JP2018120071A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の生産性を不要に低下させることなく、適正に測定された用紙温度に応じた、適切な色補正を行えるようにする。【解決手段】本発明の一態様は、用紙上に画像を形成する画像形成部と、画像形成部で画像が形成された用紙の紙面を読み取る画像読み取り部と、画像読み取り部で紙面の読み取りが行われた用紙の温度を測定する温度測定部を備える。また、画像読み取り部で読み取られた紙面上の画像と、温度測定部で測定された用紙の温度とに基づいて、画像形成部で形成する画像の色を補正する色補正部と、画像読み取り部及び温度測定部の配置関係と、用紙の用紙サイズとに応じて、用紙を搬送する速度を制御する搬送制御部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
従来、コピー機、プリンター等の画像形成装置が形成した画像を含む用紙面を、CCD(Charge Coupled Device Image Sensor)等よりなるセンサが読み取った結果の情報を用いて、印字された画像における色の変動の有無を監視するシステムがある。該システムでは、監視対象となる色のパッチ画像が用紙端に印字され、印字されたパッチ画像の色味がセンサ(以下、「画像読み取り部」と称する)によって測定される。画像読み取り部で測定されたパッチ画像において色味の変動が検出された場合には、その都度、測定された色に基づいて、印字される色が基準色になるような色補正が掛けられる。
図1は、従来の、画像形成装置が印字した一般的なパッチ画像の例を示す図である。用紙Shの画像形成領域ImAに画像(アルファベットの“A”)が形成され、画像形成領域ImAの周囲の部分(画像形成領域外領域)に、パッチ画像が形成される。図1では、用紙上端部及び用紙下端部(用紙搬送方向(副走査方向)Dsにおいては用紙右端部及び左端部)の画像形成領域外領域に、それぞれ、パッチ画像AP1及びAP2、並びに、パッチ画像AP3及びAP4が形成されている。画像形成装置による色補正の完了後は、ユーザーは、画像形成領域ImAの周囲の画像形成領域外領域を断裁することにより、高品質の成果物(印刷物)を得ることができる。また、上記システムでは、画像読み取り部による画像の読み取り結果に応じて、印字された画像における位置ずれも検出することができる。
しかし、上記システムでは、定着が行われた後の用紙が測定されるため、測定対象であるパッチ画像の色度が温度によって変化するという「サーモクロミズム」という現象の影響を受ける。「サーモクロミズム」とは、トナーやインク等の色材を形成する分子構造が、熱によって可逆的に変化する現象である。
特許文献1では、サーモクロミズム現象を抑制するため、排出経路において用紙を停止または低速で搬送することにより、用紙の温度を十分に低下させる技術が提案されている。特許文献2では、温度センサが検出した用紙の温度に応じて、測色結果を補正する技術が提案されている。
特開2013−54324号公報 特開2013−114180号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、用紙の搬送を止めてしまう場合には、生産性が悪化する。また、用紙を低速で搬送することによって画像の読み取りまでに用紙の温度を下げる場合にも、温度センサが画像読み取り部の近傍に位置するケースでは、画像読み取り部による画像の読み取り中に用紙の搬送速度が変速すると、読み取り画像がゆがんでしまう。この場合、印字された画像における位置ずれを適切に検出できなくなる。
また、特許文献2に記載の技術では、搬送中の用紙の温度を正確に測定できない場合には、不正確な温度測定結果に基づく不要な色補正が掛かってしまう恐れがある。温度センサには応答時間があり、用紙が温度センサ上に来たとしても、温度測定の開始後から所定時間が経過しないと、正確な温度は測定できない。つまり、搬送中の用紙温度を正確に計測するには、用紙の搬送速度を十分に遅くする必要がある。しかしながら、用紙の搬送速度を十分に遅くすると、画像形成装置の生産性が低下してしまう。
本発明はこれらの課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、画像形成装置の生産性を不要に低下させることなく、適正に測定された用紙温度に応じた、適切な色補正を行えるようにすることにある。
本発明の一態様の画像形成装置は、画像形成部、画像読み取り部、温度測定部、色補正部及び搬送制御部を備える。画像形成部は、用紙上に画像を形成する。画像読み取り部は、画像形成部で画像が形成された用紙の紙面を読み取る。温度測定部は、画像読み取り部で紙面の読み取りが行われた用紙の温度を測定する。色補正部は、画像読み取り部で読み取られた紙面上の画像と、温度測定部で測定された用紙の温度とに基づいて、画像形成部で形成する画像の色を補正する。搬送制御部は、画像読み取り部及び用紙温度測定部の配置関係と、用紙の用紙サイズとに応じて、用紙を搬送する速度を制御する。
本発明の少なくとも一態様によれば、画像形成装置の生産性を不要に低下させることなく、適正に測定された用紙温度に応じた、適切な色補正が行えるようになる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
従来の一般的なパッチ画像の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置本体の制御系の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る後処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第1の制御が行われた場合の用紙動作線図である。 本発明の一実施形態に係る第2の制御が行われた場合の用紙動作線図である。 本発明の一実施形態に係る第3の制御が行われた場合の用紙動作線図である。 本発明の一実施形態に係る第5の制御が行われた場合の用紙動作線図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置本体における色補正用制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置本体での紙間及び搬送速度算出処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る紙間・搬送速度算出テーブルの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る後処理装置における色補正用制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る後処理装置における色補正用制御の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置及びプログラムについて、添付図面を参照しながら説明する。なお、各図において実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
<画像形成装置の全体構成>
まず、図2を参照して、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成について説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置1の構成例を示す概略図である。図2には、本発明の説明に必要と考える要素又はその関連要素を記載しており、画像形成装置はこの例に限られない。なお、本実施形態では、画像形成装置1として、例えばスキャナー、プリンター等の機能を備え、タッチパネル式の操作部で各機能を操作する複合機(MFP:Multi-functional peripherals)を例に挙げて説明する。
画像形成装置1は、画像形成装置本体10及び後処理装置40を備える。画像形成装置本体10及び後処理装置40は、直列に連結される。画像形成装置本体10は、例えば、静電気を用いて画像の形成を行う電子写真方式により、画像を用紙Shに形成する。印字方式としては、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色(基本色)のトナー画像を重ね合わせるタンデム形式を採用することができる。
画像形成装置本体10による画像形成は、PC(Personal Computer)120(図3参照)等から受信したジョブに基づいて行われる。受信したジョブが、色の監視及び補正を実施するジョブであった場合には、画像形成装置本体10は、図1に示したようなパッチ画像を用紙Shに形成し、パッチ画像が形成された用紙Shを出力して後処理装置40に搬送する。
後処理装置40は、画像形成装置本体10から排出された用紙Shに対して後処理を施し、後処理が施された用紙Shを、排紙トレイ50に排出する。本実施形態では、後処理装置40が、パッチ画像を読み取る機能、パッチ画像の読み取りが行われた用紙Shの温度を測定する機能、及び、パッチ画像の読み取り結果及び用紙温度の測定結果を画像形成装置本体10に送信する機能も有する。画像形成装置本体10では、後処理装置40から送信された読み取り結果及び用紙温度の測定結果を用いて、用紙Shに印字される画像の色を、予め定められた基準色と一致させるための色補正が行われる。以下、同じく図2を参照して、画像形成装置本体10及び後処理装置40の各部の構成をより詳細に説明する。
(画像形成装置本体の構成)
画像形成装置本体10は、画像入力部11及び操作表示部13を備える。画像入力部11は、給紙トレイ20A及び20B、搬送路21、画像形成部30、及び、自動原稿給送装置(Auto Document Feeder:ADF)12を備える。給紙トレイ20A,20Bには、用紙Shが収容される。搬送路21は、給紙トレイ20A,20Bに収容された用紙Shを画像形成部30に搬送する。
画像形成部30は、Y,M,C,Kの各色に対応する4つの画像形成ユニット31Y,31M,31C,31Kを備える。各画像形成ユニット31は、不図示の帯電部、LED書き込みユニット(レーザ光源)及び現像部、並びに、感光体ドラム32Y,32M,32C,32Kを有する。また、画像形成部30は、中間転写ベルト34、2次転写部35及び定着部36を備える。
中間転写ベルト34には、感光体ドラム32Y,32M,32C,32Kに形成された画像が1次転写される。2次転写部35は、中間転写ベルト34上に1次転写された各色のトナー画像を、搬送路21を搬送された用紙Shに2次転写する。中間転写ベルト34上の各色のトナー画像が用紙Shに2次転写されることにより、カラー画像が形成される。定着部36は、搬送された用紙Shを加圧及び加熱して、カラー画像を用紙Shに定着させる。定着部36により定着処理が行われた用紙Shは、搬送路21を通って後処理装置40へ搬送される。
なお、本実施形態では、画像形成部30がY,M,C,Kの4色を用いて画像形成を行う例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、「コーポレートカラー」と称される、企業や団体を象徴する色等を形成するための特色を備えた構成に適用してもよい。
操作表示部13は、タッチパネルで構成される表示部131及び操作部132を備える。表示部131は、例えば液晶パネル等で構成され、その画面にはユーザーによる操作内容や設定情報等が表示される。操作部132は、例えばタッチセンサで構成され、画像形成処理のジョブや、色の監視及び補正を実施するジョブ等の開始を指示するユーザーからの操作が入力される。なお、操作部132をマウスやタブレットなどで構成し、表示部131とは別体で構成することも可能である。
(後処理装置の構成)
後処理装置40は、画像読み取り部41及び温度測定部42を備える。画像読み取り部41は、例えばCCD等のセンサで構成され、画像形成装置本体10から排出された用紙Shに形成されたパッチ画像を読み取る。温度測定部42は、画像読み取り部41でパッチ画像の読み取りが行われた用紙Shの温度を測定する。画像読み取り部41の画像の読み取り結果(読み取り画像)、及び、温度測定部42で測定された用紙Shの温度(用紙温度測定結果)は、画像形成装置本体10に送信される。
<画像形成装置の制御系の構成>
次に、図3を参照して、画像形成装置本体10の制御系の構成について説明する。図3は、本実施形態に係る画像形成装置の制御系の構成例を示すブロック図である。なお、図3には、本発明の説明に必要と考える要素又はその関連要素を記載しており、画像形成装置の制御系の構成はこの例に限られない。
画像形成装置本体10は、制御装置100、記憶装置101、通信I/F(Interface)102、受信部103及び用紙搬送部104を備える。制御装置100は、不図示の演算処理装置及びメモリを備え、用紙Shの給紙、用紙Shへの画像の形成、及び、画像が形成された用紙Shの排紙等の、画像形成装置本体10の画像形成処理に関わる一連の制御を行う。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro-Processing Unit)で構成される。メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等よりなる。ROMには、制御装置100のCPUが実行するプログラム又はプログラムの実行時に使用するデータ等が記憶される。
記憶装置101は、例えばメモリ又はHDD(Hard Disk Drive)等で構成される。記憶装置101には、制御装置100の演算処理装置がプログラムを実行する際に使用するパラメータ、又はプログラムを実行して得られたデータ等が記憶される。また、記憶装置101には、パッチ画像の情報も記憶される。なお、制御装置100の演算処理装置が実行するプログラムは、制御装置100のメモリではなく、記憶装置101に記憶してもよい。
通信I/F102は、ネットワーク又は専用線を介して接続されるPC120との間で行われるデータの送受信処理を制御するインターフェースである。通信I/F102は、例えばNIC(Network Interface Card)で構成される。受信部103は、後処理装置40から送信されたパッチ画像の読み取り結果及び用紙温度の測定結果を受信して、制御装置100に出力する。用紙搬送部104は、制御装置100の制御下で、搬送路21を駆動する。
制御装置100は、さらに、色補正部111及び搬送制御部112を備える。色補正部111は、後処理装置40から送信されたパッチ画像の読み取り結果及び用紙温度の測定結果に基づいて、色補正を行う。搬送制御部112は、搬送路21を通紙する用紙Shの紙サイズと、監視パッチ数とに基づいて、画像読み取り部41でのパッチ画像の読み取りに適した用紙Shの搬送速度を算出する。そして、搬送制御部112は、算出した搬送速度での用紙Shの搬送を行えるように、用紙搬送部104を制御する。本実施形態では、画像形成装置本体10の生産性を不要に落とさないことを目的として、搬送制御部112では、画像読み取り部41でパッチ画像を読み取れる最速の搬送速度での搬送を行う制御をする。搬送制御部112は、画像形成装置本体10で用紙Shが複数枚連続で印刷される場合には、用紙Shの搬送速度だけでなく、紙間、すなわち、先行する用紙Shの後端から次の用紙Shの先端までの間隔(ms)も制御する。以下の説明では、搬送速度の制御及び/又は紙間の制御を「搬送制御」と総称する。
<後処理装置の機能構成>
次に、図4を参照して、後処理装置40の機能ブロックの構成について説明する。図4は、本実施形態に係る後処理装置40の機能構成例を示すブロック図である。なお、図4には、本発明の説明に必要と考える要素又はその関連要素を記載しており、後処理装置の制御系の構成はこの例に限られない。
後処理装置40は、上述した画像読み取り部41及び温度測定部42に加えて、送信部43、用紙搬送部44及び制御部45を備える。送信部43は、画像読み取り部41が読み取った読み取り画像と、温度測定部42が測定した用紙Shの温度とを、画像形成装置本体10に送信する。用紙搬送部44は、制御装置100の制御下で、搬送路21を駆動する。
制御部45は、不図示の演算処理装置及びメモリを備え、後処理装置40の処理に関わる一連の制御を行う。演算処理装置は、例えば、CPU又はMPUで構成される。メモリは、例えば、RAM、ROM等よりなる。ROMには、制御部45のCPUが実行するプログラム又はプログラムの実行時に使用するデータ等が記憶される。
制御部45は、さらに、搬送制御部451を備える。搬送制御部451は、後処理装置40内における画像読み取り部41及び温度測定部42の配置関係の情報と、画像形成装置本体10から搬送される用紙Shの紙サイズの情報とに基づいて、搬送制御を行う。以下の説明では、適正な色補正を行うことを目的として画像形成装置1(画像形成装置本体10及び後処理装置40)が行う、用紙Shの搬送制御を含む制御を、「色補正用制御」と称する。
<画像形成装置による色補正用制御の概要>
(第1の制御)
次に、本実施形態による画像形成装置1が行う色補正用制御の概要について説明する。まず、図5を参照して、用紙Shの連続印刷を想定しない場合の制御(以下、「第1の制御」と称する)について説明する。図5は、第1の制御を行った場合における、後処理装置40の搬送路21内を通紙する用紙Shの搬送路21における位置及び時間の対応関係を示す用紙動作線図である。図5には、用紙Shの用紙先端の動作線図Dl及び用紙後端の動作線図Dtの両方を示す。
図5の横軸は時間(ms)を示し、縦軸は、距離(mm)を示す。縦軸に示す距離は、後処理装置40の搬送路21における用紙Shの“0”の地点からの距離を示す。用紙動作線図の“0”の地点は、画像形成装置本体10から搬送された用紙Shが後処理装置40に搬入される地点(搬入口)P0(図2参照)に対応する。縦軸における画像取得位置Ps(200mm)は、画像読み取り部41によってパッチ画像が取得される搬送路21上の位置Ps(図2参照)に対応する。位置Psには、例えば、用紙搬送方向(図1の副走査方向Ds)における画像読み取り部41の略中心の位置を設定できる。用紙温度測定位置Pt(300mm)は、温度測定部42の用紙搬送方向における略中心位置Pt(図2参照)に対応する。横軸に示す時間は、後処理装置40の地点P0に用紙Shの用紙先端が位置した時点を“0”(起点)として時間の計測を開始した場合の経過時間を示す。図5に示す例において、用紙Shの紙サイズはA4sサイズ(297mm)であるものとする。
第1の制御は、以下の手順で行われる。
(1)後処理装置40の搬送制御部451は、用紙Shの用紙先端が後処理装置40に搬入されてから、用紙後端が画像読み取り部41の画像取得位置Psを通り抜けるまでの間は、搬送速度Sp1(第1の搬送速度の一例)で用紙Shを搬送する。搬送速度Sp1は、画像読み取り部41での画像の読み取り(画像解析)を行える最速の搬送速度である。搬送速度Sp1の算出方法については、後述の図10及び図11を参照して詳述する。図5では、搬送速度Sp1によって搬送される用紙Shの用紙動作線図を太い実線で示しており、搬送速度Sp1は1000mm/sであるものとする。搬送速度Sp1で搬送された用紙Sh上のパッチ画像は、画像読み取り部41によって読み取られる。
(2)搬送制御部451は、用紙Shの用紙後端が画像読み取り部41を抜ける(画像取得位置Psを通過する)タイミングで、時間Ta(第1の時間の一例)を算出する。時間Taは、搬送速度Shで用紙Shを搬送した場合における、用紙Shが温度測定部42上に滞在可能な時間であり、下記の式1により算出できる。
Ta=(Pt−Ps)/Sp1…式1
つまり、上記式1によれば、時間Taは、画像取得位置Ps及び用紙温度取得位置Pt間の距離(第1の距離の一例)を搬送速度Sp1で除算することにより算出される。時間Taは、図5において、細かいドット模様を有する両矢印で示される。
(3)搬送制御部451は、時間Taの経過後からどれだけの時間、用紙Shが温度測定部42上に滞在している必要があるかを求める。この時間は、時間Ta、及び、温度測定部42の測定準備時間(応答速度)Tb(図5中に粗いドット模様の両矢印で図示)を用いて算出できる。次いで、搬送制御部451は、算出した時間分だけ用紙Shを温度測定部42上に留めることを可能とする搬送速度Sp2(第2の搬送速度の一例)を算出する。搬送速度Sp2は、下記の式2により算出できる。
Sp2=(Pt−Ps)/(Tb−Ta)…式2
上記式2によれば、搬送速度Sp2は、温度測定部42の応答時間Tbから、上記式1で算出した時間Taを減算した時間で、画像取得位置Ps及び用紙温度取得位置Pt間の距離(第1の距離)を除算することにより算出される。
搬送速度Sp2での用紙Shの搬送は、用紙Shの用紙後端が温度測定部42を抜ける(画像取得位置Psを通過する)までの間、継続して行われる。図5では、搬送速度Sp2によって搬送される用紙Shの用紙動作線図を太い破線で示している。図5に示す例では、応答速度Tbは600msであるものとする。搬送速度Sp2で搬送された用紙Shの温度は、温度測定部42によって測定される。
(4)搬送制御部451は、用紙Shの用紙後端が温度測定部42を抜けた(画像取得位置Psを通過した)後、用紙Shの搬送速度を再び搬送速度Sp1に戻す。そして、後処理装置40の送信部43(図4参照)は、温度測定部42が測定した用紙Shの温度と、画像読み取り部41が読み取ったパッチ画像の読み取り画像とを、画像形成装置本体10に送信する。
画像形成装置1によって上記第1の制御が行われることにより、用紙Shの用紙後端が画像読み取り部41を抜けるまでの間、及び、用紙Shの用紙後端が温度測定部42を抜けた後は、画像の読み取りを行える最速の搬送速度Sp1で用紙Shが搬送される。したがって、その間は画像形成装置1の生産性が維持される。また、用紙Shの温度測定時には、用紙Shの搬送速度が、温度測定部42の応答時間Tbを考慮した搬送速度Sp2に落とされるため、温度測定部42での用紙温度測定も、正確に行われるようになる。つまり、本実施形態の画像形成装置1によれば、画像形成装置1の生産性を不要に低下させることなく、正確に測定された用紙温度に応じた、適切な色補正を行えるようになる。
(第2の制御)
次に、用紙Shを複数枚連続で印刷する場合における制御(以下、「第2の制御」と称する)について説明する。搬送制御部451が上記第1の制御を行う場合、前の用紙Shが温度測定部42を抜けた後は、用紙Shの搬送速度は、変速前の搬送速度Sp1に戻される。したがって、紙間が十分に保たれない場合には、前(先行)の用紙Shと次の用紙Shとがぶつかってしまう可能性が生ずる。しかしながら、前の用紙Shの用紙後端が温度測定部42を抜けるタイミングより後に、次の用紙Shの用紙先端が温度測定部42上に来れば、用紙同士はぶつからないと考えられる。
つまり、上記第1の制御を行うことにより増加する搬送時間を、通常時(本来)の紙間Tyに加算して新たな紙間Tx(第2の紙間の一例)とし、この紙間Txを実現する制御を行うことで、用紙Sh同士がぶつかることを防ぎつつ上記第1の制御を行える。紙間Txは、以下の式3により算出できる。
Tx=Ty+(Tb−((Pt−Ps)/Sp1))…式3
上記式3によれば、新たな紙間Txは、通常の紙間Tyに、温度測定部42の応答時間Tbから時間Ta((Pt−Ps)/Sp1)を減算した時間を加算することにより算出される。
上記紙間Txを実現する制御、すなわち、第2の制御の具体的な実施例を、図6を参照して説明する。図6は、第2の制御を行った場合における用紙Shの用紙先端及び用紙後端の動作線図である。図6には、前の用紙Shの用紙先端の動作線図Dl1、前の用紙Shの用紙後端の動作線図Dt1、次の用紙Shの用紙先端の動作線図Dl2及び次の用紙Shの用紙先端の動作線図Dt2を示す。図6に示す例において、用紙Shの紙サイズはA4sサイズ(297mm)であり、画像読み取り部41の応答時間Tbは600msである。また、搬送速度Sp1は1000mm/sであり、通常時の紙間Tyは200msである。
上記式3を用いて算出した紙間Txを保持する搬送制御を行うことで、上記第1の制御を行った場合にも、図6に示すように、前の用紙Shの用紙後端の動作線図Dt1と次の用紙Shの用紙先端の動作線図Dl2とは重ならない。つまり、第2の制御を実施することで、連続して搬送される用紙Sh同士がぶつかってしまうことを防ぎつつ、画像形成装置1の生産性の確保と、用紙Shの温度の正確な測定との両立を可能とする第1の制御を行えるようになる。
(第3の制御)
次に、温度測定のための変速、すなわち、搬送速度Sp2への変速が不要な場合の搬送制御(以下「第3の制御」と称する)について説明する。例えば、用紙Shの紙サイズが大きく、上記式1で算出される時間Taが、画像読み取り部41の応答時間Tbよりも大きくなる場合には、搬送速度を落とす制御を行わなくても、温度測定部42上に用紙Shが滞在する時間も十分に長く確保されるものと考えられる。このような場合には、正確な温度測定を行うための搬送速度Sp2への変速は行わず、搬送速度Sp1での搬送を行う。
第3の制御の具体的な実施例を、図7を参照して説明する。図7は、第3の制御を行った場合における用紙Shの用紙先端の動作線図Dl及び用紙後端の動作線図Dtである。図7に示す例において、用紙Shの紙サイズは700mmであり、画像読み取り部41の応答時間Tbは600msであり、搬送速度Sp1は1000mm/sである。
図7に示す例では、用紙Shの紙サイズが700mmと長く、上記式1によって求められる時間Taが、画像読み取り部41の応答時間Tb(600ms)よりも長い時間となる。したがって、用紙Shの搬送を、画像読み取り部41での画像の読み取り(画像解析)を行える最速の搬送速度Sp1で行った場合にも、温度測定部42での用紙Shの温度測定は正確に行われる。
(第4の制御)
次に、搬送速度Sp2での搬送が不可能である場合の制御(以下、「第4の制御」と称する)について説明する。例えば、用紙Shの紙サイズが小さい場合等には、上記式2で算出される搬送速度Sp2が、搬送路21が用紙Shを搬送できる最低線速を下回る可能性もある。このような場合には、搬送制御部451は、温度測定部42による用紙Shの温度測定が実施される間は、用紙搬送部44による搬送路21の駆動を停止する。そして、温度測定部42による用紙温度測定が終了後に、搬送路21での用紙Shの搬送を再開する。
(第5の制御)
なお、時間Tc(第2の時間の一例)分、搬送速度Sp1のまま搬送を行った後、時間Td分搬送を停止する制御(以下、「第5の制御」と称する)を行うことにより、用紙Shの端面ではなく中央に近い位置で、用紙温度測定を行えるようになる。時間Tcは下記式4により算出でき、時間Tdは下記式5により算出できる。
Tc=((Pt−Ps)/2)/Sp1…式4
上記式4によれば、時間Tcは、画像取得位置Ps及び用紙温度取得位置Pt間の距離の1/2の距離を、搬送速度Sp1で除算することにより算出される。
Td=Tb−Tc…式5
上記式5によれば、時間Tdは、温度測定部42の応答時間Tbから、上記式4で算出した時間Tcを減算することにより、算出される。
第5の制御の具体的な実施例について、図8を参照して説明する。図8は、用紙Shの用紙先端の動作線図Dl1及び用紙後端の動作線図Dt1である。図8に示す例において、用紙Shの紙サイズは100mmであり、画像読み取り部41の応答時間Tbは600msであり、搬送速度Sp1は1000mm/sである。
図8では、上記第1又は第2の制御(搬送速度Sp2への変速を行う制御)を行った場合の、用紙温度測定期間における用紙Shの用紙先端の動作線図Dl1及び用紙後端の動作線図Dt1を、太線の一点鎖線で示している。上記第4の制御を行った場合の、用紙温度測定期間における用紙Shの用紙先端の動作線図Dl1及び用紙後端の動作線図Dt1は、太線の破線で示している。上記式4により算出される時間Tc分、用紙Shを搬送速度Sp1で搬送してから用紙Shの搬送を停止することで、用紙Shの用紙端面でなく、中央近辺が用紙温度測定位置Ptに到達した時点で、用紙Shの温度が測定されるようになる。
上記第4の制御を行うことにより、用紙Shの紙サイズが小さい等においても、用紙Shの温度を正確に測定することが可能となる。
<画像形成装置による色補正用制御手法>
(画像形成装置本体による色補正用制御手法)
次に、本実施形態の画像形成装置1による色補正用制御の手法について説明する。まず、図9〜図11を参照して、本実施形態の画像形成装置1を構成する画像形成装置本体10による色補正用制御の手法について説明する。図9は、画像形成装置本体10の色補正用制御手法の手順を示すフローチャートであり、図10は、画像形成装置本体10の搬送制御部112(図3参照)による紙間及び搬送速度算出処理の手順を示すフローチャートである。図11は、搬送制御部112が紙間及び搬送速度算出処理において参照する紙間・搬送速度算出テーブルの構成例を示す説明図である。
図9に示すように、色の監視及び補正を実施するジョブ(以下、単に「ジョブ」とも称する)が開始されると、画像形成装置本体10の搬送制御部112は、紙間及び搬送速度算出処理を行う(ステップS11)。ステップS11の紙間及び搬送速度算出処理では、紙間Ty及び搬送速度Sp1が算出される。なお、ステップS11の紙間及び搬送速度算出処理の詳細については、次の図10を参照して後述する。
次いで、搬送制御部112は、ステップS11で算出した紙間Tx分、前の用紙Shとの間隔が空くように待機後、次の用紙Shを給紙する(ステップS12)。次いで、画像形成装置本体10の画像形成部30は、画像形成処理、すなわち、印刷処理を行う(ステップS13)。次いで、搬送制御部112は、ステップS11で算出した搬送速度Sp1で、用紙Shを後処理装置40に搬送する(ステップS14)。
次いで、画像形成装置本体10の制御装置100は、ジョブが終了したか否かを判定する(ステップS15)。ステップS15において、制御装置100がジョブは終了したと判定した場合(ステップS15がYES判定の場合)、画像形成装置本体10による色補正用制御は終了となる。
一方、ステップS15で、ジョブは終了していないと制御装置100が判定した場合(ステップS15がNO判定の場合)、制御装置100は、後処理装置40から画像読み取り結果及び温度測定結果を受信したか否かを判定する(ステップS16)。ステップS16で、制御装置100が画像読み取り結果及び温度測定結果を受信していないと判定した場合(ステップS16がNO判定の場合)、制御装置100は、処理をステップS11に戻す。
一方、ステップS16で、後処理装置40から画像読み取り結果及び温度測定結果を受信したと判定された場合(ステップS16がYES判定の場合)、制御装置100は、受信した各結果に基づいて色補正が必要か否かを判定する(ステップS17)。色補正が必要か否かの判定は、例えば、画像読み取り部41で読み取られたパッチ画像の色度が、予め定められた所定の領域の範囲内のものであるか否かに基づいて行う。ステップS17で、色補正が必要であると判定された場合(ステップS17がYES判定の場合)、制御装置100の色補正部111は、画像読み取り結果及び温度測定結果に基づいて、色補正を実施する(ステップS18)。一方、ステップS17で、色補正は必要ないと判定された場合(ステップS17がNO判定の場合)、制御装置100は、処理をステップS11に戻す。
次いで、図10を参照して、図9のステップS11の紙間及び搬送速度算出処理の手順について説明する。まず、画像形成装置本体10の搬送制御部112は、画像形成装置本体10を通紙する用紙Shの紙サイズ及び監視パッチ数に基づいて、紙間・搬送速度算出テーブルを参照して、紙間Ty及び搬送速度Sp1を算出する(ステップS21)。
搬送速度Sp1は、上述したように、画像読み取り部41での画像の読み取り及び解析を行うことが可能な最速の搬送速度である。この搬送速度Sp1が、画像読み取り部41による画像の読み取りサイクル(枚/秒)に合った適切な搬送速度より速いと、画像読み取り部41で読み取れる画像領域が少なくなってしまう。一方、適切な搬送速度よりも遅い場合には、画像を保存するためのメモリの容量を多大に必要としてしまう。本実施形態では、搬送速度Sp1を、画像読み取り部41を構成するCCD等のハードウェア性能により定まる画像の読み取りサイクルに基づいた、適切な搬送速度に設定している。
搬送速度Sp1の算出にあたっては、監視対象パッチ数も考慮する必要がある。監視対象パッチ数が少ない場合には、パッチ画像サイズ(色パッチ領域)を大きくすることにより、搬送速度Sp1が速くとも、各色の画像解析に必要な画像領域は確保できる。一方、監視対象パッチ数が多い場合は、各色の画像解析に必要な画像領域を取得するために、搬送速度Sp1を遅くする必要がある。したがって、本実施形態では、搬送速度Sp1の算出時に参照する紙間・搬送速度算出テーブルに、監視パッチ数の項目も設けている。
ここで、図11を参照して、紙間・搬送速度算出テーブルの構成例について説明する。図11に示す紙間・搬送速度算出テーブルは、「監視パッチ数」、「用紙サイズL」、「搬送速度Sp1[mm/s]」、「紙間Ty[ms]」及び「パッチ画像サイズ」の各項目で構成される。紙間・搬送速度算出テーブルは、監視パッチ数、用紙Shの紙サイズL及びパッチ画像サイズと、搬送速度Sp1及び紙間Tyとを対応づけて記憶したものである。
この紙間・搬送速度算出テーブルによれば、監視パッチ数“1〜2”であり、紙サイズLが210mm以上であり、かつ、パッチ画像サイズが“大”の場合には、搬送速度Sp1は“1000mm/s”に設定される。また、紙間Tyは“1.3333×L+99.333”に設定される。また、例えば、監視パッチ数が“3〜4”であり、かつ、パッチ画像サイズが“小”の場合には、搬送速度Sp1は“250mm/s”に設定され、紙間Tyは“250ms”に設定される。なお、監視パッチ数が“5〜8”と多く、かつ、用紙Shの紙サイズLが210mm未満の場合には、用紙Sh上にパッチ画像を印字できるスペースがないと考えられるため、禁則の設定がされている。
図10に戻って、図9のステップS11の紙間及び搬送速度算出処理の手順の説明を続ける。ステップS21の処理後、画像形成装置本体10の搬送制御部112は、搬送速度Sp2で用紙Shを搬送することにより増加する分の搬送時間を、ステップS21で算出した紙間Tyに加算することにより、新たな紙間Txを算出する(ステップS22)。紙間Txは、以下の式6により算出することができる。
Tx=Ty+(Tb−((Pt−Ps)/Sp1))…式6
(後処理装置による色補正用制御手法)
次いで、図12及び図13を参照して、本実施形態の画像形成装置1を構成する後処理装置40による色補正用制御手法について説明する。図12及び図13は、後処理装置40による色補正用制御手法の手順を示すフローチャートである。図12に示すように、まず、色の監視及び補正を実施するジョブが開始されると、後処理装置40では、用紙Shが受け入れられる(ステップS31)。次いで、後処理装置40の搬送制御部451は、搬送速度Sp1で用紙Shが搬送されるように、用紙搬送部44を制御する(ステップS32)。
次いで、後処理装置40の制御部45は、用紙Shの用紙先端が、画像取得位置Ps(図5等参照)に到達したか否かを判定する(ステップS33)。ステップS33で、用紙Shの用紙先端が画像取得位置Psに到達していないと判定された場合(ステップS33がNO判定の場合)、制御部45は、ステップS33の判定を繰り返す。一方、ステップS33で、用紙Shの用紙先端が画像取得位置Psに到達したと判定された場合(ステップS33がYES判定の場合)、後処理装置40の画像読み取り部41は、用紙Sh上に形成されたパッチ画像の読み取りを開始する(ステップS34)。
次いで、制御部45は、用紙Shの用紙先端が用紙温度測定位置Pt(図5等参照)に到達したか否かを判定する(ステップS35)。ステップS35で、用紙Shの用紙先端が用紙温度測定位置Ptに到達していないと判定された場合(ステップS35がNO判定の場合)、制御部45は、ステップS35の判定を繰り返す。一方、ステップS35で、用紙Shの用紙先端が用紙温度測定位置Ptに到達したと判定された場合(ステップS35がYES判定の場合)、後処理装置40の温度測定部42は、用紙Shの温度の測定を開始する(ステップS36)。
次いで、制御部45は、用紙Shの用紙後端が画像取得位置Psに到達したか否かを判定する(ステップS37)。ステップS37で、用紙Shの用紙後端が画像取得位置Psに到達していないと判定された場合(ステップS37がNO判定の場合)、制御部45は、ステップS37の判定を繰り返す。一方、ステップS37で、用紙Shの用紙後端が画像取得位置Psに到達したと判定された場合(ステップS37がYES判定の場合)、画像読み取り部41は、用紙Shのパッチ画像の読み取りを終了する(ステップS38)。次いで、制御部45は、時間Taを算出する(ステップS39)。時間Taは、上述した式1を用いて算出することができる。
ステップS39以降の処理について、図13を参照して説明する。ステップS39で時間Taを算出後、制御部45は、時間Taが、画像読み取り部41の応答時間Tb以上になるか否かを判定する(ステップS41)。ステップS41で、時間Taが画像読み取り部41の応答時間Tb以上になると判定された場合(ステップS41がYES判定の場合)、後処理装置40の搬送制御部451は、搬送速度Sp1で用紙Shを搬送する(ステップS42)。
次いで、後処理装置40の制御部45は、用紙Shの用紙後端が用紙温度測定位置Ptに到達したか否かを判定する(ステップS43)。ステップS43で、用紙後端が用紙温度測定位置Ptに到達していないと判定された場合(ステップS43がNO判定の場合)、制御部45はステップS43の判定を繰り返す。
一方、ステップS43で、用紙Shの用紙後端が用紙温度測定位置Ptに到達したと判定された場合(ステップS43がYES判定の場合)、制御部45は、温度測定部42による用紙Shの温度測定を終了させる(ステップS44)。次いで、後処理装置40の制御部45は、画像読み取り部41の画像読み取り結果及び温度測定部42の温度測定結果を、送信部43を介して画像形成装置本体10に送信する(ステップS45)。
次いで、後処理装置40の制御部45は、色の監視及び補正を実施するジョブが終了したか否かを判定する(ステップS46)。ステップS46で、ジョブが終了したと判定された場合(ステップS46がYES判定の場合)、後処理装置40は、色補正用制御を終了する。一方、ステップS46で、ジョブが終了していないと判定された場合(ステップS46がNO判定の場合)、制御部45は、図12のステップS31に処理を戻す。
例えば、用紙Shの紙サイズが大きく、時間Taが温度測定部42の応答時間Tb以上となる場合には、ステップS41ではYESの判定がされ、ステップS42〜ステップS44の処理が行われる。これらの処理は、上記第3の制御に対応する。
ステップS41で、時間Taが、画像読み取り部41の応答時間Tb未満であると判定された場合(ステップS41がNO判定の場合)、後処理装置40の制御部45は、搬送速度Sp2を算出する(ステップS47)。搬送速度Sp2は、上述の式2で算出することができる。次いで、後処理装置40の制御部45は、ステップS42で算出した搬送速度Sp2が、用紙Shを搬送できる最低線速以上であるか否かを判定する(ステップS48)。
ステップS48で、算出された搬送速度Sp2が用紙Shの最低線速以上であると判定された場合(ステップS48がYES判定の場合)、後処理装置40の搬送制御部451は、用紙Shを搬送速度Sp2で搬送する制御を行う(ステップS49)。次いで、後処理装置40の制御部45は、用紙Shの用紙後端が用紙温度測定位置Ptに到達したか否かを判定する(ステップS50)。ステップS50で、用紙後端が用紙温度測定位置Ptに到達していない判定された場合(ステップS50がNO判定の場合)、制御部45は、ステップS50の判定を繰り返す。
一方、ステップS50で、用紙後端が用紙温度測定位置Ptに到達したと判定された場合(ステップS50がYES判定の場合)、制御部45は、温度測定部42による用紙Shの温度測定を終了させる。さらに、制御部45は、用紙Shの搬送速度を、搬送速度Sp1に戻す(ステップS51)。ステップS51の処理後、制御部45は、ステップS45の処理を行う。
ステップS48でYESの判定が行われた後に行われる、ステップS49〜ステップS51の処理は、上記第1又は第2の制御に対応する。
ステップS48で、算出された搬送速度Sp2は用紙Shを搬送できる最低線速未満であると判定された場合(ステップS48がNO判定の場合)、後処理装置40の搬送制御部451は、搬送速度Sp1で用紙Shを搬送する制御を行う(ステップS52)。次いで、後処理装置40の制御部45は、搬送速度Sp1での用紙Shの搬送後、時間Tcが経過したか否かを判定する(ステップS53)。時間Tcは、上述の式4を用いて算出できる。
ステップS53で、時間Tcが経過していないと判定された場合(ステップS53がNO判定の場合)、制御部45は、ステップS53の判定を繰り返す。一方、ステップS53で、時間Tcが経過したと判定された場合(ステップS53がYES判定の場合)、搬送制御部451は、用紙Shの搬送を停止する制御を行う(ステップS54)。
次いで、後処理装置40の制御部45は、ステップS54で用紙Shの搬送が停止された後、時間Tdが経過したか否かを判定する(ステップS55)。時間Tdは、上述の式5を用いて算出できる。ステップS55で、時間Tdが経過していないと判定された場合(ステップS55がNO判定の場合)、制御部45は、ステップS55の判定を繰り返す。一方、ステップS55で、時間Tdが経過したと判定された場合(ステップS55がYES判定の場合)、後処理装置40の制御部45は、温度測定部42による用紙温度の測定を終了させ、搬送速度Sp1での用紙Shの搬送を再開する(ステップS56)。ステップS56の処理後、制御部45は、ステップS45の処理を行う。
ステップS48でNOの判定が行われてから後に行われる、ステップS52〜ステップS56の処理は、上記第5の制御に対応する。
上述した実施形態では、画像読み取り部41及び温度測定部42の配置関係と、用紙Shの紙サイズとに応じて、用紙Shの搬送速度が制御される。それゆえ、本実施形態によれば、画像形成装置1の生産性を不要に低下させることなく(可能な限り維持しつつ)、適正に測定された用紙温度に応じた適切な色補正を行えるようになる。
また、上述した本実施形態では、画像読み取り位置Ps及び用紙温度測定位置Ptの情報を用いて、用紙Shの搬送速度が算出され、算出された搬送速度に基づく搬送制御が行われる。それゆえ、画像読み取り位置Ps及び用紙温度測定位置Ptの配置関係が異なる様々な画像形成装置において、適正に測定された用紙温度に応じた適切な色補正を実現するための、適切な搬送制御を実施できるようになる。
また、上述した本実施形態では、用紙Shの用紙後端が画像取得位置Psに到達するまでの間、画像読み取り部で画像読み取りを行える最速の搬送速度である搬送速度Sp1で用紙が搬送される。それゆえ、その間の画像形成装置1の生産性が維持される。
また、上述した本実施形態では、用紙Shの用紙後端が画像取得位置Psを通過してから用紙Shの用紙後端が用紙温度測定位置Ptに到達するまでの間、温度測定部42での温度測定に適した速度である搬送速度Sp2で用紙Shが搬送される。それゆえ、用紙Shの温度も適正に測定されるようになる。また、搬送速度Sp2への変速が、用紙Shの用紙後端が画像取得位置Psを通過後に開始されるため、画像取得位置Psに用紙先端が到達するまでの間に、搬送速度を、定着速度(搬送速度Sp1)から用紙の温度を測定できる速度(搬送速度Sp2)まで減速しておく必要がなくなる。それゆえ、本実施形態によれば、画像形成装置内における定着部から画像読み取り部までの距離が近い場合であっても、用紙Shの温度測定を正確に行えるようになる。
また、上述した本実施形態では、後処理装置40の搬送制御部451が、上記式2を用いて搬送速度Sp2を算出する。つまり、搬送制御部451は、まず、画像取得位置Ps及び用紙温度取得位置Pt間の距離を搬送速度Sp1で除算して、時間Taを算出する。そして、温度測定部42の応答時間Tbから時間Taを減算した時間で、画像取得位置Ps及び用紙温度取得位置Pt間の距離を除算することにより、搬送速度Sp2を算出する。つまり、本実施形態では、時間Taの経過後から温度測定部42の温度測定時間が経過するまでの間、用紙Shを用紙温度測定位置Ptに留めることを可能とする搬送速度Sp2で、用紙Shが搬送される。それゆえ、本実施形態によれば、用紙Shの温度測定が正確に行われるようになる。
また、上述した本実施形態では、後処理装置40の搬送制御部451が、用紙Shの用紙後端が用紙温度測定位置Ptを通過した後、用紙Shの搬送速度を搬送速度Sp1に戻す。それゆえ、本実施形態によれば、画像形成装置1の生産性が不要に低下することがなくなる。
また、上述した本実施形態では、搬送路21上を複数枚の用紙が連続して搬送される場合、搬送制御部451は、上記式3で算出される紙間Txを実現する搬送制御(上記第2の制御)を行う。つまり、搬送制御部451は、通常の紙間Tyに、温度測定部42の応答時間Tbから時間Taを減算した時間を加算した紙間Txを算出し、先行の用紙Shの給紙後から、紙間Txに相当する時間分待機後、次の用紙Shの給紙を行う制御を行う。それゆえ、本実施形態によれば、複数枚の用紙Shが連続で印刷される場合であっても、搬送路21上を搬送される前後の用紙Shがぶつかってしまうことがなくなる。かつ、画像形成装置1の生産性の確保と、適正に測定された用紙温度に応じた適切な色補正とを両立させることができる。
また、上述した本実施形態では、時間Taが温度測定部42の応答時間Tb以上となる場合には、搬送速度Sp2への変速は行われない(上記第3の制御)。つまり、用紙Shの紙サイズが大きく、温度測定部42での温度測定を行う十分な時間の確保が見込まれる場合には、搬送速度Sp1での搬送が行われるため、画像形成装置1の生産性が維持される。
また、上述した本実施形態では、搬送速度Sp2が、用紙Shを搬送できる最低線速を下回る場合、搬送制御部451によって用紙Shの搬送が停止される。そして、温度測定部42による用紙Shの温度の測定時間が経過後、用紙Shの搬送が再開される(上記第4の制御)。それゆえ、本実施形態によれば、例えば用紙Shの紙サイズが小さい場合等においても、用紙Shの温度が正確に測定されるようになる。
また、上記第4の制御に加えて、上記式4により算出される時間Tc分、搬送速度Sp1で用紙Shを搬送し、上記式5により算出される時間Td分、用紙Shの搬送を停止する第5の制御を行うことにより、用紙Shの中央近辺での温度測定が可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
上述した本実施形態では、後処理装置40の搬送制御部451が、搬送速度Sp2での搬送の終了後に、搬送速度を搬送速度Sp1に戻す場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、搬送速度Sp2での搬送の終了後、搬送速度Sp1よりも速い速度や、搬送速度Sp1よりも遅い速度で用紙Shを搬送してもよい。
また、上述した本実施形態では、後処理装置40の搬送制御部451が、上記第1〜第5の制御をすべて行う例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。上記第1〜第5の制御のうちのいずれか一つ、あるいは、いくつかを組み合わせた制御を行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、画像形成装置本体10の搬送制御部112と、後処理装置40の搬送制御部451とが、それぞれ個別に搬送制御を行う例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、画像形成装置本体10の搬送制御部112又は後処理装置40の搬送制御部451のいずれか一方が、画像形成装置1全体の搬送制御を行うように構成してもよい。
また、上述した実施形態では、後処理装置40の搬送制御部451が、上記第1〜第5の制御を行う場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記第1〜第5の制御を、後処理装置40ではなく、画像形成装置本体10において行うように構成してもよい。
また、上述した実施形態では、画像形成装置本体10及び後処理装置40を備える画像形成装置1が色補正用制御を行う例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、後処理装置40を備えない画像形成装置や、後処理装置40を複数備えた画像形成装置等に本発明を適用することも可能である。
また、例えば、上述した実施形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置(画像形成装置)の構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上記の各構成、機能、処理手順等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又はICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、図3及び図4中に実線又は矢印で示した制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、本明細書において、時系列的な処理を記述する処理手順は、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)をも含むものである。
1…画像形成装置、10…画像形成装置本体、11…画像入力部、12…自動原稿給送装置、13…操作表示部、20A…給紙トレイ、21…搬送路、30…画像形成部、41…画像読み取り部、42…温度測定部、43…送信部、44…用紙搬送部、45…制御部、112…搬送制御部、451…搬送制御部

Claims (10)

  1. 用紙上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部で前記画像が形成された前記用紙の紙面を読み取る画像読み取り部と、
    前記画像読み取り部で前記紙面の読み取りが行われた用紙の温度を測定する温度測定部と、
    前記画像読み取り部で読み取られた前記紙面上の画像と前記温度測定部で測定された前記用紙の温度とに基づいて、前記画像形成部で形成する前記画像の色を補正する色補正部と、
    前記画像読み取り部及び前記温度測定部の配置関係と前記用紙の用紙サイズとに応じて、前記用紙を搬送する速度を制御する搬送制御部と、を備える
    画像形成装置。
  2. 前記画像読み取り部と前記温度測定部との配置関係は、前記用紙が搬送される搬送路における、前記画像読み取り部によって前記用紙の紙面上の画像が読み取られる画像取得位置と、前記温度測定部によって前記用紙の温度が測定される用紙温度測定位置とにより示される配置関係である
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送制御部は、前記搬送路上を搬送される前記用紙の用紙後端が前記画像取得位置に到達するまでの間、前記画像読み取り部で画像読み取りを行える最速の搬送速度である第1の搬送速度で前記用紙を搬送し、前記用紙の用紙後端が前記画像取得位置を通過してから前記用紙の用紙後端が前記温度測定部の温度測定位置に到達するまでの間、前記温度測定部での温度測定に適した速度である第2の搬送速度で前記用紙を搬送する
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の搬送速度は、前記温度測定部の応答時間から、前記画像取得位置及び前記用紙温度取得位置間の距離である第1の距離を前記第1の搬送速度で除算して得られる第1の時間を減算した時間で、前記第1の距離を除算して得られる速度である
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記搬送制御部は、前記用紙の用紙後端が前記用紙温度測定位置を通過した後、前記用紙の搬送速度を前記第1の搬送速度に戻す
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送路上を複数枚の用紙が連続して搬送される場合、前記搬送制御部は、前記搬送制御部による搬送制御が行われない場合における通常の紙間に、前記第1の時間から前記温度測定部の応答時間を減算した時間を加算した第2の紙間を算出し、先行の用紙の給紙後から、前記第2の紙間に相当する時間分待機後、次の用紙の給紙を行う制御を行う
    請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  7. 前記搬送制御部は、前記第1の時間が、前記温度測定部の応答時間以上となる場合には、前記第2の搬送速度への変速を行わない
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記搬送制御部は、前記第2の搬送速度が、前記用紙を搬送できる最低線速を下回る場合、前記用紙の搬送を停止し、前記温度測定部による前記用紙の温度の測定時間が経過後、前記用紙の搬送を再開する
    請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記搬送制御部は、前記第2の搬送速度が、前記用紙を搬送できる最低線速を下回る場合、前記第1の距離の1/2の距離を前記第1の搬送速度で除算して得られる時間である第2の時間分、前記第1の搬送速度での前記用紙の搬送を行い、前記第2の時間が経過後、前記温度測定部の応答時間から前記第2の時間を減算して得られる時間分、前記用紙の搬送を停止する
    請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 用紙上に画像を形成する手順と、
    前記画像が形成された前記用紙の紙面を読み取る手順と、
    前記紙面の読み取りが行われた用紙の温度を測定する手順と、
    前記読み取りが行われた前記紙面上の画像と、前記測定された前記用紙の温度とに基づいて、前記形成される前記画像の色を補正する手順と、
    前記画像の読み取りを行う画像読み取り部、及び、前記用紙の温度を測定する温度測定部の配置関係、並びに、前記用紙の用紙サイズに応じて、前記用紙を搬送する速度を制御する手順と、
    をコンピューターに実行させるためのプログラム。
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