JP2018130138A - 便座装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】便座の開放指示のための専用の検知センサを設けることなく、簡易な構成で便座を自動で開ける。
【解決手段】便座装置は、便座が閉状態の場合に、着座検知センサが検知状態となってから、便座への使用者の着座を確定する所定の着座確定時間T1が経過する前に、着座検知センサが非検知状態となったことに基づいて、便座を自動で開放する。これにより、使用者の着座確定に用いる着座検知センサを、便座の開放指示に兼用することができるから、便座の開放指示のための専用のセンサを設けることなく、簡易な構成で便座を自動開放することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、便座装置に関する。
従来、この種の便座装置としては、便器に取り付けられた便座を自動で開けるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の便座装置では、便器の前方床面に使用者の履物がある場合に、その履物の爪先部分に設けられた被検知部を検知することで履物を検知可能な履物検知センサを備えており、便蓋の開状態で履物検知センサが履物を検知すると便座を自動で開放する。これにより、男性は小用時に履物を履いて便器前に立つことで便座が自動で開くから、便座を手で開ける必要がないものとしている。
特開2006−115985号公報
ところで、便座装置は、近年は使用者の局部に洗浄水を噴射する洗浄便座装置として構成されるものが多くなっている。そのような便座装置では、洗浄水の誤噴射を防止するために、使用者が便座に着座していることを検知するための検知センサを備える場合がある。その場合、上述した便座装置のように、便座を自動で開けるために男性が便器前に立っていることを検知する専用の検知センサを備えていると、検知センサの数が増えて構成が複雑になるだけでなく、コスト面でも不利となる。
本発明は、便座の開放指示のための専用の検知センサを設けることなく、簡易な構成で便座を自動で開けることを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の便座装置は、
便座と、
前記便座を開閉する開閉装置と、
前記便座への使用者の着座を検知する検知センサと、
前記便座が閉状態の場合に、前記検知センサが検知状態となってから、前記便座への使用者の着座を確定する所定の着座確定時間が経過する前に前記検知センサが非検知状態となったことに基づいて、前記便座を開くよう前記開閉装置を制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
本発明の便座装置は、便座が閉状態の場合に、検知センサが検知状態となってから、便座への使用者の着座を確定する所定の着座確定時間が経過する前に検知センサが非検知状態となったことに基づいて、便座を開くよう前記開閉装置を制御する。これにより、使用者の着座確定の判定に用いる検知センサを、便座の開放指示に兼用することができる。このため、便座の開放指示のための専用の検知センサを設けることなく、簡易な構成で便座を自動で開けることができる。
本発明の便座装置において、前記開閉装置は、モータの駆動により前記便座を開閉し、前記制御手段は、前記モータの駆動により前記便座を開くよう前記開閉装置を制御してから所定のロック時間に亘って前記モータがロックしたことに基づいて、前記モータの駆動を停止するよう前記開閉装置を制御するものとしてもよい。こうすれば、使用者の着座確定の判定に用いる検知センサを便座の開放指示に兼用した場合において、便座の開放指示を誤判定して実際には便座を開けることができないときでも、モータを保護することができる。
本発明の便座装置において、前記検知センサは、前記便座に重力方向の押圧力が作用することにより機械式接点のオンオフが切り替わるよう構成され、前記制御手段は、前記検知センサが検知状態となってから、前記所定の着座確定時間よりも短い時間であって前記検知センサの前記機械式接点のチャタリングによる誤検知の可能性がある所定の誤検知時間が経過してから前記検知センサが非検知状態となったことに基づいて、前記便座を開くよう前記開閉装置を制御するものとしてもよい。こうすれば、使用者の着座確定の判定に用いる検知センサを便座の開放指示に兼用した場合に、便座の開放指示を誤判定するのを抑制することができる。
便座装置10の構成図である。 便座装置10の制御に関するブロック図である。 着座検知センサ45の構成図である。 便座・便蓋開放処理の一例を示すフローチャートである。 変形例の便座装置10Bの構成図である。
本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は便座装置10の構成図であり、図2は便座装置10の制御に関するブロック図であり、図3は着座検知センサ45の構成図である。便座装置10は、図示しない便器の上面に設置され、便座14に着座した使用者の局部に図示しないノズルから洗浄水を噴射して局部を洗浄可能な洗浄便座装置として構成されている。この便座装置10は、図1に示すように、便器の上面後方に設置される本体12と、本体12に対して開閉可能に支持された便座14および便蓋16と、本体12に内蔵され便座14を開閉する便座開閉装置20と、本体12に内蔵され便蓋16を開閉する便蓋開閉装置30と、装置全体を制御する制御装置50(図2参照)と、を備える。
便座開閉装置20は、図2に示すように、モータ22と、モータ22を駆動する駆動回路24と、図示しない伝達ギヤなどを介して伝達されるモータ22の駆動力により便座14を回動(開閉)させる出力シャフトとしての駆動軸26と、駆動軸26とは反対側の回動軸27(図1参照)と、モータ22の電流を検知する電流センサ28と、を備える。駆動回路24は、制御装置50と接続されており、制御装置50からの制御信号に基づいてモータ22を駆動する。なお、便蓋開閉装置30は、便座開閉装置20と同様に、モータ32と、駆動回路34と、駆動軸36と、図示しない回動軸と、電流センサ38と、を備えるものであり、詳細な説明は省略する。
制御装置50は、図示しないCPUやROM、RAMなどの他、時間を計測するタイマ50aを備える。制御装置50は、便座開閉装置20(駆動回路24)や便蓋開閉装置30(駆動回路34)に制御信号を出力して便座14や便蓋16の自動開閉を行ったり、図示しないノズルユニットに制御信号を出力して洗浄水噴射制御を行ったりする。また、制御装置50には、図2に示すように、電流センサ28,38からの検知信号(電流値)や、便座装置10が配置されるトイレ室内への使用者の入室を検知可能な入室検知センサ40からの検知信号、便座14への使用者の着座を検知可能な着座検知センサ45からの検知信号などが入力される。制御装置50は、入室検知センサ40から入力された検知信号に基づいて便蓋16を自動で開閉するための制御信号を便蓋開閉装置30に出力する。
本実施例の着座検知センサ45は、リミットスイッチ式のセンサとして構成されている。この着座検知センサ45は、図1,図3に示すように、本体12内に配設されたケース46内を上下方向(重力方向)に沿って移動可能なスライダ47と、ケース46の底部に配設されスライダ47を上方に付勢するスプリング48と、ケース46の上部に配設され下方に位置するスライダ47の移動範囲内に突出するレバー部材49aを有するリミットスイッチ49と、を備える。スライダ47は、便座14の回動軸27が嵌め込まれる開口部47aが形成されており、便座14の回動軸27と共に上下方向に移動する。使用者が便座14に着座していない場合には便座14に重力方向の押圧力(使用者の体重)が作用しないため、スライダ47を下方に移動させる力は作用しない。このため、スプリング48の付勢力によりスライダ47は移動範囲の上方に位置し(図3(a)参照)、レバー部材49aを押圧することでリミットスイッチ49をオン状態(通電状態)とする。このように、便座14に押圧力が作用していないためにリミットスイッチ49がオン状態となる場合、着座検知センサ45からの検知信号として着座なしを示す着座なし信号が制御装置50に入力されることになる。なお、スプリング48の付勢力によりスライダ47が上方に位置することで、便座14は後方側が便器の上面に対して若干浮いた状態となる。一方、使用者が便座14に着座している場合には便座14に重力方向の押圧力(使用者の体重)が作用して便座14が便器の上面に当接する位置まで下がるため、スライダ47を下方に移動させる力が作用する。このため、スプリング48の付勢力に抗してスライダ47は移動範囲の下方に位置し(図3(b)参照)、レバー部材49aの押圧を解放することでリミットスイッチ49をオフ状態(非通電状態)とする。このように、便座14に押圧力が作用しているためにリミットスイッチ49がオフ状態となる場合、着座検知センサ45からの検知信号として着座ありを示す着座あり信号が制御装置50に入力されることになる。
次に、こうして構成された便座装置10の動作、特に便座14と便蓋16とを開放する際の処理について説明する。図4は便座・便蓋開放処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、便座14と便蓋16とが閉状態とされている場合に所定時間毎に実行される。
便座・便蓋開放処理が実行されると、制御装置50は、まず、入室検知センサ40からの検知信号として使用者の入室ありを示す入室あり信号が入力されたか否かを判定し(S100)、入室あり信号が入力されてないと判定すると、そのまま本処理を終了する。一方、制御装置50は、S100で入室あり信号が入力されたと判定すると、便蓋開閉装置30に制御信号を出力して便蓋16の自動開放処理を行う(S110)。なお、便蓋16が所定の上限開度まで開いてモータ32がロックされると、電流センサ38により検出される電流値が上昇する(ロック電流)。このため、制御装置50は、便蓋16の開放処理を行うと、電流センサ38により検出される電流値を監視することでモータ32の電流の変化に基づいて便蓋16の開放処理の完了を判定し、モータ32の駆動を停止する。
S110の便蓋16の自動開放処理に続いて、制御装置50は、着座検知センサ45からの検知信号として使用者の着座ありを示す着座あり信号が入力されるのを待つ(S120)。上述したように、着座あり信号は、便座14に重力方向の押圧力が作用する場合に入力されるから、使用者が便座14に着座している場合の他、使用者が便座14に着座せずに便座14の上面を手などで押している場合にも入力される。なお、制御装置50は、着座検知センサ45から着座あり信号が入力されずに、入室検知センサ40からの検知信号が入室あり信号から入室なし信号となって一定時間が経過した場合には、便蓋16を自動で閉じて本処理を終了するものなどとすればよい。
制御装置50は、S120で着座あり信号が入力されたと判定すると、タイマ50aにより着座検知時間Tの計測を開始する(S130)。着座検知時間Tは、着座検知センサ45から着座あり信号が入力されて検知状態となっている時間である。そして、制御装置50は、着座検知センサ45からの検知信号として使用者の着座なしを示す着座なし信号が入力されるか(S140)、計測中の着座検知時間Tが着座確定時間T1以上となるか(S150)、のいずれかを判定するのを待つ。ここで、着座確定時間T1は、数百msecから数秒程度の時間であり、本実施例では例えば1秒とする。制御装置50は、S140で着座なし信号が入力されたと判定する前に、S150で着座検知時間Tが着座確定時間T1以上となったと判定すると、タイマ50aによる着座検知時間Tの計測を終了し(S160)、便座14に使用者が確実に着座しているとして着座検知を確定してから(S170)、本処理を終了する。なお、制御装置50は、着座検知を確定すると、上述した洗浄水噴射制御などを実行可能となる。
一方、制御装置50は、S150で着座検知時間Tが着座確定時間T1以上となったと判定する前に、S140で着座なし信号が入力されて非検知状態となったと判定すると、着座検知時間Tの計測を終了し(S180)、計測を終了した着座検知時間Tが誤検知時間T2以上であるか否かを判定する(S190)。ここで、誤検知時間T2は、着座検知センサ45のリミットスイッチ48のチャタリングによって使用者を誤検知する可能性がある時間であり、例えば数百msec程度など、着座確定時間T1よりも短い時間とする。即ち、着座検知時間Tが着座確定時間T1以上となる前に、着座なし信号が入力されて非検知状態となるのは、使用者が便座14に着座せずに便座14の上面を手などで一時的に押してからその手を便座14から離した場合などが該当する。制御装置50は、S190で着座検知時間Tが誤検知時間T2未満であると判定すると、着座検知センサ45のリミットスイッチ48のチャタリングによる誤検知が生じたとして、S120に戻り処理を繰り返す。また、制御装置50は、S190で着座検知時間Tが誤検知時間T2以上であると判定すると、便座開閉装置20に制御信号を出力してモータ22の駆動を開始することで便座14の自動開放を開始する(S200)。このように、制御装置50は、着座検知センサ45のチャタリングによる誤検知の可能性を排除した上で、使用者が1秒未満などの短時間だけ便座14の上面を手などで重力方向に押したことを検知した場合に、便座14の自動開放が指示されたとして便座14を自動開放するのである。このため、本実施例では、使用者は便座14の下面(裏面)に触れることなく、便座14を開けることができる。
制御装置50は、便座14の自動開放を開始すると、電流センサ28により検出されるモータ22の電流値を監視しながら(S210)、その電流値に基づいてモータ22のロックが所定のロック時間T3以上継続するのを待つ(S220)。制御装置50は、モータ22のロックがロック時間T3以上継続したと判定すると、便座開閉装置20に制御信号を出力してモータ22の駆動を停止することで便座14の自動開放を終了して(S230)、本処理を終了する。なお、ロック時間T3は、数百msec程度の時間であり、本実施例では例えば500msecとする。ここで、モータ22のロック(ロック電流)は、便座14が所定の上限開度まで開いた場合に生じる他、便座14に使用者が着座しているにも拘わらず便座14を自動開放しようとして便座14が作動しない場合にも生じる。このため、着座検知センサ45の誤検知により使用者が便座14を短時間だけ押したと判定したために、誤って便座14を自動開放しようとした場合でも、ロック時間T3に亘ってロック電流を検知すると便座14の自動開放を終了するから、モータ22の過負荷が長時間継続するのを防止して、モータ22を適切に保護することができる。
以上説明した実施例の便座装置10は、便座14が閉状態の場合に、着座検知センサ45が検知状態となってから、便座14への使用者の着座を確定する所定の着座確定時間T1が経過する前に、着座検知センサ45が非検知状態となったことに基づいて、便座14を自動で開放する。これにより、使用者の着座確定に用いる着座検知センサ45を、便座14の開放指示に兼用することができるから、便座14の開放指示のための専用のセンサを設けることなく、簡易な構成で便座14を自動開放することができる。また、便座装置10を操作するためのリモコンに便座14の開放を指示するための開放操作ボタンを設けないものとすることもできる。なお、便座14の上面を押すことで便座14が自動開放できる旨の説明を、便蓋16の裏面やトイレ室内の壁面、便座装置10を操作するためのリモコンなどに掲示することで、使用者に便座14の容易な自動開放を促すことができる。
また、便座装置10は、便座14を自動開放してから、所定のロック時間T3に亘って便座開閉装置20のモータ22のロックを検出すると、モータ22の駆動を停止するから、便座14に使用者が着座しているにも拘わらず便座14の開放指示を誤検知して便座14を開けることができない場合に、モータ22を保護することができる。
また、便座装置10は、着座検知センサ45が検知状態となってから、着座確定時間T1よりも短い時間であって、着座検知センサ45のリミットスイッチ48のチャタリングによる誤検知の可能性がある誤検知時間T2が経過してから、着座検知センサ45が非検知状態となったことに基づいて、便座14を自動開放するから、便座14の開放指示を誤検知するのを抑制することができる。
実施例では、着座確定時間T1よりも短い時間であって、チャタリングによる誤検知時間T2以上の時間に亘って、使用者が一時的に検知されることに基づいて便座14を自動開放するものとしたが、これに限られず、誤検知時間T2を用いた判定を行わないものとしてもよい。即ち、図4の便座・便蓋開放処理のS190の処理を省略し、着座検知時間Tが誤検知時間T2以上であるか否かに拘わらず、着座確定時間T1よりも短い時間に亘って使用者が一時的に検知された場合に、便座14を自動開放するものとしてもよい。
実施例では、モータ22の電流値に基づいて便座14の自動開放の終了を判定するものとしたが、これに限られず、モータ22の電流値に代えてあるいは加えて、回転角度センサなどにより検出した駆動軸26の回転角度(便座14の開度)に基づいて、便座14の自動開放の終了を判定してもよい。なお、駆動軸26の回転角度(便座14の開度)の単位時間当りの変化量(回転速度)が所定変化量以下の場合に、便座14の自動開放を終了することで、モータ22の保護を図るものなどとしてもよい。
実施例では、リミットスイッチ式のセンサとして構成された着座検知センサ45を用いるものとしたが、これに限られず、図5の変形例の便座装置10Bに示すように赤外線反射式のセンサとして構成された着座検知センサ45Bを用いるなど、他の方式のセンサを用いるものとしてもよい。このようにする場合、使用者は、着座検知センサ45Bの検知範囲内に一時的に手をかざすことなどにより、便座14の開放指示を行うものとすればよい。
実施例では、便座装置10を操作するためのリモコンに便座14の開放を指示するための開放操作ボタンを設けないこともできるが、リモコンに便座14の開放操作ボタンを設けてもよい。こうすれば、使用者はリモコンの開放操作ボタンの操作か便座14に対する所定操作(実施例では押圧操作)のいずれによっても便座14を自動開放することができるから、使用者の利便性を高めることができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、便座14が「便座」に相当し、便座開閉装置20が「開閉装置」に相当し、着座検知センサ45が「検知センサ」に相当し、制御装置50が「制御手段」に相当する。また、モータ22が「モータ」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、便座装置の製造産業などに利用可能である。
10,10B 便座装置、12 本体、14 便座、16 便蓋、20 便座開閉装置、22,32 モータ、24,34 駆動回路、26,36 駆動軸、27 回動軸、28,38 電流センサ、30 便蓋開閉装置、40 入室検知センサ、45,45B 着座検知センサ、46 ケース、47 スライダ、47a 開口部、48 スプリング、49 リミットスイッチ、49a レバー部材、50 制御装置、50a タイマ。

Claims (3)

  1. 便座と、
    前記便座を開閉する開閉装置と、
    前記便座への使用者の着座を検知する検知センサと、
    前記便座が閉状態の場合に、前記検知センサが検知状態となってから、前記便座への使用者の着座を確定する所定の着座確定時間が経過する前に前記検知センサが非検知状態となったことに基づいて、前記便座を開くよう前記開閉装置を制御する制御手段と、
    を備える便座装置。
  2. 請求項1に記載の便座装置であって、
    前記開閉装置は、モータの駆動により前記便座を開閉し、
    前記制御手段は、前記モータの駆動により前記便座を開くよう前記開閉装置を制御してから所定のロック時間に亘って前記モータがロックしたことに基づいて、前記モータの駆動を停止するよう前記開閉装置を制御する
    便座装置。
  3. 請求項1または2に記載の便座装置であって、
    前記検知センサは、前記便座に重力方向の押圧力が作用することにより機械式接点のオンオフが切り替わるよう構成され、
    前記制御手段は、前記検知センサが検知状態となってから、前記所定の着座確定時間よりも短い時間であって前記検知センサの前記機械式接点のチャタリングによる誤検知の可能性がある所定の誤検知時間が経過してから前記検知センサが非検知状態となったことに基づいて、前記便座を開くよう前記開閉装置を制御する
    便座装置。
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