JP2018130078A - 連続貝係止具とロール状連続貝係止具と折り重ね連続貝係止具 - Google Patents

連続貝係止具とロール状連続貝係止具と折り重ね連続貝係止具 Download PDF

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Abstract

【課題】 ロール状に巻き易く、縦ロープに差し込み易く、養殖中に縦ロープから抜けにくく、養殖後は縦ロープから抜き取りやすい連続貝係止具とロール状貝係止具を実現する。【解決手段】 二本のロープ止め突起がハ字状に形成された貝係止具が同じ向きで多数本配列され、各貝係止具のロープ止め突起の内側が紐状の可撓性連結材と一体に樹脂成型されて前記多数本の貝係止具が連結されている。可撓性連結材はロール状に巻き取り可能な可撓性を備えた紐状であり、ロープ止め突起と同じであるか又はそれよりも太い紐状である。前記した連続貝係止具が、シートを宛がって又は宛がわずにロール状に巻かれたロール状連続貝係止具、シートを宛がって又は宛がわずに所望長に折り返して重ねた折り重ね連続貝係止具である。【選択図】 図1

Description

本発明は帆立貝、真珠貝、牡蠣、その他の貝(以下、まとめて「貝」という)の養殖に使用される貝係止具と、多数本の貝係止具を一定間隔で連結して樹脂成型した連続貝係止具と、連続貝係止具をロール状に巻いたロール状連続貝係止具と、連続貝係止具を折り重ねた折り重ね連続貝係止具に関するものである。
帆立貝の養殖方法の一つとして耳吊養殖がある。これは海面近くに横向きに張った横ロープに、多数の帆立貝を取り付けた縦ロープを縦向きに取り付けて海中に吊るして養殖する方法である。この場合、図5に示すように縦ロープCへ貝Bを取り付けるためにピン状の貝係止具Aが使用されている。貝係止具Aとしては特許文献1、2に示すようなものがある。これら文献の貝係止具Aは樹脂成型されており、細長基材の両端の夫々に貝止め突起Gがあり、基材の中央部に二本のロープ止め突起Eがある。また、多数本の貝係止具Aが樹脂成型時に連結紐で連結されている。使用に当たっては、連結紐を切断して貝係止具Aを一本ずつ縦ロープCに差し込み、その貝係止具Aを、予め、貝Bにあけてある孔に差し込んで貝Bを貝止め突起Gに係止する。前記切断時に連結紐の一部が切り残し片として貝係止具Aに残る。
連結紐が硬かったり太すぎたりすると、連続成型される多数本の貝係止具Aを、ロール状に巻きにくいという難点があった。また、連結紐を切断して貝係止具Aを縦ロープCに差し込む場合、連結紐の切り残し片が長いと、切り残し片が邪魔になって差し込みにくいという難点がある。養殖を終えた縦ロープCは貝Bを取り外して再利用している。この場合、縦ロープCに貝係止具Aが残っていると再利用しにくいため、残っている貝係止具Aを抜去している。この場合、連結紐が硬かったり太すぎたりすると切り残し片も硬かったり太すぎたりするため、縦ロープCから抜き取りにくいという難点があった。
特開2004−208619号公報 特開2002−136241号公報
本発明の解決課題は、ロール状に巻き易く又は所望長に折り重ね易く、縦ロープに差し込み易く、海中に吊り下げての養殖中は抜けにくく、養殖後は縦ロープから抜き取りやすい連続貝係止具とロール状連続貝係止具と折り重ね連続貝係止具を実現することにある。
本発明の連続貝係止具は、ロープと貝にあけた孔に差し込みできる細長の基材と、その軸方向両端側の夫々に突設された貝止め突起と、夫々の貝止め突起よりも内側に貝止め突起と同方向に突設された二本のロープ止め突起(説明の便宜上、以下では「第一ロープ止め突起」という。)を備えた貝係止具が多数本連続して樹脂成型された連続貝係止具である。第一ロープ止め突起は基材からハ字状に斜めに又は基材から直交又はほぼ直交状に突設されている。多数本の貝係止具は第一ロープ止め突起を同じ向きにして平行に配列され、配列方向に隣接する貝係止具同士は、一方の貝係止具の第一ロープ止め突起の先端が他方の貝係止具の基材から離れており、第一ロープ止め突起の内側が二本の可撓性連結材と一体に樹脂成型されて連結されている。可撓性連結材の断面積は第一ロープ止め突起の断面積と同じ又は大きくすることもできる。可撓性連結材はロール状に巻き取り可能又は所望長に折り返して重ねる(折り重ねる)ことができる可撓性を備えた紐状である。一本の第一ロープ止め突起と一本の可撓性連結材は一対として基材の軸方向に接近配置されており、可撓性連結材を切断して貝係止具を一本ずつに切り離すことにより生じる切り残し突起がロープ止め突起(説明の便宜上、以下では「第二ロープ止め突起」という。)となるようにしてある。可撓性連結材による連結箇所は二本の第一ロープ止め突起の夫々から内側に離れた箇所であって二本の第一ロープ止め突起間の中心よりも第一ロープ止め突起寄りの箇所にして、二本の可撓性連結材の間隔を縦ロープの直径よりも広くしてある。
本発明のロール状連続貝係止具は、前記連続貝係止具がシートを宛がって又は宛がわずにロール状に巻かれたものであり、折り重ね連続貝係止具は前記連続貝係止具がシートを宛がって又は宛がわずに所望長に折り返して重ねた(折り重ねた)ものである。
本発明の連続貝係止具は、多数本の貝係止具が間隔をあけて配置される、可撓性連結材と一体に樹脂成型されて連結されており、しかも可撓性連結材はロール状に巻き取り可能又は折り重ね可能な可撓性のある紐状であるため、貝係止具が数千〜数万本と多くなってもロール状に巻回したり、折り重ねたりしてコンパクトにまとめることができ、保管、輸送、取り扱いに便利である。
可撓性連結材を切断して貝係止具を一本ずつに切り離すことにより生じる切り残し突起が第二ロープ止め突起となるようにしてあるため、当該切り残し突起と第一ロープ止め突起とにより二重にロープからの貝係止具の抜けを防止でき、抜け止め防止効果が向上する。
可撓性連結材の断面積が第一ロープ止め突起の断面積と同じ又はそれよりも大きいので、可撓性連結材の切り残しである第二ロープ止め突起も第一ロープ止め突起と同様の抜け止め機能があり、ロープからの貝係止具の抜け防止効果が向上する。
可撓性連結材の連結箇所が第一ロープ止め突起の内側であるため、第二ロープ止め突起が基材の外に突出しても、貝係止具を手で持って貝へ差し込むときに、手の指が切り残し突起に当たりにくくなり、指が損傷したり、手にはめている手袋が破れたりしにくくなる。
二本の可撓性連結材の間隔が縦ロープの直径よりも広いので、縦ロープが二本の第二ロープ止め突起の間に収まり安定する。
本発明のロール状連続貝係止具は、連続貝係止具がロール状に巻かれているか折り重ねられているので、コンパクトになって保管に場所をとらず、搬送などの取り扱いに便利である。また、ロープへの差し込み時にピンセッターにセットして、自動的に一本ずつに切断して縦ロープに差し込むことができるので、ロープへの差し込みを自動化することができる。
シートを宛がってロール状に巻くか折り重ねてあるため、連続貝係止具の巻き戻しや引き出しがスムースになり、自動ピンセッターでの切断、ロープへの差し込み作業が容易になる。
(a)は本発明の連続貝係止具の一例を示す正面図、(b)は(a)の連続貝係止具から切り取った一本の貝係止具の正面図、(c)は(b)のX−X断面図、(d)〜(f)は可撓性連結材の各種断面形状の説明図。 (a)は本発明の連続貝係止具の他例を示す正面図、(b)は(a)の連続貝係止具から切り取った一本の貝係止具の正面図。 (a)は本発明の連続貝係止具の他例を示す正面図、(b)は(a)の連続貝係止具から切り取った一本の貝係止具の正面図。 (a)(b)は本発明のロール状連続貝係止具であり、(a)はボビンを使用せずにロール状に巻いた斜視図、(b)はボビンにロール状に巻いた状態の概要図、(c)は本発明の折り重ね連続貝係止具の説明図。 従来の連続貝係止具の使用例を示す説明図。
[貝係止具の実施例1]
本発明の連続貝係止具と、それをロール状に巻いたロール状貝係止具と、折り重ねた折り重ね貝係止具の一実施例を図面に基づいて説明する。本発明の連続貝係止具1は多数本の貝係止具2が二本の可撓性連結材3と一体に樹脂成型して連続した場合である。二本の可撓性連結材3は図4(b)のようにボビンHにロール状に巻くことのできる柔軟性(可撓性)を備えている。また、図4(c)のように所望長に折り返して重ねる(反物状に折り重ねる)ことができる可撓性も備えている。
図1(b)の貝係止具2は、海中に吊るす縦ロープC(図5)と貝B(図5)の耳にあけた孔に差し込み可能な細長いピン状の基材4のほぼ中央部に、ロープ止め突起(第一ロープ止め突起)5が「ハ」字状に二本突設され、第一ロープ止め突起5よりも外側の両端側(差し込み端部)に貝Bの抜けを防止する貝止め突起6が突設されている。これら基材4、第一ロープ止め突起5、貝止め突起6は一体に樹脂成型されている。貝係止具2の材質はナイロンが適する。
図1(a)(b)の基材4は細長のピン状であり、その断面形状は丸形(図1(c))であるが、断面形状は長方形の角形、正方形の角形、その他の各種形状とすることができる。図1(a)(b)の基材4は両端部(通称、穂先)7を先細りに成型して貝B(図5)の孔に差し込み易くしてある。基材4には凹部(寝床)8(図1(a))が形成されている。凹部8は基材4のうち、貝止め突起6と対向する面(基材内面)に形成されており、基材4の中央部9の外周面よりも一段低くしてある。凹部8を設けることにより、貝係止具2を貝Bの孔に差し込むときに貝止め突起6が凹部8に押し倒されて、貝止め突起6が縦ロープC(図5)内を貫通し易くなるようにしてある。差し込み時に倒れた貝止め突起6は縦ロープCを貫通し終えたときも、貝Bの孔を貫通し終えたときも、自己の弾性と復元力で自動的に起立して倒伏する前の元の状態に復元できる。基材4の長さや太さは用途、強度、材質等により任意に選定できる。一例としては長さ6.5cm前後、直径1.3mm前後である。
二本の第一ロープ止め突起5は、縦ロープC(図1(a))に差し込んだ貝係止具2が縦ロープCから抜けるのを阻止するためのものであり、図1(a)(b)では、基材4にハ字状に突設されている。図1(a)(b)の第一ロープ止め突起5は基材4の長手方向中央部の外径よりもやや細い丸棒状であるが、それ以外の形状、例えば、三角や四角の棒状とか楕円形の棒状等とすることもでき、太さもそれ以外とすることができる。いずれの形状であっても、ロープ止め突起5の断面積は可撓性連結材3の断面積と同じか、それよりも小さくすることができる。これらは以下いずれの実施形態でも同様である。
図1(a)(b)の貝止め突起6はその根元側6aから、第一ロープ止め突起5側に向けて弧状に湾曲して突設されている。貝止め突起6は薄片状とか他の形状にすることができる。これらも以下いずれの実施形態でも同様である。
一本の第一ロープ止め突起5と一本の可撓性連結材3は一対として基材4の軸方向に接近配置されており、可撓性連結材3を切断して貝係止具2を一本ずつに切り離すことにより生じる切り残し突起3aがロープ止め突起(第二ロープ止め突起)となるようにしてある。可撓性連結材3による連結箇所は二本の第一ロープ止め突起5の夫々から内側に離れた箇所であって二本の第一ロープ止め突起5間の中心よりも第一ロープ止め突起5寄りの箇所にして、二本の可撓性連結材3の間隔を縦ロープCの直径よりも広くしてある。
[貝係止具の実施例2]
第一ロープ止め突起5は図3(a)(b)のように基材4と直交状またほぼ直交状に突設したものであってもよい。この場合の第一ロープ止め突起5も直径、長さ等は、縦ロープCに差し込み易く、差し込み後は縦ロープCから外れにくくなるように設計する。図3(a)(b)の第一ロープ止め突起5は丸棒状であるが、その形状は角棒状、その他の形状の棒状であってもよい。
(連続貝係止具の実施形態1)
本発明の連続貝係止具1は、図1(a)のように、多数本の貝係止具2を、その第一ロープ止め突起5を同じ向きにして、間隔をあけて平行に配置し、上下に隣接する貝係止具2の基材4間を可撓性連結材3と一体に樹脂成型して、図4(a)(b)のようにロール状に巻くことができるようにしたものである。
図1(a)の場合は二本の第一ロープ止め突起5の間を二本の可撓性連結材3で連結してある。可撓性連結材3とロープ止め突起5は一本ずつ一対にして基材4の軸方向に接近配置してある。このように連結することにより、貝係止具2を一本ずつ切断する場合に、可撓性連結材3の一部を切り残して、その切り残し突起3a(図1(b))を第二ロープ止め突起としてある。また、可撓性連結材3による連結箇所は二本の第一ロープ止め突起5の夫々から内側に離れた箇所であり、二本の第一ロープ止め突起5間の中心よりも夫々の第一ロープ止め突起5寄りの箇所にして、二本の可撓性連結材3の間隔を縦ロープCの直径よりも広くしてある。この構成とすることにより、切り残し突起(第二ロープ止め突起)3aが、貝係止具2を縦ロープCへ差し込むときに邪魔になりにくい。また、ロープCに差し込まれた貝係止具2を貝Bの孔に差し込むために貝係止具2を指で持っても、切り残し突起3aが手に当たらないため手を怪我したり、手に嵌めた作業用手袋が破れたりしにくくなる。
可撓性連結材3は図4(a)(b)のようにロール状に巻くとか、図4(c)のように所望長に折り返して重ね(折り重ね)たりすることができる可撓性があれば、前記実施形態以外の形状とすることができる。一例として図1(d)に示すものは断面形状が円形の丸紐状であり、図1(e)に示すものは断面形が横長長方形のテープ状の薄片(本発明では、これも紐状という。)であり、図1(f)に示すものは断面形状が正方形の角棒状の紐である。基材4の軸方向に横長楕円形の紐、基材4の軸方向と直交方向に縦長楕円形の紐等とすることもできる。
図1(a)では、二本の可撓性連結材3の間隔を縦ロープCの直径よりも広くしてあるが、その間隔は縦ロープCの直径と同じであってもよく、場合によっては狭くてもよい。
(連続貝係止具の実施形態2)
図1(a)(b)では可撓性連結材3の太さ(断面積)を第一ロープ止め突起5の太さと同じ又は略同じであるが、図2(a)(b)のように第一ロープ止め突起5の太さよりも太くすることもできる。図示していないが、可撓性連結材3の太さは第一ロープ止め突起5の太さよりも細くすることもできる。この場合の可撓性連結材3もロール状に巻くことができる可撓性を備えたものとする。図2(a)のように可撓性連結材3の太さ(断面積)が第一ロープ止め突起5の太さ(断面積)よりも大きい場合は、可撓性連結材3を切断して図2(b)のように貝係止具2を一本ずつに分離した場合、可撓性連結材3の切り残し突起3aを第二ロープ止め突起として使用可能な形状、太さ(断面積)、強度にすることができる。
(連続貝係止具の実施形態3)
図3(a)(b)ではロープ止め突起5が基材4と直交又は略直交状に突出させた貝係止具2を、第一ロープ止め突起5と平行な可撓性連結材3で連結したものである。この場合、第一ロープ止め突起5と可撓性連結材3の太さを同じ又はほぼ同じ太さ(断面積)にしてある。可撓性連結材3の太さは可能であれば第一ロープ止め突起5よりも太く或いは細くすることもできる。いずれの可撓性連結材3もロール状に巻くとか、折り重ね可能な可撓性を備えたものとしてある。図3(a)(b)の場合の可撓性連結材3も第二ロープ止め突起として機能する太さ(断面積)、強度とするのが望ましい。
(ロール状連続貝係止具の実施形態1)
本発明のロール状連続貝係止具は、図1(a)、図2(a)、図3(a)の連続貝係止具1を図4(a)のようにロール状に巻いたものである。この場合、連続貝係止具1に帯状のシート15或いはフィルムを添わせてロール状に巻いて、連続貝係止具1の巻層間にシート15を介在させてある。シート15には障子紙のような帯状の紙とか、コピー用紙のような質、厚さの紙を帯状に長くしたものとか、帯状に長くした樹脂製のシート等を使用することができるが、使用後の廃棄処分の容易さから紙を使用するのが好ましい。シート15の幅は連続貝係止具1の幅と同程度のものが好ましい。シート15を介在させずに巻くこともできる。
(ロール状連続貝係止具の実施形態2)
図4(b)のロール状連続貝係止具は、図1(a)、図2(a)、図3(a)に示すような連続貝係止具1をボビンHの巻胴Jにロール状に巻いたものである。ボビンHは巻胴Jの軸方向両端に鍔Kを備えている。巻胴J、鍔Kは段ボール製、樹脂製、木製等とすることができる。段ボール製の場合は使い捨てに適し、樹脂製、木製等の場合は再使用するのに適する。ボビンHに巻く連続貝係止具1の間にシート15を介在させることもできる。
(折り重ね連続貝係止具の実施形態)
図4(c)の折り重ね連続貝係止具は、図1(a)、図2(a)、図3(a)に示すような連続貝係止具1を、所望長に折り返して重ねたものである。この場合も、連続貝係止具1の間にシートを介在させることもできる。
[使用例]
本発明の連続貝係止具の使用方法は種々あるが、一例としてはロール状に巻いてある或いは折り返してある連続貝係止具1の巻き終端側(外側巻端部)を引き出して、自動切断差し込み機(ピンセッター)にセットし、自動切断差し込み機により自動的に貝係止具2を一本ずつ切り離して図1(b)、図2(b)、図3(b)に示すようにし、それを縦ロープCに差し込んで第一ロープ止め突起5で縦ロープCから抜けないようにする。縦ロープCに差し込んだ貝係止具2の端部を貝Bの耳に開口してある孔に差し込んで貝止め突起6をその孔を貫通させ、貝Bの耳を貝止め突起6によって係止する。これと同様に、貝係止具2の長手方向他端を貝Bの孔に差し込んで貝止め突起6に貝Bの耳を係止する。
1 連続貝係止具
2 貝係止具
3 可撓性連結材
3a (可撓性連結材の)切り残し突起(第二ロープ止め突起)
4 基材
5 ロープ止め突起(第一ロープ止め突起)
6 貝止め突起
7 (貝係止具の)両端部(差し込み端部)
8 (貝係止具の)凹部(寝床)
9 (貝係止具の)中央部
15 シート
A 貝係止具
B 貝
C 縦ロープ
E ロープ止め突起
G 貝止め突起
H ボビン
J 巻き胴
K 鍔

Claims (6)

  1. ロープと貝にあけた孔に差し込みできる細長の基材と、その軸方向両端に突設された貝止め突起と、貝止め突起よりも内側に、貝止め突起と同方向に突設された二本のロープ止め突起を備えた貝係止具が、間隔をあけて平行に多数本連結されて樹脂成型された連続貝係止具において、
    前記二本のロープ止め突起はハ字状に突設され、
    前記貝係止具は前記ロープ止め突起を同じ向きにして多数本配列され、配列方向に隣接する貝係止具同士は、一方の貝係止具のロープ止め突起の先端が、他方の貝係止具の基材から離れて配列され、
    前記貝係止具のうち隣接する貝係止具同士はロープ止め突起の内側において二本の可撓性連結材と一体に樹脂成型されて連結され、
    前記可撓性連結材による連結箇所が、二本のロープ止め突起の夫々から内側に離れた箇所であり、
    可撓性連結材はロープ止め突起と同じ太さ又はそれよりも太くしてあり、ロール状に巻き取り可能又は折り重ね可能な可撓性を備えた紐状であり、一本のロープ止め突起と一本の可撓性連結材が一対として基材の軸方向に接近配置され、可撓性連結材を切断して貝係止具を一本ずつに切り離すことにより生じる切り残し突起が、二本のロープ止め突起の内側に残ってロープ止め突起となる、
    ことを特徴とする連続貝係止具。
  2. ロープと貝にあけた孔に差し込みできる細長の基材と、その軸方向両端に突設された貝止め突起と、貝止め突起よりも内側に、貝止め突起と同方向に突設された二本のロープ止め突起を備えた貝係止具が、間隔をあけて平行に多数本連結されて樹脂成型された連続貝係止具において、
    前記二本のロープ止め突起は前記基材から直交又はほぼ直交状に突設され、
    前記貝係止具は前記ロープ止め突起を同じ向きにして多数本配列され、配列方向に隣接する貝係止具同士は、一方の貝係止具のロープ止め突起の先端が、他方の貝係止具の基材から離れて配列され、
    前記貝係止具のうち隣接する貝係止具同士はロープ止め突起の内側において二本の可撓性連結材と一体に樹脂成型されて連結され、
    前記可撓性連結材による連結箇所が、二本のロープ止め突起の夫々から内側に離れた箇所であり、
    可撓性連結材はロープ止め突起と同じ太さ又はそれよりも太くしてあり、ロール状に巻き取り可能又は折り重ね可能な可撓性を備えた紐状であり、一本のロープ止め突起と一本の可撓性連結材が一対として基材の軸方向に接近配置され、可撓性連結材を切断して貝係止具を一本ずつに切り離すことにより生じる切り残し突起が、二本のロープ止め突起の内側に残ってロープ止め突起となる、
    ことを特徴とする連続貝係止具。
  3. 請求項1又は請求項2記載の連続貝係止具において、
    夫々の可撓性連結材の断面積がロープ止め突起の断面積と同じであるか又は当該断面積よりも大きい、
    ことを特徴とする連続貝係止具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の連続貝係止具において、
    二本の可撓性連結材の間隔が、貝係止具が差し込まれるロープの直径よりも広い、
    ことを特徴とする連続貝係止具。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の連続貝係止具が、シートを宛がって又は宛がわずにロール状に巻かれた、
    ことを特徴とするロール状連続貝係止具。
  6. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の連続貝係止具が、シートを宛がって又は宛がわずに、所望長の長さで折り重ねられた、
    ことを特徴とする折り重ね連続貝係止具。
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