JP6883199B2 - 画像処理装置、画像読み取り装置、および、プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像読み取り装置、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像読み取り装置、および、プログラムに関する。
特許文献1には、入力画像からパンチ穴領域を検出するパンチ穴領域検出手段と、パンチ穴領域に接する領域を含む周辺領域の画素パターンに基づいて、この周辺領域の領域種別を判定する領域種別判定手段と、判定された領域種別に基づいて、パンチ穴跡を修復するパンチ穴修復手段とを有する画像処理装置が開示されている。
特開2010−154319号公報
パンチ穴のある原稿を読み取る場合、読み取り画像に対して画像処理を行って、パンチ穴跡を目立ちにくくすることがある。
しかしながら、画像処理を行ったとしても、罫線などの線分上にパンチ穴跡がある場合には、この線分の一部が欠落した状態となり、読み取り画像の見栄えが悪くなる。また、後にOCR(Optical Character Recognition)などを用いて文字認識などを行う場合、線分のこの一部の欠落に起因して、文字認識の精度が低下することもある。
本発明の目的は、線分を検出することなくパンチ穴跡に対する処理を行う場合と比較して、パンチ穴によって線分が消えてしまうことによる不具合を抑制することにある。
請求項1に記載の発明は、入力画像からパンチ穴跡を検出するパンチ穴跡検出手段と、検出された前記パンチ穴跡の周囲に位置する線分を検出する線分検出手段と、前記線分検出手段による検出結果に基づき、前記パンチ穴跡に対して処理を行うパンチ穴跡処理手段であって、当該パンチ穴跡の周囲にて検出された線分同士を結ぶ線分を、当該パンチ穴跡が位置する箇所に形成するパンチ穴跡処理手段と、を備え、前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡に対する上下2方向の何れか1方向の領域及び左右2方向の何れか1方向の領域で線分が検出された場合、又は、当該パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域のうちの3方向の領域で線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、検出された線分の延長線が交差する交差箇所と各線分とを結ぶ線分を形成する画像処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記線分検出手段は、検出された前記パンチ穴跡の周囲の一部の領域にて、線分の検出を行う請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記周囲の前記一部の領域は、前記パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域である請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡を目立ちにくくする処理をさらに行う請求項に記載の画像処理装置である。
請求項に記載の発明は、原稿上の画像を読み取り、読み取り画像データを生成する画像読み取り手段と、前記読み取り画像データからパンチ穴跡を検出するパンチ穴跡検出手段と、検出された前記パンチ穴跡の周囲に位置する線分を検出する線分検出手段と、前記線分検出手段による検出結果に基づき、前記パンチ穴跡に対して処理を行うパンチ穴跡処理手段であって、当該パンチ穴跡の周囲にて検出された線分同士を結ぶ線分を、当該パンチ穴跡が位置する箇所に形成するパンチ穴跡処理手段と、を備え、前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡に対する上下2方向の何れか1方向の領域及び左右2方向の何れか1方向の領域で線分が検出された場合、又は、当該パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域のうちの3方向の領域で線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、検出された線分の延長線が交差する交差箇所と各線分とを結ぶ線分を形成する画像読み取り装置である。
請求項に記載の発明は、入力画像からパンチ穴跡を検出するパンチ穴跡検出機能と、検出された前記パンチ穴跡の周囲に位置する線分を検出する線分検出機能と、前記線分検出機能による検出結果に基づき、前記パンチ穴跡の周囲にて検出された線分同士を結ぶ線分を、当該パンチ穴跡が位置する箇所に形成するパンチ穴跡処理機能であって、当該パンチ穴跡に対する上下2方向の何れか1方向の領域及び左右2方向の何れか1方向の領域で線分が検出された場合、又は、当該パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域のうちの3方向の領域で線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、検出された線分の延長線が交差する交差箇所と各線分とを結ぶ線分を形成するパンチ穴跡処理機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、線分を検出することなくパンチ穴跡に対する処理を行う場合と比較して、パンチ穴によって線分が消えてしまうことによる不具合を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、パンチ穴跡の周囲の全周にわたって線分の検出を行う場合に比べ、パンチ穴跡に対する処理の処理効率を高めることができる。
請求項3の発明によれば、パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域以外の領域にて線分の検出を行う場合に比べ、線分が位置する可能性がより高い領域にて線分の検出を行える。
請求項の発明によれば、パンチ穴跡を目立ちにくくする処理を行わない場合に比べ、画像の見栄えを向上させることができる。
請求項の発明によれば、線分を検出することなくパンチ穴跡に対する処理を行う場合と比較して、パンチ穴によって線分が消えてしまうことによる不具合を抑制することができる。
請求項の発明によれば、線分を検出することなくパンチ穴跡に対する処理を行う場合と比較して、パンチ穴によって線分が消えてしまうことによる不具合を抑制することができる。
本実施形態の画像形成装置を示した図である。 制御部の機能構成を示したブロック図である。 (A)、(B)は、本実施形態にて行われる処理の具体例を示した図である。 線分を補完しない場合の処理を示した図である。 (A)〜(C)は、本実施形態の処理の具体例を示した図である。 (A)、(B)は、本実施形態の処理の具体例を示した図である。 (A)、(B)は、本実施形態の処理の具体例を示した図である。 処理の一連の流れを示したフローチャートである。 処理の一連の流れを示したフローチャートである。 (A)、(B)は、処理の具体例を示した図である。 (A)、(B)は、処理の具体例を示した図である。 (A)、(B)は、処理の具体例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置10を示した図である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置10を構成する各機能部は、バス101に接続され、このバス101を介してデータの授受を行う。
操作部106は、ユーザの操作を受け付ける。操作部106は、例えば、ハードウェアキーにより構成される。また、例えば、押圧された位置に応じた制御信号を出力するタッチパネルにより構成される。
表示部107は、例えば液晶ディスプレイにより構成され、CPU102の制御の下、画像形成装置10に関するデータを表示する。また、表示部107は、ユーザが画像形成装置10を操作する際にユーザが参照するメニュー画面を表示する。
画像読み取り手段の一例としての画像読み取り部108は、いわゆるスキャナ装置により構成され、セットされた原稿上の画像を読み取り、読み取り画像データを生成する。
画像形成部109は、例えば電子写真方式を用い、画像データに応じたトナー像を用紙上に形成する。なお、画像形成部109では、インクジェットヘッド方式などの他の方式を用いて画像形成を行ってもよい。
通信部110は、通信回線(不図示)に接続され、通信回線に接続されている他の装置との通信を行う通信インターフェースとして機能する。
画像処理部111は、画像データが表す画像に色補正や階調補正等の画像処理を施す。
記憶部105は、ハードディスク装置などの記憶装置により構成され、例えば、通信部110にて受信したデータや、画像読み取り部108にて生成された読み取り画像データを記憶する。
制御部60は、画像形成装置10の各部を制御する。制御部60は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104により構成される。
ROM103は、CPU102により実行される制御プログラムを記憶する。CPU102は、ROM103に記憶されている制御プログラムを読み出し、RAM104を作業エリアにして、制御プログラムを実行する。
CPU102により制御プログラムが実行されると、CPU102により画像形成装置10の各部が制御され、画像形成装置10は、例えば用紙に画像を形成したり、原稿を読み取って原稿の読み取り画像データを生成したりする。
また、本実施形態では、CPU102により制御プログラムが実行されることで、図2(制御部60の機能構成を示したブロック図)に示すように、制御部60が、パンチ穴跡検出部61、線分検出部62、パンチ穴跡処理部63として機能する。
パンチ穴跡検出手段の一例としてのパンチ穴跡検出部61は、画像読み取り部108にて生成された読み取り画像データ(入力画像の一例)を解析し、この読み取り画像データにパンチ穴跡が含まれている場合には、このパンチ穴跡を検出する。
なお、パンチ穴跡検出部61によるパンチ穴跡の検出は、既存の技術で行えばよく、例えば、予め定められた画素値を超える画素であって予め定められた形状で配置されている画素を検出することにより行う。
線分検出手段の一例としての線分検出部62は、検出されたパンチ穴跡の周囲に位置する、罫線などの線分を検出する。
パンチ穴跡処理手段の一例としてのパンチ穴跡処理部63は、線分検出部62による検出結果に基づき、パンチ穴跡に対する処理を決定して、パンチ穴跡に対し、決定したこの処理を行う。具体的には、パンチ穴跡を目立ちにくくしたり、パンチ穴により欠落した線分を補ったりする。
ここで、本実施形態では、パンチ穴跡検出部61、線分検出部62、パンチ穴跡処理部63が設けられている部分は、パンチ穴跡に関する処理を行う画像処理装置として捉えることができる。
また、画像読み取り部108(図1参照)および制御部60の部分は、原稿の読み取りと、この読み取りにより得られた読み取り画像データに含まれるパンチ穴跡に関する処理とを行う画像読み取り装置として捉えることができる。
パンチ穴跡検出部61、線分検出部62、パンチ穴跡処理部63は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。
具体的には、本実施形態では、ROM103(図1参照)や記憶部105に、オペレーティングシステム、オペレーティングシステムと協働して実行されるアプリケーションソフト等が記憶されている。そして、本実施形態では、CPU102が、これらのプログラムをROM103等から主記憶装置であるRAM104に読み込み、実行することで、パンチ穴跡検出部61、線分検出部62、パンチ穴跡処理部63の各機能部が実現される。
ここで、CPU102によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で、画像形成装置10へ提供し得る。
また、CPU102によって実行されるプログラムは、インターネットなどの通信手段を用いて画像形成装置10にダウンロードしてもよい。
図3(A)、(B)は、本実施形態にて行われる処理の具体例を示した図である。
図3(A)、(B)に示す例では、画像読み取り部108(図1参照)による読み取りが行われる原稿300にパンチ穴70が形成されている。
この場合、画像読み取り部108により得られた読み取り画像データ400に、パンチ穴70の跡であるパンチ穴跡(図3では不図示)が含まれるようになり、本実施形態では、パンチ穴跡検出部61が、このパンチ穴跡を検出する。
そして、本実施形態では、パンチ穴跡検出部61によりパンチ穴跡が検出された場合、パンチ穴跡処理部63が、図3(A)の符号3Aで示すように、このパンチ穴跡を目立ちにくくする処理を行う。
具体的には、パンチ穴跡に位置する画素(円状のパンチ穴跡の輪郭よりも内側に位置する画素)の画素値を、パンチ穴跡の周辺に位置する他の画素(パンチ穴跡の輪郭よりも外側に位置する画素)の画素値と同じに又は近づくようにして、パンチ穴跡を目立ちにくくする。
さらに、本実施形態では、図3(B)の符号3Dに示すように、パンチ穴70が罫線上に形成されている場合には、罫線の一部が欠落するようになる。
このような場合、本実施形態のパンチ穴跡処理部63は、図3(B)の符号3Eで示すように、パンチ穴跡を目立ちにくくする処理を行うとともに、パンチ穴跡が位置していた箇所に、線分を補う処理を行う。言い換えると、パンチ穴跡を目立ちにくくする処理を行うとともに、線分を補完する処理を行う。
図4は、線分を補完しない場合の処理を示した図である。
線分を補完しない場合は、パンチ穴跡を目立ちにくくする処理のみが行われることになる。この場合、図4に示すように、読み取り画像データ400において、罫線の一部が欠けた状態となる。
この場合、線分を補う本実施形態の上記処理に比べ、画像の見栄えが悪くなる。
また、罫線の一部が欠けると、後にOCR(Optical Character Recognition)などを用いて文字認識などを行う場合に、この文字認識の精度が低下するおそれもある。具体的には、文字認識は、罫線などの存在を利用して行うことがあり、罫線の一部が欠けると、文字認識の精度が低下するおそれがある。
これに対し、本実施形態の処理では、図3(B)に示したように、罫線が補完されるようになり、図4の態様に比べ、画像の見栄えが良くなり、また、文字認識の精度が向上する。
図5(A)〜(C)は、本実施形態の処理の具体例を示した図である。
本実施形態では、読み取り画像データ400にパンチ穴跡800が含まれている場合、図5(A)の(A1)に示すように、パンチ穴跡検出部61が、まず、読み取り画像データ400からパンチ穴跡800を検出し、次いで、線分検出部62が、このパンチ穴跡800を包含する矩形領域91(以下、「パンチ穴跡包含領域91」と称する)を設定する。
その後、線分検出部62は、(A1)に示すように、このパンチ穴跡包含領域91と同じ大きさの矩形領域であって、線分の検出を行う4つの矩形領域92(以下、「線分検出領域92」と称する)を設定する。
具体的には、線分検出部62は、パンチ穴跡包含領域91に隣接し且つパンチ穴跡包含領域91に対する上下4方向の矩形領域を線分検出領域92として設定する。
より具体的には、本実施形態では、パンチ穴跡800(パンチ穴跡包含領域91)の上側に上側線分検出領域92Aを設定し、パンチ穴跡800の下側に下側線分検出領域92Bを設定する。また、パンチ穴跡800の右側に右側線分検出領域92Cを設定し、パンチ穴跡800の左側に左側線分検出領域92Dを設定する。
ここで、本実施形態では、検出されたパンチ穴跡800の周囲の一部の領域に、線分の検出を行う4つの線分検出領域92を設定する。この場合、パンチ穴跡800の周囲の全周にわたって線分検出領域92を設定する場合に比べ、線分の検出をより効率的に行える。
通常、線分(罫線)は、上下左右方向に沿って配置される。このため、パンチ穴跡800に対する上下左右4方向の矩形領域を線分検出領域92として設定すれば、パンチ穴跡800の周囲の全周にわたって線分検出領域92を設定する場合に比べ、線分の検出をより効率的に行える。
次いで、本実施形態では、上記4つの線分検出領域92の各々に、線分が存在するかを判定する。そして、何れかの線分検出領域92にて線分が検出された場合、線分が検出された線分検出領域92の配置パターンに応じて、線分の補完内容を決定して、線分の補完を行う。
具体的には、本実施形態では、線分検出領域92にて線分が検出された場合(パンチ穴跡800の周囲にて線分が検出された場合)、(A2)の符号5Aで示すように、パンチ穴跡処理部63が、検出されたこの線分の端点同士を結ぶ線分を、パンチ穴跡800が位置する箇所に形成する。
より具体的には、本実施形態では、パンチ穴跡800の周囲からパンチ穴跡800に向かうように形成されている線分が、パンチ穴跡800の周辺に複数存在する場合に、これらの線分同士を結ぶ線分を、パンチ穴跡800が位置する箇所に形成する。
さらに、本実施形態では、パンチ穴跡処理部63は、(A2)の破線5Bで示すように、パンチ穴跡800を目立ちにくくする処理を行う。
この目立ちにくくする処理は、パンチ穴跡800に位置する画素(円状のパンチ穴跡800の輪郭よりも内側に位置する画素)の画素値を、パンチ穴跡800の輪郭よりも外側に位置し且つ予め定められた画素値よりも小さい画素値を有した他の画素の画素値と同じに又は近づけることで行う。言い換えると、この目立ちにくくする処理は、パンチ穴跡800に位置する画素の画素値を、パンチ穴跡800の輪郭よりも外側に位置し且つパンチ穴跡800の周辺に位置する上記線分上に位置していない他の画素の画素値と同じに又は近づけることで行う。
図5(A)に示す例では、パンチ穴跡800に対する上下2方向の線分検出領域92(上側線分検出領域92A、下側線分検出領域92B)の各々にて線分が検出された場合を示している。この場合、本実施形態では、(A2)に示すように、パンチ穴跡800が位置する箇所に(パンチ穴跡包含領域91内に)、パンチ穴跡800の上側に位置する線分(上側線分検出領域92Aに位置する線分)とパンチ穴跡800の下側に位置する線分(下側線分検出領域92Bに位置する線分)とを結ぶ線分を形成する。
また、本実施形態では、図5(B)の(B1)に示すように、パンチ穴跡800に対する左右2方向の線分検出領域92(右側線分検出領域92C、左側線分検出領域92D)の各々にて線分が検出された場合には、(B2)の符号5Cで示すように、パンチ穴跡800が位置する箇所に(パンチ穴跡包含領域91内に)、パンチ穴跡800の左側に位置する線分(左側線分検出領域92Dに位置する線分)と、パンチ穴跡800の右側に位置する線分(右側線分検出領域92Cに位置する線分)とを結ぶ線分を形成する。
また、上記と同様、この場合も、パンチ穴跡800を目立ちにくくする処理を行う。
さらに、図5(C)の(C1)に示すように、パンチ穴跡800に対する上下左右4方向の線分検出領域92(上側線分検出領域92A、下側線分検出領域92B、右側線分検出領域92C、左側線分検出領域92D)にて線分が検出された場合は、(C2)に示すように、パンチ穴跡800が位置する箇所に、上下2方向の領域(上側線分検出領域92A、下側線分検出領域92B)の各々にて検出された線分同士を結ぶ線分を形成する。
また、この場合、左右2方向の線分検出領域92(右側線分検出領域92C、左側線分検出領域92D)の各々にて検出された線分同士を結ぶ線分を形成する。
即ち、図5(A)〜(C)に示す例では、4つ設定される線分検出領域92の全てにおいて線分が検出され、又は、パンチ穴跡包含領域91の上下に位置する2つの線分検出領域92にて線分が検出され、又は、パンチ穴跡包含領域91の左右に位置する2つの線分検出領域92にて線分が検出された場合、パンチ穴跡包含領域91の上下に位置する線分同士を結ぶ線分を形成し、及び/又は、パンチ穴跡包含領域91の左右に位置する線分同士を結ぶ線分を形成する。
さらに、本実施形態では、パンチ穴跡800に対する上下2方向の何れか1方向の線分検出領域92及び左右2方向の何れか1方向の線分検出領域92で線分が検出された場合、又は、パンチ穴跡800に対する上下左右4方向の線分検出領域92のうちの3方向の線分検出領域92で線分が検出された場合は、パンチ穴跡800が位置する箇所に、検出された線分の延長線が交差する交差箇所と各線分とを結ぶ線分を形成する。
具体例を挙げて説明すると、例えば、図6(A)の(A1)に示すように、上側線分検出領域92Aにて線分(以下、「上側線分」と称する)が検出され、右側線分検出領域92Cにて線分(以下、「右側線分」と称する)が検出された場合は、(A2)に示すように、パンチ穴跡800が位置する箇所に、上側線分の延長線と右側線分の延長線とが交差する交差箇所Cを求め、さらに、求めたこの交差箇所Cと各線分(上側線分、右側線分)とを結ぶ線分を形成する。
また、例えば、図6(B)の(B1)に示すように、パンチ穴跡800の上側、下側、右側の各々に位置する線分検出領域92(上下左右4方向の線分検出領域92のうちの3方向の線分検出領域92)にて線分(以下、各線分検出領域92にて検出された線分を、「上側線分」、「下側線分」、「右側線分」と称する)が検出された場合も、(B2)に示すように、パンチ穴跡800が位置する箇所に、上側線分、下側線分、右側線分の各々の延長線が交差する交差箇所Cを求める。そして、この交差箇所Cと、各線分(上側線分、下側線分、右側線分)とを結ぶ線分を形成する。
さらに、本実施形態では、パンチ穴跡800の周囲で線分が検出されない場合(パンチ穴跡800に対する上下左右4方向の線分検出領域92にて線分が検出されない場合)、又は、上下左右4方向の線分検出領域92のうちの何れか1方向の線分検出領域92のみで線分が検出された場合は、パンチ穴跡800が位置する箇所に線分を形成しない。
具体的には、例えば、図7(A)の(A1)に示すように、パンチ穴跡800の周囲に線分が無く、上下左右4方向の線分検出領域92にて線分が検出されない場合は、(A2)に示すように、パンチ穴跡800が位置する箇所には、線分を形成しない。
また、図7(B)の(B1)に示すように、例えば、パンチ穴跡800の上側に位置する1つの線分検出領域92(上側線分検出領域92A)のみで線分が検出された場合も、(B2)に示すように、パンチ穴跡800が位置する箇所には、線分を形成しない。
パンチ穴跡800の周囲で線分が検出されない場合や、上下左右4方向の線分検出領域92のうちの何れか1方向の線分検出領域92のみで線分が検出された場合は、パンチ穴跡800に、そもそも線分が存在しないことが想定される。
このため、本実施形態では、上記のように、パンチ穴跡800の周囲で線分が検出されない場合や、何れか1方向の線分検出領域92のみで線分が検出された場合は、線分を形成しない処理を行う。
図8、図9は、上記にて説明した処理の一連の流れを示したフローチャートである。
本実施形態の処理では、画像読み取り部108にて読み取り画像データが生成されると、パンチ穴跡検出部61が、この読み取り画像データの解析を行う。そして、パンチ穴跡検出部61は、この読み取り画像データにパンチ穴跡800が存在する場合には、このパンチ穴跡800を検出する(ステップ101)。
次いで、線分検出部62が、パンチ穴跡包含領域91の設定を行うとともに、上記4つの線分検出領域92(上側線分検出領域92A、下側線分検出領域92B、右側線分検出領域92C、左側線分検出領域92D)の設定を行う(ステップ102)。
次いで、線分検出部62は、線分検出領域92の各々にて、各画素の画素値の抽出(背景画素値の抽出)を行うとともに(ステップ103)、各画素の画素値を二値化する(ステップ104)。次いで、線分検出部62は、二値化後の各画素の画素値に基づき、線分検出領域92の各々にて、線分の抽出を行う(ステップ105)。
そして、線分検出部62は、線分検出領域92の各々について、線分を検出したか否かを判定する(ステップ106)。そして、線分検出部62は、線分を検出したと判定した場合は、この線分の端点、太さ、色についての情報を抽出する(ステップ107)。
次いで、線分検出部62は、4つの線分検出領域92の全てにおいて線分の検出処理を行ったかを判定し(ステップ108)、4つの線分検出領域92の全てにおいて線分の検出処理を行ったと判定した場合は、図9に示すステップ109の処理に進む。
一方、ステップ108にて、4つの線分検出領域92の全てにおいて線分の検出処理を行った、と判定しなかった場合は、ステップ107の処理を再び行う。
ステップ109の処理では、線分が検出された線分検出領域92の配置パターンが、何れの配置パターンに該当するかを判定する。
そして、線分が検出された線分検出領域92の配置位置が、上下左右4箇所となる配置パターン、あるいは、上下又は左右の2箇所となる配置パターンである場合(4つの線分検出領域92の全てにて線分が検出され、あるいは、上下又は左右の2箇所の線分検出領域92にて線分が検出された場合)は、図5(A)〜(C)にて示したとおり、パンチ穴跡800の上側および下側に位置する線分同士を結ぶ線分を形成し、及び/又は、パンチ穴跡800の左側および右側に位置する線分同士を結ぶ線分を形成する(ステップ110)。
次いで、本実施形態では、パンチ穴跡包含領域91に位置する画素を、注目画素として(ステップ111)、パンチ穴跡包含領域91の走査を順次行っていく。
そして、注目画素が、線分上の画素(ステップ110にて形成された線分上の画素)であるか否かを判定する(ステップ112)。そして、注目画素が線分上の画素でない場合には、この注目画素の画素値を、背景画素(パンチ穴跡800の輪郭よりも外側に位置し且つパンチ穴跡800の周辺に位置する上記線分上に位置していない他の画素)の画素値に置換して(ステップ113)、ステップ114の処理に進む。ステップ113の処理を行うことにより、パンチ穴跡800が目立たないようになる。
一方で、注目画素が線分上の画素である場合には、画素の置換を行わずに(ステップ113の処理を行わずに)、ステップ114の処理に進む。
ステップ114の処理では、注目画素が最終画素であるか否かを判定し、最終画素でない場合には、ステップ112以降の処理を再び行う。一方で、注目画素が最終画素である場合は、ステップ116の処理に進む。
一方、ステップ109にて、線分が検出された線分検出領域92の配置位置が、上下左右のうちの何れか1箇所である配置パターンであると判定された場合(上下左右4方向のうちの何れか1方向の線分検出領域92のみで線分が検出された場合)や、上下左右のうちの何れにおいても線分が検出されない配置パターンであると判定された場合(上下左右4方向のいずれの線分検出領域92でも線分が検出されない場合)は、線分の形成を行わない。
そして、この場合は、ステップ115に示すように、パンチ穴跡包含領域91内に位置する各画素の画素値を、背景画素の画素値に置換する処理を行う(ステップ115)。
より具体的には、パンチ穴跡包含領域91内に位置する各画素の画素値を、パンチ穴跡800の輪郭よりも外側に位置し且つ予め定められた画素値よりも小さい画素値を有した他の画素(パンチ穴跡800の輪郭よりも外側に位置し且つパンチ穴跡800の周辺に位置する上記線分上に位置していない他の画素)の画素値に置換する処理を行う。
そして、ステップ116の処理では、ステップ101にて検出されたパンチ穴跡800の全てについて、処理が終了したかを判定し、処理が終了している場合には、全体の処理を終了する。一方で、処理が終了していないと判定された場合は、ステップ102以降の処理を再び行う。
次に、ステップ117以降の処理について説明する。
本実施形態では、ステップ110の処理、あるいは、ステップ115の処理を行わない場合、ステップ117の処理に移行する。
より具体的には、パンチ穴跡800に対する上下2方向の何れか1方向の線分検出領域92及び左右2方向の何れか1方向の線分検出領域92で線分が検出された場合、又は、パンチ穴跡800に対する上下左右4方向の線分検出領域92のうちの3方向の線分検出領域92で線分が検出された場合は、ステップ117の処理に進む。
ステップ117の処理では、図6(A)、(B)にて示した通り、検出された線分の延長線がパンチ穴跡包含領域91内にて交差する際の交差箇所Cを求める。
次いで、求めたこの交差箇所Cと、検出された各線分とを結ぶ(つなぐ)線分を形成する(ステップ118)。
次いで、上記のステップ111と同様に、パンチ穴跡包含領域91内に位置する画素を注目画素として(ステップ119)、パンチ穴跡包含領域91の走査を順次行っていく。
その後、ステップ112以降の処理に移行するが、ステップ112以降の処理は、上記にて説明した通りであり、ここでは説明を省略する。
図10(A)、(B)、図11(A)、(B)、図12(A)、(B)は、処理の具体例を示した図である。
この具体例では、図10(A)に示すように、原稿300の左側辺SHに沿うように2つのパンチ穴70が形成されている場合の処理を説明する。
この場合、まず、パンチ穴跡検出部61により読み取り画像データ400(図10(B)参照)の解析が行われ、2つのパンチ穴70に起因するパンチ穴跡800が検出される。
次いで、図11(A)に示すように、各パンチ穴跡800を包含するパンチ穴跡包含領域91を設定する。
次いで、図11(A)に示すように、このパンチ穴跡包含領域91と同じ大きさの4つの線分検出領域92(上側線分検出領域92A、下側線分検出領域92B、右側線分検出領域92C、左側線分検出領域92D)を、2つ存在するパンチ穴跡包含領域91の各々に対応させて設定する。
次いで、図11(B)に示すように、線分検出部62が、線分検出領域92の各々に含まれる各画素の画素値に基づき、黒画素(画素値が予め定められた閾値を超える画素)のヒストグラムを得る。次いで、線分検出部62は、このヒストグラムに基づき、線分検出領域92の各々に、線分が存在するかを判定する。
なお、本実施形態では、このようにヒストグラムに基づき線分の検出を行うが、ハフ(hough)変換などの他の公知の手法を用いて、線分の検出を行ってもよい。
この例では、図12(A)に示すように、上側に位置する1つ目のパンチ穴跡800に関しては、4つの線分検出領域92のうちの、上側線分検出領域92Aおよび下側線分検出領域92Bの2つの線分検出領域92に、線分が存在すると判定される。
この場合は、上記のステップ110にて示した処理が実行され、図12(B)の符号12Aで示すように、上側線分検出領域92Aに位置する線分と下側線分検出領域92Bに位置する線分とを結ぶ線分を、パンチ穴跡包含領域91(パンチ穴跡800が位置する箇所)に形成する。
その後、ここでは図示は省略するが、ステップ113等にて示したとおり、パンチ穴跡800を目立ちにくくする処理を行う。
また、図12(A)に示すように、下側に位置する2つ目のパンチ穴跡800に関しては、4つの線分検出領域92のうちの、上側線分検出領域92A、下側線分検出領域92B、右側線分検出領域92Cの3つの線分検出領域92にて、線分が存在すると判定される。
この場合は、上記のステップ117、118にて示した処理が実行され、まず、図12(B)の符号12Bに示すように、検出された線分の延長線が交差する交差箇所Cを求める。
その後、図12(B)の符号12Dに示すように、求めた交差箇所Cと検出された各線分とを結ぶ(つなぐ)線分を形成する。その後、上記と同様、パンチ穴跡800を目立ちにくくする処理を行う。
(その他)
なお、上記では、1つの装置である画像形成装置10内に、画像読み取り部108(スキャナ装置)と、パンチ穴跡に関する処理を行う処理機能部とを設けたが、この画像読み取り部108および処理機能部は、それぞれ別装置に設けてもよい。この場合、画像読み取り部108にて読み取り画像データが生成され、この読み取り画像データは、画像読み取り部108から、別装置に設けられた処理機能部に送られる。そして、別装置に設けられたこの処理機能部にて、パンチ穴跡に関する処理が行われる。
60…制御部、61…パンチ穴跡検出部、62…線分検出部、63…パンチ穴跡処理部、108…画像読み取り部、300…原稿、400…読み取り画像データ、800…パンチ穴跡

Claims (6)

  1. 入力画像からパンチ穴跡を検出するパンチ穴跡検出手段と、
    検出された前記パンチ穴跡の周囲に位置する線分を検出する線分検出手段と、
    前記線分検出手段による検出結果に基づき、前記パンチ穴跡に対して処理を行うパンチ穴跡処理手段であって、当該パンチ穴跡の周囲にて検出された線分同士を結ぶ線分を、当該パンチ穴跡が位置する箇所に形成するパンチ穴跡処理手段と、
    を備え
    前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡に対する上下2方向の何れか1方向の領域及び左右2方向の何れか1方向の領域で線分が検出された場合、又は、当該パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域のうちの3方向の領域で線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、検出された線分の延長線が交差する交差箇所と各線分とを結ぶ線分を形成する画像処理装置。
  2. 前記線分検出手段は、検出された前記パンチ穴跡の周囲の一部の領域にて、線分の検出を行う請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記周囲の前記一部の領域は、前記パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域である請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡を目立ちにくくする処理をさらに行う請求項に記載の画像処理装置。
  5. 原稿上の画像を読み取り、読み取り画像データを生成する画像読み取り手段と、
    前記読み取り画像データからパンチ穴跡を検出するパンチ穴跡検出手段と、
    検出された前記パンチ穴跡の周囲に位置する線分を検出する線分検出手段と、
    前記線分検出手段による検出結果に基づき、前記パンチ穴跡に対して処理を行うパンチ穴跡処理手段であって、当該パンチ穴跡の周囲にて検出された線分同士を結ぶ線分を、当該パンチ穴跡が位置する箇所に形成するパンチ穴跡処理手段と、
    を備え
    前記パンチ穴跡処理手段は、前記パンチ穴跡に対する上下2方向の何れか1方向の領域及び左右2方向の何れか1方向の領域で線分が検出された場合、又は、当該パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域のうちの3方向の領域で線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、検出された線分の延長線が交差する交差箇所と各線分とを結ぶ線分を形成する画像読み取り装置。
  6. 入力画像からパンチ穴跡を検出するパンチ穴跡検出機能と、
    検出された前記パンチ穴跡の周囲に位置する線分を検出する線分検出機能と、
    前記線分検出機能による検出結果に基づき、前記パンチ穴跡の周囲にて検出された線分同士を結ぶ線分を、当該パンチ穴跡が位置する箇所に形成するパンチ穴跡処理機能であって、当該パンチ穴跡に対する上下2方向の何れか1方向の領域及び左右2方向の何れか1方向の領域で線分が検出された場合、又は、当該パンチ穴跡に対する上下左右4方向の領域のうちの3方向の領域で線分が検出された場合、当該パンチ穴跡が位置する箇所に、検出された線分の延長線が交差する交差箇所と各線分とを結ぶ線分を形成するパンチ穴跡処理機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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