JP2018135714A - 蝶番 - Google Patents

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良介 澤井
Ryosuke Sawai
良介 澤井
鈴木 満
Mitsuru Suzuki
満 鈴木
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Nitto Kogyo Co Ltd
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【課題】配線作業の邪魔にならない扉ストッパを提供すること。【解決手段】キャビネット本体若しくは扉のいずれか一方に固定される受け蝶番3と、他方に固定される蝶番本体2と、受け蝶番3に設けられた穴部31に係脱自在に嵌合する蝶番ピン4と、蝶番ピン4を上下移動させるために操作する操作レバー5を備えた蝶番1であって、蝶番ピン4の軸部に係合部を備え、前記係合部が受け蝶番3に設けられた被係合部に係合する係合状態とすることにより扉のストッパ機能を発揮する構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、蝶番に関するものである。
特許文献1に記載されているように、扉に固定される受け蝶番と、キャビネット本体に固定される蝶番本体と、受け蝶番に設けられた穴部に係脱自在に嵌合する蝶番ピンと、蝶番ピンを上下移動させるために操作する操作レバーを備えた蝶番は知られている。このような蝶番は、作業中に空けた扉が不意に閉まり、ケーブル類を挟み込む虞がある。そこで、特許文献2に記載されているように、扉が開いた状態が維持できるストッパの役割を果たすために、キャビネットの下部に水平方向に延びる棒状の部材を取り付けることがなされている。
特開2007−315023号公報 特開2011−052370号公報
ところで、キャビネットの下部に棒状の部材があることにより、ケーブルの端部等が挟まり配線作業の邪魔になることがある。また、部品点数を増加させるものでもある。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、配線作業の邪魔にならない扉ストッパを提供することである。
上記課題を解決するため、キャビネット本体若しくは扉のいずれか一方に固定される受け蝶番と、他方に固定される蝶番本体と、受け蝶番に設けられた穴部に係脱自在に嵌合する蝶番ピンと、蝶番ピンを上下移動させるために操作する操作レバーを備えた蝶番であって、蝶番ピンの軸部に係合部を備え、前記係合部が受け蝶番に設けられた被係合部に係合する係合状態とすることにより扉のストッパ機能を発揮する蝶番とする。
係合部は軸部の長手方向に沿って設けられたギア状の溝であり、被係合部は、穴部に設けた切り欠き部であることが好ましい。
操作レバーの操作により蝶番ピンの位置を回動位置にすることで、受け蝶番若しくは蝶番本体が回動可能な状態とすることができ、蝶番ピンの位置を取り外し位置にすることで、蝶番ピンが穴部から抜け出た状態とすることができる構成とすることが好ましい。
本発明では、配線作業の邪魔にならない扉ストッパを提供することが可能となる。
蝶番の斜視図である。 蝶番本体に取り付けられた蝶番ピンを係合位置に設定した状態を示す斜視図である。 扉に固定された受け蝶番周りの図である。 蝶番本体に取り付けられた蝶番ピンを回動位置に設定した状態を示す斜視図である。 蝶番本体に取り付けられた蝶番ピンを取り外し位置に設定した状態を示す斜視図である。 ラックの全体図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1に示すことから理解されるように、本実施形態の蝶番1は、キャビネット本体若しくは扉91のいずれか一方に固定される受け蝶番3と、他方に固定される蝶番本体2と、受け蝶番3に設けられた穴部31に係脱自在に嵌合する蝶番ピン4と、蝶番ピン4を上下移動させるために操作する操作レバー5を備えている。また、蝶番ピン4の軸部に係合部を備え、前記係合部が受け蝶番3に設けられた被係合部に係合する係合状態とすることにより扉91のストッパ機能を発揮することができる。このため、蝶番1の着脱構造の仕組みを用いてストッパの機能を持たせることが可能となる。作業時に配線が位置する箇所に余分な部品が追加されないため、配線作業の邪魔にならない扉ストッパを提供することが可能となる。
以下、主にサーバなどを搭載するラックに取り付けられる蝶番1について、受け蝶番3が扉91に固定され、蝶番本体2がキャビネット本体に固定される場合を例に説明する。蝶番本体2はキャビネット本体の開口周縁に位置するように固定される。図6に示す実施形態では、蝶番1はラックの上下部と中間3箇所に設けられ、扉91を回動自在に支持している。図2に示すように、蝶番本体2には蝶番ピン4が差し込まれている。蝶番ピン4は、先端が回動軸41、中間部に図示しないラック、回動軸41とラックの間に軸部の長手方向に沿って設けられたギア状の溝42を備えている。このギア状の溝42は係合部の役割を担う。また、図3に示す例では、受け蝶番3の穴部31に設けた切り欠き部32が被係合部である。前記切り欠き部32はギア状の溝42に対応する形状に形成されている。従って、扉91を任意の角度まで回動させた後、後述する操作レバー5を係合位置に操作することで扉91を所望の角度で保持することができる。
蝶番ピン4の中間部に設けられたラックは、図示しないピニオンと係合しており、操作レバー5を回してピニオンを回転させることにより、蝶番ピン4を直線的に移動させることができる。つまり、操作レバー5を操作することで、蝶番ピン4の蝶番本体2からの突出量を変化させることができる。
操作レバー5の操作により蝶番ピン4の位置を図4に示すような回動位置にすることで、穴部31に嵌った蝶番ピン4を中心として受け蝶番3若しくは蝶番本体2が回動可能な状態(扉91が回動可能な状態)とすることができる。また、図5に示すように、蝶番ピン4の位置を取り外し位置にすることで、蝶番ピン4が穴部31から抜け出た状態とすることができる。つまり、操作レバー5の操作により、蝶番ピン4を係合位置、回動位置、取り外し位置とするだけで、扉91の拘束状態を変化させることができるため、使い勝手が良いものとすることができる。なお、蝶番本体2の操作レバー5が回動する軌道上に、操作レバー5と係合する突起状のストッパ21を設けることにより、操作レバー5を回動位置で保持できるようにすることが望ましい。
図3に示すことから理解されるように、本実施形態の受け蝶番3は、扉91の内側端部に固定される。本実施形態の受け蝶番3は、L字状の側板に天板及び底板を備えたものであり、天板及び底板のいずれにも穴部31を設けている。扉91をキャビネット本体に取り付ける際に蝶番ピン4が嵌められる穴部31は、このうちの一方側だけで良いが、本実施形態のように、天板及び底板のいずれにも穴部31を設けておけば、扉91を右開きと左開きのいずれにも使用することができるようになる。
主にサーバなどを搭載するラックは、屋内で使用することが主であるため、扉91は板厚が薄い。このため、本実施形態の蝶番1を一カ所に設けるだけでも、十分にストッパの機能をし得るが、不意の外力に対応するために、複数カ所に設けるものとすることも可能である。なお、本実施形態の蝶番1を一つだけ設ける場合は、扉91の上下方向の中央に本実施形態の蝶番1を設けものとするのが好ましい。本実施形態の蝶番1を操作しやすいからである。なお、この場合、その他の蝶番はストッパ機能の無い蝶番とすればよい。
以上、一つの実施形態を中心に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、蝶番ピンの先端側に係合部として機能するギア状の溝を設け、ラックとギア状の溝の間に回動軸を設けた構成とすることも可能である。また、蝶番ピン4の先端にもギア状の溝42を設け、係合位置では上下の穴部31の切り欠き部32に係合することで保持力を増す構造としてもよい。
また、係合部と被係合部の組み合わせは、溝と切り欠き部に限定されるものではなく、その他の態様とすることも考えらえる。例えば、係合部を蝶番ピンの先端に設けた切り欠きとし、被係合部は受け蝶番に設けた板材とすることなども可能である。
また、蝶番本体に係合突起を設け、操作レバーの回動位置を保持したり、回動範囲を規制したりすることも可能である。
1 蝶番
2 蝶番本体
3 受け蝶番
4 蝶番ピン
5 操作レバー
31 穴部
32 切り欠き部
42 溝
91 扉

Claims (3)

  1. キャビネット本体若しくは扉のいずれか一方に固定される受け蝶番と、他方に固定される蝶番本体と、受け蝶番に設けられた穴部に係脱自在に嵌合する蝶番ピンと、蝶番ピンを上下移動させるために操作する操作レバーを備えた蝶番であって、蝶番ピンの軸部に係合部を備え、前記係合部が受け蝶番に設けられた被係合部に係合する係合状態とすることにより扉のストッパ機能を発揮する蝶番。
  2. 係合部は軸部の長手方向に沿って設けられたギア状の溝であり、被係合部は、穴部に設けた切り欠き部である請求項1に記載の蝶番。
  3. 操作レバーの操作により蝶番ピンの位置を回動位置にすることで、受け蝶番若しくは蝶番本体が回動可能な状態とすることができ、蝶番ピンの位置を取り外し位置にすることで、蝶番ピンが穴部から抜け出た状態とすることができる請求項1又は2に記載の蝶番。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0387485A (ja) * 1989-08-19 1991-04-12 Josef Niedermaier ヒンジ
JP2007315023A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Nitto Electric Works Ltd 蝶番
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