JP2005225563A - 衛生用紙入りカートン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 箱の上下少なくとも一方の面に箱内に収納した紙の取出口形成のために、その取出口形状に沿って切込線が形成され、かつ該取出口を有する面の内側にその取出口を被覆するフィルムが配置されていない衛生用紙入りカートンにおいて、該取出口を形成する切取部は、中間部の帯状切取部と長手方向両端部の端部切取部からなり、かつ前記上下少なくとも一方の面における対角線方向に傾斜して形成されている。
また前記取出口を形成する切取部は、その中央部分が括れた形状に形成され、両端部側は前記中央部よりも広がった形状に形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
特に本発明は、使用時の操作性と安全性に配慮して、取出口を形成する切取部の形状を手先で扱い易く、優しい印象をもつフォルムとし、また箱内部に積層されて収納されている紙の最初の1枚目を取出口から取出し易くし、また、2枚目以後の紙も取出口から外部に引出すときに、縦方向に一直線状に取出したり、斜め方向にクロスさせて引出すことを想定して、その場合にも取出し易い取出口の構造に関するものである。
なお、本発明でいう「衛生用紙」とは、ティシュペーパー(顔ふき紙、化粧紙などと呼ばれるもの)、ちり紙、ペーパータオル(キッチンペーパーなど)、トイレットペーパー(ロールを除く)、ワッティング(紙綿)などの使い捨て紙を総称する概念である。
このようなカートンにおいては、内容物であるティシュペーパーはフィルムのスリットを通して外部へ引出される。カートン内部のティシュペーパーは、通例2枚一組として、一組一組が継続して箱から取出せるように交互に折り重ねられて収納され、スリットからティシュペーパー1組が引出されたときに、次のティシュペーパー1組が箱の内部からスリットに保持される位置まで引出されるように、所謂ポップアップ方式で折り畳まれている。
箱の内面に貼着した前記フィルムは、外部の塵や異物に対して内容物を保護し、また、ティシュペーパーを外部に取出す際に、フィルムのスリット間での摩擦により所謂ポップアップしたティシュペーパーが箱の内部に落ち込むことを防ぎ、ティシュペーパーを所定位置に保持する役割を果たしている。
また、前例と同様な「フィルムレスティシュカートン」において、箱の長手方向に細長く、ほぼひし形に形成した取出口の長手方向両端部を特定な角度形状に開口させることで、取出し中のティシュペーパーを取出口の両端部で保持できるようにして、箱内部への落ち込みをなくしたティシュペーパー入りカートンが知られている(例えば、特許文献5参照)。
更に、取出口の形状をひし形に限定しないで、取出口の両端縁にスリットを形成してティシュペーパーを挟むようにしたカートンも知られている(例えば、特許文献6参照)。
そのため例えば、非特許文献1で知られている「フィルムレスティシュカートン」や、特許文献7で知られているティシュペーパー包装箱は、カートンを古紙として回収し、リサイクルするとき、紙とプラスチックとに分別する手間を省き、そのまま押しつぶすだけでリサイクル処理にまわすことができる利点により消費者の注目を集めている。
該取出口を形成するために、少なくとも、切込線によって囲まれた細長い切取部が配置され、該切取部は、該取出口を有する面の長辺方向の基準線に対し、傾斜角度θだけ傾いて配置されていることを特徴とする衛生用紙入りカートンである。
該取出口を形成する切取部は、中間部の帯状切取部と長手方向両端部の端部切取部からなり、
前記中間部の帯状切取部においては、その中央部分が括れた形状に形成され、両端部側は前記中央部よりも広がった形状に形成され、
前記長手方向両端部の端部切取部においては、前記帯状切取部と一体に形成されながらその帯状切取部よりも広幅に形成され、
また、前記取出口を形成する切取部を挟んだ両側に、箱の長手方向に沿って外側に向かって膨らんだ曲線状の折れ線によって構成される第1ヒンジ部を形成して、前記切込線と前記ヒンジ部を構成する曲線状の折れ線とによって囲まれた横長の一対の第1フラップ部が形成され
さらに、前記切取部の長手方向両端部の外側に、箱の短手方向に沿う折れ線によって構成される第2ヒンジ部を形成して、前記端部切取部に接する舌片状の第2フラップ部が形成され、
ていることを特徴とする第1又は2の発明に記載の衛生用紙入りカートンである。
また、取出口を形成する切取部は、衛生用紙取出し口を有する面の対角線方向に傾斜して形成されているから、その取出口の形態のユニークさが使用者に独特の印象を与えることになり、心理的にも消費者の購買意欲を高める効果を発揮する。
さらに、前記のように切取部は、カートンの上面または下面の対角線方向に傾斜して形成されている(すなわち取出口を形成する切取部の中心線の傾斜角度θは、取出口を有する面の長辺(または長辺方向の中心線)と、前記取出口を有する面における対角線がなす角度Yを最大角とする範囲内であることにより、カートンの側面と切取部との間に手で持つことができる幅広の空間を確保できるので持ちやすい。
前記のように切取部がカートンの上面または下面の対角線がなす角度方向に傾斜して形成されていることにより、従来のものよりも取出口の長手方向の開口寸法を大きく設定することが可能となり使いやすい。
また、前記取出口の長手方向両端部は、波形状をした滑らかな切込線として形成されているためティシュペーパー等の取出しに際して、ティシュペーパーが取出口の両端部に引っかかって破れることがない。特に箱入りのティシュペーパーの場合、一般にインターフォルドという折り方で交互に折り畳んで積層収納されているため、ティシュペーパーの取出される方向が交互に変化するものであるが、ティシュペーパーの折り畳み方向の変化に対応して振り分けがなされて、ティシュペーパーの取出し方向の移動がスムーズに行われることになり、紙の破れや引っ掛かりの防止に優れている。また、こうした作用によりティシュペーパー取出しの際に箱とティシュペーパー間の摩擦が軽減され、ティシュペーパーの取出しの音は発生しにくく、静かに取出すことができる。
また、取出口における中央開口部の幅を狭くすることで、ペーパーを取出さないときには、塵や異物も侵入し難い構造である。
さらに、取出口の内側にフィルムを配置しなくてもよいので、廃棄時に紙製カートンとフィルムの分別作業が必要なくなり、環境にやさしい製品である。さらに、フィルムを無くすことにより材料費の節約に留まらず、フィルムの貼付作業を含むカートンの製造工程が短縮でき、省エネルギ、省資源を達成できる。
本発明は、ティシュペーパー、キッチンペーパーなどの衛生用紙を収納する略直方体形状のカートンであり、少なくとも箱上面に紙の取出口を有している。この発明において、カートンに収納される衛生用紙は、ティシュペーパー(顔ふき紙、化粧紙などとも称する)、ちり紙、ペーパータオル(キッチンタオル、キッチンシート、あくとりシートと呼ばれる主にキッチンで使用されるペーパーを含んでいる)、トイレットペーパー(但しロールを除く)、ワッティング(紙綿)、などの使い捨て紙である(紙パルプ技術便覧第5版、第459頁参照、1992年1月30日発行、紙パルプ技術協会編集・発行)。本発明においては、これらの使い捨て紙の総称として、衛生用紙と言う語句を用いている。一般に、「ティシュペーパー」と言う語句は、顔ふき紙、トイレットペーパーなどの使い捨て紙全般を指す語句として用いる場合も多いが、狭義では、通常ドライクレープを有し、主に顔拭き用として用いるフェイシャルティシュペーパーに限定して用いており、本明細書では後者を採用した。また、「ペーパータオル」は、ふきん、タオルの代用品としてパルプ繊維を主原料として製造されるペーパーであり、この内、主にキッチンにおいて使用されるものをキッチンペーパーと称している。
更に詳しく述べると、略直方体形状のカートンの上下少なくとも一方の面(通常は上面)に、衛生用紙を取出すために、切取線によって囲まれた細長い切取部(開口部)を設ける。該切取部は、取出口を有する面における長辺方向を基準として(傾斜角θ=0)、この方向に対して傾斜角θだけ傾斜して配置されている。切取部の傾斜角度θを具体的に述べると、前記取出口を有する面の長辺と平行な線X1と、前記取出口を有する面の前記対角線y−yがなす角度Yを最大角とする範囲内であること(Y≧θ>0)が好ましい。
なお、該切取部は切取部の長手方向の中心線に対し左右対称形であることが好ましく、この場合、切取部の傾斜角度θは切取部の中心線の傾斜角度を指すことになる。
また、開口用切取部13の両端付近に折れ線15を設けて該切取部13を中央部の帯状切取部24と両端の端部切取部14とに区分けし、端部切取部14を切り取りのための摘み部とし、開封の際には帯状切取部24と端部切取部(摘み部)14とは箱上面から一体として切取られるように構成する。開封の際に、開口用切取部13の摘み部として使われる端部摘み部14は摘み上げやすいように広幅で双丘形に形成している。
このようにフラップに閉じ傾向の力が働き、衛生用紙を保持したり、蓋の役割をはたす作用効果は第1フラップ部についても同様である。
また、上面に本発明の取出口を配置したカートンを側面を下にして垂直に立てて使用するとき、カートンの内側に底上げ部材を折り曲げて使用すると、箱の中の衛生用紙の束がその重みで湾曲したり、下方にずれ下がるのを防止できるために、衛生用紙の取出し性の低下を防ぎ、特に狭い場所において使用するのに便利である。
そして、前記切込線11および端部切込線12によって開口する取出口10の開口端縁と、曲線状折れ線16とによって囲まれた横長の第1フラップ部17が、取出口10の対向する長辺側に一対になって、中央に突き出すように形成される。
さらにこれに続く次のティシュペーパーが、開口した部分から引出され、前記一対の第1フラップ部17の対向辺間と、第1フラップ部17の端縁と第2フラップ部19を含む開口端部とに弾力的に挟み込まれて保持される。また、取出口10に引出されるティシュペーパーは、取出口10を斜めに横切るように、対向する第1フラップ部17、17の両縁および、取出口端部の右下と左上のように斜めで向き合う端部に保持されるように引出すこともできる。
切込線11により開設される取出口10において、第1フラップ部17のヒンジ部を構成する曲線状折れ線16端部は、衛生用紙を箱から取出す作業を繰り返し行う間に破断しやすい部分である。この部分の破断を回避するために図1の実施例に示すような略円弧状切込線20を設ける代わりに、図5に示すように、曲線状折れ線16の端部を太くしている。曲線状折れ線16の中央部を構成する通常の折れ線は、カートンのブランクの紙厚全体に折筋を刻設している。曲線状折れ線16の端部に施される折筋は、ブランクの紙厚の半分程度の深さの折筋を刻設した、浅い折筋で、さらに中央部分の折れ筋の3本分の幅の折筋を刻設している。通常の折筋の3本分の幅の折筋を設けることで3倍の太さに形成されている。このように衛生用紙の取出しを繰り返し、第1フラップ部17が曲折することで破断しやすかった曲線状折れ線16の端部を、浅く、かつ太い折れ線とすることで、強化し、破断を回避することができるようにした。
中央長手方向に伸びる2本または2組の切込線11は、中央の部分が箱幅方向に所定間隔をおいて平行で、その一端部から箱長手方向両端部に向かってその幅が漸増するような斜めに広がった形状に設けられている。平行な切込線と斜めに広がった切込線とが中央部付近で接続するように構成され、斜めに広がった切込線の端部には波形状の端部切込線12が設けられている。
切込線11により囲まれて開口用切取部13が形成され、その開口用切取部13の両端付近には折れ線15を設け、端部切込線12により囲まれた双丘形摘み部(端部切取部)14を形成している。すなわち開口用切取部13は、その中央部の帯状切取部24と、両端部に一体に形成された双丘形摘み部14から形成され、これを上面板1から切り取り、取出口10が開口する。取出口10は蝶ネクタイ形に似た形状に形成されている。
また、切込線11、11の外側には、上面板1の長辺の端縁に向かって膨らんだ曲線状の折れ線16によって構成された第1ヒンジ部を形成し、曲線状の折れ線16と切込線11とによって囲まれた略台形で横長の第1フラップ部17が一対形成される。また双丘形の摘み部14の外側にも、上面板1の短辺に平行な折れ線18を設け、端部切込線12と折れ線18とにより囲まれた舌片状の第2フラップ部19が形成される。
図8に示す取出口10は、開封の手順や衛生用紙を取出す際の第1フラップ部17、第2フラップ部19の作用などは、図1に示したものと同様である。
この実施例に示す衛生用紙入りカートンは、テッシュペーパー取出口10を形成する切取部13が、中間の帯状切取部24とその両端部に位置する端部切取部14とにより区分されて構成されていることは先に説明した実施例と同じである。相違点は、両切取部分14と24が、つなぎ(接続部)を有する不連続の切込線25と26とによって分割分離できるように構成されている点である。
尚、ここでいう「円弧状切込線」とは、図9に示した180度円弧状切込線のみならず、図示省略した90度円弧状切込線、及び90度以下の鋭角を含む円弧状切込線を含む概念である。
また、図12(A)はテッシュペーパー取出口を形成する切取部を全面開封した状況を示す図である。図12(B)は、テッシュペーパー取出口を形成する切取部において、両端部に位置する端部切取部を除去し、中間の帯状切取部を残した状態を示した状況を示す図である。
図中、斜線を施した区域は、開封個所を示している。このように、カートンを開封する際に、使用者それぞれのニーズに合わせて、図11(A〜B)または図12(A〜B)に示したように、ティシュペーパー取出口を形成する切取部の開口面積を大きくも小さくも調節できるという効果がある。
さらに上記引出されたティシュペーパーに追随してカートンから引きだされた次のティシュペーパーの端部が、円弧状の指先押込部27に沿って緩やかに絞りこまれて保持部29に入り込み、その保持部29はティシュペーパーの端部を挟み込んで立てた状態に保持する。したがって、ティシュペーパーの取出し性が一層良好となるのである。
また本実施例(例えば図1参照)の下面板2に設けた左右一対の底上げ部材23を箱の内側に押込んだとき、前記左右一対の底上げ部材23の支点となる折れ線22、22の部分に力が働いて前記支点部分は若干外側に反ることとなる。その反った面をテーブル等において使用すると、独楽のように箱を回転させることができるため、使用後も子供の遊具として使用できる楽しみがある。
さらに図9の例では、両切取部14と24が、切込線25と26とによって分割分離できるように構成して、指先押込部27を端部切取部14に一体となるように設けたが、図13(A)または(B)に示したように、帯状切取部と端部切取部の境界部の直線状切取り線を折れ線15に代え、指先押込部27により開口部を形成してから、帯状切取部24と端部切取部14の全体を切取るようにすることもできる。
尚、従来の衛生用紙入りカートンにおいては、JISP8116−2000に規定する引裂強度が、縦方向2300mN程度、横方向2800mN程度の厚紙が使用されており、本発明においては、取出口の構造上、従来より強度アップした厚紙を使用することが好ましいと言える。
(1)ティシュを取出す際の音が、従来のフィルム付きカートンとほぼ同程度に小さい。
(2)ティシュを取出す際の紙紛の発生が少ない。
等の効果もある。
2 下面板
3、4 側面板
5 糊代片
6、7 端面板
8、9 内フラップ
10 取出口
11 切込線
12 端部切込線
13 切取部(開口用切取部)
14 端部切取部(摘み部)
15 折れ線
16 曲線状折れ線
17 第1フラップ部
18 折れ線
19 第2フラップ部
20 略円弧状切込線
21 切込線
22 折れ線
23 底上げ部材
24 帯状切取部
25 ほぼ扇形をした円弧状切込線
26 直線状切込線
27 指先押込部
28 指先孔
29 保持部
Claims (11)
- 略直方体形状の箱の上下少なくとも一方の面に、取出口を形成するための切込線が配置され、該取出口を有する面の内側にその取出口を被覆するフィルムが配置されていない衛生用紙入りカートンにおいて、
該取出口を形成するために、少なくとも、切込線によって囲まれた細長い切取部が配置され、該切取部は、該取出口を有する面の長辺方向の基準線に対し、傾斜角度θだけ傾いて配置されていることを特徴とする衛生用紙入りカートン。 - 前記切取部の中心線Y1が前記長辺方向となす傾斜角度θは、前記取出口を有する面の長辺と、前記取出口を有する面の対角線y−yがなす角度Yを最大角とする範囲内であること(Y≧θ>0)を特徴とする請求項1に記載の衛生用紙入りカートン。
- 略直方体形状の箱の上下少なくとも一方の面に、取出口を形成するための切込線が配置され、該取出口を有する面の内側にその取出口を被覆するフィルムが配置されていない衛生用紙入りカートンにおいて、
該取出口を形成する切取部は、中間部の帯状切取部と長手方向両端部の端部切取部からなり、
前記中間部の帯状切取部においては、その中央部分が括れた形状に形成され、両端部側は前記中央部よりも広がった形状に形成され、
前記長手方向両端部の端部切取部においては、前記帯状切取部と一体に形成されながらその帯状切取部よりも広幅に形成され、
また、前記取出口を形成する切取部を挟んだ両側に、箱の長手方向に沿って外側に向かって膨らんだ曲線状の折れ線によって構成される第1ヒンジ部を形成して、前記切込線と前記ヒンジ部を構成する曲線状の折れ線とによって囲まれた横長の一対の第1フラップ部が形成され
さらに、前記切取部の長手方向両端部の外側に、箱の短手方向に沿う折れ線によって構成される第2ヒンジ部を形成して、前記端部切取部に接する舌片状の第2フラップ部が形成され、
ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の衛生用紙入りカートン。 - 前記帯状切取部は、中央部ほど幅の狭い形状であることを特徴とする請求項3に記載の衛生用紙入りカートン。
- 前記帯状切取部を形成するための切込線は、2本または2組の切込線からなることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の衛生用紙入りカートン。
- 前記端部切取部の外縁を構成する端部切込線は、波形状をした滑らかな切込線として形成され、この波形の切込線により該端部切取部には双丘形の摘み部が形成されることを特徴とする請求項3又は5に記載の衛生用紙入りカートン。
- 前記帯状切取部と端部切取部は折れ線により区分されていることを特徴とする請求項3〜6の何れか1項に記載の衛生用紙入りカートン。
- 前記帯状切取部とその両端部に位置する端部切取部は、切込線によって分離できるように構成され、かつ前記帯状切取部の長手方向両端部に食い込むように、端部切取部に連結された指先押込部が相対向して対となるように形成されていることを特徴とする請求項3〜7の何れか1項に記載の衛生用紙入りカートン。
- 前記帯状切取部とその両端部に位置する端部切取部を分離する切込線は、ほぼ円弧状切込み線と、その円弧状切込み線の両端基部に連なる直線状切込線で形成されていることを特徴とする請求項8に記載の衛生用紙入りカートン。
- 前記帯状切取部を切取った後に、前記円弧状切込み線と第1フラップ部との間に、衛生用紙を挟み込むための保持部が形成されることを特徴とする請求項9に記載の衛生用紙入りカートン。
- 前記一対の第1フラップ部の両側に設けられた曲線状の折れ線は、その端部の折れ線が中央部の折れ線より太く、浅い型押し筋で形成されたものであることを特徴とする請求項2〜10の何れか1項に記載の衛生用紙入りカートン。
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