JP2018125728A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態における画像形成装置を含む画像形成システムの構成ブロック図である。
「aaa@xxx.com」
「bbb@xxx.com」
「ccc@xxx.com」
「ddd@xxx.com」
等である。
(1)アプリケーションアイコンの操作部26への表示制御
(2)アプリケーションの設定情報の記憶
(3)アプリケーションの設定情報の共有化の可否データを設定情報に関連付けて保持
(4)アプリケーションアイコンのグループ化の検知
(5)アプリケ−ションアイコンのグループ化の検知による設定情報の共有化処理
(5.1)保持された共有化の可否データの参照
(5.2)共有化の可否データが「可」であればグループ化されたアプリケーションの設定情報を共有化し、履歴ボタン操作に応じて共有化された設定情報を表示
(5.3)共有化の可否データが「不可」であればグループ化されたアプリケーションの設定情報を共有化せず、履歴ボタン操作があっても表示しない
ステップを含む。
図5及び図6は、アプリケーションアイコンのグループ化操作の様子を模式的に示す。
宛先a:可
宛先b:不可
宛先c:可
宛先d:不可
等である。
図7及び図8は、グループ化操作による設定情報としての履歴データの共有化処理を模式的に示す。図7(a)は、利用者によるグループ化操作であり、TIFFmailアイコンをグループAアイコン26hにドラッグアンドドロップする様子を示す。また、図7(b)は、グループ化される前のTIFFmailアイコン及びグループAアイコン26hに既に存在しているmailアイコン(Mailof GroupA)にそれぞれ関連付けられた履歴データを示す。履歴データ27cは、TIFFmailアイコンに関連付けられた履歴データであり、過去に利用者がTIFFmailアイコンに係るTIFFmailアプリケーションを起動して送信した宛先である。図に示すように、この履歴データは、例えば、2つの宛先
「111@xxx.com」
「222@xxx.com」
から構成される。各宛先の末尾には、共有化の可否データが付与されており、この例ではいずれの宛先も「可」のデータが付与されていて共有化し得ることを示す。共有化の可否データは、例えば当該宛先にメール送信する際、あるいはその後に、制御部22がその宛先を共有化するか否かの問い合わせメッセージを操作部26に表示し、利用者がそのメッセージに回答することで設定し得る。例えば、
「この宛先を共有しますか?」
なる問い合わせメッセージを操作部26に表示し、利用者が「YES」を選択すれば共有化の可否データを「可」に設定し、「NO」を選択すれば共有化の可否データを「不可」に設定する。制御部22は、設定された可否データを設定情報と関連付けてHDD20等に保持する。なお、制御部22は、デフォルト状態で共有化を「可」としてもよく、あるいはその逆にデフォルト状態で共有化を「不可」としてもよい。同様に、履歴データ27dはMailof GroupAアイコンに関連付けられた履歴データであり、過去に利用者が当該アプリケーションを起動して送信した宛先である。図に示すように、この履歴データは、例えば、2つの宛先
「aaa@xxx.com」
「bbb@xxx.com」
から構成される。各宛先の末尾には、共有化の可否データが付与されており、この例ではいずれの宛先も「可」のデータが付与されており、共有化し得ることを示す。
図10(a)は、メール送信アプリケーションに対応するアイコンとファックス送信アプリケーションに対応するアイコンをグループ化する場合を示す。グループAアイコン26hには既にmailアイコンが存在するものとし、利用者がファックス送信アイコンであるFAXCstmアイコンをグループAアイコン26hにドラッグアンドドロップしてグループ化する。
次に、グループ化の解除操作をトリガとした履歴データの共有化の解除について説明する。制御部22は、アプリケーションアイコンのグループ化操作によりアプリケーションアイコンに関連付けて記憶された履歴データを共有化の可否データに基づき共有化するが、グループ化の逆の操作、すなわちグループ化の解除操作が行われた場合には、共有化された履歴データを解除する。
次に、アプリケーション削除操作による履歴データの共有化の解除について説明する。
画像形成装置12のアプリケーションには、メール送信アプリケーションやファックス送信アプリケーション等以外に、インターネットに接続された外部サーバを用いる場合の認証処理を実行する認証アプリケーションもあり、当該認証アプリケーションもグループ化し得る。
実施形態では、共有化の可否データとして、「可」、「不可」を例示したが、これに限定されるものではなく、共有化が可能である設定情報についてはフラグを付し、フラグが付与されていない設定情報については共有化が禁止されるとしてもよい。
実施形態では、図8(b)に示すように、TIFFmailアイコンを新たにグループAアイコン26hにグループ化した場合に、TIFFmailアイコンに関連付けられた固有の履歴データ27cに共有化された履歴データ27d’を追加し、MailofGroupAアイコンに関連付けられた固有の履歴データ27dに共有化された履歴データ27c’を追加して履歴ボタン26dの操作に応じて操作部26に表示するようにしているが、新たにグループ化されたTIFFmailアイコンのみに履歴データ27d’を追加して表示してもよく、あるいは逆に、MailofGroupAアイコンのみに履歴データ27c’を追加して表示してもよい。要するに、第1アプリケーションアイコンと第2アプリケーションアイコンの2つのアプリケーションアイコンがグループ化された場合に、少なくともいずれか一方のアプリケーションアイコンに関連付けられた設定情報に、いずれか他方の設定情報を表示してもよい。
実施形態では、図8(b)に示すように、アプリケーションアイコンに関連付けられた固有の設定情報をリストの上位に優先的に表示し、共有化された設定情報をリストの下位に追加して表示しているが、共有化された設定情報をリストの上位に優先的に表示してもよい。このとき、固有の設定情報と共有化された設定情報を利用者が識別可能に表示することが望ましいが、これに限定されない。それぞれの設定情報の使用頻度をカウントして記憶しておき、使用頻度の高い順にリスト表示してもよい。また、設定情報をリスト形式ではなくタブ形式で表示することもでき、この場合には固有の設定情報を手前のタブに優先的に表示し、共有化された設定情報を後ろのタブに表示してもよい。
実施形態では、グループ化を解除した場合に共有化された設定情報を削除しているが、グループ化を解除しても共有化された設定情報をそのまま残存させてもよい。また、あるアプリケーションをグループ化から解除した場合に、当該アプリケーションについて共有化された設定情報を削除するが、他のグループ化されたアプリケーションについて共有化された設定情報はそのまま残存させてもよい。図13に即して説明すると、TIFFmailアイコンをグループ化から解除した場合に、共有化された履歴データ27d’は削除するが、共有化された履歴データ27c’は残存させてもよい。あるいは、TIFFmailアイコンをグループ化から解除した場合に、共有化された履歴データ27d’は残存するが、共有化された履歴データ27d’を削除してもよい。同様に、実施形態ではアプリケーションを削除した場合に共有化された設定情報を削除しているが、アプリケーションを削除しても共有化された設定情報をそのまま残存させてもよい。グループ化の解除またはアプリケーションの削除に伴い、共有化された設定情報を残存させるか削除するかは、利用者またはシステムのアドミニストレータが設定し得る。
「aaa@xxx.com」
を使用した場合には、この使用履歴により上記の宛先が新たに履歴データとなるため、たとえTIFFmailアイコンをドラッグアンドドロップしてグループ化を解除してもそのまま残存させる。
実施形態では、図17(b)に示すように、デフォルト認証情報及び過去の認証データを共有化しているが、デフォルト認証情報のみ、あるいは過去の認証データのみを共有化してもよい。また、過去の認証データを共有化する場合において、認証情報がユーザのIDとパスワードから構成されているときに、IDのみを共有化してもよく、あるいはパスワードのみを共有化してもよい。
実施形態では、図18(c)に示すように、デフォルト認証情報が共有化された場合に、制御部22は共有化されたデフォルト認証情報を入力済みとして認証画面を表示し、利用者は「Login」ボタンを操作してログイン操作を行うのみとしたが、制御部22はログイン操作も省略して直ちに外部サーバBに対するアクセスを可能としてもよい。
実施形態では、グループ化されたアプリケーション間で設定情報を共有化するために、制御部22は、あるアプリケーションに関連付けられた設定情報をコピーして他のアプリケーションの設定情報に追加記憶しているが、必ずしも追加記憶する必要はなく、制御部22は、あるアプリケーションの設定情報として、グループ化された他のアプリケーションの設定情報をHDD20から読み出して追加的に表示すればよい。すなわち、制御部22における共有化処理には、グループ化操作のタイミングにおいて、あるアプリケーションに関連付けられた設定情報をコピーして他のアプリケーションの設定情報に追加記憶し、履歴ボタン26dの操作に応じて記憶された設定情報を読み出して表示する態様の他に、履歴ボタン26dが操作された場合に、あるアプリケーションの設定情報として、グループ化された他のアプリケーションの設定情報を読み出して、これらの設定情報をともに表示する態様も含まれる。換言すれば、起動対象のアプリケーションの履歴ボタン26dの操作に応じ、起動対象のアプリケーション固有の設定情報に加え、起動対象でない同一グループ内のアプリケーションの設定情報も併せて表示すれば設定情報の共有化とし得る。
実施形態では、複数のアプリケーションのグループ化として、図5等に示すようにグループAアイコン26hを表示しているが、このようにグループ化、すなわち複数のアプリケーションの関連付けを示すアイコンあるいはフォルダの表示は例示であり、複数のアプリケーションに同一の文字や図形、記号、色彩の少なくともいずれかを表示することでグループ化されていることを示してもよい。利用者は、これらの文字や図形、記号、色彩を視認することで、グループ化されていること、及び設定情報が共有化されていることを認識できる。
実施形態では、グループ化(関連付け)の操作としてアプリケーションアイコンのドラッグアンドドロップを例示したが、これ以外にも、複数のアプリケーションアイコンを互いに関連付ける任意の操作が含まれ得る。具体的には、第1アプリケーションアイコンを第2アプリケーションアイコンに重ねる操作、第1アプリケーションアイコンの選択に続いて第2アプリケーションアイコンを選択する操作、ある特定のアイコンに第1アプリケーションアイコン及び第2アプリケーションアイコンを重ねる操作等である。
実施形態では、アプリケーションアイコンを操作(ドラッグアンドドロップ操作)して複数のアプリケーションをグループ化しているが、アプリケーションアイコンは一例であり、任意の操作子を操作することで複数のアプリケーションをグループ化し得る。そして、制御部22は、操作子の操作によるグループ化操作をトリガとしてアプリケーションに関連付けられた設定情報を共有化し得る。ここで、「操作子」は、処理の対象や内容等を一定の大きさの絵や図、記号、文字若しくはこれらの組合せで表現したものとして定義され、2つのアプリケーションのアイコンが存在する場合、いずれか一方のアイコンを第1操作子、いずれか他方のアイコンを第2操作子と定義され得る。
実施形態では、共有化の可否データ、すなわち参照可否に関する情報をHDD20に記憶して保持しているが、EPROM等の半導体メモリを含む不揮発性メモリに記憶して保持してもよい。
実施形態では、制御部22を構成する1又は複数のCPUが処理プログラムを実行することでグループ化による設定情報の共有化処理、グループ化解除あるいはアプリケーションの削除による設定情報の共有化解除処理を実現しているが、これらの処理の一部は、プログラムの実行によるソフトウェア処理ではなく、ハードウェア処理により実現してもよい。ハードウェア処理は、例えばASICやFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)などの回路を用いて行ってもよい。
Claims (23)
- アプリケーションの設定情報の、他のアプリケーションからの参照可否に関する情報を保持する保持部と、
第1アプリケーションと第2アプリケーションを関連付けるための所定の操作に応じ、前記保持部に保持された情報を用いて、第1アプリケーションと第2アプリケーションの少なくともいずれか一方の設定情報としていずれか他方の設定情報を表示制御する制御部と、
を備える情報処理装置。 - 前記制御部は、前記参照可否に関する情報が参照不可である設定情報については、前記いずれか一方の設定情報として前記いずれか他方の設定情報を視認可能に表示しない
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記視認可能に表示しないことには、前記いずれか他方の設定情報を他の情報に変換して表示することを含む、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記参照可否に関する情報は、前記アプリケーションの利用者に関する情報であり、
前記制御部は、同一利用者に係る設定情報については参照可とし、異なる利用者に係る設定情報については参照不可とする
請求項2,3のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記参照可否に関する情報は、送信の宛先に関する情報であり、
前記制御部は、同一社内の宛先に係る設定情報については参照可とし、社外の宛先に係る設定情報については参照不可とする
請求項2,3のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記所定の操作により関連付けられた前記第1アプリケーションに対応する第1操作子及び前記第2アプリケーションに対応する第2操作子に、同一の文字、図形、記号、色彩の少なくともいずれかを付与して表示する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記第1操作子及び前記第2操作子を同一フォルダ内に表示する
請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記第1操作子または前記第2操作子を操作するタイミングにおいて前記同一の文字、図形、記号、色彩の少なくともいずれかを表示する
請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記所定の操作は、前記第1アプリケーションに対応する第1操作子と、前記第2アプリケーションに対応する第2操作子を関連付けてグループ化する操作である
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記所定の操作により関連付けられた前記第1アプリケーションと前記第2アプリケーションの関連付けを解除する操作に応じ、前記いずれか他方の設定情報を視認可能に表示しない
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記視認可能に表示しないことには、前記いずれか他方の設定情報を他の情報に変換して表示することを含む、
請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記所定の操作により関連付けられた前記第1アプリケーションと前記第2アプリケーションの関連付けを解除する操作によらずに、前記いずれか他方の設定情報の表示を維持する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記いずれか他方の設定情報が用いられた場合に、前記解除する操作によらずに、前記いずれか他方の設定情報の表示を維持する
請求項12に記載の情報処理装置。 - 前記解除する操作は、前記第1アプリケーションに対応する第1操作子と、前記第2アプリケーションに対応する第2操作子を離す操作である、
請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記いずれか一方の設定情報と前記いずれか他方の設定情報をともに表示するように表示制御する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記第1アプリケーションと前記第2アプリケーションのうち、起動操作されたアプリケーションの設定情報を優先的に表示するように表示制御する
請求項15に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記いずれか一方の設定情報と前記いずれか他方の設定情報をともにリスト形式で表示し、かつ、起動操作されたアプリケーションの設定情報をリストの上位に表示するように表示制御する
請求項16に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記いずれか一方の設定情報と前記いずれか他方の設定情報をともにタブ形式で表示し、かつ、起動操作されたアプリケーションの設定情報を手前のタブに表示するように表示制御する
請求項16に記載の情報処理装置。 - 前記第1アプリケーション及び前記第2アプリケーションは、ともにメール送信アプリケーション又はともにファックス送信アプリケーションであり、
前記設定情報は、メール送信又はファックス送信の宛先情報である
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第1アプリケーションは、メール送信アプリケーションであり、
前記第2アプリケーションは、ファックス送信アプリケーションであり、
前記いずれか一方の設定情報は、メール送信の宛先情報であり、
前記いずれか他方の設定情報は、ファックス送信の宛先に係るメール送信の宛先情報である
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第1アプリケーションは、メール送信アプリケーションであり、
前記第2アプリケーションは、ファックス送信アプリケーションであり、
前記いずれか一方の設定情報は、ファックス送信の宛先情報であり、
前記いずれか他方の設定情報は、メール送信の宛先に係るファックス送信の宛先情報である
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第1アプリケーション及び前記第2アプリケーションは、ともに外部サーバにアクセスするための認証アプリケーションであり、
前記設定情報は、認証に必要なID及びパスワードの少なくともいずれかである
請求項1に記載の情報処理装置。 - コンピュータに、
アプリケーションの設定情報の、他のアプリケーションからの参照可否に関する情報をメモリに保持するステップと、
第1アプリケーションと第2アプリケーションを関連付けるための所定の操作に応じ、前記メモリに保持された情報を用いて、第1アプリケーションと第2アプリケーションの少なくともいずれか一方の設定情報としていずれか他方の設定情報を表示部に表示するステップと、
を実行させるプログラム。
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