JP2018122882A - 吐出容器 - Google Patents
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Abstract
Description
また、この種の容器では、第1剤と第2剤とを接触させることで水素を生成し、この水素を含有した液体を吐出させることについての要望があった。
さらに、収容部内における第2剤の移動を規制する規制部が、ヘッド本体部および蓋体の双方に形成されていることで、第2剤によって第2連通孔が閉塞されてしまうのをより確実に抑止することができるとともに、蓋体を開いた後閉じる操作をする際に、蓋体に形成された規制部が第2剤に当接し、この閉じる操作が妨げられてしまうのを抑止することができる。
図1〜図3に示すように、吐出容器10は、液状の第1剤Pが収容される容器本体1と、容器本体1の口部1aに装着される有頂筒状の装着キャップ3と、装着キャップ3に貫設されたステム5を有するポンプ4と、ステム5の端部に装着されるとともに吐出孔24bが形成された押下ヘッド2と、を備えている。第1剤Pとしては、例えば水分を含んだ化粧水や液体洗剤などが用いられる。
ポンプ4の下端部には、パイプ4aが配設されている。ステム5は、装着キャップ3に上方付勢状態で下方移動可能に貫設されており、その上端に押下ヘッド2が装着されている。ステム5およびポンプ4は、押下ヘッド2が押下されてステム5が下降した後、このステム5が上方付勢力によって上昇する際に、ポンプ4が作動して、容器本体1内の第1剤Pをパイプ4aの下端部から吸い上げるように構成されている。吸い上げられた第1剤Pは、ポンプ4の不図示のシリンダ内に溜められる。このシリンダ内に第1剤Pが溜まった状態で押下ヘッド2が押下されると、ステム5が下降するのに伴い、シリンダ内の第1剤Pがステム5の上端開口部から流出する。
吐出筒部24は、上下方向において、フランジ部22の上方に位置している。吐出筒部24の内径は、径方向外側に向かうに従い、漸次大きくなっている。吐出筒部24内は、外筒部21内に向けて開口する第2連通孔24aに連通している。吐出筒部24の径方向外側の開口は先述の吐出孔24bとされている。
例えば第2剤Sが球状である場合、図3に示すように、第2剤Sは周方向において下側規制部26を回避した位置に位置することとなる。このように、下側規制部26は、収容部2a内における第2剤Sの位置を規制し、第2剤Sが第2連通孔24aに近づくのを抑止するように構成されている。
嵌合筒部33の外周面には、径方向外側に向けて突出する環状突部33aが形成されている。環状突部33aは、上下方向において、第2連通孔24aよりも上方に位置している。
さらに、有頂筒部25の頂壁がステム5の上端開口部の真上に位置しているため、ステム5からの第1剤Pの流れが有頂筒部25の頂壁に当たって周方向に拡散され、複数の第1連通孔25aから万遍なく第1剤Pを収容部2a内に流入させることができる。
また、例えば吐出容器10の使用が繰り返されて、第2剤Sの効能が弱まったり残量が少なくなったりした場合は、図2に示すように蓋体30をヒンジ部31周りに回動させることで収容部2aを開放し、第2剤Sを容易に交換したり補充したりすることができる。
Claims (4)
- 液状の第1剤が収容される容器本体と、
前記容器本体の口部に装着される有頂筒状の装着キャップと、
前記装着キャップに、上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステムを有するポンプと、
前記ステムの上端に装着されるとともに、吐出孔が形成された押下ヘッドと、を備え、
前記押下ヘッドには、
前記第1剤と接触することで水素を発生させる第2剤が収容され、前記吐出孔に連通する収容部と、
前記収容部と前記ステムの上端開口部とを連通させる第1連通孔と、
が設けられていることを特徴とする吐出容器。 - 前記収容部に有頂筒部が設けられ、
前記有頂筒部の周壁には、前記第1連通孔が周方向に間隔を空けて複数形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の吐出容器。 - 前記押下ヘッドは、前記収容部内における前記第2剤の移動を規制する規制部を備え、
前記規制部は、前記吐出孔と連通して前記収容部内に向けて開口する第2連通孔と、周方向において同等の位置に配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の吐出容器。 - 前記押下ヘッドは、前記収容部が形成されたヘッド本体部と、前記収容部を開放自在に閉塞する蓋体と、を有し、
前記規制部は、前記ヘッド本体部および前記蓋体の双方に形成されていることを特徴とする、請求項3に記載の吐出容器。
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Citations (5)
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---|---|---|---|---|
JPS60175062U (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-20 | 株式会社吉野工業所 | 手押しポンプにおける添加物混入装置 |
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2017
- 2017-01-31 JP JP2017015735A patent/JP6749260B2/ja active Active
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JP6749260B2 (ja) | 2020-09-02 |
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