JP2018123606A - コンクリート版の吊降し撤去方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】連設して配置されて天井版等を形成するコンクリート版を、安定した状態で、順次効率良く撤去してゆくことのできるコンクリート版の吊降し撤去方法を提供する。【解決手段】両端部21bが下方から支持されて、連設方向Xに連設して配置されたコンクリート版21を、先端側のコンクリート版21から順次撤去してゆく吊降し撤去方法であって、昇降装置31を取り付けた支持架台30を、連設方向Xに移動可能に設置する架台設置工程と、コンクリート版21を、支持架台30から支持させた状態で、支持架台30が載置された両端部21bよりも内側に切断線40を各々形成して、コンクリート版21の本体部分21aを両端部分21cから切り離すコンクリート版切断工程と、切り離したコンクリート版21の本体部分21aを吊り降ろす本体部分吊降し工程と、残置したコンクリート版の両端部分21cを撤去する両端部分撤去工程とを含んで構成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、コンクリート版の吊降し撤去方法に関し、特に、連設方向に多数連設して配置されたコンクリート版を、順次吊り降ろして撤去してゆくコンクリート版の吊降し撤去方法に関する。
予め工場等において製造された、プレキャストコンリート製のコンクリート版を、連設方向に多数連設することによって形成された天井版や床版が、土木建造物等の種々の建造物の構成部分として設けられているが、このようなプレキャストコンリート製のコンクリート版を用いて形成された天井版や床版は、老朽化や、建造物の改築等に伴って、撤去する必要を生じることがある。
これらのプレキャストコンリート製のコンクリート版は、一般に、横長の矩形状の平面形状を備えるように製造されており、長手方向の両端部を支持部材によって下方から支持せた状態で、短手方向に多数連設して配置することにより、これらが一体となって天井版や床版を形成している。このようなことから、天井版や床版を撤去する際に、これらの連設して配置された多数のコンクリート版を、順次効率良く撤去できるようにする技術が種々開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の天井板の撤去方法では、プレキャストコンリート製のコンクリート版を用いて形成された天井版や床版として、例えば道路用のトンネルの上部を仕切って形成されたトンネル天井版を、例えばジャッキ付き昇降台を備える移動式の特殊車両である多軸運搬車等を用いて、下方から支えながら、連設するコンクリート版を連設方向の先端部に位置するものから順次撤去してゆくようになっている。
特開2016−142098号公報
しかしながら、ジャッキ付き昇降台を備える移動式の特殊車両によって下方から支えながら、連設するコンクリート版を順次撤去してゆく方法では、重量物であるコンクリート版をバランス良く支持しながら昇降させるための制御が難しく、特に特殊車両が移動する路面等に、縦断勾配や横断勾配があると、コンクリート版をバランス良く支持しながら昇降させるための制御がさらに難しくなる。
また、移動式のクレーン等を用いて、コンクリート版を上方から吊り上げながら撤去する方法も考えられるが、天井版よりも上方のスペースの大きさが限られていると、クレーン等のブームをコンクリート版の上方に配置することが難しくなって、十分な吊り代を確保することが困難になると共に、コンクリート版を吊り上げたり吊り降ろしたりする際に、ブームやコンクリート版が既設の構造物等と接触しないようにする操作に多くの手間がかかることになる。
さらに、狭いスペースでも相当の吊り代を確保することが可能な、簡易な吊上げ用の装置として、例えばホイストクレーンを用いることも考えられるが、ホイストクレーンを用いる場合、ホイストクレーンを支持する鋼材を固定するためのアンカー部材を、例えばトンネルの天面部等の、天井版よりも上方の構造物に打ち込む必要を生じて、構造物を損傷することになると共に、アンカー部材を天井版よりも上方の構造物に打ち込むことで鋼材を固定するだけでは、十分な支持力を確保することが難しくなる。
このようなことから、連設して配置されて天井版や床版を形成する多数のコンクリート版を、安定した状態で、順次効率良く撤去してゆくことを可能にする新たな技術の開発が望まれている。
本発明は、連設して配置されて天井版や床版を形成する多数のコンクリート版を、安定した状態で、順次効率良く撤去してゆくことのできるコンクリート版の吊降し撤去方法を提供することを目的とする。
本発明は、両端部が下方から支持されて、連設方向に多数連設して配置されたコンクリート版を、連設方向の先端側のコンクリート版から順次吊り降ろして撤去してゆくコンクリート版の吊降し撤去方法であって、昇降装置を取り付けた支持架台を、両端部をコンクリート版の両端部に各々載置して、前記連設方向に移動可能に設置する架台設置工程と、前記連設方向の先端部のコンクリート版を、前記支持架台から前記昇降装置を介して支持させた状態で、前記コンクリート版の両端部分において、前記支持架台が載置された両端部よりも内側に、切断装置により切断線を各々形成して、前記コンクリート版の本体部分を両端部分から切り離すコンクリート版切断工程と、切り離した前記コンクリート版の本体部分を、前記昇降装置により吊り降ろす本体部分吊降し工程と、前記本体部分を吊り降した後に、前記支持架台を前記連設方向の後端側に移動させて、残置した前記コンクリート版の両端部分を撤去する両端部分撤去工程とを含んで構成されるコンクリート版の吊降し撤去方法を提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明のコンクリート版の吊降し撤去方法は、前記コンクリート版切断工程において、前記コンクリート版の両端部分の前記切断線による切断面は、下方に向けて外側に傾斜するように各々形成されることが好ましい。
また、本発明のコンクリート版の吊降し撤去方法は、前記本体部分吊降し工程において、切り離した前記本体部分は、残置された前記両端部分よりも下方の空間領域において、これの長手方向が前記連設方向に沿うように回転移動された後に、さらに下方に吊り降ろされることが好ましい。
さらに、本発明のコンクリート版の吊降し撤去方法は、前記コンクリート版が、トンネルの内部の空間を上下に仕切るトンネル天井版を形成するものであることが好ましい。
さらにまた、本発明のコンクリート版の吊降し撤去方法は、前記トンネルが、円形又は馬蹄形の断面形状を備えていることが好ましい。
また、本発明のコンクリート版の吊降し撤去方法は、前記支持架台が、アーチ形状の支持本体部を備えていることが好ましい。
本発明のコンクリート版の吊降し撤去方法によれば、連設して配置されて天井版や床版を形成する多数のコンクリート版を、安定した状態で、順次効率良く撤去してゆくことができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るコンクリート版の吊降し撤去方法により天井版が撤去されるトンネルの、(a)は略示横断面図、(b)は天井版の部分を上方から視た略示平面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るコンクリート版の吊降し撤去方法の架台設置工程を説明する、(a)は略示横断面図、(b)はトンネル内部の略示縦断面図、(c)はトンネル内部の略示平面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るコンクリート版の吊降し撤去方法のコンクリート版切断工程を説明する、(a)は略示横断面図、(b)はトンネル内部の略示縦断面図、(c)はトンネル内部の略示平面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るコンクリート版の吊降し撤去方法のコンクリート版切断工程を説明する、(a)は図3(a)のA部拡大図、(b)は(a)のB部拡大図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るコンクリート版の吊降し撤去方法の本体部吊降し工程を説明する、(a)は略示横断面図、(b)はトンネル内部の略示縦断面図、(c)はトンネル内部の略示平面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るコンクリート版の吊降し撤去方法の両端部分撤去工程を説明する、(a)は略示横断面図、(b)、(c)はトンネル内部の略示縦断面図である。
本発明の好ましい一実施形態に係るコンクリート版の吊降し撤去方法は、プレキャストコンリート製のコンクリート版を連設方向に多数連設することによって形成された天井版や床版として、例えば図1(a)及び(b)に示すような、上部に円弧状の断面形状部分を含む馬蹄形の断面形状を備える道路トンネル50における、トンネルの内部の空間を上下に仕切って上部に形成されたトンネル天井版20を、連設された各々のコンクリート版21を順次吊り降ろしゆくことによって撤去するための方法として採用されたものである。すなわち、本実施形態の吊降し撤去方法は、道路トンネル50に設けられたトンネル天井版20が、例えば老朽化や、当該トンネル天井版20よりも上方の空間を利用した換気システムの変更等に伴って、撤去する必要を生じた際に、コンクリート版21を、連設方向Xの先端側に配置されたものから、安定した状態で、順次効率良く撤去してゆくことができるようにするための方法として採用されたものである。
そして、本実施形態のコンクリート版の吊降し撤去方法は、両端部21bが下方から支持されて、連設方向Xに多数連設して配置されたコンクリート版21を、連設方向Xの先端側のコンクリート版21から順次吊り降ろして撤去してゆく撤去方法であって、図2〜図6に示すように、ホイストクレーン等の公知の簡易な昇降装置31を取り付けた支持架台30を、両端部30cをコンクリート版21の両端部21bに各々載置して、連設方向Xに移動可能に設置する架台設置工程(図2(a)〜(c)参照)と、連設方向Xの先端部のコンクリート版21を、支持架台30から昇降装置31を介して支持させた状態で、コンクリート版21の両端部分21cにおいて、支持架台30が載置された両端部21bよりも内側に、切断装置35(図4(a)参照)により切断線40を各々形成して、コンクリート版21の本体部分21aを両端部分21cから切り離すコンクリート版切断工程(図3(a)〜(c)参照)と、切り離したコンクリート版21の本体部分21aを、昇降装置31により吊り降ろす本体部分吊降し工程(図5(a)〜(c)参照)と、本体部分21aを吊り降した後に、支持架台30を連設方向Xの後端側に移動させて、残置したコンクリート版の両端部分21cを撤去する両端部分撤去工程(図6(a)〜(c)参照)とを含んで構成されている。
また、本実施形態のコンクリート版の吊降し撤去方法では、コンクリート版切断工程において、コンクリート版21の両端部分21cの切断線40による切断面40aは、好ましくは下方に向けて外側に傾斜するように各々形成されている(図4(a)参照)。
さらに、本実施形態のコンクリート版の吊降し撤去方法では、本体部吊降し工程において、切り離した本体部分21aは、残置された両端部分21cよりも下方の空間領域において、好ましくはこれの長手方向L(図5(b)、(c)参照)が連設方向Xに沿うように回転移動(図5(a)参照)された後に、さらに下方に吊り降ろされるようになっている。
また、本実施形態では、コンクリート版の吊降し撤去方法に用いられる支持架台30は、図2(a)〜(c)及び図3(a)〜(c)に示すように、アーチ形状を備えると共に、両端部30cが、トンネル天井版20を形成する既存のコンクリート版21の両端部21bに配置される、連設方向Xに間隔をおいて設けられた少なくとも一対(本実施形態では、一対)のH形鋼等からなる支持本体部30aと、これらの支持本体部30aの上部に連設方向Xに延設して設けられて、これらの支持本体部30aを連結すると共に、昇降装置31が取り付けられている、I形鋼等からなる連結支持ビーム部30bとを含んで構成されている。
ここで、支持架台30は、好ましくは道路トンネル50のトンネル天井版20を形成する既存のコンクリート版21を、連設方向Xの先端側のコンクリート版21から順次吊り降ろして撤去してゆく際に用いる、トンネル天井部コンクリート版の吊降し撤去機構10を構成する架台となっている。トンネル天井部コンクリート版の吊降し撤去機構10は、連設する既存のコンクリート版21の上に設置されて、連設方向Xに移動可能な支持架台30と、支持架台30に取り付けられ、撤去されるコンクリート版21を吊上げ吊降し可能な昇降装置31と、昇降装置31から吊り下げて設けられ、吊り下げられた撤去されるコンクリート版21を回転可能に支持する回転冶具32とを含んで構成されている(図3(a)〜(c)、図5(a)〜(c)参照)。
また、本実施形態では、支持架台30を構成する連結支持ビーム部30bは、支持本体部30aにおける同様の高さ位置に、一対設けられており、各々の連結支持ビーム部30bに、昇降装置31が、当該連結支持ビーム部30bに沿って移動可能に取り付けられている。
さらに、本実施形態では、吊降し撤去機構10を構成する回転冶具32は、昇降装置31から吊り下げられる上部ビーム部33と、撤去されるコンクリート版21を吊り下げる下部ビーム部34とからなり、下部ビーム部34は、回転連結部34aを介して上部ビーム部33と回転可能に連結していることにより、吊り下げられた撤去されるコンクリート版21を、上部ビーム部33に対して回転させることができるようになっている。
本実施形態では、図1(a)、(b)に示すように、コンクリート版の吊降し撤去方法によって撤去されるトンネル天井版20は、予め工場等において製造された、プレキャストコンリート製のコンクリート版21を、道路トンネル50の軸方向に沿った連設方向Xに、多数連設して配置することによって形成されている。コンクリート版21は、各々、例えば1500mm程度の長さの短辺と、トンネル天井版20が設置される位置における道路トンネル50の横幅と同様の長さとして、例えば8000mmの長さの長辺とを備える、横長の矩形状の平面形状を有している。コンクリート版21は、道路トンネル50の側壁部から内側に張り出して設けられた、後述する支持部材22に、長辺方向の両端部を支持させると共に、短辺方向を連設方向Xとして、長辺部分を互いに当接させた状態で、多数連設配置された状態で設けられている。また、これらの連設配置されたコンクリート版21は、例えばPC鋼線、連結鋼棒、連結ボルト等(図示せず)を用いて、公知の方法によって、複数のコンクリート版21が、連設方向Xに適宜一体化された状態で設けられている。
コンクリート版21の長辺方向の両端部を支持する支持部材22は、図4(a)、(b)にも示すように、H形鋼等の各種の鋼材を適宜加工することによって形成された、公知の道路トンネル50用のブラケット部材を用いることができる。ブラケット部材22は、道路トンネル50の側壁部の円弧状の断面形状に沿った、湾曲する外周面形状を備える接合基部22aと、接合基部22aから内側に張り出して設けられた、受台部22bとを含んで形成されている。接合基部22aは、これの外周面を、トンネル天井版20が設置される高さ位置における道路トンネル50の側壁部の内側面に密着させた状態で、例えば接合固定ボルト(図示せず)を、側壁部に向けて締着させることによって、ブラケット部材22を、受台部22bを内側に張り出させた状態で、道路トンネル50の側壁部の所定の位置に、強固に接合固定することができる。
ブラケット部材22は、本実施形態では、図1(a)、(b)に示すように、道路トンネル50の両側の側壁部における所定の高さ位置において、コンクリート版21の連設方向Xである道路トンネル50の軸方向に、コンクリート版21の短辺の長さと同様のピッチで、間隔をおいて複数の箇所に各々取り付けらており、これらの受台部22bに、コンクリート版21の両端部21bを載置させることで、多数のコンクリート版21を、各々下方から支持することができるようになっている。
ブラケット部材22の受台部22bは、コンクリート版21の端部を載置させる平坦な載置面22cを備えており(図4(a)、(b)参照)、載置面22cは、例えば縦横400mm程度の大きさの、矩形状(正方形状)の平面形状を備えている。各々コンクリート版21は、各々のブラケット部材22の受台部22bに、各隣接する一対のコンクリート版21の端部角部分を、載置面22cを2分割した領域にそれぞれ載置することにより取り付けられている。これによって、各々のコンクリート版21は、4箇所の端部角部分を、4箇所のブラケット部材22の受台部22bにそれぞれ載置することで、これらの各4箇所のブラケット部材22によって下方から支持されて、安定した状態で取り付けられている。各々のコンクリート版21は、載置面22cに載置された4箇所の端部角部分において、受台部22bに向けて固定アンカー23を締着することによって、ブラケット部材22に強固に固定されている。
そして、本実施形態では、コンクリート版の吊降し撤去方法は、上述のように、架台設置工程(図2(a)〜(c)参照)と、コンクリート版切断工程(図3(a)〜(c)参照)と、本体部吊降し工程(図5(a)〜(c)参照)と、両端部分撤去工程(図6(a)〜(c)参照)とを含んで構成されている。
架台設置工程では、昇降装置31を取り付けた支持架台30を、両端部30cをコンクリート版21の両端部21bに各々載置して、連設方向Xに移動可能状態で、撤去すべき既存のトンネル天井版20の上に設置する。すなわち、架台設置工程では、ウィンチ等の簡易な装置を用いて作業員の手作業により組み立て可能な大きさや重量の構成部材に分解した状態で、支持架台30や吊降し撤去機構10を、図2(a)〜(c)に示すように、運搬車両55によって道路トンネル50の施工箇所まで運搬すると共に、運搬されてきた支持架台30や吊降し撤去機構10の構成部材を、例えば小型クレーン56を用いて吊り上げて、撤去すべき既存のトンネル天井版20の上に搬送する。また、後述する切断装置としてのコンクリートカッター装置35やウィンチ等の、その他の必要な装置や機器を、同様に例えば小型クレーン56を用いて吊り上げて、撤去すべき既存のトンネル天井版20の上に搬送する。
しかる後に、既存のトンネル天井版20の上での作業によって、作業員が、搬送された装置や機器を用いて、分解された支持架台30や吊降し撤去機構10の構成部材から、上述の構成を備える当該支持架台30や吊降し撤去機構10を組み立てる。
組み立てられた支持架台30には、一対のアーチ形状の支持本体部30aの各々の下端部でもある両端部30cに、移動用の車輪部材37として、好ましくは公知のチルタンクを取り付けておくことができる(図4(a)、(b)参照)。これによって、取り付けられた昇降装置31や回転冶具32と共に支持架台30を、例えば作業員の手作業により押し出して、コンクリート版21の連設方向Xにスムーズに移動させることができるようになっている。
また、本実施形態では、連設配置されて既存のトンネル天井版20を形成するコンクリート版21の両端部21bに、コンクリート版21の連設方向に沿って延設させて、例えばL形鋼からなるずれ止めガイド部材36(図4(a)、(b)参照)を、各々取り付けておくこともできる。これによって、アーチ形状の支持本体部30aから撤去すべきコンクリート版21を吊り下げた際に、支持本体部30aの両端部30cが、コンクリート版21の重量により間隔を広げるようにして、外側にずれることになるのを効果的に防止することが可能になると共に、支持架台30の両端部30cを案内して、支持架台30を、コンクリート版21の連設方向Xに、よりスムーズに移動させることが可能になる。
さらに、本実施形態では、支持架台30を構成する連結支持ビーム部30bは、上述のように、支持本体部30aにおける同様の高さ位置に、一対設けられており、各々の連結支持ビーム部30bに、昇降装置31が取り付けられている。これによって、撤去すべきコンクリート版21を、回転冶具32を介在させて、一対の昇降装置31によって支持本体部30aから吊り下げることで、より安定した状態で、吊り上げたり吊り降ろしたりすることが可能になる。
本実施形態のコンクリート版の吊降し撤去方法におけるコンクリート版切断工程では、図3(a)及び図4(a)、(b)に示すように、連設方向Xの先端部のコンクリート版21を、支持架台30から昇降装置31を介して支持させた状態で、コンクリート版21の両端部分21cにおいて、支持架台30が載置された両端部21bよりも内側に、切断装置35により切断線40を各々形成して、コンクリート版21の本体部分21aを両端部分21cから切り離す。
すなわち、コンクリート版切断工程では、連設方向Xの先端部のコンクリート版21の、両端部21bの間の本体部分21aの所定の位置に、アンカー(図示せず)を打ち込み、打ち込んだアンカーに、回転冶具32の下部ビーム部34に取り付けられた吊りワイヤー34bの下端部を係止することによって、支持架台30の支持本体部30aから、昇降装置31及び回転冶具32を介してコンクリート版21を支持した状態とする。この状態で、切断装置として、例えばコンクリート切断用の装置として公知のコンクリートカッター装置35を用いて、先端部のコンクリート版21の両端部分21cにおける両端部21bよりも内側の部分に、連設方向Xに延設させて、コンクリート版21を横断する切断線40を、厚さ方向に貫通させて形成する。これによって、両側の切断線40により挟まれる部分の本体部分21aを、両端部分21cから切り離すことができる。
ここで、コンクリート版切断工程では、コンクリート版21の両端部分21cの切断線40による切断面40aを、下方に向けて外側に傾斜させるように各々形成することが好ましい(図4(a)参照)。これによって、後述する本体部分吊降し工程において、残置される両端部分21cから切断線40により切り離された、切断線40による切断面40aで挟まれるこれらの間の本体部分21aを、残置される両端部分21cからスムーズに離間させて、下方に容易に吊り降してゆくことが可能になる。下方に向けて外側に傾斜する切断面40aは、コンクリート版21の両端部分21cを切断する際に、例えばコンクリート版21の上に傾斜した咬ませ部材41を取り付けることで、コンクリートカッター装置35を傾斜させて設置して、カッターブレード35aを外側に向けて傾けた状態で、コンクリートカッター装置35を移動させることによって、容易に形成することができる。
本実施形態のコンクリート版の吊降し撤去方法における本体部吊降し工程では、図5(a)〜(c)に示すように、両端部分21cから切り離したコンクリート版21の本体部分21aを、両端部分21cを残置させた状態で、昇降装置31により下方に吊り降ろす。
すなわち、本体部吊降し工程では、上述のコンクリート版切断工程によって、支持架台30の支持本体部30aから吊り下げて支持した状態で、両端部分21cから切り離されたコンクリート版21の本体部分21aを、支持架台30に取り付けられたホイストクレーン等による昇降装置31を作動させることによって、回転冶具32と共に下方に吊り降ろす。
ここで、本体部吊降し工程では、コンクリート版21の両端部分21cを残置させて、本体部分21aのみを下方に吊り降ろしてゆくので、道路トンネル50が馬蹄形の断面形状を備えていて、コンクリート版21が取り付けられていた上部のトンネル幅よりも、これよりも下方部分のトンネル幅の方が狭くなっていても、吊り降ろされる本体部分21aの両端部が、道路トンネル50の側壁部に引っ掛かることになるのを回避して、本体部分21aをスムーズに吊り降ろしてゆくことが可能になる。
また、本体部吊降し工程では、切り離した本体部分21aは、道路トンネル50における残置された両端部分21cよりも下方の空間領域において、回転冶具32の下部ビーム部34を、上部ビーム部33に対して回転させることにより(図5(a)参照)、好ましくはこれの長手方向Lが連設方向Xに沿うようにスムーズに回転移動された後に、さらに下方に吊り降ろされるようになっている。これによって、道路トンネル50の内部において、縦長の荷台部57aを道路トンネル50の軸方向であるコンクリート版21の連設方向Xに延設させて、支持架台30の直下部分に移動させたトレーラ等の搬出車両57の荷台部57aに、吊り降ろされて撤去されるコンクリート版21の本体部分21aを、スムーズに積み込ませて、搬出させることが可能になる。
吊り降ろしたコンクリート版21の本体部分21aを、搬出車両57の荷台部57aに積み込んだら、下部ビーム部34を上部ビーム部33に対して回転させて、上部ビーム部33と平行な元の位置に戻すと共に、昇降装置31により回転冶具32を上昇させて、元の位置に戻した状態で、支持架台30を連設方向Xの後方側に移動させる。これによって、次の連設方向Xの先端部のコンクリート版21の本体部分21aを撤去する作業を、引き続き行なうことが可能になる。
本実施形態では、上述のコンクリート版切断工程と、本体部分吊降し工程とを、支持架台30やコンクリートカッター装置35を連設方向Xの後方側に移動させながら、所定回数繰り返して、連設方向Xの先端側から所定数のコンクリート版21として、例えば5箇所のコンクリート版21の本体部分21aを吊り降ろして撤去したら、図6(a)〜(c)に示すように、支持架台30を連設方向Xの後端側にさらに移動させた後に、両端部分撤去工程によって、残置したコンクリート版21の両端部分21cを先端側から順次撤去する作業を行なう。両端部分撤去工程は、先端部のコンクリート版21の本体部分21aを撤去して、支持架台30を連設方向Xの後端側に移動させた直後に、その都度行っても良く、6箇所以上のコンクリート版21の本体部分21aを撤去してから、残置した複数個所のコンクリート版21の両端部分21cを、まとめて撤去することもできる。
本実施形態のコンクリート版の吊降し撤去方法における両端部分撤去工程では、例えば高所作業車58の作業床部58aに乗り込んだ作業員による作業によって、残置したコンクリート版21の両端部分21cから、ずれ止めガイド部材36や固定アンカー23等を取り外すと共に、例えばクラッシャ重機59の先端アタッチメント部59aによって挟み込んで持ち上げることにより、残置したコンクリート版21の両端部分21cを、容易に撤去することできる。
両端部分撤去工程で残置したコンクリート版21の両端部分21cを撤去して、予定していた全てのコンクリート版21を撤去したら、連設方向Xの後方側に移動させた支持架台30やコンクリートカッター装置35等を、高所作業車58の作業床部58aに乗り込んだ作業員による作業や、小型クレーン56を用いた作業によって、解体、撤去して、例えば老朽化や換気システムの変更等に伴って撤去する必要を生じたトンネル天井版20を撤去する工事が終了する。
そして、上述の構成を備える本実施形態のコンクリート版の吊降し撤去方法によれば、連設して配置されてトンネル天井版20を形成する多数のコンクリート版21を、安定した状態で、順次効率良く撤去してゆくことが可能になる。
すなわち、本実施形態のコンクリート版の吊降し撤去方法は、昇降装置31を取り付けた支持架台30を、両端部30cをコンクリート版21の両端部21bに各々載置して、連設方向Xに移動可能に設置する架台設置工程と、連設方向Xの先端部のコンクリート版21を、支持架台30から支持させた状態で、コンクリート版21の両端部21bよりも内側に切断線40を各々形成して、コンクリート版21の本体部分21aを両端部分21cから切り離すコンクリート版切断工程と、切り離したコンクリート版21の本体部分21aを、昇降装置31により吊り降ろす本体部分吊降し工程と、本体部分21aを吊り降した後に、残置したコンクリート版の両端部分21cを撤去する両端部分撤去工程とを含んで構成されている。
したがって、本実施形態によれば、撤去するコンクリート版21の本体部分21aを、既存の支持部材によって両端部が支持された支持架台30により上方から吊り下げて、安定した状態で吊り降ろすことが可能になると共に、支持架台30に取り付けた昇降装置から、撤去するコンクリート版21の本体部分21aを吊り下げることで、トンネル天井版20よりも上方のスペースの大きさが限られていても、構造物を損傷することなく、十分な吊り代及び支持力を確保しながら撤去することが可能になり、これによって連設して配置されてトンネル天井版20を形成する多数のコンクリート版21を、安定した状態で、順次効率良く撤去してゆくことが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、本発明の吊降し撤去方法によって撤去される、両端部が下方から支持されて、連設方向に多数連設して配置されるコンクリート版は、道路トンネルのトンネル天井版を形成するものである必要は必ずしも無く、その他のトンネル天井版や、トンネル以外の建造物を構成する天井版を形成するものであっても良い。両端部が下方から支持されて、連設方向に多数連設して配置されるコンクリート版は、天井版の他、床版を形成するものであっても良く、例えば高架橋等に設けられて床版を形成する、両端部が下方から支持されて、連設方向に多数連設して配置されるコンクリート版であっても良い。
また、両端部をコンクリート版の両端部に各々載置して、連設方向に移動可能に設置される支持架台の支持本体部は、アーチ形状を備えている必要は必ずしもなく、門形形状等を備えていても良い。
さらに、コンクリート版切断工程において、コンクリート版の両端部分の切断線による切断面を、下方に向けて外側に傾斜するように各々形成する必要は必ずしも無く、本体部分吊降し工程において、切り離した本体部分は、残置された両端部分よりも下方の空間領域において、これの長手方向が連設方向に沿うように回転移動する必要は必ずしも無い。
10 トンネル天井部コンクリート版の吊降し撤去機構
20 トンネル天井版
21 コンクリート版
21a 本体部分
21b 両端部
21c 両端部分
22 支持部材(ブラケット部材)
22a 接合基部
22b 受台部
22c 載置面
23 固定アンカー
30 支持架台
30a 支持本体部
30b 連結支持ビーム部
30c 両端部
31 昇降装置
32 回転冶具
33 上部ビーム部
34 下部ビーム部
34a 回転連結部
34b 吊りワイヤー
35 切断装置(コンクリートカッター装置)
35a カッターブレード
37 車輪部材
40 切断線
40a 切断面
41 咬ませ部材
50 道路トンネル
55 運搬車両
56 小型クレーン
57 搬出車両
57a 荷台部
58 高所作業車
58a 作業床部
59 クラッシャ重機
59a 先端アタッチメント部
X 連設方向
L コンクリート版の本体部分の長手方向

Claims (6)

  1. 両端部が下方から支持されて、連設方向に多数連設して配置されたコンクリート版を、連設方向の先端側のコンクリート版から順次吊り降ろして撤去してゆくコンクリート版の吊降し撤去方法であって、
    昇降装置を取り付けた支持架台を、両端部をコンクリート版の両端部に各々載置して、前記連設方向に移動可能に設置する架台設置工程と、
    前記連設方向の先端部のコンクリート版を、前記支持架台から前記昇降装置を介して支持させた状態で、前記コンクリート版の両端部分において、前記支持架台が載置された両端部よりも内側に、切断装置により切断線を各々形成して、前記コンクリート版の本体部分を両端部分から切り離すコンクリート版切断工程と、
    切り離した前記コンクリート版の本体部分を、前記昇降装置により吊り降ろす本体部分吊降し工程と、
    前記本体部分を吊り降した後に、前記支持架台を前記連設方向の後端側に移動させて、残置した前記コンクリート版の両端部分を撤去する両端部分撤去工程とを含んで構成されるコンクリート版の吊降し撤去方法。
  2. 前記コンクリート版切断工程において、前記コンクリート版の両端部分の前記切断線による切断面は、下方に向けて外側に傾斜するように各々形成される請求項1記載のコンクリート版の吊降し撤去方法。
  3. 前記本体部分吊降し工程において、切り離した前記本体部分は、残置された前記両端部分よりも下方の空間領域において、これの長手方向が前記連設方向に沿うように回転移動された後に、さらに下方に吊り降ろされる請求項1又は2記載のコンクリート版の吊降し撤去方法。
  4. 前記コンクリート版は、トンネルの内部の空間を上下に仕切るトンネル天井版を形成するものである請求項1〜3のいずれか1項記載のコンクリート版の吊降し撤去方法。
  5. 前記トンネルは、円形又は馬蹄形の断面形状を備えている請求項4記載のコンクリート版の吊降し撤去方法。
  6. 前記支持架台は、アーチ形状の支持本体部を備えている請求項1〜5のいずれか1項記載のコンクリート版の吊降し撤去方法。
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