JP2018140370A - 吸着ユニット及び空気清浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒータと放熱板との接触状態を適正に確保する。【解決手段】板状に形成されるフィルタと、フィルタの一部に対向して配置される放熱板と、放熱板を加熱することにより放熱板を介してフィルタの一部を加熱するヒータと、放熱板に対してフィルタを移動させる駆動部と、放熱板を覆って加熱空間を形成するケースと、を備える。ケースには、放熱板を支持する支持部が形成されている。【選択図】図11

Description

本発明は、吸着ユニット及び空気清浄機に関する。
従来、室内の空気を脱臭フィルタに通過させることにより、空気に含まれる臭気成分を脱臭フィルタに吸着させ、脱臭フィルタを加熱することにより、脱臭フィルタの脱臭能力を再生させる空気清浄機が知られている。このような空気清浄機のなかには、脱臭フィルタが回転可能に設けられるとともに、脱臭フィルタの一部を、一組の放熱板の間で加熱する加熱部を備える空気清浄機が知られている。
特開2016−43105号公報 特開平10−277365号公報
ところで、上述のような空気清浄機では、脱臭フィルタを効率的に加熱する観点から、ヒータを一組の放熱板の間に挟んで配置する構成が提案されている。この構成によれば、ヒータによって各放熱板が効率的に加熱されるので、各放熱板によって脱臭フィルタの両面をそれぞれ均一に加熱することが可能になる。
しかしながら、この構成では、加熱部の組み付け状態のバラツキ等により、放熱板とヒータとが離れて、放熱板とヒータとの間に隙間が生じた場合、隙間が僅かであっても、ヒータによる放熱板の加熱温度が低下し、脱臭フィルタを加熱する効率が低下するにより、脱臭フィルタを再生する効率の低下を招く。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、ヒータと放熱板との接触状態を適正に確保することができる吸着ユニットおよび空気清浄機を提供することを目的とする。
本願の開示する吸着ユニットの一態様は、板状に形成されるフィルタと、前記フィルタの一部に対向して配置される放熱板と、前記放熱板を加熱することにより前記放熱板を介して前記フィルタの一部を加熱するヒータと、前記放熱板に対して前記フィルタを移動させる駆動部と、前記放熱板を覆って加熱空間を形成するケースと、を備える。前記ケースには、前記放熱板を支持する支持部が形成されている。
本願の開示する吸着ユニットの一態様によれば、ヒータと放熱板との接触状態を適正に確保することができる。
図1は、実施例の空気清浄機の外観を示す斜視図である。 図2は、実施例の空気清浄機を示す平面図である。 図3は、実施例の空気清浄機を示す図1におけるA−A断面図である。 図4は、実施例の空気清浄機を示す図1におけるB−B断面図である。 図5は、実施例の脱臭ユニットを示す斜視図である。 図6は、実施例の脱臭ユニットを示す分解斜視図である。 図7は、実施例の脱臭ユニットの脱臭フィルタ部を示す斜視図である。 図8は、実施例の脱臭ユニットのフィルタ再生部を示す図6におけるC−C断面図である。 図9は、実施例の脱臭ユニットのフィルタ再生部を示す分解斜視図である。 図10は、実施例におけるフィルタ再生部の前面側ケース部材を内側から示す斜視図である。 図11は、実施例におけるフィルタ再生部の背面側ケース部材を内側から示す斜視図である。 図12は、実施例における背面側ケース部材の第1支持部及び第2支持部を説明するための側面図である。 図13は、実施例における背面側ケース部材に背面側放熱板を取り付けた状態を示す斜視図である。 図14は、実施例における背面側ケース部材に背面側放熱板及びPTCヒータを取り付けた状態を示す斜視図である。
以下に、本願の開示する吸着ユニット及び空気清浄機の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例によって、本願の開示する吸着ユニット及び空気清浄機が限定されるものではない。
[空気清浄機の構成]
図1は、実施例の空気清浄機の外観を示す斜視図である。一実施例である空気清浄機1は、図1に示すように、本体筐体11と、前面パネル12と、フロントパネル13と、リアパネル14と、を備えている。本体筐体11は、合成樹脂材で形成され、略直方体状に形成されている。本体筐体11は、天面パネル11a、右側面パネル11b、左側面パネル11c及び底部11dを備えている。底部11dは、本体筐体11の下部を形成しており、空気清浄機1が設置される設置面に載置される。右側面パネル11bと左側面パネル11cは、対向するように配置されることにより本体筐体11の側面を形成し、それぞれの下端が底部11dに接合されている。天面パネル11aは、本体筐体11の上部を形成しており、右側面パネル11bの上端と左側面パネル11cの上端とに接合されている。前面パネル12は、本体筐体11の前面に配置されている。フロントパネル13は、前面パネル12の前方に配置されている。
フロントパネル13と前面パネル12との間には、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、左側面吸込口13c及び下側吸込口13dが形成されている。上面吸込口13aは、フロントパネル13の上側に配置されている。右側面吸込口13bは、フロントパネル13の右側面パネル11bの側に配置されている。左側面吸込口13cは、フロントパネル13の左側面パネル11cの側に配置されている。下側吸込口13dは、フロントパネル13の底部11dの側に配置されている。
空気清浄機1は、操作部15をさらに備えている。操作部15は、上面吸込口13aの一部を覆うように、空気清浄機1の上面に配置されている。操作部15は、ボタン及び表示部を有する。ボタンは、電源ボタンや運転モード切り換えボタン等を含み、空気清浄機1を操作するときに用いられる。表示部は、空気清浄機1の運転状態や図示しない塵埃センサ等の検出器の検出結果を表示する。
図2は、実施例の空気清浄機を示す平面図である。リアパネル14は、合成樹脂材で形成され、図2に示すように、前面パネル12が配置される前面の反対側の背面に配置されている。本体筐体11とリアパネル14との間には、上面吹出口14aと右側面吹出口14bと左側面吹出口14cとが形成されている。上面吹出口14aは、リアパネル14の天面パネル11aの側に配置されている。右側面吹出口14bは、リアパネル14の右側面パネル11bの側に配置されている。左側面吹出口14cは、リアパネル14の左側面パネル11cの側に配置されている。
空気清浄機1は、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、左側面吸込口13c及び下側吸込口13dのそれぞれから本体筐体11に吸い込んだ空気を、上面吹出口14a、右側面吹出口14b及び左側面吹出口14cのそれぞれから吹き出すまでに、空気の除塵処理、加湿処理及び脱臭処理を行う。
なお、図1以降において、空気清浄機1の前後方向(奥行方向)をX方向、空気清浄機1の幅方向をY方向、空気清浄機1の高さ方向をZ方向として示す。また、以下の説明では、本体筐体11の前面パネル12が配置される側を「前面側」とし、本体筐体11のリアパネル14が配置される側を「背面側」とする。
図3は、実施例の空気清浄機を示す図1におけるA−A断面図である。本体筐体11は、図3に示すように、内部に通風路10が形成されている。通風路10は、上面吸込口13aと右側面吸込口13bと左側面吸込口13cと下側吸込口13dとを、上面吹出口14aと右側面吹出口14bと左側面吹出口14cとに連通している。
空気清浄機1は、さらに、プレフィルタ21、集塵ユニット22、吸着ユニットとしての脱臭ユニット23、加湿ユニット24及び送風機25を備えている。プレフィルタ21、集塵ユニット22、脱臭ユニット23、加湿ユニット24及び送風機25は、本体筐体11の内部の通風路10に配置されている。
プレフィルタ21は、例えば、糸状のPET(ポリエチレンテレフタラート)材が編み込まれた網目構造体として形成されている。プレフィルタ21は、通風路10の前面側に配置されている。プレフィルタ21は、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、左側面吸込口13c及び下側吸込口13dから本体筐体11の内部の通風路10にそれぞれ吸い込まれる空気に含まれる塵埃を捕集する。
集塵ユニット22は、通風路10のうちのプレフィルタ21の背面側に配置されている。本体筐体11は、さらに、仕切板16を備えている。仕切板16は、フロントパネル13の背面側に配置されており、本体筐体11の一部を形成している。集塵ユニット22は、第1電気集塵機22a及び第2電気集塵機22bを有する。第1電気集塵機22a及び第2電気集塵機22bは、上下方向に並べられ、仕切板16に支持されている。第1電気集塵機22a及び第2電気集塵機22bは、それぞれ、図示しない筐体、放電電極及び集塵電極を有する。筐体の内部には、放電電極と集塵電極が支持されている。放電電極は、プレフィルタ21で捕集されなかった細かな塵埃や花粉等をコロナ放電により帯電させる。集塵電極は、放電電極により帯電された塵埃や花粉等を捕集する。集塵ユニット22は、第1電気集塵機22aと第2電気集塵機22bとが、放電電極及び集塵電極、筐体とで形成されていることにより、例えば不織布をプリーツ形状に形成してなる他の集塵フィルタに比べて、空気抵抗が小さい。
脱臭ユニット23は、通風路10のうちのプレフィルタ21の背面側に配置されている。加湿ユニット24は、通風路10のうちの脱臭ユニット23の背面側に配置されている。加湿ユニット24は、加湿フィルタ24a及び貯水タンク24bを有する。貯水タンク24bには、水が貯留される。加湿フィルタ24aは、円板形状に形成されており、貯水タンク24bに溜められた水に、加湿フィルタ24aの一部が浸るように配置されている。加湿フィルタ24aは、さらに、貯水タンク24bに溜められた水に浸る部分が移動するように、回転軸により回転可能に支持されており、図示しないモータにより回転される。加湿ユニット24は、貯水タンク24bに溜められた水により湿らされた加湿フィルタ24aに空気を通すことにより、通風路10を流れる空気を加湿する。
なお、加湿ユニット24は、上記の構成に限らず、例えば、貯水タンク24bに溜められた水を加湿フィルタ24aの外周側に形成した複数の桶で汲み上げて加湿フィルタ24aを湿潤させるようにしてもよい。この場合は加湿フィルタ24aは貯水タンク24bに溜められた水に浸からないようにしてもよい。また、加湿フィルタ24aは回転しないようにしてもよい。この場合は、貯水タンク24bに溜められた水を毛細管現象により吸い上げる他の加湿フィルタに置換されてもよい。
送風機25は、通風路10のうちの加湿ユニット24の背面側に配置されている。送風機25は、ターボファン25a及びファンモータ25bを有する。ファンモータ25bは、回転数可変であり、ターボファン25aを回転させる。ターボファン25aは、合成樹脂材によって形成されており、ファンモータ25bの出力軸に接続されている。ターボファン25aは、回転することにより、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、左側面吸込口13c及び下側吸込口13dから、上面吹出口14a、右側面吹出口14b及び左側面吹出口14cに向かって空気を流す。すなわち、送風機25は、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、左側面吸込口13c及び下側吸込口13dから、空気清浄機1の内部へ空気を取り込み、通風路10に沿って空気を通過させる。送風機25は、さらに、上面吹出口14a、右側面吹出口14b及び左側面吹出口14cを介して、通風路10を通過した空気を空気清浄機1の外部に放出する。
送風機25は、ファンモータ25bの中心の高さDが、集塵ユニット22の第1電気集塵機22aと第2電気集塵機22bとの間の空間の高さと一致するように配置されている。ファンモータ25bの中心付近は、ターボファン25aの回転による空気の流れが少ないので、通風路10におけるファンモータ25bの中心付近の空間での空気の流れが少ない。集塵ユニット22は、第1電気集塵機22aと第2電気集塵機22bとの間を空気が通過しない。このため、集塵ユニット22は、空気の流れが多い空間に第1電気集塵機22a及び第2電気集塵機22bが配置されることにより、除塵を高効率に行うことができる。
図4は、実施例の空気清浄機を示す図1におけるB−B断面図である。プレフィルタ21は、図4に示すように、中央が前面側に向かって凸となるアーチ形状に形成されている。このため、プレフィルタ21は、プレフィルタ21を平坦状に形成する場合と比べて、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、左側面吸込口13c及び下側吸込口13dから、本体筐体11の内部にそれぞれ吸い込まれた空気がプレフィルタ21を通過する面積が大きい。これにより、プレフィルタ21は、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、左側面吸込口13c及び下側吸込口13dから、本体筐体11の内部に吸い込まれた空気から、より一層多くの塵埃を捕集することが可能とされている。
[脱臭ユニットの構成]
図5は、実施例の脱臭ユニットを示す斜視図である。実施例の吸着ユニットとしての脱臭ユニット23は、図5に示すように、脱臭フィルタ部23aと、フィルタ再生部23fと、保持部23gとを有する。脱臭フィルタ部23aは、円板状に形成されている。フィルタ再生部23fは、略三角柱形状に形成されており、脱臭フィルタ部23aの周方向における一部の両面を覆っている。保持部23gは、本体筐体11に固定されており、脱臭フィルタ部23a及びフィルタ再生部23fを支持している。
図6は、実施例の脱臭ユニット23を示す分解斜視図である。保持部23gは、図6に示すように、合成樹脂材によって略四角形状に形成されており、脱臭フィルタ部23aの形状に応じた円形状の開口部23gdが中央に形成されている。さらに、保持部23gは、開口部23gdの上方(保持部23gを通風路10に配置したときに上側となる箇所。以下、「上方」と記載)には、フィルタ再生部23fの形状に応じた凹形状の再生部収納部23geが形成されている。
さらに、脱臭ユニット23は、2個のローラ23m、回転検出用歯車23k、回転検出部23r、駆動部23h、駆動歯車23j及び4枚の押さえ部材23zを有する。2個のローラ23mの各々は、合成樹脂材によって形成されており、筒部23mb、上フランジ23mc及び下フランジ23mdを有する。筒部23mbは、孔23maを有する円筒形状に形成されている。上フランジ23mc及び下フランジ23mdは、各々筒部23mbよりも直径が大きい円板形状に形成されており、筒部23mbの両端から外周側へ張り出している。保持部23gには、2本の第1軸23gaが形成されている。2本の第1軸23gaは、保持部23gの下方(保持部23gを通風路10に配置したときに下側となる箇所。以下、「下方」と記載)の両隅に配置されている。2本の第1軸23gaは、それぞれ、2個のローラ23mの孔23maに挿入されることにより、2個のローラ23mを回転自在に支持している。
回転検出用歯車23kは、合成樹脂材によって形成されている。保持部23gには、さらに、第2軸23gbが形成されている。第2軸23gbは、再生部収納部23geの左側(脱臭フィルタ部23aを前面側から見たときの左側)に配置されている。第2軸23gbは、回転検出用歯車23kが挿入されることにより、回転検出用歯車23kを回動自在に支持している。回転検出部23rは、回転検出用歯車23kの回転を検出する。回転検出部23rとしては、例えば、フォトインタラプタが用いられている。フォトインタラプタは、発光部及び受光部を有しており、発光部と受光部が、検知対象を挟んで互いに対向して配置されている。フォトインタラプタは、発光部から発光された光を受光部で検出することにより、検知対象の有無や位置を検出することが可能になる。
駆動歯車23jは、合成樹脂材で形成されている。駆動部23hは、例えばステッピングモータを有しており、ステッピングモータの出力軸に駆動歯車23jが取り付けられている。保持部23gには、さらに、駆動部固定部23gcが形成されている。駆動部固定部23gcは、再生部収納部23geの右側(脱臭フィルタ部23aを前面側から見たときの右側)に配置されて、駆動部23hを支持している。駆動部23hは、駆動歯車23jを回転させる。
4枚の押さえ部材23zは、合成樹脂材によって、略五角形状の板材として形成されており、保持部23gに嵌め込み可能な形状に形成されている。押さえ部材23zは、2個のローラ23m、回転検出用歯車23k、駆動部23h及び駆動歯車23jが保持部23gに装着された後に、保持部23gに嵌め込まれる。押さえ部材23zは、保持部23gに嵌め込まれることにより、2個のローラ23mと回転検出用歯車23kと駆動部23hと駆動歯車23jとを押さえて、保持部23gから外れないように支持している。
図7は、実施例の脱臭ユニットの脱臭フィルタ部23aを示す斜視図である。脱臭フィルタ部23aは、図7に示すように、脱臭フィルタ23aa、外周部フィルタカバー23ac及び内周部フィルタカバー23aeを有する。
脱臭フィルタ23aaは、円板状に形成されており、中央に貫通孔23aaが形成されている。脱臭フィルタ23aaは、脱臭フィルタ23aaの厚さ方向に空気が通過するように形成されている。脱臭フィルタ23aaは、通過する空気から臭気成分を吸着し、後述するPTCヒータ23bによって加熱されることで、吸着された臭気成分を分解する。例えば、脱臭フィルタ23aaは、図示しない基材と、基材に形成された触媒層とを有する。基材は、アルミニウム等の板材によって形成されており、ハニカム構造に例示される多孔構造に形成されている。触媒層は、触媒によって形成されており、基材の表面を被覆している。触媒は、触媒層の近傍を流れる空気から臭気成分を吸着し、加熱されることにより、吸着された臭気成分を分解する。脱臭フィルタ23aaは、多孔構造に形成されていること、及び、フィルタ再生部23fが脱臭フィルタ23aaの一部のみを覆い大部分を覆っていないことにより、空気抵抗が小さい。
外周部フィルタカバー23acは、概ね円環状に形成されており、脱臭フィルタ23aaの外周部に沿って配置されている。外周部フィルタカバー23acは、脱臭フィルタ23aaの外周縁部を覆って外周部の端面を保護している。内周部フィルタカバー23aeは、概ね円環状に形成され、脱臭フィルタ23aaの貫通孔23aaoの内部に配置されており、脱臭フィルタ23aaにおける内周縁部を覆って脱臭フィルタ23aaの内周部の端面を保護している。内周部フィルタカバー23aeには、貫通孔23adが形成されている。
[フィルタ再生部の構成]
図8は、実施例の脱臭ユニット23のフィルタ再生部23fを示す図6におけるC−C断面を示している。フィルタ再生部23fは、図8に示すように、ケース23eと、放熱板23cと、PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータ23bと、を有する。ケース23eは、略三角柱形状の箱状に形成されている。ケース23eは、脱臭フィルタ部23aの周方向の一部を覆っている。ケース23eは、組み合わされる一対の、第1ケース部材としての前面側ケース部材23eaと、第2ケース部材としての背面側ケース部材23ebと、を有する。前面側ケース部材23eaは、ケース23eの前面側の部分を形成している。背面側ケース部材23ebは、ケース23eの背面側の部分を形成している。前面側ケース部材23eaと背面側ケース部材23ebで構成されたケース23eの内部には空間(内部空間)が形成される。
放熱板23cは、対向して配置される一組の第1板と第2板としての一組の前面側放熱板23caと背面側放熱板23cbを有する。第2板としての前面側放熱板23caは、ケース23eの内部に支持されている。前面側放熱板23caは、脱臭フィルタ部23aの周方向における一部に対向する。脱臭フィルタ部23aは、前面側放熱板23caによって脱臭フィルタ部23aの一部が前面側から覆われている。同様に、第1板としての背面側放熱板23cbは、ケース23eの内部に支持されている。背面側放熱板23cbは、脱臭フィルタ部23aの周方向における一部に対向する。脱臭フィルタ部23aは、背面側放熱板23cbによって脱臭フィルタ部23aの一部が背面側から覆われている。
PTCヒータ23bは、通電されることにより発熱し、温度上昇に伴って抵抗値が増加する性質を有しており、この性質を利用して発熱量を自己制御する。PTCヒータ23bは、直方体状に形成されており、ケース23eの内部に設けられている。PTCヒータ23bは、脱臭フィルタ部23aの外周側に配置されており、前面側放熱板23caと背面側放熱板23cbとの間に挟まれて支持されている。PTCヒータ23bは、後述する背面側放熱板23cbの位置決め突起23cf(図9)に突き当てられる。また、PTCヒータ23bは、背面側ケース部材23ebの第1支持部23s1の第1リブ23saの規制面23sab(図11)に突き当てられる。これにより、PTCヒータ23bはZ方向の両側への移動が規制されている。
図9は、実施例の脱臭ユニットのフィルタ再生部23fを示す分解斜視図である。前面側放熱板23ca及び背面側放熱板23cbは、例えば、アルミニウム材またはアルミ合金材等の熱伝導性が良好な材料によって形成されている。前面側放熱板23caは、図9に示すように、脱臭フィルタ部23aの前面側に配置されている。前面側放熱板23caの外形は、脱臭フィルタ部23aの貫通孔23adから脱臭フィルタ部23aの外周側に向かうにつれて左右方向(脱臭フィルタ部23aの周方向)に対する幅寸法が大きくなる略三角形状に形成されている。前面側放熱板23caは、フィルタ対向面23caaとカバー対向面23cabを有する。フィルタ対向面23caaは、前面側放熱板23caの一方の面であり、カバー対向面23cabは、前面側放熱板23caの他方の面である。前面側放熱板23caの内周側端部には、脱臭フィルタ部23aの貫通孔23adと対応する貫通孔23cagが形成されている。貫通孔23cagには、後述する背面側ケース部材23ebの軸部23xaが挿通される。
背面側放熱板23cbは、脱臭フィルタ部23aの背面側に対向して配置されている。背面側放熱板23cbの外形は、脱臭フィルタ部23aの貫通孔23adから外周側に向かうにつれて左右方向(脱臭フィルタ部23aの周方向)に対する幅寸法が大きくなる略三角形状に形成されている。背面側放熱板23cbは、フィルタ対向面23ccaとカバー対向面23ccbを有する。フィルタ対向面23ccaは、背面側放熱板23cbの一方の面であり、カバー対向面23ccbは、フィルタ対向面23ccaの他方の面である。
図8及び図9に示すように、背面側放熱板23cbのフィルタ対向面23ccaには、PTCヒータ23bを位置決めする位置決め突起23cfが設けられており、位置決め突起23cfがPTCヒータ23bの外周面(Z方向の一方側の外周面(脱臭フィルタ部23aの内周側の外周面))に当たることで、Z方向の一方側(脱臭フィルタ部23aの内周側)に対するPTCヒータ23bの位置が規制されている。また、背面側放熱板23cbと同様に、前面側放熱板23caのフィルタ対向面23ccaにも、PTCヒータ23bを位置決めする位置決め突起23cgが設けられている(図8参照)。背面側放熱板23cbの内周側端部には、後述する背面側ケース部材23ebの軸部23xaが挿通される貫通孔23cbgが形成されている。
PTCヒータ23bは、前面側放熱板23caのフィルタ対向面23caa及び背面側放熱板23cbのフィルタ対向面23caaにおける脱臭フィルタ部23aの外周側の側縁部に、前面側放熱板23caと背面側放熱板23cbとの間に挟まれて支持されている。前面側放熱板23caは、フィルタ対向面23caaが脱臭フィルタ部23aに対向するように配置されている。背面側放熱板23cbは、フィルタ対向面23ccaが脱臭フィルタ部23aに対向するように配置されている。なお、PTCヒータ23bと、前面側放熱板23ca及び背面側放熱板23cbとの間には、熱伝導性を高めるために熱伝導グリース等が塗布されてもよい。
図10は、実施例におけるフィルタ再生部23fの前面側ケース部材23eaを内側から示す斜視図である。言い換えれば、図10は、ケース23eの内部空間の前面側(前面側内部空間)を示す斜視図である。図11は、実施例におけるフィルタ再生部23fの背面側ケース部材を内側から示す斜視図である。言い換えれば、図11は、ケース23eの内部空間の背面側(背面側内部空間)を示す斜視図である。図12は、実施例における背面側ケース部材23ebの第1支持部及び第2支持部を説明するための側面図である。
説明の便宜上、背面側ケース部材23ebから先に説明する。背面側ケース部材23ebは、合成樹脂材によって形成されている。背面側ケース部材23ebの外形は、図9に示すように、背面側放熱板23cbの外形よりも一回り大きく形成されている。図11に示すように、背面側ケース部材23ebの内側には、脱臭フィルタ部23aを加熱するための加熱空間としての加熱空間部23edが形成されている。背面側ケース部材23ebは、有底の箱状に形成されており、背面側ケース部材23ebは、底部23edaと、背面側ケース部材23ebの外周に沿って形成された外周壁としての第1側部23edb、第2側部23edc、第3側部23edd及び第4側部23edeと、を有する。底部23edaは、略三角形の板状に形成されている。第1側部23edb、第2側部23edc、第3側部23edd及び第4側部23edeは、それぞれ、底部23edaの外周部から立ち上がって形成されている。第1側部23edbは、底部23edaの外周部における、脱臭フィルタ部23aの貫通孔23ad側に配置される部分に形成されている。第4側部23edeは、底部23edaの外周部における、脱臭フィルタ部23aの外周側に配置される部分に形成されている。第2側部23edcと第3側部23eddは、底部23edaの外周部のY方向の両側の部分に形成されている。
図11に示すように、背面側ケース部材23ebの底部23edaには、背面側放熱板23cbの外周に沿って内周壁23pbが形成されている。内周壁23pbは、第1側部23edb、第2側部23edc、第3側部23eddに対して所定の間隔をあけて形成されており、内周壁23pbの両端が第4側部23edeに連結されている。背面側ケース部材23ebの底部23edaには、脱臭フィルタ部23aの貫通孔23adに挿通されて脱臭フィルタ部23aを回転可能に支持する軸部23xaが形成されている。軸部23xaは、結合部材としてのネジ23t等がねじ込まれる貫通孔23xaaを有する。また、背面側ケース部材23ebの底部23edaのY方向における両側には、前面側ケース部材23eaと背面側ケース部材23ebとを一体に固定する結合部材としてのネジ23t等がねじ込まれる貫通孔23xbaを有するボス23xbがそれぞれ形成されている。
背面側ケース部材23ebの底部23edaには、2つの第1支持部23s1が形成されている。第1支持部23s1は、背面側放熱板23cbの外周部23cbhと、背面側放熱板23cbに重ねられるPTCヒータ23b及び前面側放熱板23caの外周部23cbhをそれぞれ支持する。また、背面側ケース部材23ebの底部23edaには、背面側放熱板23cbの外周部23cbhを支持する第2支持部23s2がそれぞれ形成されている。
第1支持部23s1は、背面側ケース部材23ebのY方向における両側にそれぞれ配置されており、ボス23xbの近傍、例えばボス23xbに隣接して配置されている。第1支持部23s1は、第1方向として背面側放熱板23cb(前面側放熱板23ca)のZY面におけるZ方向に対する背面側放熱板23cb、前面側放熱板23ca及びPTCヒータ23bの移動を規制する第1リブ23saと、第1方向と直交する第2方向として背面側放熱板23cb(前面側放熱板23ca)のZY面におけるY方向に対する背面側放熱板23cb、前面側放熱板23ca及びPTCヒータ23bの移動を規制する第2リブ23sbと、を有する。
第1リブ23saは、背面側ケース部材23ebの底部23edaから突出して形成されており、背面側放熱板23cbと背面側ケース部材23ebの内面との間に空間をあけた状態で背面側放熱板23cbの外周部23cbhを支持する。第1リブ23saは、ボス23xbの外周面に連結されている。第1リブ23saは、背面側放熱板23cbをX方向に対して支持する支持面23saaと、背面側放熱板23cb、前面側放熱板23ca及びPTCヒータ23bのZ方向の移動を規制する規制面23sabと、を有する。図12に示すように、支持面23saaは、背面側ケース部材23ebの底部23edaの内面から高さMの位置に設けられる。高さMは、X軸上に沿う長さMを指す。規制面23sabは、支持面23saaを基準として高さLを有する。高さLは、X軸上に沿う長さLを指す。第2リブ23sbは、背面側ケース部材23ebの底部23edaから突出して、内周壁23pbと第2側部23edc、または内周壁23pbと第3側部23eddとに跨って形成されており、内周壁23pbの機械的強度が補強されている。第2リブ23sbは、背面側放熱板23cbをX方向に対して支持する支持面23sbaと、背面側放熱板23cb、前面側放熱板23ca及びPTCヒータ23bのY方向の移動を規制する規制面23sbbと、を有する。支持面23sbaは、背面側ケース部材23ebの底部23edaの内面から高さMの位置に設けられる。高さMは、X軸上に沿う長さMを指す。規制面23sbbは、支持面23sbaを基準として高さLを有する。高さLは、X軸上に沿う長さLを指す。
図12に示すように、第1リブ23saにおける規制面23sabのX方向の高さ(背面側放熱板23cb及び前面側放熱板23caの厚み方向に対する高さ)をL、背面側放熱板23cbのX方向の厚みをP1、前面側放熱板23caのX方向の厚みをP2、PTCヒータ23bのX方向の高さ(背面側放熱板23cb及び前面側放熱板23caの厚み方向に対する高さ)をHとしたとき、第1リブ23saの高さLは、
L>P1+H ・・・式1
を満たす。図示しないが、第1リブ23saの高さLと同様に、第2リブ23sbの高さについても式1を満たしている。これにより、第1リブ23sa及び第2リブ23sbは、背面側放熱板23cb、前面側放熱板23ca及びPTCヒータ23bの位置をそれぞれ規制することが可能になる。なお、本実施例では規制面23sabが背面側ケース部材23ebの第1リブ23sa及び第2リブ23sbに設けられたが、前面側ケース部材23eaに設けられてもよい。この場合には第1リブ23saの高さLはL>P2+Hを満たせばよい。
第2支持部23s2は、背面側ケース部材23ebのZ方向における一端側(脱臭フィルタ部23aの貫通孔23ad側)に、軸部23xaに隣接して配置されている。第2支持部23s2は、背面側放熱板23cb(前面側放熱板23ca)のZY面におけるZ方向に対する背面側放熱板23cbの移動を規制する第3リブ23scと、背面側放熱板23cb(前面側放熱板23ca)のZY面におけるY方向に対する背面側放熱板23cbの移動を規制する第4リブ23sdと、を有する。
第3リブ23scは、背面側放熱板23cbをX方向に対して支持する支持面23scaと、Z方向に対する背面側放熱板23cbの移動を規制する規制面23scbと、を有する。第4リブ23sdは、背面側放熱板23cbをX方向に対して支持する支持面23sdaと、Y方向に対する背面側放熱板23cbの移動を規制する規制面23sdbと、を有する。第3リブ23sc及び第4リブ23sdは、背面側ケース部材23ebの底部23edaから突出して形成されており、背面側ケース部材23ebの底部23edaから突出して形成されており、背面側放熱板23cbと背面側ケース部材23ebの内面との間に空間をあけた状態で背面側放熱板23cbの外周部23cbhを支持する。第3リブ23sc及び第4リブ23sdは、内周壁23pbと第1側部23edbとに跨って形成されており、内周壁23pbの機械的強度が補強されている。
図9及び図10に示すように、前面側ケース部材23eaは、背面側ケース部材23ebと同様に、合成樹脂材によって形成されている。前面側ケース部材23eaの外形は、前面側放熱板23caの外形よりも一回り大きく形成されている。前面側ケース部材23eaの内側には、脱臭フィルタ部23aを加熱するための加熱空間としての加熱空間部23ecが形成されている。前面側ケース部材23eaは有底の箱状に形成されており、前面側ケース部材23eaは、底部23ecaと、前面側ケース部材23eaの外周に沿って形成された外周壁としての第1側部23ecb、第2側部23ecc、第3側部23ecd及び第4側部23eceと、を有する。底部23ecaは、略三角形の板状に形成されている。第1側部23ecb、第2側部23ecc、第3側部23ecd及び第4側部23eceは、それぞれ、底部23ecaの外周部から立ち上がって形成されている。第1側部23ecbは、底部23ecaの外周部における、脱臭フィルタ部23aの貫通孔23ad側に配置される部分に形成されている。第4側部23eceは、底部23ecaの外周部における、脱臭フィルタ部23aの外周側に配置される部分に形成されている。第2側部23eccと第3側部23ecdは、底部23ecaの外周部のY方向の両側の部分に形成されている。底部23ecaと第1側部23ecb、第2側部23ecc、第3側部23ecd及び第4側部23eceとで囲まれた空間が前面側内部空間となる。
図10に示すように、前面側ケース部材23eaの底部23ecaには、前面側放熱板23caの外周に沿って内周壁23paが形成されている。内周壁23paは、第1側部23ecb、第2側部23ecc、第3側部23ecdに対して所定の間隔をあけて形成されており、内周壁23paの両端が第4側部23eceに連結されている。前面側ケース部材23eaの底部23ecaには、脱臭フィルタ部23aの貫通孔23adに対向する位置に軸座部23xcが形成されている。軸座部23xcには、背面側ケース部材23ebの軸部23xaの先端が突き当てられる。軸座部23xcはネジ23tがねじ込まれる貫通孔23xcaを有する。また、前面側ケース部材23eaの底部23ecaのY方向における両側で、かつ、第4側部23eceと隣接する位置には、背面側ケース部材23ebのボス23xbの先端が突き当てられるボス座部23xdが形成されている。ボス座部23xdはネジ23tがねじ込まれる貫通孔23xdaを有する。
また、前面側ケース部材23eaの底部23ecaには、ボス座部23xdと隣接するように、第1リブ23se及び第2リブ23sfが形成されている。第1リブ23se及び第2リブ23sfは、背面側ケース部材23ebの第1支持部23s1の第1リブ23sa及び第2リブ23sbがそれぞれ突き当てられる。また、前面側ケース部材23eaの第1リブ23se及び第2リブ23sfは、前面側放熱板23caに接することで、前面側放熱板23ca、PTCヒータ23b及び背面側放熱板23cbのX方向に対する移動を規制する。第1リブ23se及び第2リブ23sfは、前面側ケース部材23eaの底部23ecaから突出して形成されており、前面側放熱板23caと前面側ケース部材23eaの内面との間に空間をあけた状態で前面側放熱板23caの外周部23cahを支持する。
前面側ケース部材23eaの底部23ecaには、前面側放熱板23caの外周部23cahを支持する支持部23s3が形成されている。支持部23s3は、前面側ケース部材23eaのZ方向における一端側(脱臭フィルタ部23aの貫通孔23ad側)に、軸座部23xcに隣接して配置されている。支持部23s3は、前面側放熱板23caのZY面内方向におけるZ方向に対する前面側放熱板23caの移動を規制する第3リブ23sgと、前面側放熱板23caのZY面内方向におけるY方向に対する前面側放熱板23caの移動を規制する第4リブ23shと、を有する。
第3リブ23sgは、前面側放熱板23caをX方向に対して支持する支持面23sgaと、Z方向に対する前面側放熱板23caの移動を規制する規制面23sgbと、を有する。第4リブ23shは、前面側放熱板23caをX方向に対して支持する支持面23shaと、Y方向に対する前面側放熱板23caの移動を規制する規制面23shbと、を有する。第3リブ23sg及び第4リブ23shは、前面側ケース部材23eaの底部23ecaから突出して形成されており、前面側放熱板23caと前面側ケース部材23eaの内面との間に空間をあけた状態で前面側放熱板23caの外周部23cahを支持する。第3リブ23sg及び第4リブ23shは、内周壁23paと第1側部23ecbとに跨って形成されており、内周壁23paの機械的強度が補強されている。
前面側ケース部材23eaと背面側ケース部材23ebとが組み合わされることで、PTCヒータ23b、前面側放熱板23ca及び背面側放熱板23cb、脱臭フィルタ部23aの一部が内部に収容されるケース23eが構成される。脱臭フィルタ部23aの貫通孔23adには、背面側ケース部材23ebの軸部23xaが挿通されることで、脱臭フィルタ部23aが軸部23xaに回転可能に支持されている。また、図8及び図9に示すように、軸部23xaは、円筒状のシャフト部材23xe内へ通されており、脱臭フィルタ部23aの貫通孔23adに通されたシャフト部材23xeを介して、脱臭フィルタ部23aを支持している。
ここで、本実施例では、第1支持部23s1とリブ(第1リブ23seや第2リブ23sf)はX方向において対向するように配置されている。このため、リブ(第1リブ23seや第2リブ23sf)の高さが高すぎる場合、第1支持部23s1と接触する可能性がある。実施例の脱臭ユニット23は、P1+P2+H≧Lを満たしている。これにより、背面側ケース部材23ebと前面側ケース部材23eaとを結合する際に、第1支持部23s1とリブ(第1リブ23seや第2リブ23sf)が接触することを防ぐことができる。ただし、必ずしも第1リブ23saの高さLはP1+P2+H≧Lを満たす必要はない。例えば、第1支持部23s1とリブ(第1リブ23seや第2リブ23sf)がX方向に対向しないように配置されれば、L>P1+P2+Hであってもよい。これは、第1支持部23s1とリブ(第1リブ23seや第2リブ23sf)がX方向において対向しないように配置されれば、リブ(第1リブ23seや第2リブ23sf)が第1支持部23s1と接触しないからである。
[フィルタ再生部の組立工程]
図13は、実施例における背面側ケース部材23ebに背面側放熱板23cbを取り付けた状態を示す斜視図である。図14は、実施例における背面側ケース部材23ebに背面側放熱板23cb及びPTCヒータ23bを取り付けた状態を示す斜視図である。以上のように構成された脱臭ユニット23のフィルタ再生部23fの組立工程について説明する。
フィルタ再生部23fの組立工程では、図13及び図14に示すように、背面側ケース部材23eb側へ、背面側放熱板23cb、PTCヒータ23bが組み付けられ、脱臭フィルタ部23a及び前面側放熱板23caが組み付けられる。このとき、背面側放熱板23cb、PTCヒータ23b、脱臭フィルタ部23a、前面側放熱板23caの順に組み付けられる。脱臭フィルタ部23aの貫通孔23adには背面側ケース部材23ebの軸部23xaが通される。背面側ケース部材23ebには、前面側ケース部材23eaが組み合わされる。背面側ケース部材23ebに前面側ケース部材23eaが組み合わされた後、軸部23xaと軸座部23xc、及びボス23xbとボス座部23xdにそれぞれネジ23tがねじ込まれることで、背面側ケース部材23ebと前面側ケース部材23eaとが結合される。
[背面側ケース部材の第1支持部及び第2支持部の作用]
フィルタ再生部23fの組立工程では、背面側ケース部材23ebの第1支持部23s1及び第2支持部23s2に、背面側放熱板23cbの外周部23cbhが載置されることで、背面側放熱板23cbの面内方向(YZ平面上)における位置、背面側放熱板23cbの厚み方向(X方向)における位置が容易に位置決められる。次に、背面側ケース部材23ebの第1支持部23s1及び第2支持部23s2に支持された背面側放熱板23cbの上にPTCヒータ23bが載置されている。PTCヒータ23bは、位置決め突起23cfと第1支持部23s1の第1リブ23saの規制面23sabとPTCヒータ23bの外周面(Z方向の側面(脱臭フィルタ部23aの内周側側面及び外周側側面))とがそれぞれ接するように載置される。これにより、PTCヒータ23bのYZ平面上における位置が容易に位置決めされる。
続いて、背面側ケース部材23ebに支持された背面側放熱板23cb上のPTCヒータ23bを、背面側放熱板23cbと共に挟むように、第1支持部23s1に前面側放熱板23caが載置されることで、前面側放熱板23caの面内方向(YZ平面上)における位置が容易に位置決めされる。このように背面側ケース部材23ebの第1支持部23s1によって、背面側放熱板23cb、PTCヒータ23b及び前面側放熱板23caがそれぞれ容易に位置決めされる。
最後に、背面側ケース部材23ebに前面側ケース部材23eaが組み合わされて、背面側ケース部材23ebと前面側ケース部材23eaとが結合部により結合される。結合部は、例えば、軸部23xa、ボス23xb、軸座部23xc、ボス座部23xd、及び結合部材としてのネジ23tにより構成される。例えば、背面側ケース部材23ebと前面側ケース部材23eaは、軸部23xaと軸座部23xc、及びボス23xbとボス座部23xdにそれぞれ通されたネジ23tによって結合される。背面側ケース部材23ebと前面側ケース部材23eaとが結合されたとき、ネジ23tの締め付けによる結合力が、背面側放熱板23cb及び前面側放熱板の厚み方向(X方向)に対する押圧力として作用する。
この押圧力は、背面側ケース部材23ebの第1支持部23s1(支持面23saa、支持面23sba)及び第2支持部23s2(支持面23sda)を介して背面側放熱板23cbに作用する。また、この押圧力は、前面側ケース部材23eaの第1リブ23se、第2リブ23sf及び第3支持部23s3(支持面23sha)を介して前面側放熱板23caに作用する。本実施例では、第1支持部23s1、第2支持部23s2、第3支持部23s3が結合部の近傍に配置されているため、結合力が押圧力として作用しやすくなる。この押圧力によって、背面側放熱板23cbと前面側放熱板23caはPTCヒータ23bに押圧されるので、背面側放熱板23cbと前面側放熱板23caとの間に挟まれたPTCヒータ23bと、背面側放熱板23cbのフィルタ対向面23cca及び前面側放熱板23caのフィルタ対向面23caaとの間に隙間が生じることが抑えられる。したがって、背面側放熱板23cbとPTCヒータ23bとの接触状態、前面側放熱板23caとPTCヒータ23bとの接触状態が適正に確保される。なお、第1支持部23s1、第2支持部23s2、第3支持部23s3は、必ずしも結合部の近傍に配置されていなくてもよい。
本実施例では、背面側ケース部材23ebの第1支持部23s1とリブ(第1リブ23se及び第2リブ23sf)の間にPTCヒータ23bを配置している。これにより、背面側放熱板23cbとPTCヒータ23bとの接触状態と、前面側放熱板23caとPTCヒータ23bとの接触状態がさらに適正に確保される。なお、PTCヒータ23bは、必ずしも第1支持部23s1とリブ(第1リブ23se及び第2リブ23sf)の間に挟まれていなくてもよい。
以上のように組み立てられた脱臭ユニット23は、図6に示すように、フィルタ再生部23fが保持部23gの再生部収納部23ge内に収容されている。また、脱臭フィルタ部23aは、外周部フィルタカバー23acの歯車部34が駆動歯車23jに噛み合わされており、駆動部23hによって回転される。さらに、脱臭フィルタ部23aは、外周部フィルタカバー23acの歯車部34が回転検出用歯車23kに噛み合わされており、回転検出部23rによって回転が検出される。
[空気清浄機の動作]
空気清浄機1は、使用者が操作部15を操作することで、運転を開始する。空気清浄機1は、運転を開始したとき、送風機25が駆動されると共に、集塵ユニット22の第1電気集塵機22a及び第2電気集塵機22bが通電され、加湿ユニット24の加湿フィルタ24aが回転を開始する。空気清浄機1は、送風機25が駆動されることで、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、左側面吸込口13c及び下側吸込口13dから、本体筐体11の内部へ空気が吸い込まれる。
本体筐体11の内部に吸い込まれた空気は、上面吸込口13a、右側面吸込口13b、左側面吸込口13c及び下側吸込口13dから、上面吹出口14a、右側面吹出口14b及び左側面吹出口14cに向かって通風路10を流れる。通風路10を流れる空気は、まず、プレフィルタ21によって塵埃が捕集される。プレフィルタ21によって塵埃が捕集された空気は、プレフィルタ21で捕集されなかった細かな塵埃や花粉等が、集塵ユニット22によって捕集される。集塵ユニット22によって塵埃が捕集された空気は、一部が脱臭ユニット23に供給され、残りが加湿ユニット24に供給される。
脱臭ユニット23に供給された空気は、保持部23gの開口部23gdを介して、脱臭フィルタ23aaにおけるフィルタ再生部23fによって覆われていない通風面に供給される。脱臭フィルタ23aaの通風面に供給された空気は、脱臭フィルタ23aaを通過することにより、臭気成分が除去され、脱臭される。このとき、脱臭ユニット23の脱臭フィルタ23aaは、脱臭ユニット23に供給された空気が、プレフィルタ21と集塵ユニット22とにより塵埃や花粉等があらかじめ除去されていることにより、塵埃や花粉等によって目詰まりすることが防止される。
脱臭ユニット23により脱臭された空気は、一部が加湿ユニット24に供給され、残りが送風機25に供給される。加湿ユニット24に供給された空気は、加湿ユニット24により加湿される。加湿ユニット24によって加湿された空気は、送風機25に供給される。送風機25に供給された空気は、上面吹出口14a、右側面吹出口14b及び左側面吹出口14cから、空気清浄機1の外部へ吹き出される。
空気清浄機1は、運転中に、PTCヒータ23bに継続して通電を行うと共に、駆動部23hを駆動させることで、脱臭フィルタ部23aを所定時間毎に所定の回転角度を回転させる。所定時間は、脱臭フィルタ部23aの脱臭能力を再生するために必要な処理時間であり、例えば、2時間が例示される。所定の回転角度としては、30度が例示される。空気清浄機1は、脱臭フィルタ部23aを回転させることにより、脱臭フィルタ23aaの周方向におけるフィルタ再生部23fで覆われる部分の脱臭能力を再生する。すなわち、空気清浄機1は、脱臭フィルタ23aaのフィルタ再生部23fで覆われる位置の脱臭能力の再生を行いつつ、脱臭フィルタ23aaのフィルタ再生部23fで覆われていない部分を通過する空気を脱臭する。
上述のように実施例の脱臭ユニット23が有するケース23eには、前面側放熱板23ca及び背面側放熱板23cbを支持する第1支持部23s1が形成されている。これにより、PTCヒータ23bに対して前面側放熱板23ca及び背面側放熱板23cbを適正な位置に支持することが可能になり、PTCヒータ23bと前面側放熱板23caとの接触状態、PTCヒータ23bと背面側放熱板23cbとの接触状態を適正に確保することが可能になる。したがって、PTCヒータ23bによって前面側放熱板23ca及び背面側放熱板23cbを適正に加熱し、前面側放熱板23ca及び背面側放熱板23cbによって脱臭フィルタ23aaを効率的に加熱することができる。その結果、脱臭フィルタ23aaの再生動作の信頼性を高めることができる。また、実施例の脱臭ユニット23によれば、第1支持部23s1を有することにより、前面側放熱板23ca及び背面側放熱板23cdを支持するための別部材をケース23eに組み込む必要がなく、ケース23eの構造の簡素化を図り、フィルタ再生部23fの生産性を高めることができる。
また、実施例の脱臭ユニット23における第1支持部23s1は、背面側ケース部材23ebと前面側ケース部材23eaとを結合するネジ23tが通されるボス23xbの近傍に形成されている。これにより、締結ネジ23tの締め付けによる結合力を、前面側放熱板23ca及び背面側放熱板23cbをPTCヒータ23bへ押圧させる押圧力として利用することができる。このため、PTCヒータ23bと前面側放熱板23caとの接触状態、PTCヒータ23bと背面側放熱板23cbとの接触状態を更に適正に確保することができる。
また、実施例の脱臭ユニット23における第1支持部23s1は、第1リブ23sa(第2リブ23sb)における規制面23sabのX方向の高さをL、背面側放熱板23cbのX方向の厚みをP1、前面側放熱板23caのX方向の厚みをP2、PTCヒータ23bのX方向の高さをHとしたとき、第1リブ23saの高さLは、L>P1+Hを満たす。これにより、第1リブ23saによって、背面側ケース部材23ebに対して背面側放熱板23cb、PTCヒータ23b、前面側放熱板23caを積み重ねてそれぞれ容易に位置決めできるので、フィルタ再生部23fの組み立て性を向上することができる。
なお、本実施例では、規制面23sabが背面側ケース部材23ebのリブ(第1リブ23seや第2リブ23sf)に設けられたが、前面側ケース部材23eaに設けられてもよい。この場合には第1リブ23saの高さLはL>P2+Hを満たせばよい。
また、実施例の脱臭ユニット23は、P1+P2+H≧Lを満たす。これにより、背面側ケース部材23ebと前面側ケース部材23eaとを結合する際に、第1支持部23s1とリブ(第1リブ23seや第2リブ23sf)が接触することを防ぐことができる。ただし、必ずしも第1リブ23saの高さLはP1+P2+H≧Lを満たす必要はない。L>P1+P2+Hであっても、例えば、リブ(第1リブ23seや第2リブ23sf)が第1支持部23s1と接触しない構成であればよい。
また、実施例の脱臭ユニット23における第1支持部23s1は、背面側放熱板23cbの面内方向(YZ平面上)におけるZ方向に対する背面側放熱板23cbの移動を規制する第1リブ23saと、背面側放熱板23cbの面内方向におけるZ方向と直交するY方向に対する背面側放熱板23cbの移動を規制する第2リブ23sbと、を有する。これにより、背面側放熱板23cbの面内方向における背面側ケース部材23ebの所定の位置に、背面側放熱板23cbを容易に位置決めすることが可能になり、背面側放熱板23cbの位置決め精度を高めることできる。したがって、ケース23eの変形に伴うフィルタ再生部23fの組み付け状態のバラツキや、フィルタ再生部23fの組立後に加わる衝撃等によって、前面側放熱板23caとPTCヒータ23bとの間、背面側放熱板23cbとPTCヒータ23bとの間に隙間が生じることを抑えることができる。
また、実施例の脱臭ユニット23における背面側ケース部材23ebは、第1支持部23s1の第1リブ23saが、背面側放熱板23cbの厚み方向において、背面側放熱板23cbと背面側ケース部材23ebの内面との間に空間をあけた状態で背面側放熱板23cbを支持する支持面を有する。これにより、背面側放熱板23cbと背面側ケース部材23ebの内面との間の空間が断熱空間として作用するので、背面側放熱板23cbから背面側ケース部材23ebへ逃げる熱を抑えることができる。このため、背面側放熱板23cbによる脱臭フィルタ部23aの加熱効率を高めることができる。
また、実施例の脱臭ユニット23における背面側ケース部材23ebには、ネジ23tが通される貫通孔23xbaを有するボス23xbが形成され、第1リブ23saがボス23xbに連結されている。これにより、ネジ23tの締め付けによる結合力を、背面側放熱板23cb及び前面側放熱板23caをPTCヒータ23bに押圧する押圧力として効果的に利用できる。したがって、PTCヒータ23bと前面側放熱板23caとの接触状態、PTCヒータ23bと背面側放熱板23cbとの接触状態を更に適正に確保することができる。なお、本実施例では結合部材としてネジを例示したが、これに限定されない。結合部材としては、ケース部材同士を結合することができればよく、例えばリベットのような部材が用いられてもよい。また、結合部材は、ケース部材と別体である必要もない。結合部材は、例えば、ケース部材と一体的に設けられた爪形状のものでもよい。
1 空気清浄機
23 脱臭ユニット(吸着ユニット)
23a 脱臭フィルタ部
23aa 脱臭フィルタ(フィルタ)
23b PTCヒータ
23c 放熱板
23ca 前面側放熱板(第2板)
23cah 外周部
23cb 背面側放熱板(第1板)
23cbh 外周部
23f フィルタ再生部
23e ケース
23ea 前面側ケース部材(第1ケース部材)
23eb 背面側ケース部材(第2ケース部材)
23ec、23ed 加熱空間部(加熱空間)
23h 駆動部
23s1 第1支持部(支持部)
23s2 第2支持部(支持部)
23sa 第1リブ
23saa 支持面
23sab 規制面
23sb 第2リブ
23sba 支持面
23sbb 規制面
23sc 第3リブ
23sd 第4リブ
23t ネジ
23xa 軸部
23xaa 貫通孔
23xb ボス
23xba 貫通孔
23xc 軸座部
23xd ボス座部

Claims (7)

  1. 板状に形成されるフィルタと、
    前記フィルタの一部に対向して配置される放熱板と、
    前記放熱板を加熱することにより前記放熱板を介して前記フィルタの一部を加熱するヒータと、
    前記放熱板に対して前記フィルタを移動させる駆動部と、
    前記放熱板を覆って加熱空間を形成するケースと、を備え、
    前記ケースには、前記放熱板を支持する支持部が形成されている、
    吸着ユニット。
  2. 前記支持部は、前記放熱板の外周部を支持するリブを有し、前記リブが、前記ケースの内側から、前記支持部に支持される前記放熱板の厚み方向に突出して形成されている、
    請求項1に記載の吸着ユニット。
  3. 前記放熱板は、対向して配置される一組の第1板と第2板を有し、
    前記リブの、前記第1板及び前記第2板の厚み方向に対する高さをL、前記第1板の厚みをP1、前記第2板の厚みをP2、前記第1板と前記第2板との間に挟まれた前記ヒータの、前記厚み方向に対する高さをHとしたとき、前記リブの高さLは、
    P1+H<L 又は P2+H<L
    を満たす、
    請求項2に記載の吸着ユニット。
  4. 前記リブは、前記放熱板の面内方向における第1方向に対する前記放熱板の移動を規制する第1リブと、前記放熱板の面内方向における前記第1方向と直交する第2方向に対する前記放熱板の移動を規制する第2リブと、を含む、
    請求項2または3に記載の吸着ユニット。
  5. 前記支持部の前記リブは、前記放熱板の厚み方向において、前記放熱板と前記ケースの内面との間に空間をあけた状態で前記放熱板を支持する支持面を有する、請求項2ないし4のいずれか1項に記載の吸着ユニット。
  6. 前記ケースは、組み合わされる一対の第1ケース部材と第2ケース部材を有し、
    前記第1ケース部材と前記第2ケース部材は、結合部によって結合され、
    前記支持部は、前記結合部の近傍に形成されている、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の吸着ユニット。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の吸着ユニットを備え、
    前記フィルタは、空気が通過することにより前記空気に含有される臭気成分を吸着し、加熱されることにより前記臭気成分を分解する、
    空気清浄機。
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