JP2018129632A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018129632A
JP2018129632A JP2017020772A JP2017020772A JP2018129632A JP 2018129632 A JP2018129632 A JP 2018129632A JP 2017020772 A JP2017020772 A JP 2017020772A JP 2017020772 A JP2017020772 A JP 2017020772A JP 2018129632 A JP2018129632 A JP 2018129632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
frame
cover
cable
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017020772A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6812260B2 (ja
Inventor
直樹 矢ノ倉
Naoki Yanokura
直樹 矢ノ倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2017020772A priority Critical patent/JP6812260B2/ja
Publication of JP2018129632A publication Critical patent/JP2018129632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6812260B2 publication Critical patent/JP6812260B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】組立性及び防塵性を向上させること。【解決手段】中継基板40は、コネクタ50A,52Aが実装された実装面40Aを有する。中継基板40は、リーダフレーム12Aの外側に配置されている。イメージセンサから延びるケーブル30がコネクタ50Aに接続され、制御部に接続されるケーブル32がコネクタ52Aに接続されている。カバー41は、ケーブル30においてリーダフレーム12Aから引き出された部分を覆うようにリーダフレーム12Aの外側に配置されている。カバー41は、コネクタ52Aに対向する位置に配置された開口H0を有する。カバー42は、カバー41の開口H0を覆うようにリーダフレーム12Aの外側に配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置、及び画像読取装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置において、画像形成装置本体と、画像形成装置本体の上部に配置された画像読取装置とを備えたものが知られている。画像読取装置においては、原稿を移動させながら原稿の表裏面の画像を読み取る、流し読み機能を有する自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)を備えたものが知られている。
ADFで原稿を搬送しながら原稿の表裏面を読み取る方法として、画像読取装置本体側に配置した読取センサにより原稿の第1面の画像を読み取った後、反転搬送して原稿の第2面の画像を読み取る構成が一般的に知られている。近年では、表面読取用の読取センサを画像読取装置本体側に配置し、裏面読取用の読取センサをADF側に配置した構成も提案されている(特許文献1参照)。この構成により、原稿を反転させることなく原稿の表裏両面の画像を読み取ることができる。
読取センサには、例えば密着型のイメージセンサが用いられる。イメージセンサは、原稿の反射光像を光電変換して画像信号を制御部へ送信する。制御部は、例えば画像形成装置本体に配置されている。読取センサと制御部とは、画像信号の通信が可能なように、フレキシブルフラットケーブル等のケーブルにより接続される。
特開2011−205341号公報
ところで、画像形成装置の組み立て作業の効率化を図るために、画像形成装置の異なる機種間で画像読取装置を共通化することが考えられている。しかし、制御部の設置位置は、画像形成装置の機種によって異なるため、読取センサと制御部とを接続するケーブルの適切な長さが機種に応じて異なる。したがって、読取センサから延びるケーブルを直接制御部に接続する従来の構成では、画像形成装置の機種によってケーブルの適切な長さが異なるため、画像読取装置の共通化は困難であった。
また、画像形成装置の異なる機種間で画像読取装置を共通化するに際しては、ケーブル対策だけではなく、読取センサが配置されるフレーム内に粉塵が侵入するのを防ぐ対策も必要であった。
そこで、本発明は、組立性及び防塵性を向上させることを目的とする。
本発明の画像読取装置は、第1のフレームと、前記第1のフレームに収容され、原稿の画像を読み取る第1の読取センサと、前記第1の読取センサから延びる第1のケーブルが接続される第1のコネクタ、及び外部機器に接続される第2のケーブルが接続される第2のコネクタが実装された実装面を有し、前記第1のフレームの外側に配置された中継基板と、前記第2のコネクタに対向する位置に開口を有し、前記第1のケーブルにおいて前記第1のフレームから引き出された部分を覆うように前記第1のフレームの外側に配置された第1のカバーと、前記第1のカバーの開口を覆うように前記第1のフレームの外側に配置された第2のカバーと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、組立性及び防塵性が向上する。
(a)は実施形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの構成を示す概略図である。(b)は画像形成エンジンの構成を示す概略図である。 (a)は実施形態に係る画像読取ユニットの斜視図である。(b)は画像読取ユニットの模式図である。 (a)〜(c)はイメージセンサと制御部とを接続する配線構造を説明するための分解斜視図である。 (a)は画像読取ユニットにおける中継基板の周囲の断面図である。(b)は中継基板に対するケーブルの接続状態を示す説明図である。 画像読取ユニットの下面図である。 (a)はリーダフレームの下面に第1のカバーを取り付けた状態を示す画像読取ユニットの下面図である。(b)はリーダフレームの下面に第1のカバーを取り付けた状態を示す画像読取ユニットの斜視図である。 (a)はリーダフレームの下面に第2のカバーを取り付けた状態を示す画像読取ユニットの下面図である。(b)はリーダフレームの下面に第2のカバーを取り付けた状態を示す画像読取ユニットの斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、シートは、普通紙の他、コート紙等の特殊紙、封筒やインデックス紙等の特殊形状からなる記録材、及びオーバーヘッドプロジェクタ用のプラスチックフィルムや布などを含むものとする。図1(a)は、実施形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの構成を示す概略図である。図1(a)に示すプリンタ100は、電子写真方式のレーザビームプリンタである。プリンタ100は、画像形成装置本体である本体70と、本体70の上部に装着される、画像読取装置の一例としての画像読取ユニット10と、を備えている。
ここで、プリンタ100、即ち画像読取ユニット10において、図1(a)中、右側を矢印X1、左側を矢印X2、前側を矢印Y1、後側を矢印Y2、上側を矢印Z1、下側を矢印Z2で示している。
本体70は、筐体70Aと、画像形成部の一例である画像形成エンジン60と、外部機器の一例である制御部80と、を有している。画像形成エンジン60は、筐体70Aの内部に配置されており、給送されたシートに画像を形成する。制御部80は、筐体70Aの内部、又は筐体70Aの外面に取り付けられた制御ボックス等に配置されており、プリンタ100全体、特に画像形成エンジン60を制御する。
図1(b)は、画像形成エンジン60の構成を示す概略図である。画像形成エンジン60は、図1(b)に示すように、電子写真方式の画像形成ユニットPUと、定着装置7と、を備えている。画像形成動作の開始が指令されると、感光体である感光ドラム1が回転し、ドラム表面が帯電装置2によって一様に帯電される。すると、露光装置3が画像読取ユニット10又は外部のコンピュータから送信された画像データに基づいてレーザ光を変調して出力し、感光ドラム1の表面を走査して静電潜像を形成する。この静電潜像は、現像装置4から供給されるトナーによって可視化(現像)されてトナー像となる。
このような画像形成動作に並行して、不図示のカセット又は手差しトレイに積載されたシートを画像形成エンジン60へ向けて給送する給送動作が実行される。給送されたシートは、画像形成ユニットPUによる画像形成動作の進行に合わせて搬送される。そして、感光ドラム1に担持されたトナー像は、転写ローラ5によってシートに転写される。トナー像転写後に感光ドラム1上に残ったトナーは、クリーニング装置6によって回収される。未定着のトナー像が転写されたシートは、定着装置7へと受け渡されて、ローラ対に挟持されて加熱及び加圧される。トナーがシートに対して溶融及び固着して画像が定着したシートは、排出ローラ対によって筐体70Aの外部に排出される。
制御部80は、プリンタ100を統括制御する中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)81と、CPU81が実行するプログラムや画像情報及び設定情報を記憶するメモリ82を含む。また、制御部80は、画像読取ユニット10から取得した画像データを示すアナログ画像信号をデンタル画像信号に変換するAD変換部83を含む。AD変換部83は、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する処理として、入力を受けたアナログ画像信号に対して種々の画像処理、例えば2値化処理、階調処理、変倍処理、編集処理等を施し、デジタル画像信号を生成する。制御部80は、画像形成エンジン60を制御して、記録媒体であるシートに画像を形成させる画像形成動作を実行可能である。
なお、画像形成エンジン60は、記録媒体としてのシートに画像を形成可能な画像形成手段の一例であり、上述の直接転写方式に代えて中間転写体を含む中間転写方式の構成を用いてもよく、インクジェット方式等の他の機構を用いてもよい。
次に、画像読取ユニット10について説明する。図2(a)は、実施形態に係る画像読取ユニットの斜視図である。画像読取ユニット10は、図2(a)に示すように、原稿トレイ14に載置された原稿DAを自動的に給送するシート給送装置の一例であるADF(Auto Document Feeder)11と、原稿台ガラスを有するリーダ部12と、を備えている。ADF11は、原稿台ガラスが開放可能となるように、ヒンジによってリーダ部12に対して回動可能に支持されている。
図2(b)は、画像読取ユニット10の模式図である。図1(a)及び図2(b)に示すように、リーダ部12は第1のフレームであるリーダフレーム12Aを有し、ADF11はリーダフレーム12Aに対して開閉可能な第2のフレームである開閉フレーム11Aを有する。なお、原稿DAとして用いられるシートは、白紙でも、片面又は両面に画像が形成されていてもよい。
図1(a)に示すように、ADF11は、原稿DAが載置される原稿トレイ14と、原稿トレイ14から給送された原稿DAを搬送する原稿搬送部15と、原稿DAが排出される排出トレイ29と、を備えている。原稿搬送部15は、略U字状に湾曲した原稿搬送路(Uターンパス)22を有する。原稿搬送部15には、原稿搬送路22に沿ってピックアップローラ17、分離ローラ18、分離パッド19、原稿ストッパ20、原稿有無センサ21、搬送ローラ対23、排出ローラ対24、及び原稿エッジセンサ25が配置されている。
ADF11及びリーダ部12には、それぞれ原稿DAから画像情報を読取り可能な読取センサの一例である密着型のイメージセンサ16,26が配置されている。即ち、リーダ部12は、第1の読取センサの一例であるイメージセンサ16を有し、ADF11は、第2の読取センサの一例であるイメージセンサ26を有する。イメージセンサ16は、リーダ部12のリーダフレーム12Aの内部に収容され、イメージセンサ26は、ADF11の開閉フレーム11Aの内部に収容されている。
イメージセンサ16,26は、光源としてのLEDアレイから原稿DAの画像情報面に光を照射し、画像情報面で反射した反射光をレンズでセンサ素子に結像して画像情報を読取るものである。
以下、画像読取ユニット10がADF11によって原稿DAを給送しながら原稿DAから画像情報を読取る動作(流し読み動作)について説明する。まず、操作者が原稿DAを原稿トレイ14に載置する。このとき、原稿DAの先端位置が原稿ストッパ20によって規制されると共に、原稿有無センサ21によって原稿DAが検知され、制御部80が原稿の存在を認識する。
そして、操作者が不図示の操作部を介して読取開始を指示すると、不図示の駆動部から供給される駆動力によって原稿ストッパ20が押し下げられ、ピックアップローラ17によって原稿DAが分離ローラ18と分離パッド19の間の分離部まで搬送される。すると、分離パッド19によって原稿DAが他の原稿から分離され、最上位の原稿DAが分離ローラ18によって搬送される。分離された原稿DAは、搬送ローラ対23によって原稿搬送路22に沿って搬送され、イメージセンサ16,26による読取位置へ向けて搬送される。
その後、原稿エッジセンサ25により原稿DAの先端部が検知されると、原稿DAの先端部が原稿エッジセンサ25の検知位置から所定量搬送されるタイミングでイメージセンサ16,26による画像情報の読取りが開始される。リーダ部12に配置されたイメージセンサ16は原稿DAの第1面(表面)から画像情報を読取り、ADF11に配置されたイメージセンサ26は原稿DAの第1面とは反対の第2面(裏面)から画像情報を読取る。イメージセンサ16,26の読取位置を通過した原稿DAは、排出ローラ対24に向かって搬送される。そして、原稿エッジセンサ25により原稿DAの後端部が検知されると、原稿DAの後端部が原稿エッジセンサ25の検知位置から所定量搬送されるタイミングでイメージセンサ16、26による画像情報の読取りが終了する。そして、原稿DAは、排出ローラ対24によって排出トレイ29へ排出される。このような読取動作は、原稿トレイ14に載置された原稿が存在しないことが原稿有無センサ21によって検知されるまで繰り返される。
なお、画像読取ユニット10は、リーダ部12の原稿台ガラスに載置された原稿から画像情報を読取る動作(固定読み動作)を実行可能である。この場合、原稿台ガラスに原稿が静置された状態で、イメージセンサ16が原稿台ガラスに沿って副走査方向(図1(a)中、X1,X2方向)に移動することで、原稿DAから画像情報が読取られる。
イメージセンサ16,26は、制御部80、具体的にはAD変換部83に、配線で電気的に接続される。以下、この配線構造について説明する。図3(a)〜図3(c)は、イメージセンサ16,26と制御部80とを接続する配線構造を説明するための分解斜視図である。イメージセンサ16と制御部80とは、第1のケーブルであるケーブル30、中継基板40、及び第2のケーブルであるケーブル32を介して電気的に接続されている。これにより、イメージセンサ16から制御部80へ画像信号が送信され、また制御部80からイメージセンサ16への電力の供給がなされる。イメージセンサ26と制御部80とは、第3のケーブルであるケーブル31、中継基板40、及び第4のケーブルであるケーブル33を介して電気的に接続されている。これにより、イメージセンサ26から制御部80へ画像信号が送信され、また制御部80からイメージセンサ26への電力の供給がなされる。ケーブル30,31,32,33は、フレキシブルフラットケーブルである。
図3(a)に示すように、イメージセンサ16からはケーブル30が延びており、イメージセンサ26からはケーブル31が延びている。具体的に説明すると、ケーブル30の一端にはコネクタ30Aが設けられ、他端にはコネクタ30Bが設けられており、コネクタ30Bがイメージセンサ16の不図示のコネクタに接続されている。また、ケーブル31の一端にはコネクタ31Aが設けられ、他端にはコネクタ31Bが設けられており、コネクタ31Bがイメージセンサ26の不図示のコネクタに接続されている。
図4(a)は、実施形態における画像読取ユニット10における中継基板40の周囲の断面図である。また、図4(b)は、中継基板40に対するケーブル30,31,32,33の接続状態を示す説明図である。中継基板40は、プリント配線板である。中継基板40は、第1のコネクタであるコネクタ50A、第2のコネクタであるコネクタ52A、第3のコネクタであるコネクタ51A、及び第4のコネクタであるコネクタ53Aが実装される実装面40Aを有している。中継基板40及びコネクタ50A,51A,52A,53Aを有して基板部45が構成されている。
コネクタ52A,53Aは互いに隣接するように、中継基板40の実装面40Aに実装され、コネクタ50A,51Aは、コネクタ52A,53Aを挟むように、中継基板40の実装面40Aに実装されている。即ち、中継基板40の実装面40Aには、X1方向からX2方向に向かってコネクタ50A、コネクタ52A、コネクタ53A、コネクタ51Aの順に配置されている。
コネクタ50Aの各ピンとコネクタ52Aの各ピンとは、中継基板40の配線パターンにより電気的に接続されており、コネクタ51Aの各ピンとコネクタ53Aの各ピンとは、中継基板40の配線パターンにより電気的に接続されている。図3(a)に示すケーブル30のコネクタ30Aは、図4(b)に示すコネクタ50Aに接続される。また、図3(a)に示すケーブル31のコネクタ31Aは、図4(b)に示すコネクタ51Aに接続される。
図3(b)に示すように、ケーブル32の一端にはコネクタ32Aが設けられ、他端にはコネクタ32Bが設けられている。ケーブル33の一端にはコネクタ33Aが設けられ、他端にはコネクタ33Bが設けられている。
コネクタ32B,33Bは、制御部80の不図示のコネクタにそれぞれ接続される。コネクタ32Aは、図4(b)に示すように、コネクタ52Aに接続され、コネクタ33Aは、コネクタ53Aに接続される。
以上の配線構造により、図3(c)に示すように、イメージセンサ16は、ケーブル30、中継基板40、及びケーブル32により、制御部80に電気的に接続されている。また、イメージセンサ26は、ケーブル31、中継基板40、及びケーブル33により、制御部80に電気的に接続されている。
図4(a)に示すように、中継基板40は、リーダフレーム12Aの外側に配置されている。具体的には、中継基板40は、リーダフレーム12Aの外面であって下面12Bにスペーサ55を介して固定されている。
ところで、プリンタ100の機種間で画像読取ユニット10を共通化する場合、制御部80の設置位置がプリンタ100の機種に応じて異なるため、ケーブル32,33は、機種に応じた長さのものを選択する必要がある。本実施形態では、画像読取ユニット10をプリンタ100の機種間で共通化するために、中継基板40を用いている。画像読取ユニット10を本体70に組み付ける作業を行う際には、作業者は、プリンタ100の機種に応じて、適した長さのケーブル32,33を、中継基板40に実装されたコネクタ52A,53Aに接続すればよい。つまり、中継基板40に接続されるケーブル32,33を変更するだけで、画像読取ユニット10の共通化を図ることができる。これにより、プリンタ100の機種によって制御部80の位置が異なっても簡単に対応することができ、組み立て作業を効率的に行うことができる。よって、組立性が向上する。
図5は、画像読取ユニット10の下面図である。なお、図5には、後述する図4(a)に示すカバー41,42を取り外した状態を示している。図5に示すように、リーダフレーム12Aの下面12Bには、開口H1,H2が形成されている。図3(a)に示すケーブル30は、図5に示す開口H1からリーダフレーム12Aの外部に引き出され、図4(b)に示すコネクタ30Aが、図5に示すコネクタ50Aに接続されている。図3(a)に示すケーブル31は、図5に示す開口H2からリーダフレーム12Aの外部に引き出され、図4(b)に示すコネクタ31Aが、図5に示すコネクタ51Aに接続されている。
ここで、イメージセンサ16は、リーダフレーム12Aに収容されているので、ケーブル30は、リーダフレーム12A内を這わされて開口H1を通じてリーダフレーム12Aの下面12Bから外部に引き出されている。一方、イメージセンサ26は、開閉フレーム11Aに収容されている。したがって、ケーブル31は、図2(b)に示すように開閉フレーム11Aの不図示の開口を通じて開閉フレーム11Aの外部に引き出され、リーダフレーム12Aの不図示の開口を通じてリーダフレーム12Aの内部に引き入れられている。なお、ケーブル31は、画像読取ユニット10の後ろ側、即ち開閉フレーム11Aを開閉可能に支持する不図示のヒンジが配置されている側において、フレーム11A,12Aに跨って配線されている。そして、ケーブル31は、図5に示すようにリーダフレーム12A内を這わされて開口H2を通じてリーダフレーム12Aの下面12Bから外部に引き出されている。なお、ケーブル31において、開閉フレーム11Aとリーダフレーム12Aとの間の部分は、不図示のカバーで覆われている。
リーダフレーム12Aの外側には、コネクタ50A,51A、開口H1,H2、及びケーブル30,31においてリーダフレーム12Aの外部に引き出された部分30D,31Dを覆う第1のカバーであるカバー41が配置されている。カバー41は、リーダフレーム12Aの下面12Bに固定されている。これにより、図4(a)に示すように、リーダフレーム12Aとカバー41との間の空間R1に、中継基板40及びケーブル30,31の部分30D,31Dが配置される。
図6(a)は、リーダフレーム12Aの下面12Bにカバー41を取り付けた状態を示す画像読取ユニット10の下面図であり、図6(b)は、リーダフレーム12Aの下面12Bにカバー41を取り付けた状態を示す画像読取ユニット10の斜視図である。
図6(a)及び図6(b)に示すようにカバー41を設けたことにより、開口H1,H2を通じてリーダフレーム12Aの内部に粉塵が侵入するのを防ぐことができる。よって、防塵性が向上する。
また、ケーブル30,31をカバー41で覆うことで、画像読取ユニット10を本体70に組み付ける作業時に人や物などがケーブル30,31に接触してコネクタ50A,51Aからケーブル30,31が外れるのを防ぐことができる。
コネクタ52A,53Aにはケーブル32,33が接続されるため、カバー41のコネクタ52A,53Aに対向する位置には、開口H0が形成されている。ケーブル32,33は、開口H0を通じてコネクタ52A,53Aに接続される。開口H2の大きさ(面積)は、実装面40Aの大きさ(面積)よりも小さい。即ち、コネクタ52A,53Aは、ケーブル32,33の接続が可能となるように開口H0により露出されるが、コネクタ50A,51Aは、カバー41で覆われている。
図4(a)に示すように、リーダフレーム12Aの外側には、カバー41の開口H0を覆う第2のカバーであるカバー42が配置されている。カバー42は、リーダフレーム12Aの下面12Bに固定されている。カバー42により、開口H0を通じて粉塵がリーダフレーム12A内に侵入するのを防ぐことができる。即ち、カバー41とカバー42との二重構造により、粉塵がリーダフレーム12A内に侵入するのを効果的に防いでいる。
ケーブル32,33は、制御部80の位置に応じて引き回され、本実施形態では、図6(a)及び図6(b)に示すように、カバー41に沿って設置される。ケーブル32,33は、不図示の両面テープによりカバー41に貼り付けられる。カバー41を配置したことにより、ケーブル30,31とケーブル32,33とを離間させることができ、ケーブル30,31とケーブル32,33との間の電磁障害の発生、即ちノイズの発生を防ぐことができる。なお、ケーブル32とケーブル33とは、不図示のスポンジ等のスペーサにより離間され、ケーブル32とケーブル33との間の電磁障害の発生、即ちノイズの発生を防いでいる。
図7(a)は、リーダフレーム12Aの下面12Bにカバー42を取り付けた状態を示す画像読取ユニット10の下面図であり、図7(b)は、リーダフレーム12Aの下面12Bにカバー42を取り付けた状態を示す画像読取ユニット10の斜視図である。
カバー42は、カバー41とカバー42との間にケーブル32,33を這わせる図4(a)に示す空間R2を形成するように、カバー41と間隔をあけて、開口H0に対向する位置からカバー41に沿って延びている。即ち、カバー42は、カバー41及びケーブル32,33においてカバー41に這わせた部分32D,33Dを覆うようにリーダフレーム12Aの下面12Bに固定して配置される。そして、ケーブル32,33は、カバー42において開口H0とは異なる位置、即ちカバー42の端部の開口H3からZ2方向に引き出される。
本実施形態では、コネクタ52A,53Aと、ケーブル32,33においてカバー41に沿って這わせた部分32D,33Dがカバー42で覆われている。これにより、画像読取ユニット10を本体70に組み付ける作業時に人や物などがケーブル32,33の部分32D,33Dやコネクタ52A,53A等に接触してコネクタ52A,53Aからケーブル32,33が外れるのを防ぐことができる。
ここで、図4(a)に示すように、カバー41は、実装面40Aに対向する第1の部分である部分41Aと、部分41Aに隣接する第2の部分である部分41Bとを有している。部分41Aは、部分41Bよりもリーダフレーム12Aから遠ざかるZ2方向に、突出量D0だけ突出している。中継基板40は、スペーサ55により部分41Aに近づけられており、開口H0を通じて、リーダフレーム12Aとカバー41とで囲まれた空間R1に粉塵が侵入するのを効果的に防いでいる。即ち、リーダフレーム12Aの内部に粉塵が侵入するのを効果的に防いでいる。
更に、リーダフレーム12Aの下面12Bと中継基板40の実装面40Aとの距離が、リーダフレーム12Aの下面12Bと部分41Bにおいてリーダフレーム12Aの下面12Bに対向する面41Dとの距離以上であるのが好適である。図4(a)において、リーダフレーム12Aの下面12Bと中継基板40の実装面40Aとの距離をD1とする。また、リーダフレーム12Aの下面12Bと部分41Bにおいてリーダフレーム12Aの下面12Bに対向する面41Dとの距離をD2とする。図4(a)において、距離D1が距離D2以上であるのが好適であり、本実施形態では、距離D1と距離D2とが同じである。これにより、中継基板40により遮蔽されるので、より効果的に開口H0から空間R1に粉塵が侵入するのを防ぐことができる。即ち、より効果的にリーダフレーム12Aの内部に粉塵が侵入するのを防ぐことができる。
なお、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。また、実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載されたものに限定されない。
上述の実施形態では、原稿の第1面の画像を読み取るイメージセンサ16と、原稿の第2面の画像を読み取るイメージセンサ26とをそれぞれ配置した場合について説明したが、これに限定するものではない。即ち、リーダフレーム12A側にのみ読取センサを配置した構成であってもよい。この場合、画像読取装置は、原稿の第1面の画像を読取センサに読み取らせた後、原稿を反転搬送して原稿の第2面の画像を読取センサに読み取らせるように構成されていてもよい。また、画像読取装置は、原稿を反転搬送する機能を有しておらず、原稿の第1面のみ画像を読み取るように構成されていてもよい。いずれの場合であっても、上述の実施形態で説明したケーブル31,33は省略可能であり、中継基板40においても、コネクタ51A,53Aは省略可能である。
また、上述の実施形態では、ケーブル30,31,32,33を介した通信をアナログ信号で行う場合について説明したが、これに限定するものではなく、デジタル信号で行う場合であってもよい。即ち、イメージセンサ16,26が、AD変換部83を有しており、画像信号としてデジタル信号を送信するようにしてもよい。
10…画像読取ユニット(画像読取装置)、12A…リーダフレーム(第1のフレーム)、12B…下面(外面)、16…イメージセンサ(第1の読取センサ)、26…イメージセンサ(第2の読取センサ)、30…ケーブル(第1のケーブル)、31…ケーブル(第3のケーブル)、32…ケーブル(第2のケーブル)、33…ケーブル(第4のケーブル)、40…中継基板、40A…実装面、41…カバー(第1のカバー)、42…カバー(第2のカバー)、50A…コネクタ(第1のコネクタ)、51A…コネクタ(第3のコネクタ)、52A…コネクタ(第2のコネクタ)、53A…コネクタ(第4のコネクタ)、60…画像形成エンジン(画像形成部)、80…制御部、100…プリンタ(画像形成装置)

Claims (8)

  1. 第1のフレームと、
    前記第1のフレームに収容され、原稿の画像を読み取る第1の読取センサと、
    前記第1の読取センサから延びる第1のケーブルが接続される第1のコネクタ、及び外部機器に接続される第2のケーブルが接続される第2のコネクタが実装された実装面を有し、前記第1のフレームの外側に配置された中継基板と、
    前記第2のコネクタに対向する位置に開口を有し、前記第1のケーブルにおいて前記第1のフレームから引き出された部分を覆うように前記第1のフレームの外側に配置された第1のカバーと、
    前記第1のカバーの開口を覆うように前記第1のフレームの外側に配置された第2のカバーと、を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第1のカバーは、前記実装面に対向する第1の部分と、前記第1の部分に隣接する第2の部分とを有し、前記第1の部分は、前記第2の部分よりも前記第1のフレームから遠ざかる方向に突出することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第1のフレームの外面と前記実装面との距離が、前記第1のフレームの外面と前記第2の部分において前記第1のフレームの外面に対向する面との距離以上であることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第1のフレームに対して開閉可能に支持された第2のフレームと、
    前記第2のフレームに収容され、前記第1の読取センサにより読み取られる原稿の面とは反対の面の画像を読み取る第2の読取センサと、を更に備え、
    前記実装面には、前記第2の読取センサから延びる第3のケーブルが接続される第3のコネクタが更に実装され、
    前記第1のカバーは、前記第3のケーブルにおいて前記第1のフレームから引き出された部分を覆うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記第3のケーブルは、前記第2のフレームから引き出され、前記第1のフレームの内部に引き入れられていることを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記実装面には、前記第1のカバーの開口に対向して配置され、外部機器に接続される第4のケーブルが接続される第4のコネクタが実装されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像読取装置。
  7. 前記第2のカバーは、前記第1のカバーと前記第2のカバーとの間に前記第2のケーブル及び前記第4のケーブルを這わせる空間を形成するように配置されていることを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を制御する制御部と、を備え、
    前記外部機器が前記制御部であることを特徴とする画像形成装置。
JP2017020772A 2017-02-07 2017-02-07 画像読取装置及び画像形成装置 Active JP6812260B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017020772A JP6812260B2 (ja) 2017-02-07 2017-02-07 画像読取装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017020772A JP6812260B2 (ja) 2017-02-07 2017-02-07 画像読取装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018129632A true JP2018129632A (ja) 2018-08-16
JP6812260B2 JP6812260B2 (ja) 2021-01-13

Family

ID=63173309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017020772A Active JP6812260B2 (ja) 2017-02-07 2017-02-07 画像読取装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6812260B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6812260B2 (ja) 2021-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9288349B2 (en) Image processing device
US8208182B2 (en) Image reading device and image forming apparatus having the same
JP6494436B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2017224892A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP5352613B2 (ja) 光学読取装置及び画像形成装置
JP3953006B2 (ja) 画像読取装置およびそれを備えた複合機
US11637943B2 (en) Image reading apparatus and image forming apparatus
JP6812260B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
US8649074B2 (en) Image capture apparatus and maltifunction apparatus
JP5618077B2 (ja) 画像形成装置
WO2018021266A1 (ja) 画像形成装置
JP6365786B2 (ja) 画像読取装置、及び画像形成装置
JP4033085B2 (ja) 画像読取装置およびそれを備えた複合機
JP7130825B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2017224893A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP6806584B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
US10788786B2 (en) Image forming apparatus
JP2007201773A (ja) 画像形成装置
JP6884591B2 (ja) 画像読取装置、及び画像形成装置
JP6314929B2 (ja) 電線留め具、画像読取装置、画像形成装置
JP2018018030A (ja) 画像形成装置
JP2023088009A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2020114000A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2024042832A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2007240835A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200131

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200206

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201216

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6812260

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151