JP2018117552A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】サンバイザを大きく上方に回動させるものに比べて、作業者によるサンバイザの出退動作を容易に行うことができるコンバインを提供する。
【解決手段】圃場の穀物を刈取って脱穀するコンバイン1であって、脱穀した穀粒を穀粒タンク9において一時的に貯留し、排出口10から袋に穀粒を排出して袋詰めするコンバイン1であって、穀粒を袋詰め作業をするときに作業者の日除けとなるサンバイザ20と、サンバイザ20を支持する支持部材30と、を備え、サンバイザ20は、収納位置から使用位置、または、使用位置から収納位置、に移動可能に構成され、支持部材30は、収納位置から使用位置にサンバイザ20を移動させる動作、または、使用位置から収納位置にサンバイザ20を移動させる動作が直線的となるようにサンバイザ20を支持するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、圃場の穀物を刈取って脱穀し、脱穀した穀粒を穀粒タンクにおいて一時的に貯留し、排出口から袋に穀粒を排出して袋詰めするコンバインの技術に関する。
従来、コンバインに関する技術は種々知られている。
また、前記コンバインには、圃場の穀物を刈取って脱穀し、脱穀した穀粒を穀粒タンクにおいて一時的に貯留し、排出口から袋に穀粒を排出して袋詰めするものがある(特許文献1参照)。前記コンバインは、作業者が立つ作業デッキ、作業者が凭れる背凭れ、および、フレームに幌が設けられて作業者の日除けとなるサンバイザ等を備える。
前記のサンバイザは、収納位置から使用位置、または、使用位置から収納位置、に移動可能に構成される。前記サンバイザは、収納位置では、穀粒タンクの上方に配置され、使用位置では、穀粒タンクの外側に幌が張出した状態となる。
特開2010−35425号公報
しかしながら、前記コンバインでは、サンバイザの基端部に回動軸が設けられて、サンバイザの出退動作(サンバイザを収納位置から使用位置、または、使用位置から収納位置、に移動させる動作)を行うときに、サンバイザを大きく上方に回動させることを要するものがある。
このため、前記コンバインでは、サンバイザの出退動作を行うときに、例えば、作業者が、腕を上方に高く上げること、または、背伸びをすること等を要し、作業者によるサンバイザの出退動作が億劫なものとなり労力を要する場合があった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、サンバイザを大きく上方に回動させるものに比べて、作業者によるサンバイザの出退動作を容易に行うことができるコンバインを提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、圃場の穀物を刈取って脱穀し、脱穀した穀粒を穀粒タンクにおいて一時的に貯留し、排出口から袋に穀粒を排出して袋詰めする、コンバインであって、前記穀粒を袋詰め作業をするときに作業者の日除けとなるサンバイザと、前記サンバイザを支持する支持部と、を備え、前記サンバイザは、収納位置から使用位置、または、使用位置から収納位置、に移動可能に構成され、前記支持部は、収納位置から使用位置に前記サンバイザを移動させる動作、または、使用位置から収納位置に前記サンバイザを移動させる動作が直線的となるように前記サンバイザを支持するものである。
請求項2においては、前記サンバイザを使用位置に固定するロック部を備えるものである。
請求項3においては、前記ロック部は、前記サンバイザの使用位置において前記サンバイザが上方に傾斜した姿勢で固定されるように構成されるものである。
請求項4においては、穀粒を袋詰め作業をするときに作業者が凭れる背凭れを備え、前記背凭れは、収納位置から使用位置、または、使用位置から収納位置、に移動可能に構成され、前記背凭れを収納位置とするときには、前記サンバイザが収納位置から使用位置に移動できないように収納位置に配置される前記サンバイザの位置を保持可能に構成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、コンバインのサンバイザを大きく上方に回動させるものに比べて、作業者によるサンバイザの出退動作を容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係るコンバインの全体的な構成を示す後方斜視図。 同じくコンバインを示す背面図。 同じくコンバインを示す背面図。 同じくコンバインの穀粒タンクとサンバイザと支持部とロック部とを示す斜視図。 同じくコンバインの穀粒タンクの上部を示す拡大斜視図。 同じくコンバインのサンバイザの移動する状態を示す図。 同じくコンバインのサンバイザの移動する状態を示す図。 同じくコンバインのサンバイザの移動する状態を示す図。 同じくコンバインのサンバイザの移動する状態を示す図。 同じくコンバインのサンバイザの移動する状態を示す図。 同じくコンバインの支持部とロック部とを示す図。 同じくコンバインの支持部とロック部とを示す図。 同じくコンバインの支持部とロック部とを示す図。 同じくコンバインの穀粒タンクとサンバイザと支持部とロック部とを示す斜視図。 同じくコンバインの穀粒タンクの上部を示す拡大背面図。 同じくコンバインの穀粒タンクとサンバイザと支持部とロック部とを示す斜視図。 同じくコンバインの穀粒タンクの上部を示す拡大斜視図。 同じくコンバインのサンバイザの移動する状態を示す図。 同じくコンバインのサンバイザの移動する状態を示す図。 同じくコンバインの支持部とロック部とを示す拡大図。 同じくコンバインのサンバイザの移動する状態を示す図。 同じくコンバインの支持部とロック部とを示す拡大図。 同じくコンバインの穀粒タンクとサンバイザと支持部とロック部とを示す斜視図。 同じくコンバインのサンバイザの移動する状態を示す図。 同じくコンバインのサンバイザの移動する状態を示す図。
次に、図1から図15に記載のコンバイン1について説明する。
なお、図中に示す白色矢印は、以下においてコンバイン1のサンバイザ20の移動方向を示すものとして説明する。
コンバイン1は、動力となるエンジンを機体内に配置し、稲や麦や蕎麦や小豆や大豆等の種々の収穫物(穀物)を収穫する。
図1から図5に示すように、コンバイン1は、機体フレーム2と、走行装置3と、刈取装置4と、脱穀装置5と、操縦部6と、穀粒タンク9と、を備える。
コンバイン1の機体フレーム2は、コンバイン1の骨格を成すものである。走行装置3は、左右一対からなるローラ式の走行装置3であり、機体フレーム2の下部に配置される。刈取装置4は、機体フレーム2の前部に配置され、圃場の未刈取の穀物を刈取る。刈取装置4は、往復動する刈刃、および未刈取の穀物を掻き込むための掻込装置等を備える。脱穀装置5は、機体フレーム2の左方に配置され、刈取った穀物を脱穀する。脱穀装置5は、扱胴、受け網、および選別装置等を備える。操縦部6は、機体フレーム2の右方の前部に配置される。操縦部6は、オペレータが着座するための座席、およびコンバイン1の操向操作及び収穫作業に用いる種々の操作具等を備える。エンジンは、操縦部6の後方のエンジンルームに配置される。
コンバイン1の穀粒タンク9は、機体の右側後部に配置される。
穀粒タンク9は、排出口10を備え、脱穀した穀粒を一時的に貯留し、排出口10から袋に穀粒を排出して袋詰めするものである。穀粒タンク9は、穀粒を袋に排出するとき、または、穀粒の排出が不要なとき(例えば、袋を交換するとき)等、適宜、作業者がシャッターを操作することによって排出口10の開閉を行えるように構成される。
また、コンバイン1は、作業デッキ11と、背凭れ12と、サンバイザ20と、支持部30と、ロック部40と、を備える。
コンバイン1の作業デッキ11は、穀粒を袋詰め作業をするときに作業者が立つ板状に構成される部材である。
作業デッキ11は、穀粒タンク9また排出口10の下方に配置される。作業デッキ11は、上下方向に回動可能に構成され、作業デッキ11を使用しないとき(作業デッキ11を収納位置とするとき)には、上方に回動させた状態とする。作業デッキ11は、作業デッキ11を使用するときには(作業デッキ11を使用位置とするとき)には、下方に回動させた状態とする。
コンバイン1の背凭れ12は、作業デッキ11上において穀粒を袋詰め作業をするときに、作業者が凭れる部材である。
背凭れ12は、略L字状に形成された一対の棒状の部材であり、それぞれの一端が機体中央側に向き、それぞれの他端が互いに向き合うように配置される。
背凭れ12は、それぞれの一端部が排出口10の外側に配置され、一端部の回動軸を中心に上下方向に回動可能に構成される。背凭れ12の屈曲する部分から他端までの部分は、籾袋詰め作業をするときに作業者が凭れる背凭れ部13として構成される。
背凭れ12は、収納位置(背凭れ12の収納位置)から使用位置(背凭れ12の使用位置)、または、使用位置から収納位置、に移動可能(回動可能)に構成される。背凭れ12は、背凭れ12を使用しないとき(背凭れ12を収納位置とするとき)には、上方に回動させて、背凭れ部13を穀粒タンク9に近接させて上方を向いた状態とする。背凭れ12は、背凭れ12を使用するときには(背凭れ12を使用位置とするとき)には、下方に回動させて背凭れ部13が穀粒タンク9よりも側方に張出した状態とする。
コンバイン1のサンバイザ20は、穀粒を袋詰め作業をするときに作業者の日除けとなる部材である。サンバイザ20は、フレーム21に幌22が設けられて構成されて、穀粒タンク9の上部に取付けられる。サンバイザ20は、収納位置から使用位置、または、使用位置から収納位置、に移動可能に構成される。サンバイザ20を使用しないとき(サンバイザ20を収納位置とするとき)には、穀粒タンク9の上方に配置される。サンバイザ20を使用するとき(サンバイザ20を使用位置とするとき)には、穀粒タンク9よりもサンバイザ20の幌22が側方に張出した状態とする。
図4から図5に示すように、コンバイン1の支持部30は、サンバイザ20を穀粒タンク9に取付け可能に構成され、サンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)を支持する。支持部30は、穀粒タンク9の上面に配置される。
支持部30は、サンバイザ20の出退動作(収納位置から使用位置にサンバイザ20を移動させる動作、または、使用位置から収納位置にサンバイザ20を移動させる動作)が直線的となるように(サンバイザ20が上方に大きく回動しないように)、サンバイザ20を支持する。
支持部30は、サンバイザ20のフレーム21の機体外側端部を把持した状態で収納位置から使用位置に移動可能にサンバイザ20を支持する。支持部30は、穀粒タンク9の上面と並行するように収納位置から使用位置に移動可能にサンバイザ20を支持する。
支持部30は、サンバイザ20のフレーム21の機体外側端部を把持した状態で使用位置から収納位置に移動可能にサンバイザ20を支持する。支持部30材は、穀粒タンク9の上面と並行するように収納位置から使用位置に移動可能にサンバイザ20を支持する。
支持部30は、一対の取付部材31と、一対の支持部材32と、一対の台部材33と、を備える。
コンバイン1の支持部30の取付部材31は、略板状の部材であり、穀粒タンク9の上面において、前側縁部と後側縁部とにそれぞれ立設するように配置される。
コンバイン1の支持部30の支持部材32は、それぞれの取付部材31の内側にそれぞれ配置される。支持部30の前方の支持部材32はサンバイザ20のフレーム21の前部を支持し、後方の支持部材32はサンバイザ20のフレーム21の後部を支持する。
支持部30の支持部材32の上部は、平板状の部材が略コ字状(U字状)に形成され、支持部材32の下部は、平板状に形成されて構成される。
支持部30の支持部材32の上部と取付部材31の内側の面との間に形成された略筒状の空間に、サンバイザ20のフレーム21が貫挿される。支持部30の支持部材32は、支持部材32の上部において、サンバイザ20の出退動作の時にサンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)が直線的に移動(スライド)可能なようにサンバイザ20のフレーム21を支持する。
支持部30の支持部材32は、支持部材32の下部において回動ピン34を介して取付部材31に取り付けられ、回動ピン34を中心に上下に回動可能に構成される。
コンバイン1の支持部30の台部材33は、板状の部材であり、それぞれの取付部材31の内側にそれぞれ配置される。支持部30の台部材33は、支持部材32よりも機体中央側(支持部材32の機体中央側縁部)に配置される。支持部30の台部材33は、サンバイザ20が収納位置に配置されるときに、台部材33の上面にサンバイザ20のフレーム21の下面が当接してサンバイザ20のフレーム21が載置されるものである。支持部30の前方の台部材33にはサンバイザ20のフレーム21の前部が載置され、後方の台部材33にはサンバイザ20のフレーム21の後部が載置される。
支持部30の台部材33は、平板状の部材を略L字状に形成して構成され、一端が下方を向き、他端が機体中央側を向くように配置される。支持部30の台部材33の屈曲する部分から一端までの部分は、外側部として構成され、台部材33の屈曲する部分から他端までの部分は、上部として構成される。支持部30の台部材33の外側部は、台部材33の上部の機体外側縁部から下方に突出して、台部材33の上部の下方の機体外側の空間を閉じるように構成される。支持部30の台部材33の上部の上面には、サンバイザ20の収納位置においてフレーム21が当接して載置される。
支持部30の台部材33は、サンバイザ20が収納位置に配置されて支持部30の台部材33の上部(支持部30の台部材33の上面)にサンバイザ20のフレーム21が当接した状態では、サンバイザ20のフレーム21が穀粒タンク9の上面に当接しないように(サンバイザ20のフレーム21と穀粒タンク9の上面とが略並行となるように)構成される。
コンバイン1のロック部40は、サンバイザ20を使用位置(サンバイザ20を使用位置に移動させた状態)に固定する。ロック部40は、サンバイザ20の使用位置において、外側端部が若干上方に傾斜(穀粒タンク9の上面に対して例えば略10度傾斜)した姿勢でサンバイザ20が固定されるように構成される。
ロック部40は、一対のロック体41と、一対の当接体42と、を備える。ロック部40は、サンバイザ20を使用位置に移動させた状態において、当接体42がロック体41に当接して引掛った状態とすることによって、サンバイザ20を使用位置に固定する。
コンバイン1のロック部40のロック体41は、支持部30のそれぞれの取付部材31の内側にそれぞれ配置される。ロック部40のロック体41は、支持部30の支持部材32の近傍に配置される。ロック部40のロック体41は、支持部30の支持部材32よりも上方且つ機体中央側に配置される。ロック部40のロック体41は、支持部30の台部材33よりも機体外側に配置される。
ロック部40のロック体41は、平板状の部材を略L字状に形成して構成され、一端が機体外側上方を向き、他端が機体中央側下方を向くように配置される。ロック部40のロック体41の屈曲する部分から一端までの部分は、上部として構成され、ロック部40のロック体41の屈曲する部分から他端までの部分は、下部として構成される。ロック部40のロック体41の内側の面(上部と下部とのそれぞれの内側の面)には、サンバイザ20の使用位置においてロック部40の当接体42が当接して引掛る。
ロック部40のロック体41は、サンバイザ20がその使用位置において若干上方に傾斜(穀粒タンク9の上面に対して傾斜)した姿勢で固定されるように、ロック部40のロック体41の上部が水平に対して傾斜(穀粒タンク9の上面に対して傾斜)するように配置される。
コンバイン1のロック部40の当接体42は、サンバイザ20のフレーム21の前部およびフレーム21の後部のそれぞれの機体中央側端部近傍に配置される。ロック部40の当接体42は、支持部30の支持部材32よりも機体中央側に配置される。ロック部40の当接体42は、正面視略正四角形の平板状の部材であり、サンバイザ20のフレーム21から上方に突出するように配置される。
ロック部40の当接体42の上面と機体中央側の面の一部とが、サンバイザ20の使用位置においてロック部40のロック体41に当接して引掛る。
次に、作業者によってコンバイン1のサンバイザ20を収納位置から使用位置に移動させる動作について説明する。
背凭れ12を下方に回動させて使用位置とした状態において、作業者がサンバイザ20のフレーム21の機体外側端部を把持して、収納位置に配置されるサンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)を、機体外側に引出すようにして直線的に(穀粒タンク9の上面と並行するように)移動させる。このとき、ロック部40のロック体41を支持部30の台部材33よりも機体外側に移動させて、ロック部40のロック体41の下部と当接体42の機体外側の面とが当接するまで、サンバイザ20のフレーム21を移動させ、穀粒タンク9よりも外側にサンバイザ20の幌22が突出するように配置する(図6または図7参照)。
次に、支持部30の支持部材32とともにサンバイザ20のフレーム21を若干上方に回動させて傾斜させる(図8参照)。
次に、ロック部40の当接体42が支持部30の支持部材32に当接してロック部40の当接体42がロック体41の下方に位置するように、傾斜した状態のサンバイザ20のフレーム21をさらに外側に移動させる(図9参照)。
次に、支持部30の支持部材32とともにサンバイザ20のフレーム21を若干下方に回動させて、ロック部40の当接体42をロック体41に当接させて引っ掛るように配置して、サンバイザ20を使用位置に固定する(図10参照)。
このようにして、作業者によってサンバイザ20を収納位置から使用位置に移動させる動作を行う。
次に、作業者によってコンバイン1のサンバイザ20を使用位置から収納位置に移動させる動作について説明する。
作業者がサンバイザ20のフレーム21の機体外側端部を把持して、使用位置に配置されるサンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)を支持部30の支持部材32とともに若干上方に回動させて、ロック部40の当接体42がロック体41に当接させて引っ掛った状態(使用位置にサンバイザ20が固定された状態)を解消する。
次に、ロック部40の当接体42がロック体41よりも機体中央側に位置するように、サンバイザ20のフレーム21を機体中央側に押込むようにして移動させる。
次に、ロック部40の当接体42がロック体41よりも機体中央側に位置した状態で、(穀粒タンク9の上面と並行)になるように支持部30の支持部材32とともにサンバイザ20のフレーム21を若干上方に回動させる。
次に、支持部30の台部材33の上部の上面をスライドするようにサンバイザ20のフレーム21を機体中央側に移動させて、サンバイザ20のフレーム21および幌22が穀粒タンク9よりも外側に突出しないように配置する。
このようにして、作業者によってサンバイザ20を使用位置から収納位置に移動させる動作を行う。
以上のように、支持部30の支持部材32は、サンバイザ20の出退動作(収納位置から使用位置にサンバイザ20を移動させる動作、または、使用位置から収納位置にサンバイザ20を移動させる動作)が直線的となるようにサンバイザ20を支持する、コンバイン1では、サンバイザ20の出退動作(サンバイザ20の出退動作時における、ロック部40によってサンバイザ20を使用位置に固定する動作以外の動作、または、ロック部40によって使用位置に固定された状態を解除する動作以外の動作)が直線的となるようにサンバイザ20が支持されることから、サンバイザ20の出退動作を行うときに、サンバイザ20を大きく上方に回動させることを要さない。
このため、前記コンバイン1では、サンバイザ20の出退動作を行うときに、例えば、作業者が、腕を上方に高く上げること、または、背伸びをすること等を要さずに、サンバイザ20の出退動作を行うことができる。
したがって、コンバイン1によれば、サンバイザ20を大きく上方に回動させるものに比べて、作業者によるサンバイザ20の出退動作を容易に行うことができる。
また、コンバイン1によれば、出退動作が直線的となるようにサンバイザ20が支持されることから、狭い倉庫にコンバイン1が格納された状態でもサンバイザ20の出退動作を行うことができる。
以上のように、ロック部40がサンバイザ20を使用位置に固定するコンバイン1では、サンバイザ20の出退動作が直線的となるように構成されるものであっても、例えば、コンバイン1の走行中に、意図せずに、サンバイザ20が使用位置から収納位置に移動することを防止することができる。
以上のように、ロック部40が、サンバイザ20の使用位置においてサンバイザ20が上方に傾斜した姿勢で固定されるように構成される、コンバイン1では、サンバイザ20の使用位置においてサンバイザ20が上方に傾斜した姿勢で固定されることから、例えば、サンバイザ20の下方にいる作業者の頭部がサンバイザ20(サンバイザ20の幌22)に接触すること、または、サンバイザ20に頭部が当接してしまう作業者が屈んだ状態で穀粒の袋詰め作業を行うこと等を回避することができる。
以上のように、ロック部40は、支持部30に配置されるロック部40のロック体41と、サンバイザ20のフレーム21から突出するロック部40の当接体42と、を備え、サンバイザ20を使用位置に移動させた状態において、ロック部40の当接体42がロック体41に当接して引掛ることによってサンバイザ20を使用位置に固定する、コンバイン1では、ロック部40の当接体42がロック体41に当接して引掛ることによってサンバイザ20を使用位置に固定することから、サンバイザ20を使用位置に固定することができるものを簡易な構成で実現することができる。
以上のように、ロック部40の当接体42が、支持部30の支持部材32よりも機体中央側において、サンバイザ20のフレーム21から上方に突出するように配置される、コンバイン1では、サンバイザ20のフレーム21が、支持部30の支持部材32(支持部材32の上部と取付部材31の内側の面との間に形成された略筒状の空間)に貫挿されて支持された状態から機体外側に移動していくと、ロック部40の当接体42が支持部30の支持部材32に当接する。
このため、コンバイン1では、サンバイザ20を使用状態とするときに、支持部材32に貫挿されたサンバイザ20のフレーム21が当該支持部30の支持部材32から脱落することを防止することができる。
以上のように、サンバイザ20が収納位置に配置されるときに、サンバイザ20のフレーム21が穀粒タンク9の上面に当接しないように載置される支持部30の台部材33を備えるコンバイン1では、サンバイザ20が収納位置に配置されるときに、サンバイザ20のフレーム21が穀粒タンク9の上面に当接することによって、穀粒タンク9が破損する虞を回避することができる。
以上のように、支持部30の台部材33の外側部が、台部材33の上部の機体外側縁部から下方に突出して、台部材33の上部の下方の機体外側の空間を閉じるように構成される、コンバイン1では、サンバイザ20を使用位置から収納位置に移動させるときに、ロック部40の当接体42がロック体41に当接させて引っ掛った状態を解消させた後、サンバイザ20のフレーム21が穀粒タンク9の上面と並行になっていない状態で機体中央側にサンバイザ20のフレーム21を移動させると、サンバイザ20のフレーム21の機体中央側端部が台部材33の外側部に当接して、サンバイザ20のフレーム21の機体中央側への移動ができなくなる。
したがって、コンバイン1では、サンバイザ20を使用位置から収納位置に移動させるときに、サンバイザ20のフレーム21が、穀粒タンク9の上面と並行になっていない状態で機体中央側に移動した場合に、台部材33の上部の下方に入り込むことを防止することができる。
コンバイン1の背凭れ12は、背凭れ12を使用しないとき(背凭れ12を収納位置とするとき)には、サンバイザ20が収納位置から使用位置に移動できないように、収納位置に配置されるサンバイザ20の位置を保持可能に構成される(図2参照)。
背凭れ12は、サンバイザ20を収納位置に配置した状態で背凭れ12を収納位置とした状態では、背凭れ部13が、サンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)の外側近傍において、サンバイザ20が収納位置から使用位置に移動する移動経路上に位置するように構成される。背凭れ12は、サンバイザ20を収納位置に配置した状態で背凭れ12を収納位置とした状態では、背凭れ部13が穀粒タンク9の近傍の外側且つ上方に位置して、収納位置から使用位置にサンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)が移動しようとするサンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)に背凭れ部13が当接するように構成される。
以上のように、背凭れ12が、背凭れ12を収納位置とするときには、サンバイザ20が収納位置から使用位置に移動できないように、収納位置に配置されるサンバイザ20の位置を保持可能に構成される、コンバイン1では、サンバイザ20が収納位置から使用位置に移動できないように、収納位置に配置されるサンバイザ20の位置を背凭れ12が保持することから、収納位置から使用位置に意図せずにサンバイザ20が移動する(飛び出す)ことを防止することができる。
以上のように、サンバイザ20を収納位置に配置した状態で背凭れ12を収納位置とした状態では、背凭れ12の背凭れ部13が、サンバイザ20の外側近傍において、サンバイザ20が収納位置から使用位置に移動する移動経路上に位置するように構成される、コンバイン1では、サンバイザ20を収納位置に配置した状態で背凭れ12を収納位置とした状態では、収納位置から使用位置に移動しようとするサンバイザ20が背凭れ12の背凭れ部13に当接して、サンバイザ20が収納位置から使用位置に移動できない。
したがって、コンバイン1では、収納位置から使用位置に意図せずにサンバイザ20が移動することを防止することができるものを簡易な構成で実現することができる。
コンバイン1の支持部30の取付部材31は、複数個(三個)の固定孔35を備え、ロック部40のロック体41は、固定孔43を備える。
支持部30の取付部材31の複数個の固定孔35から選択された一つの固定孔35とロック部40のロック41の固定孔43とに取付ピン等の固定具44が嵌装されることによって、ロック部40のロック体41が、支持部30の取付部材31に固定されて取付けられる。支持部30の取付部材31の複数個の固定孔35は、固定具44が嵌装される固定孔35毎に、支持部30の取付部材31に取付けられるロック部40のロック体41の位置または傾斜角度等がそれぞれ異なるように構成される。
ロック部40のロック体41は、固定具44が嵌装される支持部30の取付部材31の固定孔35を選択して、支持部30の取付部材31に取付けられるロック部40のロック体41の位置または傾斜角度等を変更することによって、サンバイザ20の使用位置における傾斜角度を変更可能に構成される。
コンバイン1では、例えば、支持部30の取付部材31の上方から二個目の固定孔35を選択してロック部40のロック体41を取付部材31に取付けた場合には、サンバイザ20の使用位置において、サンバイザ20(サンバイザ20の幌22)が穀粒タンク9の上面に対して略8度傾斜した姿勢となる。
また例えば、支持部30の取付部材31の最も下方の固定孔35を選択してロック部40のロック体41を取付部材31に取付けた場合には、サンバイザ20の使用位置において、サンバイザ20が穀粒タンク9の上面に対して略15度傾斜した姿勢となる。
また例えば、支持部30の取付部材31の最も上方の固定孔35を選択してロック部40のロック体41を取付部材31に取付けた場合には、サンバイザ20の使用位置において、サンバイザ20が穀粒タンク9の上面に対して略0度(穀粒タンク9の上面と並行)の姿勢となる。
以上のように、サンバイザ20の使用位置における傾斜角度を変更可能に構成される、コンバイン1では、例えば、サンバイザ20の下方において穀粒を袋に詰める作業を行う作業者の身長や日照角度等に合わせて、サンバイザ20がより確実に日よけとして機能するように、サンバイザ20の使用位置における傾斜角度を適宜選択して変更することができる。
コンバイン1のサンバイザ20のフレーム21は、主フレーム23と、補強フレーム24と、補助フレーム25と、を備える。
サンバイザ20のフレーム21の主フレーム23は、略コ字状に形成された棒状の部材であり、両端が機体中央側を向くように配置される。フレーム21の主フレーム23は、支持部30の支持部材32の上部と取付部材31の内側の面との間に形成された略筒状の空間に貫挿されて、サンバイザ20の出退動作の時に直線的に移動可能なように支持される。
サンバイザ20のフレーム21の補強フレーム24は、主フレーム23を補強して拗れることを防止する。補強フレーム24は、主フレーム23の機体外側部分と並行するように、主フレーム23の前側部分と後側部分とに亘って複数本(二本)配置される。
サンバイザ20のフレーム21の補助フレーム25は、主フレーム23(主フレーム23の前側部または後側部)が撓むことを防止する。補強フレーム24は、一対からなり、主フレーム23の前側部分または後側部分に沿ってそれぞれ配置される。フレーム21の補助フレーム25の機体中央側端部は、主フレーム23の機体中央側端部に固定され、補助フレーム25の機体外側端部は、主フレーム23の機体外側部に固定される。
以上のように、サンバイザ20のフレーム21が補強フレーム24または補助フレーム25を備えることによって、サンバイザ20の出退動作の際に、サンバイザ20の主フレーム23が拗れることまた撓むこと等によって変形することを防止することができる。
なお、サンバイザ20のフレーム21は、比較的剛性が高く且つ軽量な素材(例えば、アルミ素材や樹脂素材等)で構成されることが好ましい。また、サンバイザ20のフレーム21が補強フレーム24は、主フレーム23の前側部分と後側部分とに亘って交差するようにして複数本(二本)配置する構成とすることもできる。
また、図14または図15に示すように、コンバイン1は、一対のフレーム台14を備える構成とすることもできる。
フレーム台14は、板状の部材であり、穀粒タンク9の上面において、前側縁部と後側縁部とにそれぞれ立設するように配置される。フレーム台14は、穀粒タンク9の上面の機体中央側縁部近傍に配置される。フレーム台14は、サンバイザ20が収納位置に配置されるときに、フレーム台14にサンバイザ20のフレーム21の機体中央側端部の下面が当接してサンバイザ20のフレーム21の機体中央側端部が載置されるものである。前方のフレーム台14にはサンバイザ20のフレーム21の前部における機体中央側端部が載置され、後方のフレーム台14にはサンバイザ20のフレーム21の後部における機体中央側端部が載置される。
フレーム台14は、平板状の部材を略L字状に形成して構成され、一端が機体外側を向き、他端が上方を向くように配置される。フレーム台14の屈曲する部分から他端までの部分は、上部として構成される。フレーム台14の上部の上面(上端)には、サンバイザ20の収納位置においてフレーム21が当接して載置される。
フレーム台14は、サンバイザ20が収納位置に配置されてフレーム台14の上部にサンバイザ20のフレーム21が当接した状態では、サンバイザ20のフレーム21が穀粒タンク9の上面に当接しないように(サンバイザ20のフレーム21と穀粒タンク9の上面とが略並行となるように)構成される。
以上のように、サンバイザ20が収納位置に配置されるときに、サンバイザ20のフレーム21の機体中央側端部が載置されるフレーム台14を備える、コンバイン1では、サンバイザ20が収納位置に配置されるときに、フレーム台14によってサンバイザ20のフレーム21の機体中央側端部を下方から支えるようにして、サンバイザ20のフレーム21を撓みにくくすることができる。
したがって、コンバイン1によれば、サンバイザ20が収納位置に配置されるときに、サンバイザ20のフレーム21が撓んで穀粒タンク9の上面に当接して穀粒タンク9が破損する虞を回避することができ、また、サンバイザ20のフレーム21が長時間継続して撓んで変形するような状態を回避することができる。
次に、図16から図25に記載のコンバイン1について説明する。
図16または図17に示すように、コンバイン1は、穀粒タンク9、背凭れ12と、サンバイザ20と、支持部30と、ロック部40と、を備える。
コンバイン1の支持部30の取付部材31は、略板状の部材であり、穀粒タンク9の上面の外側端(側縁部)において、立設するように前端と後端とにそれぞれ配置される。
コンバイン1のロック部40は、一対のロック体41を備え、サンバイザ20を使用位置に移動させた状態において、サンバイザ20のフレーム21(主フレーム23)がロック部40のロック体41に当接することによって、サンバイザ20を使用位置に固定する。
ロック部40のロック体41は、支持部30のそれぞれの取付部材31の内側に配置される。ロック体41は、平板状の部材を略L字状に形成して構成され、ロック部40のロック体41の互いの一端が向き合うように配置され、他端が外側下方を向くように配置される。ロック部40のロック体41の屈曲する部分から一端までの部分は、上部として構成され、ロック部40のロック体41の屈曲する部分から他端までの部分は、下部として構成される。ロック部40のロック体41の上部の上面には、サンバイザ20のフレーム21)が当接して載置される。
ロック部40のロック体41は、サンバイザ20の使用位置において若干上方に傾斜(穀粒タンク9の上面に対して傾斜)した姿勢でサンバイザ20のフレーム21が当接するように、ロック部40のロック体41の上部が水平に対して傾斜(穀粒タンク9の上面に対して傾斜)するように配置される。
サンバイザ20のフレーム21は、主フレーム23と、回動フレーム26と、を備える。
サンバイザ20のフレーム21の主フレーム23は、略コ字状に形成された棒状の部材であり、両端が機体中央側を向くように配置される。
サンバイザ20の回動フレーム26は、機体中央側に二本、機体外側に二本、それぞれ配置される。
サンバイザ20の回動フレーム26は、その基端部が回動軸を介して支持部30の取付部材31に取付けられて、回動軸を中心に上下に回動可能に構成される。サンバイザ20の回動フレーム26の先端部は回動軸を介してサンバイザ20の主フレーム23の前側部分と後側部分に取付けられる。サンバイザ20の回動フレーム26は、サンバイザ20の使用位置においてロック部40のロック体41に当接して載置される。
次に、作業者によってコンバイン1のサンバイザ20を収納位置から使用位置に移動させる動作について説明する。
背凭れ12を下方に回動させて使用位置とした状態において、収納位置に配置されるサンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)を、上前方に回動させて移動させて、サンバイザ20の幌22が穀粒タンク9よりも外側に突出するように配置する。このとき、サンバイザ20のフレーム21(主フレーム23)をロック部40のロック体41に当接させて載置するようにして、サンバイザ20を使用位置とする。サンバイザ20の使用位置では、サンバイザ20のフレーム21の回動フレーム26の先端部が機体外側上方を向くように配置される(図18または図19参照)。
このようにして、作業者によってコンバイン1のサンバイザ20を収納位置から使用位置に移動させる動作を行う。
次に、作業者によってコンバイン1のサンバイザ20を使用位置から収納位置に移動させる動作について説明する。
使用位置に配置されるサンバイザ20を、上後方に回動させて移動させて、サンバイザ20のフレーム21および幌22が穀粒タンク9よりも外側に突出しないように配置して、サンバイザ20の収納位置とする。サンバイザ20の収納位置では、サンバイザ20のフレーム21の回動フレーム26が穀粒タンク9の上面と並行するように(略水平に)配置され、回動フレーム26の先端部が機体中央側を向くように配置される(図18または図19参照)。
このようにして、作業者によってコンバイン1のサンバイザ20を使用位置から収納位置に移動させる動作を行う。
以上のように、ロック部40が、サンバイザ20の使用位置においてサンバイザ20が上方に傾斜した姿勢で固定されるように構成される、コンバイン1では、サンバイザ20の使用位置においてサンバイザ20が上方に傾斜した姿勢で固定されることから、サンバイザ20の下方にいる作業者の頭部がサンバイザ20(サンバイザ20の幌22)に接触すること、または、サンバイザ20に頭部が当接してしまう作業者が屈んだ状態で穀粒の袋詰め作業を行うこと等を、抑制することができる。
なお、サンバイザ20のフレーム21は、主フレーと回動クレームとに加えて、補強フレーム24と補助フレーム25とを備える構成とすることもできる。
図20から図22に示すように、支持部30の取付部材31は、複数個(二個)の固定孔35を備える。ロック部40のロック体41は、固定孔43を備える。
ロック部40のロック体41は、固定具44が嵌装される支持部30の取付部材31の固定孔35を選択して、支持部30の取付部材31に取付けられるロック部40のロック体41の位置または傾斜角度等を変更することによって、サンバイザ20の使用位置における傾斜角度を変更可能に構成される。
コンバイン1では、例えば、支持部30の取付部材31の下方の固定孔35を選択してロック部40のロック体41を取付部材31に取付けた場合には、サンバイザ20の使用位置において、サンバイザ20(サンバイザ20の幌22)が穀粒タンク9の上面に対して略15度傾斜した姿勢となる(図20参照)。
また例えば、支持部30の取付部材31の上方の固定孔35を選択してロック部40のロック体41を取付部材31に取付けた場合には、サンバイザ20が穀粒タンク9の上面に対してサンバイザ20が略45度傾斜した姿勢となる(図22参照)。
以上のように、サンバイザ20の使用位置における傾斜角度を変更可能に構成される、コンバイン1では、例えば、サンバイザ20の下方において穀粒を袋に詰める作業を行う作業者の身長や日照角度等に合わせて、サンバイザ20がより確実に日よけとして機能するように、サンバイザ20の使用位置における傾斜角度を適宜選択して変更することができる。
また、図23から図25に示すように、コンバイン1は、一対のフレーム台14を備える構成とすることもできる。
このように、フレーム台14を備えるコンバイン1では、サンバイザ20が収納位置に配置されるときに、フレーム台14によってサンバイザ20のフレーム21の機体中央側端部を下方から支えるようにして、サンバイザ20のフレーム21を撓みにくくすることができる。
したがって、コンバイン1によれば、サンバイザ20が収納位置に配置されるときに、サンバイザ20のフレーム21が撓んで穀粒タンク9の上面に当接して穀粒タンク9が破損する虞を回避することができ、また、サンバイザ20のフレーム21が長時間継続して撓んで変形するような状態を回避することができる。
1 コンバイン
2 機体フレーム
3 走行装置
4 刈取装置
5 脱穀装置
6 操縦部
9 穀粒タンク
10 排出口
11 作業デッキ
12 背凭れ
13 背凭れ部
20 サンバイザ
21 フレーム
22 幌
30 支持部
40 ロック部

Claims (4)

  1. 圃場の穀物を刈取って脱穀し、脱穀した穀粒を穀粒タンクにおいて一時的に貯留し、排出口から袋に穀粒を排出して袋詰めする、コンバインであって、
    前記穀粒を袋詰め作業をするときに作業者の日除けとなるサンバイザと、前記サンバイザを支持する支持部と、を備え、
    前記サンバイザは、収納位置から使用位置、または、使用位置から収納位置、に移動可能に構成され、
    前記支持部は、収納位置から使用位置に前記サンバイザを移動させる動作、または、使用位置から収納位置に前記サンバイザを移動させる動作が直線的となるように前記サンバイザを支持する、
    コンバイン。
  2. 前記サンバイザを使用位置に固定するロック部を備える、
    請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記ロック部は、前記サンバイザの使用位置において前記サンバイザが上方に傾斜した姿勢で固定されるように構成される、
    請求項2に記載のコンバイン。
  4. 穀粒を袋詰め作業をするときに作業者が凭れる背凭れを備え、
    前記背凭れは、収納位置から使用位置、または、使用位置から収納位置、に移動可能に構成され、前記背凭れを収納位置とするときには、前記サンバイザが収納位置から使用位置に移動できないように収納位置に配置される前記サンバイザの位置を保持可能に構成される、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコンバイン。
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