JP2012158380A - 箱状保護部材 - Google Patents

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文彦 斉藤
Takero Suzuki
健朗 鈴木
Tatsuhiko Iwase
達彦 岩瀬
Hitoshi Kyotani
京谷  均
Takaaki Tsujimoto
隆亮 辻本
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Abstract

【課題】収容物である微生物培養シート等の可撓性を有するシート状製品を、外圧から保護することのできる箱状の保護部材であって、収容物の取り出し時の操作性に優れる箱状保護部材を、低コストで提供すること。
【解決手段】本発明の箱状保護部材は、可撓性を有するシート状製品を複数枚重ねた積層物を収容した箱状保護部材であって、前記箱状保護部材の少なくとも天面側には、前記シート状製品を枚葉状態で取り出すための開口部となる開口切り込み部が形成されており、前記天面に対向する底面には、前記シート状製品の底上げヒンジ部となる凸状の第1切り込み部が該底面の1箇所にのみ形成されていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、シート状製品を収容する箱状保護部材に関し、更に詳しくは、底面にシート状製品の取り出しを容易にするための底上げヒンジ部を設けた箱状保護部材に関する。
本発明の箱状保護部材が収容するシート状製品の一例として、微生物の存在を確認したり、微生物数を測定したりするための微生物培養シートがある。微生物培養シートとは、ポリエステル等のプラスチックシート基材シート上に、微生物の発育に必要な培養層を形成したものである。この微生物培養シートのように可撓性を有するシート状製品は、通常、外圧による変形を防止するために、一定単位数を紙箱等の保護部材内に積層収容した状態で流通する。
シート状製品が箱状保護部材内に積層されている場合、使用者がシート状製品を枚葉状態で容易に取り出すことができるようにするためには、箱状保護部材の天面に広い開口部を設ければよい。また、このようにすることにより、箱内のシート状製品の状態を箱の外から目視確認することができるというメリットもある。しなしながら、そのように天面側に開口部を設けてシート状製品を取り出す構造の箱状保護部材においては、使用が進んでシート状製品の残り枚数が減っていくにつれて、積層されたシート状製品の最上部の位置低くなり、天面側からは取り出しにくくなるという問題があった。
そのような問題を解決するものとして、例えば、箱内のティシュペーパーの残量が少なくなったときに、底面に設けた一対のヒンジ部からなる底上げ部材を箱の内側に折り曲げて使用することにより、内部のティシュペーパーを天面側に押し上げて、天面の取出口からティシュペーパーの最後の1枚まで安定してポップアップさせることができる構造を備えた衛生用紙入りカートン(特許文献1)が知られている。
特開2005−225563号公報
しかしながら、特許文献1に記載の衛生用紙入りカートンにおいては、収容物がティッシュペーパー等の極めて薄くて柔らかな衛生紙であることが前提となっており、そのような衛生紙の取り出し時の操作性を高めるために、ティッシュペーパーの間の摩擦を利用する取り出し口に形成されたスリット構造との組み合わせによって、底上げ部材がその効果を発揮できるものとなっている。また、底上げ部材は、柔らかなティッシュペーパーを水平に保ったままポップアップすること、また、ティッシュペーパーの水平を保つことのできる位置に複数形成しなくてはならないものであった。
ティッシュペーパーは、例えばその1箇所だけを支持する単一の底上げ部材によって押し上げた場合、自立的に形状を保持できないくらい柔らかい。しかし、上述の微生物培養シートは、可撓性を有するとはいえ、例えば一点で支持して押し上げてもほぼそのままの形状を保持出来る程度の剛性は有するものである。よって、このような微生物培養シートを収容する箱型の保護部材については、必ずしも底上げ部材が複数ある必要はなく、特許文献1に記載のポップアップ構造が、必ずしも最適な構造ではなかった。この場合においては、必ずしも、シート状製品を水平に保ったままポップアップすることは必須ではなく、むしろ、シート状製品が水平であることにより、箱型の保護部材の側面に四方を囲まれたシート状製品を枚葉状態で取り出すことがかえって難しくなっているという問題もあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、シート状製品を外圧から保護できる箱状の保護部材であって、製品を取り出す際の操作性に優れた箱状保護部材を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意研究を重ねたところ、箱状保護部材の底面の1箇所にのみ底上げヒンジ部を形成することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には、本発明では、以下のようなものを提供する。
(1) シート状製品を複数枚重ねた積層物を収容した箱状保護部材であって、前記箱状保護部材の少なくとも天面側には、前記シート状製品を枚葉状態で取り出すための開口部となる開口切り込み部が形成されており、前記天面に対向する底面には、前記シート状製品を押し上げるための底上げヒンジ部となる凸状の第1切り込み部が該底面の1箇所にのみ形成されている箱状保護部材。
(2) 前記第1切り込み部の両端間で形成されるヒンジ折部の一部には、第1切り込み部と凸方向が逆向きである凸状の第2切り込み部が形成されている(1)記載の箱状保護部材。
(3) 前記底上げヒンジ部は、前記底面における中心よりも一方の側面側寄りに配置されている(1)又は(2)に記載の箱状保護部材。
(4) (1)から(3)いずれか記載の箱状保護部材を、遮光性を有するフィルム包装袋内に密封収容してなる包装体。
(5) 前記シート状製品が、微生物検査用の微生物培養シートである(4)記載の包装体。
(6) 前記微生物培養シートは、基材上に円周状の凸状枠部が形成されている(5)記載の包装体。
本発明の箱状保護部材によれば、可撓性を有するシート状製品の外圧による変形を維持できる箱状の部材において、単一の押し上げ部により、天面側の開口部からのシート状製品の取り出し操作性を高めることができる。また、その押し上げ部の構造は簡易なものであるため、操作性に優れた利便性の高いシート状製品用の箱状保護部材を、低コストで提供することができる。
本発明の実施形態に係る箱状保護部材の斜視図である。 本発明の実施形態に係る箱状保護部材の底面側の斜視図である。 本発明の実施形態に係る箱状保護部材を開口した状態における斜視図である。 図3の開口した状態の箱状保護部材のA−A線における断面図である。 本発明の実施形態に係る箱状保護部材の底面図である。 本発明の実施形態に係る微生物培養シートの斜視図(A)、部分透視平面図(B)及び断面図(C)である。 本発明の実施形態に係る包装体(箱状保護部材を収容した状態)の斜視図である。 本発明の実施形態に係る梱包形態であり、包装体をカートン箱に収納した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る梱包形態であり、図8のカートン箱を更に段ボール箱に収納した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、詳細に説明するが、本発明は、以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の目的の範囲内において、適宜変更を加えて実施することができる。
<箱状保護部材>
まず、図1及び図2を参照しながら、本発明の一実施形態である箱状保護部材10を例として、本発明に係る箱状保護部材について説明する。図1は、箱状保護部材10を天面側から見た斜視図であり、図2は箱状保護部材10を底面側から見た斜視図である。箱状保護部材10は、対向する天面11と底面12、及び天面11と底面12の対向する辺同士を連設する4つの側面13a、13b、13c、13dによって構成される6面体からなる箱状の部材である。微生物培養シート20は、箱状保護部材10内の底面12上に積層された状態で収容されている。
箱状保護部材10の材料としては、切り出しや折り曲げによる成形が容易であり、且つ、上記6面体を成形後に、その収容物である微生物培養シート20を一定の外圧から保護できる程度の強度を有する素材であれば、紙、合成樹脂等、特に限定されずに用いることができる。ただし、製造コスト、生産性、環境対応性等の観点から、紙製であることが好ましい。特に、坪量230〜400g/m、厚さ0.2mm〜0.4mmのカード紙を箱状保護部材10の材料として好適に用いることができる。このような紙の具体例として、JETエース(三菱製紙社製)がある。
なお、本実施形態における箱状保護部材10のように保護部材を箱状とすることによって、適当な形状、大きさ、剛性を有する箱状の部材がすでに既製品として存在する場合には、後述する通りの簡易な加工を施すのみで、当該箱状の部材を本発明の箱状保護部材10として流用することができ、保護部材の製造コストを削減することができる。
箱状保護部材10の大きさについては、その内部に収容する微生物培養シート20の大きさと数量に併せて適宜決定すればよい。一般的な微生物培養シート20は縦横の長さが6cm〜10cm程度の方形である。箱状保護部材の天面11及び底面12の縦横の長さは、収容する微生物培養シート20の縦横の長さより、それぞれ0.5mm〜10mm程度大きい長さであることが好ましい。この長さの差が0.5mm未満であると、微生物培養シート20の箱状保護部材10からの円滑な取り出しが難しくなり、また10mmを超えると、輸送時に箱状保護部材10の内部での微生物培養シート20が不要に振動し、資材も無駄に消費することになり好ましくない。また、箱状保護部材10の高さについては、箱状保護部材10の内部に積層して収容する微生物培養シート20の枚数に併せて適宜調整すればよい。即ち、積層された微生物培養シート20の積層物全体の高さより0mm〜10mm程度大きい高さであることが好ましい。この高さの差が10mmを超えると、輸送時に箱状保護部材10の内部で微生物培養シート20が不要に振動し、資材も無駄に消費することになり好ましくない。
図1に示す通り、箱状保護部材10の天面11及び側面13aには開口部14が設けられている。開口部14は、開口切り込み部141と開口折部142とからなり、開口きっかけ部143を備える。また図2に示す通り、底面12には、ヒンジ部15が設けられている。ヒンジ部15は、底上げヒンジ部151と逆ヒンジ部152とからなる。また、箱状保護部材10の内部には、微生物培養シート20が底面12上に積層されて収容されている。尚、ヒンジ部15につては、本発明に係る箱状保護部材における特に重要な構成要件であるため、その詳細については別途後述する。
開口切り込み部141は、開口部14の周囲を切断して開口部14を開口するための切断予定線であり、天面11及び側面13aに設けられている。開口切り込み部141は、ミシン目又はハーフカット等、切断を容易にする従来公知の切り込み構造を以下に述べる所定の位置に形成することにより設けることができる。開口切り込み部141は、その切り込み構造に沿って箱状保護部材10の各面が切断され開口部14が立ち上がったときに、微生物培養シート20を枚葉状体で容易に取り出すことができるような位置に形成されればよい。具体的には、図1のように側面13c、13dの上辺である天面11の一対の側辺に沿って、側面13a側を起点に側面13bに至るまで、或いは、側面13a側を起点に側面13bに至るまでのうちの3/4以上の部分に形成され、加えて、更に側面13aの一部にも略台形状に形成されることが好ましい。
箱状保護部材10においては、開口切り込み部141は、開口きっかけ部143として、側面13aの一部にも略台形状に形成されている。開口切り込み部141が側面13aの表面側から裏面側までを貫通して形成されている場合は、開口部14を開口すると、開口きっかけ部143の切断によって、側面13aの当該部分が破断され、破断した部分については側面13aの少なくとも一部が欠落してしまう。側面が欠落すると、微生物培養シート20が意に反して散逸する場合があり、好ましくない。
そのような散逸を防ぐため、微生物培養シートの側面13aに設ける開口切り込み部141については、底面12側に向かって幅が狭くなる台形状とすることが好ましい。
本実施例の箱状保護部材10においては、側面13aを2層の紙材料を重ねた2層構成として、そのうちの外層側の紙材料のみに開口切り込み部141を形成している。そのようにすることにより、図3に示す通り、開口きっかけ部143を側面13aから切り離して開口部14を開口した状態においても、側面13aの内層側の紙材料については破断されることなくそのままの形状で保持されているため、側面13aの形状を開口前の位置及び形状に保持することができる。開口きっかけ部143を側面13aに設ける場合は、このように側面13aを2層構成とすることが更に好ましい。
或いは、開口きっかけ部143については、必ずしも側面13aの一部を切り出す構造でなくてもよく、予め天面の形状を開口きっかけ部143を含む形で形成しておき、開口前の状態においては、開口きっかけ部143を側面13aにホットメルト剤等により仮留めしておく構造としてもよい。このような構成による箱状保護部材も本発明の好ましい一実施形態である。
また、開口切り込み部141は、開口時に開口部から微生物培養シート20を容易に取り出すことができるようになる位置でさえあれば、例えば天面11の側面13b側の1辺を除く3辺を結ぶ形とする等、天面11の範囲内のみに設けられてもよい。
開口折部142は、開口切り込み部141の両端を結ぶ直線上に設けられている。開口折部142は、開口部14を立ち上げるための折り曲げ予定線であり、筋押し加工等、従来公知の方法によって折り曲げ容易に形成することが好ましい。開口切り込み部141に沿って天面11或いは天面11及び側面13aを切断し、開口折部142に沿って開口部14を上方に折り曲げることによって、開口部14が立ち上がり、箱状保護部材10を容易に開口することができる。
開口きっかけ部143は側面13aに、開口部14の先端部として設けられる。開口きっかけ部143を指でつまみ上げることにより、箱状保護部材10が開口し易くなる。また、図3に示すように、側面13aに、或いは側面13aを2層構成とした場合はその内層側の層に、開口きっかけ部143の先端部を挿入可能な位置及び大きさで、再封止用切り込み131を設けることにより、開口後に箱状保護部材10を再封止できるようにすることができる。
<ヒンジ部>
図2〜図5を参照しながら、ヒンジ部15について説明する。ヒンジ部15は、底上げヒンジ部151と逆ヒンジ部152とからなり、底面12上の中心よりも側面13a寄りで、且つ側面13c及び13dから略等距離となる位置に設けられる。このような位置に設けることにより、ヒンジ部15は以下に示すに特有の作用効果を奏することが可能となる。なお、本発明においては、ヒンジ部15は、底面12上の1箇所にのみに設けられる。本発明に係る箱状の保護部材は、複数の底上げヒンジ部151を必要とせず、単一の底上げヒンジ部151により、取り出し時の操作性を十分に向上しうる点にその特徴がある。
図2に示すように、底上げヒンジ部151は、第1切り込み部153及びヒンジ折部155とからなり、ヒンジ折部155の両端を起点とし、一方の側面に向けてその凸状部が形成されている。逆ヒンジ部152は、第2切り込み部154及びヒンジ折部155とからなり、ヒンジ折部155の両端間の2点を起点とし、底上げヒンジ部151とは反対側の側面に向けてその凸状部が形成されている。図4に示す通り、底上げヒンジ部151と逆ヒンジ部152は、両ヒンジ部の起点となっているヒンジ折部155を所定の方向に折り曲げることにより、互いに反対方向に立ち上がる構造となっている。底上げヒンジ部151は、図4に示す通り、微生物培養シート20の一端を押し上げることにより、微生物培養シート20を取り出し易くするためのものである。逆ヒンジ部152は、底上げヒンジ部151の立ち上げ状態を保持し易くすることに加えて、箱状保護部材10を水平面から角度θ(図4に図示)だけ傾けて底面と水平面との間に隙間を形成する。この作用により、押し上げヒンジ部151によって開口した部分から指をつっこんでシート状製品を押し上げる場合に、底面12の下に指を挿入し易くなる。
底上げヒンジ部151の形状は特に限定されない。例えば、長方形状、台形状等任意の形状とすることができる。ただし、立ち上げ時に微生物培養シート20を安定的に保持しながら押し上げることができるように、凸部側の天辺については微生物培養シート20の幅の1/2以上の長さを有する直線部を含むことが好ましい。
底上げヒンジ部151の大きさについては、底面12が一定の強度を維持できる範囲内の大きさであれば特に限定されないが、高さ(図5のh1)については、1.5cm以上であって、且つ、箱状保護部材10の開口前の状態における側面13aの高さの略1/3から略1/1の高さであることが好ましい。底上げヒンジ部151の立ち上げによって形成される穴部分に指を挿入して微生物培養シート20を直接押し上げることもできるようにするため、h1は1.5cm以上であることが好ましい。また、h1が側面13aの高さの1/3に満たないと、残り枚数が少なくなった場合の微生物培養シート20の一端が押し上げよっても天面11の近くまで上がってこないため、取り出し操作性が十分に向上せず、また、側面13aの高さを超えると、それ以上の操作性の向上はなく、立ち上げた状態で開口部14を閉じることが出来ないため好ましくない。また、幅(図5のw1)については、上記と同様の理由により、1.5cm以上であって、且つ、底面12の強度保持のため、底面12の幅の2/3以内であることが好ましい。凸部側の天辺については上述した通りである。
なお、本発明における底上げヒンジ部とは、収容物であるシート状製品の一端を天面側に押し上げる作用効果を奏するヒンジ構造のことをいう。本発明における箱状保護部材は、底面の1箇所にのみ底上げヒンジ部が設けられたものであるが、例えば、底面に複数のヒンジ部を備える箱状保護部材であっても、一の押し上げヒンジ部が上記の作用効果を奏し、それ以外の他のヒンジ部が、押し上げヒンジ部としての上記の作用効果を奏し得ないものである場合は、本発明の均等の範囲である。
第1切り込み部153は、底上げヒンジ部151を底面12の所定の位置から所定の形状及び大きさで立ち上げるための切断を容易にするために設けられる切断予定線である。第1切り込み部153は、ミシン目又はハーフカット等、従来公知の切り込み構造を上述した所定の位置及び形状に形成することにより設けることができる。
ヒンジ折部155は、第1切り込み部153の両端間に設けられる。ヒンジ折部155は、底上げヒンジ部151及び逆ヒンジ部152を立ち上げるための折り曲げ予定線であり、筋押し加工等、従来公知の方法によって折り曲げ容易に形成することが好ましい。図4及び図5に示す通り、第1切り込み部153に沿って底面12を切断し、ヒンジ折部155に沿って底上げヒンジ部151を天面11方向に向けて折り曲げることによって、底上げヒンジ部151が立ち上がり、微生物培養シート20の一側辺側を天面11側に押し上げることができる。なお、ヒンジ折部155を折って底上げヒンジ部151が天面側に向けて立ち上がるようにすると、その動きと連動して、逆ヒンジ部152は底面12に対して底上げヒンジ部151とは正反対の方向、即ち天面側とは反対方向に向けて立ち上がる構造となっている。
逆ヒンジ部152の形状は特に限定されない。底上げヒンジ部151と同様、例えば、長方形状、台形状等任意の形状とすることができる。ただし、立ち上げ時に箱状保護部材10の底面を安定的に保持しながら押し上げることができるように、凸部側の天辺については底面12の幅の1/8以上の長さを有する直線であることが好ましい。
逆ヒンジ部152の大きさについては、底面12が一定の強度を維持できる範囲内の大きさであれば特に限定されないが、高さ(図5のh2)については、2mm〜10mm程度であることが好ましい。h2が2mm未満であると、図4における角度θの大きさが小さく、底面12の下に指を挿入する際のきっかけとなる底面12と水平面との間の隙間を十分に形成することができず、また、10mmを超えても、それ以上の操作性の向上はなく、ヒンジ部15の位置が必然的に側面13aから離れてしまうため好ましくない。また、幅(図5のW2)については、ヒンジ折部155の強度保持のため、w1の幅の2/3以内であることが好ましい。凸部側の天辺については上述した通りである。
第2切り込み部154は、逆ヒンジ部152を底面12の所定の位置から所定の形状及び大きさで立ち上げるための切断を容易にするために設けられる切断予定線である。第2切り込み部154は、ミシン目又はハーフカット等、従来公知の切り込み構造を上述した所定の位置及び形状に形成することにより設けることができる。
<微生物培養シート>
次に、本発明の箱状保護部材に収容されることが想定されるシート状製品である微生物培養シート20について簡単に説明する。バイオテクノロジー分野等の研究や試験の過程では微生物を適宜培養する必要がある。耐水性を有する基材上に乾燥した培養層を備えることにより、簡便に微生物を培養することのできるツールとして開発されたのがこの微生物培養シートである。
図6(A)(B)(C)に示す通り、微生物培養シート20は、方形の基材シート21上に微生物を培養するための培養層23を備える。培養層23の外周には疎水性樹脂からなる円形の凸状枠部24が形成されており、培養層23は、凸状枠部24に囲まれた凹部領域に形成されている。そして、凸状枠部24と培養層23とを被覆するように、方形の透明カバーシート22が設けられている。
基材シート21は、耐水性及び耐熱性を有していれば、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル等のプラスチックシートを好適に使用することができる。これらはいずれも可撓性を有するフィルム素材である。
培養層23は、基材シート21上の所定の領域に限定して形成されている。なお、培養層23には紫外線等に露光すると変質する成分が含まれている場合がある。後に説明する包装体1においては、遮光性を有するフィルム包装袋30を用いることにより、このような微生物培養シート20の露光による変質を防止することができる。
凸状枠部24は、微生物を培養するための被検液を遺漏させることなく、所定の範囲に確実に拡げるために形成されている。凸状枠部24の高さは、培養層の厚みにも依存するが、好ましくは基材シート21を基点として600〜1200μmである。培養層23との間に高さの差がないと、被検液を滴下した際に凸状枠部24からはみ出し、漏れる場合がある。また、高さの差が大きいと、被検液の接種後に、培養層23と透明カバーシート22との間に空間が生じ易く、培養中に培養層が乾燥する場合がある。微生物培養シート20においては、凸状枠部24の高さを好ましい高さとすることが必要であるが、そのような基材シート21と凸状枠部24との高低差に起因して、例えば図1に示すような積層された状態において、微生物培養シート20は、上下方向から外圧がかかると、たとえ微細な圧力であっても変形し易いという問題があった。箱状保護部材10はそのような微生物培養シート20の変形を防止することができる。
透明カバーシート22は、培養中の落下菌等による汚染を防止するとともに、培養層の水分蒸発を防止する作用を有する。透明カバーシート22は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル等のプラスチックフィルムを使用することができる。
本発明に係る箱状保護部材は、シート状製品を複数枚重ねた収容物をその内部に収容するものであるが、収容されるシート状製品の代表的な一例として、具体的には、この微生物培養シート20が想定されている。箱状保護部材10は、外圧によって変形し易い微生物培養シート20の包装に好適に用いることができる。また、これに限らず、微生物培養シート20と同様に外圧からの保護を必要とするシート状製品の保護部材として好適に用いることができる。
<フィルム包装袋及び包装体>
次に、図7を参照しながら、包装体1及びフィルム包装袋30について説明する。包装体1は微生物培養シート20を収容した箱状保護部材10をフィルム包装袋30の内部に密封収容してなる包装体である。フィルム包装袋30は、左右の一対の側面31と、側面31と直交する上下一対のヒートシール部32とを備えるガゼット袋であり、一方のヒートシール部32には開口予定部321が形成されている。
微生物培養シート20は、使用前に露光すると製品として好ましくない変質をきたす場合がある。本発明の包装体1においては、微生物培養シート20の使用前の露光を防止するために、遮光性を有する素材からなるガセット袋をフィルム包装袋30として用いることにより、そのような変質を防止することが出来る。
フィルム包装袋30には、上記遮光性以外にも、防湿性、耐熱性、耐化学薬品性等の様々な特性を付加することもできる。フィルム包装袋30をそのような特性のものとすることにより、包装体1によって、微生物培養シート20に限らず、他の異なる性質を有する様々なシート状製品の梱包をも好適に行うことが可能である。
図7に示すフィルム包装袋30は、連接した4つの面によってなる中空のチューブ状の素材であるガセットチューブ(図示せず)の両端を貼着してヒートシール部32を形成することにより製造することができる。フィルム包装袋30において、ガセットチューブの4つの面は、それぞれフィルム包装袋30の底面、天面、及び一対の側面31となる。また貼着された両端部はヒートシール部32となる
フィルム包装袋30を形成するガセットチューブの素材については、遮光性を有し、且つ上記加工によりガセット袋を形成することが可能な可撓性のあるフィルム素材であれば、特に限定されず従来公知のフィルム素材を用いることができる。そのようなフィルム素材としては、特開2006−301402号公報に記載されているように、一般の包装材料として使用されている、例えば、基材/遮光層/シーラント層構成の、ヒートシール可能な多層フィルムを用いることができる。基材層としては二軸延伸ポリエステルフィルム(PETフィルム)や二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPPフィルム)が例示でき、遮光層としてはアルミニウム等の金属箔又は金属蒸着層が例示でき、シーラント層としてはポリエチレンフィルムやポリプロピレンフィルムが例示できる。
フィルム包装袋30の内部空間の大きさは箱状保護部材10を収容するために必要十分な大きさであればよく、厳密に特定される必要はない。ただし、必要以上に大きいと輸送時にフィルム包装袋30内で箱状保護部材10が不要に振動し、また資材にも無駄が生じるため好ましくない。
側面31にはガセット折部311を形成してもよい。ガセット折部311を形成することにより、使用後にフィルム包装袋30を簡易に折り畳むことが可能となり廃棄時に嵩張りにくいため好ましい。
ヒートシール部32は、適切な長さに裁断されたガゼットチューブの両端を接着することにより形成される。接着方法としては、フィルム包装袋30の素材により、それぞれ適した方法を用いることができる。例えば、熱圧着加工、ホットメルト加工等により接着することができる。ヒートシール部32の幅(図1のフィルム包装袋30の長手方向における幅)は、開口予定部321、ノッチ部322、及び再封止部323を設けるために必要十分な幅であり、後に詳しく説明する開口、再封止の操作が行い易いような幅であればよく、具体的には1cm〜2cm程度の幅であることが好ましい。なお、本実施形態の包装体1においては、開口予定部321を設ける一方のヒートシール部32については、開口予定部321より端部寄りの外側部分が接着の範囲となる。
開口予定部321は、フィルム包装袋30の開口を容易にする加工が施された部分であり、フィルム包装袋30の一対のヒートシール部32のうちの一方に設けられる。包装体1の使用者は当該部分に沿って、はさみ等の道具を使わずにフィルム包装袋30を容易に開口することができる。フィルム包装袋30の開口時には、この開口予定部321が、箱状保護部材10及び微生物培養シート20を出し入れするための開口部となる。本実施例の包装体1においては、くさび型の切り込みであるノッチ部322を開口予定部321の一端に設けることにより、開口予定部321における開口を容易にしている。開口予定部321は、フィルム包装袋30の遮光性等必要な特性を損なわない限り、従来公知のその他の方法によって設けてもよい。例えばヒートシール部32の所定の位置に、ハーフカットの切り込みを形成することによって開口予定部321を設けることもできる。
ノッチ部322は、開口予定部321の一端に設けられるくさび形の切り込みであり、包装体1の使用者がフィルム包装袋30を開口する際に、開口操作を容易にするきっかけとなる部分である。ノッチ部322は、開口予定部321を認識するための目印となり、また開口の起点となる。
再封止部323は、一度開口されたフィルム包装袋30を再封止することができる機構を備える部分であり、開口予定部321を備えるヒートシール部32の開口予定部321より内側に設けられる。微生物培養シート20は、必ずしも開口後、一時に全てを使い切るとは限らないため、使い残しの微生物培養シート20を遮光性が保たれた状態で再保存する必要が生じる。再封止部323によって、一度開口されたフィルム包装袋30を再封止することにより、開口後に使い残した微生物培養シート20を収容した箱状保護部材10を、再度、フィルム包装袋30内に保存することができる。
再封止部323は、ヒートシール部32の内部線状ファスナー等の係止機構を設けることにより形成することができる。再封止部323を構成する係止機構としては、フィルム包装袋30の再封止後に一定の遮光性を保てる機構であれば、その他の従来公知の機構を用いることもできる。
以上、遮光性を有するフィルム包装袋として、ガゼット袋を用いた包装体の実施例について説明したが、本発明における包装体に用いるフィルム包装袋はこれに限られない。遮光性を有するフィルム包装袋である限り、ボトムシール袋、サイドシール袋、三方シール袋等、他の形態の袋を用いてもよい。また、開口部の位置、大きさ、付随する機構についても、箱状保護部材10の取り出しに支障が無い限り特に限定はされず、上述した例に限られるものではない。
ここで、フィルム包装袋30の素材については、遮光性を有し、且つ製造コストも低く抑えられるものとするために、例えば上述した多層フィルム等、可撓性を有する素材とすることが好ましい。しかし、このような素材からなるフィルム包装袋30は、それ自体においては、微生物培養シート20を外圧から十分に保護することはできない。一方、箱状保護部材10は、微生物培養シート20を外圧から保護することはできるが、必要十分な遮光性を備えるものではない。しかし、そのような箱状保護部材10とフィルム包装袋30の組み合わせにより、微生物培養シート20の包装に必要とされる遮光性と外圧からの保護を低コストで両立させた点に本発明に係る包装体の特徴がある。更に、本発明に係る包装体においては、箱状保護部材10に単一の底上げヒンジ部151を設けるという、低コストで実現可能な構造により、収容物の出し入れ時の操作性を十分に高めている点にもその特徴がある。
<包装体の梱包形態>
次に、包装体1の輸送時等における具体的な使用態様である梱包形態について説明する。図8、図9は、実際の流通過程における包装体1の梱包形態を表した斜視図である。微生物培養シート20を収納した包装体1は、図8に示す通り、まず、例えば、4袋ずつカートン箱40に梱包される。そして更に、カートン箱40は、図9に示す通り、例えば、8箱ずつ段ボール箱50に梱包される。通常、実際の流通過程において、包装体1は、この図8の梱包形態で出荷され輸送される。上述した通り、箱状保護部材10、フィルム包装袋30、及び包装体1は、その容積を微生物培養シート20の収容と出し入れの操作性を確保するための最低限の容積に止めることにより、最終的な梱包形態のサイズを無駄に大きくすることがなく輸送コストを節約することができる。
<包装体の使用方法>
次に、微生物培養シート20の使用者が包装体1を使用する場合の使用方法について説明する。使用者は、フィルム包装袋30を開口し、箱状保護部材10を取り出し、箱状保護部材10からヒンジ部15の作用によって微生物培養シート20容易に取り出した後、使い残した微生物培養シート20を収容した箱状保護部材10をフィルム包装袋30に再封入し、更にフィルム包装袋30を再封止することにより、使い残した微生物培養シート20を包装体1内に再保存することができる。
包装体1から微生物培養シート20を取り出すために、使用者は、まずフィルム包装袋30を開口する。ノッチ部322を起点に開口予定部321に沿ってフィルム包装袋30を開口することができる。使用者は、例えば、ノッチ部322の左右を指でつまんで捻ることにより、特に、はさみ等の道具を使わずに、容易に切断のきっかけを得ることができる。そして、その切断のきっかけを契機として、開口予定部321に沿ってフィルム包装袋30を容易に開口することができる。これにより、開口予定部321は開口部となり、該開口部から箱状保護部材10を取り出すことができる。
次に、フィルム包装袋30から取り出した箱状保護部材10の開口きっかけ部143を指でつまみ上げて開口のきっかけとし、開口切り込み部141に沿って側面13a及び天面11を切断して開口部14を該両面から分離する。そして開口折部142に沿って開口部14を折り曲げて立ち上げることにより、図3に示すように、箱状保護部材10を開口する。
微生物培養シート20の積層物の上面が底面12寄りにある場合、また、微生物培養シート20の側辺と箱状保護部材10の側面の内壁との間に隙間がなく、微生物培養シート20がつまみあげにくい場合は、図4に示すように、箱状保護部材10の底面12の底上げヒンジ部151が形成されている部分を指先で押し上げて、第1切り込み部153を切断し、底上げヒンジ部151を天面11に向けて立ち上げる。なお、このとき、同時に第2切り込み部154も切断されて、逆ヒンジ部152は天面とは反対の方向に向けて立ちあがることになる。この操作により、底上げヒンジ部151に支持されて、微生物培養シート20は、その一側辺側が天面側に押し上げられる。また、微生物培養シート20が、底面12に対して水平ではなく、斜めに保持されることにより、微生物培養シート20と側面13aとの間の隙間が若干広がることにもなり、使用者は微生物培養シート20を容易に指でつまみ上げることができる。
使い残した微生物培養シート20がある場合は、箱状保護部材10を、開口きっかけ部143の再封止用切り込み131に挿入して再封止する。そして最封止した箱状保護部材10をフィルム包装袋30内に戻して、フィルム包装袋30を再封止部323によって再封止することにより微生物培養シート20を遮光性を保った状態で再保存することができる。
1 包装体
10 箱状保護部材
11 天面
12 底面
13a〜d 側面
14 開口部
141 開口切り込み部
142 開口折部
143 開口きっかけ部
15 ヒンジ部
151 底上げヒンジ部
152 逆ヒンジ部
153 第1切り込み部
154 第2切り込み部
155 ヒンジ折部
20 微生物培養シート
30 フィルム包装袋
40 カートン箱
50 段ボール箱

Claims (6)

  1. シート状製品を複数枚重ねた積層物を収容した箱状保護部材であって、
    前記箱状保護部材の少なくとも天面側には、前記シート状製品を枚葉状態で取り出すための開口部となる開口切り込み部が形成されており、
    前記天面に対向する底面には、前記シート状製品を押し上げるための底上げヒンジ部となる凸状の第1切り込み部が、該底面の1箇所にのみ形成されている箱状保護部材。
  2. 前記第1切り込み部の両端間で形成されるヒンジ折部の一部には、第1切り込み部と凸方向が逆向きである凸状の第2切り込み部が形成されている請求項1に記載の箱状保護部材。
  3. 前記底上げヒンジ部は、前記底面における中心よりも一方の側面側寄りに配置されている請求項1又は2に記載の箱状保護部材。
  4. 請求項1から3いずれか記載の箱状保護部材を、遮光性を有するフィルム包装袋内に密封収容してなる包装体。
  5. 前記シート状製品が、微生物検査用の微生物培養シートである請求項4記載の包装体。
  6. 前記微生物培養シートは、基材上に円周状の凸状枠部が形成されている請求項5記載の包装体。
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