JP2018115246A - ポリイミド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】テトラカルボン酸二無水物から誘導されるテトラカルボン酸残基と、分子内にカルボキシル基を有し、芳香環が一つである単環式ジアミン化合物から誘導されるジアミン残基と、カルボキシル基及びアミノ基以外の窒素原子含有官能基を有さない芳香族ジアミン化合物から誘導されるジアミン残基とを含むポリイミド。
【選択図】なし
Description
また、現像液としては、有機溶剤系の現像液と、アルカリ水溶液とがあるが、近年は環境負荷低減のためにアルカリ水溶液が用いられるようになってきている。
このような本発明のポリイミドは、半導体集積回路、プリント配線基板、液晶パネル等の製造に使用されるレジスト樹脂として好適に用いることができる。
即ち、本発明のポリイミドは、ポリアミック酸ではなく、ポリイミドであることにより、保存安定性、耐熱性に優れ、また、カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基を有することで溶媒可溶性に優れ、カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基とカルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基を含むことでアルカリ可溶性の付与及びその制御を容易に行える。
本発明のポリイミドの製造に使用されるジイソシアネート化合物としては、以下に例示されるジアミン化合物の名称のうち、「ジアミン」を「ジイソシアネート」に置き換えた化合物が挙げられる。
本発明のポリイミドに含まれるテトラカルボン酸残基としては特に制限はなく、本発明のポリイミドに含まれるテトラカルボン酸残基のテトラカルボン酸二無水物としては、各種の芳香族テトラカルボン酸二無水物、脂肪族テトラカルボン酸二無水物が挙げられる。
また、製造安定性、溶媒溶解性が向上することから、1分子内に独立した2以上の芳香環を有するテトラカルボン酸二無水物、フッ素原子を含むテトラカルボン酸二無水物を用いることが好ましく、なかでも1分子内に独立した2以上の芳香環を有するテトラカルボン酸二無水物が好ましい。
本発明のポリイミドは、ジアミン残基として、カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基とカルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基とを含むことを特徴とする。
カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基は、カルボキシル基を有し、芳香環が一つである単環式ジアミン化合物から誘導される残基である。そのカルボキシル基を有し、芳香環が一つである単環式ジアミン化合物としては、溶解性制御及び製造安定性の観点から、またイミド環濃度が増加することにより、耐熱性が向上する観点から、好ましくはジアミノ安息香酸(3,5−ジアミノ安息香酸)、3,4−ジアミノ安息香酸、1,3−ジアミノ−4,6−ジカルボキシベンゼン、1,2−ジアミノ−4,6−ジカルボキシベンゼン、1,3−ジアミノ−4,5−ジカルボキシベンゼン等の単環化合物等のカルボキシル基を有する単環の芳香族ジアミン化合物であり、より好ましくはジアミノ安息香酸である。
イミド環濃度が高い方が耐熱性向上に寄与するが、イミド環と縮合するテトラカルボン酸二無水物が単環であると、主鎖の剛直性が高くなりすぎるため、ジアミン化合物が単環であることが好ましい。
カルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基は、カルボキシル基及びアミノ基以外の窒素原子含有官能基を有さない芳香族ジアミン化合物から誘導されるジアミン残基であり、そのジアミン化合物としては、1分子内に1個の芳香環を有するジアミン化合物、1分子内に独立した2以上の芳香環を有するジアミン化合物(多環式芳香族ジアミン化合物)、1分子内に縮合芳香環を有するジアミン化合物等が挙げられる。これらの中でも、製造時の粘度制御が容易になる点で、1分子内に1個の芳香環を有するジアミン化合物又は独立した2以上の芳香環を有するジアミン化合物が好ましく、独立した2以上の芳香環を有する多環式芳香族ジアミン化合物が特に好ましい。
本発明では、カルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基がカルボキシル基及びアミノ基以外の窒素原子含有官能基を有さないことで、分子間相互作用が抑制されるため、溶媒溶解性が向上する。
ただし、アルカリ可溶性の制御の観点から、カルボキシル基及びアミノ基以外の窒素原子含有官能基を有さない芳香族ジアミン化合物はフェノール性水酸基を有さないジアミン化合物であることが好ましい。
本発明のポリイミドは、ジアミン残基として、上記のカルボキシル基含有芳香族ジアミン残基及びカルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基のみを含むものであってもよく、カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基及びカルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基と他のジアミン化合物(以下、「他のジアミン化合物」と称す場合がある。)から誘導される残基(以下、「他のジアミン残基」と称す場合がある。)を含むものであってもよい。
本発明のポリイミドは、ジアミン残基としてカルボキシル基含有芳香族ジアミン残基とカルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基を含むことによる上記効果を確実に得る上で、ポリイミドに含まれる全ジアミン残基中のカルボキシル基含有芳香族ジアミン残基とカルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基の合計の割合が50mol%以上であることが好ましく、特に60mol%以上、とりわけ70〜100mol%であることが好ましい。
本発明のポリイミドの重量平均分子量(Mw)は特に制限されないが、ポリスチレン換算の重量平均分子量で通常1000以上、好ましくは3000以上、より好ましくは5000以上である。また、通常200000以下であり、好ましくは180000以下であり、より好ましくは150000以下である。重量平均分子量が上記範囲であると、溶媒溶解性、組成物粘度等が通常の製造設備で扱いやすい傾向となるため好ましい。なお、ポリイミドのポリスチレン換算の重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィ(GPC)により求めることができる。
本発明のポリイミドは、カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基に基づく酸価が10〜150mg−KOH/gの範囲であることが好ましい。
酸価が上記範囲内であると、カルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基との共存下において、優れたアルカリ可溶性及びその制御性を得ることができる。
なお、ポリイミドの酸価は、構成する残基の分子量とモル比から計算により求めることができ、後掲の実施例においてもこのようにして酸価を求めた。
本発明のポリイミドは、アルカリ可溶性に優れたものであり、例えば、0.1M水酸化カリウム水溶液に室温(23℃)で0.1質量%以上、溶解する程度のアルカリ可溶性を示すが、本発明では、例えばこの溶解濃度を0.1M水酸化カリウム水溶液に対して0.1〜30質量%の範囲で、また、1M水酸化カリウム水溶液に対して0.1〜30質量%の範囲で適宜調整することができる。
本発明のポリイミドは、テトラカルボン酸二無水物原料と、ジアミン化合物原料として少なくともカルボキシル基を有し、芳香環が一つである単環式ジアミン化合物と、カルボキシル基及びアミノ基以外の窒素原子含有官能基を有さない芳香族ジアミン化合物とを用いること以外は常法に従って製造することができる。なお、前述の通り、ジアミン化合物の代りにジイソシアネート化合物を用いてもよい。
(ポリイミド前駆体の製造)
本発明のポリイミド前駆体は、テトラカルボン酸二無水物と、カルボキシル基を有し、芳香環が一つである単環式ジアミン化合物、及び、カルボキシル基及びアミノ基以外の窒素含有官能基を有さない芳香族ジアミン化合物を必須とするジアミン化合物とを溶媒中で反応させて得られる。テトラカルボン酸二無水物及びジアミン化合物を溶媒中で反応させる方法は特に限定されない。また、テトラカルボン酸二無水物とジアミン化合物の添加順序や添加方法も特に限定されない。例えば、溶媒にテトラカルボン酸二無水物とジアミン化合物を順に投入し、適切な温度で撹拌することにより、ポリイミド前駆体を得ることができる。
反応時間は通常1時間以上、好ましくは2時間以上であり、通常100時間以下、好ましくは42時間以下である。このような条件で行うことにより、低コストで収率よくポリイミド前駆体を得ることができる傾向にある。
反応時の圧力は、常圧、加圧及び減圧のいずれでもよい。雰囲気は空気下でも不活性雰囲気下でもよい。
上記の方法等で得られたポリイミド前駆体を溶媒存在下で脱水環化することにより、ポリイミドを得ることができる。イミド化は従来知られている任意の方法を用いて行うことができるが、例えば熱的に環化させる加熱イミド化、化学的に環化させる化学イミド化等が挙げられる。これらのイミド化反応は単独で行っても、複数組み合わせて行ってもよい。
ポリイミド前駆体をイミド化する際の溶媒は、前記のポリイミド前駆体を得る反応時に使用した溶媒と同様のものが挙げられる。ポリイミド前駆体製造時の溶媒と、ポリイミド製造時の溶媒は同じものを用いても、異なるものを用いてもよい。
この場合、イミド化によって生じた水は閉環反応を阻害するため、系外に排出してもよい。イミド化反応時のポリイミド前駆体の濃度は特に制限はないが、通常1質量%以上、好ましくは5質量%以上であり、通常70質量%以下、好ましくは40質量%以下である。この範囲で行うことによって、生産効率が高く、また製造しやすい溶液粘度で製造することができる傾向にある。
反応時の圧力は常圧、加圧、減圧のいずれでもよい。雰囲気は、空気下でも不活性雰囲気下でもよい。
また、イミド化促進剤を添加するタイミングは、適宜調整することができ、加熱開始前でもよく、加熱中でもよい。また複数回に分けて添加してもよい。
ポリイミド前駆体を溶媒存在下で、脱水縮合剤を用いて化学的にイミド化することにより、ポリイミドを得ることができる。
反応時の圧力は常圧、加圧又は減圧のいずれでもよい。雰囲気は、空気下でも不活性雰囲気下でもよい。
テトラカルボン酸二無水物とジアミン化合物から、従来既知の方法を用いて、直接ポリイミドを得ることができる。この方法はポイミド前駆体の合成からイミド化を、反応の停止や前駆体の単離を経ることなく、イミド化までを行うものである。
反応液中のテトラカルボン酸二無水物とジアミン化合物の合計濃度は、特段の設定ないが、通常1質量%以上、好ましくは5質量%以上であり、通常70質量%以下、好ましくは40質量%以下である。反応液中の濃度が適当な範囲であることで、分子量の伸長が起こりやすくなり、また、撹拌も容易となる傾向にある。
本発明のポリイミドは、アルカリ可溶性、溶媒可溶性、保存安定性、耐熱性に優れ、特にその優れたアルカリ可溶性から、アルカリ現像性のレジスト用樹脂として好適に用いることができる。
この感光性樹脂組成物は、更にカップリング剤、可塑剤、別の膜形成樹脂、界面活性剤、安定剤、レベリング剤などの添加剤を含んでもよい。
ABA:3,5−ジアミノ安息香酸
3,4−ABA:3,4−ジアミノ安息香酸
ODA:4,4’−ジアミノジフェニルエーテル
BAPP:2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン
TPE−R:1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン
H−BPDA:3,3’,4,4’−ビシクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物
DTFDA:4−(2,5−ジオキソテトラヒドロフラン−3−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1,2−ジカルボン酸無水物
6FDA:4,4’−(ヘキサフルオロイソプロピリデン)ジフタル酸無水物
BPDA:3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物
DMAc:N,N−ジメチルアセトアミド
[アルカリ可溶性]
室温(23℃)にて、0.1M又は1M水酸化カリウム水溶液5gに樹脂固形分が5mgとなるように、ポリイミド溶液を加え、2時間撹拌した後、目視観察し、以下の基準で評価した。なお、ポリイミド溶液中にはDMAcが含まれているが、DMAcは水酸化カリウム水溶液量に対してごく少量であるので、アルカリ可溶性の評価に大きな影響を及ぼすものではない。
○:溶け残りなく完溶し、アルカリ可溶性良。
△:一部溶解し、アルカリ可溶性若干劣る。
×:溶解せず、アルカリ可溶性不良。
ポリイミド溶液をガラス基板に塗布後、350℃で30分焼成した後、ガラス基板から剥離して得たポリイミドフィルムを熱重量・示差熱量同時測定装置(TG−DTA)で測定し、5%重量減少温度(Td5%)を耐熱温度として評価した。
Td5%は高い程好ましい。
還流窒素ガス導入管、冷却器、トルエンを満たしたディーンスターク凝集器及び攪拌機を備えた4つ口フラスコに、ABA:6.09g(0.04mol)、ODA:8.01g(0.04mol)、H−BPDA:24.01g(0.08mol)、DMAc:114g、トルエン:22.9gを加え、190℃のオイルバスで12時間加熱還流した。その後トルエンを常圧留去し、ポリイミド溶液1を得た。
得られたポリイミド溶液1について、アルカリ可溶性の評価を行い、結果を表1に示した。
実施例1のABAを3,4−ABA:3.93g(0.025mol)に、ODAをBAPP 14.04g(0.034mol)に、H−BPDAをDTFDA:17.66g(0.059mol)に、DMAcを107gに、トルエンを21.4gに変更した以外は実施例1と同様の方法でポリイミド溶液2を得た。
得られたポリイミド溶液2について、アルカリ可溶性の評価を行い、結果を表1に示した。
実施例1のABAを6.30g(0.041mol)に、H−BPDAを21.01g(0.069mol)に、ODAをBAPP:11.75g(0.029mol)に、DMAcを117gに、トルエンを23.4gに変更した以外は、実施例1と同様の方法でポリイミド溶液3を得た。
得られたポリイミド溶液3について、アルカリ可溶性の評価を行い、結果を表1に示した。また、耐熱性の評価結果を表2に示した。
実施例1のABAを6.21g(0.041mol)に、H−BPDAを22.51g(0.074mol)に、ODAをTPE−R:10.00g(0.034mol)に、DMAcを116gに、トルエンを23.2gに変更した以外は、実施例1と同様の方法でポリイミド溶液4を得た。
得られたポリイミド溶液4について、アルカリ可溶性の評価を行い、結果を表1に示した。また、耐熱性の評価結果を表2に示した。
実施例1のABAを2.10g(0.014mol)に、ODAを9.25g(0.046mol)に、H−BPDAを6FDA:26.12g(0.059mol)に、DMAcを112gに、トルエンを22.5gに変更した以外は、実施例1と同様の方法でポリイミド溶液5を得た。
得られたポリイミド溶液5について、アルカリ可溶性の評価を行い、結果を表1に示した。
実施例1のABAを5.33g(0.035mol)に、ODAを7.01g(0.035mol)に、H−BPDAを16.81g(0.055mol)に、DMAcを100gに、トルエンを19.9gに変更し、更にBPDA:4.04g(0.014mol)を加えた以外は、実施例1と同様の方法でポリイミド溶液6を得た。
得られたポリイミド溶液6について、アルカリ可溶性の評価を行い、結果を表1に示した。
実施例1のODAを22.03g(0.11mol)に、H−BPDAを33.36g(0.11mol)に、DMAcを129gに、トルエンを25.8gに変更し、ABAを加えなかった以外は、実施例1と同様の方法でポリイミド溶液7を得た。
得られたポリイミド溶液7について、アルカリ可溶性の評価を行い、結果を表1に示した。
カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基とカルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基とを含むが、他の実施例よりもジアミン残基中のカルボキシル基含有芳香族ジアミン残基の割合が少ない実施例5は、低濃度水酸化カリウム水溶液には溶解せず、ややアルカリ可溶性に劣る結果となっており、カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基とカルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基の割合を調整することで、アルカリ可溶性を制御できることが分かる。
また、表2より、H−BPDA残基を含む実施例3,4のポリイミドは耐熱性にも優れている。
一方、比較例1のポリイミドは、カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基を含まず、アルカリ可溶性に劣る。
Claims (5)
- テトラカルボン酸二無水物から誘導されるテトラカルボン酸残基と、カルボキシル基を有し、芳香環が一つである単環式ジアミン化合物から誘導されるジアミン残基(以下「カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基」と称す。)と、カルボキシル基及びアミノ基以外の窒素原子含有官能基を有さない芳香族ジアミン化合物から誘導されるジアミン残基(以下「カルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基」と称す。)とを含むポリイミド。
- ポリイミドに含まれる全ジアミン残基中の前記カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基と前記カルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基の合計の割合が50mol%以上で、前記カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基の割合が5〜85mol%である請求項1に記載のポリイミド。
- 前記カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基が、ジアミノ安息香酸から誘導されるジアミン残基であり、前記カルボキシル基非含有芳香族ジアミン残基が、フェノール性水酸基を有さず、芳香環を2以上有する多環式芳香族ジアミン化合物から誘導されるジアミン残基である請求項1又は2に記載のポリイミド。
- 脂環式テトラカルボン酸二無水物又はフッ素原子含有テトラカルボン酸二無水物から誘導されるテトラカルボン酸残基を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のポリイミド。
- 前記カルボキシル基含有芳香族ジアミン残基に基づく酸価が10〜150mg−KOH/gである請求項1ないし4のいずれか1項に記載のポリイミド。
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