JP2018125807A - 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で撮像装置への不正アクセスの危険性を低減し、セキュリティ性を向上させる。【解決手段】アクセスポイントとして通信装置と通信する第1のモードと、有線で又は他の無線アクセスポイントを介して外部装置と通信する第2のモードとで動作可能な撮像装置であって、撮像装置が第1のモードで起動した場合に、撮像装置が第2のモードで動作可能であるかを判定する判定部と、第2のモードで動作可能であって、通信装置を介した撮像装置の設定処理が完了した場合に、アクセスポイントの機能を無効化する制御部とを備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラムに関するものである。
近年、ネットワークカメラを利用した監視システムが広く普及している。ネットワークカメラは大規模な公共機関や量販店における監視カメラとして幅広い分野で利用されており、様々な運用方法がある。ネットワークカメラは運用形態に合わせるために様々な機能的特徴をもったものが存在する。このようなネットワークカメラの中には、設置に必要な配線を簡易化するために無線LAN機能を搭載したネットワークカメラが存在する。
無線LAN機能を搭載したネットワークカメラは、主に二種類の通信形態を有する。一つ目の通信形態は、外部のアクセスポイントに対してクライアントとして接続することで、ネットワークに接続する形態である。これにより、ユーザは配線を気にすることなく、設置環境を自在に変更できる。また、二つ目の通信形態は、ネットワークカメラ自身がアクセスポイントとなり、他のデバイスから接続することで通信を行う形態である。これにより、ユーザは、初期設置時でも面倒なネットワーク環境構築や配線を気にすることなく、ネットワークカメラにアクセスして設定を行うことができる。
しかし、ネットワークカメラでは、無線LAN機能を搭載することによるセキュリティ性が低下することが一つの課題となる。例えば、ネットワークカメラ自身がアクセスポイントとなる場合、無線電波の届く範囲内であれば誰でもネットワークへの接続が可能となってしまうことがある。悪意を持ったユーザがネットワークに接続した場合、不正パケットによる攻撃により正常に映像を配信できなくなる恐れや映像データの漏えいなどの危険性がある。
特許文献1では、近距離無線通信により無線接続装置に対する記憶媒体の近接を検出し、近接を検出している間に無線LAN通信を実現することで、無線LAN通信による不正アクセスのリスクを低減する技術が開示されている。
特開2015−139090号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、無線LAN通信処理部以外に近距離無線処理部を持たなければならず、リソースが増えてしまうという課題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で撮像装置への不正アクセスの危険性を低減し、セキュリティ性を向上させる技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る撮像装置は、
アクセスポイントとして通信装置と通信する第1のモードと、有線で又は他の無線アクセスポイントを介して外部装置と通信する第2のモードとで動作可能な撮像装置であって、
前記撮像装置が前記第1のモードで起動した場合に、前記撮像装置が前記第2のモードで動作可能であるかを判定する判定手段と、
前記第2のモードで動作可能であって、前記通信装置を介した前記撮像装置の設定処理が完了した場合に、前記アクセスポイントの機能を無効化する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で撮像装置への不正アクセスの危険性を低減し、セキュリティ性を向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る監視システムの構成例を示す図。 本発明の一実施形態に係る撮像装置(ネットワークカメラ)の内部構成の例を示す図。 本発明の一実施形態に係る処理の手順を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る時間経過によるAP機能無効化処理の手順を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る設定完了通知のユーザインタフェースの例を示す図。
以下、図面を参照しながら実施形態を説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
<概要>
本実施形態では、撮像装置(ネットワークカメラ)が、特定の条件を満足した場合(外部と接続可能な状態で、撮像装置の設定処理が完了した場合)にアクセスポイントの機能を無効化する例を説明する。これにより、撮像装置の運用時に当該撮像装置がアクセスポイントとして動作してしまうことを防止することができる。また、近距離無線通信部が不要であることから簡易な構成で撮像装置への不正アクセスの危険性を低減し、運用時のセキュリティ性を向上させることが可能となる。
<システム構成>
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る監視システムについて説明する。監視システムは、撮像装置であるネットワークカメラ101と、通信装置であるモバイル端末102と、無線アクセスポイント103とを含む。無線アクセスポイント103はネットワーク104と接続されている。また、ネットワークカメラ101とモバイル端末102とが無線ネットワーク105を介して接続され、ネットワークカメラ101と無線アクセスポイント103とが無線ネットワーク106を介して接続されうる。
ネットワークカメラ101は、無線LAN通信可能な撮像装置であり、アクセスポイントとして動作するアクセスポイント機能(以下、AP機能とも称する)と、端末として動作する端末機能(以下、STA機能とも称する)とを有する。
モバイル端末102は、AP機能によってアクセスポイントとして動作するネットワークカメラ101に対して、端末として接続する。無線アクセスポイント103には、STA機能によって端末として動作するネットワークカメラ101が接続する。
ネットワーク104は、運用時にネットワークカメラ101により撮像された映像を外部装置(例えば録画サーバなど)へ配信するためのネットワークである。ネットワーク104の通信形態に関しては有線であってもよいし、無線であってもよい。無線ネットワーク105は、ネットワーク104を使用せずにネットワークカメラ101へ設定を行う場合に、ネットワークカメラ101とモバイル端末102とが通信するための無線ネットワークである。無線ネットワーク106は、ネットワークカメラ101をネットワーク104へ接続するための無線ネットワークである。
<装置構成>
続いて、図2を参照しながら、本発明の一実施形態に係る監視システムにおけるネットワークカメラの内部構成を説明する。ネットワークカメラ101は、撮像部201、画像処理部202、システム制御部203、記憶部204、有線通信処理部205、及び無線通信処理部206を備えている。システム制御部203は、例えばCPUであり、メモリである記憶部204に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより各処理部の動作を制御する。ネットワークカメラ101は、アクセスポイントとしてモバイル端末102と通信する第1のモードで動作可能である。また、有線で又は他の無線アクセスポイント103を介してネットワーク104と接続されている外部装置(録画サーバ等)と通信する第2のモードでも動作可能である。両モードを併用して動作することもできる。
撮像部201は、レンズおよび撮像素子等で構成されており、被写体の撮像および電気信号への変換を行う。画像処理部202は、撮像部201によって変換された電気信号に画像処理、圧縮符号化処理を行い、画像データを生成する。システム制御部203は、ネットワークカメラ101に伝達されたコマンドを解析し、コマンドに応じた処理を行う。記憶部204は、画質調整のパラメータやネットワークの設定といった設定値を記憶する。そのため、再起動した場合にも以前に設定した値を用いて起動することが可能である。有線通信処理部205は、有線LANによるネットワーク通信の処理を行う。無線通信処理部206は、無線LANによるネットワーク通信の処理を行い、AP機能とSTA機能とを有する。本実施形態におけるネットワークカメラ101は少なくとも上記の処理部を含む。
<処理>
次に、図3のフローチャートを参照して、本発明の一実施形態に係る監視システムにおける処理手順を説明する。ステップS301において、ネットワークカメラ101のシステム制御部203は、アクセスポイントとして起動する(第1のモードで起動する)。ユーザは、アクセスポイントとして起動したネットワークカメラ101に対して、モバイル端末102を介して接続して各種設定を行う。設定項目の詳細に関しては後述する。本実施形態では、AP機能が有効の状態であれば、起動方法は限定しない。
ステップS302において、ネットワークカメラ101のシステム制御部203は、有線LAN接続があるか、もしくは、無線アクセスポイント103に接続できるかを確認する(第2のモードで動作可能かを確認する)。少なくとも何れかの条件を満足する場合、ステップS303へ進む。一方、何れの条件も満足しない場合、条件が満足されるまで待機する。
有線LANの接続確認方法としては、有線通信処理部205が、システム制御部203の制御下で、有線LANのコネクタが接続されているかを電気的に検出する手法を用いることができる。但し、本確認方法は一例であり、有線LANによって通信ができることが確認できれば、他の方法を用いてもよい。
また、無線アクセスポイントに接続できるかの確認方法としては、設定されている接続先の無線アクセスポイント103に対して、無線通信処理部206が、システム制御部203の制御下で、指定した認証方式とパスワードを用いて所定時間内に接続できるかを確認する手法を用いることができる。この時、所定時間は、モバイル端末102を介してユーザによって指定できるように構成してもよい。
また、無線アクセスポイント103に接続できるかの確認方法は、外部装置である録画サーバ(不図示)に対してテスト録画を行う方法を用いてもよい。ネットワークカメラ101が特定のプロトコルを録画サーバに対して送信し、録画サーバが当該プロトコルを受信すると、テスト録画が開始する。ネットワークカメラ101は、テスト録画の結果を取得し、録画された映像サイズと、ネットワークカメラ101が配信した映像サイズとを比較する。両者に大きな差異が無かった場合(差異が所定範囲内である場合)、正常に無線アクセスポイントに接続できるものと判定できる。但し、本確認方法は一例であり、設定されている接続先の無線アクセスポイント103を経由して無線LAN通信ができることが確認できれば、他の方法を用いてもよい。
ステップS303において、ネットワークカメラ101のシステム制御部203は、が管理者権限を有するユーザが設定処理を開始したか否かを判定する(権限判定処理)。ユーザは、モバイル端末102を介してネットワークカメラ101にアクセスする場合、ユーザIDとパスワードを入力している。システム制御部203は、当該入力された情報を用いて、ユーザが管理者権限を有するか否かを判定する。ユーザが管理者権限を有する場合、ステップS304へ進む。一方、ユーザが管理者権限を有さない場合、ステップS302へ。但し、本実施形態では、入力された情報を用いて判定を行っているが、ユーザが管理者権限を有することが確認できれば、他の方法を用いてもよい。
ステップS304において、ネットワークカメラ101のシステム制御部203は、無線通信処理部206を制御してAP機能を無効化する。AP機能の無効化は、AP機能を有効とするプロセスを停止させることで実現可能であるが、再起動することによってAP機能を無効化してもよい。無効化する詳細な処理については図4のフローチャートを参照しながら後述する。
ステップS305において、ネットワークカメラ101のシステム制御部203は、監視システム(ネットワークカメラ101)の運用を開始する。以上で一連の処理が終了する。
<設定項目>
次に、本実施形態に係る、ユーザがモバイル端末102を介してネットワークカメラ101の設定を行う対象となる設定項目に関して一例を説明する。本実施形態ではネットワークカメラ101の初期設置時を想定しており、ネットワークカメラ101をネットワーク104へ接続するため、無線ネットワーク105を使用して無線ネットワーク106を確立する必要がある。
まず、無線ネットワーク105を使用するため、ユーザはモバイル端末102の無線接続機能を使用して設定を行う。ネットワークカメラ101のAP機能に関する設定として、SSID、パスワード、認証方式の選択が挙げられる。次に、無線ネットワーク106の設定のために、モバイル端末102からネットワークカメラ101を設定するための設定画面にアクセスし、無線ネットワーク106に関する設定を行う。ここで挙げられるのは、無線アクセスポイント103のSSID、パスワード、認証方式の選択などである。加えて、無線ネットワーク105が確立した時点で、ユーザはモバイル端末102を用いてネットワークカメラ101を設定するため設定画面から撮像に関する設定を行ってもよい。例えば、画角の設定やインテリジェント機能の検知領域の設定を行うことができる。
<AP機能無効化処理>
続いて、図4のフローチャートを参照して、本発明の一実施形態に係るネットワークカメラ101のAP機能を無効化する処理の手順を説明する。本処理はステップS304の処理の詳細である。AP機能を無効化する場合、ユーザの意図に関わらずネットワークカメラ101が自動的に判断して無効化してしまうと、設定途中にモバイル端末102からアクセスできなくなる可能性がある。そのため本実施形態では、ある特定のタイミングでネットワークカメラ101がユーザに設定が完了したかどうかの確認を促すための確認要求の通知を行い、その確認応答に応じてAP機能を無効化するかどうかをネットワークカメラ101が判定する構成とする。通知する特定のタイミングは、例えば、ネットワークカメラ101の起動から、あるいは、設定操作の開始から所定時間経過したタイミングである。
ステップS401において、ネットワークカメラ101は、設定処理の開始に応じて時刻カウントを開始する(経過時間をカウントする)。あるいは、ステップS301のアクセスポイントとして起動した後に時刻カウントを開始するように構成してもよい。
ステップS402において、ネットワークカメラ101は、時刻カウントが所定時間(例えばt秒)に到達しているかを確認する。所定時間(例えばt秒)の値は、ユーザがモバイル端末102を介して指定することができるものとする。所定時間に到達している場合、ステップS403へ進む。所定時間に到達していない場合、到達するまで待機する。
ステップS403において、ネットワークカメラ101は、設定変更可能時間が経過したことを、モバイル端末102を介してユーザへ通知する。この時、通知方法として、このまま設定変更操作を継続するかどうかを問い合わせてもよい。
ステップS404において、ネットワークカメラ101は、モバイル端末102からの応答に基づいて、設定変更操作を継続するか否かを判定する。ステップS403での設定変更可能時間が経過したことの通知、又は、設定変更操作を継続するか否かの問い合わせに対して、ユーザからモバイル端末102を介して設定変更操作を継続しない(操作を完了する)旨の応答があれば、ステップS405へ進む。一方、所定時間応答がなかった場合や、設定変更操作を継続する(操作を完了しない)旨の応答があれば、ステップS401に戻り、再びカウントを開始する。
ステップS405において、ネットワークカメラ101は、設定変更操作により変更された設定内容を監視システム全体に反映する。本ステップ経るまでは設定画面において設定変更を行ったとしても監視システムには反映されないものとする。ステップS406において、ネットワークカメラ101は、AP機能を無効化する。以上で一連の処理が終了する。
なお、AP機能の無効化処理では、設定処理が完了したかどうかをユーザに確認する手法を用いてもよい。例えば図5に示すように、特定の条件を満たした(例えば設定画面上に設けられた適用ボタンが押下された)ことに応じて、設定処理の完了を確認するためのポップアップ表示500をユーザのモバイル端末102に表示させる。ポップアップ表示600は、設定処理の完了を指示する完了ボタン、設定処理を継続するためのボタンを含み、ユーザ選択を受付可能に構成する。完了ボタンの押下に応じて、その旨がネットワークカメラ101へ通知される。その場合、ネットワークカメラ101は、S401−S404の処理に代えて、上記の処理を経てS405の設定内容の反映処理を行ってもよい。
また、図3のステップ303で説明したユーザが管理者権限を有することの確認は必須ではなく、ステップ302の接続確認と、設定処理の完了が確認できたことに応じて設定内容を反映させてアクセスポイントとしての機能を無効化するように構成してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る撮像装置(ネットワークカメラ)は、アクセスポイントとして通信装置(モバイル端末)と通信する第1のモード、又は、有線で又は他の無線アクセスポイントを介して外部装置(録画サーバ等)と通信する第2のモードで動作可能な撮像装置であって、撮像装置が第1のモードで起動した場合に、撮像装置が第2のモードで動作可能であるかを判定し、第2のモードで動作可能であって、通信装置を介した撮像装置の設定処理が完了した場合に、アクセスポイントの機能を無効化する制御を行う。
これにより、撮像装置(ネットワークカメラ)の運用時に撮像装置(ネットワークカメラ)がアクセスポイントとして動作することを防止することができる。また、近距離無線処理部などの追加リソースが不要である。よって、簡易な構成で撮像装置への不正アクセスの危険性を低減し、運用時のセキュリティ性を向上させることが可能となる。
また、アクセスポイントの機能を無効化した場合であっても、外部装置と第2のモードで通信可能であるため、無効化後に外部と接続できなくなってしまうことを防ぐことができる。ネットワークカメラが外部と全く接続できなくなってしまうと、設定ミスが発見された際などに復旧作業を行うことができなくなってしまうが、そのような事態を防止することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:ネットワークカメラ、102:モバイル端末、103:無線アクセスポイント、104:録画サーバへ映像を配信するためのネットワーク、105:モバイル端末からの設定のための無線ネットワーク、106:ネットワークカメラが映像を配信するための無線ネットワーク

Claims (10)

  1. アクセスポイントとして通信装置と通信する第1のモードと、有線で又は他の無線アクセスポイントを介して外部装置と通信する第2のモードとで動作可能な撮像装置であって、
    前記撮像装置が前記第1のモードで起動した場合に、前記撮像装置が前記第2のモードで動作可能であるかを判定する判定手段と、
    前記第2のモードで動作可能であって、前記通信装置を介した前記撮像装置の設定処理が完了した場合に、前記アクセスポイントの機能を無効化する制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記判定手段は、前記撮像装置への有線LANのコネクタの接続を電気的に検出することにより、前記第2のモードで動作可能であるかを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記判定手段は、前記他の無線アクセスポイントと所定時間内に通信できるかを確認することにより、前記第2のモードで動作可能であるかを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記外部装置は録画サーバであり、
    前記録画サーバに対して前記撮像装置が配信した映像のテスト録画を開始させる特定のプロトコルを送信する送信手段と、
    前記録画サーバによる前記テスト録画の結果を取得する取得手段と、をさらに備え、
    前記判定手段は、前記撮像装置が配信した映像と、前記テスト録画の結果とに基づいて、前記第2のモードで動作可能であるかを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  5. 前記判定手段は、前記撮像装置が配信した映像サイズと、前記テスト録画された映像サイズとの差異が所定範囲内である場合に、前記第2のモードで動作可能であると判定することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像装置が前記アクセスポイントとして起動してから、又は、前記通信装置を介した前記撮像装置の設定処理の開始からの経過時間をカウントするカウント手段と、
    前記経過時間が所定時間に到達した場合に、前記通信装置に対して前記設定処理が完了したかどうかの確認要求を通知する通知手段と、
    前記制御手段は、前記通信装置から前記設定処理が完了したことを示す確認応答を受信した場合に、前記アクセスポイントの機能を無効化することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記通信装置を介して前記撮像装置にアクセスする際に入力される情報に基づいて、前記通信装置のユーザが前記撮像装置の設定に対する管理者権限を有するかどうかを判定する権限判定手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記通信装置のユーザが前記管理者権限を有する場合に、前記通信装置に対して前記確認要求を通知することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記通信装置が有する設定画面に表示された設定処理の完了を指示する完了ボタンが押下されたことを示す情報を前記通信装置から受信した場合に、前記アクセスポイントの機能を無効化することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. アクセスポイントとして通信装置と通信する第1のモードと、有線で又は他の無線アクセスポイントを介して外部装置と通信する第2のモードとで動作可能な撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置が前記第1のモードで起動した場合に、前記撮像装置が前記第2のモードで動作可能であるかを判定する判定工程と、
    前記第2のモードで動作可能であって、前記通信装置を介した前記撮像装置の設定処理が完了した場合に、前記アクセスポイントの機能を無効化する制御工程と、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至8の何れか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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