JP2018137696A - 照明制御装置、照明制御システム及び制御プログラム - Google Patents

照明制御装置、照明制御システム及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のコントローラ各々を介して照明器具を制御する場合のユーザ負担を軽減する照明制御装置を提供する。
【解決手段】コントローラ200a〜200cを介して各部屋の照明器具の制御を行う照明制御装置100は、複数の名称(部屋名等)各々と、各コントローラのSSIDとを対応付けた対応情報111を記憶する記憶部110と、いずれかのコントローラと接続してそのコントローラと情報の授受を行う通信部180と、対応情報111における複数の名称を選択肢として表示する表示部130と、複数の名称の選択肢のうち1つの名称の選択操作を含むユーザ操作を受け付ける受付部140と、受付部140により名称の選択操作が受け付けられた場合に、その選択操作に係る名称に対応情報111で対応付けられているSSIDを用いて、コントローラへの無線接続に関連する所定処理を実行する処理部190とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、照明に係る制御を行うための照明制御システム、その照明制御システムで用いられる照明制御装置、及び、その照明制御装置において実行される制御プログラム(コンピュータプログラム)に関する。
従来、複数の照明器具による照明の調光度(明るさ等)、スケジュール(点灯及び消灯の時等)等に係る制御を行うシステムが知られている。特許文献1における照明管理システムは、識別したユーザに対応する照明制御パラメータ等のスキーマに基づいて照明制御を行う。
特表2012−514829号公報
ところで、部屋毎にその部屋の照明器具を制御するコントローラが配置された環境において、ユーザが操作する1台の操作用端末(照明制御装置)から任意の部屋のコントローラと無線通信することで照明器具を制御する場合に、ユーザには次のような負担がある。まず、ユーザは、例えば無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントである各コントローラのうち制御目的となる照明器具が設置されている部屋のコントローラのSSID(Service Set Identifier)を選択する操作により無線LANに接続し操作用端末とそのコントローラとの通信を可能にする。そして、ユーザは、操作用端末において照明制御用のアプリケーションプログラム等を起動して照明制御用画面等に応じた操作等を行うことで、操作用端末に照明制御用のパラメータ等の情報をコントローラへと送信させる。複数の部屋の照明器具を制御したいユーザにとっては、各SSIDを記憶して上述の操作を繰り返す必要がある。また、いずれかの部屋の照明器具を制御したいユーザは、必要なSSIDを記憶していなければSSIDの選択操作を繰り返し試みて反応を確認する必要があり、所望の制御のための操作負担が大きい。従来の照明制御技術では、このような場合のユーザの負担を軽減できない。
そこで、本発明は、複数の無線ネットワークそれぞれのコントローラを介して照明器具を制御する操作用端末であって照明器具の制御に係るユーザの負担を軽減する操作用端末(照明制御装置)を提供することを目的とする。また、本発明は、その照明制御装置を含む照明制御システム、及び、その照明制御装置で用いられる制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る照明制御装置は、照明器具を制御用情報に従って制御するコントローラを介して、照明器具の制御を行う照明制御装置であって、複数の名称それぞれと、前記制御用情報の伝送に用いられる複数の無線ネットワークそれぞれについてのネットワーク識別子とを対応付けた対応情報を記憶する記憶部と、前記複数の無線ネットワークのうちの1つの無線ネットワークと接続して、当該無線ネットワークに含まれるコントローラと情報の授受を行う通信部と、前記対応情報における前記複数の名称を選択肢として表示する表示部と、前記複数の名称の選択肢のうち1つの名称の選択操作を含むユーザ操作を受け付ける受付部と、前記受付部により名称の選択操作が受け付けられた場合に、当該選択操作に係る名称に前記対応情報において対応付けられている、無線ネットワークについてのネットワーク識別子を用いて、当該無線ネットワークとの接続に関連する所定処理を実行する処理部とを備える。
また、本発明の一態様に係る照明制御システムは、照明器具を制御する照明制御システムであって、第1領域に所在する照明器具を制御する第1コントローラと、前記第1領域とは異なる第2領域に所在する照明器具を制御する第2コントローラと、前記第1コントローラ及び前記第2コントローラのいずれかのコントローラに制御用情報を送信することで当該コントローラを介して照明器具を制御する照明制御装置とを備え、前記照明制御装置は、前記第1コントローラを含む第1無線ネットワークと、前記第2コントローラを含む第2無線ネットワークとのいずれかと接続して制御用情報を送信する通信部と、前記第1無線ネットワークについての第1ネットワーク識別子と前記第1領域に係る第1名称とを対応付け、前記第2無線ネットワークについての第2ネットワーク識別子と前記第2領域に係る第2名称とを対応付けた対応情報を記憶する記憶部と、前記対応情報における前記第1名称及び前記第2名称を名称の選択肢として表示する表示部と、前記名称の選択肢のうち1つの名称の選択操作を含むユーザ操作を受け付ける受付部と、前記受付部により名称の選択操作が受け付けられた場合に、当該選択操作に係る名称に前記対応情報において対応付けられている、無線ネットワークについてのネットワーク識別子を用いて、当該無線ネットワークとの接続に関連する所定処理を実行する処理部とを備える。
また、本発明の一態様に係るプログラムは、照明器具を制御用情報に従って制御するコントローラを介して照明器具の制御を行う、記憶部及びマイクロプロセッサを含む照明制御装置に、照明制御処理を実行させるための制御プログラムであって、前記照明制御処理は、前記複数の無線ネットワークのうち第1領域に所在する照明器具を制御する第1コントローラを含む第1無線ネットワークについての第1ネットワーク識別子に対応付ける名称としてユーザに入力された、前記第1領域に係る第1名称を取得し、前記複数の無線ネットワークのうち前記第1領域とは異なる第2領域に所在する照明器具を制御する第2コントローラを含む第2無線ネットワークについての第2ネットワーク識別子に対応付ける名称としてユーザに入力された、前記第2領域に係る第2名称を取得する取得ステップと、前記第1ネットワーク識別子と前記第1名称とを対応付け、前記第2ネットワーク識別子と前記第2名称とを対応付けた対応情報を生成して前記記憶部に記憶させる設定ステップと、前記対応情報における前記第1名称及び前記第2名称を名称の選択肢として表示する表示ステップと、前記名称の選択肢のうち1つの名称の選択操作を含むユーザ操作を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップで名称の選択操作が受け付けられた場合に、当該選択操作に係る名称に前記対応情報において対応付けられている、無線ネットワークについてのネットワーク識別子を用いて、当該無線ネットワークとの接続に関連する所定処理を実行する処理ステップと、前記複数の無線ネットワークのうちの1つの無線ネットワークと接続している場合に、当該無線ネットワークに含まれるコントローラに対して前記制御用情報を送信する通信ステップとを含む。
本発明によれば、複数の無線ネットワークそれぞれのコントローラを介して照明器具を制御する照明制御装置を操作するユーザの負担が軽減される。
実施の形態1に係る照明制御システムの概略構成図である。 実施の形態1に係る照明制御装置の機能ブロック図である。 照明制御装置で用いられる対応情報の一例を示す図である。 照明制御装置で表示される照明制御用画面の一例を示す図である。 照明制御装置で表示されるデータ保存に係る画面の一例を示す図である。 照明制御装置で表示されるデータ読込に係る画面の一例を示す図である。 照明制御装置で表示されるネットワーク設定に係る画面の一例を示す図である。 実施の形態1に係る照明制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る照明制御装置の機能ブロック図である。 照明制御装置で用いられる認証関連情報の一例を示す図である。 照明制御装置で表示されるユーザ認証用画面の一例を示す図である。 照明制御装置で表示される認証情報設定画面の一例を示す図である。 実施の形態2に係る照明制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで示す実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。従って、以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序等は、一例であって本発明を限定するものではない。以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意に付加可能な構成要素である。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施形態に係る照明制御装置を含む照明制御システム10について説明する。
照明制御システム10は、ビル等の建築物において各フロア、各部屋等といった各空間的領域に配置されている複数の照明器具を制御(照明に係るスケジュール、調光度の変更等)するためのシステムである。本実施の形態では、建築物内の各部屋毎に配置された照明器具の制御を、ユーザが大きな負担を負わずに行えるようにする照明制御システム10について説明する。
[1−1. 照明制御システム10の構成]
図1は、本実施の形態に係る照明制御システム10を示す概略構成図である。
同図に示すように、照明制御システム10は、各部屋(各領域)に配置された照明器具30a〜30lと、部屋内の照明器具を制御するための各部屋に配置されたコントローラ200a〜200cと、各コントローラと通信し得る照明制御装置100とを備える。ここでは、説明の便宜上、3つの部屋(第1領域〜第3領域)を例示しているが、照明器具を配置した部屋はいくつ存在してもよいし、照明制御システム10は、コントローラを何台備えてもよい。
照明器具30a〜30lは、光源を含み、点灯、消灯の切り替え等が可能な装置であり、例えば調光度(明るさ等)の変更が可能である。
コントローラ200a〜200cのそれぞれは、例えば制御回路、通信回路等で構成され、1台又は複数台の照明器具を制御可能であり、互いに別の無線ネットワーク(例えばWiFi(登録商標)等の無線LAN)に属する。コントローラ200a〜200cは、照明制御装置100から制御用情報(照明制御のための各種パラメータ等)を受信するとその制御用情報を記憶し、その制御用情報に従って照明器具を制御する機能を有する。また、各コントローラが属する無線ネットワーク(無線LAN)は、制御用情報の伝送等に用いられ得る。ここでは、コントローラ200a〜200cは、無線LANのアクセスポイントとして機能するものとして説明する。無線通信においてコントローラ200a〜200cのそれぞれは、SSID(Service Set Identifier)により識別される。図1の例では、コントローラ200a(第1コントローラ)は、第1領域(部屋X)に配置された照明器具30a〜30dと接続(例えば有線接続)されており、照明器具30a〜30dを制御可能であって照明器具30a〜30dの状態を管理している。また、コントローラ200b(第2コントローラ)は、第2領域(部屋Y)に配置された照明器具30e〜30hと接続されており、照明器具30e〜30hを制御可能であって照明器具30e〜30hの状態を管理している。
照明制御装置100は、いずれかのコントローラと通信することで、そのコントローラが制御可能な照明器具を、そのコントローラを介して制御するための操作用端末として機能する装置である。
[1−2. 照明制御装置100の利用例]
第1領域(部屋X)と第2領域(部屋Y)との照明器具の制御を行う場合を例として、照明制御装置100による照明制御について説明する。
ユーザは、第1領域(部屋X)に所在する照明器具30a〜30dについて制御するためには、照明制御装置100をコントローラ200aと無線接続させる。例えば、コントローラ200aは、管理している照明器具30a〜30dの状態(例えば点灯状態、調光度等の状態)を示す状態情報を、照明制御装置100に送信する。そして、照明制御装置100では受信した状態情報に基づいて照明器具30a〜30dの状態等を表して制御操作を受け付けるための照明制御用画面を表示する。ユーザの操作に応じて、照明制御装置100は、制御用情報をコントローラ200aに送信する。これにより、コントローラ200aは、調光度等の制御内容、制御スケジュール等を示す制御用情報に従って照明器具30a〜30dを制御できるようになる。
次に、ユーザは、第2領域(部屋Y)に所在する照明器具30e〜30hについて制御するためには、照明制御装置100をコントローラ200bと無線接続させる。コントローラ200bの無線通信可能範囲が狭い場合等においては、例えばユーザが照明制御装置100を携帯して第2領域内に移動する等によって、照明制御装置100とコントローラ200bとの無線接続を行わせてもよい。例えば、照明制御装置100は、コントローラ200bから受信した状態情報に基づいて照明器具30e〜30hの状態等を表して制御操作を受け付けるための照明制御用画面を表示し、ユーザの操作に応じて、制御用情報をコントローラ200bに送信する。これにより、コントローラ200bは、制御用情報に従って照明器具30e〜30hを制御できるようになる。
[1−3. 照明制御装置100の構成]
照明制御装置100は、例えば、タブレット、スマートフォン等といったコンピュータであり、プロセッサ(マイクロプロセッサ)、メモリ、通信インタフェース(通信回路等)、ユーザインタフェース等を含む。また、このコンピュータは、ハードディスク装置等を備え得る。ユーザインタフェースは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ、及び、キーボード、タッチパネル等の入力装置を含む。メモリは、ROM、RAM等であり、例えば不揮発性メモリを含んでいてもよい。プロセッサは、メモリに格納されたアプリケーションプログラム等といった制御プログラムを実行することにより、通信インタフェース、ディスプレイ等を制御する処理を行う。メモリには、プロセッサにその処理を実行させるための制御プログラムが格納されている。このコンピュータは、ユーザインタフェース等により、操作、入力等を受け付けることで例えば文字、音声その他の各種情報を取得し得る。
図2は、照明制御装置100の機能ブロック図である。上述のハードウェア構成を備えるコンピュータとしての照明制御装置100は、照明制御のための機能構成として、図2に示すように、記憶部110、設定部120、表示部130、受付部140、記録媒体150、保存部160、読込部170、通信部180、及び、処理部190を有する。以下、これらの各機能構成要素について説明する。
[1−3−1. 記憶部110]
記憶部110は、メモリ、ハードディスク等の記憶媒体の記憶領域により実現され、照明制御のために必要な各種情報を記憶する。記憶部110は、例えば、複数の無線ネットワークそれぞれについてのネットワーク識別子と、名称とを対応付けた対応情報111を記憶する。
図3は、記憶部110に記憶される対応情報111の一例を示す。対応情報111は、ネットワーク識別子(例えばSSID)と名称(例えばユーザが定めた部屋の名称)とを対応付けた情報である。ネットワーク識別子は、混線を回避して無線ネットワークと接続するために用いる情報である。図3の例では、アクセスポイントとしての各コントローラに接続するために用いられる各SSIDに対して、ユーザが、コントローラで制御される照明器具が配置された部屋を識別するために定めた名称とが対応付けられている。
[1−3−2. 設定部120]
設定部120は、制御プログラムを実行するプロセッサ等で実現され、受付部140を介してユーザに入力された名称を取得することで、記憶部110に記憶される対応情報111を生成する。
具体例として、図3に例示する対応情報111を生成する場合について説明する。設定部120は、複数の無線ネットワークのうち第1領域(部屋X)に所在する照明器具30a〜30dを制御するコントローラ200a(第1コントローラ)を含む第1無線ネットワークについての第1ネットワーク識別子に対応付ける名称としてユーザに入力された、第1領域に係る第1名称を取得する。第1ネットワーク識別子は、例えば、「AAAA12・・・」という、コントローラ200aのSSIDである。第1名称は、例えば、「部屋X」である。また、設定部120は、第1領域とは異なる第2領域に所在する照明器具30e〜30hを制御するコントローラ200b(第2コントローラ)を含む第2無線ネットワークについての第2ネットワーク識別子に対応付ける名称としてユーザに入力された、第2領域に係る第2名称を取得する。第2ネットワーク識別子は、例えば、「BBBBB・・・」という、コントローラ200bのSSIDである。第2名称は、例えば、「部屋Y」である。そして、設定部120は、少なくとも第1ネットワーク識別子と第1名称とを対応付けること及び第2ネットワーク識別子と第2名称とを対応付けることにより、対応情報111の生成を行う。この場合において、第1名称(或いは第2名称)を取得する場合に、設定部120は、表示部130を介して、第1ネットワーク識別子(或いは第2ネットワーク識別子)をディスプレイに表示して、ユーザによる名称の入力を促すこととしてもよい。
設定部120は、対応情報111を生成した後において、新たに受付部140を介してユーザに入力された名称(部屋名等)を取得した場合には、対応情報111をその取得した名称に基づいて、更新してもよい。
[1−3−3. 表示部130]
表示部130は、ディスプレイ、制御プログラムを実行するプロセッサ等で実現され、ディスプレイに各種の画面表示を行う。表示部130は、例えば、通信部180によりコントローラ200a〜200cのいずれかから受信された状態情報(照明器具の状態を示す情報)を表示する照明制御用画面を表示する。表示部130は、例えば他の各部(保存部160、読込部170、処理部190等)の制御を受けて表示を行うこととしてもよい。
図4に、表示部130によりディスプレイに表示される照明制御用画面の一例を示す。図4に例示する照明制御用画面40は、照明器具の点灯状態、配置等を示す表示領域44を含み、GUI(Graphical User Interface)としてのボタン41〜43を含む。表示領域44は、図4の例では、部屋Xにおける照明器具30a〜30d等についての状態を示している。表示領域44の内容は、ユーザ操作によって変更できるようにしてもよい。ボタン41は、照明器具を制御するための制御用情報等といったデータの管理を行う機能(データ読込、データ保存等)を行う機能の実行のためのボタンである。ボタン42は、照明制御装置100が接続する無線ネットワークを切り替える機能の実行のためのボタンである。ボタン43は、照明制御装置100が接続する各無線ネットワークに関連する各種設定に係る機能の実行のためのボタンである。
図4では、照明制御用画面40の他に、ボタン42がユーザに押下された場合にポップアップ表示されるウィンドウ(画面42a)を付記している。画面42aは、各SSIDに対応付けた部屋名を選択肢として表示しており、GUIとしてのキャンセルボタンと変更ボタン42bとを含んでいる。ユーザは、画面42aにおけるGUIとしてのラジオボタンの操作等によって選択肢のうち1つを選択して、変更ボタン42bを押下することで、照明制御装置100が接続すべき無線ネットワークを指定できる。無線ネットワークの切り替えは、例えば処理部190等により行われる。表示部130による、画面42aの選択肢の表示は、記憶部110に記憶された対応情報111に基づく。このように、表示部130は、ユーザに、無線接続する無線ネットワークのネットワーク識別子(SSID等)を選択させる必要がある場合において、記憶部110に記憶された対応情報111における複数の名称(例えば部屋名等)を選択肢として表示する。この選択肢の表示は、ユーザ操作を受けて行ってもよいし、何らかのイベントの発生(例えば予め設定した時刻の到来等)と連動して行ってもよい。なお、図4の照明制御用画面40及び画面42aは一例に過ぎず、名称の選択肢の表示に、ネットワーク識別子を付記して表示してもよいし、付記せずに表示してもよい。また、無線ネットワークの切り替え操作を即座に受け付けられるように対応情報111における複数の名称(例えば部屋名等)の選択肢を照明制御用画面40内に常時表示していてもよい。
[1−3−4. 受付部140]
受付部140は、入力装置、制御プログラムを実行するプロセッサ等で実現され、ユーザ操作を受け付ける。入力装置は、例えばディスプレイの表面に重ねられたタッチパネル、キーボード等である。ユーザ操作は、例えば、表示部130が表示したGUIの要素等に対応して入力装置への入力として行われ得る。なお、受付部140は、いかなる方法でユーザ操作を受け付けてもよい。例えば受付部140は、ユーザ操作としての入力を、タッチパネルへのタッチの他に、ポインティングデバイスの操作、キーボードの操作等を受け付けることで行ってもよいし、音声認識技術を用いて音声入力を受け付けることとしてもよい。ユーザは、照明器具を制御するために様々な情報を入力し得る。例えば、ユーザは、ある部屋に配置されている各照明器具について、位置を示す情報を入力し得るし、調光度を指定する調光度情報、点灯及び消灯或いは調光度の変更の時間を示すスケジュール情報等を入力し得る。例えば、図4の照明制御用画面40に対応してユーザは各種情報の入力を行い得る。ユーザに入力された、ある領域(部屋等)の照明器具を制御するための情報は予め定められたデータ形式の制御用情報に変換されてメモリ等の記憶領域に一時的に記憶される。そして、その制御用情報は、ユーザ操作等に応じて、通信部180を介して該当のコントローラ(コントローラ200a〜200cのいずれか等)に伝送され得る。
受付部140は、具体的には、図4の画面42a等のように複数の名称(部屋名等)の選択肢が表示された場合において、1つの名称の選択操作を含むユーザ操作を受け付ける。
受付部140は、ユーザ操作を受け付けると、操作に応じた情報(例えば選択操作により選択された名称に係る情報等)を、保存部160、読込部170、処理部190等に通知する。
[1−3−5. 記録媒体150]
記録媒体150は、照明器具の制御に係る制御用情報を記録するための媒体であり、例えば不揮発性メモリ、ハードディスク等である。記録媒体150は、記憶部110における記憶媒体と同一の媒体であってもよいし、異なる媒体であってもよい。ファイルシステムにより、記録媒体150において制御用情報は、制御用ファイルの内容として記録され得る。制御用ファイルは、照明制御装置100において照明を制御するための制御用情報を保存する、予め定められた形式のファイルである。制御用ファイルに、制御用情報以外に、照明器具の配置情報、制御の実行の履歴情報等といった照明に関する各種情報を含ませてもよい。
[1−3−6. 保存部160]
保存部160は、制御プログラムを実行するプロセッサ等で実現される。保存部160は、受付部140からユーザによる保存操作が受け付けられたことが通知されると、その保存操作に応じて、制御用情報を含む制御用ファイルを記録媒体150に記録する。
保存部160は、通信部180が1つの無線ネットワークと接続中の場合において、一定条件下で(例えばユーザ操作等に応じて)、記録媒体150への制御用ファイルの記録に際して、制御用ファイルとその接続している無線ネットワークについてのネットワーク識別子とを関連付ける機能を有する。また、保存部160は、記録媒体150への制御用ファイルの記録に際して、処理部190と連携して、制御用ファイルと対応情報111(図3参照)におけるいずれかのネットワーク識別子とを関連付ける機能を有する。
ここで、照明制御装置100が、部屋Xの照明器具を制御するコントローラ200aの無線ネットワークに接続して、図5に示す照明制御用画面40が表示されているとして説明する。この場合にユーザは、部屋Xに配置されている各照明器具の制御のために調光度情報、スケジュール情報等に係る入力を行い、必要に応じて保存操作を行う。保存操作がなされると、保存部160は、その調光度情報、スケジュール情報等を含む制御用情報を、制御用ファイルとして記録媒体150に記録(保存)する。ユーザは、保存操作として、まず、例えば照明制御用画面40のボタン41を押下し、この操作に対応して表示部130が表示するデータ管理画面41aにおけるデータ読込ボタン45とデータ保存ボタン46のうち、データ保存ボタン46を押下する。この操作に対応して表示部130が表示する制御用ファイルの指定のための画面46aに対してユーザは、制御用ファイルのファイル名の指定及び制御用ファイルと関連付けるネットワーク識別子(例えばSSID)の指定を行うことができる。それからユーザが画面46aにおける保存ボタン46dを押下すると保存操作が完了し、受付部140から保存操作の通知を受けて、保存部160は、制御用情報を制御用ファイルにして保存する。ユーザは、画面46aにおける入力フィールド46bに入力を行うことで制御ファイルのファイル名を指定し得る。ユーザは、画面46aでのGUIとしてのラジオボタンの操作等によって、照明制御装置100(具体的には通信部180)が接続中の無線ネットワークのネットワーク識別子としてのSSIDか、それとは別のネットワーク識別子を、制御用ファイルに関連付けることができる。その別のネットワーク識別子を関連付けたい場合には、ユーザは、ドロップダウンリスト46cを操作することで、名称と対応付けられたSSIDの選択肢の一覧を表示させて、関連付けるべきSSIDを選択することができる。
[1−3−7. 読込部170]
読込部170は、制御プログラムを実行するプロセッサ等で実現される。読込部170は、受付部140からユーザによる読込操作が受け付けられたことが通知されると、その読込操作に応じて記録媒体150に記録(保存)された1つの制御用ファイルを読み込む。制御用ファイルを読み込むことは、例えば、制御用ファイルの内容である制御用情報を、メモリ等の記憶領域に一時的に記憶させること、或いは、その制御用情報に対応して、図4に示す照明制御用画面40の表示要素(例えば表示領域44等の内容)を更新すること等で実現される。
読込部170は、ユーザによる読込操作に応じて、表示部130に、記録媒体150に記録された1つ以上の制御用ファイルを選択肢として表示させ、ユーザによる1つの制御用ファイルの選択操作を受け付けた場合にその選択操作に係る制御用ファイルを読み込む機能を有する。また、読込部170は、通信部180が無線ネットワークに接続中の場合には一定条件下で(例えばユーザ操作等に応じて)、表示部130に、接続中の無線ネットワークに係るSSID等と関連付けられた制御用ファイルに絞り込ませて、選択肢の表示を行わせる。
ここで、照明制御装置100が、部屋Xの照明器具を制御するコントローラ200aの無線ネットワークに接続して、図5に示す照明制御用画面40が表示されているとして説明する。ユーザは、読込操作として、例えば照明制御用画面40のボタン41を押下し、この操作に対応して表示部130が表示するデータ管理画面41aにおけるデータ読込ボタン45とデータ保存ボタン46のうち、データ読込ボタン45を押下する。この操作に対応して、例えば読込部170の制御下等で表示部130が表示する、読み込むべき制御用ファイルの選択のための画面45aを図6に示す。図6の画面45aに対してユーザは、読み込むべき制御用ファイルのファイル名の選択操作を行うことができる。画面45aは、GUIとしてのチェックボックス45bと、記録媒体150に記録されている制御用ファイルのファイル名を一覧表示するファイルリスト45cと、キャンセルボタンと、読込ボタン45dとを含む。ユーザが、チェックボックス45bをチェックすると、ファイルリスト45cの内容が、照明制御装置100が接続中の無線ネットワークのネットワーク識別子としてのSSIDに関連付けられて記録されている制御用ファイルのファイル名のみに絞り込まれる。これにより、ユーザは、読み込むべき制御用ファイルの選択を容易に行える。ユーザが画面45aにおける読込ボタン45dを押下すると、受付部140から読込操作の通知を受けて、読込部170は、選択された制御用ファイルを読み込む。
[1−3−8. 通信部180]
通信部180は、通信インタフェース、制御プログラムを実行するプロセッサ等で実現される。通信部180は、複数の無線ネットワークのうちの1つの無線ネットワークと接続して、その無線ネットワークに含まれるコントローラと情報の授受を行う。具体例としては、通信部180は、対応情報111(図3参照)におけるいずれかのSSIDを用いて、コントローラ200a〜200cのいずれかと接続して、その接続したコントローラと通信する。
通信部180は、例えば、コントローラ200aのSSIDを用いてコントローラ200aと接続し、コントローラ200aが制御する照明器具30a〜30d等の状態を示す状態情報を受信する。また、通信部180は、一定条件下で(例えばユーザ操作等に応じて)、制御用情報をコントローラ200aに送信する。詳細には、通信部180は、例えばアクセスポイントとしてのコントローラ200aのSSIDを用いてプローブ要求を送信してプローブ応答を受信し、アソシエーション要求を送信して許可を示すアソシエーション応答を受信する等の所定手順を行うことで無線接続する。通信部180は、無線接続したコントローラ200aとの間で、例えば、暗号化した情報(制御用情報、状態情報等)を授受する。
また、通信部180は、読込部170が読み込んだ制御用ファイルにネットワーク識別子(例えばSSID)が関連付けられている場合には、そのネットワーク識別子を用いて無線ネットワークに接続する。そして、通信部180は、接続した無線ネットワークに含まれるコントローラに、その制御用ファイルに含まれる制御用情報を送信する。例えば、保存部160によってユーザ操作に応じて「ファイル1_部屋X」というファイル名の制御用ファイルと、コントローラ200aのSSIDとが関連付けられて記録媒体150に記録されていたとする。この場合に、ユーザによって図6に示す画面45aにおける「ファイル1_部屋X」という制御用ファイルが選択されて読込ボタン45dが押下された場合に、読込部170がその制御用ファイルを読み込む。この読み込みの際に、通信部180ではその制御用ファイルに記録媒体150で関連付けられていたSSIDを用いてコントローラ200aとの無線接続を行うことで、制御用ファイルにおける制御用情報をコントローラ200aに送信する。
[1−3−9. 処理部190]
処理部190は、制御プログラムを実行するプロセッサ等で実現される。処理部190は、受付部140により、対応情報111における複数の名称から1つの名称の選択操作が受け付けられた場合に、その選択操作に係る名称(選択された名称)に対応情報111で対応付けられているネットワーク識別子を用いて無線ネットワークとの接続に関連する所定処理を実行する。所定処理は、ネットワーク識別子(例えばSSID)を利用する処理である。
具体的には、処理部190は、通信部180がいずれかのコントローラから受信した状態情報に基づいて表示部130が図4に示す照明制御用画面40を表示している場合において、受付部140がユーザによる名称(例えばSSIDが付記された名称)の選択操作を受け付けたときには、所定処理として、その選択操作に係る名称に対応するネットワーク識別子(SSID)を用いて無線ネットワークの接続の切り替えを行う。ここで、通信部180がコントローラ200a(第1コントローラ)のSSID(第1ネットワーク識別子)を用いてコントローラ200aの無線ネットワーク(第1無線ネットワーク)に接続しているとして説明する。この第1ネットワーク識別子は、対応情報111において第1領域の第1名称(例えば部屋X)と対応付けられている。そして、通信部180がコントローラ200a(第1コントローラ)から受信した状態情報に基づいて表示部130が照明制御用画面40を表示しており、画面42aがポップアップ表示されている場合等において、受付部140が第2名称(例えば部屋Y)の選択操作を受け付けたときには、処理部190は、コントローラ200bのSSID(第2ネットワーク識別子)を用いて、通信部180に第1無線ネットワークから、コントローラ200bを含む第2無線ネットワークへ接続を切り替えさせることを、所定処理として実行する。
また、処理部190は、記録媒体150に記録された制御用ファイルに対して、受付部140により受け付けられた選択操作に係る名称に対応情報111で対応付けられているネットワーク識別子(例えばSSID)を関連付けることを、所定処理として実行し得る。例えば、保存部160が、ユーザの保存操作に対応して、制御用ファイルを記録(保存)しようとする際に、処理部190は、受付部140から、例えば、制御用ファイルのファイル名と、ユーザの選択操作に係る名称との通知を受ける。そして、処理部190は、その名称から対応情報111に基づいて関連付けるべきネットワーク識別子(SSID)を特定し、保存部160による制御用ファイルの記録に際して制御用ファイルとそのネットワーク識別子とを関連付けて記録媒体150に記録する。処理部190は、制御用ファイルの保存の際以外においても、記録媒体150に記録された制御用ファイルに対して、ユーザ操作に応じて、SSIDの関連付けを行えるようにしてもよい。図7は、図4に示す照明制御用画面40におけるボタン43が押下された場合に表示部130により表示されるネットワーク設定に係る画面43a等を示す。ボタン43が押下された場合に表示される画面43aにおいては、設定部120で生成されて記憶部110に記憶されている対応情報111の内容に基づいて、SSIDと名称とが表示される。画面43aにおける変更ボタン43cがユーザに押下されると、名称変更用の画面が表示され、この画面に対応してユーザは名称を入力し得る。また、画面43aにおけるタブ43dがユーザに選択されると、画面43aが画面43bへと遷移する。画面43bにおいて、図5と同様のドロップダウンリスト46cを操作することで、ユーザは、名称と対応付けられたSSIDの選択肢の一覧を表示させて、各制御用ファイルに関連付けるべきSSIDの選択(名称の選択)を行うことができる。処理部190は、この選択操作に対応して、制御用ファイルに関連付けるべきSSIDを特定して、記録媒体150において制御用ファイルとSSIDとを関連付ける。
[1−4. 照明制御システム10の動作]
以下、上述の構成を備える照明制御システム10の動作について、照明制御装置100を中心として説明する。
図8は、本実施の形態に係る照明制御装置100による照明制御処理の一例を示すフローチャートである。この照明制御処理は、照明制御システム10における照明制御のための方法の一具体例である。以下、同図に即して説明する。
照明制御装置100は、受付部140によりユーザ入力を受け付けることで、各無線ネットワークに対応するコントローラのSSIDに対応付ける名称(部屋名等)を取得する(ステップS11)。例えば、照明制御装置100は、第1領域(部屋X)に所在する照明器具を制御するコントローラ200a(第1コントローラ)を含む第1無線ネットワークについてのSSID(第1ネットワーク識別子)に対応付ける名称としてユーザに入力された第1名称(例えば「部屋X」)を取得する。また、照明制御装置100は、第2領域(部屋Y)に所在する照明器具を制御するコントローラ200b(第2コントローラ)を含む第2無線ネットワークについてのSSID(第2ネットワーク識別子)に対応付ける名称としてユーザに入力された第2名称(例えば「部屋Y」)を取得する。
続いて、照明制御装置100は、各SSIDと名称(部屋名等)とを対応付けた対応情報111を生成して記憶する(ステップS12)。つまり、照明制御装置100は、第1ネットワーク識別子と第1名称とを対応付け、第2ネットワーク識別子と第2名称とを対応付けた対応情報111を生成して記憶部110に記憶させる。対応情報111には、例えば、他のネットワーク識別子(例えばコントローラ200cのSSID)と名称(例えば部屋Z)とを対応付けた情報を含ませ得る。このように生成された対応情報111は、SSIDを選択する場合において名称の選択肢を表示するために利用される。ユーザにとっては、ネットワーク識別子(SSID等)について名称(部屋名等)を一度設定しておけば、それ以後は、名称を選択するだけで、ネットワーク識別子を記憶しなくても、照明制御装置100に接続先の切り替え等を実行させることができるようになる。
照明制御装置100は、SSIDの選択を要する所定操作を受けた場合には(ステップS13)、ステップS14〜S16での処理を行う。所定操作は、例えば、図4に示す接続ネットワーク変更用のボタン42の操作、図5に示すデータ保存対象の制御用ファイルの指定用の画面46aにおけるドロップダウンリスト46cの操作等である。所定操作を受けると、照明制御装置100は、ステップS14で、対応情報111における各SSIDに対応する名称を選択肢として表示し、ステップS15でユーザによる名称の選択肢のうちの1つの選択操作を受け付ける。続いて、照明制御装置100は、ステップS16で、所定操作に対応した所定処理を、選択操作に係る名称(選択された名称)に対応情報111で対応付けられているSSIDを用いて実行する。即ち、所定操作が接続ネットワーク変更用のボタン42の操作であれば、照明制御装置100は、ステップS16で、そのSSIDを用いて無線ネットワークへの接続を行う。また、所定操作が、制御用ファイルの指定用の画面46aにおけるドロップダウンリスト46cの操作であれば、照明制御装置100は、ステップS16で、そのSSIDを制御用ファイルと関連付けて記録媒体150に記録する。
また、照明制御装置100は、制御用情報の送信のために予め定められたユーザ操作を受けた場合には(ステップS17)、接続中の無線ネットワークのコントローラ(コントローラ200a〜200cのいずれか)に対して照明器具を制御するための制御用情報を送信する(ステップS18)。これにより、そのコントローラにより照明器具が制御され得る。
また、照明制御装置100は、ユーザからSSIDが関連付けられた制御用ファイルの読込操作を受け付けた場合には(ステップS19)、そのSSIDを用いてコントローラと接続し(ステップS20)、コントローラに対して制御用情報を送信する(ステップS21)。
照明制御装置100は、ステップS13〜S21を含む処理を繰り返し実行し得る。このような照明制御処理により、複数の無線ネットワークそれぞれのコントローラを介して各領域(各部屋等)に配置された照明器具を制御する場合のユーザの負担は軽減され得る。なお、図8の照明制御処理は、一例に過ぎず、照明制御装置100は、図8の各ステップで示した処理以外の処理を実行してもよい。
(実施の形態2)
以下、実施の形態1で示した照明制御システム10における照明制御装置100の一部を変形した実施の形態について説明する。
[2−1. 照明制御システム10の変形態様及び利用例]
実施の形態1における照明制御装置100は、ユーザ認証(ユーザの認証)を行うものであってもよいし、行わないものであってもよい。これに対して、本実施の形態に係る照明制御装置は、ユーザ認証を行い、ユーザ認証に成功した場合に限って、照明器具の制御を行うための機能を実行し得る。本実施の形態に係る照明制御システムは、照明制御装置100を変形してなる照明制御装置100aを備える点以外においては、図1に示した照明制御システム10と同様であるので図1と同様の符号を用いて説明する。
本実施の形態では、図1の第1領域(部屋X)と第2領域(部屋Y)と第3領域(部屋Z)とは、1つのビルにおける、個々のテナント(事務所、店舗等)の占有領域であるものとして説明する。ビルの管理者等であるユーザ(特定ユーザと称する)と、各テナントそれぞれに所属する人員等であるユーザとは、互いに別の時間に同じ照明制御装置100aを利用する。照明制御装置100aは、例えば、あるテナントに所属するユーザに、そのテナントとは異なるテナントの領域における照明器具の制御をさせないようにする等のためにユーザ認証を行う。
ビルの管理者等である特定ユーザは、ユーザ毎にユーザの認証に用いる認証情報を設定するための所定権限を有する。照明制御装置100aは、所定権限を有する特定ユーザをいかなる方法で認証してもよい。特定ユーザは、照明制御装置100aに対して、ユーザ毎に認証情報(例えばログインID及びパスワード等)を設定(入力等)し、照明制御装置100aに認証情報を記憶させることができる。また、照明制御装置100aに対する特定ユーザの操作によって、認証情報には、認証されたユーザがアクセス可能な無線ネットワークのネットワーク識別子(例えば無線ネットワークに含まれるコントローラのSSID)が関連付けられる。
[2−2. 照明制御装置100aの構成]
照明制御装置100aは、ハードウェア構成については照明制御装置100と同様であり、機能面において照明制御装置100と一部異なる。
図9は、照明制御装置100aの機能ブロック図である。照明制御装置100aは、図9に示すように、記憶部110a、設定部120、表示部130、受付部140、記録媒体150、保存部160、読込部170、通信部180a、処理部190a、及び、認証部195を有する。照明制御装置100aにおいて、実施の形態1で図2に示した照明制御装置100と同様の構成については、図2と同じ符号を付している。ここで特に説明しない点については、照明制御装置100aは、照明制御装置100と同様である。
[2−2−1. 記憶部110a]
記憶部110aは、実施の形態1で示した記憶部110と同様に、メモリ、ハードディスク等の記憶媒体の記憶領域により実現され、照明制御のために必要な各種情報を記憶する。記憶部110aは、例えば、対応情報111と認証関連情報112とを記憶する。
図10は、記憶部110aに記憶される認証関連情報112の一例を示す。認証関連情報112は、ユーザ毎の認証情報(ログインID及びパスワード)とネットワーク識別子(SSID)とを対応付けた情報である。認証関連情報112は、特定ユーザによる認証情報の設定により生成されて記憶される。図10の例では、例えば、図1に示す第1領域(部屋X)のテナントの人員等であるユーザのログインID(UserX)等と、コントローラ200aのSSIDとが関連付けられている。また、第2領域(部屋Y)のテナントの人員等であるユーザのログインID(UserY)等と、コントローラ200bのSSIDとが関連付けられている。即ち、認証関連情報112は、ユーザ毎の認証情報に対して、対応情報111(図3参照)におけるいずれかのネットワーク識別子(SSID)を対応付けた情報である。このため、特定ユーザは、照明制御装置100aに認証関連情報112を記憶させる権限(所定権限)を有するユーザである。
[2−2−2. 認証部195]
認証部195は、制御プログラムを実行するプロセッサ等で実現される。認証部195は、記憶部110aに記憶されている認証関連情報112における認証情報を用いてユーザを認証する。
図11は、照明制御装置100において表示部130に表示されるユーザ認証用画面の一例を示す。同図に示すユーザ認証用画面50は、GUIとしての入力フィールド51、52、及び、ログインボタン53を含む。入力フィールド51は、ユーザのログインIDの入力を受け付けるためのフィールドであり、入力フィールド52は、ユーザのパスワードの入力を受け付けるためのフィールドである。例えば、ログインボタン53が押下されると受付部140が、入力フィールド51、52の内容であるログインID及びパスワードを認証部195に通知する。
照明制御装置100aは、表示部130により最初にユーザ認証用画面を表示し、認証部195により受付部140を介してユーザから入力されたログインID及びパスワードを取得して、認証関連情報112における各認証情報と照合することでユーザ認証を行う。認証に成功した場合(ユーザから取得した情報が認証関連情報112における1つの認証情報と一致した場合)に限って、照明制御装置100aは、照明制御に係るユーザ操作を受け付ける。
[2−2−3. 通信部180a]
通信部180aは、実施の形態1で示した通信部180と同様に、通信インタフェース、制御プログラムを実行するプロセッサ等で実現され、複数の無線ネットワークのうちの1つの無線ネットワークと接続して、その無線ネットワークに含まれるコントローラと情報の授受を行う。
通信部180aは、認証部195がユーザ認証に成功した場合には、その成功したユーザ認証に用いられた認証関連情報112における認証情報に関連付けられているネットワーク識別子(SSID)を用いて無線ネットワークに接続する。例えば、部屋Xのテナントの人員等であるユーザからUserXというログインID等の入力を受けることで認証部195におけるユーザ認証が成功した場合に、通信部180aは、コントローラ200aのSSIDを用いて無線接続を行う。これにより、ユーザは、照明制御装置100aが接続する無線ネットワークを別途指定する必要がなくなる。即ち、ユーザは、ログインID等の認証情報の入力だけで、照明制御装置100aを、そのユーザに対応する領域内の照明を制御するコントローラの無線ネットワークと接続させることができる。部屋Xのテナントの人員等であるユーザからUserXというログインID等の入力を受けることで認証部195でユーザ認証が成功した場合に、一定条件下で(例えばユーザ操作等に応じて)、通信部180aは、コントローラ200aに制御用情報を送信する。
[2−2−4. 処理部190a]
処理部190aは、実施の形態1で示した処理部190と同様に、制御プログラムを実行するプロセッサ等で実現される。処理部190aは、受付部140により対応情報111における複数の名称から1つの名称の選択操作が受け付けられた場合に、選択された名称に対応情報111で対応付けられているネットワーク識別子を用いて無線ネットワークとの接続に関連する所定処理を実行する。
照明制御装置100aは、表示部130により、特定ユーザが各ユーザの認証に用いる認証情報を設定するための画面(認証情報設定画面)を表示して、受付部140で認証情報を設定するための特定ユーザによるユーザ操作を受け付ける認証情報設定機能を有する。この認証情報設定機能で表示される認証情報設定画面の一例を図12に示す。図12に示す認証情報設定画面55は、認証情報としてのログインID及びパスワードそれぞれの入力フィールドと、ドロップダウンリスト56とを含む。ドロップダウンリスト56が選択されると、対応情報111における名称(部屋名等)が選択肢として表示される。
処理部190aは、特定ユーザによる名称の選択操作が受付部140により受け付けられた後に、受付部140により受け付けられた選択操作に係る名称に、対応情報111で対応付けられているSSIDを用いて認証情報とSSIDとを関連付けて記憶部110aに認証関連情報112の内容として記憶させることを、所定処理として実行する。照明制御装置100aは、例えば、認証関連情報112が記憶部110aに記憶された後において、特定ユーザの操作に応じて認証情報設定画面を表示し、入力を受け付けることで、認証関連情報112の更新を行うこととしてもよい。
[2−3. 照明制御装置100aの動作]
図13は、本実施の形態に係る照明制御装置100aによる照明制御処理の一例を示すフローチャートである。以下、同図に即して照明制御装置100aの動作について説明する。ここでは、特定ユーザが、照明制御装置100aを用いて、図1の各領域のコントローラ200a〜200cのSSIDについて名称(部屋名等)を設定し、ユーザ毎に認証情報(ログインID及びパスワード)等を設定する例を用いて、説明する。例えば、特定ユーザは、複数のテナントが占める領域を有するビルの管理者等であり、他のユーザは、各テナントの人員等である。
照明制御装置100aは、所定権限を有する特定ユーザがログイン操作をした場合に予め定めた方法で特定ユーザを認証する(ステップS31)。
特定ユーザの認証が成功すると、照明制御装置100aは、受付部140により特定ユーザによる入力を受け付けることで、各無線ネットワークに対応するコントローラのSSIDに対応付ける名称(部屋名等)を取得する(ステップS32)。続いて、照明制御装置100aは、各SSIDと名称(部屋名等)とを対応付けた対応情報111を生成して記憶する(ステップS33)。ステップS32及びS33は、実施の形態1で示したステップS11及びS12と同様である。
次に照明制御装置100aは、表示部130により、認証情報設定画面55を表示する(ステップS34)。この認証情報設定画面55に対して、ビルの管理者等といった特定ユーザが、各テナントの人員等である各ユーザについての認証情報を入力することになる。特定ユーザが、ドロップダウンリスト56の操作(選択)を行うと(ステップS35)、照明制御装置100aは、図12に示すように、対応情報111における名称(部屋名等)を選択肢として表示する(ステップS36)。続いて、照明制御装置100aは、受付部140により、特定ユーザによる名称の選択肢のうちの1つの選択操作を受け付ける(ステップS37)。そして、照明制御装置100aは、選択された名称に対応情報111で対応付けられているSSIDを用いて、特定ユーザに入力された認証情報とSSIDとを関連付けて記憶する(ステップS38)。図13では一部省略しているが、特定ユーザは、複数のユーザそれぞれについて認証情報を入力して、ドロップダウンリスト56により名称を選択できる。この結果として、記憶部110aに図10に例示するような認証関連情報112が記憶されることになる。
以上のように特定ユーザによる設定がなされ、対応情報111と認証関連情報112とが記憶部110aに記憶された状態で、以下に示すステップS39以降の処理が実行される。
照明制御装置100aは、ユーザによるログイン操作を受け付けると(ステップS39)、認証部195により、認証関連情報112における認証情報を用いてユーザ認証を行う(ステップS40)。ユーザ認証に失敗すると、照明制御装置100aは、ログイン操作の受け付け待ち状態(ステップS39)に戻る。
ステップS40でのユーザ認証に成功すると(ステップS41)、成功したユーザ認証に用いられた認証情報と認証関連情報112において関連付けられているSSIDを用いて、無線ネットワーク(コントローラ)に接続する(ステップS42)。これにより、例えば、図1の部屋Xのテナントの人員であるユーザからUserXというログインID等の入力を受けてユーザ認証が成功した場合に、通信部180aが、コントローラ200aと接続して通信可能状態になる。
また、照明制御装置100aは、制御用情報の送信のために予め定められたユーザ操作を受けた場合には(ステップS43)、接続中の無線ネットワークのコントローラ(例えばコントローラ200a)に対して照明器具を制御するための制御用情報を送信する(ステップS44)。これにより、コントローラ200aにより部屋Xの照明器具30a〜30d等が制御され得る。なお、図13では省略しているが、照明制御装置100aは、例えば、コントローラ200aから状態情報等を受信して、照明制御用画面40(図4参照)等を表示し得る。照明制御装置100aにおいては、認証されたユーザに係る認証情報に認証関連情報112で関連付けられているSSID以外のSSIDを用いた無線ネットワークへの接続(つまり接続先の変更)をしないこととしてもよい。また、照明制御装置100aにおいて、例えば一定条件下で接続先の変更を行うこととしてもよい。
また、照明制御装置100aは、ユーザからログアウト操作を受け付けると、ログイン操作の受け付け待ち状態(ステップS39)に戻る。
このような照明制御処理により、ユーザがログイン操作をするだけで、照明制御装置100aが、そのユーザに制御が許容される照明器具を制御するための無線ネットワークと接続されるので、ユーザの負担が軽減され得る。なお、図13の照明制御処理は、一例に過ぎず、照明制御装置100aは、図13の各ステップで示した処理以外の処理を実行してもよい。
(他の実施の形態等)
以上、実施の形態1、2により照明制御システム10等について説明したが、上述した実施の形態は一例に過ぎず、各種の変更、付加、省略等が可能であることは言う迄もない。
上記実施の形態では、照明制御システム10が、ビルに適用された例を示したが、ビル以外の建築物(例えば、戸建住宅、駅舎、競技場、ホール等)に適用されてもよい。また、図1に示した第1領域、第2領域等の照明器具が配置された各空間的領域は、必ずしもフロア、部屋等で区別されなくてもよく、1つの部屋内に複数の空間的領域が存在してもよい。
また、上記実施の形態2では、特定ユーザが、所属するテナントが異なるユーザ毎に、ユーザ認証用の認証情報を設定する例を示したが、テナントは一例に過ぎず、単にユーザ毎にそのユーザの認証情報といずれか1つのコントローラのSSID等といったネットワーク識別子を関連付けることとしてもよい。また、同一ユーザが、複数のログインID等を有することとしてもよく、認証関連情報112において、同一ユーザの各ログインID等の各認証情報が、別個のネットワーク識別子と関連付けられるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、コントローラ200a等が、無線ネットワーク(無線LAN)のアクセスポイントとして機能する例を示した。しかし、コントローラ200a等は無線ネットワークに含まれる装置であればよく、自ら無線通信機能を有さなくてもよい。ここで、無線ネットワークに含まれる装置は、無線ネットワークのアクセスポイントである装置、或いは、その装置と有線接続された装置である。
また、上記実施の形態では、ネットワーク識別子としてSSIDを例示したが、ネットワーク識別子は無線ネットワークを識別して無線ネットワークとの接続に用いられるものであればいかなる情報であってもよい。例えば、ネットワーク識別子は、ESSID(Extended Service Set Identifier)、BSSID(Basic Service Set Identifier)等であってもよい。
また、上記実施の形態で示した照明制御装置100、100aの各構成要素(例えば設定部120、表示部130、受付部140、保存部160、読込部170、処理部190、190a、通信部180、180a、認証部195等)の機能分担は上述の例に限られず、任意に分担を変更し得る。また、照明制御装置100、100aは、インターネット等の広域ネットワークを介して外部のサーバ装置と通信する機能を有してもよく、照明制御装置100、100aは、機能の一部を、そのサーバ装置に分担させてもよい。
また、上述の照明制御システム10における処理手順(図8及び図13に示す手順等)の実行順序は、必ずしも、上述した通りの順序に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えたりその一部を省略したりすることができる。また、その処理手順(図8及び図13に示す手順等)の全部又は一部は、ハードウェアにより実現されても、ソフトウェアを用いて実現されてもよい。また、照明制御装置100、100aのプロセッサで実行する制御プログラムを記録媒体に記録して頒布、流通等させてもよい。例えば、頒布された制御プログラムをコンピュータにインストールして、プロセッサに実行させることで、コンピュータに図8或いは図13に示した処理手順の全部又は一部を行わせることが可能となる。
また、上記実施の形態及び変形態様等で示した構成要素及び機能を、任意に組み合わせることで実現される形態も本発明の範囲に含まれる。
なお、本発明の包括的又は具体的な各種態様には、装置、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体等の1つ又は複数の組み合わせが含まれる。
以下、本発明の一態様に係る照明制御装置、照明制御システム及び制御プログラムについての構成、変形態様、効果等について示す。
(1)本発明の一態様に係る照明制御装置は、照明器具30a〜30lを制御用情報(例えば調光度情報、スケジュール情報等)に従って制御するコントローラ200a〜200cを介して、照明器具の制御を行う照明制御装置100、100aであって、複数の名称(例えば部屋名等)それぞれと、制御用情報の伝送に用いられる複数の無線ネットワークそれぞれについてのネットワーク識別子(例えばSSID)とを対応付けた対応情報111を記憶する記憶部110、110aと、複数の無線ネットワークのうちの1つの無線ネットワークと接続して、その無線ネットワークに含まれるコントローラ(コントローラ200a〜200cのいずれか)と情報の授受を行う通信部180、180aと、対応情報111における複数の名称を選択肢として表示する表示部130と、複数の名称の選択肢のうち1つの名称の選択操作を含むユーザ操作を受け付ける受付部140と、受付部140により名称の選択操作が受け付けられた場合に、その選択操作に係る名称に対応情報111において対応付けられている、無線ネットワークについてのネットワーク識別子(例えばSSID)を用いて、その無線ネットワークとの接続に関連する所定処理を実行する処理部190、190aとを備える。これにより、ユーザはネットワーク識別子を記憶していなくても無線ネットワークとの接続に関連する所定処理を実行させることができる。即ち、複数の無線ネットワークそれぞれのコントローラを介して照明器具を制御する照明制御装置を操作するユーザの負担が軽減され得る。
(2)例えば、照明制御装置100、100aは更に、ユーザに入力された名称を取得することで、記憶部110、110aに記憶される対応情報111を生成する設定部120を備え、設定部120は、複数の無線ネットワークのうち第1領域(例えば部屋X)に所在する照明器具(例えば照明器具30a〜30d等)を制御する第1コントローラ(例えばコントローラ200a)を含む第1無線ネットワークについての第1ネットワーク識別子(例えばコントローラ200aのSSID)に対応付ける名称としてユーザに入力された、第1領域に係る第1名称(例えば「部屋X」)を取得し、複数の無線ネットワークのうち第1領域とは異なる第2領域(例えば部屋Y)に所在する照明器具(例えば照明器具30e〜30h等)を制御する第2コントローラ(例えばコントローラ200b)を含む第2無線ネットワークについての第2ネットワーク識別子(例えばコントローラ200bのSSID)に対応付ける名称としてユーザに入力された、第2領域に係る第2名称(例えば「部屋Y」)を取得し、少なくとも第1ネットワーク識別子と第1名称とを対応付けること及び第2ネットワーク識別子と第2名称とを対応付けることにより、対応情報111の生成を行うこととしてもよい。これにより、ユーザが各領域について分かり易い名称を定めておくことが可能となる。ユーザは一度適切な名称を定めておけば、それ以後において、無線ネットワークの選択等を、その名称の識別によって的確に行えるようになる。
(3)例えば、通信部180は、接続した無線ネットワークに含まれるコントローラ(例えばコントローラ200a)から、そのコントローラが制御する照明器具(例えば照明器具30a〜30d)の状態を示す状態情報を受信し、表示部130は更に、通信部180により受信された状態情報を表す照明制御用画面40を表示し、処理部190は、通信部180が第1無線ネットワークに接続して第1コントローラ(例えばコントローラ200a)から受信した状態情報に基づいて表示部130が照明制御用画面40を表示している場合において、受付部140がユーザによる第2名称(例えば「部屋Y」)の選択操作を受け付けたときには、第2ネットワーク識別子を用いて通信部180に第1無線ネットワークから第2無線ネットワークへ接続を切り替えさせることを、上述の所定処理として実行することとしてもよい。これにより、ユーザは、照明制御用画面40を表示した状態において名称の選択によって迅速に照明制御装置100に無線接続の切り替えを行わせることができる。このため、複数の領域(例えば図1の部屋X及び部屋Y等)の照明器具の制御のためのユーザの負担が軽減され得る。
(4)例えば、照明制御装置100は更に、制御用情報を記録するための記録媒体150と、ユーザによる保存操作(例えばデータ保存ボタン46、保存ボタン46d等の押下)に応じて制御用情報を含む制御用ファイルを記録媒体150に記録する保存部160とを備え、処理部190は、記録媒体150に記録された制御用ファイルに対して、受付部140により受け付けられた選択操作に係る名称に対応情報111において対応付けられているネットワーク識別子を関連付けることを、上述の所定処理として実行し、照明制御装置100は更に、ユーザによる読込操作(例えばデータ読込ボタン45、読込ボタン45d等の押下)に応じて記録媒体150に記録された1つの制御用ファイルを読み込む読込部170を備え、通信部180は、読込部170が読み込んだ制御用ファイルにネットワーク識別子が関連付けられている場合には、そのネットワーク識別子を用いて無線ネットワークに接続して、接続したその無線ネットワークに含まれるコントローラに、その制御用ファイルに含まれる制御用情報を送信することとしてもよい。これにより、ユーザが制御用ファイルを読み込むために必要な操作を行うだけで、制御用ファイルの内容が対応するコントローラに送信されるので、ユーザの操作負担が軽減される。
(5)例えば、保存部160は、通信部180が1つの無線ネットワークに接続している場合においては、一定条件下で(例えば図5に示す画面46aで接続中のSSIDを示すラジオボタンが選択された場合に)、記録媒体150への制御用ファイルの記録に際して、制御用ファイルとその接続している無線ネットワークについてのネットワーク識別子とを関連付けることとしてもよい。これにより、制御用ファイルとネットワーク識別子との関連付けに係るユーザの操作負担が軽減される。
(6)例えば、読込部170は、ユーザによる読込操作に応じて、表示部130に、記録媒体150に記録された1つ以上の制御用ファイルを選択肢として表示させ(図6参照)、その選択肢のうちユーザによる1つの制御用ファイルの選択操作を受け付けた場合にその選択操作に係る1つの制御用ファイルを読み込み、読込部170は、通信部180が1つの無線ネットワークに接続している場合においては、一定条件下で(例えばチェックボックス45bにチェックがなされた場合に)、表示部130に、1つ以上の制御用ファイルの選択肢を、その接続している無線ネットワークについてのネットワーク識別子と関連付けられた制御用ファイルに絞り込ませて、その選択肢の表示を行わせることとしてもよい。これにより、ユーザが所望の制御用ファイルを迅速に選択できるようになる。
(7)例えば、照明制御装置100は更に、制御用情報を記録するための記録媒体150と、ユーザによる保存操作に応じて制御用情報を含む制御用ファイルを記録媒体150に記録する保存部160とを備え、保存部160は、記録媒体150への制御用ファイルの記録に際して制御用ファイルと対応情報111におけるいずれかのネットワーク識別子とを関連付け、照明制御装置100は更に、ユーザによる読込操作に応じて記録媒体150に記録された1つの制御用ファイルを読み込む読込部170を備え、通信部180は、読込部170が読み込んだ制御用ファイルにネットワーク識別子が関連付けられている場合には、そのネットワーク識別子を用いて無線ネットワークに接続して、接続したその無線ネットワークに含まれるコントローラに、制御用ファイルに含まれる制御用情報を送信することとしてもよい。これにより、ユーザが制御用ファイルを読み込むために必要な操作を行うだけで、制御用ファイルの内容が対応するコントローラに送信されるので、ユーザの操作負担が軽減される。
(8)例えば、照明制御装置100aは、ユーザの認証に成功した場合に限って照明器具の制御を行う機能を実行し、処理部190aは、ユーザ毎にユーザの認証に用いる認証情報を設定するための所定権限(例えば記憶部110aに認証関連情報112を記憶させる権限)を有する特定ユーザによるユーザ操作が受付部140により受け付けられた後において、認証情報と、受付部140により受け付けられた特定ユーザによる選択操作に係る名称に対応情報111において対応付けられているネットワーク識別子とを関連付けて記憶部110aに記憶させることを、上述の所定処理として実行し、照明制御装置100aは更に、記憶部110aに記憶されている認証情報を用いてユーザを認証する認証部195を備え、通信部180aは、認証部195がユーザの認証に成功した場合には、そのユーザの認証に用いられた認証情報に関連付けられているネットワーク識別子を用いて無線ネットワークに接続することとしてもよい。これにより、ユーザは、ユーザ認証に必要な操作を行えば、別に無線ネットワークとの接続のための操作を行わなくても、照明制御装置100aに照明器具の制御を行わせることが可能となる。
(9)例えば、照明制御装置100aは、ユーザの認証に成功した場合に限って照明器具の制御を行う機能を実行し、記憶部110aは更に、ユーザ毎にユーザの認証に用いる認証情報と、対応情報111におけるいずれかのネットワーク識別子とを関連付けて記憶し、照明制御装置100aは更に、記憶部110aに記憶されている認証情報を用いてユーザを認証する認証部195を備え、通信部180aは、認証部195がユーザの認証に成功した場合には、そのユーザの認証に用いられた認証情報に関連付けられているネットワーク識別子を用いて無線ネットワークに接続し、一定条件下で(例えばユーザ操作に応じて)、その無線ネットワークにおけるコントローラに制御用情報を送信することとしてもよい。これにより、ユーザは、ユーザ認証に必要な操作を行うことで、照明制御装置100aに、そのユーザが利用する照明器具等の制御を行わせることが可能となる。
(10)本発明の一態様に係る照明制御システムは、照明器具30a〜30lを制御する照明制御システム10であって、第1領域に所在する照明器具30a〜30dを制御する第1コントローラ(コントローラ200a)と、第1領域とは異なる第2領域に所在する照明器具30e〜30hを制御する第2コントローラ(コントローラ200b)と、第1コントローラ及び第2コントローラのいずれかのコントローラに制御用情報を送信することでそのコントローラを介して照明器具を制御する照明制御装置100、100aとを備え、照明制御装置100、100aは、第1コントローラを含む第1無線ネットワークと、第2コントローラを含む第2無線ネットワークとのいずれかと接続して制御用情報を送信する通信部180、180aと、第1無線ネットワークについての第1ネットワーク識別子(例えばコントローラ200aのSSID)と第1領域に係る第1名称とを対応付け、第2無線ネットワークについての第2ネットワーク識別子(例えばコントローラ200bのSSID)と第2領域に係る第2名称とを対応付けた対応情報111を記憶する記憶部110、110aと、対応情報111における第1名称及び第2名称を名称の選択肢として表示する表示部130と、名称の選択肢のうち1つの名称の選択操作を含むユーザ操作を受け付ける受付部140と、受付部140により名称の選択操作が受け付けられた場合に、その選択操作に係る名称に対応情報111において対応付けられている、無線ネットワークについてのネットワーク識別子を用いて、その無線ネットワークとの接続に関連する所定処理を実行する処理部190、190aとを備える。SSID等のネットワーク識別子は一般的に記憶し難いが、分かり易く適切に第1名称及び第2名称を定めておけば、ユーザはその選択によって比較的容易に、照明制御装置100、100aに無線ネットワークとの接続に関連する所定処理を実行させることができるようになる。
(11)本発明の一態様に係る制御プログラムは、照明器具を制御用情報に従って制御するコントローラを介して照明器具の制御を行う、記憶部(例えばメモリ等の記憶媒体)及びマイクロプロセッサを含む照明制御装置に、照明制御処理を実行させるための制御プログラム(例えば照明制御用のアプリケーションプログラム等)であって、その照明制御処理は、複数の無線ネットワークのうち第1領域に所在する照明器具30a〜30dを制御する第1コントローラ(コントローラ200a)を含む第1無線ネットワークについての第1ネットワーク識別子(例えばコントローラ200aのSSID)に対応付ける名称としてユーザに入力された、第1領域に係る第1名称(例えば「部屋X」)を取得し、複数の無線ネットワークのうち第1領域とは異なる第2領域に所在する照明器具30e〜30hを制御する第2コントローラ(コントローラ200b)を含む第2無線ネットワークについての第2ネットワーク識別子(例えばコントローラ200bのSSID)に対応付ける名称としてユーザに入力された、第2領域に係る第2名称(例えば「部屋Y」)を取得する取得ステップ(例えばステップS11、S32)と、第1ネットワーク識別子と第1名称とを対応付け、第2ネットワーク識別子と第2名称とを対応付けた対応情報111を生成して記憶部に記憶させる設定ステップ(例えばステップS12、S33)と、対応情報111における第1名称及び第2名称を名称の選択肢として表示する表示ステップ(例えばステップS14、S36)と、名称の選択肢のうち1つの名称の選択操作を含むユーザ操作を受け付ける受付ステップ(例えばステップS15、S37)と、受付ステップで名称の選択操作が受け付けられた場合に、その選択操作に係る名称に対応情報111において対応付けられている、無線ネットワークについてのネットワーク識別子を用いて、その無線ネットワークとの接続に関連する所定処理を実行する処理ステップ(例えばステップS16、S38)と、複数の無線ネットワークのうちの1つの無線ネットワークと接続している場合に、その無線ネットワークに含まれるコントローラに対して制御用情報を送信する通信ステップ(例えばステップS18、S44)とを含む。このプログラムをコンピュータにインストールして、コンピュータに実行させることにより、複数の無線ネットワークそれぞれのコントローラを介して照明器具を制御したいユーザの負担が軽減され得る。
10 照明制御システム
30a〜30l 照明器具
100、100a 照明制御装置
110、110a 記憶部
111 対応情報
120 設定部
130 表示部
140 受付部
150 記録媒体
160 保存部
170 読込部
180、180a 通信部
190、190a 処理部
195 認証部
200a〜200c コントローラ

Claims (11)

  1. 照明器具を制御用情報に従って制御するコントローラを介して、照明器具の制御を行う照明制御装置であって、
    複数の名称それぞれと、前記制御用情報の伝送に用いられる複数の無線ネットワークそれぞれについてのネットワーク識別子とを対応付けた対応情報を記憶する記憶部と、
    前記複数の無線ネットワークのうちの1つの無線ネットワークと接続して、当該無線ネットワークに含まれるコントローラと情報の授受を行う通信部と、
    前記対応情報における前記複数の名称を選択肢として表示する表示部と、
    前記複数の名称の選択肢のうち1つの名称の選択操作を含むユーザ操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部により名称の選択操作が受け付けられた場合に、当該選択操作に係る名称に前記対応情報において対応付けられている、無線ネットワークについてのネットワーク識別子を用いて、当該無線ネットワークとの接続に関連する所定処理を実行する処理部とを備える
    照明制御装置。
  2. 前記照明制御装置は更に、ユーザに入力された前記名称を取得することで、前記記憶部に記憶される前記対応情報を生成する設定部を備え、
    前記設定部は、
    前記複数の無線ネットワークのうち第1領域に所在する照明器具を制御する第1コントローラを含む第1無線ネットワークについての第1ネットワーク識別子に対応付ける前記名称としてユーザに入力された、前記第1領域に係る第1名称を取得し、前記複数の無線ネットワークのうち前記第1領域とは異なる第2領域に所在する照明器具を制御する第2コントローラを含む第2無線ネットワークについての第2ネットワーク識別子に対応付ける前記名称としてユーザに入力された、前記第2領域に係る第2名称を取得し、
    少なくとも前記第1ネットワーク識別子と前記第1名称とを対応付けること及び前記第2ネットワーク識別子と前記第2名称とを対応付けることにより、前記対応情報の前記生成を行う
    請求項1記載の照明制御装置。
  3. 前記通信部は、接続した無線ネットワークに含まれるコントローラから、当該コントローラが制御する照明器具の状態を示す状態情報を受信し、
    前記表示部は更に、前記通信部により受信された状態情報を表す照明制御用画面を表示し、
    前記処理部は、前記通信部が前記第1無線ネットワークに接続して前記第1コントローラから受信した状態情報に基づいて前記表示部が前記照明制御用画面を表示している場合において、前記受付部がユーザによる前記第2名称の前記選択操作を受け付けたときには、前記第2ネットワーク識別子を用いて前記通信部に前記第1無線ネットワークから前記第2無線ネットワークへ接続を切り替えさせることを、前記所定処理として実行する
    請求項2記載の照明制御装置。
  4. 前記照明制御装置は更に、
    前記制御用情報を記録するための記録媒体と、
    ユーザによる保存操作に応じて前記制御用情報を含む制御用ファイルを前記記録媒体に記録する保存部とを備え、
    前記処理部は、前記記録媒体に記録された制御用ファイルに対して、前記受付部により受け付けられた前記選択操作に係る名称に前記対応情報において対応付けられているネットワーク識別子を関連付けることを、前記所定処理として実行し、
    前記照明制御装置は更に、ユーザによる読込操作に応じて前記記録媒体に記録された1つの制御用ファイルを読み込む読込部を備え、
    前記通信部は、前記読込部が読み込んだ制御用ファイルに前記ネットワーク識別子が関連付けられている場合には、当該ネットワーク識別子を用いて無線ネットワークに接続して、接続した当該無線ネットワークに含まれるコントローラに、当該制御用ファイルに含まれる前記制御用情報を送信する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明制御装置。
  5. 前記保存部は、前記通信部が1つの無線ネットワークに接続している場合においては、一定条件下で、前記記録媒体への前記制御用ファイルの前記記録に際して、前記制御用ファイルと当該接続している無線ネットワークについてのネットワーク識別子とを関連付ける
    請求項4記載の照明制御装置。
  6. 前記読込部は、ユーザによる読込操作に応じて、前記表示部に、前記記録媒体に記録された1つ以上の制御用ファイルを選択肢として表示させ、当該選択肢のうちユーザによる1つの制御用ファイルの選択操作を受け付けた場合に当該選択操作に係る1つの制御用ファイルを読み込み、
    前記読込部は、前記通信部が1つの無線ネットワークに接続している場合においては、一定条件下で、前記表示部に、1つ以上の制御用ファイルの前記選択肢を、当該接続している無線ネットワークについてのネットワーク識別子と関連付けられた制御用ファイルに絞り込ませて、当該選択肢の前記表示を行わせる
    請求項4又は5記載の照明制御装置。
  7. 前記照明制御装置は更に、
    前記制御用情報を記録するための記録媒体と、
    ユーザによる保存操作に応じて前記制御用情報を含む制御用ファイルを前記記録媒体に記録する保存部とを備え、
    前記保存部は、前記記録媒体への前記制御用ファイルの前記記録に際して前記制御用ファイルと前記対応情報におけるいずれかのネットワーク識別子とを関連付け、
    前記照明制御装置は更に、ユーザによる読込操作に応じて前記記録媒体に記録された1つの制御用ファイルを読み込む読込部を備え、
    前記通信部は、前記読込部が読み込んだ制御用ファイルに前記ネットワーク識別子が関連付けられている場合には、当該ネットワーク識別子を用いて無線ネットワークに接続して、接続した当該無線ネットワークに含まれるコントローラに、前記制御用ファイルに含まれる前記制御用情報を送信する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明制御装置。
  8. 前記照明制御装置は、ユーザの認証に成功した場合に限って照明器具の制御を行う機能を実行し、
    前記処理部は、ユーザ毎にユーザの認証に用いる認証情報を設定するための所定権限を有する特定ユーザによるユーザ操作が前記受付部により受け付けられた後において、前記認証情報と、前記受付部により受け付けられた前記特定ユーザによる選択操作に係る名称に前記対応情報において対応付けられているネットワーク識別子とを関連付けて前記記憶部に記憶させることを、前記所定処理として実行し、
    前記照明制御装置は更に、前記記憶部に記憶されている前記認証情報を用いてユーザを認証する認証部を備え、
    前記通信部は、前記認証部がユーザの認証に成功した場合には、当該ユーザの認証に用いられた前記認証情報に関連付けられているネットワーク識別子を用いて無線ネットワークに接続する
    請求項1記載の照明制御装置。
  9. 前記照明制御装置は、ユーザの認証に成功した場合に限って照明器具の制御を行う機能を実行し、
    前記記憶部は更に、ユーザ毎にユーザの認証に用いる認証情報と、前記対応情報におけるいずれかのネットワーク識別子とを関連付けて記憶し、
    前記照明制御装置は更に、前記記憶部に記憶されている前記認証情報を用いてユーザを認証する認証部を備え、
    前記通信部は、前記認証部がユーザの認証に成功した場合には、当該ユーザの認証に用いられた前記認証情報に関連付けられているネットワーク識別子を用いて無線ネットワークに接続し、一定条件下で当該無線ネットワークにおける前記コントローラに前記制御用情報を送信する
    請求項1記載の照明制御装置。
  10. 照明器具を制御する照明制御システムであって、
    第1領域に所在する照明器具を制御する第1コントローラと、
    前記第1領域とは異なる第2領域に所在する照明器具を制御する第2コントローラと、
    前記第1コントローラ及び前記第2コントローラのいずれかのコントローラに制御用情報を送信することで当該コントローラを介して照明器具を制御する照明制御装置とを備え、
    前記照明制御装置は、
    前記第1コントローラを含む第1無線ネットワークと、前記第2コントローラを含む第2無線ネットワークとのいずれかと接続して制御用情報を送信する通信部と、
    前記第1無線ネットワークについての第1ネットワーク識別子と前記第1領域に係る第1名称とを対応付け、前記第2無線ネットワークについての第2ネットワーク識別子と前記第2領域に係る第2名称とを対応付けた対応情報を記憶する記憶部と、
    前記対応情報における前記第1名称及び前記第2名称を名称の選択肢として表示する表示部と、
    前記名称の選択肢のうち1つの名称の選択操作を含むユーザ操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部により名称の選択操作が受け付けられた場合に、当該選択操作に係る名称に前記対応情報において対応付けられている、無線ネットワークについてのネットワーク識別子を用いて、当該無線ネットワークとの接続に関連する所定処理を実行する処理部とを備える
    照明制御システム。
  11. 照明器具を制御用情報に従って制御するコントローラを介して照明器具の制御を行う、記憶部及びマイクロプロセッサを含む照明制御装置に、照明制御処理を実行させるための制御プログラムであって、
    前記照明制御処理は、
    前記複数の無線ネットワークのうち第1領域に所在する照明器具を制御する第1コントローラを含む第1無線ネットワークについての第1ネットワーク識別子に対応付ける名称としてユーザに入力された、前記第1領域に係る第1名称を取得し、前記複数の無線ネットワークのうち前記第1領域とは異なる第2領域に所在する照明器具を制御する第2コントローラを含む第2無線ネットワークについての第2ネットワーク識別子に対応付ける名称としてユーザに入力された、前記第2領域に係る第2名称を取得する取得ステップと、
    前記第1ネットワーク識別子と前記第1名称とを対応付け、前記第2ネットワーク識別子と前記第2名称とを対応付けた対応情報を生成して前記記憶部に記憶させる設定ステップと、
    前記対応情報における前記第1名称及び前記第2名称を名称の選択肢として表示する表示ステップと、
    前記名称の選択肢のうち1つの名称の選択操作を含むユーザ操作を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで名称の選択操作が受け付けられた場合に、当該選択操作に係る名称に前記対応情報において対応付けられている、無線ネットワークについてのネットワーク識別子を用いて、当該無線ネットワークとの接続に関連する所定処理を実行する処理ステップと、
    前記複数の無線ネットワークのうちの1つの無線ネットワークと接続している場合に、当該無線ネットワークに含まれるコントローラに対して前記制御用情報を送信する通信ステップとを含む
    制御プログラム。
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