JP2012023491A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び制御プログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】機器に搭載されたハードキーの操作であっても、ネットワークを介して視覚的にユーザに案内すること。
【解決手段】ネットワークを介した遠隔制御を受ける画像形成装置1であって、情報を視覚的に表示する画面と共にハードキーが設けられたディスプレイパネル104と、ディスプレイパネル104に含まれる複数のハードキーについて、操作案内を視覚的に表示するための情報を記憶している情報記憶部160と、ディスプレイパネル104に対する操作指示と共にハードキーを指定する操作単位指定情報を遠隔操作端末から受信し、受信した操作単位指定情報によって指定されるハードキーに対する操作案内を視覚的に表示するための情報を情報記憶部160から取得し、ハードキーに対する操作案内をディスプレイパネル104表示させるコントローラ100とを含むことを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】ネットワークを介した遠隔制御を受ける画像形成装置1であって、情報を視覚的に表示する画面と共にハードキーが設けられたディスプレイパネル104と、ディスプレイパネル104に含まれる複数のハードキーについて、操作案内を視覚的に表示するための情報を記憶している情報記憶部160と、ディスプレイパネル104に対する操作指示と共にハードキーを指定する操作単位指定情報を遠隔操作端末から受信し、受信した操作単位指定情報によって指定されるハードキーに対する操作案内を視覚的に表示するための情報を情報記憶部160から取得し、ハードキーに対する操作案内をディスプレイパネル104表示させるコントローラ100とを含むことを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び制御プログラムに関し、特に、ネットワークを介して操作案内を受けることが可能な装置の制御に関する。
ユーザが自身で機器操作等の問題を解決できない時の為にヘルプデスクが設けられている。ユーザは電話等でヘルプデスク担当者の操作指示に従って操作することで問題を解決する。しかし、言葉によるコミュニケーションだけでは状況や指示内容が正確に伝わらず問題解決までに時間がかかる可能性がある。そのため、ヘルプデスク担当者がリモートからユーザ機器の状態を参照し、機器を遠隔操作することや操作方法を案内する情報を機器に表示させることでユーザに操作方法を示す構成が既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、機器の操作パネルを用いた操作についてはユーザに案内することが可能であるが、機器に搭載されたハードキーを用いた操作については適用することができない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、機器に搭載されたハードキーの操作であっても、ネットワークを介して視覚的にユーザに案内することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、ネットワークを介した遠隔制御を受ける情報処理装置であって、情報を視覚的に表示する表示部と、前記表示部の表示領域外に機械的に設けられた操作部と、前記操作部に含まれる複数の操作単位夫々について、操作案内を視覚的に表示するための情報を記憶している情報記憶部と、前記操作部に対する操作指示と共に前記操作部に含まれる操作単位を指定する操作単位指定情報を遠隔操作端末から受信する操作指示受信部と、前記受信された操作単位指定情報によって指定される操作単位に対する操作案内を視覚的に表示するための情報を前記情報記憶部から取得し、前記表示部に前記操作単位に対する操作案内を表示させる操作案内表示制御部とを含むことを特徴とする。
ここで、前記操作案内表示制御部は、前記操作指示を受信した際の前記表示部の表示状態に基づき、前記表示部の表示領域において前記操作案内を表示するべき位置を判断することができる。
更に、前記表示部は、タッチパネルとしてユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含み、前記操作案内表示制御部は、前記ユーザによる操作を受けるための画像が表示された範囲以外の範囲を、前記操作案内を表示するべき位置として判断することができる。
また、前記操作案内表示制御部は、前記表示部の表示領域を複数の領域に分割して認識し、前記ユーザによる操作を受けるための画像が含まれる領域以外の領域を、前記操作案内を表示するべき位置として判断しても良い。
また、前記操作案内表示制御部は、前記ユーザによる操作を受けるための画像のうち、ユーザによる操作によって表示状態が変化している画像が表示された範囲以外の範囲を、前記操作案内を表示するべき位置として判断しても良い。
また、前記操作案内表示制御部は、前記表示部の表示領域を複数の領域に分割して認識し、前記ユーザによる操作を受けるための画像のうち、ユーザによる操作によって表示状態が変化している画像が含まれる領域以外の領域を、前記操作案内を表示するべき位置として判断しても良い。
また、前記操作指示受信部は、前記表示部の表示領域において前記操作案内を表示するべき位置を指定する情報を、前記遠隔操作端末から受信し、前記操作案内表示制御部は、前記受信された前記操作案内を表示するべき位置に、前記操作案内を表示させても良い。
また、前記操作案内表示制御部は、前記操作単位指定情報によって指定される操作単位に対する操作案内を視覚的に表示するための情報が前記操作案内情報記憶部に記憶されている場合に、前記表示部に前記操作単位に対する操作案内を表示させることが好ましい。
また、前記情報記憶部は、前記操作部に含まれる操作単位夫々について、操作項目の割り当てを示す操作割り当て情報を更に記憶しており、前記操作指示受信部は、前記操作割り当て情報に基づき、前記操作単位指定情報によって指定される操作単位を変換することが好ましい。
また、前記操作案内表示制御部は、前記操作単位指定情報によって指定される操作単位に発光部が設けられている場合、前記発光部を発光させることが好ましい。
また、本発明の他の態様は、ネットワークを介した遠隔制御を受ける情報処理装置の制御方法であって、前記情報処理装置は、情報を視覚的に表示する表示部と、前記表示部の表示領域外に機械的に設けられた操作部と、前記操作部に含まれる複数の操作単位夫々について、操作案内を視覚的に表示するための情報を記憶している情報記憶部とを含み、前記操作部に対する操作指示と共に前記操作部に含まれる操作単位を指定する操作単位指定情報を遠隔操作端末から受信し、前記受信された操作単位指定情報によって指定される操作単位に対する操作案内を視覚的に表示するための情報を前記情報記憶部から取得し、前記取得された情報に基づいて前記表示部に前記操作単位に対する操作案内を表示させることを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、ネットワークを介した遠隔制御を受ける情報処理装置の制御プログラムであって、前記情報処理装置は、情報を視覚的に表示する表示部と、前記表示部の表示領域外に機械的に設けられた操作部と、前記操作部に含まれる複数の操作単位夫々について、操作案内を視覚的に表示するための情報を記憶している情報記憶部とを含み、前記操作部に対する操作指示と共に前記操作部に含まれる操作単位を指定する操作単位指定情報を遠隔操作端末から受信するステップと、前記受信された操作単位指定情報によって指定される操作単位に対する操作案内を視覚的に表示するための情報を前記情報記憶部から取得するステップと、前記取得された情報に基づいて前記表示部に前記操作単位に対する操作案内を表示させるステップとを前記情報処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、機器に搭載されたハードキーの操作であっても、ネットワークを介して視覚的にユーザに案内することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、ヘルプデスク担当者が、ネットワークに接続されて動作するMFP(MultiFunction Peripheral:複合機)の操作方法を、同じくネットワークに接続された情報端末を介して案内するシステムを例として説明する。
図1は、本実施の形態に係るシステムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るシステムは、ネットワーク装置としての画像形成装置1及びヘルプデスク担当者の情報端末であるヘルプデスク端末2が、ネットワークを介して接続されている。
画像形成装置1は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機である。ヘルプデスク端末2は、ヘルプデスク担当者が操作する情報処理端末であり、PC(Personal Computer)等の情報処理装置によって実現される。本実施形態に係るヘルプデスク端末2は、ネットワークを介して画像形成装置1を遠隔操作、即ちリモート操作し、画像形成装置1の表示部に操作方法を案内する情報を視覚的に表示させる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1及びヘルプデスク端末2のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置1及びヘルプデスク端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。尚、画像形成装置1は、図2に示すハードウェア構成に加えて、スキャナ、プリンタ等を実現するためのエンジンを備える。以下の説明においては、画像形成装置1のハードウェア構成を例として説明するが、ヘルプデスク端末2についても同様である。
図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、一般的なサーバやPC等と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、画像形成装置1全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが画像形成装置1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス、タッチパネル等、ユーザが画像形成装置1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10
が、そのプログラムに従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る画像形成装置1やヘルプデスク端末2の機能を実現する機能ブロックが構成される。
が、そのプログラムに従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る画像形成装置1やヘルプデスク端末2の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、コントローラ100、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)101、スキャナユニット102、排紙トレイ103、ディスプレイパネル104、給紙テーブル105、プリントエンジン106、排紙トレイ107及びネットワークI/F108を有する。
また、コントローラ100は、主制御部110、エンジン制御部120、画像処理部130、操作表示制御部140、入出力制御部150及び情報記憶部160を含む。図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、スキャナユニット102、プリントエンジン106を有する複合機として構成されている。尚、図3においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙若しくは文書束の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル104は、画像形成装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置1を直接操作し、若しくは画像形成装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェースでもある。即ち、ディスプレイパネル104は、ユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含む。ディスプレイパネル104は、図2に示すLCD60及び操作部70によって実現される。本実施形態においては、ヘルプデスク端末2によってネットワークを介して指示される操作案内は、ディスプレイパネル104に表示される。
本実施形態に係る操作部であるディスプレイパネル104は、タッチパネルとして画面上に画像として表示される各ボタンの他、画面の表示領域外に機械的に設けられたハードキーを操作単位として含む。これらのハードキーに対する操作案内を画面上に表示することにより、ユーザに対する操作案内をより理解しやすくすることが本実施形態に係る要旨である。
ネットワークI/F108は、画像形成装置1がネットワークを介してヘルプデスク端末2等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。ネットワークI/F108は、図2に示すI/F50によって実現される。また、ネットワークI/F108には、FAXモデムとしての機能も含まれ、画像形成装置1がネットワークを介してFAX送受信を行うためのインタフェースとしても機能する。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30や不揮発性メモリ並びにHDD40や光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたプログラムが、RAM20等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU10がそのプログラムに従って動作することにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、画像形成装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部110は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。エンジン制御部120は、プリントエンジン106やスキャナユニット102等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。画像処理部130は、主制御部110の制御に従い、印刷出力すべき画像情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン106が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。また、画像処理部130は、スキャナユニット102から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像形成装置1の記憶領域に格納され若しくはネットワークI/F108を介してヘルプデスク端末2に送信される情報である。
操作表示制御部140は、ディスプレイパネル104に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル104を介して入力された情報を主制御部110に通知する。また、操作表示制御部140は、本実施形態の要旨に係る機能として、ディスプレイパネル104に操作案内を表示させる際に、ディスプレイパネル104の表示状態に応じて操作案内を表示させる領域を決定する機能を有する。入出力制御部150は、ネットワークI/F108を介して入力される情報を主制御部110に入力する。また、主制御部110は、入出力制御部150を制御し、ネットワークI/F108及びネットワークを介してヘルプデスク端末2等の他の機器にアクセスする。
情報記憶部160は、画像形成装置1において、主制御部110が、ヘルプデスク端末2からネットワークを介して遠隔操作を受け付け、ディスプレイパネル104に操作案内を表示させる際に参照する情報を記憶している記憶部である。本実施形態に係る情報記憶部160は、ディスプレイパネル104に搭載されているハードキーを押下した際の機能、即ち操作項目の割り当てを示すキー割り当て情報と、ヘルプデスク端末2からのリモート操作に応じてディスプレイパネル104に視覚的に表示させる操作案内の画像若しくは動画の情報である操作案内情報とを記憶している。
図4は、本実施形態に係るキー割り当て情報の例を示す図である。図4に示すように、本実施形態に係るキー割り当て情報においては、ディスプレイパネル104に搭載されているハードキー夫々の名称を示す“キー名称”と、夫々のハードキーを押下した際に実行される機能の割り当てを示す“キー割り当て”の情報が関連付けられている。更に、夫々のキー名称には、画像形成装置1のデフォルトの状態から割り当ての変更がされているか否かを示す“割り当て変更有無”の情報が関連付けられている。これらの情報は、ヘルプデスク端末2からネットワークを介したリモート操作があった場合に、操作対象のキーの割り当て変更により異なったキーについての操作案内が表示されてしまうことを防ぐために用いられる。即ち、本実施形態においては、キー割り当て情報が、操作割り当て情報として用いられる。
また、夫々のハードキーの名称には、発光部であるLED(Light Emitting Diode)が設けられているか否かを示す“LED有無”の情報が関連付けられている。この情報は、ヘルプデスク端末2からのリモート操作の際に、LEDの点滅制御の要否を判断するために用いられる。
画像形成装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部150がネットワークI/F108を介して印刷ジョブを受信する。入出力制御部150は、受信した印刷ジョブを主制御部110に転送する。主制御部110は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部130を制御して印刷ジョブに含まれる文書情報若しくは画像情報に基づいて描画情報を生成する。
画像処理部130によって描画情報が生成されると、エンジン制御部120は、プリントエンジン106を制御し、上記生成された描画情報に基づき、給紙テーブル105から搬送される用紙に対して画像形成を実行させる。プリントエンジン106の具体的態様としては、インクジェット方式による画像形成機構や電子写真方式による画像形成機構等を用いることが可能である。プリントエンジン106によって画像形成が施された文書は排紙トレイ107に排紙される。
画像形成装置1がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル104の操作若しくはネットワークI/F108を介して外部の装置から入力されるスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部140若しくは入出力制御部150が主制御部110にスキャン実行信号を転送する。主制御部110は、受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部120を制御する。
エンジン制御部120は、ADF101を駆動し、ADF101にセットされた撮像対象原稿をスキャナユニット102に搬送する。また、エンジン制御部120は、スキャナユニット102を駆動し、ADF101から搬送される原稿を撮像する。また、ADF101に原稿がセットされておらず、スキャナユニット102に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット102は、エンジン制御部120の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。即ち、スキャナユニット102が撮像部として動作する。
撮像動作においては、スキャナユニット102に含まれるCCD等の撮像素子が原稿を光学的に走査し、光学情報に基づいて生成された撮像情報が生成される。エンジン制御部120は、スキャナユニット102が生成した撮像情報を画像処理部130に転送する。画像処理部130は、主制御部110の制御に従い、エンジン制御部120から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。画像処理部130が生成した画像情報はHDD40等の画像形成装置1に装着された記憶媒体に保存される。即ち、スキャナユニット102、エンジン制御部120及び画像処理部130が連動して、画像入力部として機能する。
画像処理部130によって生成された画像情報は、ユーザの指示に応じてそのままHDD40等に格納され若しくは入出力制御部150及びネットワークI/F108を介して外部の装置に送信される。
また、画像形成装置1が複写機として動作する場合は、エンジン制御部120がスキャナユニット102から受信した撮像情報若しくは画像処理部130が生成した画像情報に基づき、画像処理部130が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部120がプリントエンジン106を駆動する。尚、描画情報と撮像情報との情報形式が同一である場合は、撮像情報をそのまま描画情報として用いることも可能である。
また、画像形成装置1がファクシミリとして動作する場合は、まず、スキャナ動作の場合と同様に画像処理部130によって画像情報が生成される。そして、主制御部110が入出力制御部150を制御し、FAX送信を実行させる。FAX送信に際しては、入出力制御部150が、主制御部110の制御に従い、ネットワークI/F108のうちFAXモデムの機能を駆動して指定された送信先に画像を送信する。
次に、本実施形態に係るヘルプデスク端末2の機能構成について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係るヘルプデスク端末2の機能構成を示すブロック図である。図5に示すように、本実施形態に係るヘルプデスク端末2は、図2において説明したLCD60及び操作部70に加えて、コントローラ200、ネットワークI/F201を含む。また、コントローラ200は、遠隔操作アプリ210、入出力制御部220及び表示制御部230を含む。
ネットワークI/F201は、画像形成装置1と同様に、ヘルプデスク端末2がネットワークを介して画像形成装置1等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ200は、画像形成装置1と同様に、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。遠隔操作アプリ210は、ヘルプデスク端末2にインストールされたソフトウェア・プログラムがRAM20にロードされ、CPU10がそのプログラムに従って動作することにより実現されるものであり、ディスプレイパネル104のタッチパネルやハードキーを含む操作部の画像を画面上に表示すると共に、ユーザの操作に応じて操作案内の指示を出力する。
本実施形態に係る遠隔操作アプリ210は、画像形成装置1におけるディスプレイパネル104の表示をエミュレートする機能を有する。即ち、遠隔操作アプリ210は、画像形成装置1のディスプレイパネル104のタッチパネル及びハードキーを含む全操作部の画像をLCD60に表示させ、ヘルプデスク担当者による画面上の操作部に対する操作に応じて、LCD60に表示されたタッチパネルの表示を切り替える。
入出力制御部220は、ネットワークI/F201を介して入力される情報を遠隔操作アプリ210に入力する。また、遠隔操作アプリ210は、入出力制御部220を制御し、ネットワークI/F201及びネットワークを介して画像形成装置1等の他の機器にアクセスする。表示制御部230は、遠隔操作アプリ210が出力する画面の状態に基づき、遠隔操作アプリ210のGUI(Graphical Usert Interface)をLCD60に表示する。
このような画像形成装置1及びヘルプデスク端末2を含むシステムにおいて、本実施形態に係る要旨は、ディスプレイパネル104の操作方法をユーザに案内するために、ハードキーまで含めたディスプレイパネル104の画像をディスプレイパネル104に表示することにより、ハードキーの操作であってもユーザに対する視覚的な案内を可能とすることにある。そのため、本実施形態に係る画像形成装置1は、情報記憶部160に操作案内情報を記憶している。
次に、本実施形態に係るシステムの動作について、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。図6に示すように、まずは、ヘルプデスク端末2が、ヘルプデスク担当者の操作に応じて、遠隔操作の開始要求を画像形成装置1に送信する(S601)。S601においては、遠隔操作アプリ210が、操作部70から入力される操作信号に応じて、遠隔操作の開始を示すコマンドを出力し、入出力制御部220が、ネットワークI/F201を介して画像形成装置1に送信する。画像形成装置1においては、入出力制御部150が、ネットワークI/F108を介して、上記コマンドを受信し、主制御部110に入力する。
主制御部110は、遠隔操作開始のコマンドを取得すると、ディスプレイパネル104からのユーザ操作を受け付けないように操作表示制御部140を制御する(S602)。そして、主制御部110は、その時点におけるディスプレイパネル104の表示状態を示す画面情報をヘルプデスク端末2に送信する(S603)。
画像形成装置1から画面情報を取得したヘルプデスク端末2においては、遠隔操作アプリ210のGUIとして、取得した画面情報に基づいて現在のディスプレイパネル104と同様の画面が表示される。その画面に表示されたディスプレイパネル104の操作部に対して、ヘルプデスク担当者が、操作部70を操作することにより、指示するべき操作と同様の操作を行う。これにより、ヘルプデスク端末2が、画像形成装置1に対して操作方法の指示を送信する(S604)。
S604においては、遠隔操作アプリ210が、操作部70から入力される操作信号に基づいて操作された操作部を認識し、操作対象のキー名称を取得する。このキー名称は、図4において説明した“キー名称”に対応する情報である。尚、操作部70から入力される操作信号とキー名称との対応関係を示す情報は、遠隔操作アプリ210内部に記憶されている。遠隔操作アプリ210は、上記“キー名称”を取得すると、入出力制御部220にその“キー名称”の情報を送信させる。即ち、S604において操作インされる操作方法の指示には、操作対象のキーを指定する情報が含まれる。
ヘルプデスク端末2が操作方法の指示を送信すると、画像形成装置1においては、入出力制御部150がネットワークI/F108を介して受信し、主制御部110に入力する。即ち、入出力制御部150及び主制御部110が、操作指示受信部として機能する。主制御部110は、操作方法の指示を取得すると、情報記憶部160からキー割り当て情報を取得し(S605)、キー割り当ての一致及び操作対象のキーにLEDが設けられているか否かの判定を行う(S606)。
ここで、図7を参照して、キー割り当ての一致判定動作について説明する。図7に示すように、主制御部110は、まず、S604によって取得したキー名称に基づき、キー割り当て情報の“キー名称”を検索する(S701)。そして、抽出されたキー名称に関連付けられている“割り当て変更有無”を確認し、キー割り当ての変更があるか否かを確認する(S702)。
S702の確認の結果、キー割り当ての変更がなければ(S702/NO)、主制御部110は、そのまま処理を終了する。他方、キー割り当ての変更があった場合(S702/YES)、主制御部110は、キー割り当て情報に基づいて割り当て変更後のキー名称を取得し(S703)、キー名称の読み変え設定を行う(S704)。これにより、以降の処理は、読み変え後のキー名称が用いられる。即ち、主制御部110は、ヘルプデスク端末2から指定された操作対象の“キー名称”を、キー割り当て情報に基づいて変換する。図4の例においては、例えば操作方法の指示として“コピー”というキー名称が指定された場合、S704の処理により、“ファックス”というキー名称に読み変えられる。
次に、図8を参照して、S606のLEDが設けられているか否かの判定動作について説明する。尚、本実施形態においては、図7の動作の後に図8の動作を実行する場合を例として説明する。図8に示すように、主制御部110は、まず、図7の処理結果に基づき、操作対象のキー名称に関連付けられている“LED有無”の情報を確認する(S801)。ここで、S801における操作対象のキー名称とは、キーの割り当て変更が行われていなければ、S604において取得したキー名称であり、きーの割り当て変更が行われていれば、S704において読み変えられたキー名称である。
S801の確認の結果、LEDが無ければ(S802/NO)、主制御部110はそのまま処理を終了する。他方、LEDがあった場合(S802/YES)、主制御部110は、操作対象のキーについてLEDの点滅設定フラグを記憶する。この点滅設定フラグは、主制御部110において記憶しても良いし、操作表示制御部140に記憶させても良い。
S606の処理が終了すると、主制御部110は、操作対象のキー名称に基づき、情報記憶部160から操作案内情報を取得する(S607)。上述したように、操作案内情報は、ディスプレイパネル104に表示させる操作案内の画像若しくは動画の情報である。本実施形態に係る情報記憶部160は、ディスプレイパネル104に搭載されたハードキー夫々について、操作案内のための画像若しくは動作の情報を少なくとも1つ操作案内情報として記憶している。夫々の操作案内情報は、図4において説明した“キー名称”と関連付けられており、主制御部110は、S607において、操作対象のキー名称に基づいて操作案内情報を取得する。
図9は、S607における操作案内情報の取得動作を示すフローチャートである。図9に示すように、主制御部110は、まず操作対象のキー名称に基づき、情報記憶部160に記憶されている操作案内情報を検索する(S901)。この検索により、操作案内情報が抽出されれば(S902/YES)、主制御部110は、抽出された操作案内情報を取得し(S903)、処理を終了する。他方、検索の結果操作案内情報が抽出されなければ(S902/NO)、主制御部110は、操作案内情報が無いことを設定し(S904)、処理を終了する。
尚、本実施形態においては、ディスプレイパネル104に搭載されている全ハードキーについて、操作案内情報が用意されていることが前提である。従って、S902において、操作案内情報が抽出されない場合とは、ヘルプデスク端末2から取得得した操作対象のキーが、ハードキーではなくタッチパネル上のソフトキーであった場合である。
S607の処理が完了すると、主制御部110は操作表示制御部140に対して操作案内の実行を通知する(S608)。この際、主制御部110は、図9の動作により取得した操作案内情報若しくは操作案内情報が無いことの設定を操作表示制御部140に入力する。
主制御部110から操作案内の実行通知を受けると、操作表示制御部140は、ディスプレイパネル104の表示領域のうち、操作案内を表示させる位置を判断する(S609)。図10は、S609における操作案内の表示位置判断動作を示すフローチャートである。図10に示すように先ず主制御部110は、現在のディスプレイパネル104の画面における表示状態に基づき、画面領域毎に表示されているアイテム数を確認する(S1001)。尚、ここでいう“アイテム”とは、タッチパネル上のボタン等、ユーザが操作する対象の領域のことである。
本実施形態においては、ディスプレイパネル104の画面を4つの領域に分割し、夫々の領域毎に表示状態を判断する。図11は、本実施形態におけるディスプレイパネル104の画面の領域分割の例を示す図である。図11に示すように、本実施形態において、操作表示制御部140は、ディスプレイパネル104の画面を領域A〜領域Dの4つの領域に分割し、夫々の領域毎に表示情報体を判断する。尚、図11の例の場合、領域A〜領域Dの何れの領域にもアイテムがあり、S1001の処理においては、領域A〜領域D夫々に表示されているアイテム数がカウントされる。
S1001のアイテム数のカウントが完了すると、操作表示制御部140は、全領域にアイテムがあるか否かを判断する(S1002)。ここで、アイテムの無い領域が1つでもあれば(S1002/NO)、操作表示制御部140は、そのアイテムの無い領域に操作案内を表示することを判断し(S1006)、処理を終了する。尚、アイテムの無い領域が複数ある場合は、アイテム有無の判断順において、先にアイテムが無いと判断された領域がアイテムの表示領域として判断される。
全領域にアイテムがある場合(S1002/YES)、操作表示制御部は、次に、各領域に表示されているアイテムのうち、フィードバック項目が無い領域の有無を確認する(S1003)。ここで、フィードバック(FB)項目とは、タッチパネル上に表示されているアイテムのうち、ユーザによる選択結果が表示に反映されているアイテム、即ち、タイムリーに使用若しくは選択されているアイテムを示す。
S1003の確認の結果、フィードバック項目の無い領域があれば(S1003/YES)、操作表示制御部140は、その領域に操作案内を表示することを判断し(S1004)、処理を終了する。他方、全領域にフィードバック項目があれば(S1003/NO)、操作表示制御部140は、各領域のフィードバック項目の数をカウントし、フィードバック項目の少ない領域に操作案内を表示することを判断して(S1005)、処理を終了する。尚、S607において、操作案内情報が無い設定を行った場合、S609の処理、即ち、図10の動作は省略することができる。
S609の処理が完了すると、操作表示制御部140は、S609において決定された領域に操作案内情報を表示すると共に、ユーザ操作の禁止を一部解除する(S610)。即ち、主制御部110及び操作表示制御部140が、操作案内表示制御部として機能する。図12は、S610における操作案内の表示動作を示すフローチャートである。図12に示すように、先ず、操作表示制御部140は、操作案内情報を確認する(S1201)。S1201において操作表示制御部140が確認するのは、S608において主制御部110から入力された操作案内情報若しくは操作案内情報が無いことを示す設定である。
S1201の確認の結果、操作案内情報があれば(S1202/YES)、操作表示制御部140は、S609において判断したディスプレイパネル104の表示領域に操作案内情報の画像若しくは動画を表示させる(S1203)。更に、操作表示制御部140は、S606において記憶されたLEDの点滅設定フラグに基づき、LEDの点滅設定があるか否かを確認する(S1204)。LEDの点滅設定がある場合(S1204/YES)、操作表示制御部1205は、操作対象のキーのLEDを点滅制御し(S1205)、処理を終了する。他方、LEDの点滅設定が無ければ(S1204/NO)、操作表示制御部140は、そのまま処理を終了する。
また、操作案内情報が無い場合(S1202/NO)、この場合は、上述したように、操作対象のキーはハードキーではなくソフトキーである。従って、操作表示制御部140は、操作対象のソフトキーを選択状態の表示にし(S1206)、ユーザに対して操作対象のキーであることを通知する。尚、S1203、S1206いずれの処理においても、操作表示制御部140は、ディスプレイパネル104の表示領域のうち、文字情報を表示する領域に、文字による操作方法のナビゲーションを表示する。
図13、図14は、S610の処理の結果表示される画面の例を示すである。図13は、図11に示す領域A〜領域Dのうち、領域Bにアイテムが無い場合を示す図である。図13に示すように、領域Bには、ハードキーの画像において“8”のキーが強調表示された画像が、操作案内情報として表示されている。また、ディスプレイパネル104の表示領域上部には、“ナンバーキーの“8”を押して下さい”という文字情報によるナビゲーションが表示されている。
図14は、領域A〜領域Dのすべてにアイテムがあるが、領域Dにはフィードバック項目が無い場合を示す図である。図14においては、領域Dに操作案内のための画像が表示されている。その他の表示は、図13と同様である。
このような操作案内が表示されることにより、ユーザは、ハードキーの“8”を押下すれば良いことを容易に認識することができる。これに伴い、操作表示制御部140は、操作対象のキーのみ、ユーザ操作の禁止を解除する。そして、ユーザがハードキーの“8”を押下すると、操作表示制御部140は、ディスプレイパネル104から入力される操作信号に基づいて機器操作を受け付ける(S611)。これにより、主制御部110は、画像形成装置1の通常動作において機器が操作された場合と同様に処理を実行する。
更に、主制御部110は、操作表示制御部140から操作対象キーに対する機器操作を受け付けると、入出力制御部150を制御し、操作対象キーに対する操作が完了したことをヘルプデスク端末2に通知する(S612)。完了通知を受けたヘルプデスク端末2においては、遠隔操作アプリ210が、操作の内容に従ってGUIに表示されているディスプレイパネル104のエミュレーション画面を更新する(S613)。
これにより、画像形成装置1におけるディスプレイパネル104の表示状態と、ヘルプデスク端末2における遠隔操作アプリ210によるディスプレイパネル104のエミュレーション画面の表示とが同一となり、ヘルプデスク担当者は、引き続きディスプレイパネル104の操作を指示するための操作を実行することができる。即ち、ヘルプデスク担当者が引き続き遠隔操作アプリ210のGUIに表示されたディスプレイパネル104を操作することにより、S604からの処理が繰り返し実行され、画像形成装置1において、ユーザが意図する操作が実行される。
このように、本実施形態に係るシステムにおいては、画像形成装置1の情報記憶部160に、操作案内情報として、ディスプレイパネル104に搭載されたハードキー夫々の操作を案内するための画像や動画が格納されているため、ヘルプデスク端末2からの操作指示に応じてそれらの情報を読み出すことにより、ハードキーに対する操作であっても、ユーザに対して視覚的に提示することが可能となる。
また、本実施形態に係るシステムにおいては、画像形成装置1の情報記憶部160に、キー割り当て情報が格納されているため、画像形成装置1側の設定変更によってキーの割り当てが変更されており、遠隔操作アプリ210においてエミュレーションされたディスプレイパネル104の操作態様と異なっている場合であっても、ユーザが意図する操作を案内することが可能となる。
また、本実施形態に係るシステムにおいては、図6のS609において、操作案内を表示させる位置を判断している。この処理により、操作中であるディスプレイパネル104の表示インタフェースを邪魔することなく、操作案内を表示することができる。尚、上記実施形態のように、操作表示制御部140がディスプレイパネル104の表示状態に基づいて操作案内の表示位置を判断する態様の他、ヘルプデスク担当者が表示位置を指定する態様も可能である。
ヘルプデスク担当者は、操作案内の表示位置を指定する場合、S604において送信する操作対象のキーに加えて、操作案内を表示する領域も指定する。そして、S604において、ヘルプデスク端末2は、操作対象のキーに加えて、操作案内を表示するべき領域の情報を送信する。そして、主制御部110が、ヘルプデスク端末2から送信された操作案内を表示するべき領域の情報を取得し、操作表示制御部140に対してその情報を入力することにより、操作表示制御部140が、操作案内を表示するべき領域を認識する。
また、本実施形態においては、操作案内情報の画像、動画の他、文字情報によるナビゲーションを同時に行う。これにより、操作するべきキーをより正確にユーザに伝えることができる。また、本実施形態においては、操作対象のキーにLEDが設けられている場合、そのLEDをも発光させることにより、操作するべきキーをより正確にユーザに伝えることができる。
尚、本実施形態においては、遠隔制御する対象の装置として画像形成装置1を例として説明したが、これに限らず、ネットワークに接続されて動作する装置であれば、どのような装置であっても同様に適用可能である。
また、本実施形態においては、図11において説明したように、ディスプレイパネル104の表示領域を4つの領域に区切る場合を例として説明したが、3つ以下の領域であっても、5つ以上の領域であっても、同様に適用可能である。
この他、図11の例において、“文書選択”、“手差し”、“読取条件”、“集約/分割”と表示されているボタンが夫々フィードバック項目である場合、領域A〜領域D全てにフィードバック項目が存在することとなるが、画面中央の領域であれば、何れのフィードバック項目を覆うことなく操作案内情報を表示可能である。従って、予め領域を区切って判断するのではなく、アイテムが表示されている範囲以外の領域や、フィードバック項目が表示されている範囲以外の領域を直接認識し、その領域に操作案内を表示するようにしても良い。
また、上記実施形態においては、ヘルプデスク端末2及び画像形成装置1において、操作対象のキーを識別するための情報として、図5において説明した“キー名称”を用いる場合を例として説明した。この他、ハードキー夫々に割り当てられた識別番号や識別記号等であっても、上記と同様の効果を得ることが可能である。
1 画像形成装置、
2 ヘルプデスク端末、
10 CPU、
20 RAM、
30 ROM、
40 HDD、
50 I/F、
60 LCD、
70 操作部、
80 バス、
100 コントローラ、
101 ADF、
102 スキャナユニット、
103 排紙トレイ、
104 ディスプレイパネル、
105 給紙テーブル、
106 プリントエンジン、
107 排紙トレイ、
108 ネットワークI/F、
110 主制御部、
120 エンジン制御部、
130 画像処理部、
140 操作表示制御部、
150 入出力制御部、
160 情報記憶部、
200 コントローラ、
201 ネットワークI/F、
210 遠隔操作アプリ、
220 入出力制御部、
230 表示制御部
2 ヘルプデスク端末、
10 CPU、
20 RAM、
30 ROM、
40 HDD、
50 I/F、
60 LCD、
70 操作部、
80 バス、
100 コントローラ、
101 ADF、
102 スキャナユニット、
103 排紙トレイ、
104 ディスプレイパネル、
105 給紙テーブル、
106 プリントエンジン、
107 排紙トレイ、
108 ネットワークI/F、
110 主制御部、
120 エンジン制御部、
130 画像処理部、
140 操作表示制御部、
150 入出力制御部、
160 情報記憶部、
200 コントローラ、
201 ネットワークI/F、
210 遠隔操作アプリ、
220 入出力制御部、
230 表示制御部
Claims (12)
- ネットワークを介した遠隔制御を受ける情報処理装置であって、
情報を視覚的に表示する表示部と、
前記表示部の表示領域外に機械的に設けられた操作部と、
前記操作部に含まれる複数の操作単位夫々について、操作案内を視覚的に表示するための情報を記憶している情報記憶部と、
前記操作部に対する操作指示と共に前記操作部に含まれる操作単位を指定する操作単位指定情報を遠隔操作端末から受信する操作指示受信部と、
前記受信された操作単位指定情報によって指定される操作単位に対する操作案内を視覚的に表示するための情報を前記情報記憶部から取得し、前記表示部に前記操作単位に対する操作案内を表示させる操作案内表示制御部とを含むことを特徴とする情報処理装置。 - 前記操作案内表示制御部は、前記操作指示を受信した際の前記表示部の表示状態に基づき、前記表示部の表示領域において前記操作案内を表示するべき位置を判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示部は、タッチパネルとしてユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含み、
前記操作案内表示制御部は、前記ユーザによる操作を受けるための画像が表示された範囲以外の範囲を、前記操作案内を表示するべき位置として判断することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記操作案内表示制御部は、前記表示部の表示領域を複数の領域に分割して認識し、前記ユーザによる操作を受けるための画像が含まれる領域以外の領域を、前記操作案内を表示するべき位置として判断することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
- 前記操作案内表示制御部は、前記ユーザによる操作を受けるための画像のうち、ユーザによる操作によって表示状態が変化している画像が表示された範囲以外の範囲を、前記操作案内を表示するべき位置として判断することを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
- 前記操作案内表示制御部は、前記表示部の表示領域を複数の領域に分割して認識し、前記ユーザによる操作を受けるための画像のうち、ユーザによる操作によって表示状態が変化している画像が含まれる領域以外の領域を、前記操作案内を表示するべき位置として判断することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記操作指示受信部は、前記表示部の表示領域において前記操作案内を表示するべき位置を指定する情報を、前記遠隔操作端末から受信し、
前記操作案内表示制御部は、前記受信された前記操作案内を表示するべき位置に、前記操作案内を表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記操作案内表示制御部は、前記操作単位指定情報によって指定される操作単位に対する操作案内を視覚的に表示するための情報が前記操作案内情報記憶部に記憶されている場合に、前記表示部に前記操作単位に対する操作案内を表示させることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の情報処理装置。
- 前記情報記憶部は、前記操作部に含まれる操作単位夫々について、操作項目の割り当てを示す操作割り当て情報を更に記憶しており、
前記操作指示受信部は、前記操作割り当て情報に基づき、前記操作単位指定情報によって指定される操作単位を変換することを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の情報処理装置。 - 前記操作案内表示制御部は、前記操作単位指定情報によって指定される操作単位に発光部が設けられている場合、前記発光部を発光させることを特徴とする請求項1乃至9いずれかに記載の情報処理装置。
- ネットワークを介した遠隔制御を受ける情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置は、
情報を視覚的に表示する表示部と、
前記表示部の表示領域外に機械的に設けられた操作部と、
前記操作部に含まれる複数の操作単位夫々について、操作案内を視覚的に表示するための情報を記憶している情報記憶部とを含み、
前記操作部に対する操作指示と共に前記操作部に含まれる操作単位を指定する操作単位指定情報を遠隔操作端末から受信し、
前記受信された操作単位指定情報によって指定される操作単位に対する操作案内を視覚的に表示するための情報を前記情報記憶部から取得し、
前記取得された情報に基づいて前記表示部に前記操作単位に対する操作案内を表示させることを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - ネットワークを介した遠隔制御を受ける情報処理装置の制御プログラムであって、
前記情報処理装置は、
情報を視覚的に表示する表示部と、
前記表示部の表示領域外に機械的に設けられた操作部と、
前記操作部に含まれる複数の操作単位夫々について、操作案内を視覚的に表示するための情報を記憶している情報記憶部とを含み、
前記操作部に対する操作指示と共に前記操作部に含まれる操作単位を指定する操作単位指定情報を遠隔操作端末から受信するステップと、
前記受信された操作単位指定情報によって指定される操作単位に対する操作案内を視覚的に表示するための情報を前記情報記憶部から取得するステップと、
前記取得された情報に基づいて前記表示部に前記操作単位に対する操作案内を表示させるステップとを前記情報処理装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010158798A JP2012023491A (ja) | 2010-07-13 | 2010-07-13 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び制御プログラム |
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2010
- 2010-07-13 JP JP2010158798A patent/JP2012023491A/ja active Pending
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