JPH06189620A - 刈取収穫機 - Google Patents

刈取収穫機

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Publication number
JPH06189620A
JPH06189620A JP34566092A JP34566092A JPH06189620A JP H06189620 A JPH06189620 A JP H06189620A JP 34566092 A JP34566092 A JP 34566092A JP 34566092 A JP34566092 A JP 34566092A JP H06189620 A JPH06189620 A JP H06189620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake box
air intake
cover
box
intake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34566092A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kime
修 木目
Shigeyuki Hayashi
茂幸 林
Tetsukazu Odawara
哲一 小田原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH06189620A publication Critical patent/JPH06189620A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操縦部の後方に、上面と側面の吸気用開口部
に夫々防塵ネットを備えたエンジン冷却風取入れ用の吸
気ボックスを配設してある刈取収穫機において、日除け
並びに吸気ボックス上面の閉塞カバーの使用、非使用の
切換えが容易に行なえ、また、そのための構造を、コス
トの安いものから得る点にある。 【構成】 操縦部5と吸気ボックス9との間の上方に、
前端側が操縦部5の後方から前方へ伸縮自在で、且つ、
後端側が吸気ボックス9の前部から後方へ伸縮自在な日
除けカバー10を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインや藺草収穫
機等の刈取収穫機に関し、詳しくは、操縦部の後方に、
上面と側面の吸気用開口部に夫々防塵ネットを備えたエ
ンジン冷却風取入れ用の吸気ボックスを配設してある刈
取収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバイン等の刈取収穫機におい
ては、実開平4−62026号公報に示されるように、
操縦部の上方に日除けが設けられている。前記日除け
は、日除け効果を図るために、着座姿勢の操縦者の頭に
近接する位置に配設してあり、立って操縦するときに
は、邪魔にならないように上方向に位置変更可能に構成
してある。そして、エンジンに対する冷却風をワラ屑等
の塵埃が少ない箇所から吸気するように、操縦部の後方
に、上面と側面の吸気用開口部に夫々防塵ネットを備え
たエンジン冷却風取入れ用の吸気ボックスを配備して、
操縦部当たりの高い位置から吸気するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】支柱に対して片持ち状
に支持される日除けが、風の強い日に、風の抵抗を受け
て、支柱に対して日除けがグラ付き易く、支柱と日除け
との連結部にガタが発生して、日除けが早期に破損する
虞れがある。又、防塵ネットの清掃回数を少なくするた
めに、吸気ボックスの上面にも防塵ネットを設けてある
ため、作業途中で雨が降ってくると吸気ボックス内のエ
ンジン等の装置が濡れたりする不都合がある。そこで、
風の強い日に、日除けを取外すようにすると、天候に応
じて日除けを付けたり外したりしなければならず、日除
けの管理や着脱作業の煩わしさが生じる。そして、吸気
ボックス上面に、吸気用開口部に対する閉塞用の着脱自
在なカバーを設けると、カバーの管理、着脱作業の煩わ
しさが生じる。本発明は、日除け並びに吸気ボックス上
面のカバーの使用、非使用の切換えが容易に行なえ、
又、そのための構造を、コストの安いものから得る点に
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、操縦部と防塵用吸気ボックスと
の間の上方に、前端側が操縦部の後方から前方へ伸縮自
在で、且つ、後端側が吸気ボックスの前部から後方へ伸
縮自在な日除けカバーを設けた点にある。
【0005】
【作用】立って操縦する場合には、邪魔になる日除けカ
バーを後方に収縮さる。又、風の強い日にも、日除けを
後方に収縮させて非使用姿勢に切換えて風の抵抗を受け
なくする。そして、作業途中で雨が降って来ると、日除
けカバーの後端側を後方へ伸長して、一時的に、吸気ボ
ックス上面の吸気用開口部を閉塞する。
【0006】
【発明の効果】上記構成によれば、着座姿勢の操縦者の
頭に近接する状態に日除けカバーを配設することができ
るものであり乍ら立って操縦するときには邪魔になら
ず、しかも、風の強い日には、収縮させて風の抵抗を受
けなくすることができることから、日除け効果の高い、
しかも、天候に応じて取ったり付けたりすることなく日
除けカバーの使用、非使用の切換えが行なえ、使い勝手
の良いものとなる。又、吸気ボックス上面の吸気用開口
部を閉塞するカバーも伸縮自在なカバーであるから、カ
バーの使用、非使用の切換えが着脱作業を伴うことなく
容易である。そして、日除けと吸気用開口部閉塞用のカ
バーとが兼用構成のものであるから、夫々、別々の部材
で構成する場合に比してコストの低廉化が図れる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1及び図2に、全稈投入型コンバインを示し、前
記コンバインは、機体の前部に、植立穀稈を掻き込む掻
込リール1を備えた刈取前処理装置2を配備し、左右一
対のクローラ走行装置3を備えた機体フレーム4の上部
に、操縦部5と、前記刈取前処理装置2から搬送されて
きた穀稈を脱穀処理する脱穀装置6、並びに、脱穀処理
後の穀粒を貯留するグレンタンク7を設けて構成してあ
る。前記操縦部5とグレンタンク7との間には、エンジ
ン8を覆う状態でエンジン冷却風取入れ用の吸気ボック
ス9を設けてあり、前記吸気ボックス9は、上面と側面
に形成の吸気用開口部に夫々防塵ネット9a,9bを備
えており、吸気ボックス9内のラジエータ8aに対する
冷却ファン8bで外気を吸引して機体横内側面の防塵ネ
ットを備えた吸気用開口部から排出するようになってい
る。
【0008】図3に示すように、前記吸気ボックス9を
支柱替わりに利用する状態で、その吸気ボックス9の上
面に、前端側が操縦部5の後方から前方へ伸縮自在で、
且つ、後端側が吸気ボックス9の前部から後方へ伸縮自
在なアコーディオン式カーテンのような蛇腹式の日除け
カバー10を設けてある。詳述すると、吸気ボックス9
の上面に左右一対の内外2重構造の伸縮自在なスライド
式フレーム11を固定連結し、スライド自在な前部内側
フレーム11a,11aに運転席の上部を覆う前部カバ
ー部分10aを装着し、吸気ボックス9上面の吸気用開
口部を閉塞する後部カバー部分10bを後部外側フレー
ム11bの側面に固定連結したフレーム11cに装着し
てある。前記前部カバー部分10aは、その前端を左右
一対のスライド自在な前部内側フレーム11a,11a
に固定連結してあり、後端を、前記後部外側フレーム1
1bの側面に固定連結したフレーム11cの前端に固定
連結してあり、前記前部内側フレーム11a,11aの
スライドに伴って前部カバー部分10aが伸縮されるよ
うになっている。又、前記後部カバー部分10bは、そ
の前端を前記後部外側フレーム11bの側面に固定連結
したフレーム11cに固定連結してあり、後端を、前記
フレーム11cに係止金具11dを介してスライド可能
に装着してある。前記伸縮された前部内側フレーム11
aは、後部外側フレーム11bとの摩擦により任意の位
置で位置保持可能になっている。又、後部カバー部分1
0bは、伸縮状態と収縮状態の位置で後部外側フレーム
11bに係止固定可能に構成されている。そして、前記
前部カバー部分10aと前記後部カバー部分10bとか
らなる日除けカバー10全体は防水製の樹脂材で形成さ
れている。
【0009】図5に示すように、コンバインのクローラ
走行装置3のゴムクローラ3aには、湿田での牽引力ア
ップのために、喰い込み突起としてのプラスチック製の
角材12を、ゴムクローラ3aのラグ3bに対して所定
ピッチ間隔置きに取付けあり、前記プラスチック製の角
材12は、ゴムクローラ3aの芯金3cに対してボルト
連結されている。又、前記ゴムクローラ3aにはカラー
3dが焼き付け固着されている。
【0010】〔別実施例〕上記実施例においては、日除
けカバーとして、所謂、アコーディオン式カーテンのよ
うな蛇腹式のものを例示したが、伸縮できる構造であれ
ばいかなる形式のものでも良い。又、前部カバー部分1
0aと後部カバー部分10bに分割したものを例示した
が、一体的に形成したものであっても良い。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン全体の平面図
【図2】同、側面図
【図3】日除けカバーの斜視図
【図4】同、縦断面図
【図5】ゴムクローラの縦断面図
【符号の説明】
5 操縦部 9 吸気ボックス 9a 上面の防塵ネット 9b 側面の防塵ネット 10 日除けカバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操縦部(5)の後方に、上面と側面の吸
    気用開口部に夫々防塵ネット(9a),(9b)を備え
    たエンジン冷却風取入れ用の吸気ボックス(9)を配設
    してある刈取収穫機であって、前記操縦部(5)と前記
    吸気ボックス(9)との間の上方に、前端側が操縦部
    (5)の後方から前方へ伸縮自在で、且つ、後端側が吸
    気ボックス(9)の前部から後方へ伸縮自在な日除けカ
    バー(10)を設けてある刈取収穫機。
JP34566092A 1992-12-25 1992-12-25 刈取収穫機 Pending JPH06189620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34566092A JPH06189620A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 刈取収穫機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34566092A JPH06189620A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 刈取収穫機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06189620A true JPH06189620A (ja) 1994-07-12

Family

ID=18378106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34566092A Pending JPH06189620A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 刈取収穫機

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JP (1) JPH06189620A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015521566A (ja) * 2012-07-23 2015-07-30 ヴェバスト ソシエタス エウロペアWebasto Societas Europaea 自動車用スライディングヘッドライナ
JP2018117552A (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 ヤンマー株式会社 コンバイン

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015521566A (ja) * 2012-07-23 2015-07-30 ヴェバスト ソシエタス エウロペアWebasto Societas Europaea 自動車用スライディングヘッドライナ
JP2018117552A (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 ヤンマー株式会社 コンバイン
WO2018139140A1 (ja) * 2017-01-24 2018-08-02 ヤンマー株式会社 コンバイン

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