JP2018138478A - 衛生用紙収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】衛生用紙に対する保持力の低下を抑制することのできる衛生用紙収納箱を提供する。【解決手段】衛生用紙収納箱1は、衛生用紙の取出口が形成される取出口形成部10を備えている。取出口形成部10は、ミシン目20、ミシン目22、ミシン目24、及びミシン目51を有している。ミシン目20は、取出口形成部10の長手方向に延在している。ミシン目22は、ミシン目20における取出口形成部10の短辺14a側の端部20aと交わり、かつ取出口形成部10の長辺12aと長辺12bとを結んでいる。ミシン目24は、ミシン目20における取出口形成部10の短辺14b側の端部20bと交わり、かつ長辺12aと長辺12bとを結んでいる。ミシン目51は、ミシン目22における長辺12a側の端部22aと長辺12bとを結んでいる。ミシン目22は、短辺14a側に膨らんだ曲線状をしている。【選択図】図2

Description

本発明は、衛生用紙を収納する衛生用紙収納箱に関する。
従来の衛生用紙収納箱としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された収納箱は、ティッシュペーパーを収納する直方体状の箱である。収納箱の上面には、ティッシュペーパーの取出口が形成される取出口形成部が設けられている。取出口形成部には、上面をその短手方向に二等分する中心線に沿って、波状のミシン目が形成されている。
ミシン目に沿って切目を入れた後、切目の両側の部分(保持部)を斜め上方に折り曲げることにより、保持部どうしの間に取出口となる隙間を形成することができる。この収納箱においては、ティッシュペーパーが両保持部によって保持される。そのため、取出口から引き出されたティッシュペーパーが収納箱の中に落ち込みにくい構造となっている。
特開平9−150871号公報
上述の収納箱においては、保持部の折曲げ角度が大きくなるにつれて、保持部どうしの間の隙間(取出口)が広くなる。かかる隙間が広すぎると、保持部がティッシュペーパーに接触しにくくなるため、保持部のティッシュペーパーに対する保持力が低下してしまうという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、衛生用紙に対する保持力の低下を抑制することのできる衛生用紙収納箱を提供することを目的とする。
本発明による衛生用紙収納箱は、衛生用紙を収納する直方体状の衛生用紙収納箱であって、当該衛生用紙収納箱の上面において第1及び第2の長辺並びに第1及び第2の短辺で囲まれた長方形状の領域であり、上記衛生用紙の取出口が形成される取出口形成部を備え、上記取出口形成部は、当該取出口形成部の長手方向に延在する第1の主切込線と、上記第1の主切込線における上記第1の短辺側の端部である第1の端部と交わり、かつ当該取出口形成部の上記第1の長辺と上記第2の長辺とを結ぶ第2の主切込線と、上記第1の主切込線における上記第2の短辺側の端部である第2の端部と交わり、かつ当該取出口形成部の上記第1の長辺と上記第2の長辺とを結ぶ第3の主切込線と、上記第2の主切込線における上記第1の長辺側の端部である第1の端部と上記第2の長辺とを結ぶ第1の副切込線と、を有し、上記第2の主切込線は、上記第1の短辺側に膨らんだ曲線状をしていることを特徴とする。
この収納箱においては、第1乃至第3の主切込線、及び第1の副切込線が設けられている。これにより、取出口形成部には、第1乃至第3の主切込線と第1の長辺とで囲まれた部分(以下「第1の保持部」という。)と、第1乃至第3の主切込線と第2の長辺とで囲まれた部分(以下「第2の保持部」という。)と、第2の主切込線と第1の副切込線と第2の長辺とで囲まれた部分(以下「第1の補助部」という。)とが存在する。第1乃至第3の主切込線及び第1の副切込線に沿って切目が入った状態で、第1の補助部を斜め上方に折り曲げた後、第1の保持部を斜め上方に折り曲げることにより、第1の保持部と第2の保持部との間に取出口となる隙間を形成することができる。このとき、第2の主切込線が第1の短辺側に膨らんだ曲線状をしているため、第1の保持部を上方に折り曲げる際、第1の保持部に第1の補助部が干渉する。このため、第1の保持部の折曲げ角度が大きくなりすぎるのを規制することができる。
本発明によれば、衛生用紙に対する保持力の低下を抑制することのできる衛生用紙収納箱が実現される。
本発明による衛生用紙収納箱の一実施形態を示す斜視図である。 衛生用紙収納箱1の上面を示す平面図である。 保持部30を示す平面図である。 保持部40を示す平面図である。 衛生用紙収納箱1の使用時の様子を示す斜視図である。 図5のVI−VI線に沿った端面の構造を説明するための図である。 衛生用紙収納箱1の効果を説明するための図である。 衛生用紙収納箱1の効果を説明するための図である。 保持部40の一変形例を説明するための平面図である。 変形例に係る衛生用紙収納箱の効果を説明するための図である。 ミシン目20の一変形例を説明するための平面図である。 ミシン目20の他の変形例を説明するための平面図である。 ミシン目20の他の変形例を説明するための平面図である。 ミシン目20の他の変形例を説明するための平面図である。 ミシン目51,52の一変形例を説明するための平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明による衛生用紙収納箱の一実施形態を示す斜視図である。衛生用紙収納箱1は、衛生用紙を収納する直方体状の箱であって、取出口形成部10を備えている。衛生用紙としては、例えば、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、ペーパータオル等が挙げられる。衛生用紙収納箱1内には、一般的なティッシュペーパーのように複数枚の衛生用紙が重ね合わされた状態で収納されていてもよいし、一般的なトイレットペーパーのように一連の衛生用紙がロール状に収納されていてもよい。衛生用紙は、ロール状のティッシュペーパーであってもよい。衛生用紙収納箱1の材料としては、紙が用いられる。衛生用紙収納箱1は、紙のみからなることが好ましい。
取出口形成部10は、衛生用紙収納箱1の上面において長辺12a(第1の長辺)及び長辺12b(第2の長辺)並びに短辺14a(第1の短辺)及び短辺14b(第2の短辺)で囲まれた長方形状の領域である。取出口形成部10には、衛生用紙の取出口が形成される。
図2は、衛生用紙収納箱1の上面を示す平面図である。取出口形成部10は、ミシン目20(第1の主切込線)、ミシン目22(第2の主切込線)及びミシン目24(第3の主切込線)を有している。ミシン目20は、取出口形成部10の長手方向(図2の左右方向)に延在している。ミシン目20は、波状をしており、連続する1本の波線に沿って形成されている。この波線は、直線及び曲線からなる。具体的には、ミシン目20の両端(端部20a及び端部20b)の近傍部分が直線からなり、それ以外の部分が曲線からなる。各曲線は、長辺12a側に膨らんでいる。ミシン目20は、取出口形成部10を長手方向に二等分する中心線を対象軸として線対称である。
取出口形成部10の短手方向(図2の上下方向)について、ミシン目20の頂部20cから長辺12bまでの距離d1(後述する図3及び図4参照)は、頂部20cから長辺12aまでの距離d2(図3参照)の半分以下である。頂部20cは、ミシン目20における長辺12aに最も近い部分である。本実施形態においては、後述する凸部42の先端が頂部20cに相当する。短辺14aの長さ(短辺14bの長さに等しい。)を1としたとき、距離d1は、0.1以上0.3以下であることが好ましい。
取出口形成部10の長手方向について、ミシン目20の端部20aから端部20bまでの距離d3(図3及び図4参照)は、長辺12aの長さ(長辺12bの長さに等しい。)よりも小さい。距離d3は、長辺12aの長さの40%以上60%以下であることが好ましい。
ミシン目22は、ミシン目20における短辺14a側の端部20a(第1の端部)と交わり、かつ取出口形成部10の長辺12aと長辺12bとを結んでいる。ミシン目22における長辺12a側の端部22a(第1の端部)は、長辺12a上に存在する。また、ミシン目22における長辺12b側の端部22b(第2の端部)は、長辺12b上に存在する。本実施形態においてミシン目20の端部20aは、長辺12b上に存在する。それゆえ、ミシン目22は、その端部22bにおいて、ミシン目20の端部20aと交わっている。
ミシン目22は、短辺14a側に膨らんだ曲線状をしている。ミシン目22は、円弧状をしていることが好ましい。ミシン目22における短辺14aに最も近い部分である最外部22cは、ミシン目20の端部20aと長辺12aとの間に存在する。それゆえ、最外部22cは、端部20aと一致せず、かつ長辺12a上に存在しない。ミシン目22の端部22aから短辺14aまでの距離は、ミシン目22の端部22bから短辺14aまでの距離以上である。すなわち、前者の距離は、後者の距離に等しくてもよいし、後者の距離より大きくてもよい。
ミシン目24は、ミシン目20における短辺14b側の端部20b(第2の端部)と交わり、かつ取出口形成部10の長辺12aと長辺12bとを結んでいる。ミシン目24における長辺12a側の端部24a(第1の端部)は、長辺12a上に存在する。また、ミシン目24における長辺12b側の端部24b(第2の端部)は、長辺12b上に存在する。本実施形態においてミシン目20の端部20bは、長辺12b上に存在する。それゆえ、ミシン目24は、その端部24bにおいて、ミシン目20の端部20bと交わっている。
ミシン目24は、短辺14b側に膨らんだ曲線状をしている。ミシン目24は、円弧状をしていることが好ましい。ミシン目24における短辺14bに最も近い部分である最外部24cは、ミシン目20の端部20bと長辺12aとの間に存在する。それゆえ、最外部24cは、端部20bと一致せず、かつ長辺12a上に存在しない。ミシン目24の端部24aから短辺14bまでの距離は、ミシン目24の端部24bから短辺14bまでの距離以上である。すなわち、前者の距離は、後者の距離に等しくてもよいし、後者の距離より大きくてもよい。
図3及び図4は、それぞれ保持部30及び保持部40を示す平面図である。保持部30(第1の保持部)は、取出口形成部10におけるミシン目20、22,24と長辺12aとで囲まれた部分である。保持部40(第2の保持部)は、取出口形成部10におけるミシン目20、22,24と長辺12bとで囲まれた部分(ミシン目20及び長辺12bのみで囲まれた部分を含む。)である。
図3に示すように、保持部30の対向辺30aは、複数の凸部32を有している。対向辺30aは、保持部30における保持部40に対向する辺である。対向辺30aは、取出口形成部10をミシン目20に沿って切ったときの切口に一致する。複数の凸部32は、先端が角張った凸部である角凸部を含んでいる。本実施形態においては、対向辺30aが有する全ての凸部32が角凸部である。取出口形成部10の短手方向について、対向辺30aにおいて最端に位置する凸部32aは、対向辺30aにおいて最端以外に位置する凸部32bよりも出っ張っている。すなわち、凸部32aの先端の方が、凸部32bの先端よりも、長辺12bに近い位置にある。凸部32aは、長辺12bまで達している。
図4に示すように、保持部40の対向辺40aは、複数の凸部42を有している。対向辺40aは、保持部40における保持部30に対向する辺である。対向辺40aは、取出口形成部10をミシン目20に沿って切ったときの切口に一致する。複数の凸部42は、先端が丸みを帯びた凸部である丸凸部を含んでいる。本実施形態においては、対向辺40aが有する全ての凸部42が丸凸部である。
図2に戻って、長辺12aには、保持部30を長辺12aに沿って折り曲げるための折り線70(谷折線)が設けられている。折り線70は、ミシン目22の端部22aとミシン目24の端部24aとを結ぶ線分上に設けられている。折り線70には、当該折り線70に沿って保持部30を折り曲げやすいように、折り筋が予め形成されていることが好ましい。ただし、折り線70は、ユーザに折目となる位置を知らせるための、衛生用紙収納箱1の上面に印刷された線のみからなっていてもよい。
他方、長辺12bには、保持部40を長辺12bに沿って折り曲げるための折り線が設けられていない。すなわち、本実施形態において衛生用紙収納箱1は、保持部40が折り曲げられていない状態で使用される。
さらに、取出口形成部10は、ミシン目51(第1の副切込線)及びミシン目52(第2の副切込線)を有している。ミシン目51は、ミシン目22の端部22aと長辺12bとを結んでいる。本実施形態においてミシン目51は、第1及び第2の部分からなる。ミシン目51の第1の部分は、長辺12aに沿って、ミシン目51の長辺12a側の端部51aからミシン目51の中間部51cまで延びる直線状の部分である。中間部51cは、長辺12a上に存在する。中間部51cから短辺14aまでの距離は、端部51aから短辺14aまでの距離よりも小さい。
ミシン目51の第2の部分は、中間部51cからミシン目51の長辺12b側の端部51bまで延びる曲線状の部分である。なお、第2の部分は、直線状をしていてもよい。端部51bから短辺14aまでの距離は、中間部51cから短辺14aまでの距離よりも小さい。本実施形態において端部51bは、短辺14a上に存在する。それゆえ、端部51bから短辺14aまでの距離は、0である。
長辺12bには、ミシン目22とミシン目51と長辺12bとで囲まれた部分である補助部61(第1の補助部)を長辺12bに沿って折り曲げるための折り線71(谷折線)が設けられている。折り線71は、ミシン目22の端部22bとミシン目51の端部51bとを結ぶ線分上に設けられている。折り線71には、当該折り線71に沿って補助部61を折り曲げやすいように、折り筋が予め形成されていることが好ましい。
ミシン目52は、ミシン目24の端部24aと長辺12bとを結んでいる。本実施形態においてミシン目52は、第1及び第2の部分からなる。ミシン目52の第1の部分は、長辺12aに沿って、ミシン目52の長辺12a側の端部52aからミシン目52の中間部52cまで延びる直線状の部分である。中間部52cは、長辺12a上に存在する。中間部52cから短辺14bまでの距離は、端部52aから短辺14bまでの距離よりも小さい。
ミシン目52の第2の部分は、中間部52cからミシン目52の長辺12b側の端部52bまで延びる曲線状の部分である。なお、第2の部分は、直線状をしていてもよい。端部52bから短辺14bまでの距離は、中間部52cから短辺14bまでの距離よりも小さい。本実施形態において端部52bは、短辺14b上に存在する。それゆえ、端部52bから短辺14bまでの距離は、0である。
長辺12bには、ミシン目24とミシン目52と長辺12bとで囲まれた部分である補助部62(第2の補助部)を長辺12bに沿って折り曲げるための折り線72(谷折線)が設けられている。折り線72は、ミシン目24の端部24bとミシン目52の端部52bとを結ぶ線分上に設けられている。折り線72には、当該折り線72に沿って補助部62を折り曲げやすいように、折り筋が予め形成されていることが好ましい。
短辺14a上には、ミシン目53(切込線)が形成されている。ミシン目53は、短辺14aの全体にわたって設けられている。長辺12aには、ミシン目51とミシン目53と長辺12aとで囲まれた部分である補助部63を長辺12aに沿って折り曲げるための折り線73(谷折線)が設けられている。折り線73は、ミシン目51の中間部51cとミシン目53の長辺12a側の端部とを結ぶ線分上に設けられている。折り線73には、当該折り線73に沿って補助部63を折り曲げやすいように、折り筋が予め形成されていることが好ましい。
短辺14b上には、ミシン目54(切込線)が形成されている。ミシン目54は、短辺14bの全体にわたって設けられている。長辺12aには、ミシン目52とミシン目54と長辺12aとで囲まれた部分である補助部64を長辺12aに沿って折り曲げるための折り線74(谷折線)が設けられている。折り線74は、ミシン目52の中間部52cとミシン目54の長辺12a側の端部とを結ぶ線分上に設けられている。折り線74には、当該折り線74に沿って補助部64を折り曲げやすいように、折り筋が予め形成されていることが好ましい。
図5は、衛生用紙収納箱1の使用時の様子を示す斜視図である。また、図6は、図5のVI−VI線に沿った端面の構造を説明するための図である。図5及び図6においては、衛生用紙の図示を省略している。衛生用紙収納箱1を使用するには、まず、ミシン目20、ミシン目22及びミシン目24、並びに、ミシン目51及びミシン目52に沿って取出口形成部10に切目を入れる。次に、補助部61及び補助部62をそれぞれ折り線71及び折り線72に沿って斜め上方に折り曲げる。その後、保持部30を折り線70に沿って斜め上方に折り曲げる。これにより、保持部30と保持部40との間に、取出口となる隙間S1が形成される。さらに、本実施形態においては、ミシン目53及びミシン目54に沿って取出口形成部10に切目を入れる。その後、補助部63及び補助部64をそれぞれ折り線73及び折り線74に沿って斜め上方に折り曲げる。これにより、図5に示す衛生用紙収納箱1が得られる。
衛生用紙収納箱1の効果を説明する。衛生用紙収納箱1においては、ミシン目20、ミシン目22、ミシン目24、及びミシン目51が設けられている。これにより、取出口形成部10には、ミシン目20,22,24と長辺12aとで囲まれた部分である保持部30と、ミシン目20,22,24と長辺12bとで囲まれた部分である保持部40と、ミシン目22とミシン目51と長辺12bとで囲まれた部分である補助部61とが存在する。ミシン目20,22,24,51に沿って切目が入った状態で、補助部61を斜め上方に折り曲げた後、保持部30を斜め上方に折り曲げることにより、保持部30と保持部40との間に取出口となる隙間S1を形成することができる。このとき、ミシン目22が短辺14a側に膨らんだ曲線状をしているため、保持部30を上方に折り曲げる際、保持部30に補助部61が干渉する。このため、保持部30の折曲げ角度が大きくなりすぎるのを規制することができる。したがって、衛生用紙に対する保持力の低下を抑制することのできる衛生用紙収納箱1が実現されている。
図7及び図8を参照しつつ、補助部61が保持部30の動きを制限する機序を説明する。図7に示すように、保持部30及び補助部61が折り曲げられる前の状態において、保持部30におけるミシン目22の最外部22cに一致する部分を部分30cとし、補助部61におけるミシン目22の最外部22cに一致する部分を部分61cとする。当然、部分30cと部分61cとは、一致する。また、部分30c(部分61c)から短辺14aまでの距離を距離d4とする。
図8に示すように、保持部30及び補助部61が折り曲げられると、平面視で、保持部30の部分30cは長辺12a側に移動し、補助部61の部分61cは長辺12b側に移動する。このとき、平面視で、補助部61の対向辺(保持部30に対向する辺)における長辺12aまでの距離が、部分30cから長辺12aまでの距離に等しくなる部分を部分61dとする。平面視で、補助部61の部分61dから短辺14aまでの距離は、距離d4よりも大きくなる。それゆえ、平面視で、補助部61の一部分(図8に斜線で示した部分)が保持部30上に重なることになる。このように補助部61が干渉することにより、保持部30の動きが制限され、保持部30の折曲げ角度が大きくなりすぎるのを規制することができる。
ミシン目22の最外部22cは、ミシン目20の端部20aと長辺12aとの間に存在する。これにより、最外部22cが端部20a又は長辺12a上に存在する場合に比して、保持部30の折曲げ角度を適度に調整しやすくなる。
ミシン目22の端部22aから短辺14aまでの距離は、ミシン目22の端部22bから短辺14aまでの距離以上である。この場合、最外部22cと端部22aとの間の区間において、ミシン目22から短辺14aまでの距離の変化が急になる。これにより、保持部30に補助部61が干渉しやすくなる。このため、かかる構成は、保持部30の折曲げ角度を比較的小さく維持したい場合に適している。
ミシン目22が円弧状をしている場合、ミシン目22の曲率が一定となるため、ミシン目22の形成及び切目の形成が容易となる。また、取出口形成部10ひいては衛生用紙収納箱1の美観の向上にも資する。
長辺12aには、折り線70が設けられている。これにより、保持部30を所定の位置(折り線70)で折り曲げやすくなる。
長辺12bには、折り線71が設けられている。これにより、補助部61を所定の位置(折り線71)で折り曲げやすくなる。
ミシン目51に加えてミシン目52が設けられている。これにより、取出口形成部10には、ミシン目24とミシン目52と長辺12bとで囲まれた部分である補助部62が存在する。また、ミシン目24が短辺14b側に膨らんだ曲線状をしているため、保持部30を上方に折り曲げる際、補助部61だけでなく補助部62も保持部30に干渉する。これにより、保持部30の両側に補助部61及び補助部62が干渉することになるため、保持部30の折曲げ角度が大きくなりすぎるのをより確実に規制することができる。また、これらの補助部61及び補助部62により、取出口から引き出された衛生用紙が当該取出口の両側に広がらないように規制することもできる。ただし、ミシン目52、及び補助部62を設けることは、必須でない。
ミシン目24の最外部24cは、ミシン目20の端部20bと長辺12aとの間に存在する。これにより、最外部24cが端部20b又は長辺12a上に存在する場合に比して、保持部30の折曲げ角度を適度に調整しやすくなる。
ミシン目24の端部24aから短辺14bまでの距離は、ミシン目24の端部24bから短辺14bまでの距離以上である。この場合、最外部24cと端部24aとの間の区間において、ミシン目24から短辺14bまでの距離の変化が急になる。これにより、保持部30に補助部62が干渉しやすくなる。このため、かかる構成は、保持部30の折曲げ角度を比較的小さく維持したい場合に適している。
ミシン目24が円弧状をしている場合、ミシン目24の曲率が一定となるため、ミシン目24の形成及び切目の形成が容易となる。また、取出口形成部10ひいては衛生用紙収納箱1の美観の向上にも資する。
長辺12bには、折り線72が設けられている。これにより、補助部62を所定の位置(折り線72)で折り曲げやすくなる。
ミシン目20は、波状をしている。このため、保持部30,40の対向辺30a,40aに凹凸が生じる。これにより、保持部30,40の衛生用紙に対する保持力を強化することができる。
ところで、このように保持部30,40の対向辺30a,40aが凹凸を有する場合、凸部が衛生用紙に引っ掛かることにより、衛生用紙を円滑に取り出しにくくなる場合がある。この点、本実施形態においては、ミシン目20の頂部20cから長辺12bまでの距離d1が、頂部20cから長辺12aまでの距離d2の半分以下である。このようにミシン目20を長辺12b側に寄せることにより、取出口形成部10の短手方向について、保持部30の長さが保持部40の長さよりも顕著に大きくなる。この場合、図6からわかるように、折り曲げ後の保持部30と保持部40との間の隙間S1を、衛生用紙収納箱1の高さ方向(同図の上下方向)に広く確保しやすくなる。隙間S1が高さ方向に広ければ、同図に矢印A1で示すように衛生用紙を斜めに引き上げることにより、隙間S1を通じて衛生用紙を円滑に取り出すことができる。
このようにミシン目20を長辺12b側に寄せる観点から、取出口形成部10の短手方向について、短辺14aの長さを1としたとき、距離d1は、0.3以下であることが好ましい。他方、距離d1が小さすぎると、充分な大きさの凸部42を形成しにくくなってしまう。かかる観点から、距離d1は、0.1以上であることが好ましい。
保持部30の対向辺30aは、複数の凸部32を有している。これにより、凸部32が1つしかない場合に比して、保持部30の衛生用紙に対する保持力を強化することができる。
複数の凸部32は、角凸部を含んでいる。この場合、全ての凸部32が丸凸部である場合に比して、保持部30の保持力を強化することができる。また、角凸部である凸部32は、衛生用紙の切断にも用いることができる。本実施形態においては、対向辺30aが有する全ての凸部32が角凸部であるため、保持部30の保持力の強化、及び衛生用紙の切断の容易性という点で特に有利である。それゆえ、取出し時に切断を要する衛生用紙(例えばロール状の衛生用紙)が衛生用紙収納箱1に収納されている場合は、全ての凸部32を角凸部とすることが好ましい。
対向辺30aにおいて最端に位置する凸部32aは、最端以外に位置する凸部32bよりも出っ張っている。最端に位置する角凸部である凸部32aを出っ張らせることにより、衛生用紙を切断しやすくなる。衛生用紙を切断する際に最も力が要るのは、切り始め時である。それゆえ、最端の凸部32aを出っ張らせておけば、切り始め時に凸部32aを用いて衛生用紙を強い力で切断することができる。
保持部40の対向辺40aは、複数の凸部42を有している。これにより、凸部42が1つしかない場合に比して、保持部40の衛生用紙に対する保持力を強化することができる。
複数の凸部42は、丸凸部を含んでいる。この場合、全ての凸部42が角凸部である場合に比して、取出し時に衛生用紙が凸部42に引っ掛かりにくくなるため、衛生用紙を円滑に取り出しやすくなる。本実施形態においては、対向辺40aが有する全ての凸部42が丸凸部であるため、衛生用紙の取り出しやすさという点で特に有利である。
取出口形成部10の長手方向について、ミシン目20の端部20aから端部20bまでの距離d3は、長辺12aの長さよりも小さい。これにより、取出口の横幅を取出口形成部10の横幅(長辺12aの長さ)よりも小さくすることができる。このように取出口の横幅を小さくした場合、取出口から引き出された衛生用紙に皺が寄りやすくなる。そうなると、衛生用紙が取出口形成部10の短手方向に広がるため、保持部30の対向辺30a及び保持部40の対向辺40aの双方が衛生用紙に当接しやすくなる。このため、保持部30及び保持部40の保持力を強化するのに有利である。
このように取出口の横幅を小さくする観点から、距離d3は、長辺12aの長さの60%以下であることが好ましい。他方、取出口の横幅が小さすぎると、衛生用紙を取り出しにくくなってしまう。かかる観点から、距離d3は、長辺12aの長さの40%以上であることが好ましい。
取出口形成部10は、ミシン目53及びミシン目54を有している。これにより、補助部63及び補助部64を斜め上方に折り曲げられた状態にすることができる。これらの補助部63及び補助部64により、取出口から引き出された衛生用紙が当該取出口の両側に広がらないように規制することができる。ただし、ミシン目53,54、及び補助部63,64を設けることは、必須でない。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、保持部30の対向辺30aが有する全ての凸部32が角凸部である場合を例示した。しかし、対向辺30aが有する複数の凸部32は、丸凸部を含んでいてもよい。その場合、全ての凸部32が丸凸部であってもよいし、一部の凸部32が丸凸部で残りの凸部32が角凸部であってもよい。
上記実施形態においては、保持部40の対向辺40aが有する全ての凸部42が丸凸部である場合を例示した。しかし、対向辺40aが有する複数の凸部42は、角凸部を含んでいてもよい。その場合、全ての凸部42が角凸部であってもよいし、一部の凸部42が角凸部で残りの凸部42が丸凸部であってもよい。
上記実施形態においては、対向辺40aが有する全ての凸部42の先端が揃っている場合を例示した。しかし、図9に示すように、取出口形成部10の短手方向について、対向辺40aにおいて最端に位置する凸部42(凸部42a)が最端以外に位置する凸部42(凸部42b)より出っ張っていてもよい。丸凸部である凸部42aを出っ張らせることにより、凸部42bが角凸部である場合に、取出し時に衛生用紙が当該凸部42bに引っ掛かりにくくなる。また、ユーザ(特に子供)が角凸部である凸部42bに触れて怪我をするリスクを低減することができる。
上記実施形態においては、長辺12bに、保持部40を長辺12bに沿って折り曲げるための折り線が設けられていない場合を例示した。しかし、長辺12bに、かかる折り線が設けられていてもよい。その場合、衛生用紙収納箱1は、保持部30及び保持部40の双方が折り曲げられた状態で使用される。上述のとおりミシン目20は長辺12b側に寄っているため、図10に示すように、保持部30及び保持部40が同じ角度だけ折り曲げられたとしても、対向辺30aの方が対向辺40aよりも高い地点に位置することになる。それゆえ、保持部30と保持部40との間の隙間S1を、衛生用紙収納箱1の高さ方向に広く確保することができる。なお、図10は、図6と同様の端面を示している。
上記実施形態においては、ミシン目22の端部22aから短辺14aまでの距離が端部22bから短辺14aまでの距離以上である場合を例示した。しかし、端部22aから短辺14aまでの距離は、端部22bから短辺14aまでの距離より小さくてもよい。この場合、最外部22cと端部22aとの間の区間において、ミシン目22から短辺14aまでの距離の変化が緩やかになる。これにより、保持部30に補助部61が干渉しにくくなる。このため、かかる構成は、保持部30の折曲げ角度を比較的大きく維持したい場合に適している。
上記実施形態においては、ミシン目24の端部24aから短辺14bまでの距離が端部24bから短辺14bまでの距離以上である場合を例示した。しかし、端部24aから短辺14bまでの距離は、端部24bから短辺14bまでの距離より小さくてもよい。この場合、最外部24cと端部24aとの間の区間において、ミシン目24から短辺14bまでの距離の変化が緩やかになる。これにより、保持部30に補助部62が干渉しにくくなる。このため、かかる構成は、保持部30の折曲げ角度を比較的大きく維持したい場合に適している。
上記実施形態においては、ミシン目20の端部20a,20bが長辺12b上に存在する場合を例示した。しかし、端部20a,20bは、図11に示すように、長辺12aと長辺12bとの間に存在してもよい。
上記実施形態においては、ミシン目20を長辺12b側に寄せて配置する場合を例示した。しかし、ミシン目20は、図12に示すように、取出口形成部10を短手方向に二等分する中心線L1に掛かるように配置されてもよい。
上記実施形態においては、各対向辺30a,40aが多数(6個以上)の凸部32,42を有する場合を例示した。しかし、各対向辺30a,40aは、図13に示すように、少数(6個未満)の凸部32,42を有していてもよい。同図においては、凸部32が3つ設けられ、凸部42が2つ設けられている。
上記実施形態においては、ミシン目20が波状をしている場合を例示した。しかし、ミシン目20は、図14に示すように、一直線状をしていてもよい。
上記実施形態においては、ミシン目51の端部51bが短辺14a上に存在する場合を例示した。しかし、端部51bは、図15に示すように、短辺14aから離間していてもよい。同図においては、ミシン目52の端部52bも、短辺14bから離間している。この場合、各補助部63,64の先端が尖らないようにすることができる。
上記実施形態においては、各切込線がミシン目(ミシン目20,22,24,51,52,53,54)である場合を例示した。すなわち、切込線の両側に力を加えたときに初めて当該切込線に沿って切目が入るように構成されている場合を例示した。しかし、切込線には、予め切目が入っていてもよい。
1 衛生用紙収納箱
10 取出口形成部
12a 長辺(第1の長辺)
12b 長辺(第2の長辺)
14a 短辺(第1の短辺)
14b 短辺(第2の短辺)
20 ミシン目(第1の主切込線)
22 ミシン目(第2の主切込線)
24 ミシン目(第3の主切込線)
30 保持部(第1の保持部)
30a 対向辺
32 凸部
40 保持部(第2の保持部)
40a 対向辺
42 凸部
51 ミシン目(第1の副切込線)
52 ミシン目(第2の副切込線)
53 ミシン目
54 ミシン目
61 補助部(第1の補助部)
62 補助部(第2の補助部)
63 補助部
64 補助部
70 折り線
71 折り線
72 折り線
73 折り線
74 折り線

Claims (29)

  1. 衛生用紙を収納する直方体状の衛生用紙収納箱であって、
    当該衛生用紙収納箱の上面において第1及び第2の長辺並びに第1及び第2の短辺で囲まれた長方形状の領域であり、前記衛生用紙の取出口が形成される取出口形成部を備え、
    前記取出口形成部は、
    当該取出口形成部の長手方向に延在する第1の主切込線と、
    前記第1の主切込線における前記第1の短辺側の端部である第1の端部と交わり、かつ当該取出口形成部の前記第1の長辺と前記第2の長辺とを結ぶ第2の主切込線と、
    前記第1の主切込線における前記第2の短辺側の端部である第2の端部と交わり、かつ当該取出口形成部の前記第1の長辺と前記第2の長辺とを結ぶ第3の主切込線と、
    前記第2の主切込線における前記第1の長辺側の端部である第1の端部と前記第2の長辺とを結ぶ第1の副切込線と、を有し、
    前記第2の主切込線は、前記第1の短辺側に膨らんだ曲線状をしていることを特徴とする衛生用紙収納箱。
  2. 請求項1に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の主切込線における前記第1の短辺に最も近い部分である最外部は、前記第1の主切込線の前記第1の端部と前記第1の長辺との間に存在する衛生用紙収納箱。
  3. 請求項2に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の主切込線の前記第1の端部から前記第1の短辺までの距離は、当該第2の主切込線における前記第2の長辺側の端部である第2の端部から前記第1の短辺までの距離以上である衛生用紙収納箱。
  4. 請求項2に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の主切込線の前記第1の端部から前記第1の短辺までの距離は、当該第2の主切込線における前記第2の長辺側の端部である第2の端部から前記第1の短辺までの距離よりも小さい衛生用紙収納箱。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の主切込線は、円弧状をしている衛生用紙収納箱。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1乃至第3の主切込線と前記第1の長辺とで囲まれた部分を第1の保持部としたとき、
    前記第1の長辺には、前記第1の保持部を当該第1の長辺に沿って折り曲げるための折り線が設けられている衛生用紙収納箱。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1乃至第3の主切込線と前記第2の長辺とで囲まれた部分を第2の保持部としたとき、
    前記第2の長辺には、前記第2の保持部を当該第2の長辺に沿って折り曲げるための折り線が設けられている衛生用紙収納箱。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の主切込線と前記第1の副切込線と前記第2の長辺とで囲まれた部分を第1の補助部としたとき、
    前記第2の長辺には、前記第1の補助部を当該第2の長辺に沿って折り曲げるための折り線が設けられている衛生用紙収納箱。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第3の主切込線における前記第1の長辺側の端部である第1の端部と前記第2の長辺とを結ぶ第2の副切込線を有し、
    前記第3の主切込線は、前記第2の短辺側に膨らんだ曲線状をしている衛生用紙収納箱。
  10. 請求項9に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第3の主切込線における前記第2の短辺に最も近い部分である最外部は、前記第1の主切込線の前記第2の端部と前記第1の長辺との間に存在する衛生用紙収納箱。
  11. 請求項10に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第3の主切込線の前記第1の端部から前記第2の短辺までの距離は、当該第3の主切込線における前記第2の長辺側の端部である第2の端部から前記第2の短辺までの距離以上である衛生用紙収納箱。
  12. 請求項10に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第3の主切込線の前記第1の端部から前記第2の短辺までの距離は、当該第3の主切込線における前記第2の長辺側の端部である第2の端部から前記第2の短辺までの距離よりも小さい衛生用紙収納箱。
  13. 請求項9乃至12の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第3の主切込線は、円弧状をしている衛生用紙収納箱。
  14. 請求項9乃至13の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第3の主切込線と前記第2の副切込線と前記第2の長辺とで囲まれた部分を第2の補助部としたとき、
    前記第2の長辺には、前記第2の補助部を当該第2の長辺に沿って折り曲げるための折り線が設けられている衛生用紙収納箱。
  15. 請求項1乃至14の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1の主切込線は、波状をしている衛生用紙収納箱。
  16. 請求項15に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記取出口形成部の短手方向について、前記第1の主切込線における前記第1の長辺に最も近い部分である頂部から前記第2の長辺までの距離は、当該頂部から前記第1の長辺までの距離の半分以下である衛生用紙収納箱。
  17. 請求項15又は16に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1乃至第3の主切込線と前記第1の長辺とで囲まれた部分を第1の保持部とし、前記第1乃至第3の主切込線と前記第2の長辺とで囲まれた部分を第2の保持部としたとき、
    前記第1の保持部における前記第2の保持部に対向する辺である第1の対向辺は、複数の凸部を有する衛生用紙収納箱。
  18. 請求項17に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1の対向辺が有する前記複数の凸部は、先端が角張った凸部である角凸部を含む衛生用紙収納箱。
  19. 請求項18に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1の対向辺が有する全ての前記凸部が前記角凸部である衛生用紙収納箱。
  20. 請求項17に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1の対向辺が有する前記複数の凸部は、先端が丸みを帯びた凸部である丸凸部を含む衛生用紙収納箱。
  21. 請求項20に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1の対向辺が有する全ての前記凸部が前記丸凸部である衛生用紙収納箱。
  22. 請求項17乃至21の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第1の対向辺において最端に位置する前記凸部は、当該第1の対向辺において最端以外に位置する前記凸部よりも出っ張っている衛生用紙収納箱。
  23. 請求項17乃至22の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の保持部における前記第1の保持部に対向する辺である第2の対向辺は、複数の凸部を有する衛生用紙収納箱。
  24. 請求項23に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の対向辺が有する前記複数の凸部は、先端が角張った凸部である角凸部を含む衛生用紙収納箱。
  25. 請求項24に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の対向辺が有する全ての前記凸部が前記角凸部である衛生用紙収納箱。
  26. 請求項23に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の対向辺が有する前記複数の凸部は、先端が丸みを帯びた凸部である丸凸部を含む衛生用紙収納箱。
  27. 請求項26に記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の対向辺が有する全ての前記凸部が前記丸凸部である衛生用紙収納箱。
  28. 請求項23乃至27の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記第2の対向辺において最端に位置する前記凸部は、当該第2の対向辺において最端以外に位置する前記凸部よりも出っ張っている衛生用紙収納箱。
  29. 請求項1乃至28の何れかに記載の衛生用紙収納箱において、
    前記衛生用紙は、当該衛生用紙収納箱内においてロール状に収納されている衛生用紙収納箱。
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