JP2018122735A - 車高制御システム - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本明細書において、上述のエアシリンダ8、ショックアブソーバ10等について、車輪2の位置で区別する必要がある場合には、車輪2の位置を表す符号FL,FR,RL,RRを付して区別するが、車輪2の位置で区別する必要がない場合、総称を表す場合等には車輪2の位置を表す符号FL,FR,RL,RR等を省略して記載する。
エアチャンバ19におけるエアの給排によりエアピストン14がシリンダ本体11に対して上下方向に相対移動させられ、それにより、ショックアブソーバ10においてアブソーバ本体とアブソーバピストンとが上下方向に相対移動させられるのであり、サスペンションアーム4と車体3との間の距離である車高が変化させられる。
コンプレッサ装置30は、コンプレッサ40と、コンプレッサ40を駆動する電動モータ42とを含み、電動モータ42の駆動によりコンプレッサ40が作動させられる。コンプレッサ40の吐出圧が高くなると、リリーフ弁46を経てエアが大気へ放出される。
タンク34は、エアを加圧した状態で収容するものであり、収容されるエアの量が多くなると、その収容されたエアの圧力であるタンク圧が高くなる。
回路弁61〜64は常閉弁であり、開状態において双方向のエアの流れを許容し、閉状態において、一方の側から他方の側へのエアの流れを阻止するが、他方の側の圧力が一方の側の圧力より設定圧以上高くなると、他方の側から一方の側へのエアの流れを許容するものである。
回路弁61,63は、閉状態においてタンク34からのエアの流出を阻止するものであり、回路弁62は、閉状態において、共通通路22からのエアの流出を阻止するものであり、回路弁64は、閉状態において共通通路22へのエアの供給を阻止するものである。
第4通路66の接続部66sには排気弁32が接続される。排気弁32は常閉の電磁弁であり、開状態において、第4通路66から大気へのエアの排出が許容され、閉状態において、第4通路66から大気へのエアの排出が阻止されるが、第4通路66のエアの圧力が大気圧より設定圧以上低くなると大気から第4通路66へのエアの供給が許容される。
また、第4通路66の接続部66sより第2通路側の部分には、ドライヤ70と流れ抑制機構72とが直列に設けられる。流れ抑制機構72は、互いに並列に設けられた、差圧弁72vと絞り72sとを含む。差圧弁72vは、第2通路側からコンプレッサ側へのエアの流れを阻止し、コンプレッサ側の圧力が第2通路側の圧力より設定圧以上高くなると、コンプレッサ40から第2通路52へのエアの流れを許容する。
また、本実施例における車高制御システム等は、バッテリ110の電力により作動可能なものである。バッテリ110の電圧は電圧モニタ112によって検出されるが、電圧モニタ112は車高制御ECU80に接続される。
また、車高を高くする車高制御であるアップ制御が行われる場合には、図5に示すように、回路弁61〜64を開とするとともに、制御対象輪に対応する車高制御弁26を開とする。タンク34に蓄えられたエアは、制御対象輪のエアシリンダ8のエアチャンバ19に供給される。それにより、制御対象輪についての車高が高くなる。
お出迎え制御は、人が乗車すると推定された場合に、車高を人が乗り易い高さまで高くするアップ制御の一態様である。例えば、車両が停止状態(イグニッションスイッチがOFFの場合もある)にある場合において、車両の複数のドアのうちの少なくとも1つがアンロックされた場合、または、通信装置96と携帯機104との間で通信が開始された場合(通信可能領域内に、携帯機104が入った場合)等には、人が乗車すると推定され、アップ制御としてのお出迎え制御の開始条件が成立したとされる。
ステップ1(以下、S1と略称する。他のステップについても同様とする)において、お出迎え制御中であるか否かが判定される。お出迎え制御中でない場合には、S2においてお出迎え制御の開始条件が成立するか否か、すなわち、人の乗車が推定されるか否かが判定される。お出迎え制御の開始条件が成立しない場合には、S3〜5において、温度、タンク圧が取得され、比率γが取得され、中間目標車高HFrefmが決定される(HFrefm=HFref・γ)。
S9において、後輪側の実車高HR*が目標車高HRrefに近づいたか否かが判定され、S10において、前輪側の実車高HF*が目標車高HFrefに近づいたか否かが判定される。S9,10においては、S8における場合と同様に、それぞれ、後輪側、前輪側の実車高HR*、HF*が、それぞれ、目標車高HRref、HFrefとほぼ同じになったか否か、目標車高HRref、HFrefと不感帯幅Δhとで決まる範囲内(HRref±Δh)、(HFref±Δh)に達したか否かが判定される。
次に、S8が実行された場合には、判定がYESとなる場合があるが、判定がYESである場合には、再度、S12が実行される。それに対して、前輪側の実車高HF*が中間目標車高HFrefmに対して高くなった場合には、S8の判定がNOとなる。
(1)車両の前輪側と後輪側とにそれぞれ設けられた複数の車高制御アクチュエータと、
それら複数の車高制御アクチュエータに、圧力媒体を供給可能な圧力媒体供給装置と、
その圧力媒体供給装置と前記複数の車高制御アクチュエータの各々とを、連通させたり、遮断したりすることにより、前記前輪側と前記後輪側との各々についての車高を高くして、それぞれ、目標車高に近づける車高制御を行う車高制御部と
を含む車高制御システムであって、
前記車高制御部が、前記圧力媒体供給装置と前記後輪側と前記前輪側とのいずれか一方の側の車高制御アクチュエータとが遮断された状態で、前記圧力媒体供給装置と前記後輪側と前記前輪側との他方の側の車高制御アクチュエータとを連通させて、前記他方の側の車高が前記目標車高より低い中間目標車高に達した場合に、前記圧力媒体供給装置と前記一方の側の車高制御アクチュエータとを連通させることを特徴とする車高制御システム。
中間目標車高は、目標車高より低い車高であるが、目標車高から設定車高を引いた値としたり、目標車高に比率γ(0<γ<1)を掛けた値としたりすること等ができる。
前輪側と後輪側とで、荷重が大きい方の側においては、車高制御アクチュエータの圧力媒体の圧力がより高くなる。
当該車高制御システムが、前記タンクに蓄えられた圧力媒体の圧力であるタンク圧を検出するタンク圧センサを含み、
前記車高制御部が、前記タンク圧センサによって検出された前記タンク圧が低い場合は高い場合より、前記中間目標車高を高い車高に決定する第1中間目標車高決定部を含む(1)項または(2)項に記載の車高制御システム。
車高制御の開始時のタンク圧に基づいて中間目標車高が決定されることが望ましい。
前記車高制御部が、前記温度センサによって検出された温度が低い場合は高い場合より前記中間目標車高を高い車高に決定する第2中間目標車高決定部を含む(1)項ないし(3)項のいずれか1つに記載の車高制御システム。
車高制御の開始時の温度に基づいて中間目標車高が決定されることが望ましい。
前記複数の車高制御アクチュエータが、それぞれ、車高制御弁を介して前記共通通路に接続され、
前記圧力媒体供給装置が、前記タンクと、前記共通通路との間に設けられた少なくとも1つの連通制御弁を含み、
前記車高制御部が、前記少なくとも1つの連通制御弁を開、前記他方の側の車高制御アクチュエータに対応して設けられた前記車高制御弁を開として、前記他方の側の車高が前記中間目標車高に達した後に、前記一方の側の車高制御アクチュエータに対応して設けられた前記車高制御弁を開とする電磁弁等制御部を含む(1)項ないし(4)項のいずれか1つに記載の車高制御システム。
乗車が推定された場合に、アップ制御の開始条件が成立したとして、車高を高くするアップ制御が行われる。
車両のメインスイッチであるイグニッションスイッチがOFFの状態でアップ制御が行われる場合もある。
設定値は、例えば、25mm〜50mmぐらいの大きさとすることができる。
Claims (6)
- 車両の前輪側と後輪側とにそれぞれ設けられた複数の車高制御アクチュエータと、
それら複数の車高制御アクチュエータに、圧力媒体を供給可能な圧力媒体供給装置と、
その圧力媒体供給装置と前記複数の車高制御アクチュエータの各々とを、連通させたり、遮断したりすることにより、前記前輪側と前記後輪側との各々についての車高を高くして、それぞれ、目標車高に近づける車高制御を行う車高制御部と
を含む車高制御システムであって、
前記車高制御部が、前記圧力媒体供給装置と前記後輪側と前記前輪側とのいずれか一方の側の車高制御アクチュエータとが遮断された状態で、前記圧力媒体供給装置と前記後輪側と前記前輪側との他方の側の車高制御アクチュエータとを連通させて、前記他方の側の車高が前記目標車高より低い中間目標車高に達した場合に、前記圧力媒体供給装置と前記一方の側の車高制御アクチュエータとを連通させることを特徴とする車高制御システム。 - 前記他方の側が、前記車高制御の開始時に、前記前輪側と前記後輪側とで、前記車高制御アクチュエータの圧力媒体の圧力が高い方の側とする請求項1に記載の車高制御システム。
- 前記圧力媒体供給装置が、圧力媒体を蓄えるタンクを含み、
当該車高制御システムが、前記タンクに蓄えられた圧力媒体の圧力であるタンク圧を検出するタンク圧センサを含み、
前記車高制御部が、前記タンク圧センサによって検出された前記タンク圧が低い場合は高い場合より、前記中間目標車高を高い車高に決定する第1中間目標車高決定部を含む請求項1または2に記載の車高制御システム。 - 当該車高制御システムが、外気の温度を検出する温度センサを含み、
前記車高制御部が、前記温度センサによって検出された温度が低い場合は高い場合より前記中間目標車高を高い車高に決定する第2中間目標車高決定部を含む請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車高制御システム。 - 当該車高制御システムが、前記圧力媒体供給装置に接続されるとともに、前記複数の車高制御アクチュエータが接続された共通通路を含み、
前記複数の車高制御アクチュエータが、それぞれ、車高制御弁を介して前記共通通路に接続され、
前記圧力媒体供給装置が、前記タンクと、前記共通通路との間に設けられた少なくとも1つの連通制御弁を含み、
前記車高制御部が、前記少なくとも1つの連通制御弁を開、前記他方の側の車高制御アクチュエータに対応して設けられた前記車高制御弁を開として、前記他方の側の車高が前記中間目標車高に達した後に、前記一方の側の車高制御アクチュエータに対応して設けられた前記車高制御弁を開とする電磁弁等制御部を含む請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車高制御システム。 - 前記車高制御部が、前記車両が停止状態にあり、前記前輪側と後輪側との両方において、車高を高くする車高制御の開始条件が成立した場合に、前記圧力媒体供給装置と前記一方の側の車高制御アクチュエータとが遮断された状態で、前記圧力媒体供給装置と前記他方の側の車高制御アクチュエータとを連通させるものである請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車高制御システム。
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CN111660749A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-09-15 | 厦门金龙联合汽车工业有限公司 | 一种空气悬架车身高度的控制方法 |
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