JP2018133927A - 電源装置及び照明器具 - Google Patents

電源装置及び照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2018133927A
JP2018133927A JP2017026425A JP2017026425A JP2018133927A JP 2018133927 A JP2018133927 A JP 2018133927A JP 2017026425 A JP2017026425 A JP 2017026425A JP 2017026425 A JP2017026425 A JP 2017026425A JP 2018133927 A JP2018133927 A JP 2018133927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
circuit
current
capacitor
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017026425A
Other languages
English (en)
Inventor
智史 八木
Satoshi Yagi
智史 八木
大輔 山原
Daisuke Yamahara
大輔 山原
弘毅 松井
Hiroki Matsui
弘毅 松井
浅野 寛之
Hiroyuki Asano
寛之 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017026425A priority Critical patent/JP2018133927A/ja
Publication of JP2018133927A publication Critical patent/JP2018133927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】電力供給が遮断された後に制御処理を実行でき、かつ、大型化を抑制できる電源装置を提供する。【解決手段】交流電源2から交流電流が入力されて、負荷に出力電流を供給する電源装置10であって、交流電流を整流することで脈動電流に変換する整流回路12と、脈動電流が入力されて、出力電流を生成する主電源回路20と、主電源回路20を制御する制御回路30と、脈動電流が入力される入力端子T1を有し、脈動電流に対応する入力電圧を第一電圧に降圧し、第一電圧を制御回路30に供給する補助電源回路60と、入力端子T1に接続され、入力電圧が印加される第一コンデンサ18と、整流回路12と入力端子T1との間に接続され、入力端子T1側から整流回路12側に向かって流れる電流を遮断する整流素子16とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、負荷に電圧を供給する電源装置及び照明器具に関する。
従来、リモコンなどによって遠隔操作可能な電気機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された照明器具は、光源と、光源に電流を供給する電源装置とを備える。また当該電源装置は、リモコンなどからの調光信号が入力される調光信号入力回路を有する。調光信号入力回路は、スイッチング回路に調光信号に対応する信号を出力し、スイッチング回路は、調光信号に対応するデューティ比でスイッチング素子を制御する。これにより、照明器具の調光レベルを遠隔操作できる。
特開2013−70617号公報
照明器具などの電気機器を遠隔操作するために、電波などを用いた無線通信が利用されている。電波を用いた無線通信において、例えば、Bluetooth(登録商標)方式などの無線通信規格が使用されている。照明器具の遠隔操作において、Bluetooth(登録商標)方式に基づく無線通信を使用する場合、電源からの電力供給が主電源スイッチなどによって遮断された後に、遠隔操作用の通信回路において複数の処理を行う。例えば、通信回路において、電力供給が遮断される直前における照明器具の調光レベルを記憶する処理などが行われる。電力供給が遮断された後に、このような処理を行うための電力を通信回路に供給するために、通信回路の電力入力部に、コンデンサなどの容量素子を接続して、電力を蓄積する方法が考えられる。しかしながら、この方法で通信回路における処理を実行するために十分な電力を蓄積するためには、容量素子が占める容積が大型化する場合がある。このため、照明器具の小型化が困難となる。
そこで、本発明は、電力供給が停止された後に制御処理を実行でき、かつ、大型化を抑制できる電源装置及び照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る電源装置は、交流電源から交流電流が入力されて、負荷に出力電流を供給する電源装置であって、前記交流電流を整流することで脈動電流に変換する整流回路と、前記脈動電流が入力されて、前記出力電流を生成する主電源回路と、前記主電源回路を制御する制御回路と、前記脈動電流が入力される入力端子を有し、前記脈動電流に対応する入力電圧を第一電圧に降圧し、前記第一電圧を前記制御回路に供給する補助電源回路と、前記入力端子に接続され、前記入力電圧が印加される第一コンデンサと、前記整流回路と前記入力端子との間に接続され、前記整流回路側から前記入力端子側に向かって流れる前記脈動電流を通過させ、かつ、前記入力端子側から前記整流回路側に向かって流れる電流を遮断する整流素子とを備える。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る照明器具は、上記電源装置と、上記負荷とを備え、上記負荷は、光源を有する。
本発明によれば、電力供給が遮断された後に制御処理を実行でき、かつ、大型化を抑制できる電源装置及び照明器具を提供できる。
図1は、実施の形態に係る電源装置の機能構成を示す概略回路図である。 図2は、実施の形態に係る補助電源回路の回路構成の一例を示す回路図である。 図3Aは、実施の形態に係る電源装置を備える照明器具の一例の外観図である。 図3Bは、実施の形態に係る電源装置を備える照明器具の他の一例の外観図である。
以下では、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
(実施の形態)
実施の形態に係る電源装置について説明する。
[1.構成]
まず、本実施の形態に係る電源装置の構成について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る電源装置10の機能構成を示す概略回路図である。なお、図1には、電源装置10に電力を供給する交流電源2と、電源装置10から電力を供給される負荷4とが併せて示されている。図2は、本実施の形態に係る補助電源回路60の回路構成の一例を示す回路図である。図2においては、補助電源回路60と併せて、補助電源回路60に接続される整流素子16及び第一コンデンサ18が示されている。
交流電源2は、電源装置10に交流電力を供給する電源である。交流電源2は、例えば、AC100Vの商用交流電源などの系統電源である。
負荷4は、電源装置10から電力を供給される装置である。負荷4は、電力を使用する装置であれば特に限定されないが、例えば、LED(Light Emitting Diode)などの固体発光素子を備える光源である。
電源装置10は、交流電源2から交流電流が入力されて、負荷4に出力電流を供給する装置である。図1に示されるように、電源装置10は、整流回路12と、主電源回路20と、補助電源回路60と、制御回路30と、第一コンデンサ18と、整流素子16とを備える。本実施の形態では、電源装置10は、さらに、スイッチ11と、コンデンサ13と、降圧電源回路70とを備える。
スイッチ11は、交流電源2から電源装置10への電力供給を遮断する素子である。スイッチ11が導通状態の場合に、交流電源2から電源装置10に交流電流が供給され、スイッチ11が非導通状態の場合に、交流電源2から電源装置10への交流電流の供給が遮断される。
整流回路12は、交流電源2からの交流電流を整流することで脈動電流に変換する回路である。整流回路12から出力された脈動電流は、コンデンサ13によって平滑化されて、主電源回路20に入力される。整流回路12は、特に限定されないが、例えば、全波整流用のダイオードブリッジである。
コンデンサ13は、整流回路12から出力された脈動電流を平滑化する容量素子である。本実施の形態では、コンデンサ13として、例えば、静電容量が0.1μF程度のコンデンサを用いることができる。
主電源回路20は、整流回路12から脈動電流が入力されて、負荷4に出力する出力電流を生成する回路である。本実施の形態では、整流回路12から、コンデンサ13を介して脈動電流が入力される。主電源回路20の構成は特に限定されない。主電源回路20は、例えば、スイッチング素子を含む電圧変換回路などを有する。主電源回路20は、スイッチング素子を含む電圧変換回路として、例えば、昇圧チョッパ回路と、降圧チョッパ回路とを有する。これにより、降圧チョッパ回路を制御することで、主電源回路20から出力される電流を調整することができる。また、主電源回路20は、負荷に流れる電流を一定に制御する定電流回路などを備えてもよい。
制御回路30は、主電源回路20を制御する回路である。制御回路30は、例えば、リモコンなどから送信された操作信号に基づいて主電源回路20を制御する。制御回路30は、主制御回路31と、通信回路32とを有する。
通信回路32は、例えば、リモコン(図示せず)などから送信された操作信号に基づいて主制御回路31に信号を出力する回路である。本実施の形態では、通信回路32は、リモコンとの間で無線通信を行う。通信回路32は、無線通信の方式として、例えば、Bluetooth(登録商標)通信方式を用いる。制御装置40は、例えば、マイコン(MCU;Micro−Controller Unit)で実現される。マイコンは、プログラムが格納されたROM、RAM、プログラムを実行するプロセッサ(CPU;Central Processing Unit)、タイマ、A/D変換器やD/A変換器を含む入出力回路などを有する1チップの半導体集積回路である。
主制御回路31は、通信回路32から送信される信号に基づいて、主電源回路20を駆動する回路である。例えば、主電源回路20が、昇圧チョッパ回路及び降圧チョッパ回路を有する場合、主制御回路31は、通信回路32から受信した信号に基づいて、各チョッパ回路に含まれるスイッチング素子を駆動する。これにより、主電源回路20からの出力電流を制御することができる。
補助電源回路60は、整流回路12から脈動電流が入力されて、脈動電流に対応する入力電圧を第一電圧に降圧し、第一電圧を制御回路30に供給する回路である。補助電源回路60は、脈動電流が入力される入力端子T1と、第一電圧を出力する出力端子T2とを有する。本実施の形態では、補助電源回路60は、100Vrmsの入力電圧を15Vの第一電圧に降圧して出力する。
補助電源回路60の回路構成は特に限定されない。本実施の形態では、補助電源回路60は降圧チョッパ回路である。これにより、補助電源回路60において降圧する際に発生する電力損失を抑制できる。補助電源回路60は、図2に示されるように、ツェナーダイオード61と、ダイオード62及び66と、抵抗63と、IPD(インテリジェントパワーデバイス)64と、チョークコイル65と、第二コンデンサ67とを有する。
IPD64は、スイッチング素子とそのコントローラとを1パッケージ化したモジュールである。IPD64は、ドレイン端子TDと、ソース端子TSと、コントロール端子TCとを有する。チョークコイル65は、IPD64でのスイッチングによって起電力を発生するインダクタである。ダイオード66は、チョークコイル65で発生した起電力に対応する電流を一定方向に流して回生させる。第二コンデンサ67は、チョークコイル65から出力される脈動電流を平滑化する容量素子である。第二コンデンサ67は、交流電源2から整流回路12への交流電流の供給がスイッチ11によって遮断された場合には、第一電圧を出力するための電源として機能する。本実施の形態では、第二コンデンサ67として、例えば、静電容量100μFの電解コンデンサを用いる。ツェナーダイオード61、ダイオード62及び抵抗63の直列接続は、補助電源回路60の出力をIPDのコントロール端子TCにフィードバックする回路である。ツェナーダイオード61は、定電圧を得るための素子である。
第一コンデンサ18は、一方の電極が補助電源回路60の入力端子T1に接続され、他方の電極が接地されて、脈動電流に対応する入力電圧が印加される容量素子である。第一コンデンサ18は、本実施の形態では、100Vrmsの入力電圧が印加される。第一コンデンサ18は、交流電源2から整流回路12への交流電流の供給がスイッチ11によって遮断された場合には、補助電源回路60を動作させるための電源として機能する。このように、補助電源回路60の入力端子T1に第一コンデンサ18が接続されることにより、出力端子T2に第一コンデンサ18が接続される場合より、高い電圧を第一コンデンサ18に印加することができる。ここで、コンデンサに蓄積される電荷量は、印加電圧と静電容量との積となるため、印加電圧を高くすることで、コンデンサにより効率よく電荷を蓄積できる。例えば、上述のように入力電圧が100Vrms、第一電圧が15Vであり、入力端子T1に第一コンデンサ18を接続する場合、出力端子T2に第一コンデンサ18を接続する場合に対して、コンデンサにおける電荷蓄積効率が、約6.7(≒100/15)倍となる。したがって、電源装置10では、コンデンサによって占有される体積を抑制しながら、蓄積する電荷量を増大できる。本実施の形態では、第一コンデンサ18として、例えば、静電容量20μFの電解コンデンサを用いる。これにより、スイッチ11が遮断されることによって補助電源回路60への電力供給が遮断された後に、例えば数100msecから数sec程度の間、制御回路30が制御処理を行うことができる。また、第一コンデンサ18に蓄積される電荷量は、第二コンデンサ67に蓄積される電荷量より大きい。このため、電荷蓄積効率が高い第一コンデンサ18により多い電荷が蓄積されるため、コンデンサの寸法の大型化を抑制できる。
整流素子16は、整流回路12と補助電源回路60の入力端子T1との間に接続され、整流回路12側から入力端子T1側に向かって流れる脈動電流を通過させ、かつ、入力端子T1側から整流回路12側に向かって流れる電流を遮断する素子である。本実施の形態では、整流素子16はダイオードであり、図1に示されるノードN1にアノードが接続され、入力端子T1にカソードが接続される。これにより、補助電源回路60及び入力端子T1に接続された第一コンデンサ18から整流回路12及び主電源回路20に電流が逆流することを抑制できる。例えば、電源装置10が整流素子16を備えない場合、つまり、ノードN1と入力端子T1とが直接接続される場合には、コンデンサ13より静電容量が大きい第一コンデンサ18が、コンデンサ13と並列に接続されることになる。このため、例えば、主電源回路20が、力率改善回路を有していても、静電容量の大きい第一コンデンサ18に起因して力率が低下する。一方、電源装置10のように整流素子16が接続される場合、ノードN1と第一コンデンサ18との間において電流が一方向だけに流れるため、第一コンデンサ18が力率に与える影響を抑制できる。さらに、電源装置10のように整流素子16が接続される場合、スイッチ11が遮断された際に、第一コンデンサ18に蓄積された電荷が、整流回路12側に向かって流れることを抑制できる。つまり、第一コンデンサ18に蓄積された電荷を効率的に補助電源回路60に供給できる。これにより、スイッチ11が遮断された後に、制御回路30をより長い時間にわたって動作させることができる。
降圧電源回路70は、第一電圧が供給され、第一電圧を第二電圧に降圧する回路である。降圧電源回路70は、通信回路32に第二電圧を供給する。本実施の形態では、15V程度の第一電圧が供給され、3V程度の第二電圧に降圧する。第二電圧は、通信回路32を動作させるために用いられる。降圧電源回路70として、三端子レギュレータなどの簡素な回路を用いることができる。
[2.動作]
次に、本実施の形態に係る電源装置10の動作について説明する。
まず、電源装置10のスイッチ11が遮断状態から導通状態に切り換えられた場合には、交流電源2から出力される交流電流が整流回路12によって整流され、脈動電流が出力される。脈動電流は、コンデンサ13によって平滑化され、主電源回路20及び補助電源回路60に入力される。補助電源回路60は、脈動電流に対応する100Vrmsの入力電圧を15Vの第一電圧に降圧して、制御回路30と降圧電源回路70とに供給する。降圧電源回路70は、供給された15Vの第一電圧を3Vの第二電圧に降圧して通信回路32に供給する。第二電圧が供給された通信回路32は、動作を開始し、例えば、通信回路32に記憶されたスイッチ11遮断前の主電源回路20の動作状態と同様の状態で主電源回路20を動作させるように、主制御回路31に信号を出力する。主制御回路31は、通信回路32から受信した信号に基づいて主電源回路20を駆動する。これにより、スイッチ11が遮断される前の状態で電源装置10が動作する。例えば、負荷4が光源を有する場合、スイッチ11が遮断される前の調光レベルで光源から照明光を出射させることができる。
一方、電源装置10のスイッチ11が導通状態から遮断状態に切り換えられた場合には、交流電源2から出力される交流電流がスイッチ11によって遮断され、整流回路12からの脈動電流の出力が停止される。これに伴い、主電源回路20及び補助電源回路60への脈動電流の入力が停止される。主電源回路20は、脈動電流の入力が停止されるとコンデンサ13などに蓄積された電荷が放電される間、動作した後、動作を停止する。スイッチ11が遮断された後も、第一コンデンサ18に蓄積された電荷が放電される間、補助電源回路60は第一電圧を出力し続ける。これによって、制御回路30は、第一電圧が供給される間、動作することができる。
また、本実施の形態では、補助電源回路60は、降圧チョッパ回路であり、出力端子T2に接続された平滑用の第二コンデンサ67を有する。これにより、第一コンデンサ18だけでなく、第二コンデンサ67においても電荷を蓄積できる。したがって電源装置10においては、電源装置10への電力供給停止後に、より一層多い電力を制御回路30に供給できる。
このため、例えば、通信回路32は、スイッチ11が遮断された後に、スイッチ11が遮断される前の主電源回路20の動作状態を記憶するなどの制御処理を行うことができる。例えば、負荷4が光源を有する場合、通信回路32はスイッチ11が遮断される前の調光レベルを記憶することができる。
また、以上のように本実施の形態に係る電源装置10では、スイッチ11が遮断された後に、主電源回路20が停止しても、制御回路30を動作させることができる。これにより、主電源回路20より先に制御回路30が停止することによって、主電源回路20が制御不能な状態となることを抑制できる。例えば、負荷4が光源を有し、スイッチ11を遮断する前に、低い調光レベルで光源から照明光を出射させていた場合を想定する。この場合、スイッチ11を遮断することで、主電源回路20より先に制御回路30が動作を停止すると、主電源回路20が制御不能となって、例えば、最大の調光レベルで動作することがあり得る。この場合、光源を消灯させる前に、一瞬強い照明光が出射され得る。本実施の形態に係る電源装置10では、主電源回路20が制御不能をなる可能性を低減できるため、このような意図しない動作の発生を抑制できる。
以上のように、本実施の形態に係る電源装置10では、交流電源2からの電力供給が遮断された後に制御処理を実行できる。しかも、上述のとおり、第一コンデンサ18の電荷蓄積効率を、第一コンデンサ18を補助電源回路60の出力端子T2に接続する場合より、向上できるため、第一コンデンサ18を大型化することを抑制しつつ、多くの電荷を第一コンデンサ18に蓄積することができる。したがって、電源装置10の大型化を抑制できる。
[3.まとめ]
以上のように、本実施の形態に係る電源装置10は、交流電源2から交流電流が入力されて、負荷に出力電流を供給する装置である。電源装置10は、交流電流を整流することで脈動電流に変換する整流回路12と、脈動電流が入力されて、出力電流を生成する主電源回路20と、主電源回路20を制御する制御回路30とを備える。電源装置10は、さらに、脈動電流が入力される入力端子T1を有し、脈動電流に対応する入力電圧を第一電圧に降圧し、第一電圧を制御回路30に供給する補助電源回路60と、入力端子T1に接続され、入力電圧が印加される第一コンデンサ18とを備える。電源装置10は、さらに、整流回路12と入力端子T1との間に接続され、整流回路12側から入力端子T1側に向かって流れる脈動電流を通過させ、かつ、入力端子T1側から整流回路12側に向かって流れる電流を遮断する整流素子16を備える。
これにより、電源装置10において、交流電源2からの電力供給が停止された後に、補助電源回路60は第一コンデンサ18に蓄積された電荷を用いて、第一電圧を制御回路30に供給できる。このため、電源装置10においては、交流電源2からの電力供給が遮断された後にも、制御処理を実行できる。また、電源装置10においては、第一コンデンサ18を補助電源回路60の入力端子に接続することにより、第一コンデンサ18を補助電源回路60の出力端子T2に接続する場合より、電荷蓄積効率を向上できる。このため、第一コンデンサ18を大型化することを抑制しつつ、多くの電荷を第一コンデンサ18に蓄積することができる。したがって、電源装置10の大型化を抑制できる。
また、電源装置10において、制御回路は、無線通信を行う通信回路を有してもよい。
これにより、無線通信を用いて電源装置10を遠隔操作することができる。
また、電源装置10において、通信回路32は、無線通信の方式として、Bluetooth(登録商標)通信方式を用いてもよい。
この場合、電源装置10への電力供給が停止された後に、電源装置10の動作状態を記憶するなどの制御処理を行う必要があるが、電源装置10においては、上述のとおり、電力供給停止後にも制御処理を行うことができる。このため、通信回路32における電力供給停止後の制御処理を確実に実行できる。
また、電源装置10において、補助電源回路60は、降圧チョッパ回路であってもよい。
これにより、補助電源回路60において降圧する際に発生する電力損失を抑制できる。
また、電源装置10において、補助電源回路60は、第一電圧を出力する出力端子T2と、出力端子T2に接続され、第一電圧を平滑化する第二コンデンサ67とを有してもよい。
これにより、第一コンデンサ18だけでなく、第二コンデンサ67においても電荷を蓄積できるため、電源装置10への電力供給停止後に、より多い電力を制御回路30に供給できる。
また、電源装置10において、第一コンデンサ18に蓄積される電荷量は、第二コンデンサ67に蓄積される電荷量より大きくてもよい。
これにより、電荷蓄積効率が高い第一コンデンサ18により多い電荷が蓄積されるため、コンデンサの寸法の大型化を抑制できる。
(変形例など)
上記実施の形態における電源装置10は、各種電気機器に適用できる。例えば、電源装置10は、各種照明器具に適用できる。
図3A及び図3Bは、電源装置10を備える各種照明器具200a及び200bの外観図である。図3Aに示される照明器具200aは、ダウンライトであり、図3Bに示される照明器具200bは、スポットライトである。照明器具200a及び200bは、回路ボックス201及び灯体202を有し、照明器具200aは、さらに、配線203を有する。回路ボックス201は、上記実施の形態に係る電源装置10を収納しているボックスである。灯体202は、負荷4の一例である光源を収納している。光源は、例えば、LEDなどの発光素子を有する。配線203は、回路ボックス201と灯体202に収納された光源とを電気的に接続している。
このような照明器具200a及び200bは、光源を有する負荷4と、上記実施の形態に係る電源装置10とを備えるので、電源装置10と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明に係る電源装置及び照明器具について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、実施の形態における一部の構成要素を組み合わせて構築される別の形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、通信回路32は、マイコンによってソフトウェア的に実現されたが、A/D変換器、論理回路、ゲートアレイ、D/A変換器等で構成される専用の電子回路によってハードウェア的に実現されてもよい。
4 負荷
10 電源装置
16 整流素子
18 第一コンデンサ
20 主電源回路
30 制御回路
32 通信回路
60 補助電源回路
67 第二コンデンサ
70 降圧電源回路
200a、200b 照明器具
T1 入力端子

Claims (7)

  1. 交流電源から交流電流が入力されて、負荷に出力電流を供給する電源装置であって、
    前記交流電流を整流することで脈動電流に変換する整流回路と、
    前記脈動電流が入力されて、前記出力電流を生成する主電源回路と、
    前記主電源回路を制御する制御回路と、
    前記脈動電流が入力される入力端子を有し、前記脈動電流に対応する入力電圧を第一電圧に降圧し、前記第一電圧を前記制御回路に供給する補助電源回路と、
    前記入力端子に接続され、前記入力電圧が印加される第一コンデンサと、
    前記整流回路と前記入力端子との間に接続され、前記整流回路側から前記入力端子側に向かって流れる前記脈動電流を通過させ、かつ、前記入力端子側から前記整流回路側に向かって流れる電流を遮断する整流素子とを備える
    電源装置。
  2. 前記制御回路は、無線通信を行う通信回路を有する
    請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記通信回路は、前記無線通信の方式として、Bluetooth(登録商標)通信方式を用いる
    請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記補助電源回路は、降圧チョッパ回路である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源装置。
  5. 前記補助電源回路は、
    前記第一電圧を出力する出力端子と、
    前記出力端子に接続され、前記第一電圧を平滑化する第二コンデンサとを有する
    請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記第一コンデンサに蓄積される電荷量は、前記第二コンデンサに蓄積される電荷量より大きい
    請求項5に記載の電源装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の電源装置と、
    前記負荷とを備え、
    前記負荷は、光源を有する
    照明器具。
JP2017026425A 2017-02-15 2017-02-15 電源装置及び照明器具 Pending JP2018133927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017026425A JP2018133927A (ja) 2017-02-15 2017-02-15 電源装置及び照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017026425A JP2018133927A (ja) 2017-02-15 2017-02-15 電源装置及び照明器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018133927A true JP2018133927A (ja) 2018-08-23

Family

ID=63247520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017026425A Pending JP2018133927A (ja) 2017-02-15 2017-02-15 電源装置及び照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018133927A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020150727A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 オムロン株式会社 電源装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020150727A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 オムロン株式会社 電源装置
JP7175226B2 (ja) 2019-03-14 2022-11-18 オムロン株式会社 電源装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8330380B2 (en) Control circuit for light emitting device
JP5921438B2 (ja) Led点灯回路、led照明装置、及びled照明部用ソケット
US20160366741A1 (en) Dimming lighting circuit and luminaire
JP6314559B2 (ja) 点灯装置および照明器具
EP3319401B1 (en) Dimming device
JP2016048631A (ja) 点灯装置及び照明器具
JP6296091B2 (ja) 光源点灯装置及び照明器具
JP2018133927A (ja) 電源装置及び照明器具
JP5677192B2 (ja) Led点灯装置及びled照明器具
JP6260225B2 (ja) 点灯装置および照明器具
JP6205833B2 (ja) 点灯装置および照明装置
JP6070049B2 (ja) Led点灯装置及びled照明器具
JP6300610B2 (ja) Led電源装置及びled照明装置
JP6282147B2 (ja) Led電源装置及びled照明装置
JP6796802B2 (ja) 点灯装置及び照明器具
JP2017135024A (ja) 電源装置および照明器具
JP6648502B2 (ja) 点灯装置および照明器具
JP6485770B2 (ja) 点灯装置及び照明器具
JP6917564B2 (ja) 照明点灯装置及び照明装置
JP7247558B2 (ja) 点灯装置、照明器具および電源装置
JP5861087B2 (ja) 電源装置及びそれを用いた放電灯点灯装置、led電源装置並びに照明装置
JP2018133925A (ja) 電源装置及び照明器具
JP2018181728A (ja) 点灯装置および照明器具
JP2016162498A (ja) 点灯装置および照明器具
JP2019164966A (ja) 点灯装置及び照明器具