JP2018141963A - 宛名ラベルの作成を支援するシステムおよび方法、宛名台紙の作成を支援するシステムおよび方法、dm封筒の作成を支援するシステムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイレクトメールを受け取った顧客にそれを見る気にさせることができ、これによりダイレクトメールで送られた宣伝広告などの送付物の持つ訴求力を発揮させることができる、ダイレクトメールの宛名ラベルの作成を支援するシステムを得ることを目的とする。【解決手段】送付物に貼り付けられる宛名ラベルの作成を支援するシステム100であって、宛名ラベルに印刷すべき宛名原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、顧客に送付物を見ることを動機付ける動機付け情報とを含むように、宛名原稿を作成することを可能とする宛名原稿作成システム100aと、宛名原稿作成システムによって作成された宛名原稿を台紙に印刷することによって宛名ラベルを作成する宛名原稿印刷システム100bとを備えた。【選択図】図1
Description
本発明は、宛名ラベルの作成を支援するシステムおよび方法、宛名台紙の作成を支援するシステムおよび方法、DM封筒の作成を支援するシステムおよび方法に関する。
従来から、商品の宣伝や販売促進のためにダイレクトメールという手法が用いられている。この手法は、顧客の氏名、住所などのデータをデータベースに登録しておき、登録されている顧客に宛てて商品案内やカタログを送付するというものである。
例えば、特許文献1には、顧客ごとに管理している個人データ(年齢、性別、購買履歴などのデータ)に基づいて、顧客ごとに固有の通信販売用カタログを作成して発送するシステムが開示されている。
ところが、このように顧客ごとに固有の通信販売用カタログをダイレクトメールで送るようにしても、顧客がダイレクトメールを開封しなければ顧客に固有の通信販売用カタログの持つ訴求力が発揮されない。
本発明は、ダイレクトメールを受け取った顧客にそれを見る気にさせることができ、これによりダイレクトメールで送られた宣伝広告などの送付物の持つ訴求力を発揮させることができる宛名ラベルの作成を支援するシステムおよび方法を得ることを目的とする。
本発明に係るシステムは、送付物に貼り付けられる宛名ラベルの作成を支援するシステムであって、前記宛名ラベルに印刷すべき宛名原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、前記顧客に前記送付物を見ることを動機付ける動機付け情報とを含むように、前記宛名原稿を作成することを可能とする宛名原稿作成システムと、前記宛名原稿作成システムによって作成された前記宛名原稿を台紙に印刷することによって前記宛名ラベルを作成する宛名原稿印刷システムとを備えたシステムであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明においては、前記動機付け情報は、カラー印刷されるべき少なくとも1つのカラーコンテンツを含むことが好ましい。
本発明においては、前記動機付け情報は、前記宛名情報に含まれる前記顧客の氏名と同じ氏名を含むことが好ましい。
本発明においては、前記宛名原稿作成システムは、複数の前記顧客に対応する複数の前記宛名原稿に含まれる前記宛名情報および前記動機付け情報を1つの画像データに変換して前記宛名原稿印刷システムに出力する手段を有することが好ましい。
本発明においては、前記送付物は、オフセット印刷により印刷された印刷物であり、前記宛名原稿印刷システムは、前記宛名原稿作成システムから出力された前記1つの画像データに基づいて、前記宛名原稿を前記台紙にオンデマンドで印刷するオンデマンド印刷装置を有することが好ましい。
本発明においては、前記宛名原稿印刷システムは、前記宛名原稿を台紙に印刷することによって得られた前記宛名ラベルを前記送付物に張り付ける貼付手段を有することが好ましい。
本発明にかかる方法は、送付物に貼り付けられる宛名ラベルの作成を支援するシステムにおいて実行される方法であって、前記システムは、宛名原稿作成システムと宛名原稿印刷システムとを備え、前記方法は、前記宛名ラベルに印刷すべき宛名原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、前記顧客に前記送付物を見ることを動機付ける動機付け情報とを含むように、前記宛名原稿作成システムが前記宛名原稿を作成することを可能とすることと、前記宛名原稿印刷システムが、前記宛名原稿作成システムによって作成された前記宛名原稿を台紙に印刷することによって前記宛名ラベルを作成することとを含み、そのことにより上記目的が達成される。
本発明にかかるシステムは、送付物としての宛名台紙の作成を支援するシステムであって、前記宛名台紙に印刷すべき宛名台紙原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、前記顧客に前記送付物を見ることを動機付ける動機付け情報とを含むように、前記宛名台紙原稿を作成することを可能とする宛名台紙原稿作成システムと、前記宛名台紙原稿作成システムによって作成された前記宛名台紙原稿を印刷台紙に印刷することにより前記宛名台紙を作成する宛名台紙原稿印刷システムとを備え、そのことにより上記目的が達成される。
本発明においては、前記宛名台紙原稿作成システムは、前記宛名情報と前記動機付け情報とが前記宛名台紙の同じ面に隣接して印刷されるように前記宛名台紙原稿を作成することを可能とすることが好ましい。
本発明にかかる方法は、送付物としての宛名台紙の作成を支援するシステムにおいて実行される方法であって、前記システムは、宛名台紙原稿作成システムと宛名台紙原稿印刷システムとを備え、前記方法は、前記宛名台紙に印刷すべき宛名台紙原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、前記顧客に前記送付物を見ることを動機付ける動機付け情報とを含むように、前記宛名台紙原稿作成システムが前記宛名台紙原稿を作成することを可能とすることと、前記宛名台紙原稿印刷システムが、前記宛名台紙原稿作成システムによって作成された前記宛名台紙原稿を印刷台紙に印刷することにより前記宛名台紙を作成することとを含み、そのことにより上記目的が達成される。
本発明にかかるシステムは、送付物を封入するための封筒の作成を支援するシステムであって、前記封筒に印刷すべき封筒外装原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、前記顧客に前記封筒に封入されている前記印刷物を見ることを動機付ける動機付け情報とを含むように、前記封筒外装原稿を作成することを可能とする封筒外装原稿作成システムと、前記封筒外装原稿作成システムによって作成された前記封筒外装原稿を印刷台紙に印刷することによって前記封筒を作成する封筒外装原稿印刷システムとを備え、そのことにより上記目的が達成される。
本発明においては、前記封筒外装原稿作成システムは、前記宛名情報と前記動機付け情報とが前記封筒の同じ面に隣接して印刷されるように前記封筒外装原稿を作成することを可能とすることが好ましい。
本発明においては、前記封筒外装原稿印刷システムは、前記封筒外装原稿が印刷された前記印刷台紙から前記封筒の製袋を行うと同時に、前記封筒への前記送付物の封入を行うように構成されていることが好ましい。
本発明にかかる方法は、送付物を封入するための封筒の作成を支援するシステムにおいて実行される方法であって、前記システムは、封筒外装原稿作成システムと封筒外装原稿印刷システムとを備え、前記方法は、前記封筒に印刷すべき封筒外装原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、前記顧客に前記封筒に封入されている前記印刷物を見ることを動機付ける動機付け情報とを含むように、前記封筒外装原稿作成システムが前記封筒外装原稿を作成することを可能とすることと、前記封筒外装原稿印刷システムが、前記封筒外装原稿作成システムによって作成された前記封筒外装原稿を印刷台紙に印刷することによって前記封筒を作成することとを含み、そのことにより上記目的が達成される。
本発明にかかるシステムは、送付物に対するオンデマンド印刷を行うシステムであって、前記送付物は、オフセット印刷により印刷された少なくとも一部のオフセット印刷領域を含み、前記システムは、前記送付物に対してオンデマンド印刷を施す第1の処理、前記送付物に対して貼り付ける宛名ラベルにオンデマンド印刷を施す第2の処理、前記送付物とともに封入される宛名台紙にオンデマンド印刷を施す第3の処理、および前記送付物を封入する封筒に対してオンデマンド印刷を施す第4の処理のうちの少なくとも1つの処理を行うオンデマンド印刷部を有し、そのことにより上記目的が達成される。
本発明においては、前記オンデマンド印刷部は、前記第1の処理〜前記第4の処理のうちの少なくとも1つの処理を実行することにより、前記送付物の宛名情報とともに広告情報を印刷することが好ましい。
本発明においては、前記広告情報は、カラー印刷されるべき少なくとも1つのカラーコンテンツを含むことが好ましい。
本発明においては、前記広告情報は、前記送付物の送り主が運営する自社の広告を示す自社広告情報および送り主以外が運営する他社の広告を示す他社広告情報の少なくとも一方を含むことが好ましい。
本発明にかかる方法は、送付物に対するオンデマンド印刷を行うシステムにおいて実行される方法であって、前記送付物は、オフセット印刷により印刷された少なくとも一部のオフセット印刷領域を含み、前記システムは、オンデマンド印刷部を含み、前記方法は、前記オンデマンド印刷部が、前記送付物に対してオンデマンド印刷を施す第1の処理、前記送付物に対して貼り付ける宛名ラベルにオンデマンド印刷を施す第2の処理、前記送付物とともに封入される宛名台紙にオンデマンド印刷を施す第3の処理、および前記送付物を封入する封筒に対してオンデマンド印刷を施す第4の処理のうちの少なくとも1つの処理を行うことを含み、そのことにより上記目的が達成される。
本発明によれば、ダイレクトメールを受け取った顧客にそれを開封する気にさせることができ、これによりダイレクトメールで送られた宣伝広告などの送付物の持つ訴求力を発揮させることができる宛名ラベルの作成を支援するシステムおよび方法を実現することができる。
当業者であれば、「印刷台紙」、「宛名台紙」などの用語に用いられている「台紙」という用語が、土台として機能するシート状部材を意味するものであり、その材質が紙であるものに限定されないことを容易に理解することが可能である。本願明細書では、この理解に基づき、「台紙」とは、任意の材質のシート状部材をいうものと定義する。すなわち、「台紙」は、紙で作製されることが可能であるが、紙以外の任意の材料(例えば、ビニール、布など)で作製されることも可能である。本願明細書では、「印刷台紙」とは、印刷用のシート状部材をいう。「宛名台紙」とは、宛名が印刷されたシート状部材をいう。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
1.実施形態1
1.1 送付物に貼り付けられる宛名ラベルの作成を支援するシステム
以下の説明では、送付物の一例としてのダイレクトメールを例にとり説明するが、本発明はこれに限定されない。本発明は、ダイレクトメール以外の任意の送付物に適用することが可能である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
1.実施形態1
1.1 送付物に貼り付けられる宛名ラベルの作成を支援するシステム
以下の説明では、送付物の一例としてのダイレクトメールを例にとり説明するが、本発明はこれに限定されない。本発明は、ダイレクトメール以外の任意の送付物に適用することが可能である。
図1は、ダイレクトメールに貼り付けられる宛名ラベルの作成を支援するシステム100の概略構成を示す。
システム100は、依頼者から発送の依頼を受けたダイレクトメールに貼り付けられる宛名ラベルの作成を支援するものである。ここで、ダイレクトメールの発送を行うのは、顧客へのダイレクトメールの発送を管理する部門であり、例えば、企業の一部であってもよいし、あるいはメーリング会社などの企業自体であってもよい。
システム100は、宛名原稿作成システム100aと宛名原稿印刷システム100bとを含む。
宛名原稿作成システム100aは、ダイレクトメールの発送(DM発送)の依頼とともに依頼者から提供される宛名データおよび広告素材データに基づいて宛名ラベルの原稿(宛名原稿)を作成する。宛名原稿11は、宛名データから得られる顧客の宛名を示す宛名情報11aと、広告素材データから得られる顧客に対する広告を示す広告情報11bとを含むように作成される。ここで、広告情報11bには、送付物の開封(送付物を見ること)を動機付ける動機付け情報が含まれている。
動機付け情報は、例えば、個々の顧客に宛てた個別の広告メッセージである。この個別の広告メッセージには、例えば、宛名情報11aに含まれる顧客の氏名と同じ氏名が含まれる。ただし、個別の広告メッセージはこれに限定されるものではなく、宛名情報11aに含まれる顧客の氏名と同じ氏名を含まないものでも、顧客に送付物を開封してみようという気にさせるものであればよく、例えば、ダイレクトメールの送り主が意図した顧客に対する配慮を示す情報を含むものでもよい。
ダイレクトメールの宛名ラベルに広告メッセージが含まれていることで、顧客は広告メッセージに気づきやすく、また、広告メッセージが自己の氏名を含むなど、個々の顧客に個別のメッセージであることで、その広告メッセージが自己に宛てられたものであることがわかる。
このようにダイレクトメールの宛名ラベルに個々の顧客に個別の広告メッセージを含めることで、ダイレクトメールを受け取った顧客に送付物を開封してみようという気にさせることができる。
宛名原稿印刷システム100bは、宛名原稿作成システム100aによって作成された個々の顧客に対する宛名原稿11を一括して印刷することによって複数の顧客に対する宛名ラベルL1を作成する。
以下、図1を参照して、システム100でのデータの流れを説明する。
このシステム100では、宛名ラベルの作成は、宛名ラベルの作成を依頼した依頼者から提供された宛名データおよび広告素材データに基づいて行われる。従って、宛名ラベルL1を作成する時点では、顧客データベース部121には、依頼者から提供された顧客リストが格納されており、素材データベース部122には宛名ラベルに含める広告素材データが格納されている。
顧客リストには、顧客の宛名データと宛名フラグとが含まれており、宛名フラグは顧客の宛名ラベルL1に含める広告素材に関連付けられている。
システムの担当者が端末装置Ssを用いてサーバ装置110aに対して宛名原稿11の作成を指令すると、サーバ装置110aは、顧客リストに基づいて、各顧客に対応する宛名データを顧客データベース部121から取り出し、さらに宛名フラグで関連付けられている広告素材データを素材データベース部122から取り出す。
サーバ装置110aは、それぞれのデータベースから取り出した宛名データと広告素材データとを用いて、宛名情報11aと動機付け情報としての広告情報11bとを含む宛名原稿11を作成する。
この宛名原稿11には、図2(a)に示されるように、顧客の宛名、つまり、ダイレクトメールの送り先である顧客の住所および氏名を示す宛名情報11aと、動機付け情報11bとしての動機付けコンテンツとが含まれる。
従って、宛名原稿11を台紙B1に印刷することにより得られる宛名ラベルL1には、図2(b)に示すように、宛名情報11aが印刷された宛名印刷領域R11aに隣接して、動機付け情報11bが印刷された動機付け情報印刷領域R11bが位置することとなり、動機付け情報11bが顧客の目に留まりやすくなる。なぜなら、ダイレクトメールを受け取った顧客は、宛名ラベルL1の宛名情報11aが印刷された宛名印刷領域R11aには目を通すからである。これにより顧客によるダイレクトメールの開封が促進されることとなる。
なお、動機付けコンテンツの具体的なものとして、例えば、以下の広告素材がある。
ここで、動機付けコンテンツは、個々の顧客に向けた広告素材や顧客への配慮をアピールする素材などにより構成されている。以下はその具体例である。
・顧客毎にお得な商品を紹介するための広告素材A1r(図3(a))およびそれを拡張したワイド広告素材A1w(図3(b))
・顧客毎にポイント失効の予告とともにお得な商品紹介を行うための広告素材A2r(図3(c))およびそれを拡張したワイド広告素材A2w(図3(d))
・担当者の挨拶を含む広告素材B1r(図4(a))およびそれを拡張したワイド広告素材B1wr(図4(b))
・クーポン券を含む広告素材B2r(図4(c))
・顧客にプレゼントが用意されていることを伝える広告素材C1r(図5(a))
・図5(a)に示す広告素材C1rにQRコード(登録商標)を含めた広告素材C2r(図5(b))
・顧客が最後にページで見た商品を推薦する広告素材C3r(図5(c))およびそれを拡張したワイド広告素材C3w(図5(d))
・顧客毎に顧客のポイントで交換できる商品を紹介する広告素材D1r(図6(a))
・広告素材D1rにQRコード(登録商標)を含めた広告素材D1w(図6(b))
・顧客が購入した商品の届け先のリストを用意したことを伝える素材D2r(図6(c))
・顧客への配慮を怠らない企業姿勢をアピールする広告素材D3r(図6(d))
なお、図2(a)に示される宛名原稿11および図2(b)に示す宛名ラベルL1は、縦横の比率が1.7程度の横長形状を有する標準タイプのものである。
・顧客毎にポイント失効の予告とともにお得な商品紹介を行うための広告素材A2r(図3(c))およびそれを拡張したワイド広告素材A2w(図3(d))
・担当者の挨拶を含む広告素材B1r(図4(a))およびそれを拡張したワイド広告素材B1wr(図4(b))
・クーポン券を含む広告素材B2r(図4(c))
・顧客にプレゼントが用意されていることを伝える広告素材C1r(図5(a))
・図5(a)に示す広告素材C1rにQRコード(登録商標)を含めた広告素材C2r(図5(b))
・顧客が最後にページで見た商品を推薦する広告素材C3r(図5(c))およびそれを拡張したワイド広告素材C3w(図5(d))
・顧客毎に顧客のポイントで交換できる商品を紹介する広告素材D1r(図6(a))
・広告素材D1rにQRコード(登録商標)を含めた広告素材D1w(図6(b))
・顧客が購入した商品の届け先のリストを用意したことを伝える素材D2r(図6(c))
・顧客への配慮を怠らない企業姿勢をアピールする広告素材D3r(図6(d))
なお、図2(a)に示される宛名原稿11および図2(b)に示す宛名ラベルL1は、縦横の比率が1.7程度の横長形状を有する標準タイプのものである。
このようにサーバ装置110aが作成する宛名原稿11には、宛名情報11aの他に、サーバ装置110aに提供された動機付け情報11bを含めることができる。
ここで、動機付けコンテンツは、白黒印刷される白黒コンテンツであってもよいが、カラー印刷されるカラーコンテンツであることが望ましい。カラーコンテンツを宛名印刷領域R11aの近くに配置することで、顧客がダイレクトメールを開封する比率が大きく高まるからである。動機付け情報としての動機付けコンテンツは、宛名情報に含まれる顧客の氏名と同じ氏名を含むことが好ましい。
サーバ装置110aは、顧客リストに含まれるすべての顧客の宛名原稿11の作成が完了すると、すべての顧客の宛名原稿11を1つの画像データ(例えば、PDFデータ)A1に変換して宛名原稿印刷システム100bに供給する。
宛名原稿印刷システム100bは、図1および図7に示すように、サーバ装置110aによって提供された複数の宛名原稿11のイメージデータA1に基づいて複数の宛名原稿を台紙B1に一括して印刷することにより、図1および図8に示すように、複数の宛名ラベルL1が複数の宛名原稿印刷領域R11として含まれた宛名ラベル集合体P1を作成する。なお、宛名原稿11が標準サイズである場合、宛名ラベル集合体P1では、宛名ラベルL1は、図8に示すように、印刷台紙B1上に4列で印刷されることとなる。
この宛名ラベル集合体P1を図9に示すように、個々の宛名原稿印刷領域R11毎に切断することにより宛名ラベルL1が得られる。このようにして作成された宛名ラベルL1は、図10に示すように、ダイレクトメールM1に貼り付けられる。
ここで、ダイレクトメールM1は、オフセット印刷により印刷されたものでもよく、宛名ラベルL1はオンデマンド印刷により印刷されたものでもよい。
この場合、オフセット印刷およびオンデマンド印刷のデメリットの影響を小さく抑えつつ両方のメリットを活用することができる。なぜなら、高い印刷品質が要求される大量のダイレクトメールの印刷が、印刷品質が高くて大量印刷の場合に低コスト化が可能なオフセット印刷で行われ、しかも、高い印刷品質は要求されないが、個々の顧客毎に情報を変更する必要のある宛名ラベルの印刷が、印刷品質はオフセット印刷ほど高くないが、画像データに基づいた種々のイメージの印刷が可能なオンデマンド印刷で行われることとなるからである。
なお、図2(a)では、宛名原稿として標準サイズの宛名原稿11を示し、図2(b)では、それに対応する標準サイズの宛名ラベルL1を示したが、宛名ラベルにおける広告を掲載するスペースを広く確保する場合には、図11(a)に示すように、縦横の比率が2.25の横長形状を有するワイドサイズの宛名原稿12が用いられる。この場合、図11(a)に示す宛名原稿12を印刷台紙B1に印刷することにより、図11(b)に示すように、ワイドサイズの宛名ラベルL2が得られる。
また、ワイドサイズの宛名原稿には、図12(a)に示すように、図11(a)に示す宛名原稿12とは異なる宛名原稿13がある。宛名原稿12では、宛名情報12aに割り当てられた領域と、動機付け情報12bに割り当てられた領域とが上下方向に隣り合っているのに対し、宛名原稿13では、宛名情報13aに割り当てられた領域と、動機付け情報13bに割り当てられた領域とが左右方向に隣り合っている。図12(a)に示す宛名原稿13を印刷台紙B1に印刷することにより、図12(b)に示すように、ワイドサイズの宛名ラベルL3が得られる。
なお、ワイドサイズの宛名原稿12のイメージデータA2では、図13(a)に示すように、宛名原稿12は3列に配列されており、このイメージデータA2を印刷台紙B1に印刷して得られる宛名ラベル集合体P2では、宛名ラベルL2としての宛名原稿印刷領域R12は、図13(b)に示すように、印刷台紙B1上で3列に印刷されることとなる。
1.2 システム100の詳細構成の一例
図14は、図1に示されるシステム100の詳細構成の一例を示す。
システム100は、宛名原稿作成システム100aと宛名原稿印刷システム100bとを含む。
宛名原稿作成システム100aは、ダイレクトメール発送の依頼者から提供される宛名データと広告素材データとに基づいて、宛先である顧客ごとに個別の広告素材を含む宛名原稿を作成することを可能にするように構成されている。
宛名原稿印刷システム100bは、宛名原稿作成システム100aによって作成された複数の宛名原稿を一括して印刷することにより宛名ラベル集合体P1を作成する。
ここで、宛名原稿作成システム100aは、システム端末装置130の操作により、ダイレクトメール発送の依頼者から提供される宛名データおよび広告素材に基づいて宛名原稿の作成を行うサーバ装置110aを含む。
システム端末装置130は、パーソナルコンピュータ、タブレット型の端末装置、スマートフォンなどの任意のタイプのコンピュータであり得る。
サーバ装置110aは、端末装置インターフェース部(以下、「端末装置IF部」という)113aと出力インターフェース部(以下、「出力IF部」という)114aとプロセッサ部111aとメモリ部112aとデータバス115aとを含む。サーバ装置110aは、顧客データベース部121および素材データベース部122に接続されている。
端末装置IF部113aは、システム端末装置130とサーバ装置110aとの通信を制御する。出力IF部114aは、サーバ装置110aから宛名原稿印刷システム100bへのデータの送信を制御する。
プロセッサ部111aは、サーバ装置110aの全体の動作を制御する。メモリ部112aには、処理を実行するために必要とされるプログラムやそのプログラムの実行に必要とされるデータ等が格納されている。
顧客データベース部121には、ダイレクトメール発送の依頼者から提供された顧客リストが格納されている。 なお、図14に示されるプロセッサ部110a、端末装置IF部113a、出力IF部114a、メモリ部112a、データベース部121および122のそれぞれの構成要素は、単一のハードウェア部品で構成されてもよいし、複数のハードウェア部品で構成されてもよい。サーバ装置110aの構成は、特定のハードウェア構成には限定されない。
宛名原稿印刷システム100bは、入出力インターフェース部(以下、「入出力IF部」という)113bとプロセッサ部111bとメモリ部112bとオンデマンド印刷装置140とを含む。
入出力IF部113bは、宛名原稿作成システム100aからのデータの受信、オンデマンド印刷装置140へのデータの出力を制御する。
プロセッサ部111bは、宛名原稿印刷発送システム100bの全体の動作を制御する。
メモリ部112bには、宛名原稿印刷システム100bでの処理を実行するために必要とされるプログラムやそのプログラムの実行に必要とされるデータ等が格納されている。
1.3 システム100の処理の一例
図15は、ダイレクトメールの宛名ラベルL1の作成を支援するための処理の全体のフローの一例を示す。
図15に示される例では、ダイレクトメール発送の依頼者から提供された宛名データおよび広告素材に基づいてサーバ装置110aがダイレクトメールの宛名ラベルL1を作成するものとする。
ステップS11:サーバ装置110aは、ダイレクトメール発送の依頼者から提供された顧客の宛名データおよび個々の顧客向けの広告素材データを取得する。
ステップS12:サーバ装置110aは、取得した顧客の宛名データを顧客データベース部121に格納し、広告素材データを素材データベース部122に格納する。
ステップS13:システムの担当者は、システム端末装置130により宛名原稿11の作成をサーバ装置110aに指示する。
ステップS14:サーバ装置110aは、顧客データベース部121に格納されている宛名データから個々の顧客の宛名情報11aを抽出し、さらに、宛名情報11aのフラグ情報に基づいて素材データベース部122に格納されている広告素材データから個々の顧客に向けられた広告素材を抽出する。このようにして抽出した宛名情報11aおよび広告素材を組み合わせて個々の顧客に対する宛名原稿11を順次編集して顧客データベース部121に格納する。
ステップS15:サーバ装置110aは、顧客データベース部121に格納されているダイレクトメールの送付対象となるすべての顧客の宛名原稿を1つのイメージデータA1に変換して宛名原稿印刷システム110bに供給する。
ステップS16:宛名原稿印刷システム100bのコンピュータ110bは、イメージデータA1を受けると、オンデマンド印刷装置140にイメージデータA1の印刷を指示する。
ステップS17:オンデマンド印刷装置140は、イメージデータA1の印刷指示に応じてイメージデータA1を印刷台紙B1に印刷することにより、宛名印刷集合体P1を作成する。
1.4 サーバ装置110aによって実行される処理のフロー
図16は、本発明のサーバ装置110aによって実行される処理のフローの一例を示す図である。
このサーバ装置110aでは、起動後は、ダイレクトメールを発送するための宛名データおよび広告素材データが提供されたか否かの判定が行われる(ステップS101)。
この判定の結果、宛名データおよび広告素材データが提供されない場合は、ステップS101での判定処理を繰り返し、宛名データおよび広告素材データが提供された場合は、システム端末装置130から印刷の指示が出されたか否かを判定する(ステップS102)。
なお、この印刷指示の有無の判断は、システム端末装置130からの印刷指示だけでなく、依頼者から宛名データおよび広告素材データに付随した情報として出されたものに基づいて行われてもよい。
この判定の結果、印刷指示が出されていない場合はステップS102での判定処理を繰り返し、印刷指示が出された場合は、サーバ装置110aは、顧客データベース部121に格納されている宛名データおよび素材データベース部122に格納されている広告素材データに基づいて、宛名データに含まれる個々の顧客に対応する宛名原稿11を作成する。(ステップS103)。
さらに、サーバ装置110aは、複数の顧客の宛名原稿11を1つのイメージデータA1として宛名原稿印刷システム100bに供給することにより、宛名原稿印刷システム100bに宛名原稿の印刷を依頼する(ステップS104)。
宛名原稿印刷システム100bでは、宛名原稿作成システム100aのサーバ装置110aからのイメージデータA1の供給によりオンデマンド印刷装置140による宛名原稿集合体A1の印刷が行われ、これにより宛名ラベル集合体P1が作成される。
なお、上述した処理フローの例では、宛名ラベル集合体P1から宛名ラベルL1の切り離しおよび宛名ラベルL1の作成後に宛名ラベルL1の送付物への貼り付けを手動で行うものであるが、本発明はこれに限定されない。作成した宛名ラベルL1の貼り付けを自動で行うものでもよい。
1.5 変形例
図17は、実施形態1の変形例として、作成した宛名ラベルL1の貼り付けを自動で行うシステム101の詳細構成の一例を示す。
この実施形態1の変形例によるシステム101は、実施形態1のシステム100における宛名原稿印刷システム100bに代えて、宛名原稿印刷貼付システム101bを備えたものである。
この宛名原稿印刷貼付システム101bは、実施形態1の宛名原稿印刷システム100bにおいて、ラベリング装置150をさらに備えたものである。
このラベリング装置150は、オンデマンド印刷装置140により宛名原稿集合体A1を印刷台紙B1に印刷することにより得られた宛名印刷集合体P1から各宛名原稿印刷領域R11を切り出して宛名ラベルL1を作成し、宛名ラベルL1をダイレクトメールM1に貼り付けるものである。
この変形例においても、ダイレクトメールM1は、オフセット印刷により印刷されたものでもよく、宛名ラベルL1はオンデマンド印刷により印刷されたものでもよい。この場合、実施形態1で説明したように、オフセット印刷およびオンデマンド印刷のデメリットの影響を小さく抑えつつ両方のメリットを活用することができる。
なお、上記実施形態1では、ダイレクトメールの訴求力を高めるために、ダイレクトメールに貼り付けられる宛名ラベルL1を、顧客の宛名を示す情報11aと、ダイレクトメールを見ることを動機付ける情報11bとを含むように作成するためのシステム100を説明したが、このシステムは、宛名ラベルL1に代えて、ダイレクトメールとしての宛名台紙Dを、顧客の宛名を示す情報11aと、ダイレクトメールを見ることを動機付ける情報11bとが印刷されるように作成するのを支援するものでもよい。さらには、実施形態1のシステムは、送付物に貼り付けられる宛名ラベルL1に代えて、送付物を発送するための封筒を、顧客の宛名を示す情報11aと、封筒の開封(つまり、封筒内の送付物を見ること)を動機付ける情報11bとが印刷されるように作成するのを支援するシステムであってもよい。
また、ダイレクトメールにおいて訴求力を高めるものは、ダイレクトメールの開封を動機付ける動機付け情報をダイレクトメールの宛名ラベルL1に含めたものに限定されない。
2.実施形態2
2.1 送付物としての宛名台紙の作成を支援するシステム
以下の説明では、送付物の一例としてのダイレクトメールを例にとり説明するが、本発明はこれに限定されない。本発明は、ダイレクトメール以外の任意の送付物に適用することが可能である。
図18は、ダイレクトメールとしての宛名台紙の作成を支援するシステム200の概略構成を示す。
システム200は、ダイレクトメールとして顧客に発送することを依頼された宛名台紙Dの作成を支援するものであり、実施形態1における宛名ラベルの作成に代えて宛名台紙Dの作成を支援するものである。ここで、宛名台紙Dは、大判DMとしてそのまま郵送されるものであり、この宛名台紙Dの印刷はすべてオンデマンド印刷により行われる。
システム200は、宛名台紙原稿作成システム200aと宛名台紙原稿印刷システム200bとを含む。
宛名台紙原稿作成システム200aは、依頼者から提供されるダイレクトメール作成のためのデータ(少なくとも顧客の宛名データおよび広告素材データ)に基づいて、ダイレクトメールとしての宛名台紙の原稿(宛名台紙原稿)20を作成する。宛名台紙原稿作成システム200aは、顧客リストに含まれるすべての顧客の宛名台紙原稿20の作成が完了すると、すべての顧客の宛名台紙原稿20を1つの画像データ(例えば、PDFデータ)A2に変換して宛名原稿印刷システム200bに供給する。
宛名台紙原稿印刷システム200bは、画像データA2に基づいて、宛名台紙原稿作成システム200aによって作成された個々の顧客に対する宛名台紙原稿20を一括して印刷することによって複数の顧客に対する宛名台紙Dを作成する。
ここで、宛名台紙原稿作成システム200aは、宛名台紙原稿の作成の際には、宛名台紙原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、広告情報と、顧客に広告情報を見ることを動機付ける動機付け情報とを含み、かつ、宛名情報と動機付け情報とが宛名台紙の同じ面に隣接して印刷されるように、宛名台紙原稿を作成するものである。ここで、動機付け情報は、例えば、実施形態1で動機付けコンテンツとして説明した種々の素材(図3〜図6)が用いられる。
この宛名台紙原稿20には、図19(a)に示されるように、顧客の宛名、つまり、ダイレクトメールの送り先である顧客の住所および氏名を示す宛名情報21と、顧客に対する広告情報22a、22bとが含まれる。広告情報22a、22bの少なくともいずれかには顧客に広告情報22a、22bを見ることを動機付ける動機付け情報が含まれている。この宛名台紙原稿20を印刷することにより得られる宛名台紙Dの宛名印刷領域R21には、図19(b)に示すように、顧客の宛名が記載され、宛名台紙Dの広告印刷領域R22a、22bの少なくとも一方に印刷された広告情報には、動機付け情報が含まれている。この動機付け情報は、例えば、実施形態1で動機付けコンテンツとして説明した広告素材である。
従って、実施形態2のシステム200は、広告情報が印刷された宛名台紙の作成を支援するシステムである。
2.2 システム200の詳細構成の一例
図20は、図18に示されるシステム200の詳細構成の一例を示す。
システム200は、宛名台紙原稿作成システム200aと宛名台紙原稿印刷システム200bとを含む。
宛名台紙原稿作成システム200aは、宛名台紙Dに印刷すべき宛名台紙原稿20が、顧客の宛名を示す宛名情報21と、広告情報22a、22bとを含み、かつ、広告情報22a、22bのうちの少なくとも動機付け情報を含むものと宛名情報21とが宛名台紙の同じ面に隣接して印刷されるように、宛名台紙原稿20を作成することを可能とする。
宛名台紙印刷システム200bは、宛名原稿作成システム200aによって作成された宛名台紙原稿20を印刷台紙B2に印刷して宛名台紙原稿20に対応する宛名台紙原稿印刷領域R20を切り出すことにより宛名台紙Dを作成する。宛名台紙原稿印刷領域R20は、宛名情報21aが印刷された宛名印刷領域R21と、広告情報22a、22bが印刷された広告印刷領域R22a、R22bとを含んでいる。
ここで、宛名原稿作成システム200aは、実施形態1の宛名原稿作成システム100aにおいて、サーバ装置110aおよび素材データベース122に代わるサーバ装置210aおよび素材データベース222を備えたものである。素材データベース222には、広告情報22a、22bとして印刷すべき依頼者から提供された広告素材データが格納されている。なお、顧客データベース部121には、実施形態1のシステムと同様に依頼者から提供された顧客リストが格納されており、顧客リストには宛名データおよび宛名フラグが含まれている。宛名フラグは、各顧客に対応する広告情報22a、22bとして用いられる広告素材データに関連付けられている。
サーバ装置210aでは、宛名ラベルL1の宛名原稿11に代わる宛名台紙Dの原稿(宛名台紙原稿)20の作成の支援が行われるようにプロセッサ111aを動作させるプログラムがメモリ部212aに格納されている。
また、宛名台紙原稿印刷システム200bは、システム100bにおいて、オンデマンド印刷装置140に代わるオンデマンド印刷装置240を備え、コンピュータ110bに代わるコンピュータ210bを備え、さらに、台紙切断装置250を備えたものである。
この宛名台紙原稿印刷システム200bでは、図21に示すように、宛名台紙原稿作成システム200aで作成された個々の顧客に対応する宛名台紙原稿20がオンデマンド印刷装置240により、矢印Jの方向に送られるロール状印刷台紙B2に順次印刷され、図22に示すように、宛名台紙原稿20が印刷されたロール状印刷台紙B2が、矢印Jの方向に1つの宛名台紙原稿印刷領域R20が送られるごとに台紙切断装置250により切断されて宛名台紙Dが得られる。
なお、上記実施形態2では、宛名台紙Dとして、全体がオンデマンド印刷で印刷されたものを示したが、宛名台紙Dは、宛名印刷領域R21およびこれに隣接する動機付け情報を含む広告領域を、オンデマンド印刷により印刷した実施形態1の宛名ラベルを貼り付けるための領域とし、その他の領域をオフセット印刷により印刷した領域としてもよい。この場合、宛名台紙Dの送付対象となるすべての顧客に対する商品広告の写真などの大量かつ高品質の印刷がオフセット印刷により可能となり、さらに、顧客毎に変化させる宛名情報や動機付け情報の印刷がオンデマンド印刷により可能となる。これにより、オフセット印刷およびオンデマンド印刷のデメリットの影響を小さく抑えつつ両方のメリットを活用できる。
さらに、宛名台紙Dは、大判DMとしてそのまま郵送するものに限定されず、宛名台紙Dはその他の送付物とともに封筒に封入されて送付される場合もある。この場合、その他の送付物はオフセット印刷により印刷されたものとすることにより、上記のように、オフセット印刷およびオンデマンド印刷のデメリットの影響を小さく抑えつつ両方のメリットを活用できる。
また、宛名台紙Dを封入する封筒は、宛名台紙Dの宛名印刷領域および宛名印刷領域に隣接する広告印刷領域を見せるための窓部を有し、封筒の外から宛名情報と広告情報とを見ることができる構造としてもよい。この場合は、広告情報には、動機付け情報を含めておく。
この場合、封筒を受け取った顧客は、封筒の外から、宛名台紙Dの宛名情報に隣接して印刷されている広告情報の動機付け情報に気づきやすいことから、この封筒の開封が促進されることとなる。
さらに、宛名台紙は、1枚の印刷台紙を折り合わせて圧着した構造としてもよい。この場合、宛名台紙の外表面には、実施形態1で説明した宛名ラベルが貼り付けられ、宛名台紙の圧着される中面には、送付対象のすべての顧客に対して共通する情報がオフセット印刷により印刷されてもよい。
また、上述した実施形態2では、宛名情報と動機付け情報とが宛名台紙の同じ面に隣接して印刷される場合を例に挙げた。この場合、動機付け情報は、顧客が宛名台紙の宛名を見たときに目につきやすい位置に印刷されているので、顧客はこの動機付け情報に気づきやすく、動機付け情報による効果、つまり、顧客が宛名台紙を見ることを促進する効果が最も発揮されやすい。しかしながら、本発明はこの例に限定されるものではない。例えば、宛名情報と動機付け情報とは宛名台紙の異なる面に印刷されていてもよく、また、宛名情報と動機付け情報とが宛名台紙の同じ面に、宛名情報と動機付け情報とが間を空けて印刷されていてもよく、本発明は、宛名情報と動機付け情報とが宛名台紙の任意の位置に印刷されるものを含む。このように、動機付け情報が宛名台紙のどこかに印刷されていることで、動機付け情報が宛名情報のすぐ隣に印刷されていなくても動機付け情報による効果はある程度発揮されることとなる。
3.実施形態3
3.1 送付物を封入するための封筒の作成を支援するシステム
以下の説明では、送付物の一例としてのダイレクトメールを例にとり説明するが、本発明はこれに限定されない。本発明は、ダイレクトメール以外の任意の送付物に適用することが可能である。
図23は、ダイレクトメールを封入するための封筒の作成を支援するシステム300の概略構成を示す。
システム300は、顧客に送付されるダイレクトメールの封筒(DM封筒)の作成を支援するものであり、実施形態1における宛名ラベルの作成に代えてDM封筒Fの作成を支援するものである。
システム300は、封筒外装原稿作成システム300aと封筒外装原稿印刷システム300bとを含む。
封筒外装原稿作成システム300aは、ダイレクトメール発送の依頼者から提供されるダイレクトメール作成のためのデータ(少なくとも顧客の宛名データおよび広告素材データ)に基づいて、ダイレクトメールの封筒外装の原稿(封筒外装原稿)を作成する。封筒外装原稿作成システム300aは、顧客リストに含まれるすべての顧客の封筒外装原稿30の作成が完了すると、すべての顧客の封筒外装原稿30を1つの画像データ(例えば、PDFデータ)A3に変換して宛名原稿印刷システム300bに供給する。
封筒外装原稿印刷システム300bは、封筒外装原稿作成システム300aによって作成された個々の顧客に対する封筒外装原稿30を画像データA3に基づいて一括して印刷することによって複数の顧客への複数のDM封筒Fを作成する。
ここで、封筒外装原稿作成システム300aは、封筒外装原稿を作成する際には、封筒外装原稿30が、顧客の宛名を示す宛名情報31と、顧客に封筒の開封(送付物を見ること)を動機付ける動機付け情報とを含み、かつ、宛名情報31と動機付け情報を含む広告情報32aとが封筒Fの同じ面に隣接して印刷されるように、封筒外装原稿30を作成するものである。ここで、動機付け情報には、例えば、実施形態1で動機付けコンテンツとして説明した種々の素材(図3〜図6)が用いられる。
この封筒外装原稿30には、図24に示されるように、顧客の宛名、つまり、ダイレクトメールの送り先である顧客の住所および氏名を示す宛名情報31と、広告情報32a、32bとが含まれる。図25(a)に示すように、封筒外装原稿30を印刷台紙B3に印刷することにより得られる封筒Fの宛名印刷領域R31には顧客の宛名が記載され、封筒Fの広告印刷領域R32aに印刷された広告情報32aには、動機付け情報が含まれている。広告印刷領域R32aと宛名印刷領域R31とは、印刷台紙B3が封筒Fに製袋されたとき、封筒Fの同じ面上で隣接して配置される。
ただし、印刷台紙B3が封筒Fに製袋されたときに宛名印刷領域R31とは異なる封筒Fの面上に位置する広告印刷領域R32bに印刷される広告情報32bも動機付け情報を含んでいてもよい。また、印刷台紙B3に封筒外装原稿30を印刷したものは、製袋の際に図30(b)に示すように点線X1およびX2で示した部分で折り返されると、広告印刷領域R32aは、図25(a)に示すように宛名印刷領域R31と同じ面上に位置し、広告印刷領域R32bは、図25(b)に示すように宛名印刷領域R31と反対側の面に位置することとなる。このため、広告印刷領域R32aには動機付け情報を含めておく必要がある。
3.2 システム300の詳細構成の一例
図26は、図23に示されるシステム300の詳細構成の一例を示す。
システム300は、封筒外装原稿作成システム300aと封筒外装原稿印刷システム300bとを含む。
封筒外装原稿作成システム300aは、DM封筒に印刷すべき封筒外装原稿30が、顧客の宛名を示す宛名情報31と、広告情報32a、32bとを含み、かつ、宛名情報31と個別の広告情報32aとが封筒製袋後に封筒Fの同じ面に隣接して配置されるように、封筒外装原稿30を作成することを可能とする。ここで、広告情報32a、32bのうちの少なくとも広告情報32aは、顧客を対象とする個別の広告情報であり、顧客に封筒内の送付物を見ることを動機付ける動機付け情報が含まれる。
封筒外装原稿印刷システム300bは、封筒外装原稿作成システム300aによって作成された封筒外装原稿30を印刷台紙B3に印刷し、さらに、封筒外装原稿30が印刷された印刷台紙B3を製袋しつつ送付物Gの封入を行う。
ここで、封筒外装原稿作成システム300aは、実施形態1の宛名原稿作成システム100aにおいて、サーバ装置110aおよび素材データベース122に代わるサーバ装置310aおよび素材データベース322を備えたものである。素材データベース322には、広告情報32a、32bとして印刷すべき依頼者から提供された広告素材データが格納されている。なお、顧客データベース部121には、実施形態1のシステムと同様に依頼者から提供された顧客リストが格納されており、顧客リストには宛名データおよび宛名フラグが含まれている。宛名フラグは、各顧客に対応付けて広告情報32a、32bとして用いられる広告素材に関連付けられている。
サーバ装置310aでは、宛名ラベルL1の宛名原稿11に代えて封筒外装原稿30の作成の支援が行われるようにプロセッサ111aを動作させるプログラムがメモリ部312aに格納されている。
また、封筒外装原稿印刷システム300bは、実施形態1の宛名原稿印刷システム100bにおいて、オンデマンド印刷装置140に代わるオンデマンド印刷装置340を備え、コンピュータ110bに代わるコンピュータ310bを備え、さらに、製袋封入装置350を備えたものである。
この封筒外装原稿印刷システム300bでは、図27に示すように、封筒外装原稿作成システム300aで作成された個々の顧客に対応する封筒外装原稿30が、オンデマンド印刷装置340によりロール状印刷台紙B3に順次印刷される。
具体的には、オンデマンド印刷装置340では、図27(a)および図27(b)に示すように、白紙のロール台紙(印刷台紙)B3を矢印Vで示すように送出側ロールRp1から巻取側ロールRp2に移動させながら、送出側ロールRp1と巻取側ロールRp2との間に配置されている印刷機構340aにより印刷台紙B3の片面(図27(a)の紙面下側の面)に封筒外装原稿30が印刷される。
ただし、印刷台紙B3は、製袋の際に、図28の点線X1、X2の部分で山折りされるので、封筒Fが形成された状態では、広告印刷領域R32aが宛名印刷領域R31と同じ面上に隣接して位置することとなる。このため、実施形態3では、印刷台紙B3上では広告印刷領域R32bよりも宛名印刷領域R31から離れている広告印刷領域R32aに、動機付け情報が含まれている。
このように封筒外装原稿30が印刷された印刷台紙B3は、巻取側ロールRp2に巻き取られる。
次に、この封筒外装原稿印刷システム300bでは、封筒外装原稿30が印刷された印刷台紙B3を巻き取った巻取側ロールRp2を送出側ロールとして用いて、印刷台紙B3を製袋封入装置350に供給する(図29参照)。
製袋封入装置350は、製袋部351と切断機352とを有している。製袋部351は、図29(a)および図29(b)に示すように、供給された印刷台紙B3の対向する側部を連続的に折り返すことにより、印刷台紙B3による製袋と同時に送付物Gを印刷台紙B3で包み込む処理を行う。図30(a)は、印刷台紙B3の対向する側部を連続的に折り返す様子を示している。
図30(b)は、例えば、印刷台紙B3における1つの封筒外装原稿30が印刷された部分(図30(a)における二点鎖線で囲んだ部分Y1)を示す。この部分は、点線X1および点線X2で示した部分で谷折りに折り返されることとなる。これにより、印刷台紙B3の両側部が折り返された状態では、図30(a)に示すように、宛名印刷領域R31と広告印刷領域R32aとが封筒Fの同じ面上に隣接して配置されることとなる。従って、封筒外装原稿30において、広告印刷領域R32aに印刷される広告情報32aに動機付け情報を含めておくことにより、顧客が、この封筒Fに梱包されている送付物を開封するように仕向けることができる。
また、印刷台紙B3を連続して折り返す際には、印刷台紙B3の合わせ目には糊付けが行われる。これにより送付物Gが封入されることとなる。
この段階では、印刷台紙B3は、隣接する封筒外装原稿印刷領域R30同士がつながった状態となっているので、さらに、印刷台紙B3は切断部352に供給され、隣接する封筒外装原稿印刷領域R30の間で印刷台紙B3が切断刃352aにより切断されることにより、送付物GをDM封筒Fで梱包したダイレクトメールM3が完成する。
なお、上述した実施形態3では、宛名情報と動機付け情報とが封筒の同じ面に隣接して印刷される場合を例に挙げた。この場合、動機付け情報は、顧客が封筒の宛名を見たときに目につきやすい位置に印刷されているので、顧客はこの動機付け情報に気づきやすく、動機付け情報による効果、つまり、顧客が封筒に封入されている送付物を見ることを促進する効果が最も発揮されやすい。しかしながら、本発明はこの例に限定されるものではない。例えば、宛名情報と動機付け情報とは封筒の異なる面に印刷されていてもよく、また、宛名情報と動機付け情報とが封筒の同じ面に、宛名情報と動機付け情報とが間を空けて印刷されていてもよく、本発明は、宛名情報と動機付け情報とが封筒の任意の位置に印刷されるものを含む。このように、動機付け情報が封筒のどこかに印刷されていることで、動機付け情報が宛名情報のすぐ隣に印刷されていなくても動機付け情報による効果はある程度発揮されることとなる。
ここで、送付物Gは、オフセット印刷により印刷されたものでもよく、DM封筒がオンデマンド印刷により印刷されたものでもよい。この場合、実施形態1で説明したように、ダイレクトメールM3の作成において、オフセット印刷およびオンデマンド印刷のデメリットの影響を小さく抑えつつ両方のメリットを活用することができる。
なお、上記実施形態3では、DM封筒は、封筒外装原稿30を印刷台紙B3に印刷した後に印刷台紙B3を製袋することにより作製しているが、DM封筒は、印刷台紙B3の製袋を行って封筒を作製した後に、個々の封筒に封筒外装原稿30を印刷することにより作製してもよい。
また、上述した実施形態1〜3のそれぞれでは、送付物のための宛名印刷に用いるシステムとして、送付物を見ることを顧客に動機付ける動機付け情報を、送付物の宛名を印刷すべき宛名印刷領域内あるいは宛名印刷領域に隣接する領域に印刷するものを示したが、本発明のシステムはこのようなシステムに限定されるものではない。
また、上述した実施形態1〜3のそれぞれでは、送付物のための宛名印刷に用いるシステムとして、送付物を見ることを顧客に動機付ける動機付け情報を、送付物の宛名を印刷すべき宛名印刷領域内あるいは宛名印刷領域に隣接する領域に印刷するものを示したが、本発明のシステムはこのようなシステムに限定されるものではない。
本発明のシステムは、以下に示す第1の処理〜第4の処理のうちの少なくとも1つの処理を行うものであればどのようなものでもよい。
第1の処理は、少なくとも一部の領域にオフセット印刷が施された送付物に対してオンデマンド印刷を施すものである。
第2の処理は、少なくとも一部の領域にオフセット印刷が施された送付物に対して貼り付ける宛名ラベルにオンデマンド印刷を施すものである。
第3の処理は、少なくとも一部の領域にオフセット印刷が施された送付物とともに封入される宛名台紙にオンデマンド印刷を施すものである。
第4の処理は、少なくとも一部の領域にオフセット印刷が施された送付物を封入する封筒に対してオンデマンド印刷を施すものである。
なお、第1の処理〜第4の処理のうちの少なくとも1つの処理において、オンデマンド印刷により送付物の宛名情報とともに広告情報が印刷されてもよい。
ここで、広告情報は、カラー印刷されるべき少なくとも1つのカラーコンテンツを含むことが望ましい。さらに、この広告情報は、送付物の送り主が運営する自社の広告を示す自社広告情報および送り主以外が運営する他社の広告を示す他社広告情報の少なくとも一方を含むものでもよい。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、印刷物の作成を支援するシステムおよび方法の分野において、ダイレクトメールを受け取った顧客にそれを開封する気にさせることができ、これにより、ダイレクトメールが訴求力を発揮する機会ができるだけ失われないようにすることができる印刷物の作成を支援するシステムおよび方法を実現するものとして有用である。
11〜13 宛名原稿
11a〜13a、21、31 宛名情報
11b〜13b 動機付け情報(広告情報)
22a、22b、32a、32b 広告情報
20 宛名台紙原稿
30 封筒外装原稿
100 宛名ラベル作成支援システム
100a 宛名原稿作成システム
100b 宛名原稿印刷システム
110a、210a、310a サーバ装置
110b、210b、310b コンピュータ
111a、111b プロセッサ部
112a、112b、212a、212b、312a、312b メモリ部
113a、113b 入出力IF部
114b、115a データバス
121 顧客データベース部
122、222、322 広告素材データベース部
140、240、340 オンデマンド印刷装置
150 ラベリング装置
200 宛名台紙作成支援システム
200a 宛名台紙原稿作成システム
200b 宛名台紙原稿印刷システム
250 台紙切断装置
300 DM封筒作成支援システム
300a 封筒原稿作成システム
300b 封筒原稿印刷システム
350 製袋封入装置
351 製袋部
352 切断部
A1、A2 宛名原稿集合データ
A1r、A1w、A2r、A2w、B1r、B2r、B1w、B2w、C1r、C2r、C3r、C3w、D1r、D2r、D3r、D1w 広告素材
B1〜B3 印刷台紙
D 宛名台紙
F 封筒
G 印刷物
L1〜L3 宛名ラベル
M1、M3 ダイレクトメール
P1、P2 宛名印刷集合体(宛名ラベル集合体)
R11、R12、R13 宛名原稿印刷領域
R11a、R12a、R21、R31 宛名印刷領域
R11b、R12b、R22a、R22b、R32a、R32b 広告印刷領域
R20 宛名台紙原稿印刷領域(原稿印刷領域)
R30 封筒外装原稿印刷領域(原稿印刷領域)
11a〜13a、21、31 宛名情報
11b〜13b 動機付け情報(広告情報)
22a、22b、32a、32b 広告情報
20 宛名台紙原稿
30 封筒外装原稿
100 宛名ラベル作成支援システム
100a 宛名原稿作成システム
100b 宛名原稿印刷システム
110a、210a、310a サーバ装置
110b、210b、310b コンピュータ
111a、111b プロセッサ部
112a、112b、212a、212b、312a、312b メモリ部
113a、113b 入出力IF部
114b、115a データバス
121 顧客データベース部
122、222、322 広告素材データベース部
140、240、340 オンデマンド印刷装置
150 ラベリング装置
200 宛名台紙作成支援システム
200a 宛名台紙原稿作成システム
200b 宛名台紙原稿印刷システム
250 台紙切断装置
300 DM封筒作成支援システム
300a 封筒原稿作成システム
300b 封筒原稿印刷システム
350 製袋封入装置
351 製袋部
352 切断部
A1、A2 宛名原稿集合データ
A1r、A1w、A2r、A2w、B1r、B2r、B1w、B2w、C1r、C2r、C3r、C3w、D1r、D2r、D3r、D1w 広告素材
B1〜B3 印刷台紙
D 宛名台紙
F 封筒
G 印刷物
L1〜L3 宛名ラベル
M1、M3 ダイレクトメール
P1、P2 宛名印刷集合体(宛名ラベル集合体)
R11、R12、R13 宛名原稿印刷領域
R11a、R12a、R21、R31 宛名印刷領域
R11b、R12b、R22a、R22b、R32a、R32b 広告印刷領域
R20 宛名台紙原稿印刷領域(原稿印刷領域)
R30 封筒外装原稿印刷領域(原稿印刷領域)
Claims (19)
- 送付物に貼り付けられる宛名ラベルの作成を支援するシステムであって、
前記宛名ラベルに印刷すべき宛名原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、前記顧客に前記送付物を見ることを動機付ける動機付け情報とを含むように、前記宛名原稿を作成することを可能とする宛名原稿作成システムと、
前記宛名原稿作成システムによって作成された前記宛名原稿を台紙に印刷することによって前記宛名ラベルを作成する宛名原稿印刷システムと
を備えたシステム。 - 前記動機付け情報は、カラー印刷されるべき少なくとも1つのカラーコンテンツを含む、請求項1に記載のシステム。
- 前記動機付け情報は、前記宛名情報に含まれる前記顧客の氏名と同じ氏名を含む、請求項1または請求項2に記載のシステム。
- 前記宛名原稿作成システムは、複数の前記顧客に対応する複数の前記宛名原稿に含まれる前記宛名情報および前記動機付け情報を1つの画像データに変換して前記宛名原稿印刷システムに出力する手段を有する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記送付物は、オフセット印刷により印刷された印刷物であり、
前記宛名原稿印刷システムは、前記宛名原稿作成システムから出力された前記1つの画像データに基づいて、前記宛名原稿を前記台紙にオンデマンドで印刷するオンデマンド印刷装置を有する、請求項4に記載のシステム。 - 前記宛名原稿印刷システムは、前記宛名原稿を台紙に印刷することによって得られた前記宛名ラベルを前記送付物に張り付ける貼付手段を有する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシステム。
- 送付物に貼り付けられる宛名ラベルの作成を支援するシステムにおいて実行される方法であって、前記システムは、宛名原稿作成システムと宛名原稿印刷システムとを備え、
前記方法は、
前記宛名ラベルに印刷すべき宛名原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、前記顧客に前記送付物を見ることを動機付ける動機付け情報とを含むように、前記宛名原稿作成システムが前記宛名原稿を作成することを可能とすることと、
前記宛名原稿印刷システムが、前記宛名原稿作成システムによって作成された前記宛名原稿を台紙に印刷することによって前記宛名ラベルを作成することと
を含む、方法。 - 送付物としての宛名台紙の作成を支援するシステムであって、
前記宛名台紙に印刷すべき宛名台紙原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、前記顧客に前記送付物を見ることを動機付ける動機付け情報とを含むように、前記宛名台紙原稿を作成することを可能とする宛名台紙原稿作成システムと、
前記宛名台紙原稿作成システムによって作成された前記宛名台紙原稿を印刷台紙に印刷することにより前記宛名台紙を作成する宛名台紙原稿印刷システムと
を備えたシステム。 - 前記宛名台紙原稿作成システムは、前記宛名情報と前記動機付け情報とが前記宛名台紙の同じ面に隣接して印刷されるように前記宛名台紙原稿を作成することを可能とする、請求項8に記載のシステム。
- 送付物としての宛名台紙の作成を支援するシステムにおいて実行される方法であって、前記システムは、宛名台紙原稿作成システムと宛名台紙原稿印刷システムとを備え、
前記方法は、
前記宛名台紙に印刷すべき宛名台紙原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、前記顧客に前記送付物を見ることを動機付ける動機付け情報とを含むように、前記宛名台紙原稿作成システムが前記宛名台紙原稿を作成することを可能とすることと、
前記宛名台紙原稿印刷システムが、前記宛名台紙原稿作成システムによって作成された前記宛名台紙原稿を印刷台紙に印刷することにより前記宛名台紙を作成することと
を含む、方法。 - 送付物を封入するための封筒の作成を支援するシステムであって、
前記封筒に印刷すべき封筒外装原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、前記顧客に前記封筒に封入されている前記送付物を見ることを動機付ける動機付け情報とを含むように、前記封筒外装原稿を作成することを可能とする封筒外装原稿作成システムと、
前記封筒外装原稿作成システムによって作成された前記封筒外装原稿を印刷台紙に印刷することによって前記封筒を作成する封筒外装原稿印刷システムと
を備えた、システム。 - 前記封筒外装原稿作成システムは、前記宛名情報と前記動機付け情報とが前記封筒の同じ面に隣接して印刷されるように前記封筒外装原稿を作成することを可能とする、請求項11に記載のシステム。
- 前記封筒外装原稿印刷システムは、前記封筒外装原稿が印刷された前記印刷台紙から前記封筒の製袋を行うと同時に、前記封筒への前記送付物の封入を行うように構成されている、請求項11または請求項12に記載のシステム。
- 送付物を封入するための封筒の作成を支援するシステムにおいて実行される方法であって、前記システムは、封筒外装原稿作成システムと封筒外装原稿印刷システムとを備え、
前記方法は、
前記封筒に印刷すべき封筒外装原稿が、顧客の宛名を示す宛名情報と、前記顧客に前記封筒に封入されている前記送付物を見ることを動機付ける動機付け情報とを含むように、前記封筒外装原稿作成システムが前記封筒外装原稿を作成することを可能とすることと、
前記封筒外装原稿印刷システムが、前記封筒外装原稿作成システムによって作成された前記封筒外装原稿を印刷台紙に印刷することによって前記封筒を作成することと
を含む、方法。 - 送付物に対するオンデマンド印刷を行うシステムであって、
前記送付物は、オフセット印刷により印刷された少なくとも一部のオフセット印刷領域を含み、
前記システムは、
前記送付物に対してオンデマンド印刷を施す第1の処理、
前記送付物に対して貼り付ける宛名ラベルにオンデマンド印刷を施す第2の処理、
前記送付物とともに封入される宛名台紙にオンデマンド印刷を施す第3の処理、および
前記送付物を封入する封筒に対してオンデマンド印刷を施す第4の処理のうちの少なくとも1つの処理
を行うオンデマンド印刷部を有する、システム。 - 前記オンデマンド印刷部は、
前記第1の処理〜前記第4の処理のうちの少なくとも1つの処理を実行することにより、前記送付物の宛名情報とともに広告情報を印刷する、請求項15に記載のシステム。 - 前記広告情報は、カラー印刷されるべき少なくとも1つのカラーコンテンツを含む、請求項16に記載のシステム。
- 前記広告情報は、前記送付物の送り主が運営する自社の広告を示す自社広告情報および送り主以外が運営する他社の広告を示す他社広告情報の少なくとも一方を含む、請求項16または請求項17に記載のシステム。
- 送付物に対するオンデマンド印刷を行うシステムにおいて実行される方法であって、
前記送付物は、オフセット印刷により印刷された少なくとも一部のオフセット印刷領域を含み、
前記システムは、オンデマンド印刷部を含み、
前記方法は、前記オンデマンド印刷部が、
前記送付物に対してオンデマンド印刷を施す第1の処理、
前記送付物に対して貼り付ける宛名ラベルにオンデマンド印刷を施す第2の処理、
前記送付物とともに封入される宛名台紙にオンデマンド印刷を施す第3の処理、および
前記送付物を封入する封筒に対してオンデマンド印刷を施す第4の処理のうちの少なくとも1つの処理
を行うことを含む、方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017028931 | 2017-02-20 | ||
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JP2018025933A Pending JP2018141963A (ja) | 2017-02-20 | 2018-02-16 | 宛名ラベルの作成を支援するシステムおよび方法、宛名台紙の作成を支援するシステムおよび方法、dm封筒の作成を支援するシステムおよび方法 |
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---|---|
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2018
- 2018-02-16 JP JP2018025933A patent/JP2018141963A/ja active Pending
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