JP2018118217A - ダクト清掃器具、ダクト清掃キット、及びダクト清掃方法 - Google Patents

ダクト清掃器具、ダクト清掃キット、及びダクト清掃方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回転ブラシをダクトのコーナーの奥へ入れることが容易なダクト清掃器具とダクト清掃方法を提供する。【解決手段】本発明のダクト清掃器具100は、フレキシブルシャフト1と、フレキシブルシャフト1の先端に着脱自在に連結される回転ブラシ40とを備え、フレキシブルシャフト1は、基端が回転駆動装置Aに着脱自在に連結されるメインシャフト10と、メインシャフト10より短尺に設けられ、メインシャフト10の先端に着脱自在に連結されるサブシャフト20とを有し、サブシャフト20は、メインシャフト10より全径が細い。【選択図】図1

Description

この発明は、トイレや浴槽から排気を行う排気ダクトの内部を清掃する器具、及び方法に関し、特に排気ダクトの内壁に付着した塵埃や油汚れを落とす回転ブラシや回転バフ等を用いたダクト清掃器具、及びダクト清掃方法に関する。
従来、いわゆるフレキシブルシャフト(例えば、特許文献1参照)とよばれる曲げ方向に可撓性を有した索状物の先端に回転ブラシを設けたダクト清掃器具(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特許文献2のダクト清掃器具では、ブラシを設けた回転体を吸引ホースの先端に取付け吸引ホースの内部を通るフレキシブルシャフトにより回転体を回転させ、回転体と共に回転するブラシでダクトの内面に付着した塵埃をかき取るようにしている。そして、ブラシと共に回転する吸引孔を回転体に設け、ダクトの内壁から剥離した塵埃をこの吸引孔から吸引ホースへ吸い込むようにしている。
特開2001−280333号公報 特開2009−131791号公報
しかし、特許文献2のダクト清掃器具では、吸引ホースと内部のフレキシブルシャフトの太さが全長にわたって均一であるため、曲がり易さも全長に亘って均一であり、ダクトのコーナーを曲がる際に、曲がってほしい吸引ホースの先端が曲がらず、中間部分が曲がってしまって、ダクトがコーナーの奥に入りにくく、長くてコーナーの多い排気ダクトは清掃しにくいという問題が有る。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ダクトのコーナーの奥へ回転体を設けた先端を入れることが容易で、長くてコーナーの多い排気ダクトであっても清掃しやすいダクト清掃器具、及びこれを用いたダクト清掃方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた発明は、ダクトの内部を清掃するダクト清掃器具であって、金属線をらせん状に巻回した芯線を可撓性樹脂により被覆してなり、回転駆動装置に連結されて回転駆動されるフレキシブルシャフトと、前記フレキシブルシャフトの先端に着脱自在に連結される回転ブラシ、又は回転バフからなる回転清掃具とを備え、前記フレキシブルシャフトは、基端が回転駆動装置に着脱自在に連結されるメインシャフトと、前記メインシャフトより短尺に設けられ、基端が前記メインシャフトの先端に着脱自在に連結されるサブシャフトとを有し、前記サブシャフトは、前記メインシャフトより全径が細いことを特徴とする。
このように、フレキシブルシャフトの先端側のサブシャフトの全径を、同基端側のメインシャフトの全径より細くしたので、サブシャフトがメインシャフトより曲がりやすく、ダクトに入れたフレキシブルシャフトを、メインシャフト側から押した場合に、基端側のメインシャフトが折れ曲がる前に先端側のサブシャフトが折れ曲がるので、ダクト清掃器具が、ダクトのコーナーに沿って曲がりやすい。
前記サブシャフトは、前記メインシャフトより芯線の径が太いことが好ましい。こうすることで、繰り返し折れ曲がることによるサブシャフトの損傷を抑制することができる。
本発明は、ダクトの内部を清掃するダクト清掃器具であって、金属線をらせん状に巻回した芯線を可撓性樹脂により被覆してなり、基端が回転駆動装置に着脱自在に連結されるメインシャフトと、基端が前記メインシャフトの先端に着脱自在に連結されるとともに、先端から反メインシャフト側へ向かって筆状に延出する多数のワイヤを備えた筆状の回転清掃具とを備えるダクト清掃器具を含む。このように、回転清掃具のワイヤが反メインシャフト側に向かって筆状に延出していることにより、当該ワイヤが、ダクトのコーナーに沿って曲がるため、サブシャフトがなくてもメインシャフトがダクトのコーナーを曲がりやすい。
本発明は、上記のダクト清掃器具と、ダクト内の塵埃を吸引する集塵機の吸引ホースをダクトの排気口に連結する集塵ノズルとを備え、前記集塵ノズルは、前記メインシャフトを挿通可能な挿入口と、前記メインシャフトを挿通可能に構成されるとともにダクトの排気口に連結される送出口と、集塵機に連結される排気口とを備えるダクト清掃キットを含む。このような、集塵機を用いることで、回転清掃具でダクト内壁の塵埃を掃き落としながら、同時にダクトの排気口から塵埃を吸引することができる。
本発明は、本発明に係るダクト清掃器具を用いてダクトの清掃を行うダクト清掃方法を含む。特に、本発明のダクト清掃方法は、前記ダクトが、トイレ、洗面所、風呂場等の被排気室の吸引口と換気扇を結ぶ一又は複数の上流側の部分排気ダクトと、前記換気扇と屋外へ空気を排気する排気口とを結ぶ下流側の部分側排気ダクトとを有する排気ダクトの清掃に用いることが好ましい。かかる排気ダクトに、本発明に係るダクト清掃器具を用いることで、より綺麗に掃除を行うことができる。
本発明に係るダクト清掃方法は、換気扇を前記排気ダクトから取り外したのち、前記いずれかの部分排気ダクトの上流側と下流側の一側から前記ダクト清掃器具を挿入して当該部分排気ダクトを清掃したのち、当該部分排気ダクトの上流側と下流側の他側から前記ダクト清掃器具を挿入して前記部分排気ダクトを清掃することが好ましい。
本発明のダクト清掃器具は、フレキシブルシャフトの先端が曲がりやすいため、下流側排気ダクトの排気口からだけでなく、天井裏に有ってフレキシブルシャフトの差し込みにくい、部分排気ダクトの換気扇から取り外した端部からでも、フレキシブルシャフトを差し込むことができる。これにより、部分排気ダクトを上下流の両側から清掃することができ、上流側から、又は下流側からのみでは、回転清掃具の当たらない箇所にも回転清掃具を当てることができるため、部分排気ダクトを、より綺麗に清掃することができる。
本発明は、換気扇を前記排気ダクトから取り外したのち、前記いずれかの上流側の部分排気ダクトと前記下流側の部分排気ダクトを連結した状態で、前記ダクト清掃器具を前記排気ダクトに挿入して前記排気ダクトを清掃するダクト清掃方法を含む。
本発明のダクト清掃器具は、フレキシブルシャフトの先端が曲がりやすいため、長くてコーナーの多い排気ダクトであっても、フレキシブルシャフトを奥の方まで差し入れることができる。従って、上流側の部分排気ダクトと下流側の部分排気ダクトを連結して全長が長く、コーナーが多くなった状態でも十分に清掃を行うことができる。そして、このように、上流側と下流側の部分排気ダクトを連結することで、上流側の部分排気ダクトの内部を下流側の部分排気ダクトの排気口に連結した集塵機により吸引を行いながら清掃することができる。
さらに、本発明に係るダクト清掃方法は、前記排気ダクトを前記ダクト清掃器具で清掃したのち、前記排気口に集塵ネット取付パーツを取り付け、前記排気ダクトの上流側から、ブロアーにより空気を流送して、前記排気ダクトを清掃することが好ましい。本発明のダクト清掃装置によれば、長くてコーナーの多い排気ダクトでも清掃することができるようになるが、かかる排気ダクトでは、下流側から集塵機で吸引するだけでは、払い落とした塵埃を十分に回収できない虞がある。排気ダクトの上流側から、ブロアーにより空気を流送することで、より確実に払い落とした塵埃を除去することができる。
本発明のダクト清掃器具、及びダクト清掃方法によれば、長くてコーナーの多い排気ダクトの奥まで容易に回転清掃具を挿入して、十分に清掃を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係るダクト清掃器具である。 図1に示したメインシャフトの部分断面側面図である。 図1に示したサブシャフトの部分透視側面図である。 図3のサブシャフトに回転ブラシを取り付けた様子の要部断面図である。 本発明の第2実施形態に係るサブシャフトの(a)部分透視正面図、(b)部分透視側面図である。 図5のサブシャフトに回転バフを取り付けた様子の要部側面図である。 本発明の第1実施形態に係る集塵ノズルの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る集塵ネット取付パーツの斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る筆状の回転清掃具を図2のメインシャフトに取り付けた様子を示す側面図である。 本発明に係るダクト清掃方法の説明に用いる排気ダクトの模式図である。 本発明に係るダクト清掃方法の準備、及び第1工程を示す模式図である。 本発明に係るダクト清掃方法の第2工程を示す模式図である。 本発明に係るダクト清掃方法の第3工程を示す模式図である。 本発明に係るダクト清掃方法の第4工程を示す模式図である。
以下、適宜図面を用いながら本発明の実施形態について詳述する。ただし、本発明は以下の実施形態に限られるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るダクト清掃器具100を示している。ダクト清掃器具100は、図7に示した、集塵ノズル200と、図8に示した、集塵ネット取付パーツ300により、ダクト清掃キットを構成する。ダクト清掃器具100は、フレキシブルシャフト1と、回転ブラシ(回転清掃具)40とを備えている。フレキシブルシャフト1は、メインシャフト10と、サブシャフト20とからなる。ダクト清掃器具100は、図1に示すように、メインシャフト10の基端に連結したインパクトドリル(特許請求の範囲における「回転駆動装置」)Aにより回転駆動される。インパクトドリルAとしては、トルク調節可能なものが用いられる。
尚、以下の説明において、ダクト清掃器具100の基端側、及び先端側をそれぞれ単に基端側、先端側という。
メインシャフト10は、図2に示すように、基端側のコネクタ11と先端側のコネクタ13と、コネクタ11、及びコネクタ13を連結する索状部15とを有している。
基端側のコネクタ11は、円筒形の本体部11aと、本体部11aの基端側に突設された丸棒状の連結杆12と、本体部11aの先端側の錘状部11bと、錘状部11bの先端に設けられ、索状部15に連結される円筒状の連索部11cとを有している。メインシャフト10は、本体部11aを手で握って操作し、連結杆12をインパクトドリルAのチャックに差し込んでインパクトドリルAに連結する。
先端側のコネクタ13は、円筒状の本体部13aと、本体部13aの先端から突出する連結杆14と本体部13aの基端側に設けられる連索部13bとを有している。連結杆14は、丸棒状をなし、側面にキー面14aが設けられている。コネクタ13は、本体部13aを手で握って操作し、連結杆14をサブシャフト20のコネクタ21に差し込んでコネクタ21に連結する。
索状部15は、芯線15aと芯線15aを被覆する被覆材15bとからなる。芯線15aは、鋼線をらせん状に巻回した層を一又は複数層備える。被覆材15bは、可撓性樹脂からなる。索状部15は、基端側がコネクタ11の連索部11cに連結され、先端側がコネクタ13の連索部13bに連結されている。
サブシャフト20は、図3に示すように、索状部23と索状部23の両端に設けられる一対のコネクタ21,21とを有している。コネクタ21は、円筒状の本体部21aと、反索状部側に設けられる結合孔21bと、本体部21aの側面を貫通するキー止めねじ孔21dと、索状部23に連結される連索部21cとを有している。
索状部23は、メインシャフト10の索状部15と同様の構造を有し、芯線23aと被覆材23bとからなる。芯線23aは、鋼線をらせん状に巻回した層を一又は複数層有する。サブシャフト20は、索状部23の被覆材23bを含めた全径d4がメインシャフト10の全径d1より細く、これにより、サブシャフト20は、メインシャフト10より、曲がりやすくなっている。また、サブシャフト20は、芯線23aの径d3がメインシャフト10の芯線15aの径d2より太く設けられ、これにより、繰り返し曲げられても破損しにくくなっている。
サブシャフト20は、一方のコネクタ21の結合孔21bにメインシャフト10の連結杆14を挿通してキー止めねじ22を締めることでメインシャフト10に連結される。
回転ブラシ(回転清掃具)40は、図4に示すように、多数の金属製線材からなるブラシ部41と、ブラシ部41の金属製線材を束ねる捻れ部材42と、捩れ部材42と連結される基部43とを備えている。基部43は、捩れ部材42の基端が挿入される円筒状の筒状部43aと、筒状部43aから反ブラシ部側へ突出する連結杆43bとを有している。連結杆43bは、キー面43cを備えている。
回転ブラシ40は、連結杆43bをサブシャフト20の他方のコネクタ21の結合孔21bに差し込み、キー止めねじ22で締め付けることでサブシャフト20に連結される。
集塵ノズル200は、図7に示すように、円筒状の本体部201の一端側開口からなる挿入口204と、本体部201の他端側開口からなる送出口203と、本体部201の側面から枝分かれする吸引口202とを備えた三叉路状をなしている。
挿入口204は、ゴムシートからなる弁205を有し、弁205は、中心から放射状に設けられた多数のスリット205aを有している。
本実施形態では、集塵ノズル200は、挿入口204を閉塞する盲部材206を有している。盲部材206は、例えば、後述するダクト清掃方法の第2工程において、ダクト清掃器具100を排気ダクトの上流側から挿入して清掃する場合のように、ダクト清掃器具100を挿入口204に挿入しない状態で、集塵機により排気ダクト内を吸引する際、挿入口204を閉塞するために用いられる。
集塵ネット取付パーツ300は、図8に示すように、フレキシブチューブをL字に曲げた本体部301と本体部301の一端の差し込み部302と、本体部301の他端の集塵ネット303を有している。
次に、第1実施形態にかかるダクトキット(ダクト清掃器具100、集塵ノズル200、集塵ネット取付パーツ300)を用いて、一般家庭の排気ダクトを清掃する方法について説明する。図10は、トイレW、浴室B、洗面所Sから外部へ排気を行う排気ダクトを模式的に表している。トイレW、浴室B、洗面所Sは、それぞれ上流側の部分排気ダクトD2、D3、D4により換気扇FAに連結され、換気扇FAの下流側には、部分排気ダクトD1が設けられている。上流側の部分排気ダクトD2、D3、D4の吸気口Y2、Y3、Y4から吸引された空気は、換気扇FAを介して、下流側の部分排気ダクトD1の排気口X1から排出される。
(準備工程)
第1実施形態に係るダクト清掃方法は、清掃を開始する前の準備として、まず、図11に示すように、換気扇FAを部分排気ダクトD1〜D4から外し、排気口X1に集塵ノズル200を取り付ける。集塵ノズル200は、送出口203を排気ダクトD1の排気口X1に差し込むことによって排気口X1に取り付ける。集塵ノズル200の吸引口202を集塵機Cの吸引ホースC1に連結する。
(第1工程)
準備工程が完了したら、排気ダクトを家の外側から、つまり、排気口X1側から部分排気ダクトD1を清掃する第1工程を行う。
第1工程では、図11に示すように、まず、ダクト清掃器具100の回転ブラシ40を、集塵ノズル200の挿入口204から挿入し、送出口203を介して部分排気ダクトD1の内部へ挿入する。この際、集塵ノズル200の弁205(図7参照)は、多数の放射状のスリット205aを有するため、回転ブラシ40を通過させるために大きく開いた後は、フレキシブルシャフト1を中央に通した状態で閉塞する。そして、メインシャフト10の基端側のコネクタ11の連結杆12をインパクトドリルAのチャックに差し込んで、ダクト清掃器具100をインパクトドリルAに連結する。そして、インパクトドリルAを、適宜のトルクに調節しながら回転させ、回転ブラシ40を排気口X1から順次奥側へ送りながら、排気ダクトD1の内壁の塵埃を掃き取る。掃き取られた塵埃は、集塵機Cにより吸引される。
(第2工程)
第2工程では、図12に示すように、部分排気ダクトD1の換気扇FAから取り外した上流側の開口Y1からダクト清掃器具100の回転ブラシ40を挿入して部分排気ダクトD1の内部を清掃する。この際、排気口X1に取り付けた集塵ノズルの挿入口204を盲部材206(図7参照)で閉塞し、集塵機Cで剥がれた塵埃を吸引しながら行うようにしてもよい。
(第3工程)
続く第3工程では、図13に示すように、上流側の部分排気ダクトD2と、下流側の部分排気ダクトD1をベローズホースからなるダクト連結パーツHで連結し、部分排気ダクトD2の吸気口Y2からダクト清掃器具100の回転ブラシ40を差し込んで、部分排気ダクトD2と部分排気ダクトD1とを一体的に清掃する。
ダクト清掃器具100は、先端(サブシャフト20)が曲がりやすいので、このように、排気ダクトを長く、また多数のコーナーを有する状態にしても、回転ブラシ40を奥まで容易に差し込むことができるため、このような清掃方法が可能である。そして、このように、上流側の部分排気ダクトD2と、下流側の部分排気ダクトD1を連結して清掃することで、排気口X1に連結した集塵機Cにより、部分排気ダクトD2内の塵埃を吸引しながら、部分排気ダクトD2を清掃できる。
(第4工程)
続けて、第4工程では、図14に示すように、排気ダクトからダクト清掃器具100を取り出し、排気口X1から集塵ノズル200を取外し、代わりに排気口X1に差し込み部302を差し込むようにして、排気口X1に集塵ネット取付パーツ300を取り付ける。しかるのち、ブロアーBLにより、部分排気ダクトD2の吸気口Y2から空気を圧送する。こうして、部分排気ダクトD1、及び部分排気ダクトD2内の塵埃を排気口X1へ流送し、集塵ネット303で捕集する。
以下、浴室Bと洗面所Sに係る部分排気ダクトD3と部分排気ダクトD4についても、同様に第3工程、第4工程を行って、清掃する。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係るサブシャフト30を示している。サブシャフト30は、索状部23の基端側にコネクタ21を、先端側にコネクタ31を有している。コネクタ31は、有蓋筒状の基部31aと基部31aの先端から突設される雄ねじシャフト32を備えている。尚、第2実施形態以下の実施形態において、第1実施形態と共通する部材については、同一符号を付して説明を省略する。
サブシャフト30は、回転バフ(回転清掃具)50を用いる場合に使用される。回転バフ50は、図6に示すように、一対のワッシャー33,33で挟持した状態でナット34で固定するようにして、雄ねじシャフト32に取着される。回転バフ50を取着したサブシャフト30は、基端側のコネクタ21によりメインシャフト10に連結される。
(第3実施形態)
図9は、本発明の第3実施形態に係る筆状の回転ブラシ60を示している。回転ブラシ60は、基部61と、基部61によって筆状に束ねられた多数のワイヤからなるワイヤ部62とを有している。回転ブラシ60は、サブシャフト20を用いず、メインシャフト10の先端側のコネクタ13に直接取着される。
回転ブラシ60は、ワイヤ部62が排気ダクトのコーナーに沿って曲がるので、排気ダクトのコーナーの奥まで容易に挿入できる。
以上、本発明のダクト清掃器具は、上述した実施形態に限られず、例えば、メインシャフトの芯線のほうが、サブシャフトの芯線より太くてもよいし、インパクトドリル以外の駆動装置により、メインシャフトを回転させてもよい。本発明のダクト清掃キットは、集塵ネット取付パーツを備えなくともよい。索状部の芯線は、鋼線に限らず、公知の金属材料を適宜に用いることができる。
100 ダクト清掃器具
1 フレキシブルシャフト
10 メインシャフト
20 サブシャフト
200 集塵ノズル
202 吸引口
203 送出口
205 挿入口
300 集塵ネット取付パーツ
40,60 回転ブラシ(回転清掃具)
50 回転バフ(回転清掃具)

Claims (9)

  1. ダクトの内部を清掃するダクト清掃器具であって、
    金属線をらせん状に巻回した芯線を可撓性樹脂により被覆してなり、回転駆動装置に連結されて回転駆動されるフレキシブルシャフトと、
    前記フレキシブルシャフトの先端に着脱自在に連結される回転ブラシ、又は回転バフからなる回転清掃具とを備え、
    前記フレキシブルシャフトは、基端が回転駆動装置に着脱自在に連結されるメインシャフトと、前記メインシャフトより短尺に設けられ、基端が前記メインシャフトの先端に着脱自在に連結されるサブシャフトとを有し、
    前記サブシャフトは、前記メインシャフトより全径が細いことを特徴とするダクト清掃器具。
  2. 前記サブシャフトは、前記メインシャフトより芯線の径が太い請求項1に記載のダクト清掃器具。
  3. ダクトの内部を清掃するダクト清掃器具であって、
    金属線をらせん状に巻回した芯線を可撓性樹脂により被覆してなり、基端が回転駆動装置に着脱自在に連結されるメインシャフトと、
    基端が前記メインシャフトの先端に着脱自在に連結されるとともに、先端から反メインシャフト側へ向かって筆状に延出する多数のワイヤを備えた筆状の回転ブラシとを備えるダクト清掃器具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のダクト清掃器具と、
    ダクト内の塵埃を吸引する集塵機の吸引ホースをダクトの排気口に連結する集塵ノズルを備え、
    前記集塵ノズルは、前記メインシャフトを挿通可能な挿入口と、前記メインシャフトを挿通可能に構成されるとともにダクトの排気口に連結される送出口と、集塵機に連結される吸引口とを備えるダクト清掃キット。
  5. 請求項1から請求項3に記載のダクト清掃器具を用いてダクトの清掃を行うダクト清掃方法。
  6. 前記ダクトが、トイレ、洗面所、風呂場等の被排気室の吸引口と換気扇を結ぶ一又は複数の上流側の部分排気ダクトと、前記換気扇と屋外へ空気を排気する排気口とを結ぶ下流側の部分側排気ダクトとを有する排気ダクトからなる請求項5に記載のダクト清掃方法。
  7. 換気扇を前記排気ダクトから取り外したのち、前記いずれかの部分排気ダクトの上流側と下流側の一側から前記ダクト清掃器具を挿入して当該部分排気ダクトを清掃したのち、当該部分排気ダクトの上流側と下流側の他側から前記ダクト清掃器具を挿入して前記部分排気ダクトを清掃する請求項6に記載のダクト清掃方法。
  8. 換気扇を前記排気ダクトから取り外したのち、前記いずれかの上流側の部分排気ダクトと前記下流側の部分排気ダクトを連結した状態で、前記ダクト清掃器具を前記排気ダクトに挿入して前記排気ダクトを清掃する請求項6に記載のダクト清掃方法。
  9. 前記排気ダクトを前記ダクト清掃器具で清掃したのち、前記排気口に集塵ネット取付パーツを取り付け、前記排気ダクトの上流側から、ブロアーにより空気を流送して、前記排気ダクトを清掃する請求項6に記載のダクト清掃方法。
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