JP2018120682A - スパークプラグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】後端側から先端側に向けて縮径する第1段部を自身の外周に環状に形成した筒状の第1絶縁部材と、先端側が前記第1絶縁部の筒孔内に設けられた棒状の第1電極と、後端側が前記筒孔内に設けられ、前記筒孔内で、前記第1電極と対向する対向部を有する第2電極と、前記筒孔内に配置され、前記第1電極と前記対向部との間に配置される第2絶縁部材と、前記第1絶縁部材の外周に配置された主体金具であり、前記第1段部が直接又は他部材を介して接触する環状の第2段部を有する筒状の主体金具と、を備えるスパークプラグであって、前記第2絶縁部材は、前記第1絶縁部材よりも誘電率の高い材料で構成されているスパークプラグ。
【選択図】図1
Description
また、特許文献1では、第1電極と第2電極との間に介在する部材の形状を変更して、第1静電容量を大きくすることが記載されている。
また、ジルコニアを主成分とするセラミック焼結体は、アルミナを主成分とするセラミック焼結体よりも誘電率が高いため、第1絶縁部材よりも誘電率の大きな第2絶縁部材を備えたスパークプラグを構成できる。
本実施形態のスパークプラグ100によれば、第2絶縁部材70は、自身の先端が第1絶縁部材10の第1段部15のうち主体金具50の第2段部56との接触部の先端よりも後端側に位置している。上記構成によれば、第2絶縁部材70は、第1絶縁部材10のうち燃焼ガスに曝されない部分に配置されるため、プレイグニッションの発生をさらに抑制できる。
表1は、第1評価試験の試験結果を示している。この試験では、上記実施形態のスパークプラグ100のうち第2絶縁部材をジルコニアで形成したサンプル(サンプルA)と、第2絶縁部材をアルミナで形成したサンプル(サンプルB:比較例)とを用いた。
第2絶縁部材70内における第1電極20の直径R1:2.5mm
第1絶縁部材10の後端側胴部18の外径R2:10.5mm
第2絶縁部材70の外径R3:6.2mm
第1絶縁部材厚みt1:1.6mm
第2絶縁部材厚みt2:1.6mm
対向部27の厚みt3:0.3mm
軸線Oに沿った対向部27の長さL1:21.0mm
第1絶縁部材10の先端側胴部17の外径R4:9.0mm
取付ネジ部52の呼び径R5:M14
第1電極20の先端から第2電極の先端部26の後端までの距離L2:1.8mm
第1絶縁部材10の脚長部13の後端の外径R6:7.3mm
第2電極25の先端部26の軸線Oに沿った長さL3:18.5mm
主体金具50の先端面からの第1絶縁部材10の突き出し量L4:6.0mm
第2電極25の先端部26の直径R7:1.0mm
第2電極25の先端部26の第1絶縁部材10からの突き出し量L5:2.0mm
第2電極25と接地電極30との間隔L6:0.5mm
第2電極25間の間隔L7:2.5mm
上記実施形態では、複数の第2電極25はそれぞれ絶縁されている。これに対して、各第2電極25は、例えば、対向部27の先端(先端部26の後端)において、それぞれ電気的に接続されていてもよい。
上記実施形態では、スパークプラグ100は、第2電極25を複数備えている。これに対して、スパークプラグ100は、第2電極25を1つのみ備えていてもよい。例えば、第2電極25は、円柱状の先端部26を軸線O上に備え、その後端側に、複数の対向部27dを備えてもよい。また、この場合、対向部27を円筒状にすることによって、対向部27を1つにまとめても良い。
上記実施例では、スパークプラグ100は、第2電極25と同じ数だけ接地電極30を備えている。これに対して、スパークプラグ100は、第2電極25よりも多い数の接地電極を備えていても良いし、第2電極25よりも少ない数の接地電極を備えていても良い。
上記実施形態における各部の寸法は例示であり、上述した寸法に限られず、種々の寸法を適用可能である。
上記実施形態において、第1絶縁部材として、アルミナを用いたが、その他に窒化珪素、窒化アルミ、炭化珪素から選択することができる。また、第2絶縁体としてジルコニアを用いたが、他のセラミック材料や樹脂材料を選択することができる。
11…第1孔
12…第2孔
13…脚長部
15…第1段部
17…先端側胴部
18…後端側胴部
19…中央胴部
20,20b…第1電極
21…先端部分
25,25b…第2電極
26…先端部
27…対向部
30…接地電極
40…端子
41…鍔部
50…主体金具
51…工具係合部
52…取付ネジ部
53…加締部
54…シール部
56…第2段部
57…端面
58…圧縮変形部
65…ガスケット
66,67…リング部材
68…パッキン
69…タルク
70…第2絶縁部材
71…第3孔
100…スパークプラグ
Claims (5)
- 筒状の第1絶縁部材と、
先端側が前記第1絶縁部材の筒孔内に設けられた棒状の第1電極と、
後端側が前記筒孔内に設けられ、前記筒孔内で、前記第1電極と対向する対向部を有する第2電極と、
前記筒孔内に配置され、前記第1電極と前記対向部との間に配置される第2絶縁部材と、
前記第1絶縁部材の外周に配置された筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具の先端部に接続され、他端が前記第2電極との間で間隙を形成する接地電極と、を備えるスパークプラグであって、
前記第2絶縁部材は、前記第1絶縁部材よりも誘電率の高い材料で構成されていることを特徴とするスパークプラグ。 - 前記第1絶縁部材は、自身の外周に環状に形成される第1段部を有し、
前記主体金具は、前記第1段部が直接又は他部材を介して接触する環状の第2段部を有し、
前記第1段部のうち前記第2段部と接触する部分よりも先端側の前記第1絶縁部材を外部から見たときに、前記第2絶縁部材が露出してないことを特徴とする請求項1に記載のスパークプラグ。 - 前記第2絶縁部材は、前記第1段部のうち前記第2段部と接触する部分の先端よりも後端側に位置することを特徴とする請求項2に記載のスパークプラグ。
- 前記第2絶縁部材は、自身の先端が前記主体金具の先端よりも後端側に位置することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスパークプラグ。
- 前記第1絶縁部材はアルミナを主成分とするセラミック焼結体であり、
前記第2絶縁部材はジルコニアを主成分とするセラミック焼結体であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のスパークプラグ。
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