JP2018117552A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圃場の穀物を刈取って脱穀するコンバイン1であって、脱穀した穀粒を穀粒タンク9において一時的に貯留し、排出口10から袋に穀粒を排出して袋詰めするコンバイン1であって、穀粒を袋詰め作業をするときに作業者の日除けとなるサンバイザ20と、サンバイザ20を支持する支持部材30と、を備え、サンバイザ20は、収納位置から使用位置、または、使用位置から収納位置、に移動可能に構成され、支持部材30は、収納位置から使用位置にサンバイザ20を移動させる動作、または、使用位置から収納位置にサンバイザ20を移動させる動作が直線的となるようにサンバイザ20を支持するものである。
【選択図】図1
Description
また、前記コンバインには、圃場の穀物を刈取って脱穀し、脱穀した穀粒を穀粒タンクにおいて一時的に貯留し、排出口から袋に穀粒を排出して袋詰めするものがある(特許文献1参照)。前記コンバインは、作業者が立つ作業デッキ、作業者が凭れる背凭れ、および、フレームに幌が設けられて作業者の日除けとなるサンバイザ等を備える。
前記のサンバイザは、収納位置から使用位置、または、使用位置から収納位置、に移動可能に構成される。前記サンバイザは、収納位置では、穀粒タンクの上方に配置され、使用位置では、穀粒タンクの外側に幌が張出した状態となる。
このため、前記コンバインでは、サンバイザの出退動作を行うときに、例えば、作業者が、腕を上方に高く上げること、または、背伸びをすること等を要し、作業者によるサンバイザの出退動作が億劫なものとなり労力を要する場合があった。
即ち、本発明によれば、コンバインのサンバイザを大きく上方に回動させるものに比べて、作業者によるサンバイザの出退動作を容易に行うことができる。
なお、図中に示す白色矢印は、以下においてコンバイン1のサンバイザ20の移動方向を示すものとして説明する。
図1から図5に示すように、コンバイン1は、機体フレーム2と、走行装置3と、刈取装置4と、脱穀装置5と、操縦部6と、穀粒タンク9と、を備える。
穀粒タンク9は、排出口10を備え、脱穀した穀粒を一時的に貯留し、排出口10から袋に穀粒を排出して袋詰めするものである。穀粒タンク9は、穀粒を袋に排出するとき、または、穀粒の排出が不要なとき(例えば、袋を交換するとき)等、適宜、作業者がシャッターを操作することによって排出口10の開閉を行えるように構成される。
また、コンバイン1は、作業デッキ11と、背凭れ12と、サンバイザ20と、支持部30と、ロック部40と、を備える。
作業デッキ11は、穀粒タンク9また排出口10の下方に配置される。作業デッキ11は、上下方向に回動可能に構成され、作業デッキ11を使用しないとき(作業デッキ11を収納位置とするとき)には、上方に回動させた状態とする。作業デッキ11は、作業デッキ11を使用するときには(作業デッキ11を使用位置とするとき)には、下方に回動させた状態とする。
背凭れ12は、略L字状に形成された一対の棒状の部材であり、それぞれの一端が機体中央側に向き、それぞれの他端が互いに向き合うように配置される。
背凭れ12は、それぞれの一端部が排出口10の外側に配置され、一端部の回動軸を中心に上下方向に回動可能に構成される。背凭れ12の屈曲する部分から他端までの部分は、籾袋詰め作業をするときに作業者が凭れる背凭れ部13として構成される。
背凭れ12は、収納位置(背凭れ12の収納位置)から使用位置(背凭れ12の使用位置)、または、使用位置から収納位置、に移動可能(回動可能)に構成される。背凭れ12は、背凭れ12を使用しないとき(背凭れ12を収納位置とするとき)には、上方に回動させて、背凭れ部13を穀粒タンク9に近接させて上方を向いた状態とする。背凭れ12は、背凭れ12を使用するときには(背凭れ12を使用位置とするとき)には、下方に回動させて背凭れ部13が穀粒タンク9よりも側方に張出した状態とする。
支持部30は、サンバイザ20の出退動作(収納位置から使用位置にサンバイザ20を移動させる動作、または、使用位置から収納位置にサンバイザ20を移動させる動作)が直線的となるように(サンバイザ20が上方に大きく回動しないように)、サンバイザ20を支持する。
支持部30は、サンバイザ20のフレーム21の機体外側端部を把持した状態で収納位置から使用位置に移動可能にサンバイザ20を支持する。支持部30は、穀粒タンク9の上面と並行するように収納位置から使用位置に移動可能にサンバイザ20を支持する。
支持部30は、サンバイザ20のフレーム21の機体外側端部を把持した状態で使用位置から収納位置に移動可能にサンバイザ20を支持する。支持部30材は、穀粒タンク9の上面と並行するように収納位置から使用位置に移動可能にサンバイザ20を支持する。
支持部30は、一対の取付部材31と、一対の支持部材32と、一対の台部材33と、を備える。
支持部30の支持部材32の上部は、平板状の部材が略コ字状(U字状)に形成され、支持部材32の下部は、平板状に形成されて構成される。
支持部30の支持部材32の上部と取付部材31の内側の面との間に形成された略筒状の空間に、サンバイザ20のフレーム21が貫挿される。支持部30の支持部材32は、支持部材32の上部において、サンバイザ20の出退動作の時にサンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)が直線的に移動(スライド)可能なようにサンバイザ20のフレーム21を支持する。
支持部30の支持部材32は、支持部材32の下部において回動ピン34を介して取付部材31に取り付けられ、回動ピン34を中心に上下に回動可能に構成される。
支持部30の台部材33は、平板状の部材を略L字状に形成して構成され、一端が下方を向き、他端が機体中央側を向くように配置される。支持部30の台部材33の屈曲する部分から一端までの部分は、外側部として構成され、台部材33の屈曲する部分から他端までの部分は、上部として構成される。支持部30の台部材33の外側部は、台部材33の上部の機体外側縁部から下方に突出して、台部材33の上部の下方の機体外側の空間を閉じるように構成される。支持部30の台部材33の上部の上面には、サンバイザ20の収納位置においてフレーム21が当接して載置される。
支持部30の台部材33は、サンバイザ20が収納位置に配置されて支持部30の台部材33の上部(支持部30の台部材33の上面)にサンバイザ20のフレーム21が当接した状態では、サンバイザ20のフレーム21が穀粒タンク9の上面に当接しないように(サンバイザ20のフレーム21と穀粒タンク9の上面とが略並行となるように)構成される。
ロック部40は、一対のロック体41と、一対の当接体42と、を備える。ロック部40は、サンバイザ20を使用位置に移動させた状態において、当接体42がロック体41に当接して引掛った状態とすることによって、サンバイザ20を使用位置に固定する。
ロック部40のロック体41は、平板状の部材を略L字状に形成して構成され、一端が機体外側上方を向き、他端が機体中央側下方を向くように配置される。ロック部40のロック体41の屈曲する部分から一端までの部分は、上部として構成され、ロック部40のロック体41の屈曲する部分から他端までの部分は、下部として構成される。ロック部40のロック体41の内側の面(上部と下部とのそれぞれの内側の面)には、サンバイザ20の使用位置においてロック部40の当接体42が当接して引掛る。
ロック部40のロック体41は、サンバイザ20がその使用位置において若干上方に傾斜(穀粒タンク9の上面に対して傾斜)した姿勢で固定されるように、ロック部40のロック体41の上部が水平に対して傾斜(穀粒タンク9の上面に対して傾斜)するように配置される。
ロック部40の当接体42の上面と機体中央側の面の一部とが、サンバイザ20の使用位置においてロック部40のロック体41に当接して引掛る。
背凭れ12を下方に回動させて使用位置とした状態において、作業者がサンバイザ20のフレーム21の機体外側端部を把持して、収納位置に配置されるサンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)を、機体外側に引出すようにして直線的に(穀粒タンク9の上面と並行するように)移動させる。このとき、ロック部40のロック体41を支持部30の台部材33よりも機体外側に移動させて、ロック部40のロック体41の下部と当接体42の機体外側の面とが当接するまで、サンバイザ20のフレーム21を移動させ、穀粒タンク9よりも外側にサンバイザ20の幌22が突出するように配置する(図6または図7参照)。
次に、支持部30の支持部材32とともにサンバイザ20のフレーム21を若干上方に回動させて傾斜させる(図8参照)。
次に、ロック部40の当接体42が支持部30の支持部材32に当接してロック部40の当接体42がロック体41の下方に位置するように、傾斜した状態のサンバイザ20のフレーム21をさらに外側に移動させる(図9参照)。
次に、支持部30の支持部材32とともにサンバイザ20のフレーム21を若干下方に回動させて、ロック部40の当接体42をロック体41に当接させて引っ掛るように配置して、サンバイザ20を使用位置に固定する(図10参照)。
このようにして、作業者によってサンバイザ20を収納位置から使用位置に移動させる動作を行う。
作業者がサンバイザ20のフレーム21の機体外側端部を把持して、使用位置に配置されるサンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)を支持部30の支持部材32とともに若干上方に回動させて、ロック部40の当接体42がロック体41に当接させて引っ掛った状態(使用位置にサンバイザ20が固定された状態)を解消する。
次に、ロック部40の当接体42がロック体41よりも機体中央側に位置するように、サンバイザ20のフレーム21を機体中央側に押込むようにして移動させる。
次に、ロック部40の当接体42がロック体41よりも機体中央側に位置した状態で、(穀粒タンク9の上面と並行)になるように支持部30の支持部材32とともにサンバイザ20のフレーム21を若干上方に回動させる。
次に、支持部30の台部材33の上部の上面をスライドするようにサンバイザ20のフレーム21を機体中央側に移動させて、サンバイザ20のフレーム21および幌22が穀粒タンク9よりも外側に突出しないように配置する。
このようにして、作業者によってサンバイザ20を使用位置から収納位置に移動させる動作を行う。
このため、前記コンバイン1では、サンバイザ20の出退動作を行うときに、例えば、作業者が、腕を上方に高く上げること、または、背伸びをすること等を要さずに、サンバイザ20の出退動作を行うことができる。
したがって、コンバイン1によれば、サンバイザ20を大きく上方に回動させるものに比べて、作業者によるサンバイザ20の出退動作を容易に行うことができる。
また、コンバイン1によれば、出退動作が直線的となるようにサンバイザ20が支持されることから、狭い倉庫にコンバイン1が格納された状態でもサンバイザ20の出退動作を行うことができる。
このため、コンバイン1では、サンバイザ20を使用状態とするときに、支持部材32に貫挿されたサンバイザ20のフレーム21が当該支持部30の支持部材32から脱落することを防止することができる。
したがって、コンバイン1では、サンバイザ20を使用位置から収納位置に移動させるときに、サンバイザ20のフレーム21が、穀粒タンク9の上面と並行になっていない状態で機体中央側に移動した場合に、台部材33の上部の下方に入り込むことを防止することができる。
背凭れ12は、サンバイザ20を収納位置に配置した状態で背凭れ12を収納位置とした状態では、背凭れ部13が、サンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)の外側近傍において、サンバイザ20が収納位置から使用位置に移動する移動経路上に位置するように構成される。背凭れ12は、サンバイザ20を収納位置に配置した状態で背凭れ12を収納位置とした状態では、背凭れ部13が穀粒タンク9の近傍の外側且つ上方に位置して、収納位置から使用位置にサンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)が移動しようとするサンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)に背凭れ部13が当接するように構成される。
したがって、コンバイン1では、収納位置から使用位置に意図せずにサンバイザ20が移動することを防止することができるものを簡易な構成で実現することができる。
支持部30の取付部材31の複数個の固定孔35から選択された一つの固定孔35とロック部40のロック41の固定孔43とに取付ピン等の固定具44が嵌装されることによって、ロック部40のロック体41が、支持部30の取付部材31に固定されて取付けられる。支持部30の取付部材31の複数個の固定孔35は、固定具44が嵌装される固定孔35毎に、支持部30の取付部材31に取付けられるロック部40のロック体41の位置または傾斜角度等がそれぞれ異なるように構成される。
ロック部40のロック体41は、固定具44が嵌装される支持部30の取付部材31の固定孔35を選択して、支持部30の取付部材31に取付けられるロック部40のロック体41の位置または傾斜角度等を変更することによって、サンバイザ20の使用位置における傾斜角度を変更可能に構成される。
また例えば、支持部30の取付部材31の最も下方の固定孔35を選択してロック部40のロック体41を取付部材31に取付けた場合には、サンバイザ20の使用位置において、サンバイザ20が穀粒タンク9の上面に対して略15度傾斜した姿勢となる。
また例えば、支持部30の取付部材31の最も上方の固定孔35を選択してロック部40のロック体41を取付部材31に取付けた場合には、サンバイザ20の使用位置において、サンバイザ20が穀粒タンク9の上面に対して略0度(穀粒タンク9の上面と並行)の姿勢となる。
サンバイザ20のフレーム21の主フレーム23は、略コ字状に形成された棒状の部材であり、両端が機体中央側を向くように配置される。フレーム21の主フレーム23は、支持部30の支持部材32の上部と取付部材31の内側の面との間に形成された略筒状の空間に貫挿されて、サンバイザ20の出退動作の時に直線的に移動可能なように支持される。
サンバイザ20のフレーム21の補強フレーム24は、主フレーム23を補強して拗れることを防止する。補強フレーム24は、主フレーム23の機体外側部分と並行するように、主フレーム23の前側部分と後側部分とに亘って複数本(二本)配置される。
サンバイザ20のフレーム21の補助フレーム25は、主フレーム23(主フレーム23の前側部または後側部)が撓むことを防止する。補強フレーム24は、一対からなり、主フレーム23の前側部分または後側部分に沿ってそれぞれ配置される。フレーム21の補助フレーム25の機体中央側端部は、主フレーム23の機体中央側端部に固定され、補助フレーム25の機体外側端部は、主フレーム23の機体外側部に固定される。
なお、サンバイザ20のフレーム21は、比較的剛性が高く且つ軽量な素材(例えば、アルミ素材や樹脂素材等)で構成されることが好ましい。また、サンバイザ20のフレーム21が補強フレーム24は、主フレーム23の前側部分と後側部分とに亘って交差するようにして複数本(二本)配置する構成とすることもできる。
フレーム台14は、板状の部材であり、穀粒タンク9の上面において、前側縁部と後側縁部とにそれぞれ立設するように配置される。フレーム台14は、穀粒タンク9の上面の機体中央側縁部近傍に配置される。フレーム台14は、サンバイザ20が収納位置に配置されるときに、フレーム台14にサンバイザ20のフレーム21の機体中央側端部の下面が当接してサンバイザ20のフレーム21の機体中央側端部が載置されるものである。前方のフレーム台14にはサンバイザ20のフレーム21の前部における機体中央側端部が載置され、後方のフレーム台14にはサンバイザ20のフレーム21の後部における機体中央側端部が載置される。
フレーム台14は、平板状の部材を略L字状に形成して構成され、一端が機体外側を向き、他端が上方を向くように配置される。フレーム台14の屈曲する部分から他端までの部分は、上部として構成される。フレーム台14の上部の上面(上端)には、サンバイザ20の収納位置においてフレーム21が当接して載置される。
フレーム台14は、サンバイザ20が収納位置に配置されてフレーム台14の上部にサンバイザ20のフレーム21が当接した状態では、サンバイザ20のフレーム21が穀粒タンク9の上面に当接しないように(サンバイザ20のフレーム21と穀粒タンク9の上面とが略並行となるように)構成される。
したがって、コンバイン1によれば、サンバイザ20が収納位置に配置されるときに、サンバイザ20のフレーム21が撓んで穀粒タンク9の上面に当接して穀粒タンク9が破損する虞を回避することができ、また、サンバイザ20のフレーム21が長時間継続して撓んで変形するような状態を回避することができる。
ロック部40のロック体41は、支持部30のそれぞれの取付部材31の内側に配置される。ロック体41は、平板状の部材を略L字状に形成して構成され、ロック部40のロック体41の互いの一端が向き合うように配置され、他端が外側下方を向くように配置される。ロック部40のロック体41の屈曲する部分から一端までの部分は、上部として構成され、ロック部40のロック体41の屈曲する部分から他端までの部分は、下部として構成される。ロック部40のロック体41の上部の上面には、サンバイザ20のフレーム21)が当接して載置される。
ロック部40のロック体41は、サンバイザ20の使用位置において若干上方に傾斜(穀粒タンク9の上面に対して傾斜)した姿勢でサンバイザ20のフレーム21が当接するように、ロック部40のロック体41の上部が水平に対して傾斜(穀粒タンク9の上面に対して傾斜)するように配置される。
サンバイザ20のフレーム21の主フレーム23は、略コ字状に形成された棒状の部材であり、両端が機体中央側を向くように配置される。
サンバイザ20の回動フレーム26は、機体中央側に二本、機体外側に二本、それぞれ配置される。
サンバイザ20の回動フレーム26は、その基端部が回動軸を介して支持部30の取付部材31に取付けられて、回動軸を中心に上下に回動可能に構成される。サンバイザ20の回動フレーム26の先端部は回動軸を介してサンバイザ20の主フレーム23の前側部分と後側部分に取付けられる。サンバイザ20の回動フレーム26は、サンバイザ20の使用位置においてロック部40のロック体41に当接して載置される。
背凭れ12を下方に回動させて使用位置とした状態において、収納位置に配置されるサンバイザ20(サンバイザ20のフレーム21)を、上前方に回動させて移動させて、サンバイザ20の幌22が穀粒タンク9よりも外側に突出するように配置する。このとき、サンバイザ20のフレーム21(主フレーム23)をロック部40のロック体41に当接させて載置するようにして、サンバイザ20を使用位置とする。サンバイザ20の使用位置では、サンバイザ20のフレーム21の回動フレーム26の先端部が機体外側上方を向くように配置される(図18または図19参照)。
このようにして、作業者によってコンバイン1のサンバイザ20を収納位置から使用位置に移動させる動作を行う。
使用位置に配置されるサンバイザ20を、上後方に回動させて移動させて、サンバイザ20のフレーム21および幌22が穀粒タンク9よりも外側に突出しないように配置して、サンバイザ20の収納位置とする。サンバイザ20の収納位置では、サンバイザ20のフレーム21の回動フレーム26が穀粒タンク9の上面と並行するように(略水平に)配置され、回動フレーム26の先端部が機体中央側を向くように配置される(図18または図19参照)。
このようにして、作業者によってコンバイン1のサンバイザ20を使用位置から収納位置に移動させる動作を行う。
なお、サンバイザ20のフレーム21は、主フレーと回動クレームとに加えて、補強フレーム24と補助フレーム25とを備える構成とすることもできる。
ロック部40のロック体41は、固定具44が嵌装される支持部30の取付部材31の固定孔35を選択して、支持部30の取付部材31に取付けられるロック部40のロック体41の位置または傾斜角度等を変更することによって、サンバイザ20の使用位置における傾斜角度を変更可能に構成される。
また例えば、支持部30の取付部材31の上方の固定孔35を選択してロック部40のロック体41を取付部材31に取付けた場合には、サンバイザ20が穀粒タンク9の上面に対してサンバイザ20が略45度傾斜した姿勢となる(図22参照)。
したがって、コンバイン1によれば、サンバイザ20が収納位置に配置されるときに、サンバイザ20のフレーム21が撓んで穀粒タンク9の上面に当接して穀粒タンク9が破損する虞を回避することができ、また、サンバイザ20のフレーム21が長時間継続して撓んで変形するような状態を回避することができる。
2 機体フレーム
3 走行装置
4 刈取装置
5 脱穀装置
6 操縦部
9 穀粒タンク
10 排出口
11 作業デッキ
12 背凭れ
13 背凭れ部
20 サンバイザ
21 フレーム
22 幌
30 支持部
40 ロック部
Claims (4)
- 圃場の穀物を刈取って脱穀し、脱穀した穀粒を穀粒タンクにおいて一時的に貯留し、排出口から袋に穀粒を排出して袋詰めする、コンバインであって、
前記穀粒を袋詰め作業をするときに作業者の日除けとなるサンバイザと、前記サンバイザを支持する支持部と、を備え、
前記サンバイザは、収納位置から使用位置、または、使用位置から収納位置、に移動可能に構成され、
前記支持部は、収納位置から使用位置に前記サンバイザを移動させる動作、または、使用位置から収納位置に前記サンバイザを移動させる動作が直線的となるように前記サンバイザを支持する、
コンバイン。 - 前記サンバイザを使用位置に固定するロック部を備える、
請求項1に記載のコンバイン。 - 前記ロック部は、前記サンバイザの使用位置において前記サンバイザが上方に傾斜した姿勢で固定されるように構成される、
請求項2に記載のコンバイン。 - 穀粒を袋詰め作業をするときに作業者が凭れる背凭れを備え、
前記背凭れは、収納位置から使用位置、または、使用位置から収納位置、に移動可能に構成され、前記背凭れを収納位置とするときには、前記サンバイザが収納位置から使用位置に移動できないように収納位置に配置される前記サンバイザの位置を保持可能に構成される、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコンバイン。
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2017
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