JP2018137509A - 画像処理装置、画像読み取り装置、および、プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、画像処理を行ったとしても、罫線などの線分上にパンチ穴跡がある場合には、この線分の一部が欠落した状態となり、読み取り画像の見栄えが悪くなる。また、後にOCR(Optical Character Recognition)などを用いて文字認識などを行う場合、線分のこの一部の欠落に起因して、文字認識の精度が低下することもある。
本発明の目的は、線分を検出することなくパンチ穴跡に対する処理を行う場合と比較して、パンチ穴によって線分が消えてしまうことによる不具合を抑制することにある。
請求項2に記載の発明は、前記線分検出手段は、検出された前記パンチ穴跡の周囲の一部の領域にて、線分の検出を行う請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記周囲の前記一部の領域は、前記パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域である請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡の周囲にて検出された線分同士を結ぶ線分を、当該パンチ穴跡が位置する箇所に形成する請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡の周囲から当該パンチ穴跡に向かう線分同士を結ぶ線分を、当該パンチ穴跡が位置する箇所に形成する請求項4に記載の画像処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡を目立ちにくくする処理をさらに行う請求項4に記載の画像処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡に対する上下2方向の領域の各々にて線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、当該パンチ穴跡の上方に位置する線分と当該パンチ穴跡の下方に位置する線分とを結ぶ線分を形成する請求項4に記載の画像処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡に対する左右2方向の領域の各々にて線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、当該パンチ穴跡の左方に位置する線分と当該パンチ穴跡の右方に位置する線分とを結ぶ線分を形成する請求項4に記載の画像処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域の各々にて線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、上下2方向の領域の各々にて検出された線分同士を結ぶ線分を形成し左右2方向の領域の各々にて検出された線分同士を結ぶ線分を形成する請求項4に記載の画像処理装置である。
請求項10に記載の発明は、前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡に対する上下2方向の何れか1方向の領域及び左右2方向の何れか1方向の領域で線分が検出された場合、又は、当該パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域のうちの3方向の領域で線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、検出された線分の延長線が交差する交差箇所と各線分とを結ぶ線分を形成する請求項4に記載の画像処理装置である。
請求項11に記載の発明は、前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡の周囲で線分が検出されない場合、又は、当該パンチ穴跡に対して上下左右4方向のうちの何れか1方向の領域で線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に線分を形成しない請求項4に記載の画像処理装置である。
請求項12に記載の発明は、原稿上の画像を読み取り、読み取り画像データを生成する画像読み取り手段と、前記読み取り画像データからパンチ穴跡を検出するパンチ穴跡検出手段と、検出された前記パンチ穴跡の周囲に位置する線分を検出する線分検出手段と、前記線分検出手段による検出結果に基づき、前記パンチ穴跡に対して処理を行うパンチ穴跡処理手段と、を備える画像読み取り装置である。
請求項13に記載の発明は、入力画像からパンチ穴跡を検出するパンチ穴跡検出機能と、検出された前記パンチ穴跡の周囲に位置する線分を検出する線分検出機能と、前記線分検出機能による検出結果に基づき、前記パンチ穴跡に対して処理を行うパンチ穴跡処理機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
請求項2の発明によれば、パンチ穴跡の周囲の全周にわたって線分の検出を行う場合に比べ、パンチ穴跡に対する処理の処理効率を高めることができる。
請求項3の発明によれば、パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域以外の領域にて線分の検出を行う場合に比べ、線分が位置する可能性がより高い領域にて線分の検出を行える。
請求項4の発明によれば、パンチ穴により一部が欠けた線分を、欠けがない状態にすることが可能になる。
請求項5の発明によれば、パンチ穴により一部が欠けた線分を、欠けがない状態にすることが可能になる。
請求項6の発明によれば、パンチ穴跡を目立ちにくくする処理を行わない場合に比べ、画像の見栄えを向上させることができる。
請求項7の発明によれば、上下方向に沿う線分であってパンチ穴により一部が欠けた線分を、欠けがない状態にすることが可能になる。
請求項8の発明によれば、左右方向に沿う線分であってパンチ穴により一部が欠けた線分を、欠けがない状態にすることが可能になる。
請求項9の発明によれば、上下方向に沿う線分であってパンチ穴により一部が欠けた線分を、欠けがない状態にすることが可能になり、また、左右方向に沿う線分であってパンチ穴により一部が欠けた線分を、欠けがない状態にすることが可能になる。
請求項10の発明によれば、線分同士が交差する箇所にて線分が欠けた状態を、欠けがない状態にすることが可能になる。
請求項11の発明によれば、線分が無かった箇所に線分が形成されることを防止できる。
請求項12の発明によれば、線分を検出することなくパンチ穴跡に対する処理を行う場合と比較して、パンチ穴によって線分が消えてしまうことによる不具合を抑制することができる。
請求項13の発明によれば、線分を検出することなくパンチ穴跡に対する処理を行う場合と比較して、パンチ穴によって線分が消えてしまうことによる不具合を抑制することができる。
図1は、本実施形態の画像形成装置10を示した図である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置10を構成する各機能部は、バス101に接続され、このバス101を介してデータの授受を行う。
操作部106は、ユーザの操作を受け付ける。操作部106は、例えば、ハードウェアキーにより構成される。また、例えば、押圧された位置に応じた制御信号を出力するタッチパネルにより構成される。
画像読み取り手段の一例としての画像読み取り部108は、いわゆるスキャナ装置により構成され、セットされた原稿上の画像を読み取り、読み取り画像データを生成する。
通信部110は、通信回線(不図示)に接続され、通信回線に接続されている他の装置との通信を行う通信インターフェースとして機能する。
記憶部105は、ハードディスク装置などの記憶装置により構成され、例えば、通信部110にて受信したデータや、画像読み取り部108にて生成された読み取り画像データを記憶する。
ROM103は、CPU102により実行される制御プログラムを記憶する。CPU102は、ROM103に記憶されている制御プログラムを読み出し、RAM104を作業エリアにして、制御プログラムを実行する。
また、本実施形態では、CPU102により制御プログラムが実行されることで、図2(制御部60の機能構成を示したブロック図)に示すように、制御部60が、パンチ穴跡検出部61、線分検出部62、パンチ穴跡処理部63として機能する。
なお、パンチ穴跡検出部61によるパンチ穴跡の検出は、既存の技術で行えばよく、例えば、予め定められた画素値を超える画素であって予め定められた形状で配置されている画素を検出することにより行う。
パンチ穴跡処理手段の一例としてのパンチ穴跡処理部63は、線分検出部62による検出結果に基づき、パンチ穴跡に対する処理を決定して、パンチ穴跡に対し、決定したこの処理を行う。具体的には、パンチ穴跡を目立ちにくくしたり、パンチ穴により欠落した線分を補ったりする。
また、画像読み取り部108(図1参照)および制御部60の部分は、原稿の読み取りと、この読み取りにより得られた読み取り画像データに含まれるパンチ穴跡に関する処理とを行う画像読み取り装置として捉えることができる。
具体的には、本実施形態では、ROM103(図1参照)や記憶部105に、オペレーティングシステム、オペレーティングシステムと協働して実行されるアプリケーションソフト等が記憶されている。そして、本実施形態では、CPU102が、これらのプログラムをROM103等から主記憶装置であるRAM104に読み込み、実行することで、パンチ穴跡検出部61、線分検出部62、パンチ穴跡処理部63の各機能部が実現される。
また、CPU102によって実行されるプログラムは、インターネットなどの通信手段を用いて画像形成装置10にダウンロードしてもよい。
図3(A)、(B)に示す例では、画像読み取り部108(図1参照)による読み取りが行われる原稿300にパンチ穴70が形成されている。
この場合、画像読み取り部108により得られた読み取り画像データ400に、パンチ穴70の跡であるパンチ穴跡(図3では不図示)が含まれるようになり、本実施形態では、パンチ穴跡検出部61が、このパンチ穴跡を検出する。
具体的には、パンチ穴跡に位置する画素(円状のパンチ穴跡の輪郭よりも内側に位置する画素)の画素値を、パンチ穴跡の周辺に位置する他の画素(パンチ穴跡の輪郭よりも外側に位置する画素)の画素値と同じに又は近づくようにして、パンチ穴跡を目立ちにくくする。
このような場合、本実施形態のパンチ穴跡処理部63は、図3(B)の符号3Eで示すように、パンチ穴跡を目立ちにくくする処理を行うとともに、パンチ穴跡が位置していた箇所に、線分を補う処理を行う。言い換えると、パンチ穴跡を目立ちにくくする処理を行うとともに、線分を補完する処理を行う。
線分を補完しない場合は、パンチ穴跡を目立ちにくくする処理のみが行われることになる。この場合、図4に示すように、読み取り画像データ400において、罫線の一部が欠けた状態となる。
また、罫線の一部が欠けると、後にOCR(Optical Character Recognition)などを用いて文字認識などを行う場合に、この文字認識の精度が低下するおそれもある。具体的には、文字認識は、罫線などの存在を利用して行うことがあり、罫線の一部が欠けると、文字認識の精度が低下するおそれがある。
これに対し、本実施形態の処理では、図3(B)に示したように、罫線が補完されるようになり、図4の態様に比べ、画像の見栄えが良くなり、また、文字認識の精度が向上する。
本実施形態では、読み取り画像データ400にパンチ穴跡800が含まれている場合、図5(A)の(A1)に示すように、パンチ穴跡検出部61が、まず、読み取り画像データ400からパンチ穴跡800を検出し、次いで、線分検出部62が、このパンチ穴跡800を包含する矩形領域91(以下、「パンチ穴跡包含領域91」と称する)を設定する。
具体的には、線分検出部62は、パンチ穴跡包含領域91に隣接し且つパンチ穴跡包含領域91に対する上下4方向の矩形領域を線分検出領域92として設定する。
通常、線分(罫線)は、上下左右方向に沿って配置される。このため、パンチ穴跡800に対する上下左右4方向の矩形領域を線分検出領域92として設定すれば、パンチ穴跡800の周囲の全周にわたって線分検出領域92を設定する場合に比べ、線分の検出をより効率的に行える。
具体的には、本実施形態では、線分検出領域92にて線分が検出された場合(パンチ穴跡800の周囲にて線分が検出された場合)、(A2)の符号5Aで示すように、パンチ穴跡処理部63が、検出されたこの線分の端点同士を結ぶ線分を、パンチ穴跡800が位置する箇所に形成する。
さらに、本実施形態では、パンチ穴跡処理部63は、(A2)の破線5Bで示すように、パンチ穴跡800を目立ちにくくする処理を行う。
また、上記と同様、この場合も、パンチ穴跡800を目立ちにくくする処理を行う。
また、この場合、左右2方向の線分検出領域92(右側線分検出領域92C、左側線分検出領域92D)の各々にて検出された線分同士を結ぶ線分を形成する。
また、図7(B)の(B1)に示すように、例えば、パンチ穴跡800の上側に位置する1つの線分検出領域92(上側線分検出領域92A)のみで線分が検出された場合も、(B2)に示すように、パンチ穴跡800が位置する箇所には、線分を形成しない。
このため、本実施形態では、上記のように、パンチ穴跡800の周囲で線分が検出されない場合や、何れか1方向の線分検出領域92のみで線分が検出された場合は、線分を形成しない処理を行う。
本実施形態の処理では、画像読み取り部108にて読み取り画像データが生成されると、パンチ穴跡検出部61が、この読み取り画像データの解析を行う。そして、パンチ穴跡検出部61は、この読み取り画像データにパンチ穴跡800が存在する場合には、このパンチ穴跡800を検出する(ステップ101)。
次いで、線分検出部62が、パンチ穴跡包含領域91の設定を行うとともに、上記4つの線分検出領域92(上側線分検出領域92A、下側線分検出領域92B、右側線分検出領域92C、左側線分検出領域92D)の設定を行う(ステップ102)。
そして、線分検出部62は、線分検出領域92の各々について、線分を検出したか否かを判定する(ステップ106)。そして、線分検出部62は、線分を検出したと判定した場合は、この線分の端点、太さ、色についての情報を抽出する(ステップ107)。
一方、ステップ108にて、4つの線分検出領域92の全てにおいて線分の検出処理を行った、と判定しなかった場合は、ステップ107の処理を再び行う。
そして、線分が検出された線分検出領域92の配置位置が、上下左右4箇所となる配置パターン、あるいは、上下又は左右の2箇所となる配置パターンである場合(4つの線分検出領域92の全てにて線分が検出され、あるいは、上下又は左右の2箇所の線分検出領域92にて線分が検出された場合)は、図5(A)〜(C)にて示したとおり、パンチ穴跡800の上側および下側に位置する線分同士を結ぶ線分を形成し、及び/又は、パンチ穴跡800の左側および右側に位置する線分同士を結ぶ線分を形成する(ステップ110)。
そして、注目画素が、線分上の画素(ステップ110にて形成された線分上の画素)であるか否かを判定する(ステップ112)。そして、注目画素が線分上の画素でない場合には、この注目画素の画素値を、背景画素(パンチ穴跡800の輪郭よりも外側に位置し且つパンチ穴跡800の周辺に位置する上記線分上に位置していない他の画素)の画素値に置換して(ステップ113)、ステップ114の処理に進む。ステップ113の処理を行うことにより、パンチ穴跡800が目立たないようになる。
ステップ114の処理では、注目画素が最終画素であるか否かを判定し、最終画素でない場合には、ステップ112以降の処理を再び行う。一方で、注目画素が最終画素である場合は、ステップ116の処理に進む。
より具体的には、パンチ穴跡包含領域91内に位置する各画素の画素値を、パンチ穴跡800の輪郭よりも外側に位置し且つ予め定められた画素値よりも小さい画素値を有した他の画素(パンチ穴跡800の輪郭よりも外側に位置し且つパンチ穴跡800の周辺に位置する上記線分上に位置していない他の画素)の画素値に置換する処理を行う。
そして、ステップ116の処理では、ステップ101にて検出されたパンチ穴跡800の全てについて、処理が終了したかを判定し、処理が終了している場合には、全体の処理を終了する。一方で、処理が終了していないと判定された場合は、ステップ102以降の処理を再び行う。
本実施形態では、ステップ110の処理、あるいは、ステップ115の処理を行わない場合、ステップ117の処理に移行する。
より具体的には、パンチ穴跡800に対する上下2方向の何れか1方向の線分検出領域92及び左右2方向の何れか1方向の線分検出領域92で線分が検出された場合、又は、パンチ穴跡800に対する上下左右4方向の線分検出領域92のうちの3方向の線分検出領域92で線分が検出された場合は、ステップ117の処理に進む。
次いで、求めたこの交差箇所Cと、検出された各線分とを結ぶ(つなぐ)線分を形成する(ステップ118)。
次いで、上記のステップ111と同様に、パンチ穴跡包含領域91内に位置する画素を注目画素として(ステップ119)、パンチ穴跡包含領域91の走査を順次行っていく。
その後、ステップ112以降の処理に移行するが、ステップ112以降の処理は、上記にて説明した通りであり、ここでは説明を省略する。
この具体例では、図10(A)に示すように、原稿300の左側辺SHに沿うように2つのパンチ穴70が形成されている場合の処理を説明する。
この場合、まず、パンチ穴跡検出部61により読み取り画像データ400(図10(B)参照)の解析が行われ、2つのパンチ穴70に起因するパンチ穴跡800が検出される。
次いで、図11(A)に示すように、このパンチ穴跡包含領域91と同じ大きさの4つの線分検出領域92(上側線分検出領域92A、下側線分検出領域92B、右側線分検出領域92C、左側線分検出領域92D)を、2つ存在するパンチ穴跡包含領域91の各々に対応させて設定する。
なお、本実施形態では、このようにヒストグラムに基づき線分の検出を行うが、ハフ(hough)変換などの他の公知の手法を用いて、線分の検出を行ってもよい。
この場合は、上記のステップ110にて示した処理が実行され、図12(B)の符号12Aで示すように、上側線分検出領域92Aに位置する線分と下側線分検出領域92Bに位置する線分とを結ぶ線分を、パンチ穴跡包含領域91(パンチ穴跡800が位置する箇所)に形成する。
その後、ここでは図示は省略するが、ステップ113等にて示したとおり、パンチ穴跡800を目立ちにくくする処理を行う。
この場合は、上記のステップ117、118にて示した処理が実行され、まず、図12(B)の符号12Bに示すように、検出された線分の延長線が交差する交差箇所Cを求める。
その後、図12(B)の符号12Dに示すように、求めた交差箇所Cと検出された各線分とを結ぶ(つなぐ)線分を形成する。その後、上記と同様、パンチ穴跡800を目立ちにくくする処理を行う。
なお、上記では、1つの装置である画像形成装置10内に、画像読み取り部108(スキャナ装置)と、パンチ穴跡に関する処理を行う処理機能部とを設けたが、この画像読み取り部108および処理機能部は、それぞれ別装置に設けてもよい。この場合、画像読み取り部108にて読み取り画像データが生成され、この読み取り画像データは、画像読み取り部108から、別装置に設けられた処理機能部に送られる。そして、別装置に設けられたこの処理機能部にて、パンチ穴跡に関する処理が行われる。
Claims (13)
- 入力画像からパンチ穴跡を検出するパンチ穴跡検出手段と、
検出された前記パンチ穴跡の周囲に位置する線分を検出する線分検出手段と、
前記線分検出手段による検出結果に基づき、前記パンチ穴跡に対して処理を行うパンチ穴跡処理手段と、
を備える画像処理装置。 - 前記線分検出手段は、検出された前記パンチ穴跡の周囲の一部の領域にて、線分の検出を行う請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記周囲の前記一部の領域は、前記パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域である請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡の周囲にて検出された線分同士を結ぶ線分を、当該パンチ穴跡が位置する箇所に形成する請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡の周囲から当該パンチ穴跡に向かう線分同士を結ぶ線分を、当該パンチ穴跡が位置する箇所に形成する請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡を目立ちにくくする処理をさらに行う請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡に対する上下2方向の領域の各々にて線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、当該パンチ穴跡の上方に位置する線分と当該パンチ穴跡の下方に位置する線分とを結ぶ線分を形成する請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡に対する左右2方向の領域の各々にて線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、当該パンチ穴跡の左方に位置する線分と当該パンチ穴跡の右方に位置する線分とを結ぶ線分を形成する請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域の各々にて線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、上下2方向の領域の各々にて検出された線分同士を結ぶ線分を形成し左右2方向の領域の各々にて検出された線分同士を結ぶ線分を形成する請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡に対する上下2方向の何れか1方向の領域及び左右2方向の何れか1方向の領域で線分が検出された場合、又は、当該パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域のうちの3方向の領域で線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、検出された線分の延長線が交差する交差箇所と各線分とを結ぶ線分を形成する請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡の周囲で線分が検出されない場合、又は、当該パンチ穴跡に対して上下左右4方向のうちの何れか1方向の領域で線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に線分を形成しない請求項4に記載の画像処理装置。
- 原稿上の画像を読み取り、読み取り画像データを生成する画像読み取り手段と、
前記読み取り画像データからパンチ穴跡を検出するパンチ穴跡検出手段と、
検出された前記パンチ穴跡の周囲に位置する線分を検出する線分検出手段と、
前記線分検出手段による検出結果に基づき、前記パンチ穴跡に対して処理を行うパンチ穴跡処理手段と、
を備える画像読み取り装置。 - 入力画像からパンチ穴跡を検出するパンチ穴跡検出機能と、
検出された前記パンチ穴跡の周囲に位置する線分を検出する線分検出機能と、
前記線分検出機能による検出結果に基づき、前記パンチ穴跡に対して処理を行うパンチ穴跡処理機能と、
をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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