JP4538444B2 - 家庭用薄葉紙収納箱 - Google Patents

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Description

本発明は、ティシューペーパー等の家庭用薄葉紙を収納する家庭用薄葉紙収納箱に関する。
家庭用薄葉紙の1つであるティシューペーパーを収納するティシューペーパー収納箱(以下、収納箱という。)の市販品は紙から構成されている。この収納箱の上面にはティシューペーパーを取り出すための取出口が設けられているのが一般的である。この取出口は、収納箱がユーザの手元に渡るまでは、蓋部によって覆われている。そして、ユーザがその蓋部を破断用切目線に沿って切り取ることによって取出口が形成される。
ところで、このような収納箱におけるティシューペーパーの取出構造として、大別して、2種の構造が知られている。1つは、取出口の縁に下側からポリエチレン等の透明な樹脂フィルムが予め貼られ、この樹脂フィルムの中央に形成されたスリットからティシューペーパーを取り出す構造である。他の1つは、上記樹脂フィルムがなく蓋部を破断用切目線で切り取って形成された取出口からティシューペーパーを取り出す構造、いわゆるフィルムレス構造である(例えば、特許文献1)。
このうち、前者の取出構造によれば、取出口の縁に樹脂フィルムを予め貼るので、手間とコストが嵩むことに加え、ティシューペーパーを使い切った後に、ゴミの分別処理のためにユーザが樹脂フィルムと箱本体(紙)とを分別しなければならないという問題がある。一方、後者の取出構造によればこのような問題は生じない。
特開2004−208765号公報
しかし、後者のフィルムレス構造の収納箱にあっては、新たな問題が生じる。
すなわち、フィルムレス構造の収納箱にあっては、取出口の幅(取出口の延在方向に直交する寸法)が小さかったり、取出口が波状でうねり数が多いと、ティシューペーパーを取り出す際に取出口の硬い縁にティシューペーパーが強く擦れることとなり、取出抵抗が大きくなり、ティシューペーパーが破れたりして取出性が悪いだけでなく、たとえ破れなくても擦れによる紙粉の発生につながって不都合を生じる。また、取出口が波状でうねり数が多いと、取り出されるティシューペーパーの形状が大きく変化するので、次のティシューペーパーの追従性が悪くなる。
一方、ティシューペーパーの取出性を向上させるために取出口の面積を増大させるとすれば、ティシューペーパーの取出性は向上するが、今度はティシューペーパーの保持性が悪くなってしまいティシューペーパーの収納箱内への落ち込みが生じやすくなるととともに、取出口から埃等が入りやすくなる。
本発明は、かかる問題点に鑑みなされたもので、ティシューペーパーの取出性および保持性の双方を満足させる家庭用薄葉紙収納箱を提供することを目的としている。
請求項1記載の家庭用薄葉紙収納箱は、交互に折り畳まれて積層された家庭用薄葉紙が内部に収納され、上面の蓋部が破断用切目線に沿って切り取り可能に構成され、該蓋部を切り取って形成される取出口を通して内部の家庭用薄葉紙を取り出すことができるように構成された略直方体状で上面長方形の家庭用薄葉紙収納箱において、
前記取出口は、前記家庭用薄葉紙収納箱の上面中央に位置し、前記取出口の全長は、前記家庭用薄葉紙収納箱の長手方向で大きく、かつ、その短手方向で小さくなるように設定され、前記取出口の形状は、前記家庭用薄葉紙収納箱の上面の長手方向中心線および短手方向中心線のそれぞれに対して非線対称で、かつ、前記家庭用薄葉紙収納箱の上面の中心に対して点対称となっており、前記取出口の縁は、使用状態で、全周に亘って連続してループ状をなし、前記短手方向における前記取出口の両側には、前記蓋部を切り取った状態で、前記長手方向の異なる位置に頂部を持つ羽部が1つずつ形成され、前記取出口は、前記長手方向および前記短手方向の中心部に位置する第1取出口部分と該長手方向において該第1取出口部分の両側にそれぞれ連結された第2取出口部分とから構成され、前記第1取出口部分は、前記長手方向中心線および前記短手方向中心線のそれぞれに対して傾斜する方向に延び、前記第2取出口部分のうち、該第2取出口部分側に頂部を有する前記羽部とは前記長手方向中心線を挟んで反対側に位置する部分は、前記長手方向における前記取出口の全長のほぼ端に至るまで延在しており、前記した2つの羽部は、その頂部を挟む両側の自由端縁の傾斜が互いに異なるような形状とされ、前記した2つの羽部の自由端縁により、前記取出口の長手方向の自由端縁が構成され、前記第1取出口部分の長さは、前記家庭用薄葉紙収納箱の上面の長手方向で見た場合、前記家庭用薄葉紙収納箱の長さの30〜80%であることを特徴とする。ここで、「家庭用薄葉紙収納箱の長手方向中心線」とは家庭用薄葉紙収納箱の長手方向に延びる中心線を意味し、「家庭用薄葉紙収納箱の短手方向中心線」とは、家庭用薄葉紙収納箱の短手方向に延びる中心線を意味する。また、「取出口の全長」とは取出口の最大長さをいう。
請求項2記載の家庭用薄葉紙収納箱は、請求項1記載の家庭用薄葉紙収納箱において、前記した2つの羽部は、その共通接線が前記長手方向中心線にほぼ合致するような形状とされていることを特徴とする。
請求項記載の家庭用薄葉紙収納箱は、請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、前記羽部の付け根側には、該羽部の起立を容易にするための折目用線が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、家庭用薄葉紙収納箱の長手方向には互い違いに並んで羽部が設けられているので、例えば、家庭用薄葉紙収納箱の短手方向における羽部の頂部同士の距離を小さくすることができる。したがって、待機する家庭用薄葉紙の保持性が向上する。また、第1取出口部分が家庭用薄葉紙収納箱の上面の長手方向中心線および短手方向中心線のそれぞれに対して傾斜し、第2取出口部分のうち、該第2取出口部分側に頂部を有する羽部とは長手方向中心線を挟んで反対側に位置する部分が、長手方向における取出口の全長のほぼ端に至るまで延在しているので、取出時に家庭用薄葉紙が無理に曲げられることが少なくなる。一方で、家庭用薄葉紙収納箱の長手方向に互い違いに並ぶ羽部が設けられ、取出時の羽部の起きあがりを利用することができる。その結果、取出抵抗が小さくなり、家庭用薄葉紙の取出性が向上する。
[第1実施形態]
図1は、フィルムレス構造のティシューペーパー収納箱(以下、収納箱という。)の構造を示す分解斜視図、図2は、この収納箱の使用前の状態を示す平面図、図3は、この収納箱の使用時の状態を示す平面図である。ここで、「フィルムレス」とは取出口に、スリット付きの樹脂フィルムが存在しないことを意味している。
収納箱1は、例えば、長手方向の長さが160〜250mm、短手方向の長さが100〜120mm、高さが50〜120mmの略直方体状に形成された収納箱であり、この収納箱1内にティシューペーパー2…がポップアップ可能に積層されて収納される。
収納箱1の上面1aには、ティシューペーパー2…を取り出すための取出口11が形成されている。この取出口11は、最初の使用時に、収納箱1の上面1aに設けられたループ状の破断用切目線3に沿って収納箱1の一部である蓋部12を切り取ることにより形成される。この場合、破断用切目線3は連続してループ状をなしているため、蓋部12を破断用切目線に沿って切り取ると、取出口11の縁も連続してループ状をなすことになる。収納箱1はこの状態で使用される。ここで、「連続してループ状をなす」とは、縁の途中に切り込み、裂け目がなく全体が連続していることを意味している。
また、収納箱1の上面1aには、一対の羽部13,13と、その一対の羽部13,13の折目用線14,14とが形成されている。
取出口11は収納箱1の上面中央に位置している。この取出口11の寸法は、収納箱1の長手方向で短手方向に比べて大きくなるように設定されている。ここで、取出口11の長手方向長さは、収納箱1の上面の長手方向長さの60〜96%であることが好ましい。下限を60%としたのは、60%よりも小さくすると、ティシューペーパーの両端が強く擦れて取出性が悪くなるからである。
この取出口11は、直線状の縁11−1と、円弧状の縁11−2と、V字状の縁11−3と、直線状の縁11−4と、円弧状の縁11−5と、V字状の縁11−6とを連結してなるループ状の縁によって区画される。
このうち、直線状の縁11−1、11−4は、互いに平行で、収納箱1の上面1aの長手方向中心線C1(長手方向に延びる中心線)および短手方向中心線C2(短手方向に延びる中心線)のそれぞれに対して傾斜し、かつ、一端が長手方向中心線C1に達するように延在している。また、弧状の縁11−2、11−5は、上記直線状の縁11−1、11−4に連結され、かつ、収納箱1の上面の長手方向中心線C1側に向けて張り出すように延在している。また、V字状の縁11−3、11−6は、上記弧状の縁11−2、11−5および上記直線状の縁11−4、11−1に連結され、かつ、頂部が収納箱1の長手方向外側に向けて張り出すように延在している。
なお、本実施形態におけるV字状の縁11−3,11−6は、収納箱1の内方又は外方に向けて張り出す円弧状又はU字状の縁や、収納箱1の短手方向に対して平行な縁や、収納箱1の長手方向および短手方向のそれぞれに対して傾斜する縁としてもよい。ここで、収納箱1の内方に向けて張り出す円弧状又はU字状の縁とした場合には、その縁の付け根側に適宜に折目用線を形成することができる。
また、本実施形態における直線状の縁11−1,11−4は、収納箱1の内方又は外方に向けて膨らみ上記円弧状の縁11−2,11−5よりも曲率の小さい円弧状の縁としてもよい。
上記取出口11の形状は、収納箱1の上面1aの長手方向中心線C1および短手方向知中心線C2のそれぞれに対して非線対称で、かつ、収納箱1の上面1aの中心に対して点対称となっている。
そして、この取出口11は、収納箱1の上面の長手方向および短手方向の中心部に位置する第1取出口部分11aと、該第1取出口部分11aの両側にそれぞれ連結された第2取出口部分11b,11bとに大別される。
このうち、第1取出口部分11aは、直線状の縁11−1、11−4の平行をなしている部分によって区画された部分である。別言すれば、第1取出口部分11aは、収納箱1の上面1aの長手方向で見ると、取出口11のうちで2つの羽部13,13の頂部の間に挟まれた部分である。この第1取出口部分11aは、収納箱1の上面1aの長手方向中心線C1および短手方向中心線C2のそれぞれに対して傾斜する方向に延びている。この第1取出口部分11aの長さは、収納箱1の上面の長手方向で見た場合、収納箱1の長さの30〜80%であることが好ましい。また、取出口11の傾斜部分を区画する直線状の縁11−1、11−4の最小間隔は3〜10mm程度であることが好ましい。
一方、第2取出口部分11bは、収納箱1の上面1aの長手方向で見ると、第1取出口11aの両側に存在する部分である。この第2取出口部分11bは、実施形態の収納箱1では、収納箱1の上面1aの長手方向で見ると、第1取出口部分11aとの連結部から第2の取出口部分11bの端までのほぼ全域に亘って、収納箱1の長手方向中心線C1と直交する方向の両側に跨って広がっている。
次に、羽部13,13について説明すれば、本実施形態では、直線状の縁11−1および円弧状の縁11−2が一方の羽部13の自由端縁を構成し、直線状の縁11−4および円弧状の縁11−5が他方の羽部13の自由端縁を構成している。
また、本実施形態では、直線状の縁11−1および円弧状の縁11−2の境界(曲率が変化する点つまり変曲点)の境界と、直線状の縁11−4および円弧状の縁11−5の境界(曲率が変化する点つまり変曲点)とが羽部13、13の頂部となる。そして、実施形態の収納箱1では、羽部13,13の共通接線は収納箱1の上面1aの長手方向中心線C1に合致している。
そして、各羽部13の付け根側には、直線状の折目用線14が形成されている。この折目用線14は、押圧部材(図示省略)を型押しして形成した線状のくぼみであり、例えば、0.3mm程度くぼんでいる。ここでは、直線状の折目用線14としているが、収納箱1の内方又は外方に向けて張り出すような円弧状の折目用線としてもよい。また、この折目用線14は羽部13の付け根全域に延在するものでなくてもよい。
なお、上記羽部13における付け根部からの突出長さは、ティシューペーパー2…が羽部13に保持される程度であればよく、5mm以上あることが望ましい。また、上限は特に限定されず、ティシューペーパー2…の大きさや収納箱1の短手方向の長さおよび取出口11の大きさにより適宜決めてよい。
蓋部12は取出口11と同一の形状を有している。この蓋部12には、半円状の破断用切目線(図示せず)が形成され、この破断用切目線の内部に指を当てて力を加えると、破断用切目線の内部が収納箱1の内側に折れ曲がり、指を挿入可能な指穴15が形成されるようになっている。
次に、収納箱1に収納されるティシューペーパー2について説明すれば、ティシューペーパー2は、その折り畳み軸方向の長さが100〜245mmとなっている。
このティシューペーパー2…は、2枚が1組(一単位)とされ、1組1組が継続して箱から取り出せるように交互に折り畳まれており、一方の羽部13に保持されているティシューペーパー1組を外へ引き出したときに、次のティシューペーパー1組が収納箱1の内部から他方の羽部13に保持される位置まで引き出される折り方となっている。つまり、ティシューペーパー2…は、一組毎取り出す際、各羽部13に交互に保持される。
[第2実施形態]
図4は、フィルムレス構造の収納箱の構造を示す分解斜視図、図5は、この収納箱の使用前の状態を示す平面図、図6は、この収納箱の使用時の状態を示す平面図である。
この第2実施形態の収納箱1は次の点で第1実施形態の収納箱と共通している。
第1に、この第2実施形態の収納箱1は大きさおよび外形が第1実施形態の収納箱と共通している。
第2に、この第2実施形態の収納箱1は、収納箱1の内部に収納されるティシューペーパー2の大きさおよび収納構造が第1実施形態の収納箱と共通している。
第3に、この第2実施形態の収納箱1は、取出口11が蓋部12を破断用切目線3に沿って切り取って形成される点、取出口11が収納箱1の中央に位置している点、取出口11の寸法が収納箱1の長手方向で大きく、かつ、その短手方向で小さくなるように設定されている点、取出口11の形状が収納箱1の上面1aの長手方向中心線C1および短手方向中心線C2のそれぞれに対して非線対称で、かつ、収納箱1の上面1aの中心に対して点対称となっている点、取出口11の縁が使用状態で全周に亘って連続してループ状をなしている点で第1実施形態の収納箱と共通している。
第4に、この第2実施形態の収納箱1は、収納箱1の短手方向における取出口11の両側に、蓋部12を切り取った状態で、収納箱1の長手方向の異なる位置に頂部を持つ羽部13が1つずつ形成されている点、各羽部13の付け根側に折目用線14が形成されている点で第1実施形態の収納箱と共通している。
第5に、この第2実施形態の収納箱1は、取出口11が第1取出口部分11aと第2取出口部分11b,11bとで構成されている点、収納箱1の中心部に位置する第1取出口部分11aが収納箱1の長手方向中心線C1および短手方向中心線C2のそれぞれに対して傾斜する方向に延びている点、第2取出口部分11b,11bが、収納箱1の上面1aの長手方向で見ると、第1取出口部分11aとの連結部から第2の取出口部分11bの端までのほぼ全域に亘って、収納箱1の長手方向中心線C1と直交する方向の両側に跨って広がっている点で第1実施形態の収納箱と共通している。
第6に、この第2実施形態の収納箱1は、蓋部12に指穴15が形成可能となっている点で第1実施形態の収納箱と共通している。
なお、この第2実施形態の収納箱1は、適宜に、第1実施形態の収納箱の説明の箇所で示したと同様の変形を加えることが可能である。
次に、この第2の実施形態の収納箱1が第1実施形態の収納箱と異なる点を説明する。 この第2実施形態の収納箱1の取出口11は、直線状の縁11−1と、半楕円状の縁11−2と、円弧状の縁11−3と、直線状の縁11−4と、半楕円状の縁11−5と、円弧状の縁11−6ととを連結してなるループ状の縁によって区画される。
このうち、直線状の縁11−1,11−4は収納箱1の長手方向と平行に延在している。また、半楕円状の縁11−2,11−5は直線状の縁11−1,11−4の一端に連結され、取出口11側に向けて張り出している。さらに、円弧状の縁11−3,11−6は、11−2,11−5と直線状の縁11−4,11−1とを連絡するもので、収納箱1の長手方向外側に向けて膨らんでいる。
なお、円弧状の縁11−3,11−6は、収納箱1の内方に向けて張り出す円弧状又はU字状の縁や、収納箱1の短手方向に対して平行な縁や、収納箱1の長手方向および短手方向のそれぞれに対して傾斜する縁としてもよい。ここで、収納箱1の内方に向けて張り出す円弧状又はU字状の縁とした場合には、その縁の付け根側に適宜に折目用線を形成することができる。
[第3実施形態]
図7は、フィルムレス構造の収納箱の構造を示す分解斜視図、図8は、この収納箱の使用前の状態を示す平面図、図9は、この収納箱の使用時の状態を示す平面図である。
この第3実施形態の収納箱は、第2実施形態の羽部13,13の頂部に三角状の突起13a,13aを形成するとともに、円弧状の縁11−3,11−6の中央に取出口11に向けて突出する三角状の突起16,16を形成したものである。この第3実施形態の収納箱1は、その他の点では、第2実施形態の収納箱と同じとなっている。
この第3実施形態の収納箱1によれば、三角状の突起13a,13aの頂点を結ぶ共通接線は収納箱1の長手方向中心線C1および短手方向中心線C2のそれぞれに対して傾斜することとなる。
[変形例1]
図10は変形例1を示している。この変形例1は第1実施形態の収納箱の変形例である。変形例1の収納箱1では、羽部13,13の頂部が長手方向中心線C1にまで至らない構成となっているとともに、収納箱1の長手方向における取出口11の両端部は収納箱1の長手方向外側に向けて張り出す円弧状の縁となっている。この変形例1の収納箱1は、その他の点では、第1実施形態の収納箱と同じとなっている。したがって、この変形例1の収納箱1は、適宜に、第1実施形態の収納箱の説明の箇所で示したと同様の変形を加えることが可能である。
[変形例2]
図11は変形例2を示している。この変形例2は第2実施形態の収納箱の変形例である。変形例1の収納箱1では、羽部13,13の頂部が長手方向中心線C1を超えて延びる構成となっているとともに、収納箱1の長手方向における取出口11の両端部は収納箱1の長手方向内側に向けて張り出すU字状の縁となっている。この変形例2の収納箱1は、その他の点では、第2実施形態の収納箱と同じとなっている。したがって、この変形例2の収納箱1は、適宜に、第1実施形態の収納箱の説明の箇所で示したと同様の変形を加えることが可能である。
この変形例2によれば、羽部13,13の頂部が長手方向中心線C1を超えて延びるので、ティシューペーパー2の保持性は高まることになる。
[その他の変形]
以上、本発明の実施形態および変形例を説明したが、本発明は、かかる実施形態や変形例に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、羽部13,13の頂部を収納箱1の長手方向中心線C1に平行となるように直線状に形成することもできる。
第1実施形態のティシューペーパー収納箱の分解斜視図である。 図1のティシューペーパー収納箱の使用前の状態を示す平面図である。 図1のティシューペーパーの使用時の状態を示す平面図である。 第2実施形態のティシューペーパー収納箱の分解斜視図である。 図3のティシューペーパー収納箱の使用前の状態を示す平面図である。 図3のティシューペーパーの使用時の状態を示す平面図である。 第3実施形態のティシューペーパー収納箱の分解斜視図である。 図7のティシューペーパー収納箱の使用前の状態を示す平面図である。 図7のティシューペーパーの使用時の状態を示す平面図である。 本発明の変形例1のティシューペーパー収納箱の使用時の状態を示す平面図である。 本発明の変形例2のティシューペーパー収納箱の使用時の状態を示す平面図である。
符号の説明
1 ティシューペーパー収納箱(家庭用薄葉紙収納箱)
2 ティシューペーパー(家庭用薄葉紙)
3 破断用切目線
11 取出口
12 蓋部
13 羽部
14 折目用線
15 指穴
C1 長手方向中心線
C2 短手方向中心線

Claims (3)

  1. 交互に折り畳まれて積層された家庭用薄葉紙が内部に収納され、上面の蓋部が破断用切目線に沿って切り取り可能に構成され、該蓋部を切り取って形成される取出口を通して内部の家庭用薄葉紙を取り出すことができるように構成された略直方体状で上面長方形の家庭用薄葉紙収納箱において、
    前記取出口は、前記家庭用薄葉紙収納箱の上面中央に位置し、前記取出口の全長は、前記家庭用薄葉紙収納箱の長手方向で大きく、かつ、その短手方向で小さくなるように設定され、前記取出口の形状は、前記家庭用薄葉紙収納箱の上面の長手方向中心線および短手方向中心線のそれぞれに対して非線対称で、かつ、前記家庭用薄葉紙収納箱の上面の中心に対して点対称となっており、前記取出口の縁は、使用状態で、全周に亘って連続してループ状をなし、前記短手方向における前記取出口の両側には、前記蓋部を切り取った状態で、前記長手方向の異なる位置に頂部を持つ羽部が1つずつ形成され、前記取出口は、前記長手方向および前記短手方向の中心部に位置する第1取出口部分と該長手方向において該第1取出口部分の両側にそれぞれ連結された第2取出口部分とから構成され、前記第1取出口部分は、前記長手方向中心線および前記短手方向中心線のそれぞれに対して傾斜する方向に延び、前記第2取出口部分のうち、該第2取出口部分側に頂部を有する前記羽部とは前記長手方向中心線を挟んで反対側に位置する部分は、前記長手方向における前記取出口の全長のほぼ端に至るまで延在しており、
    前記した2つの羽部は、その頂部を挟む両側の自由端縁の傾斜が互いに異なるような形状とされ、
    前記した2つの羽部の自由端縁により、前記取出口の長手方向の自由端縁が構成され、
    前記第1取出口部分の長さは、前記家庭用薄葉紙収納箱の上面の長手方向で見た場合、前記家庭用薄葉紙収納箱の長さの30〜80%であることを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。
  2. 前記した2つの羽部は、その共通接線が前記長手方向中心線にほぼ合致するような形状とされていることを特徴とする請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
  3. 前記羽部の付け根側には、該羽部の起立を容易にするための折目用線が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
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