JP2018134005A - 肥料散布機用散布量調整システム - Google Patents

肥料散布機用散布量調整システム Download PDF

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Abstract

【課題】PTO回転数をふまえて散布量の調整を適切に行うことができる肥料散布機用散布量調整システムを提供することを目的とする。【解決手段】トラクタ1に装着する肥料散布機100に備えるアクチュエータ130を制御して散布物の散布量を調整する肥料散布機用散布量調整システムにおいて、散布物を収納するホッパー110と、アクチュエータ130と連動してホッパー110から散布物を排出するための開度を調整するシャッター152と、トラクタ1のPTO回転を用いて散布物を散布する散布機構と、演算部22とを有し、演算部22は、トラクタ1のPTO回転数から散布幅を計算して、計算した散布幅を用いてシャッター152の開度を算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、肥料散布機用散布量調整システムに関し、特に、トラクタに装着する肥料散布機における散布量を調整する肥料散布機用散布量調整システムに関する。
トラクタに装着する肥料散布機には、トラクタからのPTO(Power take−off)回転動力を利用して散布する機構を有するものがある。そして、トラクタからのPTO回転に対応して散布幅が決まる構成である場合は、「PTOの回転数は540rpmで何mの幅に散布する」等、適用するPTOの回転数を予め決めて、それに対する散布幅を固定して使用することを前提としている。
また、特許文献1には、入力部からの各入力により肥料散布装置のシャッター部の開口量を算出して適切なシャッター開度を表示する表示部を設けた作業条件算出装置が記載されている。
特開2012−70667号公報
しかし、トラクタからのPTO回転数を決めて肥料を散布する場合、散布幅が決まってしまうので、散布幅を狭くしなければいけない箇所では二重で散布する部分が含まれてしまう。すると、単位面積あたりの散布量が異なる箇所が発生する。一方で、PTO回転数を落とすと散布幅を狭くすることは可能である。しかし、この場合であると、二重での散布は避けられるものの、シャッターの開度がそのままであると、単位面積あたりの散布量が増えることになり、散布密度が濃くなってしまう。
また、特許文献1の作業条件算出装置では、散布幅の入力の記載はあるものの、PTO回転数との関係は記載されておらず、PTO回転数に対する散布幅を考慮して散布量の調整をどのように行うかの記載はない。このため、特許文献1に開示された内容ではPTO回転数の変化に対して対応することができない。
本発明は、上記課題に鑑みて、PTO回転数もふまえて散布量の調整を適切に行うことができる肥料散布機用散布量調整システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、代表的な本発明の肥料散布機用散布量調整システムの一つは、トラクタに装着する肥料散布機に備えるアクチュエータを制御して散布物の散布量を調整する肥料散布機用散布量調整システムにおいて、散布物を収納するホッパーと、前記アクチュエータと連動して前記ホッパーから散布物を排出するための開度を調整するシャッターと、前記トラクタのPTO回転を用いて散布物を散布する散布機構と、演算部とを有し、前記演算部は、前記トラクタのPTO回転数から散布幅を計算して、計算した散布幅を用いて前記シャッターの開度を算出することを特徴とする。
さらに本発明の肥料散布機用散布量調整システムの一つは、入力された単位面積当たりの散布量になるように前記シャッターの開度を算出することを特徴とする。
さらに本発明の肥料散布機用散布量調整システムの一つは、前記シャッターの開度の算出に、車速と、調量値を用いることを特徴とする。
さらに本発明の肥料散布機用散布量調整システムの一つは、表示部を有し、前記表示部に計算した散布幅を表示することを特徴とする。
さらに本発明の肥料散布機用散布量調整システムの一つは、前記シャッターの開度を算出する式は、前記調量値により決定される1個以上の係数を用いると共に、前記係数は、前記調量値の範囲毎に値が設定してあることを特徴とする。
さらに本発明の肥料散布機用散布量調整システムの一つは、前記調量値の範囲の数は、3以上であることを特徴とする。
また、本発明の肥料散布機用散布量調整システムの一つは、トラクタに装着する肥料散布機に備えるアクチュエータを制御して散布物の散布量を調整する肥料散布機用散布量調整システムにおいて、散布物を収納するホッパーと、前記アクチュエータと連動して前記ホッパーから散布物を排出するための開度を調整するシャッターと、前記トラクタのPTO回転を用いて散布物を散布する散布機構と、演算部と、設定入力部とを有し、前記演算部は、前記設定入力部で入力された散布幅から前記トラクタのPTO回転数を計算して、その情報を出力することを特徴とする。
さらに、本発明の肥料散布機用散布量調整システムの一つは、表示部を有し、前記表示部は出力されたPTO回転数を表示することを特徴とする。
さらに、本発明の肥料散布機用散布量調整システムの一つは、前記出力は、前記トラクタへ行い、前記トラクタは出力されたPTO回転数になるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、肥料散布機用散布量調整システムにおいて、PTO回転数もふまえて散布量の調整を適切に行うことができる。
本発明の肥料散布機用散布量調整システムの一実施形態を示すブロック図である。 本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用される肥料散布機の一例を示す側面図である。 本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用される肥料散布機におけるシャッター機構の動きの一例を示す平面図であり、(a)はシャッターが開いた状態を示し、(b)はシャッターが半開きの状態を示し、(c)はシャッターが閉じた状態を示す。 本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用される操作ボックスの一例である。 本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用されるシャッターの開度調整のフローチャートの一例である。 本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用される散布幅に対するPTO回転数計算のフローチャートの一例である。 本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用される割り込み処理のフローチャートの一例である。 本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用されるシャッターの開度計算式を選択するフローチャートの一例である。 本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用されるシャッターの開度計算式の決定のフローチャートの一例である。
本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明の肥料散布機用散布量調整システムの一実施形態を示すブロック図である。本発明の肥料散布機用散布量調整システムは、演算部22、制御部23、設定入力部24を有している。さらに、出力部26を有しておりアクチュエータ30を制御する。また、必要に応じて表示部25、状態検知部27が設けられる。これらの配置場所は、後述するようにその目的に応じてふさわしい場所に設置される。なお、演算部22と制御部23は、制御システム部21として構成することもできる。
演算部22では、設定入力部24で入力された情報、必要に応じてトラクタ1からの情報、予め記憶されている情報等に基づき、アクチュエータ30の制御に必要な演算を行う。この演算により、本発明の肥料散布機における散布量を調整することができる。トラクタ1からの情報としては、トラクタ1の車速やPTO回転数の情報等である。さらに、演算部22は、必要に応じて状態検知部27からの情報を加味してアクチュエータ30の制御のための演算を行う。また、必要に応じて制御に必要なデータを記憶しておく記憶部を有している。演算部22での具体的な演算内容は後述する。
制御部23は、演算部22での演算結果に基づきアクチュエータ30へ動作指令をだす。また、表示部25に表示させるための指令もだす。
出力部26は、制御部23からの動作指令に基づきアクチュエータ30を作動させる。
アクチュエータ30は、トラクタに装着する肥料散布機側に設置されるアクチュエータである。例えば、油圧シリンダ、電動油圧シリンダ、モータ等により肥料散布機側の一部分を動かすために用いられる。特に、散布に関わる部材を作動させるアクチュエータである。
設定入力部24は、作業者が必要に応じて制御に必要な値(例えば設定値等)を入力するための手段である。例えば、押しボタンスイッチやトグルスイッチ等のスイッチ類やタッチパネルを適用できる。設定入力部24は、作業者が操作し易いように、トラクタの運転席近傍に配置出来るようにするとよい。また、演算部22とは有線による送受信のシステムであってもよく、無線による送受信のシステムでもよい。なお、設定入力部24には、設定した情報を記憶しておく記憶部を有していてもよい。
表示部25は、設定入力部24で設定した値、演算部22による演算結果、制御部23による制御の情報、状態検知部27によるアクチュエータ30や肥料散布機の状況等、必要に応じて情報を表示させる手段である。表示部25はLEDランプ、7セグ(7セグメント)、液晶、タッチパネル表示等の各種の表示手段を採用できる。また、音や音声による手段を含んでいてもよい。作業者が確認し易いように、トラクタの運転席近傍に配置出来るようにするとよい。また、設定入力部24と一体に形成することもできる。
ここで、演算部22及び制御部23(制御システム部21)は、トラクタに装着する肥料散布機側に設置してもよいし、設定入力部24が有線接続の場合は、設定入力部24と一体又は設定入力部24の近傍に設置してもよい。
図2は、本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用される肥料散布機の一例を示す側面図である。
肥料散布機100はトラクタ1に装着され施肥が行われる。肥料散布機100は、装着部であるマスト102とロワーアーム103を、トラクタ1側のトップリンク3とロワーリンク4に取り付けてトラクタ1の後部に装着されている。また、入力軸101は、図示しないジョイントを介してトラクタ1からのPTO動力を入力できる。
そして、肥料散布機100は、容器であるホッパー110を有し、その下部の本体部115に散布筒120が備えられている。散布筒120の後部先端120a側は本体部115から突出している。散布筒120は入力軸101から入力された動力をもとに、本体部115内を中心として後部先端120a側が(進行方向を前とした場合の)左右に一定角度内で揺動(往復運動)するように構成されている。これらにより、ホッパー110内の内容物(散布物)が散布筒120内に落下して、散布筒120を伝って、後部先端120a側から排出される。このとき、散布筒120が揺動しているため、その遠心力により、左右一定の幅で圃場面190に散布物を散布することが可能である。ホッパー110に入れる内容物としては肥料等が挙げられる。
ここで、トラクタ1のPTO回転数と散布筒120の揺動速度は連動しており、トラクタ1のPTO回転が速い程、散布筒120の揺動は速くなる。散布筒120の揺動は速くなると、遠心力が強くなり、その分だけ散布物を遠くに飛ばせることになり、散布幅を広くできる。すなわち、トラクタ1のPTO回転を調整することで散布幅を決めることができる。このように、肥料散布機100は、トラクタ1のPTO回転を用いて散布する散布機構を備えており、この散布機構による散布幅はPTO回転数と対応している。
また、ホッパー110と散布筒120の間には、図3で説明するシャッター機構を有しており、これは、本体部115に設けられたアクチュエータ130により作動するものである。
図3は、本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用される肥料散布機におけるシャッター機構の動きの一例を示す平面図であり、(a)はシャッターが開いた状態を示し、(b)はシャッターが半開きの状態を示し、(c)はシャッターが閉じた状態を示す。
プレート140は、ホッパー110の底部にホッパー110の底部を塞ぐように取り付けられる円板上の部材であり、扇形の孔141を等角度間隔で3つ有している。
シャッター部材150は、プレート140の下側に設けられる板状部材であり、中心部153と接続され等角度間隔で形成された3つのシャッター152を有している。シャッター152は孔141を塞ぐ大きさとなっており、孔141の形状に合わせた扇形でもよい。また、隣り合うシャッター152の間は、孔141よりも広い間隔で形成されている。そして、シャッター部材150の中心部153はプレート140の中心142に対して回動可能に取り付けられている。また、シャッター152の1つには、外側に向けて形成されたレバー151を有している。
アクチュエータ130はシリンダであり、シリンダ本体部131から内部でピストンと接続されるロッド部132が突出して伸縮するものである。ロッド部132の先端には取付部133を備え、レバー151の外側端部が取り付けられており、ロッド部132の伸縮に合わせて、シャッター部材150が中心部153を中心に回動する。アクチュエータ130は、電気により作動する電動シリンダを採用できる。ここでのアクチュエータ130は、図1のアクチュエータ30に相当する。
図3(a)の状態では、アクチュエータ130のロッド部132は伸びた状態であり、シャッター部材150における各シャッター152はプレート140の下部に隠れており、孔141は全開となる。これにより、ホッパー110の内容物は、孔141を最大量で通過して、散布筒120へ送られるため散布量は最大となる。
図3(b)の状態では、アクチュエータ130のロッド部132は中間位置の状態であり、シャッター部材150における各シャッター152はプレート140の孔141を半分以上塞いでいる。これにより、ホッパー110の内容物は孔141を通過する量が減るため散布量は減少する。
図3(c)の状態では、アクチュエータ130のロッド部132は縮んだ状態であり、シャッター部材150における各シャッター152はプレート140の孔141をすべて塞いでいる。これにより、ホッパー110の内容物は孔141を通過することができないため散布されない。
このように、アクチュエータ130を作動させることで、シャッター152による孔141の開度を調節することができ、散布筒120からの散布量を調節することができる。
図4は、本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用される操作ボックスの一例である。ここでの操作ボックス50は、図1で示した設定入力部24と表示部25を一体に構成したものである。
操作ボックス50は、トラクタ1の運転席近傍に配置可能であり、遠隔で操作や入力が可能な操作・表示部である。ここでは無線による例を示しており、肥料散布機100の本体側に設置された演算部22や制御部23(制御システム部21)と無線により情報の送受信が可能となっている。
操作ボックス50は、電源スイッチ51a、設定スイッチ51b、開閉スイッチ51c、調節スイッチ(増)51d、調節スイッチ(減)51eのスイッチを備えており、これらは設定入力部24となり得る。さらに、操作ボックス50は、シャッター開度表示52a、散布幅表示52b、散布量表示52cを備えておりこれらは、表示部25となり得る。さらに、操作ボックス50は、説明表示53を備えている。
電源スイッチ51aは、操作ボックス50の電源をON(入)、OFF(切)するためのスイッチである。
設定スイッチ51bは、散布量の設定、調量値の入力、車速の入力、散布幅の入力、PTO回転数の入力、補正値の入力、調量モード等の各項目のメニューを起動し設定するモードに変換するスイッチである。さらに、入力又は選択した値を決定するためのスイッチである。
開閉スイッチ51cは、作業を開始するときにアクチュエータ130を制御してシャッター152を所定の開度まで開くためのスイッチである。また、もう一度押すとシャッター152を閉じるようにすることができる。さらに、開閉スイッチ51cは、調量モードを起動してスタートするスイッチにもなることができる。
調節スイッチ(増)51d及び調節スイッチ(減)51eは、散布量、調量値、車速、散布幅、PTO回転数、補正値等の値を入力するためのスイッチである。例えば、調節スイッチ(増)51dを押すと値が増え、調節スイッチ(減)51eを押すと値が減る等である。
シャッター開度表示52aは、7セグ等によりシャッター開度を数字で表示するものである。設定時はシャッター開度の設定値を表示し、作業時は状態検知部27を有する場合は状態検知部27からの情報又は制御部23における制御値の情報をもとに現在のシャッター開度の値を表示することができる。
散布幅表示52bは、7セグ等により散布幅を数字で表示するものである。散布幅は、後述する演算処理により算出された散布幅を表示することができる。なお、散布幅の設定時の表示は、散布幅表示52bで表示してもよいし、散布量表示52cで表示してもよい。
散布量表示52cは、7セグ等により散布量を数字で表示するものである。設定時は散布量、調量値、車速、散布幅、PTO回転数、補正値等の値を表示することができる。また、作業時は、設定された散布量を表示させてもよい。また、トラクタ1からの情報が得られる場合は、車速信号やPTO回転数等の情報を取得し、車速、散布幅、演算されたシャッター開度の情報をもとに現在の散布量を表示してもよい。このとき、散布量表示52cの表示が、何の表示内容を示すかが分かるようにするため、シャッター開度表示52aに「1」、「2」、「3」…のように数字を表示することができる。これは、散布量表示52cの各表示内容に対応する番号を決めておき、その番号がシャッター開度表示52aに表示されることによって、散布量表示52cでどの値が表示されているのか分かるようにするものである。
説明表示53は、上述した散布量表示52cが示している表示内容に対応するシャッター開度表示52aに示される数字(番号)が、数字毎に何の表示内容かを説明するための表示である。図4の例では、設定時において、「1」が「作業速度(km/h)」を表し、「2」が「散布幅(m)」を表し、「3」が「調量値(kg)」を表し、「4」が「補正(%)」を表している。すなわち、シャッター開度表示52aの表示が「1」の場合は、散布量表示52cの数字は「作業速度(km/h)」を表す。また、シャッター開度表示52aの表示が「2」の場合は、散布量表示52cの数字は「散布幅(m)」を表す。また、シャッター開度表示52aの表示が「3」の場合は、散布量表示52cの数字は「調量値(kg)」を表す。また、シャッター開度表示52aの表示が「4」の場合は、散布量表示52cの数字は「補正(%)」を表す。説明表示53は、印字、液晶による表示等で表すことができ、図4では操作ボックス50の下部に印字されている例を示している。このように、作業者は、設定時に現在のシャッター開度表示52aに示される数字を確認して、この説明表示53を見ることで、散布量表示52cに何の内容の数値が表示されているかを確認することができる。
図5は、本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用されるシャッターの開度調整のフローチャートの一例である。ここでの制御は、主に演算部22で行う。
制御がスタートすると(S101)、初期設定値の読み込みを行う(S102)。ここでの読み込みは、予め設定されている初期設定値の読み込みを行う。初期設定値は、演算部22の記憶部に記憶しておいてもよいし、設定入力部24(操作ボックス50)の記憶部に記憶しておいてもよい。そして、初期設定値は、製造時に設定してある値でもよく、また、前回設定した値がある場合は、それを初期設定値として記憶しておき読み込むことも可能である。
ここで読み込む設定値としては、調量値、単位面積当たりの散布量、補正値が挙げられる。さらに必要に応じてPTO回転数や散布幅の読み込みをする。調量値は、実際の調量により求められる。詳細は後述する。単位面積当たりの散布量は、施肥を行う一定の面積当たりの散布量であり、例えば、10aあたりの散布量(Kg)等である。補正値は、必要に応じて用いられ、実際の作業による施肥量と設定値に基づく施肥量の差を修正するため補正値(%)を利用することができる。PTO回転数は、任意のPTO回転数であり、例えば、1分あたりの回転数(rpm)等である。散布幅はそのPTO回転数に対応する散布幅等である。これは、任意のPTO回転数とそのPTO回転数に対する散布幅の実際の値を予め測定するなどして決めておくことができる。また、単にPTOの定格回転数(例えば、540rpm等)に対する散布幅のみを読み込むようにしてもよい。これら、任意のPTO回転数やそのPTO回転数に対する散布幅の値は、後述するS110での散布幅を算出する計算に用いることができる。
次に、設定スイッチがONであるか否かを判定する(S103)。操作ボックス50であれば、設定スイッチ51bを操作した(押した)場合にONとなる。設定スイッチがONとならなければ、現在の設定値が維持される(S104)。また、ONの場合は、設定モードを起動して、操作ボックス50を操作して、作業者によりS102で読み込んだ設定値の変更や設定されていない設定値の入力を行う(S105)。
次に、開度計算式の決定フローを実行する(S106)。これにより開度計算式が決定される。この詳細については、図8、9で後述する。
次に、開スイッチがONであるか否かを判定する(S107)。操作ボックス50であれば、開閉スイッチ51cを操作して(押して)、開状態になった場合にONとなる。ここで開スイッチがONであれば、S108へ進む。ONでなければ、S103へ戻る。
S108では、閉スイッチがONであるか否かを判定する。操作ボックス50であれば、開閉スイッチ51cをもう一度操作して(押して)、閉状態になった場合にONとなる。ここで閉スイッチがONであれば、S114へ進み、ONでなければ、S109へ進む。
S114では、シャッターを動作させ全閉とさせる。具体的には、アクチュエータ130を制御して、シャッター152を動作させて図3(c)の状態とする。その後にS103へ戻る。
S109では、PTO回転数の読み込みを行う。PTO回転数は、トラクタ1からの情報が取得できる場合は、その情報をリアルタイムで取得する。また、トラクタ1からの情報が取得できない場合は、予め設定入力部24(操作ボックス50)において設定した情報を取得してもよい。また同時に、予め設定入力部24において設定された車速等の情報を取得してもよい。この設定は、操作ボックス50であれば、設定スイッチ51bや調節スイッチ51d、51e等により行うことができる。
次に、散布幅の計算を行う(S110)。ここでは、S109で取得したPTO回転数から散布幅を計算する。上述したように、PTO回転数に連動して、散布筒120の揺動運動の速度が変更され、散布幅が決まる。このため、予めこの関係式を用意しておくことでPTO回転数から散布幅を計算することができる。さらに、この散布幅を計算するとき、S102で読み込んだ、もしくはS105で入力された任意のPTO回転数とそのPTO回転数に対する散布幅の値を利用して精度を高めることができる。すなわち、任意のPTO回転数とそのPTO回転数に対する散布幅の値を用いることにより、関係式の補正ができ、実際に近いPTO回転数に対する散布幅の関係式を決定することができる。これにより、例えば、散布する肥料の種類によって同じPTO回転数に対して散布幅が異なる場合等を考慮して補正することができる。なお、PTOの定格回転数に対する散布幅の値の場合は、定格回転数がここでのPTO回転数の値となる。さらに、散布幅はPTO回転数に加えて入力された調量値を用いて計算してもよい。これにより、より正確に散布幅を計算することができる。また、計算された散布幅は、散布幅表示52bに表示させる。
次に、車速を読み込む(S111)。車速は、トラクタ1からの情報が取得できる場合は、その情報をリアルタイムで取得する。また、トラクタ1からの情報が取得できない場合は、予め設定入力部24(操作ボックス50)において設定した情報を取得してもよい。この設定は、操作ボックス50であれば、設定スイッチ51bや調節スイッチ51d、51e等により行うことができる。
次に、開度計算を行う(S112)。開度計算はS106で決定された開度計算式に基づき行う。具体的には、車速、散布幅、調量値、単位面積当たりの散布量からシャッターの開度を計算する。ここで、車速はS111で読み込んだ値である。また、散布幅はS110で計算された値である。調量値及び単位面積当たりの散布量は、S102もしくはS105で読み込まれている値である。
次に、開度計算で求められたシャッターの開度になるようにシャッター動作を行う(S113)。具体的には、アクチュエータ130を制御して、シャッター152を動作させて計算された開度となるようにする。そしてS108へ戻り、PTO回転数や車速が変化したら再度、シャッターの開度を計算してその開度となるように制御していく。
これらの制御により、PTO回転数に応じて散布幅を計算して開度を調整するため、単位面積当たりの散布量を一定とすることができる。
図6は、本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用される散布幅に対するPTO回転数計算のフローチャートの一例である。図5では、PTO回転数を読み込んで散布幅を計算していたが、この場合であると、目標の散布幅に設定しにくい可能性もある。このため、図6では、散布幅を決めてからPTO回転数を計算するフローチャートを示している。ここでの制御は、主に演算部22で行う。
電源がONとなり制御がスタートすると(S201)、散布幅(目標値)の初期設定値を読み込む(S202)。ここでの読み込みは、予め設定されている散布幅(目標値)の初期設定値の読み込みを行う。この初期設定値は、演算部22の記憶部に記憶しておいてもよいし、設定入力部24(操作ボックス50)の記憶部に記憶しておいてもよい。
次に、作業者は散布幅(目標値)を入力する(S203)。ここでの入力方法としては、作業者が目標の散布幅を入力してもよい。また、作業者が予め測定しておいた圃場の大きさや形状を入力して、それに合うように1行程毎の散布幅を自動的に割り振る計算をさせてもよい。例えば、圃場全体の幅が27mと入力した場合、1行程目は10m、2行程目は10m、3行程目は7mのように自動設定する等である。これらの入力は、操作ボックス50であれば、設定スイッチ51bや調節スイッチ51d、51e等により行うことができる。
次に、入力された散布幅を実現するためのPTO回転数の計算を行う(S204)。これは、上述したように、PTO回転数に連動して、散布筒120の揺動運動の速度が変更され、散布幅が決まる。このため、予めこの関係式を用意しておくことで散布幅からPTO回転数を計算することができる。さらに、調量値を用いてより正確にPTO回転数を計算してもよい。
次に、計算したPTO回転数を出力する(S205)。この出力は、表示部25の表示により行うことができる。操作ボックス50であれば、散布量表示52cに表示させてもよい。また、CAN等によるデータ通信を利用して、計算したPTO回転数の情報をトラクタ1側へ出力させてもよい。
次に、出力結果とPTO回転数が一致するように操作を行う(S206)。作業者は表示部25に表示された目標のPTO回転数を確認しながらトラクタ1の操作によりPTO回転数を一致させるようにする。また、CAN等によるデータ通信によりトラクタ1側へ出力させる場合は、出力されたPTO回転数のデータに基づきトラクタ1が出力されたPTO回転数になるように自動的に制御する。その後は、S203へ戻り、散布幅に変更があった場合は、PTO回転数について再び計算を行って出力をして、その出力に基づいて作業が行われる。
このように、散布幅を決めてそのPTO回転数を調整することで、所望の散布幅で施肥作業をすることができる。なお、図5では、PTO回転数を読み込み(S109)、散布幅を計算している(S110)が、図6のフローチャートを適用する場合は、計算されたPTO回転数を読み込んでもよいし、トラクタ1からの実際のPTO回転数を読み込んでもよい。また、入力された目標の散布幅を直接読み込んでもよい。
図7は、本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用される割り込み処理のフローチャートの一例である。図5、6の処理が行われている場合の割り込み処理で、電源がONの状態(S301)で、電源スイッチが押された場合(S302)、電源をOFFとする(S303)ものである。
以下に、上記の図5で説明したS106の開度計算式の決定について説明する。
毎分当たりの散布量xは以下の式で決定される。
x=(A×B×C)/60 (式1)
ここで、Aは散布幅(m)であり、Bは車速(km/h)であり、Cは10aあたりの散布量である。すなわち、散布幅と車速と単位面積当たりの散布量が分かれば、単位時間当たりの散布量xが求められる。
ここで、Aの散布幅は、図5のS110により求められる。Bの車速は、図5のS111により取得される。Cの単位面積当たりの散布量は、S102又はS105で入力される。
ここで、調量値Dごとに、散布量xからシャッター152の開度yを決定する式を用意して、その式を選択することができれば、正確な開度yを求めることができる。ここで、選択された開度計算式は、上述した散布量xが決まれば、開度が決定される式となっている。
図8は、本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用されるシャッターの開度計算式を選択するフローチャートの一例である。制御がスタートすると(S401)、作業者は操作ボックス50を用いて調量値Dを入力する(S402)。次にその調量値Dの値を判別し(S403)、その調量値に対する開度yの計算式を選択していく。例えば、入力された調量値が1であれば、調量値1に対応する計算式を選択する(S404)。また、入力された調量値が2であれば、調量値2に対応する計算式を選択する(S405)。さらに、入力された調量値がn(任意の値)であれば、調量値nに対応する計算式を選択する(S406)。このようにして開度計算式が選択され、この制御が終了する(S407)。
ここで、調量値Dは、実際の調量により求められる。調量値の測定は例えば、操作ボックス50の設定スイッチ51bから調量モードを選び、開閉スイッチ51cを押すことで開始される。そして、開閉スイッチ51cを押すとシャッター152が一定の開度で開き、一定時間(例えば60秒)経過後に自動でシャッターが閉じる。このとき、ホッパー110内に入れた肥料(内容物)がどれだけ排出されたかを測定し、その排出された質量(kg)を測定して調量値Dとする。そして、この調量値Dを操作ボックス50の設定スイッチ51bや調節スイッチ51d、51e等により、作業者が入力して決定することができる。ここで、入力される調量値Dの値は1kg刻みとして、入力しやすいようにしてもよい。このように調量値Dの測定を、時間当たりの排出量により行うことで正確な調量とすることができる。
さらに、開度yを求める式の具体例について述べる。開度yを求める式は、係数t〜tを用いて範囲ごとに異なる値を用いることで、決定することができる。このとき、シャッター152の開度yを求める式は、散布量x、実際の調量値D、係数t〜tによる関数で表すことができる。そして、これらの値が決まれば、開度yを求めることができる。なお、単位時間当たりの散布量xは上述した式1から求められる。
係数t〜tは、開度yを求める式に適用されるn個(1個以上)の係数である。ここで、係数t〜tは、予め調量値Dの範囲ごとに決めておく。例えば、範囲を決める値aとbが、a<bである場合、調量値がa以下の範囲では、第1の一覧表から係数t〜tを決定し、この範囲内では同じ各係数値を採用する。次に、調量値Dが、aより大きくb以下の場合は、第2の一覧表から係数t〜tを決定し、この範囲内では同じ各係数値を採用する。調量値Dが、bより大きい場合は、第3の一覧表から係数t〜tを決定し、この範囲内では同じ各係数値を採用する。
開度yを求める式は、2次以上の関数、3次以上の関数、4次以上の関数、5次以上の関数等と、実際に近い関数を定義していくことで、より正確な開度yを求める式とすることができる。また、係数t〜tは、複数の係数、5以上の係数、10以上の係数などより多数の係数を用いて、より正確な開度を求める式とすることができる。また、係数t〜tの値を変える調量値Dによる範囲数も複数以上で適用でき、3以上、4以上、5以上と範囲を細かく分けて、必要に応じた範囲数で適用していくことが可能である。実施例1では範囲数は3の例を示している。
このように、調量値Dの値により複数の範囲に分けて、その範囲ごとで係数を決定することで、従来、選択が必要であった、散布物の種類、例えば「粒」「砂」「粉」などを選択しなくても、精度のよい開度が決定できる。
図9は、本発明の肥料散布機用散布量調整システムで適用されるシャッターの開度計算式の決定のフローチャートの一例である。これらの処理は演算部22により行われる。
制御がスタートすると(S501)、作業者は操作ボックス50を用いて調量値Dを入力する(S502)。次にその調量値Dの値を判別し(S503)、D≦aの場合は、この範囲で適用される係数t〜tの値を選択する(S504)。また、a<D≦bの場合は、この範囲で適用される係数t〜tの値を選択する(S505)。また、b<Dの場合は、この範囲で適用される係数t〜tの値を選択する(S506)。そして、選択した係数を開度計算式に適用することで(S507)、開度計算式が決定され、この制御が終了する(S508)。
この場合、調量値Dの範囲により、係数t〜tが決まるため、開度yは、調量値D及び単位時間当たりの散布量xにより決定される式で表すことができる。このようにして、調量値Dごとの開度yの計算式を用意しておくことが可能となる。
開度yの式が決まると、図5のS112で開度の計算が可能となる。具体的には、上述したように、調量値Dから開度yの式が単位時間当たりの散布量xの関数として決定することができる。ここで、散布幅A、車速B、単位面積当たりの散布量Cから単位時間当たりの散布量xが式1より求まるため、シャッターの開度yを計算することができる。すなわち、散布幅A、車速B、単位面積当たりの散布量C、調量値Dからシャッターの開度を計算することができる。そして、求められた開度yになるように、制御部23を介してアクチュエータ130を作動させ、シャッター152が制御される。これにより、入力された単位面積当たりの散布量Cが一定となるように制御することができる。また、状態検知部27を有する場合は、この情報を用いてシャッター152がより正確な開度となるように制御される。
以上の様に、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態に設けられた全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を削除したり、他の実施形態の構成に置き換えたり、あるいはまた、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。
例えば、上記の実施形態では、散布筒120を有する肥料散布機100について示したが、これに限らず、トラクタ1のPTO回転数と散布幅の関係性があるものであれば、散布筒を有さない構成の肥料散布機にも本発明を適用することができる。
21 制御システム部
22 演算部
23 制御部
24 設定入力部
25 表示部
26 出力部
27 状態検知部
30、130 アクチュエータ
50 操作ボックス
52a シャッター開度表示
52b 散布幅表示
52c 散布量表示
100 肥料散布機
152 シャッター

Claims (9)

  1. トラクタに装着する肥料散布機に備えるアクチュエータを制御して散布物の散布量を調整する肥料散布機用散布量調整システムにおいて、
    散布物を収納するホッパーと、前記アクチュエータと連動して前記ホッパーから散布物を排出するための開度を調整するシャッターと、前記トラクタのPTO回転を用いて散布物を散布する散布機構と、演算部とを有し、
    前記演算部は、前記トラクタのPTO回転数から散布幅を計算して、計算した散布幅を用いて前記シャッターの開度を算出することを特徴とする肥料散布機用散布量調整システム。
  2. 請求項1に記載の肥料散布機用散布量調整システムにおいて、
    入力された単位面積当たりの散布量になるように前記シャッターの開度を算出することを特徴とする肥料散布機用散布量調整システム。
  3. 請求項2に記載の肥料散布機用散布量調整システムにおいて、
    前記シャッターの開度の算出に、車速と、調量値を用いることを特徴とする肥料散布機用散布量調整システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の肥料散布機用散布量調整システムにおいて、
    表示部を有し、前記表示部に計算した散布幅を表示することを特徴とする肥料散布機用散布量調整システム。
  5. 請求項3に記載の肥料散布機用散布量調整システムにおいて、
    前記シャッターの開度を算出する式は、前記調量値により決定される1個以上の係数を用いると共に、前記係数は、前記調量値の範囲毎に値が設定してあることを特徴とする肥料散布機用散布量調整システム。
  6. 請求項5に記載の肥料散布機用散布量調整システムにおいて、
    前記調量値の範囲の数は、3以上であることを特徴とする肥料散布機用散布量調整システム。
  7. トラクタに装着する肥料散布機に備えるアクチュエータを制御して散布物の散布量を調整する肥料散布機用散布量調整システムにおいて、
    散布物を収納するホッパーと、前記アクチュエータと連動して前記ホッパーから散布物を排出するための開度を調整するシャッターと、前記トラクタのPTO回転を用いて散布物を散布する散布機構と、演算部と、設定入力部とを有し、
    前記演算部は、前記設定入力部で入力された散布幅から前記トラクタのPTO回転数を計算して、その情報を出力することを特徴とする肥料散布機用散布量調整システム。
  8. 請求項7に記載の肥料散布機用散布量調整システムにおいて、
    表示部を有し、前記表示部は出力されたPTO回転数を表示することを特徴とする肥料散布機用散布量調整システム。
  9. 請求項7に記載の肥料散布機用散布量調整システムにおいて、
    前記出力は、前記トラクタへ行い、前記トラクタは出力されたPTO回転数になるように制御することを特徴とする肥料散布機用散布量調整システム。
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