JP2018125507A - ウエハーレベルパッケージの試験ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】小スペースで多段構成を可能にし、且つ低コストの製作が可能になる、ウエハーレベルパッケージの試験ユニットを提供することにある。【解決手段】 前記ウエハートレー20は、複数のウエハー位置制御機構29を備え、前記ウエハー位置制御機構29を個々に且つ相互に制御することで、前記ウエハーレベルパッケージ40を所定の方向に所定の距離を移動させ、前記ウエハーレベルパッケージの端子41と前記プローブカードのプローブピン61aとを高精度に位置決めし、さらに前記ウエハートレー20に搭載したスライドガイドユニット24と、前記プローブカード60に設けられる前記トレー位置決めピン63の嵌合により高精度に位置決めができる。【選択図】図1
Description
本発明は、半導体デバイスのバーンイン試験装置や後工程試験装置等に使用されるテスターボードに、ウエハーレベルパッケージが搭載されるウエハートレーを搭載し、ウエハーレベルパッケージの端子とプローブカードの端子間の接触圧に、真空圧を利用して試験を実施する、ウエハーレベルパッケージの試験ユニットに関する。
ウエハーレベルパッケージの試験は、個別半導体パッケージと同様に高温或いは低温の環境下で、ストレス試験や機能試験等の電気的特性試験が行われている。
これらの試験には、前工程のウエハー試験で使用されるプローバー機構でウエハーの試験を行う、或はウエハーの切断・組立工程を経て、個別半導体パッケージとしてテストソケットに搭載され、バーンイン試験装置や後工程試験装置でそれぞれの試験が行われている。
これらの試験には、前工程のウエハー試験で使用されるプローバー機構でウエハーの試験を行う、或はウエハーの切断・組立工程を経て、個別半導体パッケージとしてテストソケットに搭載され、バーンイン試験装置や後工程試験装置でそれぞれの試験が行われている。
これに対して、マルチウエハーテストを実現し、プローブカードとウエハーを真空圧により加圧接触させて、試験を行うウエハー検査装置が特許文献1に開示されている。
該特許文献1には、プローブカードとウエハーとをバキューム吸引力により加圧接触させて行われるウエハーレベルの検査において、所望のバキューム吸引力を発生させるための真空引きを高速かつ安定に行う発明が開示されている。
すなわち、特許文献1に係る発明は、ウエハーの搭載ステージに搭載されたウエハーとプローブカードの電気的接続に真空圧を利用することにより、プローバー機構の高さを低くしウエハー検査装置の多段構成を実現している。
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、プローバー機構の高さを低くすることで、ウエハー検査装置の多段構成を実現しているので、プローバー機構の高さは低くするには限界があり、3段或は4段構成が最大と思われ、コストも高くなるという課題があった。
また、高さ方向における多段構成の限界から、処理能力増を実現する為には、プローバー機構を横方向に数列設置する必要ことが考えられるが、ウエハー検査装置の横方向の大きさも大きくなり、且つコストも高くなるという課題があった。
また、高さ方向における多段構成の限界から、処理能力増を実現する為には、プローバー機構を横方向に数列設置する必要ことが考えられるが、ウエハー検査装置の横方向の大きさも大きくなり、且つコストも高くなるという課題があった。
従って、本発明の解決しようとする課題は、小スペースで多段構成を可能にし、且つ低コストの製作が可能になる、ウエハーレベルパッケージの試験ユニットを提供することにある。
本発明の課題を解決するための手段は、下記のとおりである。
第1に、
ウエハーレベルパッケージを搭載するウエハートレーを搭載し、プローブカードを搭載したテスターボードユニットを備え、
ウエハーレベルパッケージの端子とプローブカードの端子間の接触圧に、真空圧を利用して試験を実施するウエハーレベルパッケージの試験ユニットであり、
前記ウエハートレーは、
前記ウエハーレベルパッケージの外形をガイドする円形状の穴と、
該ウエハーレベルパッケージの外周の端子をガイドする穴を備え、
該ウエハーレベルパッケージが搭載される時、該ウエハーレベルパッケージを浮上りなく、所定の方向に所定の距離を移動させ、位置決めを行う複数のウエハー位置制御機構を備え、
さらに、前記ウエハートレーを前記テスターボードユニットに搭載する時、前記プローブカードに設けられた複数のトレー位置決めピンと嵌合するスライドガイドユニットを備えることを特徴とする、
ウエハーレベルパッケージの試験ユニット。
ここで、前記ウエハートレーを構成する主要部材は、前記ウエハーレベルパッケージの熱膨張率に近い熱膨張率を持つセラミック、または低熱膨張積層樹脂などを使用し、高精度に加工されることが望ましい。
ウエハーレベルパッケージを搭載するウエハートレーを搭載し、プローブカードを搭載したテスターボードユニットを備え、
ウエハーレベルパッケージの端子とプローブカードの端子間の接触圧に、真空圧を利用して試験を実施するウエハーレベルパッケージの試験ユニットであり、
前記ウエハートレーは、
前記ウエハーレベルパッケージの外形をガイドする円形状の穴と、
該ウエハーレベルパッケージの外周の端子をガイドする穴を備え、
該ウエハーレベルパッケージが搭載される時、該ウエハーレベルパッケージを浮上りなく、所定の方向に所定の距離を移動させ、位置決めを行う複数のウエハー位置制御機構を備え、
さらに、前記ウエハートレーを前記テスターボードユニットに搭載する時、前記プローブカードに設けられた複数のトレー位置決めピンと嵌合するスライドガイドユニットを備えることを特徴とする、
ウエハーレベルパッケージの試験ユニット。
ここで、前記ウエハートレーを構成する主要部材は、前記ウエハーレベルパッケージの熱膨張率に近い熱膨張率を持つセラミック、または低熱膨張積層樹脂などを使用し、高精度に加工されることが望ましい。
第2に、
前記ウエハー位置制御機構は、
前記ウエハートレーの対向する両側に一対の構成で複数設けられ、
前記ウエハーレベルパッケージを浮上りなく、所定の方向に所定の距離を移動させるウエハー位置制御具と、前記ウエハー位置制御具に押圧力をかける駆動部を備え、
さらに、複数の前記ウエハー位置制御機構の動作により、前記ウエハーレベルパッケージの端子を所定の位置に留めることを特徴とする、
前記第1に記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット。
前記ウエハー位置制御機構は、前記駆動部にパルスモーターを使用する場合、直接的には前記プローブカードに設けられるプローブピンと、前記プローブピンに相対する位置の前記ウエハーレベルパッケージの端子との位置合せで位置決めを行い、スプリングを使用する場合は、前記ウエハーレベルパッケージの端子を前記ウエハートレーの端子ガイド穴の端面で止めて位置決めを行うものである。
ここで、ウエハー位置制御機構の設置場所は、正確な制御を行うためX軸、Y軸方向の2ヵ所とすることができる。
前記ウエハー位置制御機構は、
前記ウエハートレーの対向する両側に一対の構成で複数設けられ、
前記ウエハーレベルパッケージを浮上りなく、所定の方向に所定の距離を移動させるウエハー位置制御具と、前記ウエハー位置制御具に押圧力をかける駆動部を備え、
さらに、複数の前記ウエハー位置制御機構の動作により、前記ウエハーレベルパッケージの端子を所定の位置に留めることを特徴とする、
前記第1に記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット。
前記ウエハー位置制御機構は、前記駆動部にパルスモーターを使用する場合、直接的には前記プローブカードに設けられるプローブピンと、前記プローブピンに相対する位置の前記ウエハーレベルパッケージの端子との位置合せで位置決めを行い、スプリングを使用する場合は、前記ウエハーレベルパッケージの端子を前記ウエハートレーの端子ガイド穴の端面で止めて位置決めを行うものである。
ここで、ウエハー位置制御機構の設置場所は、正確な制御を行うためX軸、Y軸方向の2ヵ所とすることができる。
第3に、
前記ウエハー位置制御機構は、
該ウエハー位置制御機構を制御する位置情報を得るための、1又は2個のアライメント用撮影機構を、ウエハーレベルパッケージの搬送ロボットのアームに備えることを特徴とする、
前記第2に記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット。
前記ウエハー位置制御機構は、
該ウエハー位置制御機構を制御する位置情報を得るための、1又は2個のアライメント用撮影機構を、ウエハーレベルパッケージの搬送ロボットのアームに備えることを特徴とする、
前記第2に記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット。
第4に、
前記アライメント用撮影機構は、
前記ウエハーレベルパッケージを搬送する搬送ロボットのアームにアライメント用カメラを備え、
さらに、前記ウエハートレーの下側に挿入される搬送ロボットのアームに2個の反射ミラーを備え、
さらに、前記反射ミラーの設置角度を可変にできることを特徴とする、
前記第3に記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット。
前記アライメント用撮影機構は、
前記ウエハーレベルパッケージを搬送する搬送ロボットのアームにアライメント用カメラを備え、
さらに、前記ウエハートレーの下側に挿入される搬送ロボットのアームに2個の反射ミラーを備え、
さらに、前記反射ミラーの設置角度を可変にできることを特徴とする、
前記第3に記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット。
第5に、
前記スライドガイドユニットは
スライドベアリングを内蔵し、
前記スライドベアリングは、位置決めの基準となる前記スライドベアリングを除き、それぞれが所定の方向に微動可能に取り付けられ、前記プローブカードに設けられた前記トレー位置決めピンと嵌合することを特徴とする、
前記第1〜第4のいずれか一つに記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット。
具体的には、位置決めの基準となるスライドベアリングは微動させない、X軸方向のスライドベアリングはX軸方向に微動、Y軸方向のスライドベアリングはY軸方向に微動、対角方向のスライドベアリングはX軸、Y軸方向に微動できるように、前記スライドガイドユニットのフレームの穴の形状で対応する。
前記スライドガイドユニットは
スライドベアリングを内蔵し、
前記スライドベアリングは、位置決めの基準となる前記スライドベアリングを除き、それぞれが所定の方向に微動可能に取り付けられ、前記プローブカードに設けられた前記トレー位置決めピンと嵌合することを特徴とする、
前記第1〜第4のいずれか一つに記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット。
具体的には、位置決めの基準となるスライドベアリングは微動させない、X軸方向のスライドベアリングはX軸方向に微動、Y軸方向のスライドベアリングはY軸方向に微動、対角方向のスライドベアリングはX軸、Y軸方向に微動できるように、前記スライドガイドユニットのフレームの穴の形状で対応する。
第6に、
前記プローブカードは、
プローブ基板と1DUTまたは複数DUTで構成する複数のコンタクト基板と、
前記コンタクト基板をプローブ基板に保持するコンタクト基板ホルダーと、
前記ウエハートレーとの位置決めを行う複数のトレー位置決めピンとを備え、
前記コンタクト基板は、
前記ウエハーレベルパッケージの端子と相対する位置にプローブピンと、
該コンタクト基板の表面側に前記コンタクト基板ホルダーの格子部と嵌合するスリットと、
前記コンタクト基板の裏面に前記プローブ基板の位置決め穴と嵌合する位置決めピンとを備えることを特徴とする、
前記第1〜第5のいずれか一つに記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット
前記コンタクト基板を1枚構成ではなく、複数枚で構成することにより、熱膨張の影響を最小化でき、且つ加工性及び組立性を改善し低コスト化も可能になる。
前記プローブカードは、
プローブ基板と1DUTまたは複数DUTで構成する複数のコンタクト基板と、
前記コンタクト基板をプローブ基板に保持するコンタクト基板ホルダーと、
前記ウエハートレーとの位置決めを行う複数のトレー位置決めピンとを備え、
前記コンタクト基板は、
前記ウエハーレベルパッケージの端子と相対する位置にプローブピンと、
該コンタクト基板の表面側に前記コンタクト基板ホルダーの格子部と嵌合するスリットと、
前記コンタクト基板の裏面に前記プローブ基板の位置決め穴と嵌合する位置決めピンとを備えることを特徴とする、
前記第1〜第5のいずれか一つに記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット
前記コンタクト基板を1枚構成ではなく、複数枚で構成することにより、熱膨張の影響を最小化でき、且つ加工性及び組立性を改善し低コスト化も可能になる。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
第1の発明によれば、プローバー機構の代わりに、ウエハートレーが、複数のウエハー位置制御機構と、前記プローブカードの位置決めピンと嵌合する前記スライドガイドユニットを備えることで、前記ウエハートレーと前記ウエハーレベルパッケージとの位置決め、及び前記プローブカードとの位置決めとを高精度に行うので、小スペースで多段構成を可能にし、且つ低コストの製作が可能になる。
第2の発明によれば、前記ウエハー位置制御機構は、対向する両側に一対で構成され、前記ウエハーレベルパッケージをX軸,Y軸の2方向から押圧し、前記ウエハーレベルパッケージの端子を、前記ウエハートレーの端子ガイド穴の所定の位置に止めて、その状態を維持させる機構を備えているので、前記ウエハートレーと前記ウエハーレベルパッケージ間の位置決めと、前記プローブカードと前記ウエハーレベルパッケージ間の位置決めとを高精度に行うことができる。
ここで、ウエハー位置制御機構の設置場所は、X軸、Y軸方向の2ヵ所とすることで、正確な制御を行うことができる。
ここで、ウエハー位置制御機構の設置場所は、X軸、Y軸方向の2ヵ所とすることで、正確な制御を行うことができる。
第3の発明によれば、前記ウエハー位置制御機構を制御する位置情報を得るアライメント用撮影機構を備えることで、前記ウエハーレベルパッケージの端子と前記プローブピン及び前記ウエハートレーの端子ガイド穴の正確な位置情報を得ることができる。
第4の発明によれば、前記アライメント用撮影機構は、ウエハーレベルパッケージの搬送ロボットのアームにアライメント用カメラを備え、さらに、前記ウエハートレーの下側に挿入される搬送ロボットのアームに2個の反射ミラーを備え、前記反射ミラーの設置角度を可変にすることで、一個のアライメント用カメラで前記ウエハーレベルパッケージの端子だけでなく、前記プローブピンの位置情報も得ることができる。
さらに、これらの位置情報によりフィードバック制御による高精度の位置決めができる。
さらに、これらの位置情報によりフィードバック制御による高精度の位置決めができる。
第5の発明よれば、前記スライドガイドユニットは、前記プローブカードのトレー位置決めピンと嵌合する部分に、前記スライドベアリングを使用し、且つ、前記スライドベアリングは基準となるスライドベアリングを除き、それぞれ所定の方向への微動を可能にしているため、位置決めピンと前記スライドベアリング間のギャップも発生せず、位置精度を悪下することなく、熱変形等の影響も小さくし、前記ウエハートレーのスムーズな搭載・上下移動・取出しと高精度の位置決めが可能になる。
第6の発明によれば、前記プローブカードを1DUT又は数DUTで構成される複数のコンタクト基板で構成することにより、使用材料の熱膨張による影響が小さく、材料の選択幅も増し、且つ低コストで製作することが可能になる。
以下、本発明を実施するための形態を、ウエハーレベルパッケージを引用し、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。
ここで、添付図面において同一の部材には同一符号を付しており、また重複した説明は省略されている。
なお、ここでの説明は本発明が実施される一形態であることから、本発明は該当形態に限定されるものではない。
ここで、添付図面において同一の部材には同一符号を付しており、また重複した説明は省略されている。
なお、ここでの説明は本発明が実施される一形態であることから、本発明は該当形態に限定されるものではない。
図1に示される本発明に係るウエハーレベルパッケージの試験ユニット10は、ウエハートレー20、テスターボードユニット30、及び前記ウエハーレベルパッケージ40から構成されている。
前記ウエハーレベルパッケージ40を搭載する前記ウエハートレー20は、前記テスターボードユニット30に搭載・取出しができる機構になっている。
前記ウエハーレベルパッケージ40を搭載する前記ウエハートレー20は、前記テスターボードユニット30に搭載・取出しができる機構になっている。
また、前記ウエハートレー20は、前記ウエハーレベルパッケージ40の位置決めを行う複数のウエハー位置制御機構29を備えている。
さらに、前記テスターボードユニット30を構成するプローブカード60に設けられるトレー位置決めピン63と、前記ウエハートレー20のスライドガイドユニット24が嵌合することで、高精度の位置決めがなされる。
さらに、前記テスターボードユニット30を構成するプローブカード60に設けられるトレー位置決めピン63と、前記ウエハートレー20のスライドガイドユニット24が嵌合することで、高精度の位置決めがなされる。
図2に示される本発明に係る前記テスターボードユニット30は、回路部品を搭載し、前記プローブカード60との接続を行うプローブカード接続コネクター33を搭載するテスターボード31と、ウエハー試験装置90(図12)との電気的接続を行う接続コネクター32と、押圧板71(図11)と前記テスターボード31とで試験空間を構成する真空チャンバー枠34と、前記テスターボード31を補強するボードフレーム35と、及び前記プローブカード60とから構成されている。
なお、前記トレー位置決めピン63は、前記プローブカード60に設けられている。
なお、前記トレー位置決めピン63は、前記プローブカード60に設けられている。
図3に示される本発明に係る前記ウエハートレー20は、トレーフレーム21と、スライドガイドユニット24と、及びウエハー位置制御機構29とを備えている。
前記トレーフレーム21は、前記ウエハーレベルパッケージ40を搭載時、その外形をガイドするウエハーガイド穴23と、ウエハーレベルパッケージの端子41(図4)をガイドする端子ガイド穴22とを備えている。
前記トレーフレーム21は、前記ウエハーレベルパッケージ40を搭載時、その外形をガイドするウエハーガイド穴23と、ウエハーレベルパッケージの端子41(図4)をガイドする端子ガイド穴22とを備えている。
前記ウエハートレー20は、前記ウエハー位置制御機構29の駆動部27に、パルスモーターを使用したものであり、ウエハーの位置制御を容易にし、前記ウエハーレベルパッケージの端子41のボール径が小さくなっても位置制御が可能であり、BGAだけでなくLGAなどの平坦な端子の位置制御も可能である。
前記ウエハー位置制御機構29は、トレーフレーム21上に対向してX、Y方向に2対設けられている。
該ウエハー位置制御機構29は、パルスモーターの回転を水平運動に変換するウエハー位置制御具26と、駆動部27とから構成されている。
該ウエハー位置制御機構29は、パルスモーターの回転を水平運動に変換するウエハー位置制御具26と、駆動部27とから構成されている。
該ウエハー位置制御具26は、ボールネジ27aと連結するナット26aと、及びスライドピン27bと嵌合するガイド穴26bとを備えている。
該駆動部27は、パルスモーターの他、前記ボールネジ27aと、前記スライドピン27bと、及び取付板27cとを備えている。
該駆動部27は、パルスモーターの他、前記ボールネジ27aと、前記スライドピン27bと、及び取付板27cとを備えている。
なお、前記ウエハー位置制御機構29は、アライメント用撮影機構84(図5)により、前記ウエハーレベルパッケージの端子41の位置と、前記プローブカード60のプローブピン61a(図10)の位置情報が得られ、前記ウエハー試験装置90の制御装置(図示は省略)の制御により、前記ウエハーレベルパッケージの端子41を浮上りなく、所定のX,Y方向に、所定の距離を移動させ、前記プローブピン61aと前記ウエハーレベルパッケージの端子41間の位置決めを高精度に行っている。
前記スライドガイドユニット24は、前記スライドベアリング25を内蔵し、前記トレーフレーム21の四隅に設けられ、前記ウエハートレー20と前記プローブカード60間の位置決めを高精度に行い、且つ、スムーズな搭載・上下動及び取り出しを可能にしている。
図3で位置のみ示している、前記スライドベアリング25を収容する前記スライドガイドユニットのガイド穴の形状は、次のとおりである。
24aは、基準となる穴でスライドベアリングとの間でギャップの無い円形状の穴である。
24bは、X軸方向に微動可能な長円又は矩形状の穴である。
24cは、スライドベアリングと所定のギャップを持つ円形状の穴である。
24dは、Y軸方向に微動可能な長円又は矩形状の穴である。
24aは、基準となる穴でスライドベアリングとの間でギャップの無い円形状の穴である。
24bは、X軸方向に微動可能な長円又は矩形状の穴である。
24cは、スライドベアリングと所定のギャップを持つ円形状の穴である。
24dは、Y軸方向に微動可能な長円又は矩形状の穴である。
図4は、前記ウエハーレベルパッケージ40を前記ウエハートレー20に搭載し、前記ウエハー位置制御機構29により、位置決めを実施した状態を上から透視拡大した図であり、前記ウエハーレベルパッケージの端子41と前記プローブピン61a及び前記端子ガイド穴22との位置関係を表示している。
図4で示すように、前記ウエハーレベルパッケージの端子41と前記端子ガイド穴22は接触していない。
但し、前記ウエハーレベルパッケージ40の回転方向の小さな傾きを補正する手段として、位置決め前に前記端子ガイド穴22と接触させた後、位置制御することも効果的である。
但し、前記ウエハーレベルパッケージ40の回転方向の小さな傾きを補正する手段として、位置決め前に前記端子ガイド穴22と接触させた後、位置制御することも効果的である。
図5は、前記アライメント機構84の構成を示し、前記テスターボードユニット30に前記ウエハーレベルパッケージ40が搭載された前記ウエハートレー20が搭載され、該ウエハートレー20の上側と下側に、搬送ロボット82(図13)のアーム86aとアーム86bが各々挿入された状態を示している。
前記アライメント用撮影機構84は、前記アーム86aにアライメント用カメラ84aが設置され、前記アーム86bに反射ミラー85aと反射ミラー85bが設置される構成で、それぞれのアームに1又は2個設けられている。
以上の構成により、前記ウエハーレベルパッケージの端子41及び前記端子ガイド穴22の位置情報を得ることができる。
以上の構成により、前記ウエハーレベルパッケージの端子41及び前記端子ガイド穴22の位置情報を得ることができる。
さらに、前記ウエハーレベルパッケージ40を前記ウエハートレー20に搭載後の位置情報が得られることで、フィードバック制御が可能になり、前記ウエハーレベルパッケージの端子41と前記プローブピン61a間の高精度の位置制御が行われる。
図6は、前記ウエハー位置制御機構29の駆動部27にスプリングを使用したウエハートレー20の構成を示し、駆動部27の起動に押圧解除ピン94の押圧解除穴28への挿入と抜去時のスプリングの反力を利用する機構である。
前記ウエハー位置制御具26は、スライド用のスライド穴26cを備え、下部にネジ山を有する2個のピン26dでトレーフレーム21上のスライド溝21aにスライド可能に取り付けられている。
なお、押圧解除ピン94は、図示はされていないが図13で示される搬送ロボット82に設けられる。
なお、押圧解除ピン94は、図示はされていないが図13で示される搬送ロボット82に設けられる。
ウエハー位置制御具26の中央部には、それぞれを外側へ強制的に移動させる押圧解除穴28が設けられ、前記解除穴28に前記押圧解除ピン94を挿入することにより、前記ウエハーレベルパッケージ40の搭載或は取出しが可能になる。
この時、前記ウエハー位置制御具26と前記駆動部27には、前記ウエハートレー20の中心方向(矢印方向)の反力が発生している。
この時、前記ウエハー位置制御具26と前記駆動部27には、前記ウエハートレー20の中心方向(矢印方向)の反力が発生している。
前記ウエハーレベルパッケージ40が搭載された後、前記押圧解除ピン94が前記押圧解除穴28から引抜かれ、前記駆動部27の推力で、前記ウエハー位置制御具26は中心方向(矢印方向)に押圧され、前記ウエハーレベルパッケージ40は所定の距離を移動され、前記ウエハートレー20の端子ガイド穴22の端面に、前記ウエハーレベルパッケージの端子41が接触し停止して、ウエハートレー20との位置決めが行われる。
この時、対面側2ヵ所の前記ウエハー位置制御具26は、先行して前記ウエハーレベルパッケージ40の移動に備え、所定の位置に移動し待機している。
この時、対面側2ヵ所の前記ウエハー位置制御具26は、先行して前記ウエハーレベルパッケージ40の移動に備え、所定の位置に移動し待機している。
図7中のaは、前記ウエハー位置制御具26と、前記駆動部27と、前記プローブピン61aと、及び前記ウエハーレベルパッケージの端子41との位置関係を示している。
前記ウエハー位置制御具26は、接触箇所にテーパー部26eを有し、前記駆動部27の推力により、ウエハーレベルパッケージ40を浮かせないように押圧し、水平方向に移動させている。
前記ウエハー位置制御具26は、接触箇所にテーパー部26eを有し、前記駆動部27の推力により、ウエハーレベルパッケージ40を浮かせないように押圧し、水平方向に移動させている。
図7のbは、対面側の前記ウエハー位置制御具26と、前記駆動部27と、前記プローブピン61aと、及び前記ウエハーレベルパッケージの端子41との位置関係を示している。
前記ウエハー位置制御具26は、接触箇所にテーパー部26eを有し、前記駆動部27の推力を受け、ウエハーレベルパッケージ40の浮上りを防ぎ、前記端子ガイド穴22の端面で受け止め、前記プローブピン61aとの位置決めをしている。
前記ウエハー位置制御具26は、接触箇所にテーパー部26eを有し、前記駆動部27の推力を受け、ウエハーレベルパッケージ40の浮上りを防ぎ、前記端子ガイド穴22の端面で受け止め、前記プローブピン61aとの位置決めをしている。
図8は汎用的に使用されている1枚構成のプローブカード50の外観を示し、一般的にプローブピン51と、フレーム52と、プローブ基板53とで構成されている。
本試験ユニットでの使用も可能である。
本試験ユニットでの使用も可能である。
図9に示される本発明に係る前記プローブカード60は、1DUT又は複数DUTで構成された複数のコンタクト基板61と、プローブ基板62と、前記ウエハートレー20との位置決めを行うトレー位置決めピン63と、前記コンタクト基板61を前記プローブ基板62上に保持するコンタクト基板ホルダー64と、前記テスターボード31との信号を接続する接続ネクター65とを備えている。
ここで、図10中のaに示すように、前記コンタクト基板61は、複数のプローブピン61aと、前記コンタクト基板ホルダー64の格子状フレームと嵌合するスリット66とを備え、bに示すように、裏面に前記プローブ基板62上に設けられる位置決め穴(図示は省略)と嵌合する複数の位置決めピン67を備えている。
前記ウエハートレー20との位置決めを行う前記トレー位置決めピン63は、本発明の主要部を構成するものであり、穴位置精度は高精度の加工が望ましい。
具体的には、トレー位置決めピン取付け穴63aと複数の直近コンタクト基板のプローブピン61a間の距離精度、トレー位置決めピン取付け穴63aと水平方向のトレー位置決めピン取付け穴63b間の水平度、及びトレー位置決めピン取付け穴63aと垂直方向のトレー位置決めピン取付け穴63d間の垂直度について、高精度に加工することが望ましい。
具体的には、トレー位置決めピン取付け穴63aと複数の直近コンタクト基板のプローブピン61a間の距離精度、トレー位置決めピン取付け穴63aと水平方向のトレー位置決めピン取付け穴63b間の水平度、及びトレー位置決めピン取付け穴63aと垂直方向のトレー位置決めピン取付け穴63d間の垂直度について、高精度に加工することが望ましい。
図11は、ボードラック70に、複数の前記ウエハーレベルパッケージの試験ユニット10が搭載された斜視図であり、前記ボードラック70には、前記ウエハートレー20と前記ウエハーレベルパッケージ40を下方へ押下げる矩形状の押圧板71が、前記ウエハートレー20に対応する位置に設けられている。
さらに、前記ボードラック70には、詳細は省略するが該押圧板71を上下動させるエアーシリンダー73が、1枚の前記押圧板71の各角部に対応して4個ずつ取り付けられている。
前記押圧板71には、詳細の図示は省略するが減圧用真空ポンプからの配管を接続する真空吸引口72が1個設けられている。
前記押圧板71には、詳細の図示は省略するが減圧用真空ポンプからの配管を接続する真空吸引口72が1個設けられている。
なお、前記ボードラック70に取り付けられる前記押圧板71の下面は平板化しているので、ウエハーの大きさに対応した押圧板を準備することで、ウエハーレベルパッケージの品種に対応することができる
図12及び図13は、ウエハー試験装置90の概略斜視図と平面図を示すものであり、前記ウエハー試験装置90は、装置前面側に前記ウエハーレベルパッケージ40を収容するウエハーカセット81と、前記ウエハーカセット81の奥側の搬送室80に搬送ロボット82が設置され、さらに、搬送室80の奥には、前記ボードラック70に複数の前記ウエハーレベルパッケージの試験ユニット10が搭載されている。
前記搬送ロボット82は、前記ウエハーレベルパッケージ40をウエハーカセット81から取出し、前記ウエハートレー20への搭載を行い、試験終了後、前記ウエハートレー20からの取り出しと前記ウエハーカセット81への収納を行うものである。
図示は省略するが、前記搬送ロボット82のアーム86a(図5)に前記ウエハーレベルパッケージ40のX、Y及び回転方向の位置補正を行う機能を設けることができる。
或はウエハーカセット81から取出した後、X、Y及び回転方向の位置補正を行うアライナーユニット83を設けても良い。
或はウエハーカセット81から取出した後、X、Y及び回転方向の位置補正を行うアライナーユニット83を設けても良い。
さらに図示は省略するが、前記搬送ロボット82には図5にて説明したアライメント用撮影機構84が設けられ、前記ウエハートレー20の端子ガイド穴22、前記プローブピン61a、及び前記ウエハーレベルパッケージの端子41の位置を検出し、ウエハー検査装置90に備えられる制御ユニット(図示省略)により、図3で示されるウエハー位置制御機構29を制御している。
次に、本発明に係るウエハーレベルパッケージの試験ユニット10の使用例について、図11,図12及び図13をベースに説明する。
ウエハーレベルパッケージの試験ユニット10は、前記ウエハートレー20に前記ウエハーレベルパッケージ40を位置決めして搭載し、試験が開始される前には減圧用真空ポンプ(図示は省略)が停止し、前記ボードラック70に取付けられた前記エアーシリンダー73のロッド(図示は省略)の端部が上方に移動することで、該ロッドと接続する前記押圧板71が上方に移動している。
ウエハーレベルパッケージの試験ユニット10は、前記ウエハートレー20に前記ウエハーレベルパッケージ40を位置決めして搭載し、試験が開始される前には減圧用真空ポンプ(図示は省略)が停止し、前記ボードラック70に取付けられた前記エアーシリンダー73のロッド(図示は省略)の端部が上方に移動することで、該ロッドと接続する前記押圧板71が上方に移動している。
試験開始時は、図12に示す前記エアーシリンダー73が前記押圧板71を下方へ押下げることで、該押圧板71が前記ウエハーレベルパッケージ40と接触し、下方へ押下げられることになる。
そして、前記押圧板71に取付けられている真空シール(図示は省略)が、真空チャンバー枠34に接触するまで押し下げられる。
そして、前記押圧板71に取付けられている真空シール(図示は省略)が、真空チャンバー枠34に接触するまで押し下げられる。
これにより、前記押圧板71と前記テスターボード31と真空チャンバー枠34とで囲まれる減圧用試験空間(図示は省略)が構成される。
なお、前記真空シールの設置場所は押圧板71でなく、真空チャンバー枠34にその機能を付けても良い。
なお、前記真空シールの設置場所は押圧板71でなく、真空チャンバー枠34にその機能を付けても良い。
次に、減圧用真空ポンプ(図示省略)を稼働することで、減圧用試験空間は減圧され、前記押圧板71が前記ウエハーレベルパッケージ40をさらに押し下げ、ウエハーレベルパッケージの端子41と前記プローブピン61aが接続され、前記ウエハーレベルパッケージ40の試験が行われる。
試験終了時は減圧用真空ポンプを停止し、前記エアーシリンダー73で前記押圧板71を上方へ押し上げる。
この時前記ウエハートレー20は、試験開始前の位置に復帰し(図示は省略)、前記搬送ロボット82により、前記ウエハーレベルパッケージ40が前記ウエハートレー20から取り出される。
この時前記ウエハートレー20は、試験開始前の位置に復帰し(図示は省略)、前記搬送ロボット82により、前記ウエハーレベルパッケージ40が前記ウエハートレー20から取り出される。
本発明は以上のように構成するので、具体的には、次の課題に対応が可能となる。
ウエハープローバーの位置決め方式に比較し、簡単な構造でウエハーの位置決めができ、ユニットの高さを低くできることで、特許文献1で提案されるウエハー試験装置の2倍から3倍の多段構成のウエハー試験装置が容易に実現できる。
また、後工程テスト及びバーンインテスト双方に、少量生産から多量生産まで安価なコストの試験ユニットを提供できる。
ウエハープローバーの位置決め方式に比較し、簡単な構造でウエハーの位置決めができ、ユニットの高さを低くできることで、特許文献1で提案されるウエハー試験装置の2倍から3倍の多段構成のウエハー試験装置が容易に実現できる。
また、後工程テスト及びバーンインテスト双方に、少量生産から多量生産まで安価なコストの試験ユニットを提供できる。
またIOTデバイスが注目されている現在、半導体デバイスのパッケージもBGA,FBGA,CSP、WLCSPと広がり、さらに新しい実装技術であるFOWLPへと進展してきている。また、MEMSデバイスもFOWLP等のウエハーレベルパッケージの開発が進展している。
従来考えられてきたウエハーのテストはプローバー装置を使用し、後工程のテストは、組立が終了し個別半導体に切断された後、後工程テスターやバーンイン装置を使用して試験が行われている。
今後ウエハーレベルパッケージの生産比率が多くなってくると考えられており、ウエハーレベルでの後工程試験とバーンイン試験が避けられなくなる。
本発明のウエハーレベルパッケージの試験ユニットは、以上の課題が対応可能である。
今後ウエハーレベルパッケージの生産比率が多くなってくると考えられており、ウエハーレベルでの後工程試験とバーンイン試験が避けられなくなる。
本発明のウエハーレベルパッケージの試験ユニットは、以上の課題が対応可能である。
10 ウエハーレベルパッケージの試験ユニット
20 ウエハートレー
21 トレーフレーム
21a スライド溝
22 端子ガイド穴
23 ウエハーガイド穴
24 スライドガイドユニット
24a ガイド穴
24b ガイド穴
24c ガイド穴
24d ガイド穴
25 スライドベアリング
26 ウエハー位置制御具
26a ナット
26b ガイド穴
26c スライド穴
26d ピン
26e テーパー部
27 駆動部
27a ボールネジ
27b スライドピン
27c 取付板
28 押圧解除穴
29 ウエハー位置制御機構
30 テスターボードユニット
31 テスターボード
32 接続コネクター
33 プローブカード接続コネクター
34 真空チャンバー枠
35 ボードフレーム
40 ウエハーレベルパッケージ
41 ウエハーレベルパッケージの端子
50 プローブカード
51 プローブピン
52 フレーム
53 プローブ基板
60 プローブカード
61 コンタクト基板
61a プローブピン
62 プローブ基板
63 トレー位置決めピン
63a トレー位置決めピン取付け穴
63bトレー位置決めピン取付け穴
63c トレー位置決めピン取付け穴
63d トレー位置決めピン取付け穴
64 コンタクト基板ホルダー
65 接続コネクター
66 スリット
67 位置決めピン
70 ボードラック
71 押圧板
72 真空吸引口
73 エアーシリンダー
80 搬送室
81 ウエハーカセット
82 搬送ロボット
83 アライナーユニット
84 アライメント用撮影機構
84a アライメント用カメラ
85a 反射ミラー
85b 反射ミラー
86a アーム
86b アーム
90 ウエハー試験装置
94 押圧解除ピン
20 ウエハートレー
21 トレーフレーム
21a スライド溝
22 端子ガイド穴
23 ウエハーガイド穴
24 スライドガイドユニット
24a ガイド穴
24b ガイド穴
24c ガイド穴
24d ガイド穴
25 スライドベアリング
26 ウエハー位置制御具
26a ナット
26b ガイド穴
26c スライド穴
26d ピン
26e テーパー部
27 駆動部
27a ボールネジ
27b スライドピン
27c 取付板
28 押圧解除穴
29 ウエハー位置制御機構
30 テスターボードユニット
31 テスターボード
32 接続コネクター
33 プローブカード接続コネクター
34 真空チャンバー枠
35 ボードフレーム
40 ウエハーレベルパッケージ
41 ウエハーレベルパッケージの端子
50 プローブカード
51 プローブピン
52 フレーム
53 プローブ基板
60 プローブカード
61 コンタクト基板
61a プローブピン
62 プローブ基板
63 トレー位置決めピン
63a トレー位置決めピン取付け穴
63bトレー位置決めピン取付け穴
63c トレー位置決めピン取付け穴
63d トレー位置決めピン取付け穴
64 コンタクト基板ホルダー
65 接続コネクター
66 スリット
67 位置決めピン
70 ボードラック
71 押圧板
72 真空吸引口
73 エアーシリンダー
80 搬送室
81 ウエハーカセット
82 搬送ロボット
83 アライナーユニット
84 アライメント用撮影機構
84a アライメント用カメラ
85a 反射ミラー
85b 反射ミラー
86a アーム
86b アーム
90 ウエハー試験装置
94 押圧解除ピン
Claims (6)
- ウエハーレベルパッケージを搭載するウエハートレーを搭載し、
プローブカードを搭載するテスターボードユニットを備え、
ウエハーレベルパッケージの端子とプローブカードの端子間の接触圧に、真空圧を利用して試験を実施するウエハーレベルパッケージの試験ユニットであり、
前記ウエハートレーは、
前記ウエハーレベルパッケージの外形をガイドする穴と、該ウエハーレベルパッケージの外周の端子をガイドする穴とを備え、
該ウエハーレベルパッケージが搭載される時に、位置決めを行う複数のウエハー位置制御機構を備える共に、
前記ウエハートレーを前記テスターボードユニットに搭載する時に、前記プローブカードに設けられた複数のトレー位置決めピンと嵌合する複数のスライドガイドユニットを備えることを特徴とする、ウエハーレベルパッケージの試験ユニット。 - 前記ウエハー位置制御機構は、
前記ウエハートレーの対向する両側に一対の構成で設けられ、
前記ウエハーレベルパッケージを浮上りなく、所定の方向に所定の距離を移動させるウエハー位置制御具と、前記ウエハー位置制御具に押圧力をかける駆動部とを備える共に、
複数の前記ウエハー位置制御機構の動作により、前記ウエハーレベルパッケージの端子を所定の位置に留めることを特徴とする、請求項1に記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット。 - 前記ウエハー位置制御機構は、
該ウエハー位置制御機構を制御する位置情報を得るための、1又は2個のアライメント用撮影機構を、ウエハーレベルパッケージの搬送ロボットのアームに備えることを特徴とする、請求項2に記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット。 - 前記アライメント用撮影機構は、
前記ウエハーレベルパッケージの搬送ロボットのアームにアライメント用カメラを備え、前記ウエハートレーの下側に挿入される搬送ロボットのアームに2個の反射ミラーを備えることを特徴とする、請求項3に記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット。 - 前記スライドガイドユニットは、
スライドベアリングを内蔵し、前記スライドベアリングは、位置決めの基準となる前記スライドベアリングを除き、それぞれが所定の方向に微動可能に取り付けられ、前記プローブカードに設けられた前記トレー位置決めピンと嵌合することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット。 - 前記プローブカードは、
プローブ基板と1DUTまたは複数DUTで構成する複数のコンタクト基板と、前記コンタクト基板をプローブ基板に保持するコンタクト基板ホルダーと、前記ウエハートレーとの位置決めを行う複数の前記トレー位置決めピンとを備え、
前記コンタクト基板は、
前記ウエハーレベルパッケージの端子と相対する位置にプローブピンと、前記コンタクト基板の表面側に前記コンタクト基板ホルダーの格子部と嵌合するスリットと、前記コンタクト基板の裏面に前記プローブ基板の位置決め穴と嵌合する位置決めピンとを備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載のウエハーレベルパッケージの試験ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017019158A JP2018125507A (ja) | 2017-02-05 | 2017-02-05 | ウエハーレベルパッケージの試験ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017019158A JP2018125507A (ja) | 2017-02-05 | 2017-02-05 | ウエハーレベルパッケージの試験ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018125507A true JP2018125507A (ja) | 2018-08-09 |
Family
ID=63111628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017019158A Pending JP2018125507A (ja) | 2017-02-05 | 2017-02-05 | ウエハーレベルパッケージの試験ユニット |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2018125507A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6471401B1 (ja) * | 2017-10-31 | 2019-02-20 | 合同会社Pleson | 半導体ウエハーの試験ユニット |
KR102088701B1 (ko) * | 2019-12-03 | 2020-03-13 | 장병철 | 표면 실장형 집적회로 패키지용 테스트 소켓 제작 시스템 |
CN112992749A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-06-18 | 宋乐 | 一种电源芯片制造用晶圆晶粒针刺检测装置及制造工艺 |
-
2017
- 2017-02-05 JP JP2017019158A patent/JP2018125507A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6471401B1 (ja) * | 2017-10-31 | 2019-02-20 | 合同会社Pleson | 半導体ウエハーの試験ユニット |
JP2019087720A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-06-06 | 合同会社Pleson | 半導体ウエハーの試験ユニット |
WO2019176238A1 (ja) * | 2017-10-31 | 2019-09-19 | 合同会社Pleson | 半導体ウエハーの試験ユニット |
KR102088701B1 (ko) * | 2019-12-03 | 2020-03-13 | 장병철 | 표면 실장형 집적회로 패키지용 테스트 소켓 제작 시스템 |
CN112992749A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-06-18 | 宋乐 | 一种电源芯片制造用晶圆晶粒针刺检测装置及制造工艺 |
CN112992749B (zh) * | 2020-12-29 | 2024-03-15 | 深圳市旺弘科技有限公司 | 一种电源芯片制造用晶圆晶粒针刺检测装置及制造工艺 |
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