JP2018125808A - 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】撮像装置の運用開始後の不適切な設定変更を防止し、運用時のセキュリティを向上させる。【解決手段】アクセスポイントとして通信装置と通信する第1のモードと、有線で又は他の無線アクセスポイントを介して外部装置と通信する第2のモードとで動作可能な撮像装置であって、ユーザによる通信装置を介した撮像装置の設定処理が事前に完了しているか否かを判定する判定部と、設定処理が事前に完了している場合、第1のモードにおいて、第2のモードにおける接続先のネットワークに関する設定を受け付けるように制御する制御部とを備える。【選択図】 図3
Description
本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラムに関する。
近年、ネットワークカメラを利用した監視システムが広く普及している。ネットワークカメラは大規模な公共機関や量販店における監視カメラとして幅広い分野で利用されており、様々な運用方法がある。ネットワークカメラの中には、設置に必要な配線を簡易化するために無線LAN機能を搭載したネットワークカメラが存在する。
無線LAN機能を搭載したネットワークカメラは、主に二種類の通信形態を有する。一つ目の通信形態は、外部のアクセスポイントに対してクライアントとして接続することで、ネットワークに接続する形態である。これにより、ユーザは配線を気にすることなく、設置環境を自在に変更できる。また、二つ目の通信形態は、ネットワークカメラ自身がアクセスポイントとなり、他のデバイスから接続することで通信を行う形態である。これにより、ユーザは、初期設置時でも面倒なネットワーク環境構築や配線を気にすることなく、ネットワークカメラにアクセスして設定を行うことができる。
しかし、ネットワークカメラでは、無線LAN機能を搭載することによりセキュリティ性が低下することが一つの課題となる。例えば、ネットワークカメラ自身がアクセスポイントとなる場合、無線電波の届く範囲内であれば誰でもネットワークへの接続が可能となってしまうことがある。悪意を持ったユーザがネットワークに接続した場合、不正パケットによる攻撃により正常に映像を配信できなくなる恐れや映像データの漏えいなどの危険性がある。
特許文献1では、無線通信機器がSTAモードのとき、予め登録された接続先との接続を所定の期間確立できない場合はAPモードに移行させて無線通信設定を受け付けることが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術をネットワークカメラなどの撮像装置に適用すると、運用開始後にAPモードを有効化した場合、撮像設定を熟知していない管理者や第三者により、初期設定時の設定内容(カメラアングル、明るさ等の撮像に関する設定内容など)が不適切に変更されてしまう可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、撮像装置の運用開始後の不適切な設定変更を防止し、運用時のセキュリティを向上させるための技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る撮像装置は、
アクセスポイントとして通信装置と通信する第1のモードと、有線で又は他の無線アクセスポイントを介して外部装置と通信する第2のモードとで動作可能な撮像装置であって、
ユーザによる前記通信装置を介した前記撮像装置の設定処理が事前に完了しているか否かを判定する判定手段と、
前記設定処理が事前に完了している場合、前記第1のモードにおいて、前記第2のモードにおける接続先のネットワークに関する設定を受け付けるように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
アクセスポイントとして通信装置と通信する第1のモードと、有線で又は他の無線アクセスポイントを介して外部装置と通信する第2のモードとで動作可能な撮像装置であって、
ユーザによる前記通信装置を介した前記撮像装置の設定処理が事前に完了しているか否かを判定する判定手段と、
前記設定処理が事前に完了している場合、前記第1のモードにおいて、前記第2のモードにおける接続先のネットワークに関する設定を受け付けるように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置の運用開始後の不適切な設定変更を防止し、運用時のセキュリティを向上させることが可能となる。
以下、図面を参照しながら実施形態を説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
(実施形態1)
<概要>
本実施形態では、ネットワークカメラの初期設置時にAP機能を有効化した場合には通常の設定を受け付け、運用開始後にAP機能を有効化した場合にはAP機能を経由して設定できる内容に制限を設ける。具体的には、撮像に関する設定は受け付けず、ネットワークに関する設定を受け付けるように制限を行う。これにより、ネットワークエラーの発生により接続先のネットワークを変更したいような場合に、AP機能を有効化して変更を受け付けつつ、その他の設定(撮像設定など)を変更できなくなる。従って、撮像装置の運用開始後の不適切な設定変更を防止し、運用時のセキュリティを向上させることが可能となる。
<概要>
本実施形態では、ネットワークカメラの初期設置時にAP機能を有効化した場合には通常の設定を受け付け、運用開始後にAP機能を有効化した場合にはAP機能を経由して設定できる内容に制限を設ける。具体的には、撮像に関する設定は受け付けず、ネットワークに関する設定を受け付けるように制限を行う。これにより、ネットワークエラーの発生により接続先のネットワークを変更したいような場合に、AP機能を有効化して変更を受け付けつつ、その他の設定(撮像設定など)を変更できなくなる。従って、撮像装置の運用開始後の不適切な設定変更を防止し、運用時のセキュリティを向上させることが可能となる。
<システム構成>
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る監視システムについて説明する。監視システムは、撮像装置であるネットワークカメラ101と、通信装置であるモバイル端末102と、無線アクセスポイント103とを含む。無線アクセスポイント103はネットワーク104と接続されている。また、ネットワークカメラ101とモバイル端末102とが無線ネットワーク105を介して接続され、ネットワークカメラ101と無線アクセスポイント103とが無線ネットワーク106を介して接続されうる。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る監視システムについて説明する。監視システムは、撮像装置であるネットワークカメラ101と、通信装置であるモバイル端末102と、無線アクセスポイント103とを含む。無線アクセスポイント103はネットワーク104と接続されている。また、ネットワークカメラ101とモバイル端末102とが無線ネットワーク105を介して接続され、ネットワークカメラ101と無線アクセスポイント103とが無線ネットワーク106を介して接続されうる。
ネットワークカメラ101は、無線LAN通信可能な撮像装置であり、アクセスポイントとして動作するアクセスポイント機能(以下、AP機能とも称する)と、端末として動作する端末機能(以下、STA機能とも称する)とを有する。ネットワークカメラ101は、AP機能によって無線ネットワーク105を構築し、無線ネットワーク105に参加するモバイル端末102と通信をする(第1のモード)。また、運用開始後のネットワークカメラ101は、STA機能によって無線アクセスポイント103が構築する無線ネットワーク106に参加する。そして、無線アクセスポイント103が接続するネットワーク104を介して不図示のクライアント装置(外部装置)と通信する(第2のモード)。
モバイル端末102は、AP機能によってアクセスポイントとして動作するネットワークカメラ101に対して、端末として接続する。なお、図1の例では、ネットワークカメラ101は、無線アクセスポイント103との無線通信によってネットワーク104に接続しているが、本実施形態の構成に無線アクセスポイント103は必須ではない。例えば、有線LANによって直接ネットワーク104と接続してもよい。有線LANによるネットワーク104を介したクライアント装置との通信も第2のモードに含む。
<装置構成>
続いて、図2を参照しながら、本発明の一実施形態に係る監視システムにおけるネットワークカメラの内部構成を説明する。ネットワークカメラ101は、撮像部201、画像処理部202、システム制御部203、記憶部204、有線通信処理部205、及び無線通信処理部206を備えている。システム制御部203は、例えばCPUであり、メモリである記憶部204に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより各処理部の動作を制御する。ネットワークカメラ101は、アクセスポイントとしてモバイル端末102と通信する第1のモードで動作可能である。また、有線で又は他の無線アクセスポイント103を介してネットワーク104と接続されている外部装置と通信する第2のモードでも動作可能である。両モードを併用して動作することもできる。
続いて、図2を参照しながら、本発明の一実施形態に係る監視システムにおけるネットワークカメラの内部構成を説明する。ネットワークカメラ101は、撮像部201、画像処理部202、システム制御部203、記憶部204、有線通信処理部205、及び無線通信処理部206を備えている。システム制御部203は、例えばCPUであり、メモリである記憶部204に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより各処理部の動作を制御する。ネットワークカメラ101は、アクセスポイントとしてモバイル端末102と通信する第1のモードで動作可能である。また、有線で又は他の無線アクセスポイント103を介してネットワーク104と接続されている外部装置と通信する第2のモードでも動作可能である。両モードを併用して動作することもできる。
撮像部201は、レンズおよび撮像素子等で構成されており、被写体の撮像および電気信号への変換を行う。画像処理部202は、撮像部201によって変換された電気信号に画像処理、圧縮符号化処理を行い、画像データを生成する。
システム制御部203は、有線通信処理部205または無線通信処理部206を介して、画像処理部202により生成された画像データをクライアント装置(不図示)に配信する。また、有線通信処理部205または無線通信処理部206を介して伝達されたカメラ制御コマンドを解析し、コマンドに応じた処理を行う。例えば、画像処理部202に対して画質調整の設定、撮像部201に対してズームやフォーカス制御の設定及びパンチルト動作の設定といった撮影パラメータの設定指示を行う。撮像部201は、伝達された指示に基づいて、レンズ制御やパンチルト制御を行う。また同様にカメラ制御コマンドを解析し、有線通信処理部205または無線通信処理部206に対してネットワークパラメータ設定の指示を行う。
システム制御部203は、カメラ制御コマンドに応じた設定の際に、撮像に関する設定及びネットワークに関する設定を含むすべての設定を受け付ける通常設定モードと、ネットワークに関する設定以外受け付けない制限設定モードとを切り替えることができる。なお、制限設定モードでは、少なくとも撮像に関する設定を受け付けないように構成すれば、ネットワークに関する設定以外も受け付けてもよい。
記憶部204は、画質調整のパラメータやネットワークの設定といった設定値を記憶する。そのため、再起動した場合にも以前に設定した値を用いて起動することが可能である。有線通信処理部205は、有線LANによるネットワーク通信の処理を行う。無線通信処理部206は、他の装置との間で無線信号の送受信を行うためのアンテナ及び回路を備えており、無線LANによるネットワーク通信の処理を行い、AP機能とSTA機能とを有する。
無線通信処理部206は、第1のモードでは、接続先のモバイル端末102から送信されるカメラ制御コマンドを受信し、システム制御部203へ伝達する。無線通信処理部206は、第2のモードでは、システム制御部203が送信する画像データを無線アクセスポイント103との無線通信を介してクライアント装置(不図示)に配信する。また、クライアント装置から送信されるカメラ制御コマンドを無線アクセスポイント103との無線通信を介して受信し、システム制御部203へ伝達する。本実施形態におけるネットワークカメラ101は少なくとも上記の処理部を含む。
<処理>
次に、図3のフローチャートを参照して、本実施形態に係る監視システムにおけるネットワークカメラの処理手順を説明する。ステップS301において、システム制御部203は、ネットワークカメラ101を起動する。ステップS302において、システム制御部203は、記憶部204に記録されている設定値に基づいて、ネットワークカメラ101の接続先ネットワークの情報が記憶部204に登録されているかを確認する。接続先ネットワークの情報とは、接続先アクセスポイントやゲートウェイの情報等を含む。接続先ネットワークの情報が登録されている場合、ステップS309へ進む。一方、接続先ネットワークの情報が登録されていない場合、ステップS303へ進む。
次に、図3のフローチャートを参照して、本実施形態に係る監視システムにおけるネットワークカメラの処理手順を説明する。ステップS301において、システム制御部203は、ネットワークカメラ101を起動する。ステップS302において、システム制御部203は、記憶部204に記録されている設定値に基づいて、ネットワークカメラ101の接続先ネットワークの情報が記憶部204に登録されているかを確認する。接続先ネットワークの情報とは、接続先アクセスポイントやゲートウェイの情報等を含む。接続先ネットワークの情報が登録されている場合、ステップS309へ進む。一方、接続先ネットワークの情報が登録されていない場合、ステップS303へ進む。
ステップS303において、システム制御部203は、ネットワークカメラ101を第1のモードへ移行させる。すなわち、システム制御部203は、無線通信処理部206を制御してAP機能を有効化し、無線ネットワーク105を構築する。ステップS304において、システム制御部203は、無線ネットワーク105に参加するモバイル端末102と接続する。ユーザはモバイル端末102を操作し、無線ネットワーク105を介してネットワークカメラ101の設定を行う。
ステップS305において、システム制御部203は、ネットワークカメラ101の初期設置時の設定処理が完了しているか否かを判定する。判定方法の一例としては、設定処理が完了しているか否かを示すフラグを記憶部204に記憶しておき、そのフラグのON/OFFを確認することにより行う。ネットワークカメラ101を一度も起動していない工場出荷状態では、フラグはOFFであるものとする。設定処理が完了済である場合、ステップS308へ進む。一方、設定処理が未完了である場合、ステップS306へ進む。
ステップS306において、システム制御部203は、撮像に関する設定及びネットワークに関する設定を含むすべての設定受け付ける通常設定モードへの切り替えを行う。通常設定モードでは、カメラアングル・画像の明るさといった撮像パラメータの設定や、接続先のアクセスポイントやゲートウェイの登録といったネットワークパラメータの設定など、全ての設定変更を受け付け可能に構成する。無線LANによる運用を実施する場合は、ネットワークパラメータの設定により、接続先アクセスポイントのSSID、パスワード、認証方式を設定する。
ステップS307において、システム制御部203は、通常設定モードでの設定処理が完了した場合、設定処理が完了したことを示すフラグ情報を記憶部204に記憶する。ステップS305で述べた例の場合、フラグをONにすることにより記憶する。設定処理が完了したかどうかの判定は、モバイル端末102上のユーザインタフェースを介してユーザが直接完了ボタン等の押下することで行ってもよいし、設定された項目によって自動的に判定してもよい。
ステップS308において、システム制御部203は、撮像に関する設定を受け付けず、ネットワークに関する設定を受け付ける制限設定モードへの切り替えを行う。制限設定モードでは、接続先のアクセスポイントやゲートウェイの設定といったネットワークパラメータ設定のみを受け付け、それ以外の撮像パラメータ設定などは設定変更できないように構成する。
ステップS309において、システム制御部203は、ネットワークカメラ101を第2のモードへ移行させる。すなわち、システム制御部203は、無線通信処理部206を制御して、無線ネットワーク105を構築する。すなわち、システム制御部203は、無線LANによる運用の場合は、登録された接続先の無線アクセスポイント103と接続し、ネットワークパラメータを用いてネットワーク104を介してクライアント装置(外部装置)と接続する。有線LANによる運用の場合は、無線アクセスポイント103に接続することはないが、同様にしてネットワーク104を介してクライアント装置(外部装置)と接続する。クライアント装置(外部装置)は、例えば録画サーバであり、撮像装置101により撮像された映像を処理して記憶する。
ステップS310において、システム制御部203は、ネットワークカメラとしての運用を開始し、クライアント装置(外部装置)と通信して画像の配信やコマンドの受付を行う。ステップS311において、システム制御部203は、ネットワークエラーが発生しているか否かを判定する。ネットワークエラーが発生していない場合、ステップS312へ進む。一方、ネットワークエラーが発生している場合、ステップS303に戻り、システム制御部203は、第2のモードから第1のモードへ移行させ、AP機能を有効化してユーザによるモバイル端末102を介した設定変更を受け付ける。
この際、システム制御部203は、エラー内容を検知してエラー内容を記憶部204に記憶する。例えば、「アクセスポイントが見つからない」、「セキュリティ方式が間違っている」、「アクセスポイントとは接続済みであるが、その先のクライアント装置と通信不可である」等、様々なエラーがある。どこまで接続が確立しているかを示すエラー内容を示す情報をエラーコードの形式で記憶部204に記憶する。エラー発生後に処理がステップS308へと進み、ステップ308の制限設定モードで設定を行う際に、エラー内容をモバイル端末102上に表示する。これにより、ユーザはエラー内容を把握することができ、適切な再設定処理を行うことができる。
ステップS312において、システム制御部203は、処理を終了するか否かを判定する。処理を終了する場合、一連の処理を終了する。一方、処理を終了しない場合、ステップS310に戻って、運用を継続する。ここで、処理の終了判定では、例えば運用開始時からの経過時間が予め定められた値に到達した場合に処理を終了してもよい。あるいは、運用中にネットワークカメラ101の電源がOFFにされた場合に処理を終了してもよい。以上で図3の一連の処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、工場出荷時の状態で設定するような場合は、ネットワークカメラはAP機能を有効化して通常設定モードに入るので、カメラアングルなどの撮像パラメータを含む全ての設定項目をモバイル端末から設定できる。よって、ネットワークカメラ初期設置時のユーザの利便性を向上することができる。
また、運用開始後にネットワークエラーが発生した場合、AP機能を有効化してモバイル端末を介してネットワークパラメータ設定を受け付ける。よって、例えば高所に存在するネットワークカメラから離れた場所より設定が可能となり、ユーザの利便性を向上することができる。さらにその後、ネットワークカメラは制限設定モードで動作することになる。よって、撮像パラメータの設定はAP機能を介しても設定変更することができず、ネットワークカメラの初期設置時に定められた適切な撮像パラメータを不適切に変更されることを防止できる。
このように、本実施形態によれば、初期設置時とエラー発生時の利便性を確保しつつ、ネットワークカメラ(撮像装置)の運用開始後の不適切な設定変更を防止し、運用時のセキュリティを向上させることが可能となる。
なお、運用開始後に再び通常設定モードでAP機能を有効化したい場合は、ネットワークカメラを工場出荷時の状態に戻せばよい。ステップS305、S307で述べた例の場合、工場出荷時の状態に戻す際に記憶部に記憶されたフラグをOFFにする。工場出荷時の状態へ戻すためには、ネットワークカメラのカバー内部に取り付けられているボタンを予め決められた手順で押下する必要があるように構成することにより、第三者が簡単には設定変更できない仕様にするとよい。
また、ステップS309−S312における第2のモードでの運用中は、運用上のシステムが確立されてネットワークカメラにアクセスできる人は限定されるものと判断できる。よって、撮像パラメータの設定やネットワークパラメータの設定を含む全ての設定を受け付け可能に構成してもよい。
さらに、通常設定モードと制限設定モードとの切り替えに関して、モバイル端末上のユーザインタフェースを介して、現在どちらのモードなのかをユーザに通知できるようにしてもよい。
(実施形態2)
本実施形態では、複数のネットワークカメラが同一のネットワークに参加している場合を例に説明する。図4に示すように、複数のネットワークカメラが同一のネットワークに参加している場合、接続先のネットワーク自体にエラーが発生すると、ネットワークカメラが一斉にネットワークエラーを検出する。実施形態1に従えば各ネットワークカメラは第1のモードへ移行してAP機能を有効化することになるが、ネットワークカメラが複数存在する場合は複数のAP機能が動作することになり、利便性の低下を招く。また、ネットワークカメラを一つずつ個別に設定していくと入力ミス等により不適切な設定をしてしまう可能性も高まる。
本実施形態では、複数のネットワークカメラが同一のネットワークに参加している場合を例に説明する。図4に示すように、複数のネットワークカメラが同一のネットワークに参加している場合、接続先のネットワーク自体にエラーが発生すると、ネットワークカメラが一斉にネットワークエラーを検出する。実施形態1に従えば各ネットワークカメラは第1のモードへ移行してAP機能を有効化することになるが、ネットワークカメラが複数存在する場合は複数のAP機能が動作することになり、利便性の低下を招く。また、ネットワークカメラを一つずつ個別に設定していくと入力ミス等により不適切な設定をしてしまう可能性も高まる。
これに対して、本実施形態では複数のネットワークカメラに対して「親カメラ」又は「子カメラ」を初期設置時に設定しておく。そして、各ネットワークカメラがネットワークエラーを検出した場合に親カメラとして設定されたネットワークカメラがAP機能を有効化する。その他の子カメラはSTA機能を有効にしたまま、予め設定された親カメラに接続する。親カメラは、実施形態1と同様に、モバイル端末から制限設定モードでネットワークパラメータの再設定を受け付け、再設定内容を子カメラに反映する。
これにより、複数のネットワークカメラが同一のネットワークに参加している場合でも、利便性を保ったまま不適切な設定変更を防止できる。
<システム構成>
図5を参照して、本発明の一実施形態に係る監視システムについて説明する。監視システムは、撮像装置であるネットワークカメラ501、502、503と、通信装置であるモバイル端末504と、無線アクセスポイント505、506とを含む。無線アクセスポイント505、506がネットワーク507と接続されており、ネットワークカメラ501が無線ネットワーク508を構築可能である。
図5を参照して、本発明の一実施形態に係る監視システムについて説明する。監視システムは、撮像装置であるネットワークカメラ501、502、503と、通信装置であるモバイル端末504と、無線アクセスポイント505、506とを含む。無線アクセスポイント505、506がネットワーク507と接続されており、ネットワークカメラ501が無線ネットワーク508を構築可能である。
本実施形態に係るモバイル端末、無線アクセスポイント、ネットワーク、無線ネットワークは実施形態1で説明した各構成要素と同様の機能を持つ。本実施形態ではネットワークカメラ501、502、503のうち親カメラであるネットワークカメラ501が構築する無線ネットワーク508に子カメラであるネットワークカメラ502、503、そしてモバイル端末504が参加する。実施形態1と同様に無線アクセスポイント505、506は必須ではなく、各ネットワークカメラは、有線LANによって直接ネットワーク507と接続してもよい。
なお、本実施形態に係るネットワークカメラの機能構成は実施形態1で図2を参照して説明した構成と同様であるので、説明を省略する。
<処理>
次に、図6のフローチャートを参照して、本実施形態に係る監視システムにおけるネットワークカメラ(親カメラ)の処理手順を説明する。ステップS601−S603の各処理は、実施形態1で説明したステップS301−S303の各処理と同様である。
次に、図6のフローチャートを参照して、本実施形態に係る監視システムにおけるネットワークカメラ(親カメラ)の処理手順を説明する。ステップS601−S603の各処理は、実施形態1で説明したステップS301−S303の各処理と同様である。
ステップS604において、ネットワークカメラ501のシステム制御部203は、無線ネットワーク508に参加するモバイル端末504と接続する。ステップS605において、システム制御部203は、ネットワークカメラ501の初期設置時の設定処理が完了しているか否かを判定する。設定処理が完了済である場合、ステップS609へ進む。一方、設定処理が未完了である場合、ステップS606へ進む。
ステップ606において、システム制御部203は、撮像に関する設定及びネットワークに関する設定を含むすべての設定を受け付ける通常設定モードへの切り替えを行う。通常設定モードで設定できる項目は実施形態1で説明した項目と同様である。ユーザはモバイル端末504を操作し、無線ネットワーク508を介してネットワークカメラ501の設定を行う。
ステップS607において、システム制御部203は、モバイル端末504を介したユーザ操作に基づいてネットワークエラー発生時のネットワークカメラ501の挙動設定を受け付ける。ここで図8に、設定する項目の例を示す。対象とするネットワークカメラを親カメラにしたい場合、「エラー発生時の挙動」項目に「親カメラ」を選択する。そして、エラー発生時に有効化するAPのSSIDやセキュリティ方式、パスワードも設定する。
一方、対象とするネットワークカメラを子カメラにしたい場合、「エラー発生時の挙動」項目に「子カメラ」を選択する。そして、接続先AP(親カメラ)のSSIDやセキュリティ方式、パスワードも設定する。ネットワークカメラを親カメラとする場合は表801、ネットワークカメラを親カメラに接続する子カメラとする場合は表802のような設定が、対象とするネットワークカメラに対してなされる。
ここではネットワークカメラ501を親カメラになるように設定を行う。この時、ネットワークカメラ502、503を子カメラに設定するための情報を併せて取得し、ネットワークカメラ501と無線接続しているネットワークカメラ502、503へ当該情報を送信して反映させてもよい。
ステップS608において、システム制御部203は、通常設定モードでの設定処理が完了した場合、設定処理が完了したことを示すフラグ情報を記憶部204に記憶する。設定処理が完了したかどうかの判定方法は実施形態1と同様である。
ステップS609において、システム制御部203は、撮像に関する設定を受け付けず、ネットワークに関する設定を受け付ける制限設定モードへの切り替えを行う。ステップS609の処理は後述するステップS614のネットワークエラー発生を経た後に行われるものであり、また、当該制限設定モードで設定できる項目は実施形態1で説明した項目と同様である。図5の例の場合、制限設定モードにおいて、エラーが起きている無線アクセスポイント505に接続するネットワークパラメータ設定を削除して、別の有効な無線アクセスポイント506に接続するようにネットワークパラメータ設定を変更する。
ステップS610において、システム制御部203は、モバイル端末504を介して完了したステップS609の設定変更の内容を子カメラに反映するために、子カメラを検索する。ここでは、時間差による子カメラとの接続漏れをなくすために一定時間、子カメラとの接続待ちをしてもよい。この一定時間の長さについては、ステップS607の挙動設定により設定できるものとする。親カメラとなるネットワークカメラ501が構築する無線ネットワーク505に子カメラが参加するまで一定時間待ってから、子カメラの検索を開始する。なお、同じネットワーク上に存在するネットワークカメラの検索は公知の技術である。
ステップS611において、システム制御部203は、ステップS609で設定されたネットワークパラメータ設定を、ステップS610で検出された子カメラすべてに反映する。反映方法として、親カメラから子カメラに設定変更を通知するようなコマンドを送信すればよい。また、子カメラの設定が完了したかを検知するために、子カメラから応答コマンドを受け取るようにして、完了していない場合はコマンドを再送信するようにしてもよい。
ステップS612−S615の各処理は、実施形態1で説明したステップS309−S312の各処理と同様である。なお、ステップS614でネットワークエラーが発生した場合には、ネットワークカメラ501のシステム制御部203は、ステップS605のYesを経てステップS609へ進む。そして、先に述べたように、制限設定モードにおいて、エラーが起きている無線アクセスポイント505に接続するネットワークパラメータ設定を削除して、別の有効な無線アクセスポイント506に接続するようにネットワークパラメータ設定を変更する。以上で図6の一連の処理が終了する。
続いて、図7のフローチャートを参照して、本実施形態に係る監視システムにおけるネットワークカメラ(子カメラ)の処理手順を説明する。以下ではネットワークカメラ502を例に説明を行う。
ステップS701において、ネットワークカメラ502のシステム制御部203は、ネットワークカメラ502を起動する。ステップS702において、システム制御部203は、記憶部204に記録されている設定値に基づいて、ネットワークカメラ502の接続先ネットワークの情報が記憶部204に登録されているかを確認する。接続先ネットワークの情報が登録されている場合、ステップS703へ進む。一方、接続先ネットワークの情報が登録されていない場合、処理を終了する。そして、図6のフローチャートに従って、親カメラを通じて設定されるまで待機する。あるいは、ネットワークカメラ502自身が図6のステップ603−S608の処理を実施することにより設定を完了させてもよい。
ステップS703−S706の各処理は、図6のステップS612−S615の各処理と同様である。但し、ステップS705でネットワークエラーが発生した場合には、ステップS707へ進む。ステップS707において、システム制御部203は、ステップS607で設定された設定項目に従って親カメラ(ネットワークカメラ501)に接続する。
ステップS708において、システム制御部203は、親カメラからの設定変更コマンドを受け付けたことに応じて、新しいネットワークパラメータ設定を反映する。設定完了後、ステップS704に戻り、新しい設定に基づいて運用を行う。以上で図7の一連の処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態では、複数のネットワークカメラ複数のネットワークカメラが同一のネットワークに参加している場合でも、各ネットワークカメラを親カメラ又は子カメラに事前に設定しおき、ネットワークエラー発生時は親カメラのAP機能を有効化する。そして、新たなネットワークの設定を親カメラが受け付け、子カメラに反映させる。これにより、複数のネットワークカメラが存在していても、利便性を保ったまま不適切な設定変更を防止することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101,501,502,503:ネットワークカメラ、102,504:モバイル端末、103,505、506:無線アクセスポイント、104,507:ネットワーク、105,106,508:無線ネットワーク、201:撮像部、202:画像処理部、203:システム制御部、204:記憶部、205:有線通信処理部、206:無線通信処理部
Claims (12)
- アクセスポイントとして通信装置と通信する第1のモードと、有線で又は他の無線アクセスポイントを介して外部装置と通信する第2のモードとで動作可能な撮像装置であって、
ユーザによる前記通信装置を介した前記撮像装置の設定処理が事前に完了しているか否かを判定する判定手段と、
前記設定処理が事前に完了している場合、前記第1のモードにおいて、前記第2のモードにおける接続先のネットワークに関する設定を受け付けるように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記制御手段は、前記設定処理が事前に完了している場合、前記第1のモードにおいて、撮像に関する設定を受け付けないように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記設定処理が事前に完了している場合、前記第1のモードにおいて、前記ネットワークに関する設定以外の設定を受け付けないように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記設定処理が事前に完了していない場合、前記第1のモードにおいて、撮像に関する設定と、前記ネットワークに関する設定とを受け付けるように制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
- 前記第2のモードでの前記撮像装置の運用中にネットワークエラーが発生した場合、前記撮像装置を前記第2のモードから前記第1のモードへ移行させる移行手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記設定処理が事前に完了していない場合、前記第1のモードにおいて、前記通信装置を介して前記ネットワークエラーの発生時の前記撮像装置の挙動設定を受け付けるように制御することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記撮像装置は、アクセスポイントとして動作して他の撮像装置とさらに通信可能であり、
前記制御手段は、前記設定処理が事前に完了していない場合、前記第1のモードにおいて、前記通信装置を介して前記ネットワークエラーの発生時の前記他の撮像装置の挙動設定をさらに受け付けるように制御することを特徴とする請求項5又は6に記載の撮像装置。 - 前記設定処理が事前に完了している場合に受け付けられる前記ネットワークに関する設定は、前記他の無線アクセスポイントでのネットワークエラー発生時に別の無線アクセスポイントへ切り替えるための新たなネットワークに関する設定を含むことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の撮像装置。
- 前記新たなネットワークに関する設定の情報を前記他の撮像装置に反映させるために前記情報を前記他の撮像装置へ送信する送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
- 前記撮像装置の設定処理が完了したか否かを示すフラグ情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
前記判定手段は、前記フラグ情報を参照することにより、前記撮像装置の設定処理が事前に完了しているか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の撮像装置。 - アクセスポイントとして通信装置と通信する第1のモードと、有線で又は他の無線アクセスポイントを介して外部装置と通信する第2のモードとで動作可能な撮像装置の制御方法であって、
ユーザによる前記通信装置を介した前記撮像装置の設定処理が事前に完了しているか否かを判定する判定工程と、
前記設定処理が事前に完了している場合、前記第1のモードにおいて、前記第2のモードにおける接続先のネットワークに関する設定を受け付けるように制御する制御工程と、
を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至10の何れか1項に記載の撮像装置の各手段として動作させるためのプログラム。
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