JP2002000563A - 内視鏡の管路内清掃用ブラシ及びその使用方法 - Google Patents

内視鏡の管路内清掃用ブラシ及びその使用方法

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JP2002000563A
JP2002000563A JP2000187106A JP2000187106A JP2002000563A JP 2002000563 A JP2002000563 A JP 2002000563A JP 2000187106 A JP2000187106 A JP 2000187106A JP 2000187106 A JP2000187106 A JP 2000187106A JP 2002000563 A JP2002000563 A JP 2002000563A
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JP
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brush
endoscope
cleaning
conduit
flexible shaft
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JP2000187106A
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Yoshinori Fujii
喜則 藤井
Hiroyuki Katsurada
弘之 桂田
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】管路内を容易かつ確実にブラッシング清掃する
ことができる内視鏡の管路内清掃用ブラシ及びその使用
方法を提供すること。 【解決手段】細長い可撓軸11に軸線方向に間隔をあけ
て複数のブラシ部12が設けられて、可撓軸11の全長
にわたってブラシ部12より径の大きな部材が取り付け
られておらず、内視鏡に設けられた管路55、56に一
端58、61側から挿入して、他端59、60側から引
き抜くことにより、管路55、56内を全長にわたって
ブラッシング清掃する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡の処置具
挿通チャンネルなど管路の内面をブラッシング清掃する
ために用いられる内視鏡の管路内清掃用ブラシ及びその
使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、内視鏡50の処置具挿通チャン
ネル55や吸引チューブ56等のような管路を従来の管
路内清掃用ブラシ10でブラッシング清掃する際の状態
を示している。
【0003】従来の管路内清掃用ブラシ10は、一般
に、細長い可撓軸11の先端にブラシ部12が設けられ
て、他端側に操作者が手で保持するためのグリップ部1
3が取り付けられた構成になっており、先端のブラシ部
12側から内視鏡1の管路55,56に挿入され、最後
はグリップ13を摘んで逆方向に引っ張り出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ブラッシング
清掃は、単にブラシで一擦りすればよいというものでは
なく、管路内全体を何回もブラシで擦って汚れを落とす
必要がある。
【0005】そのため、上述のような従来の管路内清掃
用ブラシ10による管路内清掃では、管路内清掃用ブラ
シ10の挿脱を何度も繰り返さなければならず、1メー
トル以上あるのが普通の管路をブラッシング清掃するの
に手間と時間がかかり、管理上の負担になっていた。
【0006】そこで本発明は、管路内を容易かつ確実に
ブラッシング清掃することができる内視鏡の管路内清掃
用ブラシ及びその使用方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の管路内清掃用ブラシは、細長い可
撓軸に軸線方向に間隔をあけて複数のブラシ部が設けら
れ、可撓軸の全長にわたってブラシ部より径の大きな部
材が取り付けられていないことを特徴とするものであ
り、複数のブラシ部が可撓軸の後端寄りの部分に設けら
れているとよい。
【0008】また本発明の内視鏡の管路内清掃用ブラシ
の使用方法は、複数のブラシ部が間隔をあけて可撓軸に
設けられた内視鏡の管路内清掃用ブラシを、内視鏡に設
けられた管路に一端側から挿入して、他端側から引き抜
くことにより、管路内を全長にわたってブラッシング清
掃するようにしたものであり、可撓軸の先端から内視鏡
の管路の全長より長い範囲に、ブラシ部が設けられてい
ないのがよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は本発明の実施例の内視鏡の管路内清掃
用ブラシ10を示しており、細長い可撓軸11(11
L,11S)の後端寄りの部分に、軸線方向に間隔をあ
けて複数のブラシ部12が設けられている。
【0010】可撓軸11は、例えばステンレス鋼線を一
定の径で螺旋状に密着巻きして形成されたコイルパイプ
又は合成樹脂製チューブ等によって形成されていて、そ
の先端11aは滑らかに丸められ、可撓軸11の全長に
わたってブラシ部12以外のものは設けられていない。
【0011】各ブラシ部12の間の短い可撓軸11Sと
ブラシ部12より先端11a寄りの長い可撓軸11L
は、同じ素材であってもよいが、相違する素材であって
も差し支えない。
【0012】各ブラシ部12は、可撓性のある細い合成
樹脂繊維を軸線周りに放射状に配置して形成されてい
る。ただし、例えばスポンジ状の部材を用いる等どのよ
うなブラシ材を用いても差し支えない。
【0013】ブラシ部12は、この実施例においては例
えば1〜5cm程度の間隔をあけて3ヵ所に設けられて
いるが、使用対象となる内視鏡の種類等に合わせて、適
宜の間隔をあけて例えば2〜10ヵ所程度に設ければよ
い。
【0014】図2に示されるように、内視鏡50は、挿
入部51の基端に操作部52が連結され、図示されてい
ない光源装置に接続されるコネクタ53が可撓性連結管
54によって操作部52に連結された構成になってい
る。
【0015】図2は、上記実施例の管路内清掃用ブラシ
10が、挿入部51内に全長にわたって挿通配置された
処置具挿通チャンネル55内及び可撓性連結管54内に
全長にわたって挿通配置された吸引チューブ56内のブ
ラッシング清掃に用いられる際の状態を示している。
【0016】処置具挿通チャンネル55内に挿通される
管路内清掃用ブラシ10Aは、可撓軸11の先端11a
から処置具挿通チャンネル55の全長より長い範囲にブ
ラシ部12が設けられていないので、可撓軸11の先端
11aを処置具挿入口58から処置具挿通チャンネル5
5内に挿入していくと、ブラシ部12が処置具挿通チャ
ンネル55内に入る状態になるより先に、可撓軸11の
先端11aが処置具挿通チャンネル55内を通過して処
置具突出口59から突出する。
【0017】そこで、可撓軸11を先端11a側から引
っ張れば、複数のブラシ部12が順に処置具挿通チャン
ネル55内を通過して、ブラシ部12の数だけの回数ブ
ラッシング清掃を行ったのと同じ効果が得られ、可撓軸
11をそのまま先端11a方向に引っ張ることにより、
可撓軸11が座屈等することなく処置具突出口59から
管路内清掃用ブラシ10A全体を引き出すことができ
る。
【0018】それと同様に、吸引チューブ56内に挿通
される管路内清掃用ブラシ10Bも、可撓軸11の先端
11aから吸引チューブ56の全長より長い範囲にブラ
シ部12が設けられておらず、吸引操作弁部60と吸引
口金61との間を連通する吸引チューブ56内を、上述
の処置具挿通チャンネル55内と同様にして全長にわた
ってブラッシング清掃することができる。
【0019】同様にして、図3に示されるように、操作
部52に配置された送気送水操作弁部63から、挿入部
51内に全長にわたって挿通配置された送気チューブ6
4内及び送水チューブ65内をブラッシング清掃するこ
とができ、副送水給水口金66から副送水チューブ67
内を全長にわたってブラッシング清掃することができ
る。
【0020】なお、送気送水操作弁部63から送気チュ
ーブ64内及び送水チューブ65内への可撓軸先端11
aの挿入は斜め向きで容易ではない場合が多いので、差
し込み案内アダプタ100を用いるとよい。
【0021】また、図4に示されるように、送気送水操
作弁部63とコネクタ53に配置された送気送水接続口
金68との間を接続するように可撓性連結管54内に挿
通配置された給気チューブ74内と給水チューブ75内
も、同様にして全長にわたってブラッシング清掃するこ
とができる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、可撓軸11にブラシ部12以外の
部材が取り付けられていても、それがブラシ部12より
径の大きなものでなくて、ブラッシング対象となる管路
内を通過可能なものであれば差し支えない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、細長い可撓軸に軸線方
向に間隔をあけて複数のブラシ部が設けられ、可撓軸の
全長にわたってブラシ部より径の大きな部材が取り付け
られていない構造をとることにより、可撓軸を、内視鏡
に設けられた管路に一端側から挿入して、他端側から引
き抜くことにより、管路内を全長にわたってブラッシン
グ清掃することができ、一回の動作により、可撓軸に設
けられたブラシ部の数の回数だけブラッシングしたのと
同じ効果が得られるので、管路内を容易かつ確実に全長
にわたってブラッシング清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の内視鏡の管路内清掃用ブラシ
の側面図である。
【図2】本発明の実施例の内視鏡の管路内清掃用ブラシ
が内視鏡の管路内のブラッシング清掃に用いられている
状態の側面図である。
【図3】本発明の実施例の内視鏡の管路内清掃用ブラシ
が内視鏡の管路内のブラッシング清掃に用いられている
状態の側面図である。
【図4】本発明の実施例の内視鏡の管路内清掃用ブラシ
が内視鏡の管路内のブラッシング清掃に用いられている
状態の側面図である。
【図5】従来の内視鏡の管路内清掃用ブラシが内視鏡の
管路内のブラッシング清掃に用いられている状態の側面
図である。
【符号の説明】
10 管路内清掃用ブラシ 11 可撓軸 11L ブラシ部より先端寄りの長い可撓軸 11S ブラシ部間の短い可撓軸 12 ブラシ部 55 処置具挿通チャンネル(管路) 56 吸引チューブ(管路) 64 送気チューブ(管路) 65 送水チューブ(管路) 67 副送水チューブ(管路) 74 給気チューブ(管路) 75 給水チューブ(管路)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細長い可撓軸に軸線方向に間隔をあけて複
    数のブラシ部が設けられ、上記可撓軸の全長にわたって
    上記ブラシ部より径の大きな部材が取り付けられていな
    いことを特徴とする内視鏡の管路内清掃用ブラシ。
  2. 【請求項2】上記複数のブラシ部が上記可撓軸の後端寄
    りの部分に設けられている請求項1記載の内視鏡の管路
    内清掃用ブラシ。
  3. 【請求項3】複数のブラシ部が間隔をあけて可撓軸に設
    けられた内視鏡の管路内清掃用ブラシを、内視鏡に設け
    られた管路に一端側から挿入して、他端側から引き抜く
    ことにより、上記管路内を全長にわたってブラッシング
    清掃することを特徴とする内視鏡の管路内清掃用ブラシ
    の使用方法。
  4. 【請求項4】上記可撓軸の先端から上記内視鏡の管路の
    全長より長い範囲に、上記ブラシ部が設けられていない
    請求項3記載の内視鏡の管路内清掃用ブラシの使用方
    法。
JP2000187106A 2000-06-22 2000-06-22 内視鏡の管路内清掃用ブラシ及びその使用方法 Withdrawn JP2002000563A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004254806A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Pentax Corp 内視鏡の管路洗浄装置及び管路洗浄方法
CN111957617A (zh) * 2019-05-20 2020-11-20 塞莫费雪科学(不来梅)有限公司 清洗离子光学多极装置

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