JP2018135065A - 車両用シートベルトガイド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員拘束時の胸たわみを簡素な構成で低減する。【解決手段】車両用シートベルトガイド構造10では、シートバック22の肩部22Aに設けられたベルトガイド40のベルト挿通孔40Aに3点式のシートベルト32が挿通されている。このシートベルト32は、ベルト挿通孔40Aへの挿通部分を頂点として車両上方側へ凸をなして曲がっている。このため、車両の前面衝突時には、ベルトガイド40がシートベルト32から車両下方向きの荷重を受ける。これにより、ベルトガイド40の支持ブラケット50が塑性変形し、ベルトガイド40が車両幅方向内方側へ移動される。その結果、シートベルト32が乗員の首部に近づき鎖骨に巻き掛かるので、乗員の胸たわみが軽減される。しかも、車両の前面衝突時にベルトガイド40がシートベルト32から受ける荷重を利用してベルトガイド40を移動させるので、電気的な制御が不要であり、構成が簡素になる。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用シートのシートバックの肩部に設けられたベルトガイドに、3点式のシートベルトが挿通される車両用シートベルトガイド構造に関する。
下記特許文献1の図10〜図13に記載された車両用乗員拘束装置では、3点式シートベルトにおけるショルダベルトの中間部がベルトガイドに挿通されている。このベルトガイドは、シートバックの肩口(肩部)に固定されたスライドレールに沿って車両幅方向に移動可能とされており、バネによって車両幅方向内方側へ付勢されると共に、ストッパによって移動を規制されている。このストッパが、前面衝突時にマイクロガスジェネレータによって移動されると、上記の規制が解除され、ベルトガイドがバネによって車両幅方向内方側へ移動される。これにより、ショルダベルトのベルトパスを車両幅方向内方側に変更し、乗員拘束時の胸たわみを低減するようにしている。
また、下記特許文献1の図14に記載された車両用乗員拘束装置では、上記同様に車両幅方向に移動可能とされたベルトガイドが、前面衝突時にマイクロガスジェネレータ(インフレータ)によって車両幅方向内方側へ移動される。これにより、上記同様の効果を得るようにしている。
特開2016−88335号公報
しかしながら、上記各車両用乗員拘束装置では、マイクロガスジェネレータの作動を電気的に制御するための制御装置が必要であるため、構成が複雑になる。
本発明は上記事実を考慮し、乗員拘束時の胸たわみを簡素な構成で低減することができる車両用シートベルトガイド構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両用シートベルトガイド構造は、車両用シートのシートバックの肩部に設けられ、乗員を拘束する3点式のシートベルトが挿通されたベルト挿通孔が形成され、前記シートベルトが前記ベルト挿通孔への挿通部分を頂点として車両上方側へ凸をなして曲がった状態に前記シートベルトを支持しているベルトガイドと、前記ベルトガイドを前記シートバックに支持させると共に、車両の前面衝突時に前記ベルトガイドが前記シートベルトから受ける車両下方向きの荷重によって前記ベルトガイドを車両幅方向内方側へ移動させる支持部材と、を備えている。
請求項1に記載の発明では、乗員を拘束する3点式のシートベルトが、車両用シートのシートバックの肩部に設けられたベルトガイドのベルト挿通孔に挿通されている。このシートベルトは、ベルト挿通孔への挿通部分を頂点として車両上方側へ凸をなして曲がっている。このため、ベルトガイドは、車両の前面衝突時にシートベルトから車両下方向きの荷重を受ける。すなわち、上記のように曲がったシートベルトが、車両前方側へ慣性移動しようとする乗員から荷重を受けて伸張されると、ベルトガイドが車両下方向きの荷重を受ける。また例えば、シートベルトの巻取装置(リトラクタ)がプリテンショナ機構を備えている場合には、シートバックがプリテンショナ機構によってリトラクタに巻き取られる際にも、シートベルトが伸張され、ベルトガイドが車両下方向きの荷重を受ける。
ここで、この発明では、上記のようにベルトガイドが車両下方向きの荷重を受けると、当該ベルトガイドをシートバックに支持させた支持部材が、ベルトガイドを車両幅方向内方側へ移動させる。これにより、シートベルトが乗員の首部に近づき、耐性値が比較的高い鎖骨に巻き掛かるので、乗員の胸たわみが軽減される。しかも、車両の前面衝突時にベルトガイドがシートベルトから受ける車両下方向きの荷重を利用してベルトガイドを移動させるので、電気的な制御が不要であり、構成が簡素になる。
請求項2に記載の発明に係る車両用シートベルトガイド構造は、請求項1において、前記支持部材は、前記荷重によって塑性変形する支持ブラケットである。
請求項2に記載の発明では、ベルトガイドがシートベルトから車両下方向きの荷重を受けると、ベルトガイドをシートバックに支持させた支持ブラケットが塑性変形する。これにより、ベルトガイドが車両幅方向内方側へ移動されるので、支持部材を簡素な構成にすることができる。
請求項3に記載の発明に係る車両用シートベルトガイド構造は、請求項2において、前記支持ブラケットは、車両上方側へ向かうほど車両幅方向内方側へ向かうように傾斜した左右の脚部と、前記左右の脚部の上端部間に架け渡され、前記ベルトガイドが固定されたガイド固定部と、を備えている。
請求項3に記載の発明では、ベルトガイドがシートベルトから車両下方向きの荷重を受けると、車両上方側へ向かうほど車両幅方向内方側へ向かうように傾斜した支持ブラケットの左右の脚部が車両幅方向内方側へ倒れ込む。これにより、左右の脚部の上端部間に架け渡されたガイド固定部が、当該ガイド固定部に固定されたベルトガイドと一緒に車両幅方向内方側へ移動される。この場合、左右の脚部が平行リンクのように機能することにより、ガイド固定部及びベルトガイドを水平又は略水平な姿勢で車両幅方向内方側へ移動させることが可能になる。
請求項4に記載の発明に係る車両用シートベルトガイド構造は、請求項1において、前記支持部材は、前記ベルトガイドの前記移動を案内する傾斜面が形成された移動案内部材と、前記移動を規制すると共に、前記荷重によって前記規制を解除する規制部材と、を備えている。
請求項4に記載の発明では、ベルトガイドがシートベルトから車両下方向きの荷重を受けると、規制部材によるベルトガイドの移動規制が解除され、ベルトガイドが移動案内部材の傾斜面に案内されて車両幅方向内方側へ移動する。このように構成されているので、移動案内部材の傾斜面の傾斜角度や、規制部材による上記規制の強さ等を調整することにより、ベルトガイドが移動する際の特性(移動方向、移動タイミング等)を容易に調整することができる。
請求項5に記載の発明に係る車両用シートベルトガイド構造は、請求項1〜請求項4の何れか1項において、前記ベルトガイドの前記移動を所定の範囲に制限するストッパを備えている。
請求項5に記載の発明では、ベルトガイドの車両幅方向内方側への移動が、ストッパによって所定の範囲に制限される。これにより、例えばベルトガイドのベルト挿通孔に挿通されたシートベルトが乗員の首部に近づき過ぎることを防止できる。
以上説明したように、本発明に係る車両用シートベルトガイド構造では、乗員拘束時の胸たわみを簡素な構成で低減することができる
本発明の第1実施形態に係る車両用シートベルトガイド構造を含む周辺の構成を車両幅方向外側から見た側面図である。 図1に示される構成の一部を車両前方側から見た拡大正面図である。 ベルトガイドが車両幅方向内方側へ移動された状態を示す図2に対応した正面図である。 ベルトガイドの移動によって変更されるシートベルトのベルトパスについて説明するための正面図である。 ベルトガイドと支持ブラケットとの固定方法の一例を示す図2に対応した正面図である。 図5のF6−F6線に沿った切断面を拡大して示す断面図である。 ベルトガイドと支持ブラケットとの固定方法の別の例を示す図2に対応した正面図である。 図7のF8−F8線に沿った切断面を拡大して示す断面図である。 支持ブラケットの脚部の長さと、ベルトガイドの車両幅方向内方側への移動量との関係を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用シートベルトガイド構造を含む周辺の構成を車両前方側から見た正面図である。 ベルトガイドが車両幅方向内方側へ移動された状態を示す図10に対応した正面図である。 規制部材の一例を示す図10に対応した正面図である。 ベルトガイドが車両幅方向内方側へ移動された状態を示す図12に対応した正面図である。 規制部材の別の例を示す図10に対応した正面図である。 ベルトガイドが車両幅方向内方側へ移動された状態を示す図14に対応した正面図である。 本発明の第3実施形態に係る車両用シートベルトガイド構造を含む周辺の構成を車両幅方向外側から見た側面図である。 支持ブラケットの第1変形例を示す正面図である。 支持ブラケットの第2変形例を示す正面図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1実施形態に係る車両用シートベルトガイド構造10について、図1〜図9に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、車両の前方(進行方向)、上方、車両幅方向の外方をそれぞれ示している。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。また、各図においては、図面を見易くする関係から一部の符号を省略している場合がある。
(構成)
図1〜図3に示されるように、本実施形態に係る車両用シートベルトガイド構造10は、ベルトガイド40と、支持部材としての支持ブラケット50とを備えている。ベルトガイド40及び支持ブラケット50は、車両用シート20のシートバック22における車両幅方向外方側の肩部(肩口部)22Aに設けられている。これらのベルトガイド40及び支持ブラケット50は、車両用シート20及び車両用3点式シートベルト装置30の一部を構成している。先ず、車両用シート20及び車両用3点式シートベルト装置30の概略的な全体構成について説明し、その後にベルトガイド40及び支持ブラケット50の構成について説明する。
(車両用シート20の構成)
車両用シート20は、ここでは車両のリヤシートとされており、車室内の右側に配置されている。この車両用シート20の前後左右上下の方向は、車両の前後左右上下の方向と一致している。なお、車両用シート20が車室内の左側に配置される場合、本実施形態とは左右対称の構成となる。この車両用シート20では、シートバック22の下端部が図示しないシートクッションの後端部に連結されており、シートバック22の上端部にはヘッドレスト24が連結されている。
上記のシートバック22は、骨格部材であるシートバックフレーム26(図2及び図3参照)と、シートバックフレーム26に被せられた図示しないシートバックパッド(クッション材)と、シートバックパッドを覆ったシートバック表皮28とを備えている。シートバックフレーム26は、シートバック22の左右の側部においてシートバック22の上下方向に延在した左右のサイドフレーム26A(図2及び図3では左側のサイドフレーム26Aは図示省略)と、左右のサイドフレーム26Aの上端部を車両幅方向に繋いだアッパフレーム26Bとを備えている。なお、シートバックフレーム26の構成は上記に限らず、適宜変更可能である。
(車両用3点式シートベルト装置30の構成)
車両用3点式シートベルト装置30は、図1に示されるように、車両用シート20に着座した乗員Pを3点式のシートベルト(ウェビング)32によって拘束する構成になっている。なお、上記の乗員Pは、例えばAM50(米国人成人男性の50パーセンタイル)のダミーと同等の体格を有している。シートベルト32の長手方向一端部は、シートバック22の車両後方側で図示しない車体に固定されたリトラクタ(ウェビング巻取装置)34のスプール36に係止されている。このリトラクタ34は、従来周知のものであり、図示しないプリテンショナ機構を備えている。このプリテンショナ機構は、例えば火薬式とされており、車両の前面衝突が検知された際に火薬の発火によってスプール36を回転させることにより、シートベルト32を所定量だけスプール36に強制的に巻き取る構成になっている。
シートベルト32の長手方向他端部は、図示しないCピラーの下端部付近で車体に固定されたアンカ部材(図示省略)に係止されており、シートベルト32の長手方向中間部には、図示しないタングプレートが摺動可能に取り付けられている。このタングプレートは、車両用シート20の車両幅方向中央側に設けられた図示しないバックルと連結される。これにより、車両用シート20に着座した乗員Pがシートベルト32を装着した状態(乗員Pがシートベルト32によって車両用シート20に拘束された状態)となる。
(ベルトガイド40及び支持ブラケット50の構成)
ベルトガイド40は、前述したように車両用シート20のシートバック22の肩部22Aに設けられている。このベルトガイド40は、例えば樹脂によって形成されたものであり、車両幅方向を長手とする略ブロック状に形成されている。このベルトガイド40には、当該ベルトガイド40を車両前後方向に貫通したベルト挿通孔40Aが形成されている。このベルト挿通孔40Aは、車両幅方向を長手とする長尺状に形成されている。このベルト挿通孔40Aには、シートベルト32の長手方向中間部(リトラクタ34とタングプレートとの間の部位)が摺動自在に挿通されている。
なお、乗員Pのシートベルト装着状態では、シートベルト32におけるベルトガイド40とタングプレートとの間の部位が、乗員Pの肩部S及び胸部Cを拘束するショルダベルト32Sとなり、シートベルト32におけるタングプレートとアンカ部材との間の部位が、乗員Pの腹部B及び腰部L(図4参照)を拘束するラップベルト(図示省略)となる。
ベルトガイド40の下方でシートバック22内の上端部には、支持ブラケット50が配置されている。この支持ブラケット50は、当該支持ブラケット50の下方に配置された取付ブラケット52を介してシートバックフレーム26のアッパフレーム26Bに取り付けられている。取付ブラケット52は、例えば金属によって形成されたものであり、車両幅方向を長手とする直方体状の外形を有している。この取付ブラケット52は、例えば溶接等の手段によって前述したアッパフレーム26Bの上面に固定されている。なお、上記の取付ブラケット52が省略され、支持ブラケット50が直接シートバックフレーム26に取り付けられた構成にしてもよい。
支持ブラケット50は、例えば板金が曲げ加工されて形成されたものであり、車両前後方向から見て略ハット状をなしている。具体的には、この支持ブラケット50は、略車両上下方向に延在した左右の脚部50A、50Bと、左右の脚部50A、50Bの上端部間に架け渡されたガイド固定部50Cと、左右の脚部50A、50Bの下端部から互いに反対側へ延出された左右のフランジ部50D、50Eとを備えている。
左右のフランジ部50D、50Eは、取付ブラケット52の上面に重ね合わされており、溶接、ボルト締結等の手段によって取付ブラケット52に固定されている。左右の脚部50A、50Bは、車両上方側へ向かうほど車両幅方向内方側へ向かうように車両上下方向に対して僅かに傾斜しており、ガイド固定部50Cは、車両幅方向に水平又は略水平に延びている。このガイド固定部50Cには、前述したベルトガイド40が固定されている。これにより、ベルトガイド40が支持ブラケット50を介してシートバックフレーム26に支持されている。このベルトガイド40は、シートバック22の上面からシート上方側へ突出しており、ベルト挿通孔40Aが形成された部位がシートバック22の外側(上側)に位置している。なお、ベルトガイド40とガイド固定部50C(支持ブラケット50)との固定方法については後述する。
支持ブラケット50の車両幅方向内方側(車両幅方向中央側)で取付ブラケット52の上面側には、ストッパ60が配置されている。このストッパ60は、例えば金属によって形成されたものであり、直方体状の外形を有している。このストッパ60は、例えば溶接等の手段によって取付ブラケット52に固定されている。このストッパ60は、支持ブラケット50における左側の脚部50Dに対して車両幅方向内方側から対向しており、当該左側の脚部50Dに対して離間して配置されている。なお、ストッパ60が取付ブラケット52と一体に形成された構成にしてもよいし、ストッパ60がアッパフレーム26B(シートバックフレーム26)に固定された構成にしてもよい。
ここで、本実施形態では、図1に示されるように、シートバック22の車両後方側に位置するリトラクタ34が、ベルトガイド40よりも車両下方側に配置されている。このベルトガイド40は、乗員Pの肩部Sよりも車両上方側に配置されている。このため、ベルトガイド40のベルト挿通孔40Aに挿通されたシートベルト32の長手方向中間部は、ベルト挿通孔40Aへの挿通部分32Aを頂点として車両上方側へ凸をなして曲がっている。つまり、ベルトガイド40は、シートベルト32の長手方向中間部を、上記のように曲がった状態に支持している。
また、上記のリトラクタ34には、前述したようにプリテンショナ機構が設けられている。このプリテンショナ機構が車両の前面衝突時(急減速時)に作動すると、シートベルト32が所定量だけスプール36に強制的に巻き取られる(図1の矢印R参照)。この際には、シートベルト32の長手方向中間部が乗員Pの肩部Sとスプール36との間で伸張されることにより、ベルトガイド40がシートベルト32から車両下方向きの過大な荷重を受ける構成になっている(図1及び図3の矢印F参照)。
また、車両の前面衝突時には、乗員Pが車両前方側へ慣性移動しようとすることにより(図1の矢印M参照)、シートベルト32が乗員Pによって引っ張られる(図1の矢印D参照)。これにより、シートベルト32が伸張されると、ベルトガイド40がシートベルト32から車両下方向きの過大な荷重を受ける構成になっている(図1の矢印F参照)。つまり、本実施形態では、リトラクタ34がプリテンショナ機構を備えていない場合でも、ベルトガイド40がシートベルト32から車両下方向きの過大な荷重を受ける構成になっている。したがって、リトラクタ34がプリテンショナ機構を備えていない構成にしてもよい。なお、本実施形態において、ベルトガイド40が上記の過大な荷重を受ける場合は、例えば車両の前面衝突によってシートベルト32が100kN以上の荷重を受ける場合である。
そして、上記のようにベルトガイド40が車両下方向きの過大な荷重を受けると、支持ブラケット50が塑性変形する構成になっている。この場合、支持ブラケット50は、図3に示されるように、左右の脚部50A、50Bが車両幅方向内方側へ倒れ込むことにより、ガイド固定部50Cがベルトガイド40と一緒に車両幅方向内方側(詳細には車両幅方向内方側かつ車両下方側)へ移動される(図3の矢印ID参照)。その結果、図3及び図4に示されるように、ショルダベルト32Sのベルトパスが車両幅方向内方側へ移動され(図3及び図4の矢印A参照)、ショルダベルト32S(シートベルト32)が乗員Pの首部Nに接近する構成になっている。なお、図4では、説明を分かり易くするために、シートベルト32の移動量を誇張して大きく記載している。
また、本実施形態では、上記のように左右の脚部50A、50Bが車両幅方向内方側へ倒れ込むと、左側の脚部50Aがストッパ60と当接する。これにより、左側の脚部50Aの倒れ込みが規制され、それ以上の支持ブラケット50の塑性変形が阻止される。その結果、ベルトガイド40の車両幅方向内方側への移動が所定の範囲(予め設定された範囲)に制限される構成になっている。
なお、上記のベルトガイド40及び支持ブラケット50は、車両用3点式シートベルト装置30の構成部材であると捉えてもよいし、車両用シート20の構成部材であると捉えてもよい。また、上記のベルトガイド40及び支持ブラケット50は、車両用シート20及び車両用3点式シートベルト装置30を備えた車両用乗員拘束装置の構成部材であると捉えてもよい。
上記のベルトガイド40及び支持ブラケット50が車両用3点式シートベルト装置30の他の構成部材と一緒に車両の製造現場に納入され、車両用シート20のシートバックに後付けされる場合、例えば図5及び図6に示されるような構成とされる。図5及び図6に示される例では、ベルトガイド40が支持ブラケット50と一体に成形されることにより、ガイド固定部50Cがベルトガイド40内に埋め込まれた構成になっている。また、支持ブラケット50の左右のフランジ部50D、50Eは、ボルト締結等の手段によって取付ブラケット52に固定される構成になっている。この例では、支持ブラケット50が塑性変形する際には、主に支持ブラケット50の上部側(ベルトガイド40側の部位)が変形する構成になる。
一方、ベルトガイド40及び支持ブラケット50が車両用シート20のシートバック22に予め取り付けられ、当該車両用シート20と一緒に車両の製造現場に納入される場合、例えば図7及び図8に示されるような構成とされる。図7及び図8に示される例では、支持ブラケット50の左右のフランジ部50D、50Eが省略されており、左右の脚部50A、50Bの下端部が溶接等の手段によって取付ブラケット52に直接固定されている。また、ベルトガイド40は、ボルトやリベット等の締結具41によってガイド固定部50Cに固定されている。この例では、支持ブラケット50が塑性変形する際には、主に支持ブラケット50の下部側(取付ブラケット52側の部位)が変形する構成になる。
なお、上記の支持ブラケット50では、図9に概略的に示されるように、左右の脚部50A、50Bが長い場合(図9の左側参照)の方が、左右の脚部50A、50Bが短い場合(図9の右側参照)よりも、支持ブラケット50の車両幅方向内方側への塑性変形量(ベルトガイド40の車両幅方向内方側への移動量)を大きくすることができる。つまり、左右の脚部50A、50Bの上端部51における車両下方側への移動量Uが図9の左側と右側とで同一の場合、左右の脚部50A、50Bが長い場合における上端部51の車両幅方向内方側への移動量A1は、左右の脚部50A、50Bが短い場合における上端部51の車両幅方向内方側への移動量A2よりも大きくなる(A1>A2)。このため、本実施形態では、左右の脚部50A、50Bの長さをある程度長めに設定している。そして、ストッパ60を設けることにより、左右の脚部50A、50Bが車両幅方向内方側へ倒れ込み過ぎない範囲で支持ブラケット50を塑性変形させるようにしている。これにより、ベルトガイド40の車両幅方向内方側への移動量を効率的に確保している。
(作用及び効果)
次に、本第1実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成の車両用シートベルトガイド構造10では、車両用シート20に着座した乗員Pを拘束する3点式のシートベルト32が、シートバック22の肩部22Aに設けられたベルトガイド40のベルト挿通孔40Aに挿通されている。このシートベルト32は、ベルト挿通孔40Aへの挿通部分32Aを頂点として車両上方側へ凸をなして曲がっている。このため、ベルトガイド40は、車両の前面衝突時にシートベルト32から車両下方向きの荷重を受ける(図1及び図3の矢印F参照)。
上記のようにベルトガイド40が車両下方向きの荷重を受けると、当該ベルトガイド40をシートバック22に支持させた支持ブラケット50が塑性変形する。この場合、支持ブラケット50は、車両上方側へ向かうほど車両幅方向内方側へ向かうように傾斜した左右の脚部50A、50Bが、車両幅方向内方側へ倒れ込む。これにより、左右の脚部50A、50Bの上端部間に架け渡されたガイド固定部50Cが、当該ガイド固定部50Cに固定されたベルトガイド40と一緒に車両幅方向内方側へ移動される。その結果、シートベルト32が乗員Pの首部Nに近づき、耐性値が比較的高い鎖骨に巻き掛かるので、乗員Pの胸たわみが軽減される。しかも、前面衝突時にベルトガイド40がシートベルト32から受ける車両下方向きの荷重を利用してベルトガイド40を移動させるので、電気的な制御が不要であり、構成が簡素になる。
また、本実施形態では、支持ブラケット50が塑性変形することにより、ベルトガイド40が車両幅方向内方側へ移動されるので、支持部材を簡素な構成にすることができる。しかも、支持ブラケット50が塑性変形する際には、左右の脚部50A、50Bが車両幅方向内方側へ倒れ込む。この際には、左右の脚部50A、50Bが平行リンクのように機能するので、ガイド固定部50C及びベルトガイド40を水平又は略水平な姿勢で車両幅方向内方側へ移動させることができる。
また、本実施形態では、ベルトガイド40の車両幅方向内方側への移動が、ストッパ60によって所定の範囲に制限される。これにより、例えばベルトガイド40のベルト挿通孔40Aに挿通されたシートベルト32が、乗員Pの首部Nに近づき過ぎることを防止できる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、前記第1実施形態と基本的に同様の構成及び作用については、前記第1実施形態と同符号を付与しその説明を省略する。
<第2の実施形態>
図10及び図11には、本発明の第2実施形態に係る車両用シートベルトガイド構造70を含む周辺の構成が車両前方側から見た正面図にて示されている。この実施形態は、第1実施形態に係る支持ブラケット50の代わりに、支持部材としての移動案内部材72を備えている。この移動案内部材72は、例えば樹脂によって形成されたものであり、車両幅方向を長手とする長尺な略ブロック状に形成されている。この移動案内部材72は、ボルト締結等の手段によって取付ブラケット52の上面に固定されており、ベルトガイド40の下方に配置されている。この移動案内部材72の上面は、車両幅方向内方側へ向かって下り勾配の傾斜面72Aとされており、ベルトガイド40の下面は、当該傾斜面72Aに沿って傾斜している。ベルトガイド40は、傾斜面72A上に載置されており、傾斜面72Aに沿って車両幅方向内方側(詳細には車両幅方向内方側かつ車両下方側)へ移動可能(スライド可能)に移動案内部材72に連結されている。つまり、上記の傾斜面72Aは、ベルトガイド40の車両幅方向内方側への移動を案内する機能を備えている。
但し、ベルトガイド40は、規制部材(図10及び図11では図示省略)によって上記のスライド(移動)を規制されており、通常時には図10に示される初期位置に保持されている。上記の規制部材は、車両の前面衝突時にベルトガイド40がシートベルト32から車両下方向きの過大な荷重を受けると、上記の規制を解除する。これにより、ベルトガイド40が傾斜面72Aと摺動しつつ車両幅方向内方側へスライドする構成になっている。
また、移動案内部材72の車両幅方向内方側の端部には、車両上方側へ突出したストッパ72Bが設けられており、上記のように車両幅方向内方側へスライドしたベルトガイド40は、ストッパ72Bに当接する(図11参照)。これにより、ベルトガイド40の車両幅方向内方側へのスライドが所定の範囲に制限される構成になっている。
なお、上記の規制部材としては、例えば図12及び図13に示されるバネ74(ここでは圧縮コイルスプリング)や、図14及び図15に示されるシェアピン76等を適用することができる。図12及び図13に示される例では、ベルトガイド40の下面から左右一対の脚部40B、40Cが突出しており、車両幅方向内方側の脚部40Bとストッパ72Bとの間にバネ74が挟まれている。このバネ74は、通常時にはベルトガイド40を図12に示される初期位置に保持しているが、ベルトガイド40が車両下方向きの過大な荷重を受けると図13に示されるように圧縮される。これにより、ベルトガイド40の車両幅方向内方側へのスライドが許容される構成になっている。
一方、図14及び図15に示される例では、移動案内部材72における車両幅方向内方側の部位にシェアピン76が取り付けられている。このシェアピン76は、下部側が移動案内部材72に埋め込まれており、上部側が傾斜面72Aから上方に突出している。このシェアピン76には、ベルトガイド40における車両幅方向内方側の端面が当接している。これにより、通常時にはベルトガイド40が図14に示される初期位置に保持されているが、ベルトガイド40が車両下方向きの過大な荷重を受けると、図15に示されるようにシェアピン76が破断する。その結果、ベルトガイド40の車両幅方向内方側へのスライドが許容される構成になっている。なお、シェアピン76は、移動案内部材と一体に形成されたものでもよい。この実施形態では上記以外の構成は第1実施形態と同様の構成とされている。
この実施形態では、車両の前面衝突時にベルトガイド40がシートベルト32から車両下方向きの荷重を受けると、規制部材によるベルトガイド40のスライド規制が解除され、ベルトガイド40が車両幅方向内方側へ移動される。これにより、ショルダベルト32Sのベルトパスが車両幅方向内方側へ移動(変更)されるので、第1実施形態と同様に乗員拘束時の胸たわみを簡素な構成で低減できる。しかも、移動案内部材72の傾斜面72Aの傾斜角度や、規制部材による上記規制の強さ(例えばバネ74の圧縮荷重、シェアピン76の破断強度)等を調整することにより、ベルトガイド40が移動する際の特性(移動方向、移動タイミング等)を容易に調整することができる。また、規制部材がバネ74である場合、車両の前面衝突後にベルトガイド40がバネ74によって初期位置に復帰されるので、修理の必要がなく、繰り返しの使用が可能である。
<第3の実施形態>
図16には、本発明の第3実施形態に係る車両用シートベルトガイド構造80を含む周辺の構成が車両右方側から見た側面図にて示されている。この車両用シートベルトガイド構造80は、車両のフロントシートである車両用シート82に適用されている。この車両用シート82は、シートクッション84と、シートバック86と、ヘッドレスト88とを備えており、車室内の右側に配置されている。シートバック86における車両幅方向外方側の肩部86Aには、第1実施形態と同様にベルトガイド40、支持ブラケット50及び取付ブラケット52が設けられている。また、この実施形態では、リトラクタ34が図示しないBピラーの下端部に固定されており、当該Bピラーの上部に取り付けられたショルダアンカ90には、シートベルト32の長手方向中間部(ベルトガイド40とリトラクタ34との間の部位)が巻き掛けられている。なお、図16では、シートベルト32のラップベルトの図示を省略している。
また、この実施形態では、ベルトガイド40は、車両幅方向から見た場合に、ショルダアンカ90におけるシートベルト32の巻き掛け部分と、乗員Pの肩部Sの上端とを結ぶ仮想直線VLよりも車両上方側に配置されている。このため、シートベルト32は、ベルトガイド40のベルト挿通孔40A(図16では図示省略)への挿通部分32Aを頂点として車両上方側へ凸をなして曲がっている。これにより、車両の前面衝突時には、ベルトガイド40がシートベルト32から車両下方向きの荷重を受ける構成になっている。この実施形態においても、前記第1実施形態と基本的に同様の作用効果を得ることができる。なお、図16では、第1実施形態に係る支持ブラケット50が支持部材の場合を図示しているが、支持部材は第2実施形態に係る移動案内部材70でもよい。
<実施形態の補足説明>
前記第1実施形態では、支持ブラケット50における左右の脚部50A、50Bの全体が、車両上方側へ向かうほど車両幅方向内方側へ向かうように傾斜した構成にしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば図17に示されるように、左右の脚部50A、50Bが、車両前後方向視で車両幅方向内方側へ凸をなすように屈曲された構成にしてもよい。この場合、左右の脚部50A、50Bにおいて、車両上方側へ向かうほど車両幅方向内方側へ向かうように傾斜した下方部位50A2、50B2の長さ(図17の矢印b参照)を、車両上方側へ向かうほど車両幅方向外方側へ向かうように傾斜した上方部位50A1、50B1の長さ(図17の矢印a参照)よりも長くすることが好ましい。その方がベルトガイド40の車両幅方向内方側への移動量を大きくすることができる。
また例えば、図18に示されるように、左右の脚部50A、50Bのうち、車両幅方向外方側の脚部50Bのみが、車両前後方向視で車両幅方向内方側へ凸をなすように屈曲された構成にしてもよい。この構成では、支持ブラケット50が車両下方向きの荷重によって塑性変形する際に、ベルトガイド40が車両幅方向外方側へ向けて下るように傾き易くなるので、ショルダベルト32Sが乗員Pの肩部Sの傾斜に沿って傾斜した状態を維持し易くなる。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことは勿論である。
10 車両用シートベルトガイド構造
20 車両用シート
22 シートバック
22A 肩部
32 シートベルト
40 ベルトガイド
40A ベルト挿通孔
50 支持ブラケット(支持部材)
50A、50B 左右の脚部
50C ガイド固定部
60 ストッパ
70 車両用シートベルトガイド構造
72 移動案内部材
72A 傾斜面
72B ストッパ
74 バネ(規制部材)
76 シェアピン(規制部材)
80 車両用シートベルトガイド構造
82 車両用シート
86 シートバック
86A 肩部
P 乗員

Claims (5)

  1. 車両用シートのシートバックの肩部に設けられ、乗員を拘束する3点式のシートベルトが挿通されたベルト挿通孔が形成され、前記シートベルトが前記ベルト挿通孔への挿通部分を頂点として車両上方側へ凸をなして曲がった状態に前記シートベルトを支持しているベルトガイドと、
    前記ベルトガイドを前記シートバックに支持させると共に、車両の前面衝突時に前記ベルトガイドが前記シートベルトから受ける車両下方向きの荷重によって前記ベルトガイドを車両幅方向内方側へ移動させる支持部材と、
    を備えた車両用シートベルトガイド構造。
  2. 前記支持部材は、前記荷重によって塑性変形する支持ブラケットである請求項1に記載の車両用シートベルトガイド構造。
  3. 前記支持ブラケットは、
    車両上方側へ向かうほど車両幅方向内方側へ向かうように傾斜した左右の脚部と、
    前記左右の脚部の上端部間に架け渡され、前記ベルトガイドが固定されたガイド固定部と、
    を備えている請求項2に記載の車両用シートベルトガイド構造。
  4. 前記支持部材は、
    前記ベルトガイドの前記移動を案内する傾斜面が形成された移動案内部材と、
    前記移動を規制すると共に、前記荷重によって前記規制を解除する規制部材と、
    を備えている請求項1に記載の車両用シートベルトガイド構造。
  5. 前記ベルトガイドの前記移動を所定の範囲に制限するストッパを備えた請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用シートベルトガイド構造。
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