して後端側部材に伝わる。また、本発明の他の態様における放電ランプの製造方法は、柱状の後端側固体部材に対して筒状凹部を軸中心に形成し、電極先端面を有する柱状の先端側固体部材に対し、筒状凹部よりもサイズが小さい柱状部を軸中心に形成し、柱状部の側面には放熱部を形成し、筒状凹部に柱状部が収容されるように、先端側固体部材と後端側固体部材とを接合する。
本発明によれば、放電ランプにおいて、効果的に放熱を行って電極温度を抑えることができる。
第1の実施形態である放電ランプの平面図である。 本実施形態の電極の概略的断面図である。 第2の実施形態である電極の概略的断面図である。 第3の実施形態である電極の概略的断面図である。 第4の実施形態である電極の概略的断面図である。 第5の実施形態である電極の概略的断面図である。 第6の実施形態である電極の概略的断面図である。 第5、6の実施形態である電極の変形例の概略的断面図である。 第7の実施形態である電極の概略的断面図である。 第8の実施形態である電極の概略的断面図である。 第9の実施形態である放電ランプの電極の概略的断面図である。 第9の実施形態の電極の変形例の概略的断面図である。 第10の実施形態である放電ランプの電極の概略的断面図である。 第11の実施形態である放電ランプの電極の概略的断面図である。 第12の実施形態である放電ランプの電極の概略的断面図である。 第13の実施形態である放電ランプの電極の概略的断面図である。 第14の実施形態である放電ランプの電極の概略的断面図である。 実施例と比較例の電極先端からの温度変化を示したグラフである。
以下では、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態である放電ランプの平面図である。
ショートアーク型放電ランプ10は、高輝度の光を出力可能な大型放電ランプであり、透明な石英ガラス製の略球状放電管(発光管)12を備え、放電管12内には、タングステン製の一対の電極20、30が対向配置される。放電管12の両側には、石英ガラス製の封止管13A、13Bが放電管12と連設し、一体的に形成されている。放電管12内の放電空間DSには、水銀とハロゲンやアルゴンガスなどの希ガスが封入されている。
陰極である電極20は電極支持棒17Aによって支持されている。封止管13Aには、電極支持棒17Aが挿通されるガラス管(図示せず)と、外部電源と接続するリード棒15Aと、電極支持棒17Aとリード棒15Aを接続する金属箔16Aなどが封止されている。陽極である電極30についても同様に、電極支持棒17Bが挿通されるガラス管(図示せず)、金属箔16B、リード棒15Bなどのマウント部品が封止されている。また、封止管13A、13Bの端部には、口金19A、19Bがそれぞれ取り付けられている。
一対の電極20、30に電圧が印加されると、電極20、30の間でアーク放電が発生し、放電管12の外部に向けて光が放射される。ここでは、1kW以上の電力が投入される。放電管12から放射された光は、反射鏡(図示せず)によって所定方向へ導かれる。例えば露光装置に放電ランプ10が組み込まれた場合、放射光はパターン光となって基板などに照射される。
図2は、本実施形態の電極30の概略的断面図である。なお、電極20についても同様の構造にすることが可能である。
電極30は、電極支持棒17Bと繋がる後端側部材32と、電極先端面30Sを有する先端側部材34からなり、後端側部材32と先端側部材34を接合することで電極30が構成されている。ここでは、後端側部材32と先端側部材34がSPSなどの固相接合によって接合されている。
後端側部材32は、軸方向X(以下では、電極軸Xともいう)に沿って厚さ一定の円柱状部材であり、電極先端側に向けて筒状凹部40が同軸的に形成されている。先端側部材34では、円錐台部分から電極支持棒側に向けて柱状部50(ここでは円柱状)が筒状凹部40に対して同軸的に形成、位置されている。後端側部材32は、その端部32Eにおいて、先端側部材34の端部34Eと固相接合している。
筒状凹部40と柱状部50との間には、軸方向Xおよびそれに垂直な軸垂直方向に沿って、隙間60が柱状部50の周囲全体に渡って形成されている。ここでは、軸垂直方向に沿った隙間部分を60D、軸方向Xに沿った隙間部分を60Vとしている。隙間部分60D、60Vは空間的に繋がっている。
隙間部分60Vの径方向幅W、すなわち柱状部50の側面50Sと筒状凹部40の側面40Sの径方向距離間隔は、柱状部50の直径Rと比べて短い(W<R)。隙間部分60Dの軸方向幅Tは、ここでは隙間部分60Vの径方向幅Wと同じ幅であり、柱状部50の高さHよりも短い(T<H)。隙間60は、電極30内に形成されて密閉空間となっており、有底管状の空間を形成している。
ここでは、径方向幅W、軸方向幅Tは、それぞれ柱状部50の直径R、高さHと比べて十分短く、柱状部50の側面50S、端面50Eは、それぞれ筒状凹部40の側面40S、底面40Bに近接し、隙間60が形成するスペースの容積は、柱状部50の体積よりも小さい。また、隙間60には、伝熱体のような部材は設けられていない。
柱状部50の表面(ここでは側面50S)には、放熱構造(放熱部)70として凹部が周方向に沿って周全体に形成されており、また、軸方向Xに柱状部50の高さHに応じた長さをもって形成されている。この放熱構造は周方向に沿って隙間60で覆われている。放熱構造70は、例えば熱による溶融や切削加工などの既知の手段によって形成することができる。ただし、凹部以外の構成によって放熱構造(放熱部)を実現してもよく、放熱素材(例えば炭化膜や酸化膜の放熱層)などで側面50Sを覆うように構成してもよい。また、カーボンナノチューブのような放射率の高い部材も適用できる。このような、放熱性を向上させる領域を放熱部とする。
ランプ点灯中、電極の先端側部材34の温度が上昇し、電極先端側部材34の熱が柱状部50に伝わる。そして柱状部50の熱は、柱状部50の側面50S、端面50Eから隙間60に対して放射される。その結果、電極先端側部材34の熱は、後端側部材32に対して軸方向Xだけでなく軸垂直方向にも伝わることとなる。後端側部材32に移動した熱は、電極外表面30Mから放電空間DSへ、また電極支持棒17B側へ伝わる。
このように本実施形態によれば、電極30において、後端側部材32に筒状凹部40を先端側に向けて形成し、電極先端側部材34に柱状部50を同軸的に形成する。筒状凹部40は柱状部50を収容するとともに、その間に軸方向Xおよび軸垂直方向に沿って隙間60が形成されている。
放熱空間として機能する隙間60を設けることにより、電極先端側の過熱を抑えることができる。特に、隙間60へ放熱する部分の形状を柱状部50として形成することによって表面積が増え、電極の温度上昇を効果的に抑えることができる。また、隙間60が、電極軸Xに対して対称的な有底管状空間として形成されることにより、柱状部50の軸方向Xと軸垂直方向、周方向に関して均等に放熱することができ、電極30からの放熱に対しても偏った放熱を防ぐことができる。
また、隙間部分(軸垂直方向放熱空間)60Dの軸方向幅Tは柱状部50の高さHよりも小さい(T<H)。これによって、隙間60における軸方向Xに関して冷却効果が向上する。また柱状部50(端面50E)から筒状凹部40(底面40B)を経由して後端側部材32へ熱を速やかに輸送することができる。一方、隙間部分60Vの径方向幅Wは、柱状部50の直径Rよりも小さく定められている(W<R)。これによって、柱状部50(側面50S)の熱が筒状凹部40(側面40S)を経由して後端側部材32へ伝わりやすくなる。
隙間部分60Vの径方向幅W(=(D−R)/2)に関しては、以下の式をR、Dが満たすように定めればよい。ただし、Dは筒状凹部40の直径を表す。

0.34D≦R≦0.95D ・・・・・(1)

柱状部50の直径Rが0.34Dより小さい場合、柱状部が細すぎて熱容量が確保されない。0.34D以上にすることで、熱容量を確保し、柱状部50の熱が筒状凹部40を経由して後端側部材32へ伝わりやすくなる。この場合、0.5Dより大きくすることも可能である。一方、直径Rが0.95Dより大きい場合、ランプ点灯中に柱状部50が熱膨張して筒状凹部40に接触する可能性がある。
さらに本実施形態では、放熱機能を備えた隙間60を形成するだけでなく、放熱構造70が柱状部50の側面50Sに形成されている。特に、この放熱構造は周方向を隙間60で覆われており、その機能を阻害されることがない。これによって、電極先端側の熱を隙間(放熱空間)60へ効果的に放熱することができる。また、空間で満たされた隙間60を形成することで電極30を軽量化することができる。なお、隙間60においては、特に限定しないが、真空状態や、希ガスなどの不活性ガスが入っていてもよい。熱放射や、対流による効果を得ることができる。ガスを封入する場合は、点灯時を考慮したガス圧を適宜定める。なお、柱状部50、筒状凹部40はともに断面円形状であるが、それ以外の断面形状(例えば角形)であってもよい。
このような電極30の製造方法として、例えば、切削加工によって、後端側部材32となる柱状の後端側固体部材に対して筒状凹部を軸中心に形成する。また、電極先端面を有し、先端側部材34となる柱状の先端側固体部材に対し、筒状凹部よりも軸及び径方向にサイズが小さい柱状部を軸中心に形成し、その柱状部の側面には放熱部を形成する。そして、筒状凹部に柱状部が収容、位置されるように、先端側固体部材と後端側固体部材とを接合(SPS)するようにすればよい。最後に、切削加工などの加工処理を施すことにより、所望のサイズ、形状をもつ電極30が製造される。
次に、図3を用いて、第2の実施形態である放電ランプについて説明する。第2の実施形態では、電極表面に放熱構造(外側放熱部)が形成されている。
図3は、第2の実施形態である電極の概略的断面図である。電極30には、軸方向Xに所定長さJ2をもつ放熱構造80が電極外表面30Mの周全体に形成されている。放熱構造80の形成位置は、放熱構造70の形成位置に対応し、軸方向Xに関して放熱構造70の長さJ1の範囲に収まっている。このように内側と外側の二重放熱構造にすることによって、電極先端側の熱を電極内部から外部へ効率よく放熱し、さらに電極温度を抑えることができる。
次に、図4を用いて、第3の実施形態である放電ランプについて説明する。第3の実施形態では、柱状部の端面に放熱構造(端面側放熱部)が形成されている。
図4は、第3の実施形態である電極の概略的断面図である。柱状部50の端面50Eには、放熱構造90が、いくつもの環状となって中心部の周りに(周方向に)形成されている。このように放熱構造90を形成することにより、電極温度を抑制でき、電極支持棒17B側へ熱をより効果的に輸送することができる。なお、放熱構造90については径方向に形成してもよい。
次に、図5を用いて、第4の実施形態である放電ランプについて説明する。第4の実施形態では、黒化抑制体を電極表面に投射した構造が採用されている。
図5は、第4の実施形態である電極の概略的断面図である。電極外表面30Mの電極支持棒17B付近には、アルミナなどの金属酸化物85(黒化抑制体)がブラスト処理されている。また、先端側部材34の縮径面34Tに放熱構造95が形成されている。このような構成によって、放電管12の黒化を抑制し、また電極温度を抑えることができる。
次に、図6を用いて、第5の実施形態である放電ランプについて説明する。第5の実施形態では、隙間と電極外部との空間を繋ぐ貫通孔が形成されている。
図6は、第5の実施形態である電極の概略的断面図である。電極30には、隙間(放熱空間)60と電極外表面30Mとを連通する一対の貫通孔110A、110Bが対称的な位置に形成されている。一対の貫通孔110A、110Bは、柱状部50の端面50E付近と対向する孔端部が形成され、また、電極表面側端部が電極内部側端部よりも高い位置(電極支持棒側)になるように、軸方向Xに対して傾斜した空間を電極内部に形成する。このような貫通孔110A、110Bにより、放電空間DS中の流体(希ガスやハロゲンガス、水銀蒸気)が貫通孔110A、110Bを通じて流入、流出し、柱状部50や隙間60の熱を外部に逃すことができる。また、表面積も増加するため、さらに放熱効果が高まる。
また、後端側部材32と先端側部材34を固相接合するとき、この貫通孔110A、110Bから隙間60の残留ガスを抜くことができる。残留ガスは、接合面劣化による接合強度低下を招き、また、残留ガスが残ってランプ点灯中に放電空間に放出されると、始動性悪化、電極酸化、アークの揺らぎなどを生じさせるが、残留ガスをランプ製造工程中に取り除くことによって、電極耐久性、ランプ特性を維持することができる。なお、貫通孔の数、孔径、位置、軸方向Xに対する孔の形成角度は、ランプサイズ、電極サイズなどに応じて適宜定められる。
次に、図7を用いて、第6の実施形態である放電ランプについて説明する。第6の実施形態では、柱状部が軸方向に沿って径が変化する円錐台状に形成され、隙間もそれに合わせた形状になっている。
図7は、第6の実施形態である電極30の概略的断面図である。柱状部50’は、側面50’Sが円錐台形状になっており、端面50’Eに向けて縮径している。隙間60’は、柱状部50’の形状に応じた断面V字型の空間形状になっており、軸方向幅Wが一定となるように、電極先端側に向けて末広がりとなる有底管状の空間を形成している。言い換えれば、筒状凹部40’が、柱状部50’に応じた凹形状になっている。
このような筒状凹部40’を形成することによって、貫通孔120A、120B付近の電極外表面30Mから隙間60’までの距離間隔B1が、接合面付近の距離間隔B2よりも大きくなる。すなわち、後端側部材32の貫通孔付近の肉厚が接合面付近の肉厚と比べて大きくなる。
電極製造時、貫通孔を形成後にSPSなどによって固相接合を行う。貫通孔の影響で強度が低下するため、接合時の加圧に耐えられず、曲げや変形が生じる恐れがあるが、貫通孔付近の肉厚を厚くすることにより、強度が維持されて接合時の変形を抑えることができる。また、電極支持棒側に向けて末広がるように断面逆V字型の隙間を形成してもよい。接合面積増加によって、接合強度を増すことができる。なお、図8に示すように、電極表面側端部が電極内部側端部よりも低い位置になるような軸方向Xに対して傾斜した貫通孔130A、130Bを隙間60の電極先端側に対し設けるようにしてもよい。
次に、図9を用いて、第7の実施形態である放電ランプについて説明する。第7の実施形態では、柱状部の体積よりも放熱空間の容積の方が大きい。
図9は、第7の実施形態である電極30の概略的断面図である。ここでは、柱状部50の径Rが、筒状凹部40の径Dに対して、0.34Dよりも小さい(R<0.34D)。すなわち、電極内に十分なスペースをとる放熱空間(隙間)160が形成される。このような構成でも、電極の温度を抑えることができる。
なお、柱状部50の体積が小さいため、第5、6の実施形態のように貫通孔を設けるのがよい。これにより、熱容量の低い柱状部50でも放熱を効果的に行うことができる。また、放熱空間160のスペースが大きいため、貫通孔を通じて放電空間内の流体(希ガスなど)が流入、流出しやすくなり、効率よく電極温度を下げることができる。
次に、図10を用いて第8の実施形態である放電ランプについて説明する。第8の実施形態では、筒状凹部が軸方向に沿って空間を形成する一方、柱状部が円錐台形状に形成されている。
図10は、第8の実施形態である電極30の概略的断面図である。筒状凹部40が軸方向Xに沿って延びる一方、柱状部50は円錐台形状に形成されている。ここでは、放熱を効果的に行うことができるため、放熱部(放熱構造)70の上端部における軸垂直方向に沿った径(放熱構造が形成された範囲における最小径であり、図中の点線矢印参照)R、Dが上記式を満たすように定められている。なお、柱状部50の形状は円錐台形状以外でも可能であり、軸方向Xに沿って径を変化させてもよい。
第1〜第8の実施形態では、柱状部50は電極先端面30Sを有する先端側部材34と一体的に(同一部材で)形成され繋がっているが、別に成形して接合してもよい。
図11は、第9の実施形態である放電ランプの電極30の概略的断面図である。図12は、第9の実施形態の電極30の変形例の概略的断面図である。図11では、柱状部50が、円錐台形状の先端側部材34と別部材で形成されており、SPSなどによって固相接合されている。柱状部50を、放熱部として機能する放射率や熱伝導率の高い材料(例えばセラミックス)で形成することや、軽量の材料(例えばモリブデン)で形成することが可能である。図12では、先端側部材34と後端側部材32との間に介在する中間部材33に柱状部50”が形成されている。中間部材33は、例えばレニウム、タンタル、モリブデン、あるいはこれらの合金で構成すると、接合強度を高めることができる。
第1〜第9の実施形態では、筒状凹部と柱状部に関し、軸垂直方向に沿って隙間部分(軸垂直方向放熱空間)が形成されていたが、そのように構成しなくてもよい。
図13は、第10の実施形態である放電ランプの電極30の概略的断面図である。柱状部50が筒状凹部40の底面40Bと接し、柱状部50の側面周囲に軸方向Xに沿った隙間が形成されているが、軸垂直方向に沿った隙間が形成されていない。このような構成でも、電極支持棒側へ熱をより効果的に輸送し、電極温度を抑えることができる。
次に、図14を用いて第11の実施形態について説明する。第11の実施形態では、先端側部材に筒状凹部、後端側部材に柱状部が形成されている。
図14は、第11の実施形態である放電ランプの電極の概略的断面図である。電極130の後端側部材132には、柱状部150が一体的に形成されている。この柱状部150を収容するように、筒状凹部140が先端側部材134に形成されている。そして、柱状部150と筒状凹部140との間には、有底管状の密閉空間となる隙間160’が形成されている。また、柱状部150には、放熱構造170が形成されており、電極表面130Mには、外側の放熱構造180が形成されている。このような構成でも、電極温度を抑えることができる。なお、第5の実施形態のように貫通孔を形成してもよい。
次に、図15を用いて、第12の実施形態について説明する。第12の実施形態では、隙間が密閉空間ではなく、電極外部と空間的に繋がっているとともに、柱状部と筒状凹部とが繋がっている。それ以外の構成については、第11の実施形態と同じである。
図15は、第12の実施形態である放電ランプの電極の概略的断面図である。電極1300は、電極先端面1300Sを有する先端側部材1340に筒状凹部1400が形成されている。そして、電極支持棒17Bと繋がった柱状の後端側部材1320が筒状凹部1400の底面1400Bと固相接合している。
柱状部1500は筒状凹部1400に収容されており、その端面1500Eは筒状凹部1400から突出していない。そして、電極外部と空間的に繋がる管状の隙間1600が柱状部1500と筒状凹部1400との間に形成されている。また、柱状部1500に放熱構造1700が形成される一方、電極外表面1300Mには外側の放熱構造1800が形成されている。
隙間1600が電極外部と空間的に繋がることで、ランプ点灯中の熱を電極外部に逃がすことができる。また、柱状部1500が電極先端側と繋がっているため、ランプ点灯中、高温となる電極先端面1300Sの熱が柱状部1500と電極支持棒17Bへ効率よく伝わり、放熱させることができる。また、柱状部1500が筒状凹部1400に収まっているため、隙間1600を介して先端側部材1340へ多くの熱が伝わる。そして、隙間1600、先端側部材1340へ移動する過程で熱の温度は下がるため、電極1300から比較的低い温度の熱が放出される(矢印参照)。これによって、電極1300全体の温度低下に寄与する。さらに、柱状部1500が過度に長くならないため、軽量化に貢献する。なお、柱状部1500の端面1500Eに放熱構造を形成してもよい。
図15では、後端側部材1320が柱状部1500としても形成されており、その柱状部1500に電極支持棒17Bが繋がる構成であったが、電極支持棒そのものを柱状部として構成してもよい。
図16は、第13の実施形態である放電ランプの電極の概略的断面図である。電極1300は、筒状凹部1400が形成された先端側部材1340に対し、電極支持棒1700Bが接合されている。したがって、電極支持棒1700Bは、後端側部材1320として、また柱状部1500として形成もされている。そして、隙間1600が柱状部1500と筒状凹部1400との間に形成されている。このような構成でも、電極温度を抑え、特に軽量化の効果が大きい。また、十分なスペースの隙間1600を形成しているため、筒状凹部1400の側面にも放熱構造を形成し、さらに放熱効果を高めてもよい。
図17は、第14の実施形態である放電ランプの電極の概略的断面図である。電極1300は、先端側部材1340と後端側部材1320があらかじめ一体的に形成されている。それ以外の構成と効果については、第12の実施形態と同じである。
なお、ショートアーク型放電ランプ以外の放電ランプに対して適用することも可能であるが、電極の温度上昇を抑えることができることから、1kW以上の比較的大きな電力の放電ランプに好適である。また、接合方法は固相接合(SPS、HPなど)が好適だが、他の接合方法(例えば溶融接合)も適用できる。接合の際、先端側部材と後端側部材との間に中間部材を挟み、接合面間の密着化をしてもよい。さらに、柱状部や先端側部材、後端側部材は、タングステンやモリブデン、あるいはこれらの合金、セラミックなどでもよく、またエミッターを含有させてもよく、適宜選択できる。
以下では、第1実施形態に対応する電極の実施例について説明する。
実施例の放電ランプは、全長を60mm、柱状部の直径Rを20mm、筒状凹部の直径Dを24mm、径方向幅Wを2mmとし、上記W<Rを満たす隙間を形成した電極をモデル化したものである。アークから受ける温度に基づいて、計算機による放電ランプ点灯時の電極先端から軸方向Xにおける中心部の温度変化のシミュレーションを行った。また、比較例として、隙間を設けていない構成以外については実施例と同じ電極をモデル化し、同様に温度変化のシミュレーションを行った。
図18は、実施例と比較例の電極先端からの温度変化を示したグラフである。ここでは、電極先端を最高温度(100%)とし、電極先端からの電極中心部の温度変化を調べた。図18に示すように、実施例の電極は、比較例と比べ、電極先端から離れるにつれて温度低下が非常に大きいことが確認された。
10 放電ランプ
30 電極(陽極)
32 後端側部材
34 先端側部材
40 筒状凹部
50 柱状部
60 隙間(放熱空間)
70 放熱部(放熱構造)

Claims (16)

  1. 放電管と、
    前記放電管内に対向配置される一対の電極とを備え、
    少なくとも一方の電極が、
    軸方向に沿った筒状凹部と、
    前記筒状凹部に同軸的に位置する柱状部と、
    少なくとも前記柱状部の側面周囲に軸方向に沿って形成される放熱空間と、
    前記柱状部の表面に形成される放熱部と、
    を備えたことを特徴とする放電ランプ。
  2. 前記放熱空間が、前記筒状凹部の底面と前記柱状部の端面との間に軸垂直方向に沿って形成されている軸垂直方向放熱空間をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ。
  3. 前記放熱部は、前記柱状部の側面に形成されており、
    前記柱状部の端面に形成される端面側放熱部を、さらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の放電ランプ。
  4. 前記少なくとも一方の電極表面に形成され、少なくとも一部が軸方向に関して前記放熱部と同じ位置にある外側放熱部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の放電ランプ。
  5. 前記放熱空間と前記少なくとも一方の電極の表面とを空間的に繋ぐ貫通孔が、さらに形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の放電ランプ。
  6. 前記柱状部が、軸方向に沿って径が変化し、
    前記筒状凹部が、その形状に応じた凹形状を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の放電ランプ。
  7. 前記柱状部の直径Rと前記筒状凹部の直径Dが、以下の式を満たすことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の放電ランプ。

    0.34D≦R≦0.95D
  8. 前記軸垂直方向放熱空間の軸方向幅が、前記柱状部の高さより小さいことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の放電ランプ。
  9. 前記柱状部の直径Rと前記筒状凹部の直径Dが、R<0.34Dを満たすことを特徴とする請求項5に記載の放電ランプ。
  10. 前記少なくとも一方の電極が、
    前記筒状凹部を形成した第1固体部材と、
    前記第1固体部材もしくは前記第1固体部材と接合する中間部材と接合し、前記柱状部を形成した第2固体部材とを有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の放電ランプ。
  11. 前記筒状凹部が、電極支持棒と繋がる後端側部材に形成され、
    前記柱状部が、電極先端面を有する先端側部材と繋がっていることを特徴とする請求項10に記載の放電ランプ。
  12. 前記筒状凹部が、電極先端面を有する先端側部材に形成され、
    前記柱状部が、電極支持棒もしくは前記電極支持棒と繋がる後端側部材に形成されていることを特徴とする請求項10に記載の放電ランプ。
  13. 前記柱状部が、前記筒状凹部と一体的に形成もしくは接合していることを特徴とする請求項12に記載の放電ランプ。
  14. 放電管と、
    前記放電管内に対向配置される一対の電極とを備え、
    少なくとも一方の電極が、
    軸方向に沿った筒状凹部と、
    前記筒状凹部に同軸的に収容される柱状部と、
    前記柱状部の側面周囲に軸方向に沿って形成され、密閉された放熱空間とを備えることを特徴とする放電ランプ。
  15. 放電管と、
    前記放電管内に対向配置される一対の電極とを備え、
    少なくとも一方の電極が、
    電極支持棒と繋がり、軸方向に沿った筒状凹部を形成した後端側部材と、
    前記後端側部材もしくは前記後端側部材と接合する中間部材と接合し、前記筒状凹部に同軸的に収容される柱状部を形成した先端側部材と、
    少なくとも前記柱状部の側面周囲に軸方向に沿って形成される放熱空間と、
    前記筒状凹部の底面と前記柱状部の端面との間に軸垂直方向に沿って形成されている軸垂直方向放熱空間と、
    前記柱状部の表面に形成される放熱部とを備え、
    放電による熱の少なくとも一部は、前記柱状部の放熱部から前記放熱空間に放熱し、前記筒状凹部を経由して前記後端側部材に伝わることを特徴とする放電ランプ。
  16. 柱状の後端側固体部材に対して筒状凹部を軸中心に形成し、
    電極先端面を有する柱状の先端側固体部材に対し、前記筒状凹部よりもサイズが小さい柱状部を軸中心に形成し、前記柱状部の側面には放熱部を形成し、
    前記筒状凹部に前記柱状部が収容されるように、前記先端側固体部材と前記後端側固体部材とを接合することを特徴とする放電ランプの製造方法。
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