JP6904056B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
コピー、プリンタ、ファクス等の複数の機能を備える複合機では、アプリケーションで事前登録したマクロ設定を呼び出すアイコンをアプリケーションの一覧画面に表示する技術が提案されている。
特許文献1には、変更された機能の設定値を容易に確認させることを課題として、非変動領域と、機能を示す表示要素が配置される変動領域を含む機能設定画面を表示部に表示させ、入力される設定を変更する指示に応じて、機能の設定値を異なる設定値に変更するとともに、この機能の設定値が変更された場合、この設定値が変更された機能を表す識別画像を非変動領域に表示する情報処理装置が記載されている。
特許文献2には、ホーム画面に表示されるマクロのアイコンに対し、マクロの設定内容を容易に把握することを課題として、ホーム画面に含まれるマクロを呼び出すための第1アイコン毎に該マクロの識別情報を含むホーム画面情報を記憶するホーム画面情報記憶手段と、マクロの識別情報毎に該マクロの各設定値を記憶するマクロ情報記憶手段と、マクロの設定値毎に設定値を示す第2アイコンを記憶するアイコン記憶手段と、ホーム画面情報に含まれるマクロの識別情報に対応する各設定値を前記マクロ情報記憶手段から取得し、各設定値に対応する第2アイコンをアイコン記憶手段から取得する画面制御手段と、ホーム画面情報に基づいてホーム画面を作成する際、画面制御手段により取得された第2アイコンを、第2アイコンが示す設定値を有するマクロの第1アイコン上に重ねる画面作成手段と、画面作成手段により作成されたホーム画面を表示する表示手段とを備える画像形成装置が記載されている。
特開2016−45762号公報 特開2013−8224号公報
ところで、アプリケーションで設定値を初期値から変更することで処理内容を変更したアイコンを作成し、当該アイコンを1タッチ操作するだけで直ちに当該処理内容を実行させることで操作性が向上するが、他方で、1タッチで処理内容が開始されるため、当該アイコンにおいてどのような設定値の変更がなされているのかを確認する設定画面が開かないため、設定値の変更を容易に確認し得る技術が必要とされる。
ホーム画面に表示されるアイコンの形状や色、あるいはこれらとアイコンの名前とを組み合わせることで設定値の変更を確認することは可能であるが、ホーム画面の表示領域が限定されている場合には全ての設定値の変更を確認することは困難であり、特に見た目が類似するアイコンが複数存在する場合に顕著なものとなる。仮に、変更された全ての設定値の情報をアイコンに加えて表示し得たとしても、様々な表示が入り組んでしまい、かえって視認性が低下してしまう場合もある。
本発明の目的は、限られた表示領域に複数のアイコン等の操作子が存在する場合において、別途、設定画面を確認することなく、操作子に関連付けられた設定値の相違を視認し得る技術を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、標準搭載アプリケーションに対応する第1操作子、及び標準搭載アプリケーションの機能の設定値が異なるとともに1タッチ操作で処理が開始される同一種類の1タッチアプリケーションに対応する第2操作子を表示する表示部と、前記第2操作子に関連付けて、前記設定値の相違を示す情報を表示する制御部と、を備え、前記制御部は、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違と、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違の少なくともいずれかの相違を示す情報を表示し、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、複数の前記1タッチアプリケーションのうちの少なくとも1対の前記1タッチアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を表示する情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記制御部は、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、前記標準搭載アプリケーションの初期設定値と、前記1タッチアプリケーションの設定値の相違を示す情報を表示する請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記制御部は、前記標準搭載アプリケーションの初期設定値が変更された場合に、変更後の設定値と前記1タッチアプリケーションの設定値の相違を示す情報を表示する請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記制御部は、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、ユーザがログインした場合に、前記標準搭載アプリケーションのユーザ固有の設定値と、前記1タッチアプリケーションの設定値の相違を示す情報を表示する請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記制御部は、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、他の1タッチアプリケーションが追加された場合に、前記他の1タッチアプリケーションを含めた少なくとも1対の前記1タッチアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を表示する請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記制御部は、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、いずれかの前記1タッチアプリケーションが削除された場合に、残存した複数の1タッチアプリケーションのうちの少なくとも1対の前記1タッチアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を表示する請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記制御部は、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、ユーザがログインした場合に、ユーザ固有の1タッチアプリケーションを含めた少なくとも1対の前記1タッチアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を表示する請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記制御部は、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーションのうちの少なくともいずれか複数がグループ化された場合に、グループ内のアプリケーションのうちの少なくとも1対のアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を表示する請求項に記載の情報処理装置である。
請求項9に記載の発明は、標準搭載アプリケーションに対応する第1操作子、及び標準搭載アプリケーションの機能の設定値が異なるとともに1タッチ操作で処理が開始される同一種類の1タッチアプリケーションに対応する第2操作子を表示する表示部と、前記第2操作子に関連付けて、前記設定値の相違を示す情報を表示する制御部と、を備え、前記制御部は、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違と、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違の少なくともいずれかの相違を示す情報を表示し、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーションのうちの少なくともいずれか複数がグループ化された場合に、グループ内のアプリケーションのうちの少なくとも1対のアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を表示する情報処理装置である。
請求項1に記載の発明は、前記グループ化は、同一フォルダ内に配置されることである請求項8又は請求項9に記載の情報処理装置である。
請求項1に記載の発明は、前記グループ化は、同一名前が付与されることである請求項8又は請求項9に記載の情報処理装置である。
請求項1に記載の発明は、前記情報は、相違のある設定値の種類毎に異なる形状又は色を有する請求項1〜1のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項1に記載の発明は、前記制御部は、相違のある設定値が複数存在する場合に、所定の優先度で表示する請求項1〜1のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項1に記載の発明は、前記制御部は、相違のある設定値が複数存在する場合に、所定の表示可能数で表示する請求項1〜1のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項1に記載の発明は、前記標準搭載アプリケーション及び前記1タッチアプリケーションは、コピー、プリント、ファックス、スキャンの少なくともいずれかを実行するアプリケーションであり、前記設定値は、部数、1ページ当たりのまとめ数、倍率、カラーモードの少なくともいずれかである、請求項1〜1のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項1に記載の発明は、コンピュータに、標準搭載アプリケーションに対応する第1操作子、及び標準搭載アプリケーションの機能の設定値が異なるとともに1タッチ操作で処理が開始される同一種類の1タッチアプリケーションに対応する第2操作子を表示部に表示するステップと、前記第2操作子に関連付けて、前記設定値の相違を示す情報を前記表示部に表示するステップと、を実行させ、前記設定値の相違を示す情報を前記表示部に表示するステップでは、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違と、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違の少なくともいずれかの相違を示す情報を前記表示部に表示し、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、複数の前記1タッチアプリケーションのうちの少なくとも1対の前記1タッチアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を前記表示部に表示するプログラムである。
請求項17に記載の発明は、コンピュータに、標準搭載アプリケーションに対応する第1操作子、及び標準搭載アプリケーションの機能の設定値が異なるとともに1タッチ操作で処理が開始される同一種類の1タッチアプリケーションに対応する第2操作子を表示部に表示するステップと、前記第2操作子に関連付けて、前記設定値の相違を示す情報を前記表示部に表示するステップと、を実行させ、前記設定値の相違を示す情報を前記表示部に表示するステップでは、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違と、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違の少なくともいずれかの相違を示す情報を前記表示部に表示し、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーションのうちの少なくともいずれか複数がグループ化された場合に、グループ内のアプリケーションのうちの少なくとも1対のアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を前記表示部に表示するプログラムである。
請求項1,1に記載の発明によれば、別途、設定画面を確認することなく、操作子に関連付けられた設定値の相違を視認し得る。
請求項1,16に記載の発明によれば、さらに、標準搭載アプリケーションと1タッチアプリケーション間の設定値の相違、複数の1タッチアプリケーション間の設定値の相違の少なくともいずれかの相違を視認し得る。
請求項に記載の発明によれば、さらに、標準搭載アプリケーションの初期設定値と、1タッチアプリケーションの設定値の相違を視認し得る。
請求項に記載の発明によれば、さらに、標準搭載アプリケーションの初期設定値が変更された場合に、変更後の設定値と1タッチアプリケーションの設定値の相違を視認し得る。
請求項に記載の発明によれば、さらに、ユーザがログインした場合に、標準搭載アプリケーションのユーザ固有の設定値と、1タッチアプリケーションの設定値の相違を視認し得る。
請求項1,16に記載の発明によれば、さらに、複数の1タッチアプリケーションのうちの少なくとも1対の1タッチアプリケーション間における設定値の相違を視認し得る。
請求項に記載の発明によれば、さらに、他の1タッチアプリケーションが追加された場合に、当該他の1タッチアプリケーションを含めた少なくとも1対の1タッチアプリケーション間における設定値の相違を視認し得る。
請求項に記載の発明によれば、さらに、いずれかの1タッチアプリケーションが削除された場合に、残存した複数の1タッチアプリケーションのうちの少なくとも1対の1タッチアプリケーション間における設定値の相違を視認し得る。
請求項に記載の発明によれば、さらに、ユーザがログインした場合に、ユーザ固有の1タッチアプリケーションを含めた少なくとも1対の1タッチアプリケーション間における設定値の相違を視認し得る。
請求項8,9,10,11,17に記載の発明によれば、さらに、標準搭載アプリケーションと1タッチアプリケーションのうちの少なくともいずれか複数がグループ化された場合に、グループ内のアプリケーションのうちの少なくとも1対のアプリケーション間における設定値の相違を視認し得る。
請求項1に記載の発明によれば、さらに、相違のある設定値の種類を判別し得る。
請求項1,1に記載の発明によれば、さらに、限られた表示スペースで効果的に相違を視認し得る。
請求項1に記載の発明によれば、さらに、コピー、プリント、ファックス、スキャンの少なくともいずれかのアプリケーションにおいて相違を視認し得、複合機等に適用し得る。
実施形態のシステム構成図である。 操作部に表示される画面例を示す説明図である。 1タッチアプリアイコンに表示されるバッジを示す説明図である。 1タッチアプリアイコンに表示されるバッジの変化を示す説明図(その1)である。 1タッチアプリアイコンに表示されるバッジの変化を示す説明図(その2)である。 1タッチアプリアイコンに表示されるバッジの変化を示す説明図(その3)である。 1タッチアプリアイコンに表示されるバッジの変化を示す説明図(その4)である。 1タッチアプリアイコンに表示されるバッジの変化を示す説明図(その5)である。 1タッチアプリアイコンに表示されるバッジの変化を示す説明図(その6)である。 1タッチアプリアイコンに表示されるバッジの変化を示す説明図(その7)である。 1タッチアプリアイコンに表示されるバッジの変化を示す説明図(その8)である。 1タッチアプリアイコンに表示されるバッジの変化を示す説明図(その9)である。 フォルダでグループ化された1タッチアプリアイコンに表示されるバッジを示す説明図(その1)である。 フォルダでグループ化された1タッチアプリアイコンに表示されるバッジを示す説明図(その2)である。 名前でグループ化された1タッチアプリアイコンに表示されるバッジを示す説明図である。 実施形態の処理フローチャート(その1)である。 実施形態の処理フローチャート(その2)である。 実施形態の処理フローチャート(その3)である。 実施形態の処理フローチャート(その4)である。 実施形態の処理フローチャート(その5)である。 設定値情報の構造を示す説明図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について、情報処理装置として画像処理装置を例にとり説明する。
<システム全体構成>
図1は、本実施形態における画像処理装置を含む画像処理システムの構成ブロック図である。画像処理システムは、端末装置10及び画像処理装置12を備える。端末装置10と画像処理装置12は、通信手段14を介して接続される。通信手段14は、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)等のデータ通信ネットワークが用いられる。
端末装置10は、通信手段14を介して画像処理装置12に接続され、利用者の指示に従い、文書の印刷命令を含む印刷ジョブ等を送信する。
画像処理装置12は、ROM16、RAM18、HDD20、1つ又は複数のCPUで構成される制御部22、入出力インターフェイスI/F24、タッチパネル等の操作部26、画像処理部28を備える。
1又は複数のCPUで構成される制御部22は、ROM16に記憶された処理プログラムに従い、入出力インターフェイスI/F24を介して端末装置10から印刷ジョブ命令等を受け付け、PDLデータを解釈して中間データを生成し、生成した中間データからさらに描画データ(ラスターデータ)を生成する。また、制御部22は、操作部26から受け付けたコピー(Copy)、スキャン(Scan)、ファクス(Fax)等の各種命令を実行する。
操作部26は、制御部22からの指令に基づき、ホーム画面を含む各種画面を表示する。ホーム画面には、アプリケーション(アプリ)に対応する操作子(アイコン)が表示され、ユーザは、アイコンを操作(タッチ操作)することで対応するアプリの実行を指示する。
画像処理部28は、プリントモジュール、スキャナモジュール、ファクスモジュール、用紙給紙モジュール、原稿給紙モジュール、及び画像処理アクセラレータを備える。
プリントモジュールは、画像を用紙に出力する機能を有するモジュールである。例えば、公知のインクジェット方式の構成を備え、描画データを用紙に印刷する。ノズル等から液体あるいは溶融固体インクを吐出し、紙、フィルム等に記録を行う。インクを吐出する方法には、静電誘引力を利用してインクを吐出させるドロップオンデマンド方式(圧力パルス方式)、高熱により気泡を形成・成長させることで生じる圧力を利用してインクを吐出させる熱インクジェット方式等がある。記録ヘッドは、例えば、シアンインクを吐出するヘッド、マゼンタインクを吐出するヘッド、イエローインクを吐出するヘッド、ブラックインクを吐出するヘッドを備え、各ヘッドが用紙の幅と少なくとも同等の幅を有するラインヘッドが用いられる。記録ヘッドにより各色のインク滴を中間転写体に吐出して記録し、その後に用紙に転写して印刷する。
スキャナモジュールは、用紙から画像を読み取って電子データに変換するモジュールである。
ファクスモジュールは、モデムやファクス用画像処理モジュールを備え、ファクス機能を実行するモジュールである。
用紙給紙モジュールは、用紙トレイからプリントモジュールに用紙を搬送するモジュールである。
原稿給紙モジュールは、原稿トレイからスキャナモジュールに用紙を搬送するモジュールである。
画像処理アクセラレータは、スキャナモジュール等と連動して圧縮/伸長処理を行うモジュールである。この画像処理アクセラレータは必須ではなく、付加的モジュールとしてもよい。
なお、画像処理装置12は、これら以外にも、用紙のパンチやソート等を行うフィニッシャ、USB、ICカードリーダ等から構成され利用者の認証を行う認証部、課金部、人感センサや顔カメラ等を備えていてもよい。
また、画像処理装置12は、通信手段14を介してインターネットに接続されていてもよく、イーサネット(登録商標)やWi−Fi(登録商標)を備えていてもよい。
図2は、操作部26に表示されるホーム画面の一例を示す。ホーム画面には、画像処理装置12に搭載された各種アプリに対応するアイコンが表示される。アプリには、画像処理装置12に当初から標準で搭載されるアプリの他、後から任意に追加される拡張アプリがある。さらに、標準搭載アプリの設定値を任意に変更して登録したアプリもある。標準搭載アプリの設定値を変更したアプリは、マクロ情報が登録されたアプリということもできる。
図2において、標準搭載アプリのアイコンとして、コピー(Copy)アイコン30、プリント(Print)アイコン32、スキャン(Scan)アイコン34、及びファックス(Fax)アイコン36が表示される。制御部22は、各アイコンの位置情報、識別情報、各アイコンで呼び出されるアプリの識別情報等を含むホーム画面情報を用いてこれらのアイコンを所定位置に表示する。ユーザがいずれかのアイコンをタッチ操作すると、制御部22は当該アイコンに対応するアプリの操作要求として受け付け、対応するアプリを実行する。すなわち、制御部22は、操作要求を受け付けると、対応するアプリの設定画面を操作部26に表示し、ユーザは設定画面を用いて各種機能の設定値を入力する。そして、入力された設定値に従ってジョブを実行する。例えば、コピーアイコン30が操作されると、制御部22は、コピーの部数、倍率、カラーモード、片面/両面、Nアップ等の各種コピー機能の設定値を入力するための設定画面を表示する。そして、ユーザがこの設定画面を用いて設定値を入力すると、入力された設定値に従ってコピージョブを実行する。設定画面は、例えば特開2016−45762号公報に開示されているが、これに限定されない。標準搭載アプリのアイコン30〜36は、第1操作子として機能する。
さらに、標準搭載アプリに対応するアイコン30〜36に加え、標準搭載アプリの設定値を変更した1タッチアプリに対応するアイコンとして、1タッチアプリアイコン38が表示される。制御部22は、この1タッチアプリアイコン38についても、アイコンの位置情報、識別情報、アイコンで呼び出されるアプリの識別情報等を含むホーム画面情報を用いて1タッチアプリアイコンを所定位置に表示する。ユーザが1タッチアプリアイコン38を1タッチ操作すると、制御部22は当該アイコンに対応するアプリの操作要求として受け付け、予め登録された設定値を用いて直ちにアプリを実行する。すなわち、制御部22は、標準搭載アプリのアイコン30〜36が操作された場合と異なり、設定画面を表示することなく、予め登録された設定値を用いて当該アイコンに対応するアプリを実行する。例えば、1タッチアプリアイコン38がコピーの1タッチアプリアイコンであり、その設定値として、カラーモードが「カラー」に設定されて登録されている場合、制御部22は、設定画面を表示することなく、カラーコピーを実行する。1タッチアプリの情報は、アプリと設定値とを関連付けて1タッチアプリ情報としてメモリに登録され、制御部22は、予め登録された1タッチアプリ情報を参照して処理を実行する。1タッチアプリ情報は、アプリの機能の設定値を規定するものであり、アプリ毎に異なる。コピーアプリの場合は、部数、倍率、カラーモード、片面/両面、Nアップ等であり、スキャンの場合は、カラーモード、フォーマット変換、データ容量削減処理、OCR処理等である。1タッチアプリアイコン38は、第2操作子として機能する。
1タッチアプリアイコン38の場合、制御部22は設定画面を表示することなく直ちに関連付けられた設定値で処理を実行するため、ユーザは1タッチアプリアイコン38を視認することで容易に当該アイコンに関連付けられた設定値の内容を理解し得ることが望ましい。図2のように、1タッチアプリアイコン38が1個だけ表示されていればともかく、複数の1タッチアプリアイコン38が表示されている場合には、これらの1タッチアプリアイコン38が互いにどのような設定値を有するものであるかを判別できる必要がある。勿論、たとえ1個だけ表示されている場合においても、ユーザによってはどのような設定値であるのか容易に確認したいと欲する場合もあり得る。
そこで、制御部22は、1タッチアプリアイコン38を操作部26に表示する際には、当該アイコンに1タッチでアプリが実行されることを示す画像(図では指の画像)をアイコンに重畳表示するとともに、当該アイコンの所定位置(図では右上)に当該アイコンと関連付けて特定のバッジを表示することで設定値を表示する。このバッジは、アプリの設定値が互いに異なることを示す情報(マーク)であり、制御部22は、設定値間に差分が存在するか否かを判定し、差分が存在する場合に当該アイコンに関連付けてバッジを表示する。設定値を比較する対象としては次の3つの場合があり得、本実施形態にはいずれの場合も含まれる。
(a)標準搭載アプリと1タッチアプリの間
(b)1タッチアプリ同士の間
(c)標準搭載アプリと1タッチアプリの間、及び1タッチアプリ同士の間
上記の3つの場合のうちの例えば(a)の場合には、制御部22は、標準搭載アプリの設定値と1タッチアプリの設定値とを比較し、両者の間に差分がある設定値を検出し、差分のある設定値に応じたバッジを1タッチアプリアイコンに関連付けて表示する。各アプリの設定値は、各アプリに関連付けて設定情報としてメモリに記憶されており、制御部22は、設定情報を参照することで差分のある設定値を検出する。
次に、1タッチアプリアイコン38に関連付けて表示されるバッジについて説明する。
<標準搭載アプリと1タッチアプリの間のバッジ表示>
図3は、標準搭載アプリと1タッチアプリの間で設定値を比較した場合のバッジの表示態様を示す。なお、標準搭載アプリ及び1タッチアプリともにコピーアプリを例示して説明するが、これに限定されない。アプリの種類毎に1タッチアプリアイコンの形状や色を変化させてもよい。また、図では指の画像380により1タッチアプリであることを示しているが、その画像はユーザが任意に変更可能としてもよい。
図3(a)は、標準搭載アプリの初期値に対して、機能の設定値として部数のみを初期値である「1」から「2」に変更した場合の表示態様である。制御部22は、標準搭載アプリの設定値と1タッチアプリの設定値とを比較し、部数の設定値が初期値の「1」から「2」に変更されていることを検知すると、部数であることを示すバッジ381を1タッチアプリアイコン38の右上に表示する。図では、バッジ381の拡大図を併せて示す。ユーザは、バッジ381を視認することで、この1タッチアプリアイコン38は、部数が初期値と異なる値に設定されていることを確認し得る。図3(a)において、設定値が変更されておらず初期値のままの機能の設定値に関しては、対応するバッジが表示されない点に留意すべきである。
図3(b)は、標準搭載アプリの初期値に対して、機能の設定値として部数を初期値である「1」から「2」に変更し、かつ、Nアップを「1」から「2」に変更した場合の表示態様である。ここで、Nアップとは、Nページをまとめて1頁にコピーすることを示す。制御部22は、標準搭載アプリの設定値と1タッチアプリの設定値とを比較し、部数の設定値が初期値(デフォルト値)の「1」から「2」に変更されており、かつ、Nアップの設定値が初期値の「1」から「2」に変更されていることを検知すると、部数であることを示すバッジ381に加え、Nアップであることを示すバッジ382を1タッチアプリアイコン38の右上に重畳表示する。図では、バッジ382の拡大図を併せて示す。ユーザは、バッジ381及びバッジ382を視認することで、この1タッチアプリアイコン38は、部数及びNアップが初期値と異なる値に設定されていることを確認し得る。図3(b)においても、設定値が変更されておらず初期値のままの機能の設定値に関しては、対応するバッジは表示されない。
図3(c)は、標準搭載アプリの初期値に対して、3つ以上の機能の設定値を初期値から変更した場合の表示態様である。例えば、部数を初期値である「1」から「2」に変更し、Nアップを初期値である「1」から「2」に変更し、さらにカラーモードを「白黒」から「カラー」に変更した場合である。制御部22は、標準搭載アプリの設定値と1タッチアプリの設定値とを比較し、部数、Nアップ、カラーモードの3つの設定値について初期値から変更されていることを検知すると、部数を示すバッジ381及びNアップを示すバッジ382を表示するとともに、その下に、それ以外についても変更されていることを示すその他のバッジ383を1タッチアプリアイコン38に重畳表示する。図では、バッジ383の拡大図を併せて示す。ユーザは、バッジ381、バッジ382及びバッジ383を視認することで、この1タッチアプリアイコン38は、部数及びNアップが初期値と異なる値に設定されており、それ以外にも設定値が変更されていることを確認し得る。
図3(c)では、バッジ383により3つ以上の設定値が変更されていることを示しているが、表示スペースに余裕があれば4つあるいはそれ以上の設定値の変更に対してバッジ383を表示するようにしてもよく、バッジ383により表示スペースを有効活用できる。さらに、機能の設定値毎にバッジの表示/非表示を切り替えてもよい。例えば、部数についてはたとえ設定値に変更があっても表示せず、Nアップについては設定値に変更があれば表示する等である。
図3(d)は、機能の設定値毎にバッジの表示/非表示を切り替える場合であり、部数のバッジのみを表示しないとした場合の例である。標準搭載アプリの初期値に対して、機能の設定値として部数のみを初期値である「1」から「2」に変更する。制御部22は、標準搭載アプリの設定値と1タッチアプリの設定値とを比較し、部数の設定値が初期値(デフォルト値)の「1」から「2」に変更されていることを検知しても、部数であることを示すバッジ381は非表示に設定されているためバッジ381を1タッチアプリアイコン38に表示しない。この場合でも、ユーザは部数のバッジ381が表示されないことを知っていれば、図3(d)の1タッチアプリアイコン38を視認することで、部数が初期値から変更されていることを確認し得る(この場合、全ての機能の設定値が初期値のままである1タッチアプリアイコン38は存在しないことが前提)。
図4は、設定値の優先順位を変化させた場合におけるバッジの表示形態変化を示す。図4(a)は、部数とNアップの優先順位を
部数>Nアップ
とした場合である。1タッチアプリアイコン38に対して部数を示すバッジ381が上位に重畳表示され、次いでNアップを示すバッジ382がその下に重畳表示される。
図4(b)は、部数とNアップの優先順位を変更し、
部数<Nアップ
とした場合である。Nアップを示すバッジ382が上位に重畳表示され、次いで部数を示すバッジ381がその下に重畳表示される。
標準搭載アプリの設定値は、通常、初期値(デフォルト値)であるが、このデフォルト値を変更して再登録してもよい。この場合、制御部22は、標準搭載アプリの変更後のデフォルト値と1タッチアプリの設定値とを比較し、差分のある設定値を検出して対応するバッジを表示する。
図5は、標準搭載アプリのデフォルト値を変更した場合のバッジの表示形態変化を示す.図5(a)は、まず、標準搭載アプリの設定値(初期値)に対して、部数及びNアップを変更した場合であり、1タッチアプリアイコン38に対して部数を示すバッジ381及びNアップを示すバッジ382が優先順位に従って重畳表示される。
図5(b)は、1タッチアプリが表示されている状態において、標準搭載アプリにおける初期値を、部数については初期値のまま、Nアップについては1タッチアプリと同様の値に変更し、さらにカラーモードについて初期値の「白黒」を「カラー」に変更した場合である。具体的には、標準搭載アプリの設定値は、
部数:「1」
Nアップ:「2」
カラーモード:「カラー」
であり、1タッチアプリの設定値は、
部数:「2」
Nアップ:「2」
カラーモード:「白黒」
であるとする。制御部22は、標準搭載アプリの変更後の設定値と1タッチアプリの設定値とを比較し、部数及びカラーモードにおいて差分があることを検知して、部数を示すバッジ381及びカラーモードを示すバッジ384を重畳表示する。このように、1タッチアプリの設定値自体は変更されておらず、標準搭載アプリの設定値が変更されたことに伴ってバッジ表示が自動的に変更される。特に、図5(a)では表示されていたバッジ382が、図5(b)では設定値の変更に伴って非表示となる。
なお、図5では、標準搭載アプリの設定値の変更に伴ってバッジ表示を自動的に変更しているが、設定値が変更されてもバッジ表示を変更しないようにしてもよく、設定値の変更に連動して変更するバッジと変更しないバッジを選択可能としてもよい。
画像処理装置12のユーザは、IDやパスワード等を用いてログインしたユーザ(認証ユーザ)と、未だログインしていない一般ユーザ(ゲストユーザ)に分けることができ、制御部22は、それぞれのユーザ毎に異なるアプリを提供し得る。従って、標準搭載アプリについても、ログインしたユーザに提供される標準搭載アプリと、ログインしていないゲストユーザに提供される標準搭載アプリが存在し、バッジを表示する際の比較対象がログイン前後で異なり得る。
図6は、ログイン時のバッジの表示形態変化を示す。図6(a)は、ログイン前の表示形態であり、標準搭載アプリの設定値と1タッチアプリの設定値が、部数及びNアップで異なる場合である。例えば、ログイン前の標準搭載アプリの設定値は、
部数:「1」
Nアップ:「1」
カラーモード:「白黒」
であり、1タッチアプリの設定値が
部数:「2」
Nアップ:「2」
カラーモード:「白黒」
の場合である。制御部22は、部数及びNアップにおいて差分があることを検知し、部数を示すバッジ381及びNアップを示すバッジ382を重畳表示する。
図6(b)は、ログイン後の表示形態であり、標準搭載アプリの設定値と1タッチアプリの設定値が、カラーモードで異なる場合である。例えば、ログイン後の標準搭載アプリの設定値は、
部数:「2」
Nアップ:「2」
カラーモード:「カラー」
であり、1タッチアプリの設定値が
部数:「2」
Nアップ:「2」
カラーモード:「白黒」
の場合である。制御部22は、カラーモードにおいて差分があることを検知し、カラーモードを示すバッジ384を重畳表示する。
図7は、ログアウト時のバッジの表示形態変化を示す。図7(a)は、ログイン状態の表示形態であり、標準搭載アプリの設定値と1タッチアプリの設定値が、カラーモードで異なる場合である。制御部22は、カラーモードにおいて差分があることを検知し、カラーモードを示すバッジ384を重畳表示する。
図7(b)は、ログアウト後の表示形態であり、標準搭載アプリの設定値と1タッチアプリの設定値が、部数及びNアップで異なる場合である。制御部22は、部数及びNアップにおいて差分があることを検知し、部数を示すバッジ381及びNアップを示すバッジ382を重畳表示する。
以上は、標準搭載アプリと1タッチアプリの間の差分のバッジ表示であるが、次に、1タッチアプリ同士の間の差分のバッジ表示について説明する。
<1タッチアプリ同士の間のバッジ表示>
図8は、1個の1タッチアプリアイコンが作成され表示された状態から、2個の1タッチアプリアイコンが作成され表示される場合のバッジの表示形態変化を示す。
図8(a)は、1個の1タッチアプリアイコン38の表示形態であり、比較対象がないためバッジは重畳表示されない。
図8(b)は、この状態からさらに1個の1タッチアプリが追加されて合計2個の1タッチアプリアイコンとなった場合の表示形態である。2個の1タッチアプリアイコンを1タッチアプリアイコン38−1及び1タッチアプリアイコン38−2とし、その設定値が部数においてのみ差分がある場合、制御部22は、部数において差分があることを検知し、部数を示すバッジ381を1タッチアプリアイコン38−1及び1タッチアプリアイコン38−2に重畳表示する。
なお、制御部22は、1タッチアプリアイコン38−1と1タッチアプリアイコン38−2の色や形状を変化させ、互いに異なる1タッチアプリアイコンであることを表示してもよい。
図9は、2個の1タッチアプリアイコンが作成され表示された状態から、3個の1タッチアプリアイコンが作成され表示される場合のバッジの表示形態変化を示す。
図9(a)は、2個の1タッチアプリアイコン38−1,38−2が表示される場合である。これらの1タッチアプリの設定値が部数において差分がある場合、部数を示すバッジ381がそれぞれのアイコンに重畳表示される。
図9(b)は、さらに1個の1タッチアプリが追加作成されて合計3個の1タッチアプリアイコン38−1,38−2,38−3が表示される場合である。これら3個の1タッチアプリの設定値において、部数及びNアップが異なる場合、制御部22は、部数及びNアップにおいて差分があることを検知し、1タッチアプリアイコン38−1,38−2,38−3に部数を示すバッジ381及びNアップを示すバッジ382を重畳表示する。
なお、制御部22は、3個の1タッチアプリの設定値の少なくともいずれかが他のアプリの設定値と異なる場合に、当該設定値に対応するバッジを表示する。
図10は、3個の1タッチアプリアイコンが作成され表示された状態から、1個の1タッチアプリアイコンが削除される場合のバッジの表示形態変化を示す。
図10(a)は、3個の1タッチアプリアイコン38−1,38−2,38−3が表示される場合である。これら3個の1タッチアプリの設定値において、部数及びNアップが異なる場合、制御部22は、部数及びNアップにおいて差分があることを検知し、1タッチアプリアイコン38−1,38−2,38−3に部数を示すバッジ381及びNアップを示すバッジ382を重畳表示する。
図10(b)は、3個の1タッチアプリアイコン38−1,38−2,38−3のうち、1タッチアプリアイコン38−3が削除された場合である。残った2個の1タッチアプリアイコン38−1,38−2の設定値において、部数のみが異なる場合、制御部22は、部数において差分があることを検知し、1タッチアプリアイコン38−1,38−2に部数を示すバッジ381を重畳表示する。バッジ382は表示されない。
図11は、ログイン時の表示形態変化を示す。図11(a)は、ログイン前の状態であり、2個の1タッチアプリアイコン38−1,38−2が表示される場合である。これらの1タッチアプリの設定値が部数において差分がある場合、部数を示すバッジ381がそれぞれのアイコンに重畳表示される。
図11(b)は、ユーザがログインした状態の表示形態である。当該ユーザにプライベートな1タッチアプリが存在すると、当該ユーザがログインした状態で制御部22は操作部26に当該プライベートな1タッチアプリアイコン38−4を追加表示する。そして、制御部22は、既存の1タッチアプリの設定値と、ログインユーザのプライベートな1タッチアプリの設定値を比較し、差分のある設定値に対応するバッジを表示する。3つの1タッチアプリの部数及びNアップに差分がある場合、制御部22は、1タッチアプリアイコン38−1,38−2,38−4に部数を示すバッジ381及びNアップを示すバッジ382を重畳表示する。
図12は、ログアウト時の表示形態変化を示す。図12(a)は、ログイン状態であり、2個の1タッチアプリアイコン38−1,38−2に加え、ログインユーザのプライベートな1タッチアプリアイコン38−4が表示され、これら3つの1タッチアプリに部数及びNアップに差分があると、制御部22は、1タッチアプリアイコン38−1,38−2,38−4に部数を示すバッジ381及びNアップを示すバッジ382を重畳表示する。
図12(b)は、ログインユーザがログアウトした状態である。制御部22は、ログアウトに応じてログインユーザのプライベートな1タッチアプリアイコン38−4を削除し、残りの2つの1タッチアプリ間の設定値の差分を検知する。部数において差分がある場合、部数を示すバッジ381を2個の1タッチアプリアイコン38−1,38−2に重畳表示する。
以上の例では、操作部26に表示された1タッチアプリアイコンを比較対象としているが、フォルダ等でグループ化された1タッチアプリアイコン群のみを比較対象として差分がある設定値に対応するバッジを表示してもよい。
図13は、ある1タッチアプリアイコンを新たにフォルダに移動(ドラッグアンドドロップ)して他の1つ又は複数の1タッチアプリアイコンとグループ化する場合の表示形態変化を示す。図13(a)は、1タッチアプリアイコン38−1,38−3,38−5が1つのフォルダ40内にグループ化されている状態を示す。フォルダ40内にグループ化された1タッチアプリアイコン間の設定値には、部数及びNアップにおいて差分があり、これらのアイコンには部数を示すバッジ381及びNアップを示すバッジ382が表示される。この状態において、フォルダ40外にある1タッチアプリアイコン38−2をドラッグアンドドロップしてフォルダ40内に移動させてグループ化する。
図13(b)は、1タッチアプリアイコン38−2をフォルダ40内に移動させてグループ化した場合を示す。制御部22は、フォルダ40でグループ化された1タッチアプリアイコン38−1,38−2,38−3,38−5間の設定値の差分値を検出する。例えば、1タッチアプリアイコン38−2に係る1タッチアプリのカラーモードが「カラー」であり、その他の1タッチアプリアイコン38−1,38−3,38−5に係る1タッチアプリのカラーモードが「白黒」である場合、カラーモードを示すバッジ384を新たにフォルダ40内の全ての1タッチアプリアイコン38−1,38−2,38−3,38−5に表示する。
図14は、図13とは逆のパターンであり、フォルダ40にグループ化された1タッチアプリアイコン群から1つの1タッチアプリアイコンを削除する場合の表示形態変化を示す。
図14(a)は、1タッチアプリアイコン38−1,38−2,38−3,38−5がフォルダ40でグループ化されている状態を示す。制御部22は、フォルダ40内の1タッチアプリアイコン38−1,38−2,38−3,38−5を比較対象として設定値を比較し、差分のある設定値に対応するバッジを表示する。図において、部数、Nアップ、及びカラーモードにおいて差分が存在する場合に、これらに対応するバッジ381,382,384が表示される。
図14(b)は、図14(a)の状態から1タッチアプリアイコン38−2をフォルダ40外にドラッグアンドドロップしてグループ化を解除した状態を示す。制御部22は、フォルダ40内に残存する1タッチアプリアイコン38−1,38−3,38−5を新たな比較対象として設定値を比較し、差分のある設定値に対応するバッジを表示する。図において、部数及びNアップにおいて差分が存在する場合に、これらに対応するバッジ381,382を表示する。1タッチアプリアイコン38−2は比較対象から除外されているためバッジは表示されない。
図13及び図14では、フォルダによりグループ化された1タッチアプリアイコンを比較対象としたが、他の属性、例えば名前が一致する1タッチアプリアイコンを比較対象としてもよい。
図15は、アイコンの名前が一致する1タッチアプリアイコンのみを比較対象として設定値を比較する場合の表示形態変化を示す。図15(a)は、名前が「OT」の1タッチアプリアイコン38−1のみが存在する場合である。比較対象が存在しないため、差分がある設定値に対応するバッジは表示されない。
図15(b)は、別の1タッチアプリアイコン38−2が作成された場合を示す。別の1タッチアプリアイコン38−2の名前を「ExOT」とすると、制御部22は、両者の名前を比較し、名前が異なるとして比較対象としない。具体的には、名前が「OT」の1タッチアプリアイコンのみを比較対象として設定し、1タッチアプリアイコン38−2の名前は「OT」でないため比較対象から除外する。
図15(c)は、さらに別の1タッチアプリアイコン38−3が作成された場合を示す。当該1タッチアプリアイコン38−3の名前を「OT」とすると、制御部22は、名前が一致する1タッチアプリアイコン38−1,38−3を比較対象として設定値を比較し、差分がある設定値に対応するバッジを表示する。1タッチアプリアイコン38−1,38−3にそれぞれ係る1タッチアプリの設定値が部数において差分がある場合、部数を示すバッジ381を表示する。
次に、制御部22における処理フローチャートを示す。なお、処理の前提として、標準搭載アプリの設定値及び1タッチアプリの設定値は、アプリ毎に書き換え可能ROMやHDD20等のメモリに設定値情報として記憶され、設定値毎に表示すべきバッジの図形や色のテーブルもメモリにバッジ情報として記憶され、表示すべきバッジの優先度や表示可能数も表示パラメータとしてバッジ情報として記憶されているものとする。また、ユーザ認証に必要な認証情報もメモリに記憶されており、ユーザ固有の設定値も設定値情報として記憶されているものとする。さらに、複数のアプリがフォルダ等でグループ化されている場合、グループ化の情報はアプリ情報としてメモリに記憶されているものとする。
図16は、標準搭載アプリと1タッチアプリの間のバッジ表示の処理フローチャートを示す。なお、以下の説明では、適宜、標準搭載アプリをネイティブアプリと称する。
まず、制御部22は、メモリに記憶されている設定値情報を参照し、ネイティブアプリと1タッチアプリの設定値を比較する(S101)。nを設定値の識別番号として(S102)、ネイティブアプリと1タッチアプリで設定値nが異なるか否かを判定する(S103)。例えば、
n=1:部数
n=2:Nアップ
n=3:カラーモード
・・・
とし、n=1の部数についてネイティブアプリと1タッチアプリの設定値が異なるか否かを判定する。ネイティブアプリの部数が「1」で1タッチアプリの部数が「1」であれば両者は同一と判定され、ネイティブアプリの部数が「1」で1タッチアプリの部数が「2」であれば両者は異なると判定される。
S103でYES、すなわち設定値が異なる場合には、制御部22は、メモリに記憶されているバッジ情報を参照し、1タッチアプリアイコンに関連付けて設定値n=1のバッジ、つまり部数を示すバッジを表示する(S104)。他方、S103でNO、つまり設定値が同一の場合には、制御部22は、その設定値を示すバッジを表示しない。以上の処理を全ての設定値nについて繰り返し実行する(S105)。これにより、例えば図3(a)〜(c)に示すようなバッジ381〜383が1タッチアプリアイコン38に関連付けて表示される。制御部22は、1タッチアプリアイコンに関連付けてバッジを表示した場合、バッジ表示情報を新たにホーム画面情報に登録する。バッジ表示情報は、具体的にはどのバッジをどの1タッチアプリアイコンに関連付けて表示しているかを示す情報である。
設定値nの個数は、ジョブの種類毎、すなわちアプリの種類毎に異なり得る。例えば、コピーアプリの場合、部数、Nアップ、カラーモード、倍率、両面/片面の各機能を設定し得る場合には、設定値nの個数は5となる。
図16において、S103でYESと判定された設定値nに対してフラグを設定し、全ての設定値について判定した後に、フラグが設定された設定値に対応するバッジを1タッチアプリアイコンに関連付けて表示してもよい。
図17は、ネイティブアプリと1タッチアプリの間のバッジ表示の処理フローチャートであり、ネイティブアプリにユーザ固有の初期値が設定された場合の処理フローチャートを示す。
まず、制御部22は、メモリに記憶されている設定値情報を参照して、ネイティブアプリと1タッチアプリの設定値を比較する(S201)。このとき、ネイティブアプリにユーザ固有の初期値が設定されているか否かを判定し(S202)、設定されていれば設定値情報に記憶されたユーザ固有の初期値を比較対象とし(S203)、設定されていなければ設定値情報に記憶された装置の初期値を比較対象とする(S204)。装置の初期値はデフォルト値である。
次に、nを設定値の識別番号として(S205)、ネイティブアプリと1タッチアプリで設定値nが異なるか否かを判定する(S206)。例えば、
n=1:部数
n=2:Nアップ
n=3:カラーモード
・・・
とし、n=1の部数についてネイティブアプリと1タッチアプリの設定値が異なるか否かを判定する。ネイティブアプリのユーザ固有の設定値(S203の場合)あるいは装置の初期値(S204の場合)の部数が「1」で1タッチアプリの部数が「1」であれば両者は同一と判定され、ネイティブアプリのユーザ固有の設定値あるいは装置の初期値の部数が「1」で1タッチアプリの部数が「2」であれば両者は異なると判定される。
S206でYES、すなわち設定値が異なる場合には、制御部22は、メモリに記憶されたバッジ情報を参照して1タッチアプリに設定値n=1のバッジ、つまり部数を示すバッジを表示する(S207)。他方、S206でNO、つまり設定値が同一の場合には、制御部22は、その設定値を示すバッジを表示しない。以上の処理を全ての設定値nについて繰り返し実行する(S208)。図17の処理を所定の制御タイミングで実行し、あるいはユーザがネイティブアプリに固有の設定値を設定したタイミングで実行することで、ネイティブアプリの初期値が変更された場合に自動的に1タッチアプリに表示されるバッジが変化し得る。これにより、例えば図5のようにバッジ381,384が表示される。
なお、ユーザ固有の初期値が設定されている場合、ユーザがログインすると、ネイティブアプリの初期値はユーザ固有の初期値となるから、S202でYESと判定され、ユーザ固有の初期値を比較対象として差分が検出されバッジが表示される。これにより、例えば図6のようにバッジ384が表示される。
図18は、1タッチアプリ間のバッジ表示の処理フローチャートを示す。
まず、制御部22は、メモリに記憶されたホーム画面情報等を参照して、1タッチアプリが2つ以上存在するか否かを判定する(S301)。1タッチアプリが2つ以上存在する場合、全ての1タッチアプリを比較対象とし(S302)、nを設定値の識別番号として(S303)、少なくとも1対の1タッチアプリで設定値nが異なるか否かを判定する(S304)。例えば、
n=1:部数
n=2:Nアップ
n=3:カラーモード
・・・
とし、n=1の部数について少なくとも1対の1タッチアプリの設定値が異なるか否かを判定する。1タッチアプリが例えばA,B,Cの3つ存在する場合、可能な対の組合せとして(A,B)、(B,C)、(A,C)の3通りがあり、これらのそれぞれについてS304の判定処理を実行し、設定値nが異なるか否かを判定する。そして、S304でYES,すなわち設定値nが異なれば全ての1タッチアプリに設定値nを示すバッジを表示する(S305)。他方、全ての組合せにおいてS304でNO、すなわち設定値nが同一であればバッジを表示しない。以上の処理を全ての設定値nについて繰り返し実行する(S306)。これにより、例えば図8,9に示すようにバッジ381,382が表示される。
なお、1タッチアプリが1つしか存在しない場合(S301でNO)、バッジは表示されない。
図19は、1タッチアプリ間の差分のバッジ表示の処理フローチャートであり、グループ化された場合に当該グループ内で比較する場合の処理フローチャートを示す。グループ化は、同一フォルダ内配置や同一名前の付与等であるが、これに限定されない。
まず、制御部22は、メモリに記憶されたホーム画面情報を参照し、1タッチアプリが2つ以上存在するか否かを判定する(S401)。1タッチアプリが2つ以上存在する場合、次に、特定グループ内で設定値の差分を検出する設定がなされているか否かを判定する(S402)。ユーザあるいは装置の管理者が特定グループ内で差分を検出する設定としている場合(S402でYES)、制御部22は、特定グループ内を比較対象とする(S404)。他方、そうでない場合(S402でNO)、全ての1タッチアプリを比較対象とする(S403)。
比較対象を決定した後、nを設定値の識別番号として(S405)、少なくとも1対の1タッチアプリで設定値nが異なるか否かを判定する(S406)。例えば、
n=1:部数
n=2:Nアップ
n=3:カラーモード
・・・
とし、n=1の部数について少なくとも1対の1タッチアプリの設定値が異なるか否かを判定する。そして、S406でYES、すなわち設定値nが異なれば比較対象とした全ての1タッチアプリに設定値nを示すバッジを表示する(S407)。他方、比較対象とした全ての組合せにおいてS406でNO、すなわち設定値nが同一であればバッジを表示しない。以上の処理を全ての設定値nについて繰り返し実行する(S408)。これにより、例えば図13に示すようなバッジ381,382,384が表示される。
S408で処理を終了してもよいが、図19ではさらに付加的な処理が存在する。すなわち、制御部22は、差分ある設定値が1つ以上存在するか否かを判定する(S409)。差分ある設定値が1つでもあればそのままバッジを表示する。他方、差分ある設定値が1つもない場合(S409でNO)、比較対象をネイティブアプリに変更して図16あるいは図17に示す処理フローチャートを実行する。つまり、まず1タッチアプリの間で設定値に差分があるか否かを判定し、全ての設定値に差分がなければ、次にネイティブアプリと1タッチアプリの間で設定値に差分があるか否かを判定し、差分があればその差分の設定値を示すバッジを表示する。図19の処理は、ネイティブアプリと1タッチアプリの間の差分と、1タッチアプリ間の差分を組み合わせた処理といえる。
なお、ネイティブアプリと1タッチアプリの間の設定値の相違を示すバッジと、1タッチアプリ間の設定値の相違を示すバッジは互いに図形や色等が異なるバッジとしてもよい。また、1タッチアプリが1つしか存在しない場合には、ネイティブアプリと当該1タッチアプリの間の差分が検出されることは、S401でNOと判定された場合にS408以降の処理が実行されることから明らかである。
図20は、バッジを表示する際の処理フローチャートを示す。なお、この処理の前提として、強制表示のON/OFF、及びバッジ指定情報は、バッジ情報としてメモリに記憶されているものとする。
まず、制御部22は、設定値の相違情報(差分情報)を確認し(S501)、メモリに記憶されたバッジ情報を参照してバッジ強制表示機能がONに設定され、かつ、表示すべきバッジの指定が設定されているかを判定する(S502)。特定のバッジを強制表示すべき設定になっている場合、制御部22は、当該指定バッジを表示する(S503)。この場合、設定値の相違の有無と無関係に当該指定バッジが1タッチアプリに表示される。ユーザが、特定の1タッチアプリを強調表示したい場合等に有効である。
他方、S502でNOの場合、相違ある設定値が1つ以上あるか否かを判定する(S504)。相違がない場合(S504でNO)、バッジは表示されない(S505)。相違が1つ以上ある場合(S504でYES)、次に、バッジ表示の優先順位が設定されているか否かを判定する(S506)。表示の優先度が設定されている場合(S506でYES)、その優先度に従ってバッジ表示の優先度を決定する(S508)。例えば、部数>Nアップ>カラーモードの順等である。表示の優先度が設定されていない場合(S506でNO)、ジョブの種別により優先度を決定する(S507)。具体的には、コピージョブやプリントジョブの場合には、部数>Nアップ>カラーモードとし、スキャンジョブの場合には、カラーモード>解像度>部数とする等である。ジョブの種別に応じた優先度は、予め装置のデフォルトとして設定してもよく、ユーザが任意に設定可能としてもよい。
バッジ表示の優先度を決定した後、バッジ強制非表示機能がONであり、かつ指定設定されているか否かを判定する(S509)。バッジ強制非表示機能がONで指定されている場合には(S509でYES)、当該バッジを非表示とする(S510)。これにより、たとえ相違があったとしても、その設定値を示すバッジは表示されない。図3(d)に示すような場合であり、部数を示すバッジが指定されていれば、バッジ381は表示されない。
バッジ強制非表示機能がOFFであり、あるいは非表示の指定がない場合には(S509でNO)、さらに、バッジ数が表示可能数を超えているか否かを判定する(S511)。表示可能数は、予め表示スペースに応じて例えば3等に設定される。表示すべきバッジ数が表示可能数を超えていなければ(S511でNO)、全バッジをS507あるいはS508で決定された優先度に従って表示する(S512)。表示すべきバッジ数が表示可能数を超えていれば(S511でYES)、優先度の高い順に表示可能数分だけのバッジを表示する(S513)。表示可能数を超えるバッジについては、図3(c)に示すようなバッジ383として表示し得る。
図16〜図20の各処理は、ROM16あるいはHDD20に記憶された処理プログラムを制御部22が実行することで実現される。制御部22が実現する機能モジュールは大別して以下の通りである。
・比較対象特定モジュール
設定値を比較すべき複数のアプリを特定するモジュールである。このモジュールには、グループ化、あるいはグループ解除されたアプリを特定する機能、非ログインユーザに係るアプリを特定する機能、ログインユーザに係るアプリを特定する機能も含まれる。
・比較モジュール
比較対象特定モジュールで特定されたアプリの設定値を比較し、相違があるか否かを判定するモジュールである。このモジュールでは、アプリの初期値が変更された場合に当該変更後の設定値を比較対象とする。
・バッジ表示制御モジュール
比較モジュールでの判定結果を用いて、相違のある設定値に対応するバッジを表示するモジュールである。このモジュールには、強制表示のON/OFF、指定バッジの表示の有無、優先度の決定、表示可能数の決定が含まれる。
これらの機能の一部はハードウェア処理により実現してもよい。ハードウェア処理は、例えばASICやFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)などの回路を用いて行ってもよい。
図21は、メモリに記憶されるアプリ毎の設定値情報の構造と、制御部22における設定値の比較処理との関係を模式的に示す。
設定値情報は、アプリ毎に階層的に記憶されており、例えばネイティブアプリ1の設定値情報として部数、Nアップ、カラーモード、・・・の初期値が記憶される。また、初期値が変更された場合、初期値とともに変更後の値(変更値)が記憶される。ネイティブアプリ1の設定値を変更した1タッチアプリとして1タッチアプリ1及び1タッチアプリ2が存在する場合、ネイティブアプリ1の下の階層に1タッチアプリ1及び1タッチアプリ2の設定値情報として部数、Nアップ、カラーモードの値がそれぞれ記憶される。
ネイティブアプリ1と1タッチアプリ1を比較対象とする場合、制御部22は、ネイティブアプリ1の部数の値と1タッチアプリ1の部数の値とを比較して設定値に相違があるか否かを判定する。他の設定値についても同様である。また、例えばネイティブアプリ1のカラーモードが初期値から変更されている場合には、カラーモードの変更値と1タッチアプリ1のカラーモードの値とを比較して設定値に相違があるか否かを判定する。変更値はユーザ固有の値としても機能し、ログインユーザの場合には変更値としてのユーザ固有の値が比較対象となる。
1タッチアプリ1と1タッチアプリ2を比較対象とする場合、制御部22は、1タッチアプリ1のNアップの値と1タッチアプリ2のNアップの値とを比較して設定値に相違があるか否かを判定する。他の設定値についても同様である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変形例が可能である。以下に、変形例について説明する。
<変形例1>
実施形態における1タッチアプリアイコンは、当該アイコンをユーザが1タッチ操作することで直ちに(設定画面が表示されることなく)実行されるものであるが、1タッチアプリアイコンがフォルダ等に格納されており、当該フォルダを操作して1タッチアプリアイコンを表示させ、その後に、表示された1タッチアプリアイコンを1タッチ操作してジョブを実行してもよいのは言うまでもない。この場合、フォルダは複数階層形成され得る。
<変形例2>
実施形態における1タッチアプリアイコンは、1タッチアプリに係るアイコンであり、1タッチアプリアイコンは基本的には単一機能、すなわちコピー、プリント、ファックス、スキャン等のいずれかの機能を実現するアプリであるが、複数の機能を統合したアプリであってもよく、例えば、コピーとファックスを一連の機能として統合したアプリであってもよい。この場合、比較対象は、統合された機能の全ての設定値とする。複数の機能を統合したアプリについては、機能毎に別の1タッチアプリ及び別の1タッチアプリアイコンが存在するものとみなして実施例の処理を実行してバッジを表示してもよい。
<変形例3>
実施形態では、相違がある設定値を示すバッジを1タッチアプリアイコンに関連付けて表示しているが、バッジとともに、操作子である1タッチアプリアイコン自体の形状や色を変化させてもよい。また、バッジとして、部数であれば2部バッジや3部バッジを表示してもよく、Nアップであれば4アップ用バッジや2アップ用バッジを表示してもよい。
なお、スマートフォンやタブレット、コンピュータ等においてアプリケーションのバージョンが異なる場合に、バージョンの相違をアプリのアイコンや名前、拡張子で表示することは公知であるが、本発明は、これと異なり、アプリの種類自体はバージョンも含めて同一であり、同一種類のアプリ内においてその機能の設定値が異なる場合にバッジ等を表示するものである。図21に即して説明すると、ネイティブアプリ1に互いにバージョンの異なるネイティブアプリ1.1とネイティブアプリ1.2が存在する場合、これらの間は互いに種類が異なるとして比較対象外である。互いにジョブの種類が異なるネイティブアプリ1とネイティブアプリ2についても同様に比較対象外である。
また、実施形態におけるバッジは、操作子としての1タッチアプリアイコンよりも相対的にサイズが小さい情報(マーク)と定義し得るが、そのサイズは必ずしも固定である必要はなく、表示すべきバッジの数、あるいは優先度に応じてその大きさが変化してもよい。表示すべき情報数が少ない場合には相対的に大きく表示し(但し、関連付けられる1タッチアプリアイコンよりも小さい範囲で)、優先度の高い情報を相対的に大きく表示する等である。
<変形例4>
実施形態では、図13,図14に示すように複数の1タッチアプリに対応する複数の1タッチアプリアイコンを同一フォルダ40内に配置することでグループ化しているが、標準搭載アプリ(ネイティブアプリ)と1タッチアプリとを同一フォルダ40内に配置することでグループ化してもよい。この場合、
・標準搭載アプリと1タッチアプリの間
・1タッチアプリ間
・標準搭載アプリと1タッチアプリの間、及び1タッチアプリ間
の少なくともいずれかを比較対象としてバッジを表示し得る。また、グループ化については、可視領域内に存在するものをグループとしてもよい。
<変形例5>
実施形態では、複合機を例示したが、スマートフォン、タブレット、コンピュータ等、表示装置に表示された操作子(アイコン)を1タッチ操作することで設定画面が表示されることなくアプリの処理が開始される任意の情報処理機器に適用し得る。
10 端末装置、12 画像処理装置、14 通信手段、16 ROM、18 RAM、20 HDD、22 制御部、24 インターフェイス(I/F)、26 操作部、28 画像処理部、30〜36 アイコン、38 1タッチアプリアイコン、381〜384 バッジ。

Claims (17)

  1. 標準搭載アプリケーションに対応する第1操作子、及び標準搭載アプリケーションの機能の設定値が異なるとともに1タッチ操作で処理が開始される同一種類の1タッチアプリケーションに対応する第2操作子を表示する表示部と、
    前記第2操作子に関連付けて、前記設定値の相違を示す情報を表示する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違と、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違の少なくともいずれかの相違を示す情報を表示し、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、複数の前記1タッチアプリケーションのうちの少なくとも1対の前記1タッチアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を表示する
    情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、前記標準搭載アプリケーションの初期設定値と、前記1タッチアプリケーションの設定値の相違を示す情報を表示する
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記標準搭載アプリケーションの初期設定値が変更された場合に、変更後の設定値と前記1タッチアプリケーションの設定値の相違を示す情報を表示する
    請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、ユーザがログインした場合に、前記標準搭載アプリケーションのユーザ固有の設定値と、前記1タッチアプリケーションの設定値の相違を示す情報を表示する
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、他の1タッチアプリケーションが追加された場合に、前記他の1タッチアプリケーションを含めた少なくとも1対の前記1タッチアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を表示する
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、いずれかの前記1タッチアプリケーションが削除された場合に、残存した複数の1タッチアプリケーションのうちの少なくとも1対の前記1タッチアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を表示する
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、ユーザがログインした場合に、ユーザ固有の1タッチアプリケーションを含めた少なくとも1対の前記1タッチアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を表示する
    請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーションのうちの少なくともいずれか複数がグループ化された場合に、グループ内のアプリケーションのうちの少なくとも1対のアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を表示する
    請求項に記載の情報処理装置。
  9. 標準搭載アプリケーションに対応する第1操作子、及び標準搭載アプリケーションの機能の設定値が異なるとともに1タッチ操作で処理が開始される同一種類の1タッチアプリケーションに対応する第2操作子を表示する表示部と、
    前記第2操作子に関連付けて、前記設定値の相違を示す情報を表示する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違と、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違の少なくともいずれかの相違を示す情報を表示し、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーションのうちの少なくともいずれか複数がグループ化された場合に、グループ内のアプリケーションのうちの少なくとも1対のアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を表示する
    情報処理装置。
  10. 前記グループ化は、同一フォルダ内に配置されることである
    請求項8又は請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記グループ化は、同一名前が付与されることである
    請求項8又は請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 前記情報は、相違のある設定値の種類毎に異なる形状又は色を有する
    請求項1〜1のいずれかに記載の情報処理装置。
  13. 前記制御部は、相違のある設定値が複数存在する場合に、所定の優先度で表示する
    請求項1〜1のいずれかに記載の情報処理装置。
  14. 前記制御部は、相違のある設定値が複数存在する場合に、所定の表示可能数で表示する
    請求項1〜1のいずれかに記載の情報処理装置。
  15. 前記標準搭載アプリケーション及び前記1タッチアプリケーションは、コピー、プリント、ファックス、スキャンの少なくともいずれかを実行するアプリケーションであり、
    前記設定値は、部数、1ページ当たりのまとめ数、倍率、カラーモードの少なくともいずれかである、
    請求項1〜1のいずれかに記載の情報処理装置。
  16. コンピュータに、
    標準搭載アプリケーションに対応する第1操作子、及び標準搭載アプリケーションの機能の設定値が異なるとともに1タッチ操作で処理が開始される同一種類の1タッチアプリケーションに対応する第2操作子を表示部に表示するステップと、
    前記第2操作子に関連付けて、前記設定値の相違を示す情報を前記表示部に表示するステップと、
    を実行させ
    前記設定値の相違を示す情報を前記表示部に表示するステップでは、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違と、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違の少なくともいずれかの相違を示す情報を前記表示部に表示し、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違として、複数の前記1タッチアプリケーションのうちの少なくとも1対の前記1タッチアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を前記表示部に表示する
    プログラム。
  17. コンピュータに、
    標準搭載アプリケーションに対応する第1操作子、及び標準搭載アプリケーションの機能の設定値が異なるとともに1タッチ操作で処理が開始される同一種類の1タッチアプリケーションに対応する第2操作子を表示部に表示するステップと、
    前記第2操作子に関連付けて、前記設定値の相違を示す情報を前記表示部に表示するステップと、
    を実行させ、
    前記設定値の相違を示す情報を前記表示部に表示するステップでは、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違と、複数の前記1タッチアプリケーション間の設定値の相違の少なくともいずれかの相違を示す情報を前記表示部に表示し、前記標準搭載アプリケーションと前記1タッチアプリケーションのうちの少なくともいずれか複数がグループ化された場合に、グループ内のアプリケーションのうちの少なくとも1対のアプリケーション間に設定値の相違があれば前記情報を前記表示部に表示する
    プログラム。
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