JP2018114787A - エアバッグ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シートバックを傾斜させた状態でシートに横たわっている乗員を適切に保護することができるエアバッグ装置を提供する。【解決手段】シートの周囲に設けられて個別に展開可能な複数個のエアバッグ20(21から24)と、シート上に横たわる乗員の姿勢を検出する乗員姿勢検出手段41と、車両衝突時に、乗員姿勢検出手段41の検出結果に基づいて複数個のエアバッグ21から24を選択的に展開させる展開制御手段42と、を備える構成とする。【選択図】図2
Description
本発明は、車両衝突が生じた際、シートバックを車両後方に傾斜させた状態でシート上に横たわっている乗員を適切に保護するためのエアバッグ装置に関する。
従来、車両には、前方衝突等の車両衝突が生じた際に作動して乗員を保護するエアバッグ装置が搭載されているものがある。エアバッグ装置としては、例えば、ハンドル内に設けられるいわゆる運転席エアバッグ、ダッシュボード内に設けられるいわゆる助手席エアバッグの他、乗員とサイドドアとの間に展開されるサイドエアバッグやカーテンエアバッグ、左右のシート間に展開されるセンターエアバッグ等、様々な衝突に対応したものが実用化されている。
また車両には、様々な衝突に対応した複数のエアバッグが各シートに対応して設けられているものもある。一般的に、これら複数のエアバッグは、車両衝突が生じると一度に全て展開されるが、複数のエアバッグのうちの一部のみを展開させるようにしたものもある。例えば、カメラにより乗員の頭部の位置を検出し、その検出結果に基づいて所定のエアバッグのみを展開させるようにしたものがある(例えば、特許文献1等参照)。
しかしながら、特許文献1等に記載のエアバッグ装置は、シートバックを起立状態としたシートに着座している乗員の頭部等を保護することを意図したものであり、シートバックを傾斜させたシート上の乗員(いわゆるリクライニング姿勢にある乗員)を保護することを意図したものではない。
近年、車両の自動運転技術が開発されており、車両の自動運転が可能になると、例えば、運転者がシートに横たわった状態で車両が走行することも想定され、シートバックを車両後方に傾斜させた状態でシート上に横たわっている乗員の保護の必要性も高まっていると考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、シートバックを傾斜させた状態でシートに横たわっている乗員を適切に保護することができるエアバッグ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一つの態様は、シートバックを車両後方に傾斜させた状態でシート上に横たわる乗員を保護するためのエアバッグ装置であって、前記シートの周囲に設けられて個別に展開可能な複数個のエアバッグと、前記シート上に横たわる乗員の姿勢を検出する乗員姿勢検出手段と、車両衝突時に、前記乗員姿勢検出手段の検出結果に基づいて複数個の前記エアバッグを選択的に展開させる展開制御手段と、を備えることを特徴とするエアバッグ装置にある。
ここで、前記エアバッグが、車両衝突時に、シートクッションの前部に設けられて前記シートクッションよりも上方の領域に展開される第1のエアバッグと、前記シートクッションの側部に設けられて、前記シートクッションよりも上方の領域に展開される第2のエアバッグと、車両のドアに設けられて、車両衝突時に、前記シートクッションとの間に所定の隙間を確保した状態で前記シートクッションに向かって展開される第3のエアバッグと、を含み、前記展開制御手段は、前記乗員姿勢検出手段の検出結果に基づいて前記第1から第3のエアバッグを選択的に展開させることが好ましい。
さらに、前記エアバッグが、前記シートの側方に前記シートバックから前記シートクッションに達する長さで展開される第4のエアバッグを含み、車両衝突時に、前記乗員姿勢検出手段によって前記乗員が前記シート上に横向きに寝ている横向き寝状態であると判定されていると、前記展開制御手段は、前記第1のエアバッグと共に、前記乗員の腹部側の前記第2のエアバッグと、前記第2のエアバッグとは反対側の前記第4のエアバッグとを選択的に展開させることが好ましい。
また車両衝突時に、前記乗員姿勢検出手段によって前記乗員が前記シート上に仰向けに寝ている仰向け寝状態であると判定されると、前記展開制御手段は、前記第1のエアバッグと共に、前記第3のエアバッグを選択的に展開させることが好ましい。
かかる本発明のエアバッグ装置では、シートの周囲に設けられた複数のエアバッグを、シート上に横たわる乗員の姿勢に応じて選択的に展開させ、乗員の体がクランク形状に保持されるようにしたので、車両衝突が生じた際、乗員の姿勢に拘わらずシートに横たわっている乗員を適切に保護することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明に係るエアバッグ装置は、車両衝突時に、シートに着座している乗員を保護するための装置であるが、特に、乗員がシート上に横たわっている場合に、乗員を適切に保護することができるものである。
本発明に係るエアバッグ装置は、車両衝突時に、シートに着座している乗員を保護するための装置であるが、特に、乗員がシート上に横たわっている場合に、乗員を適切に保護することができるものである。
図1に示すように、本実施形態に係るエアバッグ装置10は、車両1の前席のシート2の周囲に配置される複数個のエアバッグ20(第1から第4のエアバッグ21から24)と、シート2上の乗員を撮像するためのカメラ30と、車両衝突(例えば、前方衝突)が生じた際に、エアバッグ20の展開を制御する電子制御ユニットである制御装置40と、を備えている。
なおシート2は、座面を形成するシートクッション3と、シートクッション3に対して揺動可能に取付けられたシートバック4とを備えている。すなわちシート2は、いわゆるリクライニング機能を有しており、シートバック4は、シート2上に乗員が横たわることができる程度に傾斜可能に構成されている。
また車両1には、例えば、加速度センサや圧力センサ等で構成され、車両1の衝突を検知する衝突検知センサ50が搭載されている。制御装置40は、この衝突検知センサ50によって車両衝突が生じたことが検知(あるいは車両衝突が生じることが予測)されると、乗員の姿勢に応じてシート2の周囲に配置された複数のエアバッグ20を選択的に展開させる。なお車両1に搭載する衝突検知センサ50の数や配置は特に限定されるものではない。
エアバッグ20は、本実施形態では、シート2の座面を形成するシートクッション3の前方に展開される第1のエアバッグ21と、シートクッション3の側方に展開される第2のエアバッグ22と、車両1のドア(サイドドア)5に設けられてシート2の座面を形成するシートクッション3の上方に展開される第3のエアバッグ23と、シート2とドア5との間の領域にシートバック4からシートクッション3に達する長さで展開される第4のエアバッグ24と、を含んでいる。
なお、これら第1から第4のエアバッグ21から24のそれぞれは、図示は省略するが、袋状のエアバッグ本体と、エアバッグ本体を展開させるためのインフレータと、を備えている。
第1のエアバッグ21は、シートクッション3の前部に収容されており、車両衝突時には、シートクッション3の座面よりも低い位置から展開される。そして、展開した状態の第1のエアバッグ(エアバッグ本体)21はシートクッション3の座面よりも上方側の領域に達する大きさを有する。
第2のエアバッグ22は、シートクッション3のドア5側の側部に収容される第2のエアバッグ22aと、シートクッション3の車両中央側の側部に収容される第2のエアバッグ22bと、を含む。これらの第2のエアバッグ22(22a,22b)も、車両衝突時には、シートクッション3の座面よりも低い位置から展開される。そして、展開した状態の第2のエアバッグ(エアバッグ本体)22は、座面よりも上方側の領域に達する大きさを有する。
第3のエアバッグ23は、車両1のドア5に設けられて、車両衝突時には、車両1のドア5から車幅方向にシートクッション3に向かって展開される。そして、展開した状態の第3のエアバッグ(エアバッグ本体)23は、シートクッション3を跨ぐ程度の大きさ、すなわちシートクッション3のドア5とは反対側の端部に達する程度の大きさを有する。
ここで、第3のエアバッグ23は、展開した状態においてシートクッション3との間に所定の間隔が確保されるように構成されている。すなわち第3のエアバッグ(エアバッグ本体)23は、シート2でリクライニング姿勢にある乗員の上部(腹部上)に展開されるように、ドア5の所定位置(高さ)に収容されている。
さらに第4のエアバッグ24は、シートバック4のドア5側の側方に収容される第4のエアバッグ24aと、シートバック4の車両中央側の側方に収容される第4のエアバッグ24bと、を含む。これらの第4のエアバッグ24(24a,24b)は、シートバック4を傾斜させた状態で車両衝突が発生すると、シートバック4から車両1の前方側に向かって、シートクッション3よりも上方の領域に展開される。そして、展開した状態の各第4のエアバッグ(エアバッグ本体)24はシートクッション3に達する大きさ、好ましくは、シートクッション3の前端部に達する大きさを有する。
なおシートバック4のドア5側に設けられる第4のエアバッグ24aは、本実施形態では、シートバック4に収容されているが、例えば、車両1のルーフサイドレール等に取り付けられる、いわゆるカーテンエアバッグであってもよい。
カメラ30は、例えば、CCDカメラや赤外線カメラ等からなり、前席の各シート2上の乗員を撮像可能に設けられている。本実施形態では、各シート2に対応する2台のカメラ30が、例えば、フロントガラス6の上部付近(天井の前端部付近)に、車室側を向くように設置されている。なおカメラ30の数や配置は、特に限定されず、各シート2上の乗員を撮像できるように設けられていればよい。
制御装置40は、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM等)、中央処理装置(CPU)等を備えており、衝突検知センサ50や、カメラ30等からの情報に基づいて、複数個のエアバッグ20を乗員の姿勢に応じて選択的に展開させる制御を行っている。詳しくは、制御装置40は、乗員姿勢検出手段41と、展開制御手段42とを備えている。
乗員姿勢検出手段41は、カメラ30の撮像結果に基づいて、シート2上の乗員の姿勢を検出する。具体的には、乗員がシートバック4を車両後方に傾斜させてシート2上に横たわっている場合に、乗員の姿勢を検出する。例えば、乗員の姿勢が、図3(a)に示すように車両1の外側(図中上側)を向いて寝ている外側横向き寝状態であるか、図3(b)に示すように車両1の中央側(図中下側)を向いて寝ている内側横向き寝状態であるか、あるいは図4に示すように仰向けに寝ている仰向け寝状態であるか、を判定する。
なお図3は、右座席のシートの場合の例であり、左座席の場合には外側横向き寝状態と内側横向き寝状態の乗員の姿勢は逆となる。また本実施形態では、乗員がシート2上に横たわっているか否かも、カメラ30の撮像結果に基づいて判断しているが、この判断自体は、カメラ30の撮像結果を用いる必要はなく、シートバック4の傾斜角度等に基づいて行うようにしてもよい。
展開制御手段42は、衝突検知センサ50からの情報(信号)に基づいて車両衝突が発生したと判断すると、乗員姿勢検出手段41の検出結果に基づいて、すなわちシート2上に横たわっている乗員の姿勢に応じて、複数個のエアバッグ20を選択的に展開させる。すなわち所定のエアバッグ20のインフレータを作動させる。
まず乗員の姿勢が内側横向き寝状態である場合、展開制御手段42は、図5に示すように、第1のエアバッグ21と共に、乗員の腹部側に位置する第2のエアバッグ22aをシートクッション3の下側から座面の上方まで展開させ、さらにこの第2のエアバッグ22aとは反対側に設けられている第4のエアバッグ24bを車両前方側に向かって展開させる。
このように第1のエアバッグ21、第2のエアバッグ22a及び第4のエアバッグ24を選択的に展開させることで、車両1の前方衝突が生じた際に乗員が外側横向き寝状態であっても、乗員を適切に保護することができる。
まず第1のエアバッグ21が乗員の臀部や大腿部に接触することで、乗員の車両前方への移動が規制される。第2のエアバッグ22aが乗員の腹部に対応して展開されることで、衝突に反動により乗員の体が前方に倒れて頭部と膝との接触を防止することができる。さらには第4のエアバッグが展開されていることで、乗員の体が後方に倒れて頭部がドア5等の車体に打ち付けられるのを抑制することができる。
乗員の姿勢が内側横向き寝状態である場合、展開制御手段42は、図6に示すように、第1のエアバッグ21と共に、乗員の腹部側に位置する第2のエアバッグ22bをシートクッション3の下側から座面の上方まで展開させ、さらにこの第2のエアバッグ22bとは反対側に設けられている第4のエアバッグ24aを展開させる。
このように第1のエアバッグ21、第2のエアバッグ22b及び第4のエアバッグ24aを選択的に展開させることで、車両1の前方衝突が生じた際に乗員が内側横向き寝状態であっても、乗員を適切に保護することができる。
外側横向き寝状態の場合と同様に、第1のエアバッグ21が乗員の臀部や大腿部に接触することで、乗員の車両前方への移動が規制される。また第2のエアバッグ22bが乗員の腹部に対応して展開されることで、衝突に反動により乗員の体が前方に倒れて頭部と膝との接触を防止することができる。さらには第4のエアバッグ24aが展開されていることで、乗員の体が後方に倒れて頭部が車体に打ち付けられたり、同乗者と接触すること等を抑制することができる。
また乗員の姿勢が仰向け寝状態である場合、展開制御手段42は、図7に示すように、第1のエアバッグ21をシートクッション3の下側から座面の上方まで展開させると共に、第3のエアバッグ23をドアから車両中央側に向かって(図中奥側から手前側に向かって)展開させる。
このように第1のエアバッグ21と共に第3のエアバッグ23を選択的に展開させることで、車両1の前方衝突が生じた際に乗員が仰向け寝状態であっても、乗員を適切に保護することができる。まず上述した横向き寝状態の場合と同様に、第1のエアバッグ21が乗員の臀部や大腿部に接触することで、乗員の車両前方への移動が規制される。また第3のエアバッグ(エアバッグ本体)23は、上述のようにシートクッション3との間に所定の間隔が確保される。すなわち第3のエアバッグ23は、シート2で仰向け寝状態にある乗員の腹部に対応して展開される。したがって、この第3のエアバッグ23によって、衝突の反動により乗員の体が前方に倒れて頭部と膝との接触を防止することができる。
このように本実施形態では、シート2上に横たわっている乗員の姿勢に応じて第1から第4のエアバッグを選択的に展開させ、例えば、図5から図7中に一点鎖線で示すように、乗員の体がクランク形状に保持されるようにすることで、車両衝突が生じた際に、乗員の姿勢に拘わらず、シート2に横たわっている乗員を適切に保護することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、シートの周囲に第1から第4のエアバッグを配置し、これら第1から第4のエアバッグを乗員の姿勢に応じて選択的に展開するようにしたが、シートの周囲に設けるエアバッグの数及び配置は特に限定されるものではない。例えば、各シートに対応して第1から第3のエアバッグを設けるようにしてもよいし、エアバッグの数をさらに増やしてもよい。
例えば、上述の実施形態では、シートの周囲に第1から第4のエアバッグを配置し、これら第1から第4のエアバッグを乗員の姿勢に応じて選択的に展開するようにしたが、シートの周囲に設けるエアバッグの数及び配置は特に限定されるものではない。例えば、各シートに対応して第1から第3のエアバッグを設けるようにしてもよいし、エアバッグの数をさらに増やしてもよい。
また上述の実施形態では、シート上に横たわっている乗員の姿勢として、外側横向き寝状態、内側横向き寝状態及び仰向け寝状態を検出するようにしたが、検出する乗員の姿勢はこれに限定されるものではない。例えば、乗員が腹部を下向きとするうつぶせ寝状態等をさらに検出するようにし、検出した乗員の姿勢に応じて所定のエアバッグを展開するようにしてもよい。
何れにしても、選択的にエアバッグを展開することで、乗員の体がクランク形状に保持されるようにすることで、車両衝突が生じた際に、乗員の姿勢に拘わらず、シートに横たわっている乗員を適切に保護することができる。
また上述の実施形態では、第1のエアバッグ、第2のエアバッグ及び第4のエアバッグをシートに収容した構成を例示したが、これらのエアバッグの収容位置は必ずしもシートである必要はない。また上述の実施形態では、車両の前席を一例として本発明を説明したが、本発明にエアバッグ装置は、リクライニング機能を備えるシートを備えていれば、勿論、前席でなくても適用可能なものである。
1 車両
2 シート
3 シートクッション
4 シートバック
5 ドア
6 フロントガラス
10 エアバッグ装置
20 エアバッグ
21 第1のエアバッグ
22 第2のエアバッグ
23 第3のエアバッグ
24 第4のエアバッグ
30 カメラ
40 制御装置
41 乗員姿勢検出手段
42 展開制御手段
50 衝突検知センサ
2 シート
3 シートクッション
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22 第2のエアバッグ
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30 カメラ
40 制御装置
41 乗員姿勢検出手段
42 展開制御手段
50 衝突検知センサ
Claims (4)
- シートバックを車両後方に傾斜させた状態でシート上に横たわる乗員を保護するためのエアバッグ装置であって、
前記シートの周囲に設けられて個別に展開可能な複数個のエアバッグと、
前記シート上に横たわる乗員の姿勢を検出する乗員姿勢検出手段と、
車両衝突時に、前記乗員姿勢検出手段の検出結果に基づいて複数個の前記エアバッグを選択的に展開させる展開制御手段と、を備える
ことを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1に記載のエアバッグ装置において、
前記エアバッグが、
車両衝突時に、シートクッションの前部に設けられて前記シートクッションよりも上方の領域に展開される第1のエアバッグと、
前記シートクッションの側部に設けられて、前記シートクッションよりも上方の領域に展開される第2のエアバッグと、
車両のドアに設けられて、車両衝突時に、前記シートクッションとの間に所定の隙間を確保した状態で前記シートクッションに向かって展開される第3のエアバッグと、を含み、
前記展開制御手段は、前記乗員姿勢検出手段の検出結果に基づいて前記第1から第3のエアバッグを選択的に展開させる
ことを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項2に記載のエアバッグ装置において、
前記エアバッグが、前記シートの側方に前記シートバックから前記シートクッションに達する長さで展開される第4のエアバッグを含み、
車両衝突時に、前記乗員姿勢検出手段によって前記乗員が前記シート上に横向きに寝ている横向き寝状態であると判定されていると、
前記展開制御手段は、前記第1のエアバッグと共に、前記乗員の腹部側の前記第2のエアバッグと、前記第2のエアバッグとは反対側の前記第4のエアバッグとを選択的に展開させる
ことを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項2または3に記載のエアバッグ装置において、
車両衝突時に、前記乗員姿勢検出手段によって前記乗員が前記シート上に仰向けに寝ている仰向け寝状態であると判定されると、
前記展開制御手段は、前記第1のエアバッグと共に、前記第3のエアバッグを選択的に展開させる
ことを特徴とするエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017005424A JP2018114787A (ja) | 2017-01-16 | 2017-01-16 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017005424A JP2018114787A (ja) | 2017-01-16 | 2017-01-16 | エアバッグ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018114787A true JP2018114787A (ja) | 2018-07-26 |
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ID=62983737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017005424A Pending JP2018114787A (ja) | 2017-01-16 | 2017-01-16 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018114787A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101960723B1 (ko) * | 2018-12-18 | 2019-03-21 | 코어다 주식회사 | 모션인식을 이용한 스마트 자동차 제어 시스템 |
JP2020055372A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-09 | 株式会社Subaru | 乗員保護装置 |
CN112406769A (zh) * | 2020-11-20 | 2021-02-26 | 恒大新能源汽车投资控股集团有限公司 | 躺姿状态气囊保护控制方法、系统及汽车 |
CN114475437A (zh) * | 2020-11-12 | 2022-05-13 | 丰田合成株式会社 | 车辆用乘员保护系统 |
-
2017
- 2017-01-16 JP JP2017005424A patent/JP2018114787A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020055372A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-09 | 株式会社Subaru | 乗員保護装置 |
JP7129300B2 (ja) | 2018-09-28 | 2022-09-01 | 株式会社Subaru | 乗員保護装置 |
KR101960723B1 (ko) * | 2018-12-18 | 2019-03-21 | 코어다 주식회사 | 모션인식을 이용한 스마트 자동차 제어 시스템 |
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