JP2018134963A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シートクッションの長さを変えるために移動する可動部の構成を改善する。
【解決手段】固定部(1)と、シートクッションの長さを変えるために固定部(1)に対して移動可能な可動部(2)と、がシートクッションに備えられた車両用シートSにおいて、可動部(2)に可動部側係合部として設けられた切り欠き(22)と、固定部(2)に固定部側係合部として設けられた係合板片(36)とを有し、係合板片(36)は、可動部(2)の状態を移動不能状態にするために切り欠き(22)と係合するロック位置と、可動部(2)の状態を移動可能状態にするために切り欠き(22)から外れるアンロック位置との間を移動することが可能である。また、可動部(2)には、係合板片(36)をロック位置からアンロック位置へ移動させるために係合板片(36)を動かす押圧ワイヤ(45)が備えられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、乗物用シートに係り、特に、シートクッション内の可動部が移動することによりシートクッションの長さを変えることが可能な乗物用シートに関する。
乗物用シートの中には、シートクッション内に可動部を設け、この可動部を移動させることによりシートクッションの長さを変えることが可能なものが存在する。例えば、特許文献1に記載の車両用シートでは、シートクッション内に移動機構が設けられており、この移動機構が前後方向に移動することで、シートクッションの前後長(車両用シートの前後方向における長さ)を調整することが可能である。
特開2007−118706号公報
ところで、上記の可動部がシートクッション内に設けられている構成において、不用意に可動部が動いてしまうのを回避するためにロック機構を設けることが考えられる。この場合には、可動部、及び、シートクッションフレームに設けられた固定部のそれぞれにロック用の係合部を設けることになる。可動部及び固定部の各々に取り付けられた係合部は、互いに係合可能であり、また、係合状態を解除することも可能である。すなわち、一方の係合部は、他方の係合部に係合する位置(ロック位置)と、他方の係合部から外れた位置(アンロック位置)との間を移動することになる。
ここで、ロック位置とアンロック位置との間を移動する係合部を可動部及び固定部のうち、可動部に取り付ける場合には、可動部の移動中に上記の係合部が周囲の部材と干渉しないようにシートを設計する必要がある。また、上記の係合部は、ロック位置とアンロック位置との間を移動するための機構を備えている。このため、上記の係合部を可動部に取り付けると、その分、可動部の部品点数や重量を増加させてしまうことになる。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、シートクッションの長さを変えるために移動する可動部の構成を改善した乗物用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の乗物用シートによれば、シートクッションフレームに設けられた固定部と、シートクッションの長さを変えるために前記固定部に対して移動可能な可動部と、が前記シートクッションに備えられた乗物用シートであって、前記可動部に設けられ、該可動部に対する位置が固定されている可動部側係合部と、前記固定部に取り付けられ、前記可動部の状態を移動不能状態にするために前記可動部側係合部と係合するロック位置と、前記状態を移動可能状態にするために前記可動部側係合部から外れるアンロック位置との間を移動することが可能な固定部側係合部と、前記可動部に備えられ、前記固定部側係合部を前記ロック位置から前記アンロック位置へ移動させるために前記固定部側係合部を動かす駆動部と、を有することにより解決される。
上記のように構成された本発明の乗物用シートでは、可動部の移動を規制するために設けられた2つの係合部のうち、ロック位置とアンロック位置との間を移動することが可能な係合部が固定部に設けられている。これにより、可動部の部品点数や重量の増加が抑えられ、また、可動部に関する設計の自由度が向上する。
また、上記の乗物用シートにおいて、前記可動部側係合部及び前記固定部側係合部の組み合わせは、前記乗物用シートの幅方向において複数箇所に設けられているとよい。
上記の構成では、可動部の移動を規制する機構(すなわち、可動部側係合部及び固定部側係合部の組み合わせ)が複数設けられている。これにより、可動部の移動を効果的に規制することが可能となる。
また、上記の乗物用シートにおいて、前記可動部は、前記乗物用シートの前後方向における前記シートクッションの長さを変えるために前記前後方向に移動可能なロッドを備え、該ロッドは、前記前後方向に延びた円柱又は円筒状の部材であり、前記可動部側係合部は、前記ロッドに設けられているとよい。
上記の構成では、円柱又は円筒状のロッドが前後方向に移動することでクッションの前後長が変化する。このような構成であれば、汎用的な形状のロッドを用いてクッションの前後長を調整することが可能となる。
また、上記の乗物用シートにおいて、前記ロッドは、前記乗物用シートの幅方向において互いに離れた位置に配置された第一ロッド及び第二ロッドを有し、前記第一ロッドは、前記幅方向において前記第二ロッドに近付くように屈曲しており、前記第二ロッドは、前記幅方向において前記第一ロッドに近付くように屈曲しているとよい。
上記の構成では、2つのロッド(第一ロッド及び第二ロッド)の各々は、互いに近付くように屈曲している。これにより、各ロッドが移動する際に当該ロッドのガタツキを抑えることができ、また、ロッドが周辺部材と干渉するのを抑制することが可能となる。
また、上記の乗物用シートにおいて、前記可動部側係合部は、前記ロッドの外周面に形成された切り欠きであり、該切り欠き内には、前記前後方向において互いに対向し前記切り欠きの底部にて互いに隣接する第一面及び第二面が設けられ、前記第一面は、前記前後方向を法線方向とする平面に沿っており、前記第二面は、該第二面において前記第一面と隣接する側の端から前記第一面とは反対側の端に向かうにつれて前記ロッドの径方向においてより外側に位置するように傾斜しているとよい。
上記の構成では、ロッドの外周面に可動部側係合部としての切り欠きが形成されている。また、切り欠きが有する2つの対向面のうちの一方の面(第一面)は、前後方向に対して直交する面となっている。他方の面(第二面)は、第一面から離れるにつれてロッドの径方向外側に位置するように傾斜した面となっている。このような構成であれば、前後方向において第一面から第二面に向かう向きについては、係合部のロック機能によって可動部の移動を規制することが可能となる。反対に、第二面から第一面に向かう向きについては、ロック機能を無効化し、可動部を自在に移動させることが可能となる。つまり、上記の構成であれば、前後方向における一つの向きに限って可動部の移動を規制することが可能となる。
また、上記の乗物用シートにおいて、前記固定部には、前記可動部が移動する際に前記可動部をガイドするガイド部が設けられており、該ガイド部に前記固定部側係合部が設けられているとよい。
上記の構成では、可動部をガイドするガイド部が設けられているので、可動部がスムーズに移動することが可能となる。また、ガイド部に固定部側係合部が設けられているので、ガイド部と固定部側係合部とが分離している構成と比較して、シート構成を簡略化することが可能となる。
また、上記の乗物用シートにおいて、前記ガイド部は、前記可動部の移動方向に沿って延びているとよい。
上記の構成では、ガイド部が可動部の移動方向に沿って延びているので、可動部が移動している間の可動部のガタツキを効果的に抑制することが可能となる。
また、上記の乗物用シートにおいて、前記可動部は、前記シートクッションの長さを変えるために前記乗物用シートの前後方向に移動し、前記駆動部によって前記固定部側係合部を前記ロック位置から前記アンロック位置へ移動させるために操作される操作部を有し、前記操作部は、操作されて前記乗物用シートの幅方向に沿う軸を中心として回動するとよい。
上記の構成では、可動部が前後方向に移動する。また、固定部側係合部をロック位置からアンロック位置へ移動させる際、操作部が乗物用シートの幅方向に沿う軸を中心として回動するように操作される。つまり、上記の構成では、可動部の移動方向に沿って操作部が操作されることになるため、可動部を移動させるための操作(操作部の操作)を行い易くなる。
本発明の乗物用シートによれば、可動部の移動を規制するために設けられた2つの係合部のうち、ロック位置とアンロック位置との間を移動することが可能な係合部が固定部に設けられている。これにより、可動部の部品点数や重量の増加が抑えられ、また、可動部に関する設計の自由度が向上する。
また、本発明の乗物用シートによれば、可動部の移動を規制する機構(すなわち、可動部側係合部及び固定部側係合部の組み合わせ)が複数設けることで、可動部の移動を効果的に規制することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、円柱又は円筒状である汎用的なロッドを用いてクッションの前後長を調整することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、2つのロッド(第一ロッド及び第二ロッド)が互いに近付くように各ロッドが屈曲しているため、各ロッドが移動する間の当該ロッドのガタツキを抑えると共に、ロッドと周辺部材との干渉を抑制することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、ロッドの外周面に可動部側係合部としての切り欠きが形成されている。この切り欠きが有する2つの対向面のうちの一方(第一面)は、前後方向に対して直交し、他方(第二面)は、第一面から離れるにつれてロッドの径方向外側に位置するように傾斜している。これにより、前後方向における一つの向き(第一面から第二面に向かう向き)に限って可動部の移動を規制することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、可動部をガイドするガイド部に固定部側係合部が設けられているので、可動部をスムーズに移動させると共に、シート構成を簡略化することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、ガイド部が可動部の移動方向に沿って延びているので、可動部が移動している間の可動部のガタツキを効果的に抑制することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、固定部側係合部をロック位置からアンロック位置へ移動させる際、可動部の移動方向に沿って操作部が操作されることになるため、可動部を移動させるための操作(操作部の操作)を行い易くなる。
本発明の一実施例に係る乗物用シートの模式側面図である。 シートクッションフレームの模式側面図である。 可動部及びガイド部を示す図である。 可動部の説明図であり、シートクッションフレームを前方から見た図である。 可動部の動作の説明図であり、可動部が移動範囲の後端に位置するときの図である。 可動部の動作の説明図であり、可動部が移動範囲の後端に位置するときの図である。 ロック機構の説明図であり、ロッド周辺を下から見た図である。 可動部側係合部及び固定部側係合部の構成を示す断面図である。 ロック状態にあるときの可動部側係合部及び固定部側係合部を示す図である。 アンロック状態にあるときの可動部側係合部及び固定部側係合部を示す図である。 ロック解除機構の説明図である。 ロック解除機構の動作についての説明図である(その1)。 ロック解除機構の動作についての説明図である(その2)。 ロック解除機構の動作についての説明図である(その3)。 操作部の配置位置に関する変形例を示す図である。 ロック機構の変形例を示す図である。 ロック機構が左右一対設けられている構成を示す図である。 ロック解除機構が左右一対設けられている構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態(本実施形態)について説明する。以下では、車両に搭載されるシート(車両用シート)を、本実施形態に係る乗物用シートの具体例に挙げて説明することとする。ただし、本発明は、車両用シート以外の乗物用シート、例えば、船舶や航空機に搭載されるシートにも適用され得る。
なお、以下の説明において、「前後方向」とは、車両用シートの前後方向であり、車両走行時の進行方向と一致する方向である。また、「シート幅方向」とは、車両用シートの幅方向であり、車両用シートに着座した乗員から見た左右方向と一致する方向である。また、「上下方向」とは、車両用シートの上下方向であり、車両が水平面を走行しているときには鉛直方向と一致する方向である。
また、以下に説明するシート各部の形状、位置及び姿勢等については、特に断る場合を除き、車両用シートが通常状態(車両用シートの初期状態であって、シート各部が初期位置にある状態)にあるときの内容となっている。
<<本実施形態に係る車両用シートの基本構成>>
先ず、本実施形態に係る車両用シート(以下、車両用シートS)の基本構成について図1及び図2を参照しながら説明する。
車両用シートSは、図1に示すように、シートクッションS1とシートバックS2とヘッドレストS3とを有する。シートクッションS1は、図2に図示のシートクッションフレームF1の上にウレタン等からなるパッド材3を載置し、このパッド材3を表皮材4で覆うことによって構成されている。
また、本実施形態に係るシートクッションS1は、その前端位置を変化させることで前後長(前後方向における長さ)が調整可能となるように構成されている。より詳しく説明すると、シートクッションS1の内部には、前述のシートクッションフレームF1が設けられている。このシートクッションフレームF1の前側部分は、シートクッションS1の前後長を調整する際に前後方向に移動せず、固定された状態にある。すなわち、シートクッションフレームF1の前側部分は、本発明の固定部1をなしている。
一方、シートクッションS1の内部には、前後方向に移動可能な可動部2が設けられている。この可動部2は、その一部分がシートクッションS1の前端に位置した状態で固定部1に保持されている。そして、可動部2が図2に示すように固定部1に対して前後方向に移動すると、図1に示すようにシートクッションS1の前後長が変化する。すなわち、可動部2は、シートクッションS1の前後長を変えるために前後方向に移動する。なお、前後方向は、可動部2の移動方向に相当する。
<<可動部について>>
次に、可動部2の構成について、図3、図4、図5A、図5B及び図6を参照しながら説明する。なお、図5A及び図5では、可動部2及び後述のガイド部31を分かり易く図示する都合上、可動部2及びガイド部31の周辺に配置された部品のうち、可動部2と関係しないものについては図示を省略している。また、図4及び図6に図示のローラ部11は、外周部(ローラ本体部分)が取り外された状態にあるときのローラ部11となっている。
可動部2は、図3に示すように、ローラ部11、ローラ支持部12及びロッド21を備えている。ローラ部11は、シートクッションS1の前端部、より厳密にはシートクッションフレームF1の前端よりも前方に位置している。また、ローラ部11の中心部には芯材11aが備えられており、ローラ部11は、芯材11aと一体的に回転する。
また、図5A及び図5Bに示すように、ローラ部11の外周部には、シートクッションS1の前端部に位置するパッド材3及び表皮材4が巻き付けられている。そして、ローラ部11が回転すると、ローラ部11の外周部におけるパッド材3及び表皮材4の巻き付け量が変化する。
ローラ支持部12は、ローラ部11の両側端の脇位置に配置されたブラケットからなり、ローラ部11(厳密には、芯材11aの軸方向端部)を回転可能に支持するものである。
ロッド21は、シートクッションS1の前後長を変えるために前後方向に移動可能な円筒状の金属体である。なお、本実施形態では、ロッド21が円筒パイプからなるが、これに限定されるものではなく、円柱棒体からなるロッド21を利用してもよい。
ロッド21は、ローラ支持部12に接続されている。そして、ロッド21が前後方向に移動すると、ローラ部11及びローラ支持部12もロッド21と一体的に移動する。これにより、図5A及び図5Bに示すように、前後方向におけるローラ部11の位置、及び、ローラ部11の外周部におけるパッド材3及び表皮材4の巻き付け量が変化する。この結果、シートクッションS1の前後長が調整されるようになる。
より具体的に説明すると、ロッド21がその移動範囲の後端位置にあるとき、ローラ部11及びローラ支持部12は、図5Aに図示した初期位置にある。かかる状態において、ローラ部11の外周部には、所定量のパッド材3及び表皮材4が巻き付けられている。なお、ローラ部11が初期位置にあるときのシートクッションS1の前後長は、通常の長さ(初期値)となっている。
そして、ロッド21が移動範囲の後端位置から前端位置に向かって移動すると、ローラ部11及びローラ支持部12が図5Bに示す位置(以下、拡張位置)に向かって前進する。この際、ローラ部11が芯材11aとともに回転し、これに伴ってローラ部11の外周部に巻き付けられたパッド材3及び表皮材4が繰り出される。これにより、シートクッションS1の前端部が拡張し、シートクッションS1の前後長が通常の長さよりも幾分長くなる。
反対に、ロッド21が移動範囲の前端位置から後端位置に向かって移動すると、ローラ部11及びローラ支持部12が初期位置に向かって後退し、この結果、シートクッションS1の前後長が通常の長さに戻る。
ロッド21の構成について詳細に説明すると、本実施形態において、ロッド21は、図3及び図6に示すように、シート幅方向において互いに離れた位置に配置された第一ロッド21L及び第二ロッド21Rを有する。第一ロッド21L及び第二ロッド21Rは、シートクッションS1のシート幅方向中央位置を境にして左右対称な形状となっており、また、左右対称に配置されている。
また、第一ロッド21Lの前端部は、シート幅方向において第二ロッド21Rに近付くように屈曲している。同様に、第二ロッド21Rの前端部は、シート幅方向において第一ロッド21Lに近付くように屈曲している。
具体的に説明すると、第一ロッド21L及び第二ロッド21Rの各々は、図3及び図4に示すように、垂下部21a、水平延出部21b及び前後延出部21cを有する。垂下部21aは、ロッド21の前端部に位置し、上下方向において下方に向かって延出している部分である。また、垂下部21aの上端部は、ローラ支持部12に取り付けられている。
水平延出部21bは、垂下部21aの下端部と連続しており、シート幅方向内側に向かって延出している部分である。前後延出部21cは、水平延出部21bのシート幅方向内側の端部と連続しており、前後方向において後方に向かって延出している部分である。すなわち、ロッド21は、垂下部21aと水平延出部21bとを跨ぐ部分において略90度屈曲し、さらに、水平延出部21bと前後延出部21cとを跨ぐ部分において略90度屈曲している。
以上のように、第一ロッド21L及び第二ロッド21Rの各々は、両ロッド21の間の間隔が短くなるように(換言すると、ロッド21同士が互いに近付くように)屈曲している。これにより、それぞれのロッド21が移動する際に当該ロッド21のガタツキが抑えられる。また、移動中のロッド21と周辺部材との干渉も抑えられる。
ところで、シートクッションフレームF1の前端部(すなわち、固定部1)には、可動部2が移動する際に可動部2をガイドするガイド部31が設けられている。ガイド部31は、図3に示すように、筒型形状の樹脂成形部品であり、胴部32及び頭部33を有する。胴部32は、ガイド部31の本体部分を構成し、前後方向(すなわち、可動部2の移動方向)に沿って幾分長く延びている。頭部33は、胴部32の前端部と隣接し、鍔状に広がった部分である。
そして、ガイド部31には、胴部32及び頭部33を貫通した貫通穴が形成されている。この貫通穴にロッド21の前後延出部21cが進退自在な状態で挿入されている。つまり、ロッド21は、前後移動する際にガイド部31の貫通穴内を移動する。これにより、ロッド21は、ガイド部31にガイドされながら適切に前後移動することが可能である。また、ガイド部31が前後方向に沿って長く延びているため、ロッド21は、適切にガイドされることになる。
なお、ガイド部31は、ロッド21と同じ数だけ設けられ、シート幅方向において各ロッド21の前後延出部21cと同じ位置に配置されている。また、各ガイド部31は、シートクッションフレームF1の下面に溶接された角筒状のガイドステー37に挿入されている。したがって、ガイド部31は、図6に示すように、ガイドステー37を介して固定部1に取り付けられている。
<<ロック機構について>>
車両用シートSには、上述した可動部2が意図せずに移動しないように可動部2をロックするロック機構が設けられている。ロック機構は、固定部1及び可動部2の各々に設けられた係合部によって構成される。また、固定部1に設けられた係合部(固定部側係合部)は、可動部2に設けられた係合部(可動部側係合部)に対して係脱自在に構成されている。そして、固定部側係合部が可動部側係合部に係合しているときは、可動部2の状態が移動不能状態(すなわち、ロック状態)になる。換言すると、固定部側係合部が可動部側係合部と係合する位置は、ロック位置に相当する。
反対に、固定部側係合部が可動部側係合部から外れて両係合部の係合状態が解除されると、可動部2の状態が移動可能状態(すなわち、アンロック状態)になる。換言すると、固定部側係合部が可動部側係合部から外れる位置は、アンロック位置に相当する。
以下、可動部側係合部及び固定部側係合部の構成について図7、図8A及び図8Bを参照しながら説明する。なお、図7、図8A及び図8Bでは、可動部側係合部及び固定部側係合部の構成を分かり易く図示する都合上、これらの係合部の周辺に配置された部品(例えば、ロック解除機構)の図示を省略している。
可動部側係合部は、ロッド21に設けられている。より具体的に説明すると、ロッド21の前後延出部21cの外周面に形成された切り欠き22が、可動部側係合部に相当する。切り欠き22は、図7に示すように略V字状の切り欠きであり、前後方向において一定間隔毎に形成されている。このように可動部側固定部としての切り欠き22は、ロッド21に対する位置が固定されており、ロッド21と一体的に移動する。
固定部側係合部は、ガイド部31に設けられている。より具体的に説明すると、左右一対のガイド部31の各々の頭部33には、図7に示すように、頭部33の外縁部の一部分をなすノブ部34と、頭部33内にセットされた付勢バネ35と、付勢バネ35によって付勢される係合板片36と、を有する。ノブ部34は、通常時、頭部33の径方向外側に突き出た状態にあり、径方向内側に押し込むことが可能である。
係合板片36は、頭部33内において頭部33の径方向内側に突出している。また、係合板片36は、ロッド21に形成された切り欠き22と係合することが可能である。つまり、係合板片36は、固定部側係合部に相当し、通常時には図8Aに示すように切り欠き22と係合する位置、すなわち、ロック位置にある。
より詳しく説明すると、係合板片36のうち、頭部33の径方向において外側に位置する端部は、付勢バネ35によって径方向内側に付勢されている。このとき、係合板片36のうち、頭部33の径方向において外側に位置する端部がロッド21の切り欠き22と対向していると、係合板片36が切り欠き22に入り込んで切り欠き22と係合するようになる。
また、係合板片36は、ノブ部34の動きに連動して頭部33の径方向に沿って移動することが可能である。具体的に説明すると、そして、ノブ部34を径方向内側に押し込むと、付勢バネ35が押し縮められる(弾性圧縮する)ようになる。これにより、係合板片36は、径方向外側に向かって移動し、図8Bに示すように切り欠き22から離れる。つまり、ノブ部34を押し込むことにより、係合板片36は、切り欠き22から外れた位置、すなわちアンロック位置に至るようになる。
以上のように係合板片36は、図8Aに図示されたロック位置と、図8Bに図示されたアンロック位置との間を移動することが可能である。そして、係合板片36がロック位置にあるとき、係合板片36が切り欠き22と係合しているため、ロッド21の前後移動が規制される。他方、係合板片36がアンロック位置にあるとき、係合板片36と切り欠き22との係合状態が解除されるため、ロッド21は、前後方向に移動自在となる。
なお、本実施形態では、ロック機構が一つのみ(厳密には、左側にのみ)設けられている。具体的に説明すると、本実施形態では、左側に位置する第一ロッド21Lに切り欠き22が形成されており、左側のガイド部31の頭部33にノブ部34、付勢バネ35及び係合板片36が設けられている。ただし、これに限定されるものではなく、ロック機構(つまり、可動部側係合部及び固定部側係合部の組み合わせ)が複数箇所に設けられてもよく、具体的には図13に示すように左右一対設けられてもよい。図13は、ロック機構が左右一対設けられている構成を示す断面図である。
図13に図示の構成について説明すると、第一ロッド21L及び第二ロッド21Rの各々の前後延出部21cに切り欠き22が形成されており、左右一対のガイド部31の各々の頭部33にノブ部34、付勢バネ35及び係合板片36が設けられている。かかる構成であれば、可動部2の移動を効果的に規制することが可能となる。なお、ロック機構各部(具体的には切り欠き22、ノブ部34、付勢バネ35及び係合板片36)の構成は、左右対称となっており、上述した構成と同様のものである。
また、本実施形態では、ロック位置とアンロック位置との間を移動する部材(すなわち、係合板片36)が固定部1に設けられている。このようにロック位置とアンロック位置との間を移動する部材を固定部1に設けると、その分、可動部2の部品点数や重量の増加が抑えられる。また、可動部2に関する設計の自由度も向上することになる。
また、本実施形態では、ガイド部31に固定部側係合部としての係合板片36が設けられている。換言すると、本実施形態では、ロッド21の移動をガイドする部分と、ロッド21の移動を規制するための部分とが同一部材に設けられている。この結果、本実施形態では、ロック機構がより簡略化された構成となっている。
ところで、本実施形態では、ロッド21の移動に対するロック機能が、前後方向における一方の向きの移動に対してのみ有効であり、他方の向きの移動に対しては無効である。分かり易く説明すると、係合板片36がロック位置にあるとき、ロッド21の後方移動が規制される反面、ロッド21の前方移動は規制されない。したがって、係合板片36がロック位置にあるときであっても、ロッド21を含む可動部2を初期位置から拡張位置へ移動させることが可能である。
以下、一方の向きにおいてのみロッド21の移動を規制するための構成について図7を参照しながら説明する。可動部側係合部としての切り欠き22は、図7に示すようにV字状の切り欠きである。つまり、切り欠き22内には、前後方向において互いに対向する2つの面を有する。この2つの面は、切り欠き22の底部にて互いに隣接する。
また、上記2つの面のうち、後側に位置する面(以下、後側端面24)は、第一面に相当し、図7に示すように前後方向に対して略垂直な面となっている。換言すると、後側端面24は、前後方向を法線方向とする平面に沿っている。
他方、前側に位置する面(以下、前側端面23)は、第二面に相当し、図7に示すように傾斜面となっている。厳密に説明すると、前側端面23は、その後端から前端に向かうにつれて、ロッド21の径方向においてより外側に位置するように傾斜している。ここで、前側端面23の後端とは、前側端面23において後側端面24と隣接する側の端に相当する。また、前側端面23の前端とは、前側端面23において後側端面24とは反対側の端に相当する。
以上のような形状の切り欠き22によれば、係合板片36がロック位置にあって切り欠き22と係合しているときにロッド21を後方に移動させようとしても、係合板片36が後側端面24と当接して後側端面24に係止される。この結果、ロッド21の後方移動が規制される(ロックされる)ことになる。
これに対して、係合板片36がロック位置にあって切り欠き22と係合しているときにロッド21を前方に移動させようとすると、係合板片36が前側端面23と当接するものの、係止されずに前側端面23の傾斜方向に沿って移動する。このため、係合板片36がロック位置にあったとしてもロッド21の前方移動が規制されない(許容される)ことになる。
<<ロック解除機構について>>
車両用シートSには、シートクッションS1の前後長を伸ばすために可動部2のロックを解除するロック解除機構が設けられている。具体的に説明すると、ロック解除機構は、駆動部を有し、ガイド部31の頭部33に設けられたノブ部34を駆動部によって押し込むことで、ロック位置にある係合板片36をアンロック位置まで移動させる。
また、ロック解除機構のロック解除動作(具体的には、後述するロック解除機構各部の一連の動作)は、シート着座者による解除操作が行われることによって開始される。このため、ロック解除機構は、シート着座者の解除操作を受け付けるための操作部を、車両用シートSの所定位置に備えている。
以下、ロック解除機構の構成について、図9及び図10A〜図10Cを参照しながら説明する。なお、図10A〜図10Cは、ロック解除動作を段階的に示した図であり、具体的には、ロック解除機構を構成する各部品のそれぞれの動きを、シート着座者によって操作される部品(具体的には、後述の操作レバー41)に近い方から順に図示している。
ロック解除機構は、図9に示すように、操作レバー41、連結ワイヤ42、支持ブラケット43、支持軸44、押圧ワイヤ45及び軸固定用ブラケット46、47によって構成されている。また、ロック解除機構の各構成機器は、可動部2に備えられている。
操作レバー41は、操作部に相当し、駆動部によって係合板片36をロック位置からアンロック位置へ移動させるために操作される。この操作レバー41は、側面視略三角形状の樹脂成形品であり、シートクッションS1の前端部の下方に取り付けられている。
より具体的に説明すると、第一ロッド21L及び第二ロッド21Rの各々の水平延出部21b間に回動軸41aが設けられている。この回動軸41aは、操作レバー41を支持する軸であり、その軸方向は、シート幅方向に沿っている。そして、操作レバー41は、その上端が回動軸41aに支持されることにより、各ロッド21に取り付けられている。
また、操作レバー41の前面下部には把手が設けられており、シート着座者である乗員が当該把手に手を掛けて操作レバー41の前方に引く操作を行うと、操作レバー41が回動軸41aを中心として前方に向かうように回動するようになる。
連結ワイヤ42は、操作レバー41と支持ブラケット43との間を連結する部材であり、操作レバー41の後端部に取り付けられている。また、連結ワイヤ42は、シート幅方向外側に向かって延出し、延出方向中途位置からは後方に向かうようにシート幅方向に対して斜めに延びている。また、連結ワイヤ42は、操作レバー41が回動した際に操作レバー41に伴って動く。具体的に説明すると、図10Aに示すように、操作レバー41が前方に向かうように回動すると、連結ワイヤ42のうち、操作レバー41が取り付けられている方の端部が引き上げられる。
支持ブラケット43は、押圧ワイヤ45を支持する金属板であり、操作レバー41よりも後方に位置し、かつ、操作レバー41よりもシート幅方向外側に位置する。この支持ブラケット43は、図9及び図10Bに示すように、張出部43b及び支持部43cを備えている。張出部43bは、シート幅方向内側に向かって張り出した部分である。張出部43bには、連結ワイヤ42のうち、操作レバー41とは反対側に位置する端部が固定されている。支持部43cは、張出部43bよりもシート幅方向外側で張出部43bと連続しており、張出部43bの張出方向とは交差する方向に延びた平板状の部分である。そして、支持部43cにおけるシート幅方向外側の表面に押圧ワイヤ45が溶接にて固定されている。
また、支持ブラケット43は、前後方向に延出した支持軸44に支持されており、当該支持軸44を中心にして左右に揺動することが可能である。具体的に説明すると、第一ロッド21L及び第二ロッド21Rの各々の前後延出部21cにおいて、ガイド部31よりも前方に位置する箇所に軸固定用ブラケット46が取り付けられている。また、各ロッド21の前後延出部21cにおいて、ガイド部31よりも後方に位置する箇所に軸固定用ブラケット47が取り付けられている。そして、前側の軸固定用ブラケット46と後側の軸固定用ブラケット47との間に支持軸44が架設されている。
支持ブラケット43は、支持軸44の前端部に揺動自在に支持されている。そして、連結ワイヤ42が動くと、支持ブラケット43は、連結ワイヤ42の動きに伴って揺動する。具体的に説明すると、図10Bに示すように、連結ワイヤ42のうち、操作レバー41が取り付けられている方の端部が引き上げられると、支持ブラケット43の張出部43bも引き上げられる。これにより、支持ブラケット43は、支持軸44を中心として揺動し、厳密には、支持部43cがシート幅方向外側に倒れるように揺動する。
なお、支持ブラケット43の支持部43cには、図10Bに示すように、シート幅方向外側に隆起して形成された補強ビード43aが設けられている。この補強ビード43aが形成されていることで支持ブラケット43の剛性の向上が図られている。
押圧ワイヤ45は、支持ブラケット43に支持されたワイヤ部材であり、係合板片36をロック位置からアンロック位置に移動させるために係合板片36を動かす部品である。すなわち、本実施形態では、押圧ワイヤ45が駆動部として機能する。
具体的に説明すると、押圧ワイヤ45は、図9に示すように、シート幅方向においてガイド部31の頭部33の内側に位置し、厳密にはノブ部34の直ぐ脇位置に位置する。また、前述したように、押圧ワイヤ45は、支持ブラケット43によって保持されている。したがって、支持ブラケット43が動くと、これに伴って押圧ワイヤ45も動くようになる。より詳しくは、支持部43cがシート幅方向外側に倒れるように支持ブラケット43が揺動すると、押圧ワイヤ45もシート幅方向外側に倒れるように移動する。
そして、押圧ワイヤ45がシート幅方向外側に倒れるように移動すると、図10Cに示すように、押圧ワイヤ45のうち、前後方向に延びた部分(押圧部45a)がノブ部34に当接し、ノブ部34をシート幅方向外側に押圧する。これにより、ガイド部31の頭部33内にセットされた付勢バネ35が押し縮められ、係合板片36が径方向外側に向かって移動する。この結果、切り欠き22と係合している状態(すなわち、ロック位置にある状態)の係合板片36は、切り欠き22から外れ、アンロック位置に至るようになる。
以上のように、駆動部としての押圧ワイヤ45は、ガイド部31に設けられたノブ部34を押し込むことで、係合板片36をロック位置からアンロック位置に移動させる。
なお、押圧ワイヤ45のうち、実際にノブ部34を押圧する部分である押圧部45aは、円形状の断面をなすワイヤによって構成されている。換言すると、押圧部45aは、円周面となった外周面を有しており、ノブ部34を押圧する際には外周面を押し当てる。このような構成であれば、押圧部45aがノブ部34と適切に当接することが可能となる。具体的に説明すると、例えば金属ブラケットのエッジにてノブ部34を押圧する場合、ノブ部34に金属ブラケットが食い込む可能性があり、これを回避するためにエッジに対してR加工や面取り加工を施す必要がある。これに対して、断面が円形状の押圧部45aであれば、R加工や面取り加工を行わなくとも、ノブ部34に食い込むことなく適切に当接することが可能である。
また、押圧ワイヤ45は、図9に示すように、前後に設けられた軸固定用ブラケット46、47の間に配置されており、各軸固定用ブラケット46、47によって前後方向において位置決めされている。具体的に説明すると、押圧ワイヤ45の前端部は、略U字状に屈曲した前側屈曲部45bが形成されている。同様に、押圧ワイヤ45の後端部は、略U字状に屈曲した後側屈曲部45cが形成されている。
そして、前側屈曲部45bのうち、軸固定用ブラケット46と対向する部分は、軸固定用ブラケット46の後端面に突き当たっている。同様に、後側屈曲部45cのうち、軸固定用ブラケット47と対向する部分は、軸固定用ブラケット47の前端面に突き当たっている。これにより、前後方向において押圧ワイヤ45が位置決めされている。
また、押圧部45aは、前後方向において十分な長さを有しており、具体的には、ロッド21の移動範囲の長さ(換言すると、シートクッションS1の最大拡張量)よりも幾分長くなっている。このため、ロッド21がその移動範囲内のいずれの位置にあっても(換言すると、シートクッションS1の拡張量がいかなる量であっても)、押圧部45aは、ノブ部34の脇位置にあり、ノブ部34を押圧し得ることになる。
次に、以上のように構成されたロック解除機構の動作例としてロック解除動作の流れを説明する。ロック解除動作に際して、シート着座者である乗員は、操作レバー41の前面にある把手に手を掛けて操作レバー41の前方に引く操作を行う。これにより、図10Aに示すように、操作レバー41が回動軸41aを中心として前方に向かうように回動するようになる。そして、操作レバー41が前方に向かうように回動すると、連結ワイヤ42のうち、操作レバー41が取り付けられている方の端部が引き上げられる。
上記のように連結ワイヤ42が動くと、支持ブラケット43が、図10Bに示すように支持軸44を中心として揺動する。具体的には、支持部43cがシート幅方向外側に倒れるように支持ブラケット43が揺動する。そして、支持部43cがシート幅方向外側に倒れるように支持ブラケット43が揺動すると、押圧ワイヤ45もシート幅方向外側に倒れるように移動する。
押圧ワイヤ45がシート幅方向外側に倒れるように移動すると、図10Cに示すように、押圧ワイヤ45の押圧部45aがノブ部34に当接してシート幅方向外側に押し込む。これにより、ガイド部31の頭部33内にセットされた付勢バネ35が押し縮められ、係合板片36が径方向外側に向かって移動する。この結果、切り欠き22と係合している状態の係合板片36が切り欠き22から外れ、ロック位置からアンロック位置に移動する。
以上のような手順によりロックが解除されると、乗員は、可動部2を後方に移動させてシートクッションS1の前後長を短縮することが可能となる。なお、前述したように、本実施形態では、可動部2を後方に押し込む際に操作レバー41を前方に引くことになっている。つまり、操作レバー41は、シート幅方向に沿う回動軸41aを中心にして前後方向に回動する構造であるため、可動部2を後方に押し込む際の方向(引出方向)と略同じ方向に動くことになる。したがって、可動部2が移動する方向と、操作レバー41を操作する際の方向とが略揃うようになる。このような構成であれば、可動部2を移動させるためのレバー操作を容易に行うことが可能となる。
ちなみに、本実施形態では、ロック機構が一つのみ設けられているため、これに対応してロック解除機構も一つのみ設けられているが、これに限定されるものではない。ロック機構が複数設けられている場合には、ロック機構と同じ数だけロック解除機構が設けられてもよい。例えば、図13に示すようにロック機構が左右一対設けられている場合には、図14に示すようにロック解除機構についても左右一対設けられているのが好適である。図14は、ロック解除機構が左右一対設けられている構成を示す図である。
図14に図示の構成について説明すると、ロック解除機構の構成機器のうち、操作レバー41を除いたもの(具体的には、連結ワイヤ42、支持ブラケット43、支持軸44、押圧ワイヤ45及び軸固定用ブラケット46、47)が左右対称に配置されている。また、各ロック解除機構の構成は、左右対称となっており、上述した構成と同様のものである。そして、操作レバー41が操作されると、左右に設けられたロック解除機構の各構成機器が同時にロック解除動作を実施する。これにより、一つの操作レバー41を操作することで左右一対のロック機構をロック解除することが可能となる。
<<その他の実施形態>>
以上までに説明してきた実施形態では、主として本発明の乗物用シートの構成について一例を説明した。しかし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得る。また、当然ながら、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
また、上記の実施形態では、ロック解除の際に操作される操作部(具体的には操作レバー41)がシートクッションS1の前端部の下面に取り付けられていることとした。ただし、操作部の位置については特に限定されるものではなく、シートクッションS1の前方に配置してもよい。あるいは、図11に示すように、操作部(具体的には、図11に図示の操作レバー41x)がシートクッションS1の横脇位置に配置されてもよい。
また、上記の実施形態では、ロック機能が、可動部2の後方移動に対してのみ有効であり、前方移動に対しては無効であることとした。具体的には、可動部側係合部としてロッド21の外周面に形成された切り欠き22が、前後方向において互いに対向する2つの面を有することとした。また、2つの面のうち、後側端面24が前後方向に対して略垂直な面であり、前側端面23が、後端から前端に向かうにつれてロッド21の径方向においてより外側に位置するように傾斜していることとした。
ただし、上記の構成に限定されるものではなく、切り欠きの前側端面を前後方向に対して略垂直な面とし、後側端面を、前端から後端に向かうにつれてロッド21の径方向においてより外側に位置するように傾斜させてもよい。かかる構成であれば、可動部2の前方移動を規制する一方で、後方移動の規制を無効化することが可能となる。また、切り欠きにおける2つの面(前側端面及び後側端面)が、いずれも前後方向に対して略垂直な面であってもよい。かかる構成であれば、可動部2の前方移動及び後方移動に対してロック機能を有効に発揮することが可能となる。
また、上記の実施形態では、固定部側係合部である係合板片36をロック位置からアンロック位置に移動させるためにノブ部34を押圧する部材が、ワイヤによって構成されていることとした。ただし、これに限定されるものではなく、例えば、支持ブラケット43に相当するブラケット部材の一部をノブ部34に向かって延出させ、その延出方向における先端部分にてノブ部34を押圧してもよい。
また、上記の実施形態では、操作レバー41と支持ブラケット43とが連結ワイヤ42によって連結していることとしたが、これに限定されるものではなく、支持ブラケット43の一部(例えば、張出部43b)を操作レバー41まで延出させて、支持ブラケット43を操作レバー41に直接連結させてもよい。
また、上記の実施形態では、ロッド21に形成された切り欠き22と、ガイド部31の頭部33に設けられた係合板片36とがロック機構を構成し、切り欠き22に係合板片36が入り込むことで可動部2をロックすることとした。ただし、ロック機構の構成については、特に限定されるものではなく、例えば図12に示すように、車両用シートのスライドレール機構に用いられている一般的なロック機構と同様の構成のロック機構でもよい。
図12に図示のロック機構について説明すると、上記の実施形態におけるロッド21に相当する角筒状ロッド51と、上記の実施形態におけるガイド部31に相当するガイド筒52と、正面視で横向きV字状の揺動部材53とによってロック機構が構成されている。ガイド筒52の、揺動部材53と対向する側壁には、前後方向において一定間隔毎に貫通穴52aが形成されている。また、角筒状ロッド51の側壁にも貫通穴51aが形成されている。そして、角筒状ロッド51は、ガイド筒52内を進退自在に移動する。また、ガイド筒52の貫通穴52aと角筒状ロッド51の貫通穴51aとが前後方向において同じ位置に配置されるように角筒状ロッド51がガイド筒52に対して移動したとき、両貫通穴51a、52aが連通する。
また、揺動部材53は、そのシート幅方向外側の端部に櫛歯状となった部分を有する。各歯は、ガイド筒52の貫通穴52aと対向しており、当該貫通穴52aに対して挿抜自在である。具体的に説明すると、揺動部材53が揺動してガイド筒52に近付くと、揺動部材53のシート幅方向外側の端部に形成された各歯が貫通穴52aに入り込む。反対に揺動部材53がガイド筒52から離れる向きに揺動すると、各歯が貫通穴52aから抜け出る。
そして、ガイド筒52の貫通穴52aと角筒状ロッド51の貫通穴51aとが連通している間に揺動部材53の各歯がガイド筒52の貫通穴52aに入り込むと、各歯の先端部が角筒状ロッド51の貫通穴51aにも入り込むようになる。かかる状態では、揺動部材53の各歯によって角筒状ロッド51の前後移動が規制されるようになる。
1 固定部
2 可動部
3 パッド材
4 表皮材
11 ローラ部
11a 芯材
12 ローラ支持部
21 ロッド
21a 垂下部
21b 水平延出部
21c 前後延出部
21L 第一ロッド
21R 第二ロッド
22 切り欠き(可動部側係合部)
23 前側端面(第一面)
24 後側端面(第二面)
31 ガイド部
32 胴部
33 頭部
34 ノブ部
35 付勢バネ
36 係合板片(固定部側係合部)
37 ガイドステー
41 操作レバー(操作部)
41a 回動軸
41x 操作レバー(操作部)
42 連結ワイヤ
43 支持ブラケット
43a 補強ビード
43b 張出部
43c 支持部
44 支持軸
45 押圧ワイヤ(駆動部)
45a 押圧部
45b 前側屈曲部
45c 後側屈曲部
46 軸固定用ブラケット
47 軸固定用ブラケット
51 角筒状ロッド
51a 貫通穴
52 ガイド筒
52a 貫通穴
53 揺動部材
S 車両用シート(乗物用シート)
S1 シートクッション
S2 シートバック
S3 ヘッドレスト
F1 シートクッションフレーム

Claims (8)

  1. シートクッションフレームに設けられた固定部と、シートクッションの長さを変えるために前記固定部に対して移動可能な可動部と、が前記シートクッションに備えられた乗物用シートであって、
    前記可動部に設けられ、該可動部に対する位置が固定されている可動部側係合部と、
    前記固定部に取り付けられ、前記可動部の状態を移動不能状態にするために前記可動部側係合部と係合するロック位置と、前記状態を移動可能状態にするために前記可動部側係合部から外れるアンロック位置との間を移動することが可能な固定部側係合部と、
    前記可動部に備えられ、前記固定部側係合部を前記ロック位置から前記アンロック位置へ移動させるために前記固定部側係合部を動かす駆動部と、を有することを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記可動部側係合部及び前記固定部側係合部の組み合わせは、前記乗物用シートの幅方向において複数箇所に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記可動部は、前記乗物用シートの前後方向における前記シートクッションの長さを変えるために前記前後方向に移動可能なロッドを備え、
    該ロッドは、前記前後方向に延びた円柱又は円筒状の部材であり、
    前記可動部側係合部は、前記ロッドに設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の乗物用シート。
  4. 前記ロッドは、前記乗物用シートの幅方向において互いに離れた位置に配置された第一ロッド及び第二ロッドを有し、
    前記第一ロッドは、前記幅方向において前記第二ロッドに近付くように屈曲しており、
    前記第二ロッドは、前記幅方向において前記第一ロッドに近付くように屈曲していることを特徴とする請求項3に記載の乗物用シート。
  5. 前記可動部側係合部は、前記ロッドの外周面に形成された切り欠きであり、
    該切り欠き内には、前記前後方向において互いに対向し前記切り欠きの底部にて互いに隣接する第一面及び第二面が設けられ、
    前記第一面は、前記前後方向を法線方向とする平面に沿っており、
    前記第二面は、該第二面において前記第一面と隣接する側の端から前記第一面とは反対側の端に向かうにつれて前記ロッドの径方向においてより外側に位置するように傾斜していることを特徴とする請求項3又は4に記載の乗物用シート。
  6. 前記固定部には、前記可動部が移動する際に前記可動部をガイドするガイド部が設けられており、
    該ガイド部に前記固定部側係合部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  7. 前記ガイド部は、前記可動部の移動方向に沿って延びていることを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。
  8. 前記可動部は、前記シートクッションの長さを変えるために前記乗物用シートの前後方向に移動し、
    前記駆動部によって前記固定部側係合部を前記ロック位置から前記アンロック位置へ移動させるために操作される操作部を有し、
    前記操作部は、操作されて前記乗物用シートの幅方向に沿う軸を中心として回動することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の乗物用シート。
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