JP2018130831A - サーマルプリントヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 駆動ICが過熱されることによる不都合を改善するのに適するサーマルプリントヘッドを提供すること。【解決手段】 基板11と、基板11の主走査方向Yに沿って配列された複数の発熱部41と、複数の発熱部41に電流をながす経路である配線3と、複数の発熱部41に電力を供給するための駆動IC6と、外部接続用のコネクタ83と、を備え、配線3は、コネクタ83から駆動IC6まで導通可能な電源配線と、駆動IC6から複数の発熱部41を介してコネクタ83まで導通可能な電極配線3Bと、を含み、前記電源配線には、コネクタ83と駆動IC6とを電気的に分離可能とするヒューズ7が接続されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、サーマルプリントヘッドに関する。
従来からサーマルプリントヘッドが知られている(たとえば特許文献1参照)。同文献に開示のサーマルプリントヘッドは、基板、抵抗体層、電極層、および駆動ICを備える。抵抗体層および電極層は、基板上に形成されている。抵抗体層は複数の発熱部を有する。複数の発熱部はそれぞれ、抵抗体層のうち電極層から露出した部分である。複数の発熱部は主走査方向に沿って配置されている。駆動ICは、複数の発熱部に電力を供給する。サーマルプリントヘッドの使用の際には、各発熱部からの熱が感熱紙などの印刷媒体に伝わり、印刷媒体にドットが印刷される。印刷媒体は、複数の発熱部に対向配置されたプラテンローラによって複数の発熱部側に押し当てられる。印刷媒体は、プラテンローラの回転によって副走査方向に送給される。
印刷条件によっては、発熱部で生じた熱が基板等を介して駆動ICに伝わり、駆動ICが過熱される場合がある。駆動ICが過熱されて高温になると、駆動ICの高温状態が継続し、駆動ICの周囲の配線が熱の影響により変位して断線等の不具合が生じる虞れがあった。駆動ICの高温状態が継続する原因としては、駆動ICが過熱されると駆動ICに定格電流を超える大電流が流れて自己発熱を繰り返し、駆動ICが本来の機能を果たせずに高温状態が続くものと考えられる。
特開2015−136832号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、駆動ICが過熱されることによる不都合を改善するのに適するサーマルプリントヘッドを提供することを主たる課題とする。
本発明よって提供されるサーマルプリントヘッドは、基板と、前記基板の主走査方向に沿って配列された複数の発熱部と、前記複数の発熱部に電流をながす経路である配線と、前記複数の発熱部に電力を供給するための駆動ICと、外部接続用のコネクタと、を備え、前記配線は、前記コネクタから前記駆動ICまで導通可能な電源配線と、前記駆動ICから前記複数の発熱部を介して前記コネクタまで導通可能な電極配線と、を含み、前記電源配線には、前記コネクタと前記駆動ICとを電気的に分離可能とするヒューズが接続されている。
好ましくは、前記ヒューズは、電流ヒューズである。
好ましくは、前記基板に前記駆動ICが複数設けられており、前記電源配線は、共通電源配線と、各々が前記共通電源配線から分岐しており、複数の前記駆動ICそれぞれに導通する複数の個別電源配線と、を含む。
好ましくは、前記ヒューズは、前記共通電源配線に接続される。
好ましくは、前記基板は、厚さ方向の一方側を向く基板表面および他方側を向く基板裏面を有し、前記駆動ICは、前記基板表面に搭載されている。
好ましくは、前記ヒューズは、前記基板表面に設けられている。
好ましくは、前記電源配線は、前記基板裏面に形成された裏面電源配線部と、この裏面電源配線部に各々が導通しており、前記基板表面まで貫通状に形成された第1貫通電源配線部および第2貫通電源配線部と、を含み、前記コネクタと前記ヒューズとの間には、前記裏面電源配線部、前記第1貫通電源配線部および前記第2貫通電源配線部が介在する。
好ましくは、前記基板は、回路基板と、当該回路基板の厚さ方向視において前記回路基板に対して副走査方向に連続するヘッド基板と、を含み、前記駆動ICは前記回路基板に搭載されており、前記複数の発熱部は前記ヘッド基板に設けられている。
好ましくは、前記回路基板は、厚さ方向の一方側を向く回路基板表面および他方側を向く回路基板裏面を有し、前記駆動ICは、前記回路基板表面に搭載されている。
好ましくは、前記ヒューズは、前記回路基板表面に設けられている。
好ましくは、前記電源配線は、前記回路基板裏面に形成された裏面電源配線部と、この裏面電源配線部に各々が導通しており、前記回路基板表面まで貫通状に形成された第1貫通電源配線部および第2貫通電源配線部と、を含み、前記コネクタと前記ヒューズとの間には、前記裏面電源配線部、前記第1貫通電源配線部および前記第2貫通電源配線部が介在する。
好ましくは、前記基板を支持する放熱板をさらに備える。
好ましくは、前記基板表面に形成された抵抗体層を備え、前記抵抗体層は前記複数の発熱部を含む。
好ましくは、前記電極配線は、共通電極と、複数の個別電極と、を含む。
好ましくは、前記個別電極は、ワイヤを介して前記駆動ICに接続される。
好ましくは、前記ワイヤは、前記共通電極を跨ぐ。
好ましくは、前記共通電極は、前記基板裏面に形成された裏面電極と、この裏面電極に各々が導通しており、前記基板表面まで貫通状に形成された第1貫通電極および第2貫通電極と、を含む。
好ましくは、前記裏面電極の一部は、前記基板の厚さ方向視において前記駆動ICと重なる。
好ましくは、前記ヘッド基板は、厚さ方向の一方側を向くヘッド基板表面および他方側を向くヘッド基板裏面を有し、前記ヘッド基板表面に形成された抵抗体層を備え、前記抵抗体層は前記複数の発熱部を含む。
好ましくは、前記電極配線は、前記ヘッド基板に形成されたヘッド基板側共通電極と、前記ヘッド基板に形成された複数の個別電極と、前記回路基板に形成された回路基板側共通電極と、を含む。
好ましくは、前記個別電極は、ワイヤを介して前記駆動ICに接続される。
好ましくは、前記ワイヤは、前記ヘッド基板側共通電極を跨ぐ。
好ましくは、前記回路基板側共通電極は、前記回路基板裏面に形成された裏面電極と、この裏面電極に各々が導通しており、前記回路基板表面まで貫通状に形成された第1貫通電極および第2貫通電極と、を含む。
好ましくは、前記裏面電極の一部は、前記回路基板の厚さ方向視において前記駆動ICと重なる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の実施形態に係るサーマルプリントヘッドの平面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1に示したサーマルプリントヘッドの部分拡大平面図(一部構成省略)である。 図3のIV−IV線に沿う部分拡大断面図である。 電源配線の経路を説明するための模式的な断面図である。 図1のVI−VI線に沿う部分拡大断面図である。 本発明の実施形態に基づくサーマルプリントヘッドの製造工程の一工程を示す部分拡大断面図である。 図7に続く工程を示す部分拡大断面図である。 図8に続く工程を示す部分拡大断面図である。 図9に続く工程を示す部分拡大断面図である。 図10に続く工程を示す部分拡大断面図である。 図11に続く工程を示す断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2は、本発明の実施形態に基づくサーマルプリントヘッドを示している。図1は、サーマルプリントヘッドの平面図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。
本実施形態のサーマルプリントヘッド101は、ヘッド基板11と、回路基板12と、放熱板13と、蓄熱部21と、配線3と、抵抗体層4と、保護層5と、複数の駆動IC6と、ヒューズ7と、複数のワイヤ81と、樹脂部82と、コネクタ83とを備える。なお、理解の便宜上、図1では、保護層5を省略している。図3では、保護層5、および、樹脂部82を省略している。サーマルプリントヘッド101は、印刷媒体801に印刷を施すプリンタに組み込まれるものである。このような印刷媒体801としては、たとえばバーコードシートやレシートを作成するための感熱紙が挙げられる。
図1、図2、図4等に示すヘッド基板11は、たとえばセラミックよりなる。ヘッド基板11を構成するセラミックとしては、たとえば、アルミナや窒化アルミニウムが挙げられる。ヘッド基板11の厚さはたとえば0.6〜1.0mm程度である。図1に示すように、ヘッド基板11は、主走査方向Yに長く延びる平板状である。
図2〜図4等に示すように、ヘッド基板11は、厚さ方向Zにおいて互いに反対を向くヘッド基板表面111およびヘッド基板裏面112を有する。ヘッド基板表面111およびヘッド基板裏面112は、副走査方向Xと、主走査方向Yとに広がる平面状である。ヘッド基板表面111およびヘッド基板裏面112は、主走査方向Yに沿って長手状に延びる。ヘッド基板表面111は、ヘッド基板11の厚さ方向Zの一方(図2、図4では上方)を向く。ヘッド基板裏面112は、ヘッド基板11の厚さ方向Zの他方(図2では下方)を向く。
図1、図2等に示す回路基板12は、たとえば、プリント配線基板である。回路基板12は、基材層と図示しない配線層とが積層された構造を有する。基材層は、たとえばガラスポキシ樹脂よりなる。配線層は、たとえばCuよりなる。回路基板12は、厚さ方向Zにおいて互いに反対を向く回路基板表面121および回路基板裏面122を有する。回路基板表面121および回路基板裏面122は、副走査方向Xと、主走査方向Yとに広がる平面状である。回路基板表面121および回路基板裏面122は、主走査方向Yに沿って長手状に延びる。回路基板表面121は、回路基板12の厚さ方向Zの一方(図2では上方)を向く。回路基板裏面122は、回路基板12の厚さ方向Zの他方(図2では下方)を向く。
図1、図2等に示す放熱板13は、ヘッド基板11からの熱を放散させるためのものである。放熱板13は、たとえばAlなどの金属よりなる。放熱板13にはヘッド基板11および回路基板12が取り付けられている。具体的には、ヘッド基板11のヘッド基板裏面112および回路基板12の回路基板裏面122が、それぞれ放熱板13の上面に接合されている。これにより、放熱板13は、ヘッド基板11および回路基板12を支持している。また、図2に示すように、ヘッド基板11は、副走査方向Xにおいて、回路基板12と隣接して並んでいる。これにより、ヘッド基板11は、厚さ方向Z視において回路基板12に対して副走査方向Xに連続している。
図3、図4等に示すように、蓄熱部21は、ヘッド基板11に形成されている。蓄熱部21は、ヘッド基板表面111に形成されている。蓄熱部21は、ヘッド基板表面111の一部を覆っている。蓄熱部21はグレーズ層と称されることもある。蓄熱部21は、主走査方向Yに沿って帯状に延びている。本実施形態では、蓄熱部21は、一部が図4の上方向に隆起した形状となっている。これにより、蓄熱部21は、保護層5のうち発熱部41(後述)を覆う部分を、印刷媒体801に対し適切に当接させることができる。蓄熱部21は、たとえば、非晶質ガラスなどのガラス材料よりなる。このガラス材料の軟化点は、たとえば、800〜850℃である。なお、本実施形態においては、図4に示すように、蓄熱部21の右側および左側には、ガラス層29が形成されている。本実施形態とは異なり、蓄熱部21は、ヘッド基板表面111の全面にわたって形成されていてもよい。
図3、図4等に示す抵抗体層4は、配線3からの電流が流れた部分が発熱する。このように発熱することによって印字ドットが形成される。抵抗体層4は、配線3を構成する材料よりも抵抗率が高い材料よりなる。このような材料としては、たとえば、TaSiO2またはTaNが挙げられる。本実施形態では、抵抗体層4は薄膜であるので、抵抗体層4の厚さは、たとえば0.05〜0.2μm程度である。本実施形態においては、抵抗体層4は、配線3(後述の電極配線3B)とヘッド基板11との間に介在する。より具体的には、抵抗体層4は、配線3とヘッド基板表面111との間に介在する。
図3、図4に示すように、抵抗体層4は、複数の発熱部41を含む。図3における複数の発熱部41には、理解の便宜上、斜線を付している。
複数の発熱部41は、主走査方向Yに沿って配列されている。各発熱部41は、蓄熱部21に積層されている。図4に示すように、複数の発熱部41とヘッド基板表面111との間には、蓄熱部21が介在する。各発熱部41は、配線3のうち互いに離間した部位に跨る形状である。
図2〜図4等に示す配線3は、抵抗体層4に通電するための経路を構成している。配線3は、導電体よりなる。このような導電体としては、たとえば、Alが主に用いられるが、Cuや、Auが用いられても構わない。配線3は、電源配線3Aおよび電極配線3Bを含む。電源配線3Aは、コネクタ83から駆動IC6まで導通可能な経路である。電極配線3Bは、駆動IC6から複数の発熱部41を介してコネクタ83まで導通可能な経路である。なお、図1、図2においては、配線3の記載を適宜省略している。
図5は、電源配線3Aを説明するための模式的な断面図である。同図に示すように、電源配線3Aは、回路基板12に形成されており、共通電源配線31と、複数の個別電源配線32と、を含む。共通電源配線31は、コネクタ83の端子部831につながっている。詳細は後述するが、本実施形態において、駆動IC6は複数設けられており、回路基板表面121に設けられている。複数の個別電源配線32は、各々が共通電源配線31から分岐するとともに複数の駆動IC6それぞれに導通している。なお、図5の断面図に示した複数(2つ)の駆動IC6は、回路基板12において互いに分離した箇所の断面として表されたものである。
また、本実施形態において、共通電源配線31(電源配線3A)は、裏面電源配線部331と、第1貫通電源配線部332および第2貫通電源配線部333と、を含む。裏面電源配線部331は、回路基板裏面122に形成されている。第1貫通電源配線部332および第2貫通電源配線部333は、各々、裏面電源配線部331に導通しており、回路基板表面121まで貫通状に形成されている。裏面電源配線部331、第1貫通電源配線部332および第2貫通電源配線部333は、コネクタ83とヒューズ7との間に介在する。
図2〜図4、図6等に示すように、電極配線3Bは、ヘッド基板11および回路基板12に形成されている。電極配線3Bは、その大半がヘッド基板表面111に形成されている。また、図4に示した電極配線3Bは、蓄熱部21に積層されている。本実施形態において、電極配線3Bは、抵抗体層4に積層されている。本実施形態では、図4に示した電極配線3Bは薄膜であるので、電極配線3Bの厚さは、たとえば0.2〜0.8μm程度である。
本実施形態においては、図3に示すように、電極配線3Bは、複数の個別電極34(同図には6つ示す)と、共通電極35と、複数の中継電極36(同図には6つ示す)とを含む。より具体的には、次のとおりである。
複数の個別電極34は、ヘッド基板11のヘッド基板表面111に形成されている。複数の個別電極34は、互いに導通していない。そのため、各個別電極34には、サーマルプリントヘッド101の組み込まれたプリンタが使用される際に、個別に、互いに異なる電位が付与されうる。各個別電極34は、個別電極帯状部341と、幅広部342と、ボンディング部343とを有する。図3、図4に示すように、各個別電極帯状部341は、副走査方向Xに沿って延びる帯状である。個別電極帯状部341は、抵抗体層4に積層されている。幅広部342は、個別電極帯状部341につながり、副走査方向Xに沿って延びている。幅広部342の幅寸法(主走査方向Yにおける寸法)は、個別電極帯状部341の幅寸法(主走査方向Yにおける寸法)よりも大きい。ボンディング部343は、ワイヤ81がボンディングされる部分である。
共通電極35は、サーマルプリントヘッド101の組み込まれたプリンタが使用される際に複数の個別電極34に対して電気的に逆極性となる部位である。共通電極35は、ヘッド基板11に形成されたヘッド基板側共通電極35Aと、回路基板12に形成された回路基板側共通電極35Bと、を含む。
ヘッド基板側共通電極35Aは、ヘッド基板11のヘッド基板表面111に形成されている。ヘッド基板側共通電極35Aは、複数の共通電極帯状部351と、複数の分岐部352と、複数の幅広部353と、基幹部354とを有する。各共通電極帯状部351は、副走査方向Xに延びる帯状である。図3等に示すように、ヘッド基板側共通電極35Aにおいて、複数の共通電極帯状部351は、主走査方向Yに互いに離間し、且つ、互いに導通している。各共通電極帯状部351は、抵抗体層4に積層されている。各共通電極帯状部351は、個別電極帯状部341と主走査方向Yに離間している。本実施形態においては、互いに隣接した2つずつの共通電極帯状部351が、2つの個別電極帯状部341に挟まれている。複数の共通電極帯状部351、および複数の個別電極帯状部341は、主走査方向Yに沿って配列されている。分岐部352は、2つの共通電極帯状部351と1つの幅広部353をつなぐ部分であり、Y字状である。幅広部353は、副走査方向Xに沿って延びている。基幹部354は、主走査方向Yに延びる帯状であり、複数の幅広部353がつながっている。
図3に示すように、複数の中継電極36は、主走査方向Yに沿って配列されている。複数の中継電極36は、副走査方向Xにおいて、複数の発熱部41を挟んでヘッド基板側共通電極35Aおよび複数の個別電極34とは反対側に位置する。各中継電極36は、隣接する2つ(一対)の発熱部41と接している。複数の中継電極36はそれぞれ、複数の個別電極34のうちの一つとヘッド基板側共通電極35Aとの間に電気的に介在する。各中継電極36は、2つ(一対)の中継電極帯状部361と、連結部362と、を有する。
図3、図4に示すように、各中継電極帯状部361は、副走査方向Xに延びる帯状である。複数の中継電極帯状部361は、主走査方向Yに互いに離間している。各中継電極帯状部361は、抵抗体層4に積層されている。複数の中継電極帯状部361は、抵抗体層4上において、複数の個別電極帯状部341および複数の共通電極帯状部351とは副走査方向Xにおいて反対側に配置されている。各中継電極36を構成する一対の中継電極帯状部361は各々、隣接する一対の発熱部41に各別に接している。各中継電極36における一対の中継電極帯状部361の一方は、副走査方向Xにおいて発熱部41を挟んで複数の共通電極帯状部351のいずれか一つに対向配置されている。各中継電極36における一対の中継電極帯状部361の他方は、副走査方向Xにおいて発熱部41を挟んで複数の個別電極帯状部341のいずれか一つに対向配置されている。なお、各中継電極帯状部361は、蓄熱部21上に位置する。
複数の連結部362はそれぞれ、主走査方向Yに沿って延びている。各連結部362は、各中継電極36における一対の中継電極帯状部361につながる。これにより、各中継電極36における一対の中継電極帯状部361どうしが互いに導通している。なお、各連結部362は、蓄熱部21上に位置する。
回路基板側共通電極35Bは、回路基板12に形成されている。本実施形態において、図1、6に示すように、回路基板側共通電極35Bは、裏面電極371と、第1貫通電極372および第2貫通電極373と、を含む。裏面電極371は、回路基板裏面122に形成されている。第1貫通電極372および第2貫通電極373は、各々、裏面電極371に導通しており、回路基板表面121まで貫通状に形成されている。図6に示すように、裏面電極371の一部は、回路基板12の厚さ方向Z視において駆動IC6と重なっている。
図2、図4等に示す保護層5は、電極配線3B(個別電極34、ヘッド基板側共通電極35Aおよび中継電極36)および抵抗体層4を覆っており、電極配線3Bおよび抵抗体層4を保護するためのものである。保護層5は、絶縁性の材料よりなり、たとえば、SiO2よりなる。保護層5と抵抗体層4との間に、電極配線3B(個別電極34、ヘッド基板側共通電極35Aおよび中継電極36)が位置する。保護層5の厚さは、たとえば5〜10μm程度である。
図1〜図3等に示す駆動IC6は、各個別電極34にそれぞれ電位を付与し、各発熱部41に流す電流を制御するものである。各個別電極34にそれぞれ電位が付与されることにより、各個別電極34と共通電極35(ヘッド基板側共通電極35A)との間に電圧が印加され、各発熱部41に選択的に電流が流れる。本実施形態において、駆動IC6は複数設けられている。図1等に示したサーマルプリントヘッド101は模式的に表されており、図1では4個の駆動IC6が表されているが、駆動IC6の数量はこれに限定されず、たとえば10個以上の駆動IC6を設けてもよい。また、これとは異なり、単一の駆動IC6のみを設ける構成としてもよい。
複数の駆動IC6は、回路基板12に配置されている。図3に示すように、駆動IC6は、複数のパッド61を含む。複数のパッド61は、たとえば、2列に形成されている。なお、本実施形態とは異なり、駆動IC6が、ヘッド基板11に配置されていてもよい。
図5等に示すヒューズ7は、電源配線3Aに接続されており、コネクタ83と駆動IC6とを電気的に分離可能である。ヒューズ7は、たとえば電流ヒューズであり、所定の電流値を越える過電流が流れたときに電気的導通を遮断するものである。図5に示すように、本実施形態において、ヒューズ7は共通電源配線31に接続される。なお、本実施形態とは異なり、ヒューズ7は、個別電源配線32に接続してもよい。ヒューズ7が個別電源配線32に接続される場合、たとえば複数の駆動IC6の各々に対応するように複数のヒューズ7が設けられる。また、ヒューズ7として温度ヒューズを用いてもよい。ヒューズ7が温度ヒューズである場合、たとえばヒューズ7は駆動IC6の近傍に設けられ、好ましくは1個または2個の駆動IC6に対して1個のヒューズ7が割り当てられるように複数のヒューズ7を配置する。
図2、図3等に示す複数のワイヤ81は、たとえば、Auなどの導体よりなる。あるワイヤ81(811)は、駆動IC6におけるパッド61にボンディングされ、且つ、ボンディング部343にボンディングされている。これにより、駆動IC6と各個別電極34とが導通している。また、図3に示すように、ワイヤ811は、基幹部354(ヘッド基板側共通電極35A)を跨いでいる。図3に示すように、あるワイヤ81(812)は、駆動IC6におけるパッド61にボンディングされ、且つ、回路基板12における電源配線3A(個別電源配線32)にボンディングされている。これにより、当該電源配線3Aを介して、駆動IC6とコネクタ83とが導通している。同図に示すように、あるワイヤ81(813)は、ヘッド基板側共通電極35A(基幹部354)にボンディングされ、且つ、回路基板12における回路基板側共通電極35Bにボンディングされている。これにより、ヘッド基板側共通電極35Aと回路基板側共通電極35Bとが導通している。
図2に示す樹脂部82は、たとえば、黒色の樹脂よりなる。樹脂部82は、駆動IC6、複数のワイヤ81、および、保護層5を覆っており、駆動IC6および複数のワイヤ81を保護している。コネクタ83は、回路基板12に固定されている。コネクタ83は、サーマルプリントヘッド101の外部からサーマルプリントヘッド101へ電力を供給し、もしくは、駆動IC6を制御するためのものである。
次に、サーマルプリントヘッド101の使用方法の一例について簡単に説明する。
サーマルプリントヘッド101は、プリンタに組み込まれた状態で使用される。図2に示したように、当該プリンタ内において、サーマルプリントヘッド101の各発熱部41はプラテンローラ802に対向している。当該プリンタの使用時には、プラテンローラ802が回転することにより、印刷媒体801が、副走査方向Xに沿ってプラテンローラ802と各発熱部41との間に一定速度で送給される。印刷媒体801は、プラテンローラ802によって保護層5のうち各発熱部41を覆う部分に押しあてられる。一方、図3に示した各個別電極34には、駆動IC6によって選択的に電位が付与される。これにより、共通電極35と複数の個別電極34の各々との間に電圧が印加される。そして、複数の発熱部41には選択的に電流が流れ、熱が発生する。そして、各発熱部41にて発生した熱は、保護層5を介して印刷媒体801に伝わる。そして、印刷媒体801上の主走査方向Yに線状に延びる第1ライン領域に、複数のドットが印刷される。また、各発熱部41にて発生した熱は、蓄熱部21にも伝わり、蓄熱部21にて蓄えられる。
更に、プラテンローラ802が回転することにより、印刷媒体801が、副走査方向Xに沿って一定速度で引き続き送給される。そして、上述の第1ライン領域への印刷と同様に、印刷媒体801上の主走査方向Yに線状に延びる、第1ライン領域に隣接する第2ライン領域への印刷が行われる。第2ライン領域への印刷の際、印刷媒体801には、各発熱部41にて発生した熱に加え、第1ライン領域への印刷時に蓄熱部21にて蓄えられた熱が伝わる。このようにして、第2ライン領域への印刷が行われる。以上のように、印刷媒体801上の主走査方向Yに線状に延びるライン領域ごとに、複数のドットを印刷することにより、印刷媒体801への印刷が行われる。
次に、図7〜図12を用いて、サーマルプリントヘッド101の製造方法について説明する。
まず、図7に示す基材11’を用意する。基材は、のちに複数のヘッド基板11となる基板材料である。次に、蓄熱部21を基材11’に形成する。蓄熱部21の形成は、たとえば、ガラスを含むペーストを基材11’に厚膜印刷した後に、厚膜印刷されたペーストを焼成することにより行う。当該ペーストを焼成する時の温度は、たとえば、800〜850℃である。なお、本実施形態では、蓄熱部21の形成の後に、ガラス層29を形成する。
次に、図8に示すように、抵抗体層4’を形成する。抵抗体層4’は、基材表面111’全体に形成する。抵抗体層4’の形成は、たとえば、TaSiO2またはTaNを材料としてスパッタリングを施すことによって行う。
次に、図9に示すように、抵抗体層4’上に電極配線層3B’を形成する。電極配線層3B’は、基材表面111’全体に形成する。電極配線層3B’の形成は、たとえば、導電材料をスパッタリングを施すことにより行う。
次に、図10に示すように、電極配線層3B’の一部をエッチングする。電極配線層3B’のエッチングは、たとえば、電極配線層3B’上にレジスト層(図示略)を形成し、当該レジスト層に対し露光する工程等を経ることにより、行われる。これにより、電極配線層3B’のうち、発熱部41に重なる部位が一括してエッチングされ、電極配線3Bが形成される。そして、発熱部41が電極配線3Bから露出する。そして、図3に示した所定形状の電極配線3Bが形成される。
次に、図11に示すように、保護層5を形成する。保護層5の形成は、所望の領域を露出させるマスクを形成した後に、たとえば、SiO2を用いたスパッタリングまたはCVDを施すことによって行う。
次に、基材11’を切断して複数のヘッド基板11とした後(図示略)、図12に示すように、ヘッド基板11と、電源配線3A等が形成され、且つ、コネクタ83が取り付けられた回路基板12とを、放熱板13に接合する。次に、回路基板12に駆動IC6およびヒューズ7を配置する。次に、複数のワイヤ81をそれぞれ、駆動IC6にボンディングするなどしたのち、複数のワイヤ81、駆動IC6およびヒューズ7を樹脂部82(図2参照)で覆う。以上の工程を経ることにより、サーマルプリントヘッド101が完成する。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
サーマルプリントヘッド101を使用する際、印刷条件によっては、複数の発熱部41で発生した熱が、ヘッド基板11、放熱板13、回路基板12等を介して駆動IC6に伝わり、駆動IC6が過熱される場合がある。駆動IC6が過熱されると駆動IC6自体の温度が過度に上昇し、駆動IC6に想定以上の大電流が流れて駆動IC6の高温状態が継続する虞れがある。
本実施形態において、コネクタ83と駆動IC6とを導通させる電源配線3Aには、ヒューズ7が接続されている。駆動IC6へ大電流が流れることで電源配線3Aおよびヒューズ7に過電流が流れてヒューズ7内での電気的導通が遮断される。これにより、駆動IC6は、コネクタ83から電気的に分離され、電流が流れなくなる。本実施形態によれば、駆動IC6の過熱状態を停止させることができる。その結果、熱の影響により駆動IC6の周囲の配線が断線する等の不具合を抑制または回避することができる。
本実施形態においては、ヒューズ7が電流ヒューズであることから、当該電流ヒューズに過電流が流れることでコネクタ83と駆動IC6との電気的導通が遮断される。これにより、駆動IC6の過熱による不都合を回避することができる。
本実施形態において、ヒューズ7は、電源配線3Aにおける共通電源配線31に接続されている。電源配線3Aにおける複数の個別電源配線32は、各々が共通電源配線31から分岐しており、複数の駆動IC6それぞれに導通している。このような構成によれば、1つのヒューズ7における電気的遮断によって、複数の駆動IC6すべてに電流が流れなくなる。したがって、複数の駆動IC6に対して過電流が流れるのを、効率よく且つ同時に遮断することができる。
本実施形態において、ヒューズ7は回路基板表面121に設けられており、コネクタ83とヒューズ7との間には、裏面電源配線部331と、これにつながる第1貫通電源配線部332および第2貫通電源配線部333とが介在する。即ち、コネクタ83からヒューズ7に至るまでの電源配線3Aにおいては、回路基板裏面122側に迂回している。このような構成によれば、ヒューズ7については、回路基板表面121に形成された配線3との干渉を避けつつ、回路基板表面121の所望の位置に配置することができる。
本発明に係るサーマルプリントヘッドは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るサーマルプリントヘッドの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
上記実施形態のサーマルプリントヘッドにおいては、基板について、構成材料の異なるヘッド基板11および回路基板12を備える場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。基板として、単一の構成材料からなるものを用いてもよく、たとえばシリコンからなる基板を用いてもよい。
101 サーマルプリントヘッド
11 ヘッド基板(基板)
111 ヘッド基板表面
112 ヘッド基板裏面
12 回路基板(基板)
121 回路基板表面
122 回路基板裏面
13 放熱板
21 蓄熱部
29 ガラス層
3 配線
3A 電源配線
3B 電極配線
31 共通電源配線
32 個別電源配線
331 裏面電源配線部
332 第1貫通電源配線部
333 第2貫通電源配線部
34 個別電極
341 個別電極帯状部
342 幅広部
343 ボンディング部
35 共通電極
35A ヘッド基板側共通電極
35B 回路基板側共通電極
351 共通電極帯状部
352 分岐部
353 幅広部
354 基幹部
36 中継電極
361 中継電極帯状部
362 連結部
371 裏面電極
372 第1貫通電極
373 第2貫通電極
4 抵抗体層
41 発熱部
5 保護層
6 駆動IC
61 パッド
7 ヒューズ
81,811,812,813 ワイヤ
82 樹脂部
83 コネクタ
831 端子部
801 印刷媒体
802 プラテンローラ
X 副走査方向
Y 主走査方向
Z 厚さ方向

Claims (24)

  1. 基板と、
    前記基板の主走査方向に沿って配列された複数の発熱部と、
    前記複数の発熱部に電流をながす経路である配線と、
    前記複数の発熱部に電力を供給するための駆動ICと、
    外部接続用のコネクタと、を備え、
    前記配線は、前記コネクタから前記駆動ICまで導通可能な電源配線と、前記駆動ICから前記複数の発熱部を介して前記コネクタまで導通可能な電極配線と、を含み、
    前記電源配線には、前記コネクタと前記駆動ICとを電気的に分離可能とするヒューズが接続されている、サーマルプリントヘッド。
  2. 前記ヒューズは、電流ヒューズである、請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
  3. 前記基板に前記駆動ICが複数設けられており、
    前記電源配線は、共通電源配線と、各々が前記共通電源配線から分岐しており、複数の前記駆動ICそれぞれに導通する複数の個別電源配線と、を含む、請求項2に記載のサーマルプリントヘッド。
  4. 前記ヒューズは、前記共通電源配線に接続される、請求項3に記載のサーマルプリントヘッド。
  5. 前記基板は、厚さ方向の一方側を向く基板表面および他方側を向く基板裏面を有し、
    前記駆動ICは、前記基板表面に搭載されている、請求項1ないし4のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  6. 前記ヒューズは、前記基板表面に設けられている、請求項5に記載のサーマルプリントヘッド。
  7. 前記電源配線は、前記基板裏面に形成された裏面電源配線部と、この裏面電源配線部に各々が導通しており、前記基板表面まで貫通状に形成された第1貫通電源配線部および第2貫通電源配線部と、を含み、
    前記コネクタと前記ヒューズとの間には、前記裏面電源配線部、前記第1貫通電源配線部および前記第2貫通電源配線部が介在する、請求項6に記載のサーマルプリントヘッド。
  8. 前記基板は、回路基板と、当該回路基板の厚さ方向視において前記回路基板に対して副走査方向に連続するヘッド基板と、を含み、
    前記駆動ICは前記回路基板に搭載されており、前記複数の発熱部は前記ヘッド基板に設けられている、請求項1ないし3のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  9. 前記回路基板は、厚さ方向の一方側を向く回路基板表面および他方側を向く回路基板裏面を有し、
    前記駆動ICは、前記回路基板表面に搭載されている、請求項8に記載のサーマルプリントヘッド。
  10. 前記ヒューズは、前記回路基板表面に設けられている、請求項9に記載のサーマルプリントヘッド。
  11. 前記電源配線は、前記回路基板裏面に形成された裏面電源配線部と、この裏面電源配線部に各々が導通しており、前記回路基板表面まで貫通状に形成された第1貫通電源配線部および第2貫通電源配線部と、を含み、
    前記コネクタと前記ヒューズとの間には、前記裏面電源配線部、前記第1貫通電源配線部および前記第2貫通電源配線部が介在する、請求項10に記載のサーマルプリントヘッド。
  12. 前記基板を支持する放熱板をさらに備える、請求項1ないし11のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  13. 前記基板表面に形成された抵抗体層を備え、
    前記抵抗体層は前記複数の発熱部を含む、請求項5に記載のサーマルプリントヘッド。
  14. 前記電極配線は、共通電極と、複数の個別電極と、を含む、請求項13に記載のサーマルプリントヘッド。
  15. 前記個別電極は、ワイヤを介して前記駆動ICに接続される、請求項14に記載のサーマルプリントヘッド。
  16. 前記ワイヤは、前記共通電極を跨ぐ、請求項15に記載のサーマルプリントヘッド。
  17. 前記共通電極は、前記基板裏面に形成された裏面電極と、この裏面電極に各々が導通しており、前記基板表面まで貫通状に形成された第1貫通電極および第2貫通電極と、を含む、請求項16に記載のサーマルプリントヘッド。
  18. 前記裏面電極の一部は、前記基板の厚さ方向視において前記駆動ICと重なる、請求項17に記載のサーマルプリントヘッド。
  19. 前記ヘッド基板は、厚さ方向の一方側を向くヘッド基板表面および他方側を向くヘッド基板裏面を有し、
    前記ヘッド基板表面に形成された抵抗体層を備え、
    前記抵抗体層は前記複数の発熱部を含む、請求項9に記載のサーマルプリントヘッド。
  20. 前記電極配線は、前記ヘッド基板に形成されたヘッド基板側共通電極と、前記ヘッド基板に形成された複数の個別電極と、前記回路基板に形成された回路基板側共通電極と、を含む、請求項19に記載のサーマルプリントヘッド。
  21. 前記個別電極は、ワイヤを介して前記駆動ICに接続される、請求項20に記載のサーマルプリントヘッド。
  22. 前記ワイヤは、前記ヘッド基板側共通電極を跨ぐ、請求項21に記載のサーマルプリントヘッド。
  23. 前記回路基板側共通電極は、前記回路基板裏面に形成された裏面電極と、この裏面電極に各々が導通しており、前記回路基板表面まで貫通状に形成された第1貫通電極および第2貫通電極と、を含む、請求項22に記載のサーマルプリントヘッド。
  24. 前記裏面電極の一部は、前記回路基板の厚さ方向視において前記駆動ICと重なる、請求項23に記載のサーマルプリントヘッド。
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