JP2018124166A - アーク検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オプティマイザを備える太陽光発電システムの電気アークを検出する。
【解決手段】太陽光発電システム(1A)では、太陽電池ストリング(11)が電路(12)を介してPCS(13)に接続されている。太陽電池ストリング(11)では、太陽電池モジュール(21)と、太陽電池モジュール(21)の出力電圧を最適化するオプティマイザ(22)とを有する太陽電池ユニット(20A)の複数個が直列接続されている。アーク検出装置(30A)では、コンデンサ(33a・34a)がオプティマイザ(22)を迂回するバイパス電流経路(33b・34b)を形成し、電流センサ(31)が電路(12)に設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、直流電源システムに適用されるアーク検出装置に関する。
太陽光発電システムは、太陽電池アレイを備え、該太陽電池アレイは、複数の太陽電池ストリングが並列接続されて構成され、各太陽電池ストリングは、複数の太陽電池モジュールが直列接続されて構成されている。一例として、各太陽電池ストリングにおいて発電された直流電力は、パワーコンディショニングシステム(Power Conditioning System,PCS)にて適当な直流電力および/または適当な交流電力に変換される。
このような太陽光発電システムでは、システム内の回路等の故障によりアークを生じることがある。アークが発生した場合、アークの発生部分は高温になり、火災等を起こす恐れがある。そこで、太陽光発電システムは、アークの交流電流を電流センサにて計測することによりアークの発生を検出するアーク検出装置を備えている。
特許文献1に記載の構成では、太陽電池(光電発電機)にて発電された電力が、DC電力線を介してインバータに供給されている。DC電力線には電流センサが設けられ、この電流センサが計測する交流電流に基づいて、アークの発生の有無を検出するようになっている。
特表2014−509396号公報 特表2010−521720号公報 特表2012−510158号公報
近時の太陽光発電システムでは、太陽光エネルギーを、より効率的に電力に変換するために、上記PCSにて行われてきた電力の最適化を、太陽電池ストリング単位で行ったり、太陽電池モジュール単位で行うオプティマイザが利用されつつある。特許文献2・3には、上記オプティマイザの具体的な構成が開示されている。
しかしながら、上記オプティマイザを設けた太陽光発電システムにおいて、上記アークが発生した場合、電流センサにてアークの交流電流を検出することは困難である。これは、上記オプティマイザは、DC/DC変換回路を備えているためである。該DC/DC変換回路は、チョッパ式、フライバック式、フォワード式などの変換方式により直流電圧を変換しているが、何れの変換方式でも、回路中にコイル(インダクタ)が含まれている。このため、アークの交流成分が低減されることになる。また、電圧安定化のために回路中にコンデンサが挿入されており、該コンデンサにより、上記アークの交流電電流の高周波成分が流れてしまうことになる。その結果、上記電流センサにアークの交流電流が流れないことになる。
したがって、本発明の一態様は、オプティマイザが存在していても太陽光発電システムなどの直流電源システムに生じた電気アークを検出することができるアーク検出装置の提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るアーク検出装置は、入力端子に入力された直流電力を消費または変換する負荷装置と、前記入力端子に接続された電路と、発電または充放電する直流電源モジュールと、前記直流電源モジュールの出力電圧を最適化して前記電路に供給するオプティマイザとを有する直流電源ユニットの複数個を直列接続した直流電源ストリングと、を備えた直流電源システムに適用されるアーク検出装置であって、前記直流電源モジュールの一方の出力端子に一端部が接続され、前記オプティマイザの一方の出力端子に他端部が接続された第1コンデンサと、前記直流電源ストリングと前記負荷装置との間の前記電路において電流を計測する電流計測部と、前記電流計測部により計測された交流電流の高周波成分に基づきアークの有無を判定するアーク判定部と、を有することを特徴としている。
上記の構成によれば、直流電源モジュールは、オプティマイザおよび電路を介して負荷装置と接続され、第1コンデンサは前記オプティマイザを迂回する第1バイパス電流経路を形成し、電流計測部は、前記直流電源ストリングと前記負荷装置との間の前記電路にて電流を計測する。
従って、前記オプティマイザが存在する場合であっても、前記電路における前記電流計測部は、直流電源モジュールにて発生したアークの交流電流を計測することができる。これにより、前記アーク検出装置は、前記直流電源システムに前記オプティマイザが存在する場合であっても、前記直流電源システムにて発生したアークを検出することができる。
なお、第1コンデンサは、前記オプティマイザの外部に設けられてもよいし、前記オプティマイザの内部に設けられてもよい。
上記態様に係るアーク検出装置では、第1コンデンサのインピーダンスは、第1コンデンサのインピーダンスと、前記オプティマイザの一方の入力端子および一方の出力端子の間における前記オプティマイザのインピーダンスと、の合成インピーダンスが、前記オプティマイザの入力端子どうしの間における前記オプティマイザのインピーダンスよりも小さくなる、という条件を満たすことが好ましい。
この場合、前記オプティマイザを介して前記直流電源モジュールの出力端子間を流れる交流電流よりも、前記オプティマイザ、第1コンデンサ、前記電路、および前記負荷装置を介して前記直流電源モジュールの出力端子間を流れる交流電流の方が多くなる。従って、前記直流電源システムにて発生したアークを確実に検出することができる。
上記態様に係るアーク検出装置では、第1コンデンサの一端部と前記オプティマイザの一方の入力端子との間に第1コイルをさらに備えてもよい。この場合、第1バイパス電流経路を流れる交流電流が多くなり、前記電流計測部を流れる交流電流が多くなる。その結果、前記直流電源システムにて発生したアークを精度よく検出することができる。なお、第1コイルは、前記オプティマイザ内に設けられていてもよいし、前記オプティマイザの外部に設けられていてもよい。
ところで、前記オプティマイザによっては、該オプティマイザにおける入力端子と出力端子との間の各インピーダンスが大きい場合がある。
そこで、上記態様に係るアーク検出装置では、前記直流電源モジュールの他方の出力端子に一端部が接続され、前記オプティマイザの他方の出力端子に他端部が接続された第2コンデンサをさらに備えてもよい。
この場合、第2コンデンサは前記オプティマイザを迂回する第2バイパス電流経路を形成する。従って、前記オプティマイザにおける入力端子と出力端子との間の各インピーダンスが大きくても、前記電路における前記電流計測部は、前記直流電源モジュールにて発生したアークの交流電流を計測することができる。これにより、前記アーク検出装置は、前記直流電源システムに前記オプティマイザが存在する場合であっても、前記直流電源システムにて発生したアークを検出することができる。
上記態様に係るアーク検出装置では、第1コンデンサおよび第2コンデンサのインピーダンスは、第1コンデンサおよび第2コンデンサのインピーダンスと、前記オプティマイザの一方の入力端子および一方の出力端子の間における前記オプティマイザのインピーダンスと、前記オプティマイザの他方の入力端子および他方の出力端子の間における前記オプティマイザのインピーダンスと、の合成インピーダンスが、前記オプティマイザの入力端子どうしの間における前記オプティマイザのインピーダンスよりも小さくなる、という条件を満たすことが好ましい。
この場合、前記オプティマイザを介して前記直流電源モジュールの出力端子間を流れる交流電流よりも、前記オプティマイザ、第1コンデンサ、第2コンデンサ、前記電路、および前記負荷装置を介して前記直流電源モジュールの出力端子間を流れる交流電流の方が多くなる。従って、前記直流電源システムにて発生したアークを確実に検出することができる。
上記態様に係るアーク検出装置では、第2コンデンサの一端部と前記オプティマイザの他方の入力端子との間に第2コイルをさらに備えてもよい。この場合、第2バイパス電流経路を流れる交流電流が多くなり、前記電流計測部を流れる交流電流が多くなる。その結果、前記直流電源システムにて発生したアークを精度よく検出することができる。なお、第2コイルは、前記オプティマイザ内に設けられていてもよいし、前記オプティマイザの外部に設けられていてもよい。
本発明の一態様によれば、第1コンデンサはオプティマイザを迂回する第1バイパス電流経路を形成することにより、前記直流電源システムに前記オプティマイザが存在する場合であっても、直流電源ストリングおよび負荷装置の間の電路における電流計測部は、直流電源にて発生したアークの交流電流を計測することができるので、アーク検出装置は、前記直流電源システムにて発生したアークを検出することができる。
本発明の実施形態1におけるアーク検出装置を示すものであって、アーク検出装置の要部を示す回路図である。 前記アーク検出装置を備えた太陽光発電システムの構成を示す概略の回路図である。 前記太陽光発電システムに備えられたオプティマイザの構成を示す回路図である。 前記アーク検出装置におけるアーク検出処理部の構成を示すブロック図である。 (a)は太陽光発電システムにおいて、アークが発生していないときに電流センサにて検出された電流のFFT処理波形を示す波形図であり、(b)は太陽光発電システムにおいて、アークが発生しているときに電流センサにて検出された電流のFFT処理波形を示す波形図である。 前記太陽光発電システムに備えられたオプティマイザの変形例の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態2におけるアーク検出装置を備えた太陽光発電システムの構成を示す概略の回路図である。 前記アーク検出装置の要部構成を示す回路図である。 本発明の実施形態3におけるアーク検出装置を備えた太陽光発電システムの構成を示す概略の回路図である。 本発明の実施形態4におけるアーク検出装置を示すものであって、アーク検出装置の要部を示す回路図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について図1〜図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
(太陽光発電システムの構成)
本実施形態の太陽光発電システムの構成について、図2に基づいて説明する。図2は、アーク検出装置30Aを備える太陽光発電システム1A(直流電源システム)の構成を示す概略の回路図である。
図2に示すように、本実施形態の太陽光発電システム1Aでは、複数の直流電源ユニットとしての太陽電池ユニット20Aが直列接続された直流電源ストリングとしての太陽電池ストリング11と負荷装置としてのパワーコンディショニングシステム(以下、「PCS(Power Conditioning System)」と称する)13とが接続されている。太陽電池ストリング11は、電路12を介してPCS13の入力端子13a・13aに接続されている。尚、本実施の形態では、太陽電池ストリング11は1個として説明するが、必ずしもこれに限らず、後述する実施形態3に示すように、複数個の太陽電池ストリング11が並列に設けられているとすることも可能である。
太陽電池ユニット20Aは、直流電源モジュールとしての太陽電池モジュール21と切替器としてのオプティマイザ22とを備えている。太陽電池モジュール21は、パネル上に直列接続された複数の太陽電池セルを備えている。オプティマイザ22は、太陽電池モジュール21から電路を介しての電力を最適化して、出力電力を太陽電池ストリング11の電路12に供給するものである。これにより、太陽電池ストリング11からPCS13への電力の出力効率を向上することができる。尚、オプティマイザ22の詳細については後述する。
PCS13は、太陽電池ストリング11から入力端子13a・13aに入力した直流電力を所定の交流電力に変換して外部の負荷装置としての電力系統14に出力するものである。具体的には、PCS13は、コンバータ13b及びインバータ13cを備えている。
コンバータ13bは、太陽電池ストリング11からの直流電力を所定の直流電力にDC/DC変換する回路であり、例えば昇圧チョッパである。コンバータ13bにて変換された直流電力は、インバータ13cに供給される。
インバータ13cは、コンバータ13bから供給された直流電力を例えば周波数60Hz等の所定周波数の交流電力にDC/AC変換する回路である。インバータ13cにて変換された交流電力は、負荷装置である外部の電力系統14に供給され消費される。
このように、本実施形態の太陽光発電システム1Aでは、PCS13が設けられていることにより、太陽電池ストリング11にて発電された直流電力を、電力系統14との系統連系が可能となる所定の電圧及び周波数を有する交流電力に変換することができる。このことは、本発明の一態様において必須ではない。
(オプティマイザの構成)
図3は、オプティマイザ22の構成を示す概略の回路図である。
図3に示すように、オプティマイザ22は、第1接続端子22a、該第1接続端子22aから太陽電池モジュール21の正端子Pまでの経路及び太陽電池モジュール21の負端子Nから第2接続端子22cへの経路間に設けられたDC/DC変換部22b、第1接続端子22aと第2接続端子22cとを直接結ぶ経路間に設けられた第1スイッチ回路22d、並びに該DC/DC変換部22b及び該第1スイッチ回路22dを制御する最大動作点制御部22eを備えている。
前述したように、オプティマイザ22は電路12に挿入されており、該電路12は、オプティマイザ22の内部において第1スイッチ回路22dによって開閉可能となっている。
DC/DC変換部22bは、コイルを備えており、太陽電池モジュール21から入力された電力を、DC/DC変換して電路12に出力する。このとき、オプティマイザ22は、最大動作点制御部22eによりDC/DC変換部22bから最大の電力を出力するように制御する。
具体的には、最大動作点制御部22eは、図示しない一次側電圧・電流監視部にて太陽電池モジュール21の出力電圧・出力電流を監視し、オプティマイザ22の二次側の出力、つまり電路12への出力が最大になるように制御する。制御に際しては、最大動作点制御部22eは、第1スイッチ回路22dの開閉の制御を行う。
(オプティマイザの動作)
上記構成のオプティマイザ22における一般的な動作について説明する。前述のように、オプティマイザ22は、太陽電池モジュール21からの電力を最適化して、太陽電池ストリング11の電路12に供給するものである。詳細には、オプティマイザ22は、最大動作点制御部22eの制御により、太陽電池モジュール21から所定の閾値以上の電力が出力されている場合には、第1スイッチ回路22dをオフにする。これにより、太陽電池モジュール21から所定の閾値以上の電力がDC/DC変換部22bを介して電路12に出力される。一方、オプティマイザ22は、最大動作点制御部22eの制御により、太陽電池モジュール21から所定の閾値以上の電力が出力されていない場合には、第1スイッチ回路22dをオンにする。これにより、太陽電池モジュール21から所定の閾値以上の電力が得られないので、第1スイッチ回路22dがオンされ、太陽電池ストリング11の電路12内で電流が流れる。
この結果、太陽電池モジュール21は、所定の閾値以上の電力のみ電路12に出力する。したがって、オプティマイザ22は、太陽電池モジュール21からの電力を最適化して、太陽電池ストリング11の電路12に供給することができる。
(アーク検出装置の構成)
ところで、前記構成の太陽光発電システム1Aでは、例えば、太陽電池モジュール21の内部回路の故障によりアークを生じることがある。アークが発生した場合、アークの発生部分は高温になり、火災等を起こす恐れがある。
図2に示すように、そこで、本実施の形態の太陽光発電システム1Aは、アークが発生したときの交流電流を電流センサ31(電流計測部)にて計測することによりアークを検出するアーク検出装置30Aを備えている。
図2に示すように、アーク検出装置30Aは、太陽電池ストリング11の電路12に設けられた前記電流センサ31とアーク検出処理部32(アーク判定部)とを備えている。
図4は、アーク検出装置30Aのアーク検出処理部32の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、アーク検出処理部32は、増幅器32a、フィルタ32b、A/D変換部32c及びCPU(central processing unit)32dを備えている。
増幅器32aは、電流センサ31にて計測された電流を増幅する。フィルタ32bは、バンドパスフィルタ(BPF)であり、増幅器32aから出力される電流のうち、所定周波数範囲の電流のみを通過させる。これにより、増幅器32aから出力される電流から、PCS13が備えるDC−DCコンバータからなるコンバータ13bのスイッチングノイズを多く含む周波数成分の電流を排除できるようにしている。A/D変換部32cは、フィルタ32bを通過したアナログの電流の信号をデジタル信号に変換し、CPU32dへ入力する。
CPU32dは、FFT処理部32d1及びアーク有無判定部32d2を備えている。FFT(FastFourier Transform:高速フーリエ変換)処理部32d1は、A/D変換部32cから入力された電流のデジタル信号に対して高速フーリエ変換を行い、電流のパワースペクトルを生成する。アーク有無判定部32d2は、FFT処理部32d1が生成した電流のパワースペクトルに基づいて、アーク発生の有無を判定する。
(太陽光発電システム及びアーク検出装置の動作)
次に、太陽光発電システム1A及びアーク検出装置30Aの動作について、図5の(a)(b)に基づいて説明する。図5の(a)は、太陽光発電システム1Aにおいて、アークが発生していないときに電流センサ31にて検出された電流のFFT処理波形を示す波形図である。図5の(b)は、太陽光発電システム1Aにおいて、アークが発生しているときに電流センサ31にて検出された電流のFFT処理波形を示す波形図である。
前述したように、太陽電池ストリング11の各太陽電池モジュール21は直流の電力を発電し、その電力は、電路12を通ってPCS13へ入力される。PCS13は、入力された直流電力を交流電力に変換し、出力する。
図5の(a)に示すように、各太陽電池モジュール21が直流の電力を発電して太陽電池ストリング11に直流電力を流している場合に、太陽光発電システム1Aの太陽電池モジュール21に断線等が発生せず、アークが発生していなければ、電流センサ31にて検出される電流はアークの交流電流を含まず、この電流をFFT処理部32d1にて高速フーリエ変換した波形は、全ての周波数0〜100k(hz)において例えば略−80dbのパワースペクトルとなる。
図5の(b)に示すように、一方、太陽光発電システム1Aの太陽電池モジュール21が直流の電力を発電して太陽電池ストリング11に直流電力を流している場合に、いずれかの太陽電池モジュール21においてアークが発生すると、電流センサ31にて検出される電流は、太陽電池ストリング11の出力電流である直流電流にアークの交流成分が重畳されたものとなり、この電流をFFT処理部32d1にて高速フーリエ変換した波形は、例えば特に周波数0〜40k(hz)において例えば略−70db〜略−40dbのパワースペクトルとなる。
したがって、アーク検出処理部32は、電流センサ31から入力された信号の高周波成分に基づいて、太陽電池モジュール21でのアークの発生を検出することができる。
図2に示すように、本実施の形態の太陽光発電システム1Aでは、各太陽電池モジュール21は、各オプティマイザ22にそれぞれ並列接続されている。
そして、例えば、図3に示すオプティマイザ22の内部の回路において、第1スイッチ回路22dを切断して太陽電池モジュール21が電路12に電力を供給しているときに、太陽電池モジュール21にアークの発生があったとする。この場合に、オプティマイザ22のDC/DC変換部22bは図示しないコイルを備えており、コイルは高周波電流を通さない。この結果、太陽電池モジュール21にアークの発生があったとしても、電路12に交流電流が流れないので、電路12に設けられた電流センサ31は、太陽電池モジュール21のアーク発生を検知することができない。
図1に示すように、そこで、本実施の形態の太陽光発電システム1Aのアーク検出装置30Aでは、太陽電池モジュール21の正端子P(出力端子)に一端部が接続され、電路12における一方の電路12a、すなわちオプティマイザ22の第1接続端子22a(出力端子)に他端部が接続されたコンデンサ33a(第1コンデンサ)により、正端子側迂回路33b(第1バイパス電流経路)が形成される。また、太陽電池モジュール21の負端子N(出力端子)に一端部が接続され、電路12における一方の電路12b、すなわちオプティマイザ22の第2接続端子22c(出力端子)に他端部が接続されたコンデンサ34a(第2コンデンサ)により、負端子側迂回路34b(第2バイパス電流経路)が形成される。
従って、オプティマイザ22が存在する場合であっても、電路12における電流センサ31は、太陽電池モジュール21にて発生したアークの交流電流を計測することができる。これにより、アーク検出装置30Aは、太陽光発電システム1Aにオプティマイザ22が存在する場合であっても、太陽光発電システム1Aにて発生したアークを検出することができる。
尚、正端子側迂回路33bにはコンデンサ33aが存在していると共に、負端子側迂回路34bにはコンデンサ34aが設けられており、コンデンサ33a・34aは直流電流を通さない。この結果、正端子側迂回路33b及び負端子側迂回路34bによる電路12と太陽電池モジュール21との短絡により、オプティマイザ22による最適な電力の取り出しが抑制されるということはない。
ここで、コンデンサ33aのインピーダンス、すなわち一方の電路12aから太陽電池モジュール21の正端子Pへのコンデンサ33aを介した正端子側迂回路33bのインピーダンスをZpassPとする。また、オプティマイザ22における第1接続端子22aからDC/DC変換部22bを介した太陽電池モジュール21の正端子P(オプティマイザの一方の入力端子と同等)までのインピーダンスをZとする。
また、コンデンサ34aのインピーダンス、すなわち太陽電池モジュール21の負端子Nから他方の電路12bへのコンデンサ34aを介した負端子側迂回路34bのインピーダンスをZpassNとする。また、オプティマイザ22における第2接続端子22cからDC/DC変換部22bを介した太陽電池モジュール21の負端子N(オプティマイザの他方の入力端子と同等)までのインピーダンスをZとする。そして、太陽電池モジュール21の負端子Nおよび正端子P間におけるオプティマイザ22のインピーダンスをZinとする。
上記アークの交流電流を電流センサ31が検出するためには、太陽電池モジュール21の正端子PからインピーダンスZinを経由して太陽電池モジュール21の負端子Nに流れる交流電流よりも、正端子Pから、インピーダンスZpassPおよびインピーダンスZを経由し、電路12a、PCS13、電路12bを経由し、かつ、インピーダンスZpassNおよびインピーダンスZを経由して、負端子Nに流れる交流電流の方が多いことが望ましい。すなわち、下記の条件式(1)を満たすことが望ましい。
(ZpassP,Z,ZpassN,Zの合成インピーダンス)={(1/ZpassP)+(1/Z)}−1+{(1/ZpassN)+(1/Z)}−1+≦Zin ・・・(1)。
従って、例えばLCRメータを用いて、オプティマイザ22におけるインピーダンスZin,Z,Zを測定し、該測定の結果と上記条件式(1)とを用いて、コンデンサ33a,34aのインピーダンスZpassP,ZpassNを容易に決定することができる。
さらに、上記条件式(1)を参照すると、Z≪Zinの場合にはインピーダンスZpassNはどのような値でもよいことが理解できる。従って、インピーダンスZがインピーダンスZinよりも著しく小さい場合、インピーダンスZpassNを有するコンデンサ34aを省略することができる。
尚、前述した説明では、図3に示すように、オプティマイザ22には、電路12を開閉する第1スイッチ回路22dのみが設けられていた。しかし、必ずしもこれに限らず、例えば、図6に示すように、第1接続端子22aと太陽電池モジュール21の正端子Pとの間に第2スイッチ回路22fを備えたバイパス経路22gを設けることが可能である。
図6は、本実施の形態のオプティマイザ22の変形例の構成を示す回路図である。
図6に示すオプティマイザ22では、第2スイッチ回路22fが、最大動作点制御部22eによって、開閉制御される。
すなわち、DC/DC変換部22bによるDC/DC変換は、電力の損失を伴う。このため、DC/DC変換を行わなくてもよい程度に十分な出力が太陽電池モジュール21から得られているのであれば、むしろDC/DC変換を行わない方が、太陽光発電システム1Aの発電効率の観点からいえば好ましい。この理由は、太陽電池モジュール21からの出力をDC/DC変換するとDC/DC変換による出力損失が生じ、結果として、オプティマイザ22の出力が、DC/DC変換しない場合よりも小さくなってしまう場合があるからである。
そこで、最大動作点制御部22eは、太陽電池モジュール21からDC/DC変換部22bを介した電力を監視する。そして、太陽電池モジュール21からDC/DC変換部22bを介して出力される電力が所定の値よりも大きい場合には、第2スイッチ回路22fをオンにする。これにより、オプティマイザ22の第1接続端子22aからDC/DC変換部22bを通らずに太陽電池モジュール21の正端子Pに電流が流れる。
この結果、DC/DC変換部22bでの電力の損失を抑制することができる。
尚、本実施形態では、コンデンサ33a・34aおよび迂回路33b・34bは、オプティマイザ22の外部に設けられているが、オプティマイザ22の内部に設けられていてもよい。また、上述のように、インピーダンスZの大きさが著しく小さい場合、オプティマイザ22における第2接続端子22cからオプティマイザ22を介して太陽電池モジュール21の負端子Nに交流電流が流れるので、コンデンサ34aおよび負端子側迂回路34bは不要となる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態を図7及び図8に基づいて説明する。尚、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
前記実施形態1の太陽光発電システム1Aでは、一個の太陽電池ユニット20Aに対して、一個の太陽電池モジュール21と一個のオプティマイザ22とが設けられていた。これに対して、本実施形態の太陽光発電システム1B(直流電源システム)では、一個の太陽電池モジュール21を構成する複数個の直列接続毎の太陽電池セル21bに対してオプティマイザ22がそれぞれ設けられている点が異なっている。
(太陽光発電システムの構成)
図7は、本実施形態のアーク検出装置30Bを備える太陽光発電システム1Bの構成を示す概略の回路図である。図8は、アーク検出装置30Bの要部構成を示す回路図である。
図7に示すように、本実施形態の太陽光発電システム1Bでは、一個の太陽電池ユニット20B(直流電源ユニット)は、一個の太陽電池モジュール21を有している。また、一個の太陽電池モジュール21では、直列接続された複数個の太陽電池セル21b(直流電源モジュール)毎にオプティマイザ22がそれぞれ設けられ、複数のオプティマイザ22が電路12を介して直列接続されている。
詳細には、太陽電池モジュール21は、パネル21a上において、複数の直列接続された太陽電池セル21bが一方の端部で折り返されて2列に配されており、図7における紙面下側には、太陽電池セル正端子P1と太陽電池セル負端子N1とが外部接続用端子として設けられている。このため、この太陽電池セル正端子P1及び太陽電池セル負端子N1に、オプティマイザ22の各端子が接続される。この結果、本実施形態の太陽電池ユニット20Bは、直列接続された複数個の太陽電池セル21bに対して一個のオプティマイザ22が接続され、複数個のオプティマイザ22が電路12を介して直列接続されたたものからなっている。
したがって、本実施形態の太陽電池ユニット20Bでは、太陽電池モジュール21における直列接続された太陽電池セル21b毎に最大の電力が出力できる回路となっている。そして、直列接続された複数の太陽電池セル21bから出力された電力は、各オプティマイザ22を直列に接続する電路12に出力され、PCS13を介して電力系統14にて使用されるようになっている。
しかしながら、このような太陽電池ユニット20Bを備えた太陽光発電システム1Bにおいては、一個の直列接続された太陽電池セル21bにアークが発生した場合、電路12に交流電流が流れない。このため、アーク検出装置30Bは、電流センサ31にてアークの発生を示す交流電流を検知することができない。
そこで、本実施形態のアーク検出装置30Bでは、前記実施形態1のアーク検出装置30Aと同様に、電路12と一個の直列接続された太陽電池セル21bとを直接接続する迂回路を設け、その迂回路にコンデンサを設けている。
図8に示すように、具体的には、一個のオプティマイザ22における入力側の電路12と、直列接続された複数の太陽電池セル21bの一方の取り出し端子である太陽電池セル正端子P1との間にコンデンサ35a(第1コンデンサ)を有する正端子側迂回路35bを設けている。また、該オプティマイザ22における出力側の電路12と、直列接続された複数の太陽電池セル21bの他方の取り出し端子である太陽電池セル負端子N1との間にコンデンサ36a(第2コンデンサ)を有する負端子側迂回路36bを設けている。
これにより、太陽電池モジュール21における各直列接続された複数の太陽電池セル21bの一部にアークが発生したときには、正端子側迂回路35b及び負端子側迂回路36bに交流電流が流れるので、電路12に挿入された電流センサ31にて、交流電流を検知することができる。この結果、電流センサ31にて、太陽電池モジュール21にて発生したアークを検出できるようになる。
尚、これ以外の構成については、実施形態1の太陽光発電システム1A及びアーク検出装置30Aと同じであるので、その説明を省略する。
尚、本実施形態では、コンデンサ35a・36aおよび迂回路35b・36bは、オプティマイザ22の外部に設けられているが、オプティマイザ22の内部に設けられていてもよい。また、インピーダンスZの大きさが著しく小さい場合、コンデンサ36aおよび負端子側迂回路36bは不要となる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態を図9に基づいて説明する。尚、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
前記実施の形態1の太陽光発電システム1Aでは、太陽電池ストリング11は1個のみであった。これに対して、本実施の形態の太陽光発電システム1C(直流電源システム)では、太陽電池ストリング11は複数個からなっている点が異なっている。
(太陽光発電システムの構成)
図9は、本実施の形態の太陽光発電システム1Cの構成を示すブロック図である。
図9に示すように、本実施の形態の太陽光発電システム1Cは、電路15・16にそれぞれ接続された太陽電池ストリング11a・11bを備えると共に、さらに接続箱17、PCS13、及び電力系統14を備えている。この結果、本実施の形態の太陽光発電システム1Cは、2個の太陽電池ストリング11a・11bを並列に備えている。尚、本実施形態では、太陽電池ストリング11a・11bは2個となっているが、必ずしもこれに限らず、太陽光発電システム1Cが備える太陽電池ストリング11の数は、3個以上であってもよい。
本実施形態の太陽電池ストリング11a・11bは、多数の太陽電池モジュール21が電路15・16のそれぞれに直列接続されている。各太陽電池モジュール21は、直列接続された複数の太陽電池セルを備え、パネル状に形成されている。一方の太陽電池ストリング11aは、電路15により接続箱17を介してPCS13と接続されている。他方の太陽電池ストリング11bは、電路16に接続されている。本実施の形態の太陽光発電システム1Cでは、一方の太陽電池ストリング11aに接続された太陽電池モジュール21の個数と、他方の太陽電池ストリング11bに接続された太陽電池モジュール21の個数とは例えば同じとなっている。ただし、必ずしも同じである必要はない。
前記電路16は、接続箱17内の正分岐点15a及び負分岐点15bにおいて、電路15と並列に接続されている。
接続箱17の内部には、電路15・16毎に逆流防止ダイオード17a・17bが設けられ、各逆流防止ダイオード17a・17bは、対応する太陽電池ストリング11a・11bに対して直列に接続されている。すなわち、逆流防止ダイオード17aは、電路15において、正分岐点15aよりも一方の太陽電池ストリング11a側に設けられている。これにより、一方の太陽電池ストリング11aから供給される電流に対して逆方向に電流が流れることを防止している。また、逆流防止ダイオード17bは、電路16において、正分岐点15aよりも他方の太陽電池ストリング11b側に設けられている。これにより、他方の太陽電池ストリング11bから供給される電流に対して逆方向に電流が流れることを防止している。
(アーク検出装置の構成)
本実施形態の太陽光発電システム1Cでは、図9に示すように、アーク検出装置30Cは、一つの電流センサ31を備え、この電流センサ31が電路15における接続箱17とPCS13との間に設けられている。これにより、太陽電池ストリング11a・11bの何れかにおいて発生したアーク(直列アーク)を検出することができる。
(アーク検出装置の動作)
本実施形態の太陽光発電システム1Cにおける、接続箱17の並列アークに関するアーク検出装置30Cの動作について以下に説明する。尚、並列アークとは、太陽電池ストリング11から接続箱17に接続する一対の電路15・15間で発生するアークのことをいう。
例えば、一方の太陽電池ストリング11a又は他方の太陽電池ストリング11bのいずれかにおいて並列アークが発生し、逆流防止ダイオード17a・17bが逆バイアスの状態となった場合のことを考える。すなわち、例えば一方の太陽電池ストリング11aにおいて並列アークが発生し、一方の太陽電池ストリング11aの出力電圧が他方の太陽電池ストリング11bの出力電圧よりも低下すると、逆流防止ダイオード17aは逆バイアスの状態となる。
この場合、逆流防止ダイオード17aにコンデンサ37aが並列接続されていなければ、一方の太陽電池ストリング11aにて発生した並列アークの交流電流は、逆流防止ダイオード17aによって阻止される。この結果、電流センサ31は、並列アークの交流電流を計測することができない。
これに対して、本実施形態では、逆流防止ダイオード17a・17bにコンデンサ37a・37bが並列接続されている。このコンデンサ37a・37bは、アーク検出装置30Cとしての一構成要素として機能する。
前記コンデンサ37aは、逆流防止ダイオード17aに対して並列接続され、逆流防止ダイオード17aに対するバイパス電流経路を形成している。また、コンデンサ37bは、逆流防止ダイオード17bに対して並列接続され、逆流防止ダイオード17bに対するバイパス電流経路を形成している。
この結果。並列アークの交流電流はコンデンサ37a・37bを流れ、電流センサ31は、並列アークの交流電流を計測することができる。したがって、アーク検出装置30Cは、一方の太陽電池ストリング11a又は他方の太陽電池ストリング11bでの並列アークの発生を検出することができる。
このように、本実施形態の太陽光発電システム1Cでは、逆流防止ダイオード17aにコンデンサ37aが並列接続されているので、逆流防止ダイオード17aが逆バイアスの状態であっても、一方の太陽電池ストリング11aにて発生した並列アークの交流電流は、コンデンサ37aを介して流れる。このため、電流センサ31により並列アークに基づく交流電流を計測することができる。これにより、アーク検出装置30Cは、一方の太陽電池ストリング11aにて発生した並列アークを検出することができる。
尚、本実施形態の太陽光発電システム1Cのアーク検出装置30Cでは、アーク(直列アークおよび並列アーク)を検出するために、例えば、電路15における接続箱17とPCS13との間に一個の電流センサ31を設けていた。
しかし、電流センサ31の位置及び個数は、必ずしもこれに限定されるわけではない。
例えば、電路15・16の両方において、太陽電池モジュール21と接続箱17との間又はコンデンサ37a・37bが設けられたバイパス電流経路にそれぞれ電流センサ31・31を設けることが可能である。これにより、電路15・16のそれぞれにおいて発生した並列アークを検出することができる。
〔実施形態4〕
本発明のさらに他の実施形態を図10に基づいて説明する。尚、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図10は、本発明の他の実施形態に係る太陽光発電システムにおけるアーク検出装置を示すものであって、アーク検出装置の要部を示す回路図である。図10に示すように、本実施の形態の太陽光発電システム1D(直流電源システム)では、前記実施の形態1の太陽光発電システム1Aに対して、太陽電池モジュール21の正端子P、すなわちコンデンサ33aの一端部とオプティマイザ22との間にコイル25(第1コイル)が追加される点と、太陽電池モジュール21の正端子N、すなわちコンデンサ34aの一端部とオプティマイザ22との間にコイル26(第2コイル)が追加される点とが異なり、その他の構成は同様である。
コイル25,26を追加することにより、正端子Pからコイル25、インピーダンスZin、およびコイル26を経由して負端子Nに流れる交流電流が少なくなる一方、正端子側迂回路33b、オプティマイザ22、電路12、PCS13、および負端子側迂回路34bに流れる交流電流が多くなり、電流センサ31を流れる交流電流が多くなる。その結果、アークの発生を精度よく検出することができる。
なお、コイル25,26は、オプティマイザ22に内蔵されてもよい。また、上述のようにコンデンサ34aを省略した場合にはコイル26を省略してもよい。また、前記実施の形態2の太陽光発電システム1B、および、前記実施の形態3の太陽光発電システム1Cにおいても、同様にコイル25,26を追加してもよい。
(付記事項)
尚、上記実施形態では、太陽光発電システムに本発明を適用しているが、これに限定されるものではなく、直流電源を備えた任意の電源システムに本発明を適用することができる。上記直流電源としては、太陽光発電装置の他に、水素燃料と空気中の酸素との電気化学反応により、水素燃料を利用して電気エネルギー(直流電力)を得ることが可能な燃料電池装置、電気エネルギーを蓄積する蓄電池、キャパシタなどの蓄電器、などが挙げられる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1A・1B・1C・1D 太陽光発電システム(直流電源システム)
11・11a・11b 太陽電池ストリング
12・12a・12b 電路
13 PCS(負荷装置)
14 電力系統(負荷装置)
15・16 電路
15a 正分岐点
15b 負分岐点
17 接続箱
17a・17b 逆流防止ダイオード
20A、20B 太陽電池ユニット(直流電源ユニット)
21 太陽電池モジュール(直流電源モジュール)
21a パネル
21b 太陽電池セル(直流電源モジュール)
22 オプティマイザ
22a 第1接続端子(出力端子)
22b DC/DC変換部
22c 第2接続端子(出力端子)
22d 第1スイッチ回路
22e 最大動作点制御部
22f 第2スイッチ回路
22g バイパス経路
25 コイル(第1コイル)
26 コイル(第2コイル)
30A・30B・30C アーク検出装置
31 電流センサ(電流計測部)
32 アーク検出処理部(アーク判定部)
33a・35a コンデンサ(第1コンデンサ)
33b・35b 正端子側迂回路
34a・36a コンデンサ(第2コンデンサ)
34b・36b 負端子側迂回路
37a・37b コンデンサ

Claims (6)

  1. 入力端子に入力された直流電力を消費または変換する負荷装置と、
    前記入力端子に接続された電路と、
    発電または充放電する直流電源モジュールと、前記直流電源モジュールの出力電圧を最適化して前記電路に供給するオプティマイザとを有する直流電源ユニットの複数個を直列接続した直流電源ストリングと、
    を備えた直流電源システムに適用されるアーク検出装置であって、
    前記直流電源モジュールの一方の出力端子に一端部が接続され、前記オプティマイザの一方の出力端子に他端部が接続された第1コンデンサと、
    前記直流電源ストリングと前記負荷装置との間の前記電路において電流を計測する電流計測部と、
    前記電流計測部により計測された交流電流の高周波成分に基づきアークの有無を判定するアーク判定部と、
    を有することを特徴とするアーク検出装置。
  2. 第1コンデンサのインピーダンスは、第1コンデンサのインピーダンスと、前記オプティマイザの一方の入力端子および一方の出力端子の間における前記オプティマイザのインピーダンスと、の合成インピーダンスが、前記オプティマイザの入力端子どうしの間における前記オプティマイザのインピーダンスよりも小さくなる、という条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載のアーク検出装置。
  3. 第1コンデンサの一端部と前記オプティマイザの一方の入力端子との間に第1コイルをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のアーク検出装置。
  4. 前記直流電源モジュールの他方の出力端子に一端部が接続され、前記オプティマイザの他方の出力端子に他端部が接続された第2コンデンサをさらに備えることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のアーク検出装置。
  5. 第1コンデンサおよび第2コンデンサのインピーダンスは、第1コンデンサおよび第2コンデンサのインピーダンスと、前記オプティマイザの一方の入力端子および一方の出力端子の間における前記オプティマイザのインピーダンスと、前記オプティマイザの他方の入力端子および他方の出力端子の間における前記オプティマイザのインピーダンスと、の合成インピーダンスが、前記オプティマイザの入力端子どうしの間における前記オプティマイザのインピーダンスよりも小さくなる、という条件を満たすことを特徴とする請求項4に記載のアーク検出装置。
  6. 第2コンデンサの一端部と前記オプティマイザの他方の入力端子との間に第2コイルをさらに備えることを特徴とする請求項4または5に記載のアーク検出装置。
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