JP2018115619A - 電子制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い機能安全要求対応を実現可能にし、また、故障箇所を判別可能にする。
【解決手段】本実施形態の電子制御装置1は、噴射弁2の上流側に設けられ噴射弁2を昇圧電圧駆動する第1スイッチ6と、噴射弁2の上流側に設けられ噴射弁2を電源電圧駆動する第2スイッチ8と、噴射弁2の下流側に設けられ噴射弁2を気筒毎にオンオフする第3スイッチ12と、第3スイッチ12とグランドとの間に設けられた電流検出抵抗13と、電流検出抵抗13に対して電源電圧を印加する第4スイッチ19と、第4スイッチ19に直列に接続されたダイオード20及び抵抗18とを備えたものである。
【選択図】図1
【解決手段】本実施形態の電子制御装置1は、噴射弁2の上流側に設けられ噴射弁2を昇圧電圧駆動する第1スイッチ6と、噴射弁2の上流側に設けられ噴射弁2を電源電圧駆動する第2スイッチ8と、噴射弁2の下流側に設けられ噴射弁2を気筒毎にオンオフする第3スイッチ12と、第3スイッチ12とグランドとの間に設けられた電流検出抵抗13と、電流検出抵抗13に対して電源電圧を印加する第4スイッチ19と、第4スイッチ19に直列に接続されたダイオード20及び抵抗18とを備えたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、内燃機関に燃料を噴射するインジェクタの動作を制御する電子制御装置に関する。
この種の電子制御装置である例えばディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置においては、マイコンで作成した噴射指令信号に基づいてインジェクタへの通電を制御するように構成されている。この構成の場合、インジェクタへ通電が正常に行われているかどうかをモニタして噴射モニタ信号を取得し、この噴射モニタ信号(即ち、実噴射量)と、噴射指令信号(即ち、要求噴射量)とを比較することにより、インジェクタの動作の異常を検知するように構成されている。
しかし、上記従来構成では、インジェクタへ通電が正常に行われているかどうかをモニタする噴射モニタ装置が故障している場合には、インジェクタの動作の異常を検知することができないおそれがあった。このような構成の場合、ASIL CやDに該当する高い機能安全対応を要求されても、その要求に応えられないという問題があった。また、上記構成の場合、故障箇所の判別ができないことから、意図せぬ加速に直結する故障であるか否かを判断できないため、安全優先でエンストさせる処置をとらなければならなかった。
本発明の目的は、高い機能安全要求対応を実現することができ、また、故障箇所を判別することができる電子制御装置を提供することにある。
請求項1の発明は、内燃機関に燃料を噴射する噴射弁2を駆動する電子制御装置1であって、前記噴射弁2の上流側に設けられ前記噴射弁2を昇圧電圧駆動する第1スイッチ6と、前記噴射弁2の上流側に設けられ前記噴射弁2を電源電圧駆動する第2スイッチ8と、前記噴射弁2の下流側に設けられ前記噴射弁2を気筒毎にオンオフする第3スイッチ12と、前記第3スイッチ12とグランドとの間に設けられた電流検出抵抗13と、前記電流検出抵抗13に対して電源電圧を印加する第4スイッチ19と、前記第4スイッチ19に直列に接続されたダイオード20及び抵抗18とを備えたものである。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について、図1ないし図3を参照して説明する。本実施形態の燃料噴射制御装置(即ち、電子制御装置)1は、車両に搭載された多気筒エンジンの各気筒に燃料を噴射供給する噴射弁であるインジェクタ2(図1には、1個のみ図示する)を駆動制御するものである。燃料噴射制御装置1は、各インジェクタ2のコイル2aへの通電開始タイミング及び通電時間を制御することにより、各気筒への燃料噴射時期及び燃料噴射量を制御するように構成されている。
以下、第1実施形態について、図1ないし図3を参照して説明する。本実施形態の燃料噴射制御装置(即ち、電子制御装置)1は、車両に搭載された多気筒エンジンの各気筒に燃料を噴射供給する噴射弁であるインジェクタ2(図1には、1個のみ図示する)を駆動制御するものである。燃料噴射制御装置1は、各インジェクタ2のコイル2aへの通電開始タイミング及び通電時間を制御することにより、各気筒への燃料噴射時期及び燃料噴射量を制御するように構成されている。
燃料噴射制御装置1は、マイコン3と、燃料噴射用電磁弁駆動IC(以下、駆動回路と称す)4とを備えている。マイコン3は、駆動回路4へ噴射指令信号Saを出力することにより、インジェクタ2への通電を制御する。マイコン3は、機能判定部としての機能を備えている。駆動回路4は、マイコン3からの噴射指令信号Saに基づいてインジェクタ2への通電を行なう。
インジェクタ2は、常閉式の電磁弁により構成されており、コイル2aに通電されると、開弁して燃料噴射を行なう。また、インジェクタ2は、コイル2aへの通電が遮断されると、閉弁して燃料噴射を停止する。コイル2aの両端子は、燃料噴射制御装置1の端子COM及び端子TWVに接続されている。
燃料噴射制御装置1において、昇圧電圧端子5と端子COMとの間に、第1スイッチである第1トランジスタ6が接続されている。第1トランジスタ6は、インジェクタ2の上流側に設けられインジェクタ2を昇圧電圧駆動するスイッチであり、例えばMOSFETで構成されている。第1トランジスタ6のゲートは、抵抗7を介して駆動回路4の端子4aに接続されている。駆動回路4は、第1トランジスタ6のゲートに駆動信号を与えることにより、第1トランジスタ6をオンオフ制御する。
また、電源電圧(即ち、バッテリ電圧)端子VBと端子COMとの間に、第2スイッチである第2トランジスタ8と図示極性のダイオード9が直列に接続されている。第2トランジスタ8は、インジェクタ2の上流側に設けられインジェクタ2を電源電圧駆動するスイッチであり、例えばMOSFETで構成されている。第2トランジスタ8のゲートは、抵抗10を介して駆動回路4の端子4bに接続されている。駆動回路4は、第2トランジスタ8のゲートに駆動信号を与えることにより、第2トランジスタ8をオンオフ制御する。尚、端子COMとグランドとの間に、図示極性のダイオード11が接続されている。
また、端子TWVとグランドとの間に、第3スイッチである第3トランジスタ12と電磁弁通電電流検出用の抵抗(即ち、電流検出抵抗)13が直列に接続されている。第3トランジスタ12は、インジェクタ2の下流側に設けられインジェクタ2を気筒毎にオンオフするスイッチであり、例えばMOSFETで構成されている。第3トランジスタ12のゲートは、抵抗14を介して駆動回路4の端子4cに接続されている。駆動回路4は、第3トランジスタ12のゲートに駆動信号を与えることにより、第3トランジスタ12をオンオフ制御する。端子TWVと昇圧電圧端子5との間に、図示極性のダイオード15が接続されている。
そして、磁弁通電電流検出用の抵抗13の端子13a及び13bは、抵抗15及び16を介して駆動回路4の端子4d及び4eに接続されている。駆動回路4の端子4d及び4eの間には、コンデンサ17が接続されている。この場合、駆動回路4の端子4dには噴射モニタ信号Sbが入力され、駆動回路4の端子4eにはモニタ基準信号である例えばハイ(即ち、H)レベルの信号が入力される。噴射モニタ信号Sbは、電流検出抵抗13に流れる電流の検出信号である。噴射モニタ信号Sbは、インジェクタ2のコイル2a(即ち、抵抗13)に電流が流れていないときには、ハイレベルの信号となり、コイル2a(即ち、抵抗13)に電流が流れると、ロウ(即ち、L)レベルの信号となる。
また、駆動回路4の端子4f及び4gと、マイコン3の端子3a及び3bとが接続されている。マイコン3の端子3aから噴射指令信号Saが出力されて、駆動回路4の端子4fに与えられる。駆動回路4の端子4gから噴射モニタ信号Sbが出力されて、マイコン3の端子3bに与えられる。噴射モニタ機能が正常である場合、マイコン3は、噴射モニタ信号Sbと噴射指令信号Saとを比較することにより、インジェクタ2のコイル2aが噴射指令通りに通電制御されているか否かを判定することができる。
更に、電源電圧端子VBと磁弁通電電流検出用の抵抗13の端子13aとの間には、抵抗18、第4スイッチである第4トランジスタ19、及び、図示極性のダイオード20が直列に接続されている。第4トランジスタ19は、上記抵抗13に対して電源電圧を印加するスイッチ、即ち、噴射モニタ機能チェック用のスイッチであり、例えばMOSFETで構成されている。第4トランジスタ20のゲートは、抵抗21を介してマイコン3の端子3cに接続されている。マイコン3は、第4トランジスタ20のゲートに駆動信号(例えば噴射モニタ機能チェック信号Sc)を与えることにより、第4トランジスタ20をオンオフ制御する。この構成において、噴射モニタ機能が正常である場合には、第1トランジスタ6、第2トランジスタ8及び第3トランジスタ12がオフされた状態で、第4トランジスタ20がオンされると、抵抗13に電流が流れ、噴射モニタ信号Sbがロウレベルとなる。即ち、第1トランジスタ6、第2トランジスタ8及び第3トランジスタ12がオフされた状態で、第4トランジスタ20がオンされても、噴射モニタ信号Sbがハイレベルであるときには、噴射モニタ機能が異常であることがわかる。
次に、上記構成の動作、即ち、噴射モニタ機能が正常であるか否かを判定する制御について、図2を参照して説明する。尚、図2は、マイコン3の制御の内容を示すフローチャートである。図2のステップS10において、マイコン3は、イグニッションスイッチ(即ち、IGSW)がオフされたことを検出する。続いて、ステップS20へ進み、マイコン3は、エンスト判定(エンジンの停止の判定)を完了する。そして、ステップS30へ進み、マイコン3は、噴射モニタ機能チェック信号(即ち、駆動信号)Scを第4トランジスタ19のゲートへ出力し、第4トランジスタ19をオンする。次いで、ステップS40へ進み、マイコン3は、噴射モニタ信号Sbを入力する。
続いて、ステップS50へ進み、マイコン3は、噴射モニタ機能チェック信号Scのハイレベルのパルス幅と、噴射モニタ信号Sbのロウレベルのパルス幅とが一致するか否かを判断する。ここで、両パルス幅が一致したときには(YES)、ステップS60へ進み、マイコン3は、噴射モニタ機能が正常であることから、異常検出フラグを「0」に設定する。また、ステップS50において、両パルス幅が一致しないときには(NO)、ステップS90へ進み、マイコン3は、噴射モニタ機能が異常であることから、異常検出フラグを「1」に設定する。
この後、ステップS70へ進み、マイコン3は、異常検出フラグが「0」であるか否かを判断する。ここで、異常検出フラグが「0」であるときには(YES)、ステップS80へ進み、マイコン3は、噴射モニタ機能が正常であると判定する。また、ステップS70において、異常検出フラグが「1」であるときには(NO)、ステップS100へ進み、マイコン3は、噴射モニタ機能が異常であると判定する。これにより、本制御を終了する。
次に、噴射モニタ機能が正常であるか否かを判定する制御の具体的動作について、図3に示すタイムチャートを参照して説明する。図3(a)に示すように、時刻t1で、イグニッションスイッチがオフ(即ち、L)されると、これ以降、図3(c)、(e)、(f)、(g)に示すように、エンジンの回転数が低下し、噴射指令信号SaがLになり、インジェクタ2のコイル2aに流れる電流が0になり、噴射モニタ信号SbがHになる。
この後、時刻t2でエンスト判定が実行されると、時刻t3で、噴射モニタ機能チェック信号Sc例えばパルス幅PのHレベルのパルス信号が、設定時間T毎に例えば3パルス出力される。これにより、噴射モニタ機能が正常な場合には、噴射モニタ信号Sb、即ち、上記噴射モニタ機能チェック信号Scと同じパルス幅PのLレベルのパルス信号が、上記噴射モニタ機能チェック信号Scと同じタイミングで設定時間T毎に3パルス出力される。
マイコン3は、上記出力した噴射モニタ機能チェック信号Scと、上記受信した噴射モニタ信号Sbとを比較することにより、噴射モニタ機能が正常に動作しているか否かを判定することができる。即ち、噴射モニタ機能チェック信号Scと噴射モニタ信号Sbが一致すれば、噴射モニタ機能が正常と判定することができ、両信号が不一致であれば、噴射モニタ機能が異常であると判定することができる。尚、図3(b)に示すように、上記判定後、時刻t4で、メインリレー(即ち、M−REL)がオフ(即ち、L)される。
このような構成の本実施形態によれば、噴射モニタ機能のチェック回路、即ち、第4トランジスタ19、抵抗18及びダイオード20を備えたので、噴射モニタ機能が正常であるか否かを正確に判定することができる。即ち、本実施形態では、通常のインジェクタ2の噴射制御には影響を与えることなく、噴射モニタ機能の定期的なチェックが可能となる。これにより、高い機能安全要求対応を実現することができる。また、本実施形態では、噴射指令側、噴射モニタ側のどちらの異常なのか、故障箇所の判別が可能となることから、故障発生時に警告報知、例えばランプ点灯するだけで、通常走行を継続することも可能となる。即ち、故障状況に応じて処置を変更することが可能となるから、商品性を向上させることができる。
(第2実施形態)
図4及び図5は、第2実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第1実施形態では、イグニッションスイッチをオフしたときに、噴射モニタ機能をチェックするように構成したが、第2実施形態では、イグニッションスイッチをオンしたときに、噴射モニタ機能をチェックするように構成した。
図4及び図5は、第2実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第1実施形態では、イグニッションスイッチをオフしたときに、噴射モニタ機能をチェックするように構成したが、第2実施形態では、イグニッションスイッチをオンしたときに、噴射モニタ機能をチェックするように構成した。
具体的には、図4のステップS210において、マイコン3は、イグニッションスイッチ(即ち、IGSW)がオンされたことを検出する。続いて、ステップS220へ進み、マイコン3は、イグニッションスイッチがオンされたときに実行するイニシャル処理を開始する。
この後は、マイコン3は、ステップS30からステップS100までの各処理を、第1実施形態と同様にして実行する。そして、ステップS230へ進み、マイコン3は、イニシャル処理を終了する。これにより、本制御を終了し、イグニッションスイッチのオン後の通常の制御へ移行するように構成されている。
次に、噴射モニタ機能が正常であるか否かを判定する制御の具体的動作について、図5に示すタイムチャートを参照して説明する。図5(a)に示すように、時刻t11で、イグニッションスイッチがオン(即ち、H)されると、少し遅れて時刻t12で、メインリレーがオン(即ち、H)される。続いて、時刻t13で、噴射モニタ機能チェック信号Sc例えばパルス幅PのHレベルのパルス信号が、設定時間T1の間隔で例えば2パルス出力される。これにより、噴射モニタ機能が正常な場合には、噴射モニタ信号Sb、即ち、上記噴射モニタ機能チェック信号Scと同じパルス幅PのLレベルのパルス信号が、上記噴射モニタ機能チェック信号Scと同じタイミングで設定時間Tの間隔で2パルス出力される。マイコン3は、出力した噴射モニタ機能チェック信号Scと、上記受信した噴射モニタ信号Sbとを比較することにより、噴射モニタ機能が正常に動作しているか否かを判定することができる。
この後、図5(e)、(f)に示すように、時刻t14で、噴射指令信号Saが出力開始され、インジェクタ2のコイル2aが通電開始される。そして、図5(f)、(g)に示すように、コイル2aの通電電流に対応して噴射モニタ信号Sbがロウレベル(即ち、L)になる。
尚、上述した以外の第2実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第2実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第1実施形態では、イグニッションスイッチをオフしたときに、噴射モニタ機能をチェックするように構成したが、第3実施形態では、噴射指令信号Saが出力されていない時間帯において、噴射モニタ機能をチェックするように構成した。
図6は、第3実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第1実施形態では、イグニッションスイッチをオフしたときに、噴射モニタ機能をチェックするように構成したが、第3実施形態では、噴射指令信号Saが出力されていない時間帯において、噴射モニタ機能をチェックするように構成した。
具体的には、図6(a)に示すように、時刻t21、t22、t23で、噴射指令信号Sa例えばパルス幅PのHレベルのパルス信号がそれぞれ出力される。これにより、図6(b)に示すように、上記噴射指令信号Saと同じパルス幅Pで且つ同じタイミングで、インジェクタ2のコイル2aが通電される。そして、噴射モニタ機能が正常な場合には、図6(d)に示すように、噴射モニタ信号Sb、即ち、上記噴射指令信号Saと同じパルス幅PのLレベルのパルス信号が、上記噴射指令信号Saと同じタイミングで出力される。
ここで、マイコン3は、噴射指令信号Saが出力されていない時間帯において、例えば、時刻t24、t25、t26で、噴射モニタ機能チェック信号Sc例えばパルス幅P1のHレベルのパルス信号を出力する。これにより、噴射モニタ機能が正常な場合には、噴射モニタ信号Sb、即ち、上記噴射モニタ機能チェック信号Scと同じパルス幅P1のLレベルのパルス信号が、上記噴射モニタ機能チェック信号Scと同じタイミングで出力される。従って、マイコン3は、出力した噴射モニタ機能チェック信号Scと、上記受信した噴射モニタ信号Sbとを比較することにより、噴射モニタ機能が正常に動作しているか否かを判定することができる。
また、噴射モニタ機能のチェック処理は、1回のチェック処理において、上記したように例えば3パルスの噴射モニタ機能チェック信号Scを出力してチェックすることが好ましい。尚、1回の処理において、1パルス、2パルス、または、4パルス以上の噴射モニタ機能チェック信号Scを出力してチェックするように構成しても良い。そして、このようなチェック処理を、予め決めた設定時間毎に繰り返し実行するように構成することが好ましい。
尚、上述した以外の第3実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第3実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1は燃料噴射制御装置、2はインジェクタ(噴射弁)、3はマイコン(機能判定部)、4は燃料噴射用電磁弁駆動IC(駆動回路)、5は昇圧電圧端子、6は第1トランジスタ(第1スイッチ)、8は第2トランジスタ(第2スイッチ)、12は第3トランジスタ(第3スイッチ)、13は抵抗、18は抵抗、19は第4トランジスタ(第4スイッチ)、20はダイオード、21は抵抗である。
Claims (6)
- 内燃機関に燃料を噴射する噴射弁(2)を駆動する電子制御装置(1)であって、
前記噴射弁の上流側に設けられ前記噴射弁を昇圧電圧駆動する第1スイッチ(6)と、
前記噴射弁の上流側に設けられ前記噴射弁を電源電圧駆動する第2スイッチ(8)と、
前記噴射弁の下流側に設けられ前記噴射弁を気筒毎にオンオフする第3スイッチ(12)と、
前記第3スイッチとグランドとの間に設けられた電流検出抵抗(13)と、
前記電流検出抵抗に対して電源電圧を印加する第4スイッチ(19)と、
前記第4スイッチに直列に接続されたダイオード(20)及び抵抗(18)と、
を備えた電子制御装置。 - 前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチが全てオフされたときにおいて、前記第4スイッチをオンしたときに前記電流検出抵抗に流れる電流の検出信号に基づいて噴射モニタ機能が正常であるか否かを判定する機能判定部(3)を備えた請求項1記載の電子制御装置。
- 前記機能判定部は、前記第4スイッチのオン指令信号と、前記電流検出抵抗に流れる電流の検出信号とを比較することにより、噴射モニタ機能が正常であるか否かを判定するように構成された請求項2記載の電子制御装置。
- 前記機能判定部は、イグニッションスイッチがオフされて前記内燃機関が停止した後において、噴射モニタ機能が正常であるか否かを判定するように構成された請求項1から3のいずれか一項記載の電子制御装置。
- 前記機能判定部は、イグニッションスイッチがオンされた後、前記噴射弁が噴射を開始する前において、噴射モニタ機能が正常であるか否かを判定するように構成された請求項1から3のいずれか一項記載の電子制御装置。
- 前記機能判定部は、前記噴射弁を駆動するための噴射指令信号がロウレベルであるときにおいて、噴射モニタ機能が正常であるか否かを判定するように構成された請求項1から3のいずれか一項記載の電子制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017007539A JP2018115619A (ja) | 2017-01-19 | 2017-01-19 | 電子制御装置 |
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Family Applications (1)
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JP2017007539A Pending JP2018115619A (ja) | 2017-01-19 | 2017-01-19 | 電子制御装置 |
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