JP2018125675A - 角度調整装置及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本願が開示する技術は、一つの側面として、フックと係止部との嵌合解除操作の手間を軽減することを目的とする。【解決手段】角度調整装置30は、ロックアーム62と、スタンドアーム42とを有する。ロックアーム62は、電子装置本体12の筐体14に取り付け可能である。また、ロックアーム62には、電子装置本体12に設けられる一対の軸受66と嵌合する一対の回転軸64が設けられている。スタンドアーム42は、電子装置本体12の筐体14に取り付け可能である。また、スタンドアーム42には、電子装置本体12に設けられる一対の軸受46と嵌合する一対の回転軸44が設けられている。さらに、ロックアーム62には、フック70が設けられている。また、スタンドアーム42には、フック70と嵌合する係止部84と、スタンドアーム42の長手方向にフック70が移動可能な通路本体部92が設けられている。【選択図】図9

Description

本願が開示する技術は、角度調整装置及び装置に関する。
電話機等の電子装置に回転軸を介して連結され、電子装置を所定の傾斜角度に保持するスタンドアーム及ロックアームを備える角度調整装置がある(例えば、特許文献1参照)。
スタンドアームには、複数の係止部が設けられる。一方、ロックアームには、フックが設けられる。このフックは、利用者がスタンドアームを初期位置から一方側へ回転させると、複数の係止部の何れに嵌合(係止)される。これにより、スタンドアームの他方側への回転が制限され、電子装置が所定の傾斜角度で保持される。
特開2010−81331号公報 特開2016−181592号公報 実用新案登録第3179606号公報 実用新案登録3183825号公報
しかしながら、上記の角度調整装置では、利用者がスタンドアームを初期位置へ戻す場合に、利用者がフックを弾性変形させることで、フックと係止部との嵌合状態を解除する。そのため、フックと係止部との嵌合解除操作に手間がかかる。
本願が開示する技術は、一つの側面として、フックと係止部との嵌合解除操作の手間を軽減することを目的とする。
本願が開示する技術では、角度調整装置は、第1の足部と、第2の足部とを有する。第1の足部は、電子機器の筐体に取り付け可能である。また、第1の足部には、電子機器に設けられる一対の第1の軸受と嵌合する一対の第1の回転軸が設けられている。第2の足部は、電子機器の筐体に取り付け可能である。また、第2の足部には、電子機器に設けられる一対の第2の軸受と嵌合する一対の第2の回転軸が設けられている。さらに、第1の足部には、フックが設けられている。また、第2の足部には、フックと嵌合する係止部と、第2の足部の長手方向にフックが移動可能なレール部が設けられている。
本願が開示する技術によれば、一つの側面として、フックと係止部との嵌合解除操作の手間を軽減することができる。
図1は、一実施形態に係る電子装置を正面側から見た斜視図である。 図2は、図1に示される電子装置を示す背面図である。 図3は、図1に示される電子装置を背面側から見た斜視図である。 図4は、電子装置本体から可動スタンド及び可動ロック部材を取り外した状態を示す図3に対応する斜視図である。 図5は、図3に示される可動スタンド及び可動ロック部材を、電子装置本体と反対側から見た斜視図である。 図6は、図5に示される可動スタンドを、電子装置本体側から見た斜視図である。 図7は、図5に示されるロックアームの外側の側面を示す側面図である。 図8は、図7のF8−F8線断面図である。 図9は、図5に示されるスタンドアームの内側の側面を示す側面図である。 図10は、図9のF10−F10線断面図である。 図11は、図9のF11−F11線断面図である。 図12は、図9のF12−F12線断面図である。 図13は、図9のF13−F13線断面図である。 図14Aは、図1に示される電子装置が設置面に設置された状態を示す側面図である。 図14Bは、図1に示される電子装置が設置面に設置された状態を示す側面図である。 図14Cは、図1に示される電子装置が設置面に設置された状態を示す側面図である。 図14Dは、図1に示される電子装置が設置面に設置された状態を示す側面図である。 図14Eは、図1に示される電子装置が設置面に設置された状態を示す側面図である。 図14Fは、図1に示される電子装置が設置面に設置された状態を示す側面図である。 図15は、補強リブが適用されたロックアームを示す斜視図である。 図16は、図15のF16−F16線断面図である。 図17は、係止部及びフックの変形例が適用されたスタンドアームの内側の側面を示す図9に相当する側面図である。
以下、本願が開示する技術の一実施形態について説明する。
(電子機器)
図1に示されるように、本実施形態に係る電子装置10は、例えば、卓上の電話機とされる。この電子装置10は、電子装置本体12と、受話器22と、角度調整装置30とを備える。電子装置本体12は、筐体14を有する。筐体14は、偏平な箱状に形成される。この筐体14には、図示しない制御基板等の電子部品が収容される。
なお、電子装置本体12は、電子機器の一例である。また、電子装置10は、装置の一例である。
筐体14は、正面14F及び背面14Rを有する。筐体14の正面14Fの上部には、液晶ディスプレイ等の表示部16が設けられる。一方、筐体14の正面14Fの中央部及び下部には、利用者によって操作される操作パネル部18が設けられる。この操作パネル部18には、複数の操作ボタン20が設けられる。また、筐体14の正面14Fの左側には、受話器22が格納される。
なお、各図に示される矢印Fは、電子装置本体12の正面14F側を示す。また、矢印Uは、電子装置本体12の上側を示す。さらに、矢印Wは、電子装置本体12の幅方向を示す。
(角度調整装置)
筐体14の背面14Rは、筐体14の正面14Fと反対側の面とされる。この筐体14の背面14Rには、角度調整装置30が設けられる。角度調整装置30は、例えば、図14Bに示されるように、電子装置本体12が設置される設置面24に対して、電子装置本体12を所定の傾斜角度θ1で保持する。また、角度調整装置30は、図14C、図14D、図14E、及び図14Fに示されるように、設置面24に対する電子装置本体12の傾斜角度θを多段階(傾斜角度θ2,θ3,θ4,θ5)に調整可能とされる。なお、傾斜角度θは、設置面24に対する電子装置本体12の正面14Fの角度である。
図2及び図3に示されるように、角度調整装置30は、可動スタンド40と、可動ロック部材60とを備える。可動スタンド40及び可動ロック部材60は、電子装置本体12の筐体14に取付可能とされる。
可動スタンド40及び可動ロック部材60は、樹脂等によって形成される。また、可動スタンド40及び可動ロック部材60は、U字形状に形成される。これらの可動スタンド40及び可動ロック部材60は、図4に示されるように、筐体14の背面14Rに形成された収納部32,34にそれぞれ収容される。なお、角度調整装置は、調整機構の一例である。
(可動スタンド)
図2及び図3に示されるように、可動スタンド40は、一対のスタンドアーム42と、連結バー48とを有する。この可動スタンド40は、連結バー48を電子装置10の下側にした状態で、筐体14の収納部32(図4参照)に収容される。一対のスタンドアーム42は、筐体14の収納部32に収納された状態で、電子装置本体12の上下方向(矢印U方向)に延びると共に、電子装置本体12の幅方向(矢印W方向)に互いに対向する。
図5に示されるように、一対のスタンドアーム42の一端部42Aには、回転軸44がそれぞれ設けられる。一対の回転軸44は、一対のスタンドアーム42の外側の側面42S1から突出される。また、一対の回転軸44の軸方向Vは、電子装置本体12の幅方向(矢印W方向)に沿って配置される。
一対の回転軸44は、筐体14の背面14Rの中央部に設けられた一対の軸受46(図4参照)に嵌合(支持)される。これにより、一対のスタンドアーム42は、一対の回転軸44を中心とし、電子装置本体12に対して上下方向に回転(回動)する。この可動スタンド40は、一対の回転軸44を中心とした回転に伴って、筐体14の収納部32に収納される収納状態(図3に示される状態)と、筐体14の収納部32から引き出される引出し状態(図1に示される状態)とに変移される。
なお、各図に適宜示される矢印R1は、可動スタンド40の回転方向のうち、筐体14の収納部32から可動スタンド40が引き出される引出し方向を示す。一方、矢印R2は、可動スタンド40の回転方向のうち、可動スタンド40が筐体14の収納部32に収納される収納方向を示す。また、スタンドアーム42の収納方向の回転は、スタンドアームの一方側の回転の一例である。また、スタンドアーム42の引出し方向の回転は、スタンドアームの他方側の回転の一例である。
一対のスタンドアーム42の他端部42Bは、可動スタンド40の展開状態において、設置面24に設置される脚部とされる。この一対のスタンドアーム42の他端部42B同士は、電子装置本体12の幅方向に延びる連結バー48によって連結される。これにより、一対のスタンドアーム42が、電子装置本体12に対して一体に回転する。
図6に示されるように、連結バー48には、一対の爪部50が設けられる。一方、図4に示されるように、筐体14の背面14Rの下部には、一対の引掛け部52が設けられる。一対の引掛け部52には、一対の爪部50が着脱可能に引っ掛けられる。この一対の引掛け部52に一対の爪部50が引っ掛けられると、可動スタンド40が筐体14の収納部32に収納された収納状態で保持される。
なお、一対の爪部50及び一対の引掛け部52は、省略可能である。また、一対のスタンドアーム42は、第2の足部、第1の腕部、及びスタンドの一例である。また、回転軸44は、第2の回転軸及び第1の軸の一例である。さらに、軸受46は、第2の軸受の一例である。
(可動ロック部材)
図1に示されるように、可動ロック部材60は、展開状態にある可動スタンド40の引出し方向(矢印R1方向)の回転を制限する。これにより、可動スタンド40によって、電子装置本体12が所定の傾斜角度θで保持される。
図5に示されるように、可動ロック部材60は、一対のロックアーム62と、連結バー68とを有する。可動ロック部材60は、連結バー68を電子装置10の下側にした状態で、筐体14の収納部34(図4参照)に収容される。
図2及び図3に示されるように、一対のロックアーム62は、筐体14の収納部34に収納された状態で、電子装置本体12の上下方向に延びるとともに、電子装置本体12の幅方向に互いに対向する。また、一対のロックアーム62の他端部62B側は、筐体14の収納部34に収納された状態で、一対のスタンドアーム42の間に配置される。つまり、一対のスタンドアーム42と一対のロックアーム62とは、一対の回転軸44の軸方向にずれて配置される。
図5に示されるように、一対のロックアーム62の一端部62Aには、回転軸64がそれぞれ設けられる。一対の回転軸64は、一対のロックアーム62の内側の側面62S2から突出される。つまり、回転軸64は、スタンドアーム42と干渉しないように、ロックアーム62の一端部62Aからスタンドアーム42と反対側へ突出される。
一対の回転軸64の軸方向Vは、電子装置本体12の幅方向に沿って配置される。この一対の回転軸64の軸方向Vと一対の回転軸44の軸方向Vとは、同一方向とされる。また、図2に示されるように、一対の回転軸64は、一対の回転軸44よりも電子装置本体12の上側に配置される。つまり、一対の回転軸64と一対の回転軸44とは、電子装置本体12の上下方向(矢印U方向)にずれて配置される。
一対の回転軸64は、筐体14の背面14Rの上部に設けられた一対の軸受66(図4参照)に嵌合(支持)される。これにより、一対のロックアーム62は、一対の回転軸64を中心とし、電子装置本体12に対して電子装置本体12の上下方向に回転(回動)する。また、可動ロック部材60は、一対の回転軸64を中心とした回転に伴って、筐体14の収納部34に収納される収納状態(図3に示される状態)と、筐体14の収納部34から引き出される引出し状態(図1に示される状態)とに変移される。
なお、各図に適宜示される矢印R1は、可動ロック部材60の回転方向のうち、筐体14の収納部34から可動ロック部材60が引き出される引出し方向を示す。一方、矢印R2は、可動ロック部材60の回転方向のうち、可動ロック部材60が筐体14の収納部34に収納される収納方向を示す。また、ロックアーム62の収納方向の回転は、ロックアームの一方側の回転の一例である。また、ロックアーム62の引出し方向の回転は、ロックアームの他方側の回転の一例である。
図5に示されるように、一対のロックアーム62の他端部62B同士は、電子装置本体12の幅方向に延びる連結バー68によって連結される。これにより、一対のロックアーム62が、電子装置本体12に対して一体に回転する。
なお、一対のロックアーム62は、第2の足部及び第1の腕部の一例である。また、回転軸64は、第2の回転軸及び第1の軸の一例である。さらに、軸受66は、第2の軸受の一例である。
(フック)
図7に示されるように、各ロックアーム62の他端部62Bには、フック70がそれぞれ設けられる。具体的には、ロックアーム62の外側(スタンドアーム42側)の側面62S1には、矩形状の開口部72が形成される。開口部72には、弾性片74が配置される。
図8に示されるように、弾性片74は、樹脂等によってロックアーム62の長手方向に延びる板状(板バネ状)に形成される。また、弾性片74は、当該弾性片74の板厚方向を回転軸64の軸方向V(矢印W方向)として配置される。この弾性片74は、開口部72における回転軸64側の縁部72Aから開口部72内へ延出される。また、弾性片74は、二点鎖線で示されるように、開口部72の縁部72Aを支点として、回転軸64の軸方向Vに弾性変形する。
弾性片74の先端部74Tは、自由端部とされる。この弾性片74の先端部74Tには、フック70が設けられる。フック70は、円柱状に形成される。また、フック70は、弾性片74の先端部74Tからスタンドアーム42側へ突出される。このフック70は、先端部(先端面)70Tと、側周面70Sとを有する。なお、フック70は、突起及びスライド部の一例である。
図7に示されるように、開口部72は、ロックアーム62の長手方向に沿った一対の縁部72B,72Cを有する。一対の縁部72B,72Cは、弾性片74を挟んで互いに対向する。この一対の縁部72B,72Cのうち、弾性片74に対して、ロックアーム62の引出し方向(矢印R1側)に配置される縁部72Cには、規制突起部76が設けられる。
規制突起部76は、弾性片74の先端部74T側の側端部74Eと対向する。この規制突起部76には、フック70が後述する係止部84に係止された場合に、弾性片74の側端部74Eが接触される。これにより、弾性片74がロックアーム62の引出し方向(矢印R1方向)へ変形することが抑制される。なお、規制突起部76は、適宜省略可能である。
図5に示されるように、一対のフック70は、一対のスタンドアーム42の内側の側面42S2に設けられた環状通路80に挿入される。これにより、この一対のフック70を介して、一対のスタンドアーム42と一対のロックアーム62とが連結され、一対のロックアーム62及び一対のスタンドアーム42の回転を連動させるリンク機構が構成される。
(環状通路)
図9に示されるように、環状通路80は、フック70が移動可能(循環可能)な環状の通路とされる。このフック70は、可動スタンド40及び可動ロック部材60の回動に伴って、環状通路80を一方向へ巡回(循環)する。なお、矢印aは、フック70の循環方向を示す。また、図9には、所定位置にあるフック70の外形が二点鎖線で示される。
環状通路80は、底壁部80Aと、外周壁部80Bと、仕切壁部80Cとを有する。底壁部80Aは、フック70の先端部70T(図8参照)と回転軸44の軸方向V(矢印W方向)に対向する。
外周壁部80B及び仕切壁部80Cは、底壁部80Aからロックアーム62側へ壁状に延出する。この外周壁部80Bは、環状通路80の外周に沿って配置される。仕切壁部80Cは、外周壁部80Bの内側に配置される。また、仕切壁部80Cは、スタンドアーム42の長手方向に延びる壁状に形成される。これらの外周壁部80B及び仕切壁部80Cは、フック70の両側に配置され、当該フック70の移動をガイドするガイド部を形成する。なお、仕切壁部80Cは、内周壁部と捉えることも可能である。
(ロック通路部)
環状通路80は、ロック通路部82及び復帰通路部90を有する。ロック通路部82は、スタンドアーム42の長手方向に延びる溝状(レール状)に形成される。また、ロック通路部82の横断面形状は、ロックアーム62側が開口したU字形状とされる。
ロック通路部82は、通路入口82A及び通路出口82Bを有する。通路入口82Aは、ロック通路部82の長手方向の一端側(回転軸44と反対側)に形成される。一方、通路出口82Bは、ロック通路部82の長手方向の他端側(回転軸44側)に形成される。
なお、ロック通路部82は、レール、及び第1のレールの一例である。また、係止部84は、係合部の一例である。
ロック通路部82には、フック70が係止される複数の係止部84が設けられる。複数の係止部84は、ロック通路部82の底壁部80Aから突出される。また、複数の係止部84は、ロック通路部82の長手方向に間隔を空けて配置される。
なお、本実施形態では、ロック通路部82に4つの係止部84が設けられる。そのため以下では、4つの係止部84をロック通路部82の通路入口82A側から通路出口82B側へ向かって順に係止部84P1、係止部84P2、係止部84P3、係止部84P4として区別して説明する場合がある。また、係止部84は、4つの係止部84P1,84P2,84P3,84P4の総称である。
図10に示されるように、各係止部84におけるロック通路部82の通路入口82Aには、坂部84Hが設けられる。坂部84Hは、係止部84の頂部84Tにフック70を乗り上げさせる傾斜面(上り坂)とされる。この坂部84Hによって、ロック通路部82の通路入口82A側から通路出口82B側へ向かうフック70の移動が許容される。
一方、係止部84におけるロック通路部82の通路出口82B側には、係止面84Lが設けられる。係止面84Lには、フック70の側周面70S(図7参照)が係止される。これにより、ロック通路部82の通路出口82Bから通路入口82A側へ向かうフック70の移動が制限され、可動スタンド40及び可動ロック部材60の引出し方向の回転が制限される。この結果、電子装置本体12が、所定の傾斜角度θで保持される。
また、前述したように、ロック通路部82には、4つの係止部84P1,84P2,84P3,84P4が設けられる。そのため、ロック通路部82では、図14B、図14C、図14D、及び図14Eに示されるように、電子装置本体12の傾斜角度θが4段階(傾斜角度θ2,θ3,θ4,θ5)に調整可能とされる。また、電子装置本体12の傾斜角度θは、後述する他端側反転部110のストッパ部102によって、傾斜角度θ1(図14B参照)に調整可能とされる。
複数の係止部84P1,84P2,84P3,84P4は、回転軸44から異なる距離に配置される。具体的には、4段階に調整される電子装置本体12の傾斜角度θ2,θ3,θ4が、傾斜角度θ1から傾斜角度θ4に向かって一定角度で増加するように、隣り合う係止部84P1,84P2,84P3,84P4の係止面84Lの間隔D1,D2,D3が回転軸44から離れるに従って狭くされる(D1>D2>D3)。
(復帰通路部)
復帰通路部90は、ロック通路部82の通路出口82Bと通路入口82Aとを接続し、ロック通路部82の通路出口82Bを通過したフック70をロック通路部82の通路入口82Aへ案内する。この復帰通路部90は、通路本体部92と、一端側反転部100と、他端側反転部110とを有する。
なお、復帰通路部90は、レール部、レール、及び第2のレールの一例である。
(通路本体部)
図9に示されるように、通路本体部92は、スタンドアーム42の長手方向に延びるレール状(溝状)に形成される。また、通路本体部92の横断面形状は、ロックアーム62側が開口したU字形状とされる。この通路本体部92は、ロック通路部82に対して電子装置本体12と反対側に配置される。また、通路本体部92とロック通路部82とは、スタンドアーム42の幅方向(矢印Q方向)に並んで配置される。つまり、通路本体部92とロック通路部82とは、スタンドアーム42の長手方向に沿って並走される。また、ロック通路部82と復帰通路部90とは、仕切壁部80Cによって仕切られる。
なお、スタンドアーム42の長手方向は、スタンドアーム42の延伸方向の一例である。
通路本体部92は、通路入口92A及び通路出口92Bを有する。通路入口92Aは、通路本体部92の長手方向の他端側(回転軸44側)に形成される。一方、通路出口92Bは、通路本体部92の長手方向の一端側(回転軸44と反対側)に形成される。この通路本体部92には、図11に示されるように、ロック通路部82にあるような係止部84(図10参照)は存在しない。
(一端側反転部)
図9に示されるように、一端側反転部100は、通路本体部92の通路出口92Bとロック通路部82の通路入口82Aと接続する。この一端側反転部100において、フック70の移動方向が反転される(折り返される)。
図12に示されるように、一端側反転部100の外周壁部80Bには、ストッパ部102が設けられる。ストッパ部102には、可動スタンド40及び可動ロック部材60を引出し方向へ回転させた場合に、フック70の側周面70Sが係止(係合)される。これにより、可動スタンド40及び可動ロック部材60の引出し方向の回転(回転範囲)が制限される。また、図14Bに示されるように、ストッパ部102によって、電子装置本体12の傾斜角度θが最小傾斜角度θ1に調整される。
図11及び図12に示されるように、一端側反転部100には、ガイド突出部104が設けられる。ガイド突出部104は、一端側反転部100の底壁部80Aから突出される。このガイド突出部104の頂部104Tと、一端側反転部100の底壁部80Aとの間には、段差が形成される。
ガイド突出部104における一端側反転部100には、反転ガイド面104Gが設けられる。反転ガイド面104Gは、一端側反転部100から通路本体部92の通路出口92Bへ向かうフック70を、ロック通路部82の通路入口82Aへ誘導する。この反転ガイド面104Gには、フック70の側周面70Sが接触される。
なお、ガイド突出部104は、段差部及び突出部の一例である。また、反転ガイド面104Gは、ガイド部、ガイド、及びガイド面の一例である。
また、図11に示されるように、ガイド突出部104は、通路本体部92と一端側反転部100とに亘って設けられる。このガイド突出部104における通路本体部92側には、坂部104Hが設けられる。坂部104Hは、フック70の先端部70Tと接触し、当該先端部70Tをガイド突出部104の頂部114Tに乗り上げさせる傾斜面(上り坂)とされる。
(他端側反転部)
図9に示されるように、他端側反転部110は、ロック通路部82の通路出口82Bと通路本体部92の通路入口92Aと接続する。この他端側反転部110において、フック70の移動方向が反転される(折り返される)。また、他端側反転部110は、可動スタンド40及び可動ロック部材60が筐体14の収納部32,34にそれぞれ収納された場合に、フック70が配置されるフック格納部とされる。
図13に示されるように、他端側反転部110の外周壁部80Bには、位置決め部112が設けられる。位置決め部112は、可動スタンド40及び可動ロック部材60が筐体14の収納部32,34に収納された状態で、フック70に対して可動ロック部材60の引出し方向(矢印R1方向)側に配置される。そして、収納状態にあるスタンドアーム42に対してロックアーム62が引出し方向へ回動すると、位置決め部112にフック70の側周面70Sが接触される。これにより、ロックアーム62の引出し方向の回転が制限され、ロックアーム62が所定位置に位置決められる。この結果、収納状態にある可動ロック部材60のガタツキが抑制される。
また、他端側反転部110には、ガイド突出部114が設けられる。ガイド突出部114は、他端側反転部110の底壁部80Aから突出される。このガイド突出部114の頂部114Tと他端側反転部110の底壁部80Aとの間には、段差が形成される。
ガイド突出部114における他端側反転部110側には、反転ガイド面114Gが設けられる。反転ガイド面114Gは、他端側反転部110からロック通路部82の通路出口82Bへ向かうフック70を、通路本体部92の通路入口92Aへ誘導する。この反転ガイド面114Gには、フック70の側周面70Sが接触される。
なお、ガイド突出部114は、段差部及び突出部の一例である。また、反転ガイド面114Gは、ガイド部、ガイド、及びガイド面の一例である。
また、図9に示されるように、ガイド突出部114は、他端側反転部110とロック通路部82とに亘って設けられる。このガイド突出部114におけるロック通路部82側には、坂部114Hが設けられる。図10に示されるように、坂部114Hは、フック70の先端部70Tと接触し、ガイド突出部114の頂部114Tにフック70を乗り上げさせる傾斜面(上り坂)とされる。
(電子装置本体の傾斜角度の調整方法)
次に、電子装置本体12の傾斜角度θの調整方法について説明する。なお、以下の説明では、電子装置本体12の各傾斜角度θ1,θ2,θ3,θ4,θ5は、図14B、図14C、図14D、図14E、又は図14Fを参照する。また、環状通路80に対するフック70の位置は、図9を参照する。
図14Aには、電子装置本体12の筐体14の収納部32,34に、可動スタンド40及び可動ロック部材60が収納された収納状態が示される。この可動スタンド40及び可動ロック部材60の収納状態では、電子装置本体12の背面14Rが設置面24に設置される。なお、可動スタンド40及び可動ロック部材60の収納状態では、電子装置本体12が図示しない壁等に壁掛け可能になる。
また、可動スタンド40及び可動ロック部材60の収納状態では、可動スタンド40の一対の爪部50(図6参照)が、電子装置本体12の背面14Rの引掛け部52(図4参照)に引っ掛けられる。これにより、可動スタンド40及び可動ロック部材60の引出し方向(矢印R1方向)の回転が制限される。また、可動スタンド40及び可動ロック部材60の収納状態では、一対のロックアーム62のフック70が、一対のスタンドアーム42の環状通路80の他端側反転部110にそれぞれ配置される。
ここで、可動スタンド40及び可動ロック部材60の収納状態から電子装置本体12の傾斜角度θを傾斜角度θ1(図14B参照)に調整する場合、利用者は、先ず、可動スタンド40の一対の爪部50を電子装置本体12の一対の引掛け部52から取り外す。
次に、利用者は、可動スタンド40及び可動ロック部材60を引出し方向(矢印R1方向)へ回転させる。これにより、フック70が、他端側反転部110から通路本体部92へ移動する。この際、ガイド突出部114の反転ガイド面114Gによって、フック70が他端側反転部110から通路本体部92の通路入口92Aへ誘導される。換言すると、ガイド突出部114の反転ガイド面114Gによって、フック70が他端側反転部110からロック通路部82の通路出口82B側へ移動することが制限される。
次に、利用者が可動スタンド40及び可動ロック部材60を引出し方向にさらに回転させると、フック70が通路本体部92を通過して一端側反転部100に移動し、一端側反転部100のストッパ部102に接触する。この状態で、利用者が可動スタンド40を設置面24に設置すると、ストッパ部102によって可動スタンド40及び可動ロック部材60の引出し方向の回動が制限される。これにより、可動スタンド40によって電子装置本体12が、傾斜角度θ1で保持される。つまり、電子装置本体12の傾斜角度θが、傾斜角度θ1に調整される。
ここで、図11に示されるように、フック70が通路本体部92から一端側反転部100へ移動する際には、フック70は、ガイド突出部104を乗り越える。具体的には、フック70は、先ず、二点鎖線で示されるように、ガイド突出部104の坂部104Hに沿ってガイド突出部104の頂部104Tへ乗り上げる。この際、フック70を支持する弾性片74が、図8に二点鎖線で示されるように、スタンドアーム42と反対側へ弾性変形する。そして、フック70がガイド突出部104を乗り越えると、図12に示されるように、弾性片74の弾性変形が復元し、フック70の側周面70Sが反転ガイド面104Gに接触可能になる。
次に、電子装置本体12の傾斜角度θを傾斜角度θ2(図14C参照)に調整する際には、利用者は、可動スタンド40及び可動ロック部材60を収納方向(矢印R2方向)へ回転させる。これにより、フック70が一端側反転部100からロック通路部82へ移動する。この際、ガイド突出部104の反転ガイド面104Gによって、フック70が一端側反転部100からロック通路部82の通路入口82Aへ誘導される。換言すると、ガイド突出部104の反転ガイド面104Gによって、フック70が一端側反転部100から通路本体部92の通路出口92B側へ移動することが制限される。
また、ロック通路部82に移動したフック70は、係止部84P1を乗り越える。具体的には、図10に示されるように、フック70は、先ず、係止部84P1の坂部84Hに沿って係止部84P1の頂部84Tへ乗り上げる。この際、フック70を支持する弾性片74がスタンドアーム42と反対側へ弾性変形する。そして、フック70が係止部84P1を乗り越えると、弾性片74の弾性変形が復元し、フック70の側周面70Sが係止部84P1の係止面84Lに係止可能になる。
この状態で、図14Cに示されるように、利用者が可動スタンド40を設置面24に設置すると、可動スタンド40及び可動ロック部材60が引出し方向に僅かに回転し、フック70の側周面70Sが係止部84の係止面84Lに係止される。これにより、可動ロック部材60によって、可動スタンド40の引出し方向の回動が制限され、電子装置本体12が傾斜角度θ2で保持される。つまり、電子装置本体12の傾斜角度θが、傾斜角度θ2に調整される。
次に、電子装置本体12の傾斜角度θを傾斜角度θ3(図14D参照)に調整する際には、利用者は、可動スタンド40及び可動ロック部材60を収納方向(矢印R2方向)へ回転させる。これにより、フック70がロック通路部82の通路入口82A側から通路出口82B側へ移動し、係止部84P2を乗り越える。
この状態で、利用者が可動スタンド40を設置面24に設置すると、可動スタンド40及び可動ロック部材60が引出し方向に僅かに回転し、フック70の側周面70Sが係止部84P2の係止面84Lに係止される。これにより、可動ロック部材60によって、可動スタンド40の引出し方向の回動が制限され、電子装置本体12が傾斜角度θ3で保持される。つまり、電子装置本体12の傾斜角度θが、傾斜角度θ3に調整される。
なお、電子装置本体12の傾斜角度θを傾斜角度θ4,θ5(図14E及び図14F参照)に調整する場合は、上記と同様の手順により、利用者は、可動スタンド40及び可動ロック部材60を収納方向(矢印R2方向)へ回転させる。そして、フック70が係止部84P3に係止されると、図14Eに示されるように、電子装置本体12の傾斜角度θが傾斜角度θ4に調整される。また、フック70が係止部84P4に係止されると、図14Fに示されるように、電子装置本体12の傾斜角度θが傾斜角度θ5に調整される。
次に、電子装置本体12の傾斜角度θを傾斜角度θ1に戻す場合は、利用者は、可動スタンド40及び可動ロック部材60を収納方向(矢印R2方向)へ回転させ、可動スタンド40及び可動ロック部材60を電子装置本体12の収納部32,34に収納する。これにより、フック70がロック通路部82の通路出口82Bを通過し、他端側反転部110に移動する。この際、フック70は、ガイド突出部114を乗り越える。
具体的には、図10に示されるように、フック70は、先ず、ガイド突出部114の坂部114Hに沿ってガイド突出部114の頂部114Tへ乗り上げる。この際、フック70を支持する弾性片74がスタンドアーム42と反対側へ弾性変形する。そして、フック70がガイド突出部114の頂部114Tを乗り越えると、図13に示されるように、弾性片74の弾性変形が復元し、フック70の側周面70Sがガイド突出部114の反転ガイド面114Gに接触可能になる。
次に、利用者は、図14Bに示されるように、可動スタンド40及び可動ロック部材60を引出し方向(矢印R1方向)へ回転させる。これにより、前述したようにフック70が他端側反転部110から通路本体部92を介して一端側反転部100に移動し、一端側反転部100のストッパ部102に接触する。これにより、電子装置本体12の傾斜角度θが傾斜角度θ1に調整される。
次に、利用者が電子装置本体12の傾斜角度θを傾斜角度θ2,θ3,θ4,θ5の何れかに調整する場合には、次のようになる。すなわち、利用者は、上記と同様の手順により、可動スタンド40及び可動ロック部材60を収納方向へ回転させ、複数の係止部84P1,84P2,84P3,84P4の何れかにフック70を係止させる。これにより、電子装置本体12の傾斜角度θが、所望の傾斜角度θ2,θ3,θ4,θ5に調整される。
(効果)
次に、本実施形態の効果について説明する。
図9に示されるように、本実施形態によれば、ロック通路部82には、フック70が係止される複数の係止部84が設けられる。また、ロック通路部82には、復帰通路部90が接続される。この復帰通路部90によって、ロック通路部82の通路出口82Bを通過したフック70が、ロック通路部82の通路入口82A側へ案内される。
これにより本実施形態では、例えば、電子装置本体12の傾斜角度θを、傾斜角度θ5から傾斜角度θ1,θ2,θ3,θ4の何れかに戻す場合に、利用者が弾性片74を弾性変形させ、係止部84とフック70との係止状態(嵌合状態)を解除しなくても良い。したがって、フック70と係止部84P4との嵌合解除操作の手間が軽減されるため、電子装置本体12の角度調整が容易となる。
また、復帰通路部90の一端側反転部100には、反転ガイド面104Gが設けられる。この反転ガイド面104Gによって、一端側反転部100から通路本体部92の通路出口92Bへ向かうフック70が、ロック通路部82の通路入口82Aへ誘導される。換言すると、反転ガイド面104Gによって、一端側反転部100から通路本体部92の通路出口92Bへ向かうフック70の移動が制限される。したがって、電子装置本体12の角度調整がさらに容易となる。
これと同様に、復帰通路部90の他端側反転部110には、反転ガイド面114Gが設けられる。この反転ガイド面114Gによって、他端側反転部110からロック通路部82の通路出口82Bへ向かうフック70が、通路本体部92の通路入口92Aへ誘導される。換言すると、反転ガイド面114Gによって、他端側反転部110からロック通路部82の通路出口82Bへ向かうフック70の移動が制限される。したがって、電子装置本体12の角度調整がさらに容易となる。
また、図10に示されるように、フック70は、一対の回転軸44の軸方向V(矢印W方向)に移動することにより、各係止部84を乗り越える。これにより、本実施形態では、フック70がスタンドアーム42の幅方向(図9に示される矢印Q方向)に移動する場合と比較して、スタンドアーム42の幅を狭くすることができる。したがって、可動スタンド40の意匠性を高めることができる。
ここで、例えば、図14Cに示されるように、電子装置本体12の傾斜角度θが傾斜角度θ2に調整された状態で、利用者が電子装置本体12の操作ボタン20を押下すると、スタンドアーム42を引出し方向(矢印R1方向)に回転させる回転力が発生する。これにより、スタンドアーム42の係止部84によって、フック70及び弾性片74がロックアーム62の引出し方向(矢印R1方向)へ押圧され、弾性片74の根元部に応力が集中する可能性がある。
この対策として本実施形態では、図7に示されるように、開口部72の縁部72Cに規制突起部76が設けられる。これにより、弾性片74がロックアーム62の引出し方向へ変形すると、規制突起部76に弾性片74の側端部74Eが規制突起部76に接触する。この結果、弾性片74がロックアーム62の引出し方向へ変形することが抑制される。したがって、弾性片74の破損等が抑制される。
また、図13に示されるように、他端側反転部110には、位置決め部112が設けられる。この位置決め部112には、収納状態にあるスタンドアーム42に対してロックアーム62が引出し方向へ回動すると、フック70の側周面70Sが接触される。これにより、ロックアーム62の引出し方向の回転が制限され、ロックアーム62が所定位置に位置決められる。したがって、収納状態にある可動ロック部材60のガタツキが抑制される。
さらに、図6に示されるように、可動スタンド40の連結バー48には、一対の爪部50が設けられる。この一対の爪部50が筐体14の一対の引掛け部52(図4参照)に引っ掛けられることにより、可動スタンド40及び可動ロック部材60が筐体14の収納部32,34に収納された状態で保持される。したがって、電子装置10の持ち運び等が容易となる。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
図15及び図16に示されるように、弾性片74には、補強リブ120を取り付けても良い。具体的には、ロックアーム62は、対向壁部62Eを有する。対向壁部62Eは、弾性片74と回転軸44の軸方向V(矢印W方向)に対向する。また、対向壁部62Eは、弾性片74に対してスタンドアーム42と反対側に配置される。この対向壁部62Eと弾性片74の先端部74Tとは、補強リブ120によって接続される。
補強リブ(補強部材)120は、弾性片74と対向壁部62Eとの間に配置される。この補強リブ120の一端部120Aは、弾性片74の先端部74Tに接合される。また、補強リブ120の他端部120Bは、対向壁部62Eに接合される。この補強リブ120によって、弾性片74の先端部74Tと対向壁部62Eとが連結される。これにより、フック70が係止部84に係止された場合に、弾性片74がロックアーム62の引出し方向に変形することが抑制される。したがって、弾性片74の破損等が抑制される。
ここで、対向壁部62Eと弾性片74とが補強リブ120によって連結されると、弾性片74が回転軸44の軸方向V(矢印W方向)に弾性変形し難くなる可能性がある。この対策として本実施形態では、補強リブ120に湾曲部120Kが設けられる。湾曲部120Kは、U字形状に湾曲される。この湾曲部120Kは、弾性片74の弾性変形に伴って、図16に二点鎖線で示されるように、回転軸44の軸方向Vに弾性変形する。したがって、弾性片74が回転軸64の軸方向Vに弾性変形し易くなる。
次に、上記実施形態では、係止部84がロック通路部82の底壁部80Aからロックアーム62側へ突出する。そして、フック70が係止部84を乗り越える場合には、弾性片74が回転軸44の軸方向Vに弾性変形される。しかしながら、図17に示される変形例のように、係止部130は、環状通路80の仕切壁部80Cから外周壁部80B側へ突出されても良い。
具体的には、係止部130は、坂部130H、頂部130T、及び係止面130Lを有する。そして、フック140が坂部130Hに沿って移動し、頂部130Tを乗り越えると、フック140が係止面130Lに係止可能となる。この際、フック140を支持する弾性片142は、二点鎖線で示されるように、スタンドアーム42の幅方向(矢印Q方向)に弾性変形される。
なお、係止部130は、係合部の一例である。また、フック140は、突起、及びスライド部の一例である。
次に、上記実施形態では、隣り合う係止部84の係止面84Lの間隔D1,D2,D3が、回転軸44から離れるに従って狭くされる(D1>D2>D3)。しかしながら、隣り合う係止部84の係止面84Lの間隔D1,D2,D3は、適宜変更可能である。したがって、隣り合う係止部84の係止面84Lの間隔は、例えば、回転軸44から離れるに従って広くされても良いし、等間隔であっても良い。
次に、上記実施形態では、ロック通路部82に複数の係止部84が設けられる。しかしながら、ロック通路部82には、少なくとも1つの係止部を設けることができる。また、複数の係止部の全てを省略することも可能である。また、ガイド突出部104,114、位置決め部112、及びストッパ部102も、適宜省略可能である。
次に、上記実施形態では、復帰通路部90が、ロック通路部82に対して電子装置本体12と反対側に配置される。しかしながら、復帰通路部は、ロック通路部82に対して電子装置本体12側に配置されても良い。
次に、上記実施形態の角度調整装置30は、一対のスタンドアーム42を備える。しかしながら、角度調整装置には、少なくとも一本のスタンドアームを設けることができる。これと同様に、角度調整装置には、少なくとも一本のロックアームを設けることができる。
次に、上記実施形態に係る角度調整装置30は、電話機に限らず、スタンドを備える種々の電子装置に適用可能である。
以上、本願が開示する技術の一実施形態について説明したが、本願が開示する技術は上記の実施形態に限定されるものでない。また、上記実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本願が開示する技術の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
なお、以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
電子機器の筐体に取り付け可能であり、前記電子機器に設けられる一対の第1の軸受と嵌合する一対の第1の回転軸が設けられた第1の足部と、
前記電子機器の前記筐体に取り付け可能であり、前記電子機器に設けられる一対の第2の軸受と嵌合する一対の第2の回転軸が設けられた第2の足部と、
を有し、
さらに前記第1の足部には、フックが設けられ、
前記第2の足部には、前記フックと嵌合する係止部と、前記第2の足部の長手方向に前記フックが移動可能なレール部が設けられている、
ことを特徴とする角度調整装置。
(付記2)
前記第2の足部には、前記フックが移動するとともに前記係止部が設けられる第1のレールと、前記第1のレールの一端側と他端側とを接続する前記レール部としての第2のレールとが設けられ、
前記第1のレールと前記第2のレールとの間には、前記第1のレールから前記第2のレールへ向かう前記フックの移動を制限する段差部が設けられている、
ことを特徴とする付記1に記載の角度調整装置。
(付記3)
前記段差部は、前記第1のレールを通過した前記フックを前記第2のレールへ誘導するガイド部を有する、
ことを特徴とする付記2に記載の角度調整装置。
(付記4)
前記第2の足部には、前記第1の足部及び前記第2の足部が前記電子機器の前記筐体に収納された状態で、前記第2の足部に対する前記フックの移動を制限する位置決め部が設けられている、
ことを特徴とする付記1〜付記3の何れか1つに記載の角度調整装置。
(付記5)
前記一対の第1の回転軸の軸方向と前記一対の第2の回転軸の軸方向とは、同じ方向とされ、
前記第1の足部と前記第2の足部とは、前記一対の第1の回転軸の前記軸方向にずれて配置され、
前記係止部は、前記第2の足部から前記第1の足部側へ突出し、
前記フックは、前記一対の第1の回転軸の前記軸方向の弾性変形に伴って前記係止部に嵌合される、
ことを特徴とする付記1〜付記4の何れか1つに記載の角度調整装置。
(付記6)
前記第1の足部には、
前記フックを有し、前記一対の第1の回転軸の前記軸方向に弾性変形する弾性片と、
前記一対の第1の回転軸の前記軸方向に弾性変形する湾曲部を有し、前記第1の足部と前記弾性片とを連結する補強リブと、
が設けられている、
ことを特徴とする付記5に記載の角度調整装置。
(付記7)
前記第2の足部には、前記係止部が複数設けられている、
ことを特徴とする付記1〜付記6の何れか1つに記載の角度調整装置。
(付記8)
前記第1のレールと前記第2のレールとは、環状に接続され、
前記フックは、前記第1のレールと前記第2のレールとの間で巡回可能である、
ことを特徴とする付記2に記載の角度調整装置。
(付記9)
前記第2の足部は、スタンドとされる、
ことを特徴とする付記1〜付記8の何れか1つに記載の角度調整装置。
(付記10)
筐体と、
第1の軸を中心に回転可能に前記筐体に取り付けられた第1の腕部と、
第2の軸を中心に回転可能に前記筐体に取り付けられた腕部であって、側面に突起を備えた第2の腕部と、
を備え、
前記第1の腕部の側面には、前記第1の腕部の延伸方向に沿って複数のレールが形成されており、前記複数のレールのいずれかに挿入された状態の前記突起は、前記複数のレール間で巡回可能である、
ことを特徴とする調整機構を備えた装置。
(付記11)
前記複数のレールのうちの第1のレールは、前記突起が係合可能な複数の係合部を備え、
前記複数のレールのうちの第2のレールは、係合部を有さない、
ことを特徴とする付記10に記載の装置。
(付記12)
前記複数のレールのうちの第1のレールは、前記突起が係合可能な複数の係合部を備え、
前記複数の係合部は、前記第1の軸から異なる距離に配置された、
ことを特徴とする付記10に記載の装置。
(付記13)
前記複数のレールのうちの第1のレールは、前記突起が係合可能な複数の係合部を備え、
前記複数の係合部の間隔は、前記第1の軸から離れるに従って狭くなる、
ことを特徴とする付記10に記載の装置。
(付記14)
前記第1の腕部の前記側面は、前記第1のレールを通過した前記突起を前記第2のレールに位置づけるガイドを備えた、
ことを特徴とする付記11に記載の装置。
(付記15)
前記第1の腕部の前記側面は、前記第1のレールと前記第2のレールとに亘る突出部を備え、
前記ガイドは、前記突出部における前記第2のレール側に設けられるガイド面とされ、
前記突出部における前記第1のレール側には、該突出部に前記突起を乗り上げさせる坂部が設けられている、
ことを特徴とする付記14に記載の装置。
(付記16)
前記第1の軸の軸方向と前記第2の軸の軸方向とは、同じ方向とされ、
前記第1の腕部と前記第2の腕部とは、前記第1の軸の前記軸方向にずれて配置され、
前記係合部は、前記第1の腕部から前記第2の腕部側へ突出し、
前記突起は、前記第1の軸の前記軸方向の弾性変形に伴って前記係合部に係合される、
ことを特徴とする付記11〜付記15の何れか1つに記載の装置。
(付記17)
前記第2の腕部には、
前記突起を有し、前記第1の軸の前記軸方向に弾性変形する弾性片と、
前記第1の軸の前記軸方向に弾性変形する湾曲部を有し、前記第2の腕部と前記弾性片とを連結する補強リブと、
が設けられている、
ことを特徴とする付記16に記載の装置。
(付記18)
前記第1の腕部には、前記第1の腕部及び前記第2の腕部が前記筐体に収納された状態で、前記第1の腕部に対する前記突起の移動を制限する位置決め部が設けられている、
ことを特徴とする付記10〜付記17の何れか1つに記載の装置。
(付記19)
前記第1の腕部は、スタンドとされる、
ことを特徴とする付記10〜付記18の何れか1つに記載の装置。
(付記20)
電子装置本体と、
前記電子装置本体に対して回転するスタンドアームと、
係止部を有し、前記スタンドアームに沿って設けられるロック通路部と、
前記スタンドアームの一方側への回転に伴って前記ロック通路部を一端側から他端側へ移動するスライド部を有し、前記スタンドアームと共に前記電子装置本体に対して一方側へ回転するとともに、前記スライド部が前記係止部に係止された状態で前記スタンドアームの他方側の回転を制限するロックアームと、
前記スタンドアームに設けられ、前記スタンドアームの一方側の回転に伴って前記ロック通路部の前記他端側を通過した前記係止部を、該スタンドアームの他方側の回転に伴って前記ロック通路部の前記一端側へ案内する復帰通路部と、
を備える、
ことを特徴とする電子装置。
10 電子装置
12 電子装置本体(電子機器の一例)
14 筐体
30 角度調整装置(調整機構の一例)
40 可動スタンド(スタンドの一例)
42 スタンドアーム(第2の足部、及び第1の腕部の一例)
42S2 側面(第1の腕部の側面の一例)
44 回転軸(第2の回転軸、及び第1の軸の一例)
46 軸受(第2の軸受の一例)
62 ロックアーム(第1の足部、及び第2の腕部の一例)
62S1 側面(第2の腕部の側面の一例)
64 回転軸(第1の回転軸、及び第2の軸の一例)
66 軸受(第1の軸受の一例)
70 フック(突起、及びスライド部の一例)
74 弾性片
82 ロック通路部(第1のレール、及びレールの一例)
84 係止部(係合部の一例)
84P1 係止部(係合部の一例)
84P2 係止部(係合部の一例)
84P3 係止部(係合部の一例)
84P4 係止部(係合部の一例)
90 復帰通路部
92 通路本体部(レール部、第2のレール、及びレールの一例)
104 ガイド突出部(段差部の一例)
104G 反転ガイド面(ガイド部、ガイド、及びガイド面の一例)
104H 坂部
112 位置決め部
120 補強リブ
120K 湾曲部
130 係止部(係合部の一例)
140 フック(突起、及びスライド部の一例)
142 弾性片
V 軸方向(第1の回転軸、第2の回転軸、第1の軸、及び第2の軸の軸方向の一例)

Claims (13)

  1. 電子機器の筐体に取り付け可能であり、前記電子機器に設けられる一対の第1の軸受と嵌合する一対の第1の回転軸が設けられた第1の足部と、
    前記電子機器の前記筐体に取り付け可能であり、前記電子機器に設けられる一対の第2の軸受と嵌合する一対の第2の回転軸が設けられた第2の足部と、
    を有し、
    さらに前記第1の足部には、フックが設けられ、
    前記第2の足部には、前記フックと嵌合する係止部と、前記第2の足部の長手方向に前記フックが移動可能なレール部が設けられている、
    ことを特徴とする角度調整装置。
  2. 前記第2の足部には、前記フックが移動するとともに前記係止部が設けられる第1のレールと、前記第1のレールの一端側と他端側とを接続する前記レール部としての第2のレールとが設けられ、
    前記第1のレールと前記第2のレールとの間には、前記第1のレールから前記第2のレールへ向かう前記フックの移動を制限する段差部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の角度調整装置。
  3. 前記段差部は、前記第1のレールを通過した前記フックを前記第2のレールへ誘導するガイド部を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の角度調整装置。
  4. 前記第2の足部には、前記第1の足部及び前記第2の足部が前記電子機器の前記筐体に収納された状態で、前記第2の足部に対する前記フックの移動を制限する位置決め部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の角度調整装置。
  5. 前記一対の第1の回転軸の軸方向と前記一対の第2の回転軸の軸方向とは、同じ方向とされ、
    前記第1の足部と前記第2の足部とは、前記一対の第1の回転軸の前記軸方向にずれて配置され、
    前記係止部は、前記第2の足部から前記第1の足部側へ突出し、
    前記フックは、前記一対の第1の回転軸の前記軸方向の弾性変形に伴って前記係止部に嵌合される、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の角度調整装置。
  6. 前記第1の足部には、
    前記フックを有し、前記一対の第1の回転軸の前記軸方向に弾性変形する弾性片と、
    前記一対の第1の回転軸の前記軸方向に弾性変形する湾曲部を有し、前記第1の足部と前記弾性片とを連結する補強リブと、
    が設けられている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の角度調整装置。
  7. 前記第2の足部には、前記係止部が複数設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の角度調整装置。
  8. 筐体と、
    第1の軸を中心に回転可能に前記筐体に取り付けられた第1の腕部と、
    第2の軸を中心に回転可能に前記筐体に取り付けられた腕部であって、側面に突起を備えた第2の腕部と、
    を備え、
    前記第1の腕部の側面には、前記第1の腕部の延伸方向に沿って複数のレールが形成されており、前記複数のレールのいずれかに挿入された状態の前記突起は、前記複数のレール間で巡回可能である、
    ことを特徴とする調整機構を備えた装置。
  9. 前記複数のレールのうちの第1のレールは、前記突起が係合可能な複数の係合部を備え、
    前記複数のレールのうちの第2のレールは、係合部を有さない、
    ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記複数のレールのうちの第1のレールは、前記突起が係合可能な複数の係合部を備え、
    前記複数の係合部は、前記第1の軸から異なる距離に配置された、
    ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  11. 前記複数のレールのうちの第1のレールは、前記突起が係合可能な複数の係合部を備え、
    前記複数の係合部の間隔は、前記第1の軸から離れるに従って狭くなる、
    ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  12. 前記第1の腕部の前記側面は、前記第1のレールを通過した前記突起を前記第2のレールに位置づけるガイドを備えた、
    ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  13. 前記第1の腕部の前記側面は、前記第1のレールと前記第2のレールとに亘る突出部を備え、
    前記ガイドは、前記突出部における前記第2のレール側に設けられるガイド面とされ、
    前記突出部における前記第1のレール側には、該突出部に前記突起を乗り上げさせる坂部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
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