JP2018112077A - 圧力調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リターン通路において燃料内に気泡の発生を抑制することができる圧力調整装置を提供する。【解決手段】圧力調整装置340は、ポンプリターン管路732に設けられ、カム室302の燃料圧力およびポンプリターン管路732の燃料圧力を調整する。圧力調整装置340は、調整部として、気泡対策用オリフィス341と気泡対策用弁体342と有し、気泡対策用オリフィス341がカム室302の燃料圧力を飽和蒸気圧以上となるように調整する。気泡対策用弁体342は、気泡対策用オリフィス341の下流側に配置され、気泡対策用オリフィス341を通過した燃料の燃料圧力を飽和蒸気圧以上となるように調整する。【選択図】図4

Description

本発明は、ポンプから燃料タンクに戻る燃料圧力を調整する圧力調整装置に関する。
車両のエンジンに燃料を供給する燃料供給システムとして、燃料供給ポンプからコモンレールに高圧燃料を供給することで、コモンレール内に高圧燃料を蓄積し、その蓄積した高圧燃料をエンジン各気筒に設けられた燃料噴射弁に供給するものが知られている。
燃料供給ポンプは、エンジンの回転を往復運動に変換して燃料を圧縮する。具体的には、燃料供給ポンプのポンプ駆動部は、カム軸とプランジャとをカム室内に有する。そしてエンジンによってカム軸を回転させて、カム軸に係合するプランジャを往復運動させる。これによってプランジャは、燃料を圧縮する。
カム室には、カム軸の潤滑用に燃料が充填されている。またカム室は、リターン通路によって燃料タンクに接続されている。そしてカム室をオーバーフローした燃料は、リターン通路を介して燃料タンクに戻される(たとえば特許文献1参照)。
特開2003−172231号公報
前述の特許文献1に記載の燃料供給ポンプでは、カム室から燃料タンクに排出されるリターン燃料には気泡が含まれる。気泡は、ポンプ駆動部の往復動によって局所的にポンプ内部圧力が燃料の飽和蒸気圧以下になることで発生する。気泡が発生すると、リターン通路の途中に燃料クーラを設置している場合、気泡によって燃料クーラの熱交換効率が低下するという問題がある。また、エンジンによっては気泡を含んだ燃料を再吸入することで、燃料噴射装置にダメージを与えるおそれがある。
そこで、本発明は前述の問題点を鑑みてなされたものであり、リターン通路において燃料内に気泡の発生を抑制することができる圧力調整装置を提供することを目的とする。
本発明は前述の目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
本発明は、燃料が供給されるポンプ室(331)を内部に形成するケース(330)と、ポンプ室内の燃料を圧縮する圧縮部(320)と、回転駆動されるカム軸(321)と、カム軸に設けられ圧縮部を駆動するカム(322)と、カムを収容するとともに、カムの潤滑用に燃料が供給されるカム室(302)を内部に形成するハウジング(301)と、カム室の燃料を燃料タンク(100)に戻すリターン通路(732)と、を含むポンプのリターン通路に設けられ、カム室の燃料圧力およびリターン通路の燃料圧力を調整する圧力調整装置(340)であって、カム室(302)側に配置され、カム室の燃料圧力を飽和蒸気圧以上となるように調整する第1調整部(341)と、第1調整部の下流側に配置され、第1調整部を通過した燃料の燃料圧力を飽和蒸気圧以上となるように調整する第2調整部(342)と、を含み、第1調整部および第2調整部は、通過する前よりも通過した後の方が燃料圧力が小さくなるように調整する圧力調整装置である。
本発明では、リターン通路には、カム室の燃料圧力およびリターン通路の燃料圧力を調整する圧力調整装置が設けられる。圧力調整装置は、第1調整部と第2調整部と有し、第1調整部がカム室の燃料圧力を飽和蒸気圧以上となるように調整する。これによってカム室での気泡発生を抑制することができる。また第2調整部は、第1調整部の下流側に配置され、第1調整部を通過した燃料の燃料圧力を飽和蒸気圧以上となるように調整する。これによって第1調整部を通過した燃料に気泡が発生することを抑制することができる。また第1調整部および第2調整部は、通過すると燃料圧力が小さくなるように調整されるので、段々と燃料圧力は低下する。1つの調整部だけであると、大きく圧力が低下して気泡が発生するおそれがあるが、2段階で圧力を調整しているので、局所的に圧力が低下することを抑制することができ、気泡の発生を抑制することができる。
なお、前述の各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
燃料システムを示す図。 サプライポンプを示す図。 圧力調整装置を示す断面図。 圧力調整装置の機能を説明する図。 開弁圧と気泡発生量との関係を示すグラフ。 第2実施形態の圧力調整装置を示す断面図。 第3実施形態の圧力調整装置を示す断面図。 第4実施形態の圧力調整装置を示す断面図。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を、複数の形態を用いて説明する。各実施形態で先行する実施形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符を付すか、または先行の参照符号に一文字追加し、重複する説明を略する場合がある。また各実施形態にて構成の一部を説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している実施形態と同様とする。各実施形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施形態同士を部分的に組合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に関して、図1〜図5を用いて説明する。図1に示されるように、本発明の第1実施形態である燃料供給システム10は、たとえばディーゼルエンジンなどに用いられる燃料供給システム10である。燃料供給システム10は、燃料タンク100、燃料フィルタ200、サプライポンプ300、ECU400、コモンレール500および燃料噴射弁600を含んで構成される。
燃料タンク100は、内燃機関に供給する燃料を貯蔵している容器である。燃料タンク100は、サプライポンプ300と燃料の流れる経路である管路によって接続されており、燃料タンク100に貯蔵されている燃料は、サプライポンプ300によって汲み上げられる。サプライポンプ300は、燃料タンク100から燃料を汲み上げてコモンレール500に吐出する。また、燃料噴射弁600およびコモンレール500などにおける余剰な燃料である主リターン燃料、並びにサプライポンプ300からのポンプリターン燃料は、リターン燃料として、管路を通じて燃料タンク100に戻される。
管路700は、低圧管路710、高圧管路720、およびリターン管路730を含んで構成される。低圧管路710は、燃料タンク100とサプライポンプ300との間に設けられた燃料の経路である。また、高圧管路720は、サプライポンプ300とコモンレール500との間に設けられた燃料の経路である。
リターン管路730は、内燃機関と燃料タンク100との間に設けられた燃料の経路である。リターン管路730は、主リターン管路731およびポンプリターン管路732とを有する。主リターン管路731は、燃料噴射弁600およびコモンレール500からの主リターン燃料を燃料タンク100に戻す経路である。ポンプリターン管路732は、サプライポンプ300からポンプリターン燃料を燃料タンク100に戻す経路である。リターン管路730は、これら主リターン管路731およびポンプリターン管路732から、主リターン燃料およびポンプリターン燃料を燃料タンク100に戻している。
ポンプリターン管路732は、リターン通路であって、燃料クーラ800が設けられる。燃料クーラ800は、ポンプリターン管路732を通過する燃料と、外気とを熱交換する熱交換器であり、リターン通路中の燃料を冷却する。
燃料フィルタ200は、燃料タンク100とサプライポンプ300との間の低圧管路710に設けられている。燃料フィルタ200は、燃料が通過することにより、かかる燃料をろ過して燃料内に存在する異物を除去する。また、燃料フィルタ200には、燃料流出側にECU400と電気的に接続された目詰まりスイッチ部210が設けられている。目詰まりスイッチ部210は、燃料フィルタ200の目詰まりを検出し、目詰まりを検出すると、ECU400に情報を送信する。
燃料噴射弁600は、円筒状を呈しており、内燃機関の各気筒に設けられている。燃料噴射弁600は、コモンレール500と接続されており、燃料がコモンレール500から供給される。また、燃料噴射弁600は、ECU400と電気的に接続されており、ECU400からの指令信号に応じて各気筒内に燃料を噴射する。また、燃料噴射弁600は、主リターン管路731を介して燃料タンク100と接続されており、コモンレール500から供給されて気筒内に噴射されなかった燃料は、主リターン燃料として、かかる主リターン管路731を通じて燃料タンク100に戻される。
コモンレール500は、内部が中空の円筒状を呈している。コモンレール500は、サプライポンプ300との間の高圧管路720を介してサプライポンプ300と接続されている。コモンレール500は、高圧管路720を通じてサプライポンプ300から供給される燃料を保持しつつ、燃料噴射弁600に燃料を供給する。また、コモンレール500は、圧力センサ510とプレッシャリミッタ520とを有している。圧力センサ510は、コモンレール500内の燃料の圧力を検出するとともに、検出した圧力をECU400に伝える。プレッシャリミッタ520は、コモンレール500が所定圧以上になるのを防ぐため、所定圧以上になると燃料をコモンレール500から燃料タンク100に排出する。
ECU400は、各種演算を行うCPU410、その演算途中のデータや演算結果、および予め設計されたプログラムなどを記憶するメモリ420などからなる。ECU400は、燃料噴射弁600、サプライポンプ300、目詰まりスイッチ部210、および圧力センサ510などに電気的に接続されている。ECU400は、圧力センサ510が検出した圧力を受信して演算処理を行うことで、サプライポンプ300が汲み上げて吐出する燃料量の指令値を算出する。
また、ECU400は、サプライポンプ300が汲み上げてコモンレール500に吐出する燃料量の指令値を、サプライポンプ300に出力する。これによってECU400は、コモンレール500に吐出する燃料量および燃料噴射弁600による気筒内への噴射燃料圧力を制御している。さらに、ECU400は、噴射燃料の量の指令値を燃料噴射弁600に出力することにより、燃料噴射弁600が実際に噴射する噴射燃料の量を制御している。
燃料噴射弁600には、燃料配管733および主リターン管路731が接続されている。燃料噴射弁600は、燃焼室を形成するヘッド部材の挿入孔に挿入された状態で、当該ヘッド部材に取り付けられている。燃料噴射弁600は、燃料配管733を通じて供給される燃料を、複数の噴孔から燃焼室内に直接的に噴射する。燃料噴射弁600は、噴孔からの燃料の噴射を制御する弁機構を備えている。弁機構は、ECU400からの駆動信号に基づいて作動する。
次に、サプライポンプ300の具体的な構成に関して、図2を用いて説明する。サプライポンプ300は、燃料タンク100から燃料を汲み上げるフィードポンプ310、およびフィードポンプ310からの燃料をコモンレール500に圧送する燃料圧送部320を備える。
フィードポンプ310は、エンジンによって駆動され、燃料タンク100内の燃料を汲み上げてサプライポンプ300に供給する。フィードポンプ310の上流側には、燃料フィルタ200が設けられている。燃料フィルタ200は、燃料に含まれる異物を捕捉する。フィードポンプ310は、燃料タンク100の燃料をサプライポンプ300のシリンダ330(ケース)内に形成されるポンプ室331に燃料を供給する。フィードポンプ310の動力源は、エンジンである。
燃料圧送部320は、圧縮部であって、フィードポンプ310からポンプ室331に供給される低圧燃料を圧縮して、高圧燃料としてコモンレール500に吐出する。燃料圧送部320は、カム軸321、カム322、タペット323、プランジャ324、電磁弁325および吐出逆止弁326を備える。カム軸321は、カム322を備え、エンジンによって回転駆動される。カム322は、カム軸321の回転を上下運動に変換して、タペット323に伝達する。タペット323には、柱状のプランジャ324が係合している。タペット323が上昇すると、プランジャ324が上昇する。プランジャ324の先端は、ポンプ室331に配置されており、プランジャ324が上下することでポンプ室331の容積が縮小または拡大する。
電磁弁325は、フィードポンプ310から燃料圧送部320への燃料の吸入経路に設けられる。電磁弁325は、ポンプ室331に燃料を吸入するプランジャ324の下降時に開弁する一方、ポンプ室331にて燃料を加圧するプランジャ324の上昇時に閉弁する。吐出逆止弁326は、加圧によりポンプ室331の燃料圧力が所定圧以上になると開弁し、高圧の燃料を高圧管路720に吐出する。
またカム軸321のカム322は、サプライポンプ300のハウジング301内に形成されるカム室302内に収容されている。カム室302には、プランジャ324が往復動可能に収容される。またシリンダ330およびハウジング301には、フィードポンプ310からカム室302へ燃料を供給する潤滑経路303を有する。カム室302には、潤滑経路303によって燃料が供給され、カム室302の燃料がカム322の潤滑油として用いられる。
またカム室302は、燃料タンク100とポンプリターン管路732によって連通している。したがってポンプリターン管路732は、カム室302の燃料を燃料タンク100に戻すリターン通路である。したがってカム室302から排出される燃料、すなわちオーバーフロー燃料は、ポンプリターン管路732を介して燃料タンク100に戻される。ポンプリターン管路732には、燃料クーラ800の上流側に圧力調整装置340が設けられている。
圧力調整装置340は、カム室302の燃料圧力およびポンプリターン管路732の燃料圧力を調整する。圧力調整装置340は、気泡対策用オリフィス341と気泡対策用弁体342とを含む。気泡対策用オリフィス341は、気泡対策用弁体342よりも上流側、すなわちカム室302側に配置され、カム室302の燃料圧力を飽和蒸気圧以上となるように調整する第1調整部として機能する。気泡対策用弁体342は、気泡対策用オリフィス341の下流側に配置され、気泡対策用オリフィス341を通過した燃料の燃料圧力を飽和蒸気圧以上となるように調整する第2調整部として機能する。気泡対策用オリフィス341および気泡対策用弁体342は、通過する前よりも通過した後の方が燃料圧力が小さくなるように調整する。したがって気泡対策用オリフィス341を通過すると燃料圧力は低下し、気泡対策用弁体342を通過すると燃料圧力は、さらに低下する。本実施形態の気泡対策用オリフィス341および気泡対策用弁体342は、外部から動力が供給されない簡素な構成であるので、昇圧する機能を有していない。
図3に示すように、気泡対策用オリフィス341と気泡対策用弁体342とは、一体のボルト状に構成される。圧力調整装置340の先端部は、カム室302内に配置される。そして圧力調整装置340の先端部には、気泡対策用オリフィス341が形成されている。そして圧力調整装置340の内部には、ボール弁343が配置されている。ボール弁343は、スプリング344によって上流側に付勢されており、通常時はスプリング344の付勢によって閉弁している。
ボール弁343は、気泡対策用弁体342として機能する。圧力調整装置340の側壁であって、ボール弁343の下流側には、内部空間と外側とを連通する流出口345が形成されている。ボール弁343が開弁すると、流出口345からポンプリターン管路732に燃料が流出する。
次に、図4を用いて圧力調整装置340による圧力変動に関して説明する。気泡対策用弁体342は、図4に示すように、ボールチェックバルブの構成を有する。したがって気泡対策用弁体342では、球状の弁を有し、スプリング344によって弁が閉弁方向である上流側に付勢している。気泡対策用弁体342は、気泡対策用オリフィス341を通過直後の圧力が所定の開弁圧以上になると開弁し、所定の圧力未満であると閉弁している。気泡対策用弁体342は、気泡対策用オリフィス341を通過した燃料の流量に合わせて開口面積が変化し、気泡対策用オリフィス341を通過した燃料の圧力を調整する。気泡対策用弁体342は、流路断面積を0にせず、絞り状態にすることによってサプライポンプ300内部の潤滑性を確保することができる。
また気泡対策用オリフィス341は、ポンプリターン管路732の流路断面積を部分的に小さくして、カム室302の燃料圧力を上昇させる絞り部である。気泡対策用オリフィス341は、カム室302内の燃料圧力P1を上昇させ、高圧の状態を維持する。カム室302内の燃料圧力P1は、燃料の飽和蒸気圧以上に維持される。これによってタペット323およびプランジャ324の往復動によりカム室302内の燃料圧力が局所的に低下し、飽和蒸気圧以下になることによる気泡発生を防ぐことができる。
図4で破線で示すように、気泡対策用弁体342を設けずに、単にオリフィスだけを設けた場合は、オリフィスを通過後は、ポンプリターン管路732の急激な流路面積拡大により燃料流れが剥離し、オリフィス後の燃料圧力が局所的に飽和蒸気圧以下になる。
そこで本実施形態では、気泡対策用弁体342を気泡対策用オリフィス341の直後に設けている。気泡対策用弁体342は、気泡対策用オリフィス341を通過直後の流路よりも、流路面積の大きい弁を用いて圧力をかけている。これによってポンプリターン管路732内で局所的にも気泡対策用オリフィス341を通過後の燃料圧力P2が飽和蒸気圧以下にならないように保つことができる。換言すると、気泡対策用弁体342は、気泡対策用オリフィス341を通過直後の燃料圧力を気泡対策用弁体342がない構成に比べて上昇することができる。これによってシンプルな燃料回路でポンプ潤滑を妨げずポンプ内部からの気泡の発生を防ぐことができる。
次に、図5を用いて好ましい気泡対策用弁体342の開弁圧に関して説明する。気泡対策用オリフィス341の径、および気泡対策用弁体342の開弁圧は、カム室302内の燃料圧力P1と気泡対策用オリフィス341を通過後の燃料圧力P2が局所的にも飽和蒸気圧以下にならないように設定される。またカム室302内の燃料圧力P1は、カム室302で発生する気泡を低減するために必要な圧力に設定される。
図5に示すように、気泡対策用弁体342の開弁圧は、気泡発生量と相関があり、開弁圧が所定の下限値を下回ると気泡発生量が多くなり、所定の上限値を上回ると気泡発生量が多くなるいわゆるバスタブ状の波形である。開弁圧の下限値は、気泡対策用オリフィス341を通過直後で圧力が最も下がる地点において、時間平均で飽和蒸気圧以上になるように設定される。また開弁圧の上限値を上回ると、開弁時の流路面積が減少するため、オリフィスと同様に気泡対策用弁体342を通過後に圧力低下が発生し、気泡が発生する。したがって開弁圧が下限値から上限値の間では、脈動で発生する気泡は、開弁圧を高くすることで発生を抑制することができる。
これは、絞り等による流体の圧力変化の大きさは密度の影響を受けるため、開弁圧は使用燃料やその温度に影響を受ける。密度の影響は、式(1)に示すナビエ−ストークスの方程式において、非圧縮、粘度一定の流れの場合には、右辺第1項に密度ρが含まれている。そして右辺第1項のように圧力勾配∇pは密度ρに比例する。したがって燃料の密度が低いと、圧力変動が小さく、最小圧力が高くなる。
Figure 2018112077
そこで、たとえば、カム室302内の燃料圧力P1がゲージ圧で平均400kPa以上、および気泡対策用オリフィス341を通過後の燃料圧力P2がゲージ圧で平均25kPa以上250kPa以下となるように設定することが好ましい。これによって燃料温度が高い等の、燃料の密度が低く圧力が下がりにくい場合において、ポンプリターン管路732内の圧力を燃料の飽和蒸気圧以上に保つことができる。
さらに好ましくは、気泡対策用オリフィス341を通過後の燃料圧力P2がゲージ圧で、平均50kPa以上200kPa以下となるように設定することを好ましい。これによって燃料温度が低い等の、燃料の密度が高く圧力が下がりやすい場合においても、ポンプリターン管路732内の圧力を燃料の飽和蒸気圧以上に保つことができる。
以上説明したように本実施形態の圧力調整装置340は、ポンプリターン管路732に設けられ、カム室302の燃料圧力およびポンプリターン管路732の燃料圧力を調整する。圧力調整装置340は、調整部として、気泡対策用オリフィス341と気泡対策用弁体342と有し、気泡対策用オリフィス341がカム室302の燃料圧力を飽和蒸気圧以上となるように調整する。これによってカム室302での気泡発生を抑制することができる。また気泡対策用弁体342は、気泡対策用オリフィス341の下流側に配置され、気泡対策用オリフィス341を通過した燃料の燃料圧力を飽和蒸気圧以上となるように調整する。これによって気泡対策用オリフィス341を通過した燃料に気泡が発生することを抑制することができる。また気泡対策用オリフィス341および気泡対策用弁体342は、通過すると燃料圧力が小さくなるように調整されるので、段々と燃料圧力は低下する。1つの調整部だけであると、大きく圧力が低下して気泡が発生するおそれがあるが、2段階で圧力を調整しているので、局所的に圧力が低下することを抑制することができ、気泡の発生を抑制することができる。
比較例として、気泡対策用弁体342を設けずに、オリフィスだけを設けて、ポンプ内部圧力を飽和蒸気圧以上に上昇させ、気泡を低減する手法が考えられる。しかしオリフィスだけを用いた場合、オリフィスを通過後に急激な流路拡大が存在すると燃料流れが剥離し、ポンプリターン管路732内の燃料圧力が局所的に低下することで、発生量は減少するものの気泡が発生する。この気泡発生を防ぐためには、剥離を抑制するために長大なオリフィス流路が必要となり、加工性悪化や、ポンプ体格が大きくなるという問題がある。
さらに比較例として、気泡対策用オリフィス341を設けずに、ポンプ内部圧力を上昇させるために一定の開弁圧の弁体だけを設けることも考えられる。しかし弁体だけを設けた場合、タペットの往復動によりカム室302内で発生する気泡を低減するために開弁圧を高く設定する必要がある。しかし、燃料タンク100から燃料を汲み上げるために、フィードポンプ310は、エンジンの回転運動でメカニカルに駆動される。したがってフィードポンプ310の吐出量はエンジンの回転数に比例するので、エンジン回転数が低い場合、フィードポンプ310の吐出量が少ないため、ポンプ内部圧力が弁の開弁圧を下回り、ポンプ潤滑用燃料をリターンさせることができない。その結果、カム室302内の潤滑機能が失われ、燃料圧送部320に焼付き等の破損が発生するおそれがある。
そこで本実施形態のように、気泡対策用オリフィス341および気泡対策用弁体342を設けて、両者の短所を補うことによって、ポンプ体格への影響を抑制しながら信頼性を確保し、気泡発生を抑制することができる。
また本実施形態では、圧力調整装置340は、上流側の気泡対策用オリフィス341と、下流側の気泡対策用弁体342とを有する。気泡対策用オリフィス341という簡単な構成で、カム室302内の圧力を飽和蒸気圧以上に維持することができる。また気泡対策用オリフィス341を通過した燃料は、気泡対策用弁体342によって圧力が調整される。また気泡対策用オリフィス341を通過することによってポンプリターン管路732内の圧力が低下しているので、気泡対策用弁体342の開弁圧を小さくすることができる。したがってエンジン回転数が低くフィードポンプ310吐出量が少ない場合であっても、ポンプ内部圧力が弁の開弁圧を上回るので、ポンプ潤滑用燃料をリターンさせることができる。これによって気泡対策用オリフィス341を通過後の燃料の圧力も、開弁圧が飽和蒸気圧以上の気泡対策用弁体342によって飽和蒸気圧以上に維持することができる。
さらに本実施形態では、気泡対策用オリフィス341を通過した燃料の燃料圧力は、ゲージ圧で25kPa以上250kPa以下が好ましい。このように設定することによって、燃料温度が高い等の、燃料の密度が低く圧力が下がりにくい場合において、ポンプリターン管路732内の圧力を燃料の飽和蒸気圧以上に保つことができる。
さらに気泡対策用オリフィス341を通過した燃料の燃料圧力は、ゲージ圧で50kPa以上200kPa以下であることが好ましい。このように設定することによって、燃料温度が低い等の、燃料の密度が高く圧力が下がりやすい場合においても、ポンプリターン管路732内の圧力を燃料の飽和蒸気圧以上に保つことができる。
また本実施形態では、ポンプリターン管路732には、燃料クーラ800が設けられる。燃料クーラ800の熱交換率は、リターン燃料に気泡が含まれると低下するが、本実施形態では前述のように気泡の発生を低減することができるので、熱交換率の低下を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に関して、図6を用いて説明する。本実施形態では、気泡対策用オリフィス341と気泡対策用弁体342とが別体に構成されている点に特徴を有する。図6に示すように、気泡対策用弁体342の外殻は、ボルト状に形成されて内部にボール弁343を有する。気泡対策用弁体342の先端部は、流入口346が形成されており、カム室302内と連通している。カム室302の外壁、すなわちハウジング301の外壁部には、図6に示すように、気泡対策用オリフィス341が形成されている。
このように気泡対策用オリフィス341と気泡対策用弁体342とは、別体に構成されている。このような構成であっても、前述の第1実施形態と同様の作用および効果を奏することができる。なお、気泡対策用オリフィス341と気泡対策用弁体342とは、ハウジング301の外壁部に配設されているので、構成が簡素化できる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に関して、図7を用いて説明する。本実施形態では、気泡対策用オリフィス341と気泡対策用弁体342とが別体に構成されている点に特徴を有する。図7に示すように、気泡対策用弁体342の外殻は、ボルト状に形成されて内部にスプール弁347を有する。気泡対策用弁体342の先端部は、流入口346が形成されており、カム室302内と連通している。スプール弁347は、スプリング344によって上流側に付勢されており、通常時はスプリング344の付勢によって閉弁している。スプール弁347が開弁すると、流出口345からポンプリターン管路732に燃料が流出する。
またカム室302の外壁、すなわちハウジング301の外壁には、図7に示すように、気泡対策用オリフィス341が形成されている。このように気泡対策用オリフィス341と気泡対策用弁体342とは、別体に構成されている。このような構成であっても、前述の第1実施形態と同様の作用および効果を奏することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に関して、図8を用いて説明する。本実施形態では、気泡対策用オリフィス341と気泡対策用弁体342とが別体に構成され、両方ともハウジング301に設けられている点に特徴を有する。図8に示すように、気泡対策用弁体342は、ハウジング301に形成される開口304に設けられる。開口304の内部には、ボール弁343が配置されている。ボール弁343は、スプリング344によって上流側に付勢されており、通常時はスプリング344の付勢によって閉弁している。開口304には、スプリング344の台座として機能するボルト部305が設けられる。ボルト部305には、先端に流入口346が形成され、側壁に流出口345が形成されており、内部がポンプリターン管路732に連通する。ボール弁343が開弁すると、流出口345からポンプリターン管路732に燃料が流出する。
またカム室302の外壁、すなわちハウジング301の外壁には、図8に示すように、気泡対策用オリフィス341が形成されている。気泡対策用オリフィス341は、開口304に連通している。このように気泡対策用オリフィス341と気泡対策用弁体342とは、別体に構成され、ともにハウジング301に設けられている。このような構成であっても、前述の第1実施形態と同様の作用および効果を奏することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
前述の実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
前述の第1実施形態では、第1調整部は、気泡対策用オリフィス341によって実現され、第2調整部は、気泡対策用弁体342によって実現されているがこのような構成に限るものではない。たとえば両方を絞り部によって構成してもよく、両方を弁体によって構成してもよい。また第1調整部を気泡対策用弁体342にし、第2調整部を気泡対策用オリフィス341として構成してもよい。このような構成によっても、圧力を段階的に調整することによって、第1実施形態と同様の作用および効果を奏することができる。
10…燃料供給システム 100…燃料タンク 200…燃料フィルタ
300…サプライポンプ 301…ハウジング 302…カム室 303…潤滑経路
304…開口 305…ボルト部 310…フィードポンプ
320…燃料圧送部(圧縮部) 321…カム軸 322…カム 323…タペット
324…プランジャ 325…電磁弁 326…吐出逆止弁
330…シリンダ(ケース) 331…ポンプ室 340…圧力調整装置
341…気泡対策用オリフィス(第1調整部)
342…気泡対策用弁体(第2調整部) 343…ボール弁 344…スプリング
732…ポンプリターン管路(リターン通路) 800…燃料クーラ

Claims (6)

  1. 燃料が供給されるポンプ室(331)を内部に形成するケース(330)と、
    前記ポンプ室内の燃料を圧縮する圧縮部(320)と、
    回転駆動されるカム軸(321)と、
    前記カム軸に設けられ前記圧縮部を駆動するカム(322)と、
    前記カムを収容するとともに、前記カムの潤滑用に燃料が供給されるカム室(302)を内部に形成するハウジング(301)と、
    前記カム室の燃料を燃料タンク(100)に戻すリターン通路(732)と、を含むポンプの前記リターン通路に設けられ、前記カム室の燃料圧力および前記リターン通路の燃料圧力を調整する圧力調整装置(340)であって、
    前記カム室側に配置され、前記カム室の燃料圧力を飽和蒸気圧以上となるように調整する第1調整部(341)と、
    前記第1調整部の下流側に配置され、前記第1調整部を通過した燃料の燃料圧力を飽和蒸気圧以上となるように調整する第2調整部(342)と、を含み、
    前記第1調整部および前記第2調整部は、通過する前よりも通過した後の方が燃料圧力が小さくなるように調整する圧力調整装置。
  2. 前記第1調整部は、前記リターン通路の流路断面積を部分的に小さくして、前記カム室の燃料圧力を上昇させる絞り部であり、
    前記第2調整部は、前記第1調整部を通過した燃料が飽和蒸気圧未満であると流路断面積を小さくした絞り状態にし、前記第1調整部を通過した燃料の圧力が飽和蒸気圧以上になると前記絞り状態よりも流路断面積を大きくした開状態にする弁体である請求項1に記載の圧力調整装置。
  3. 前記第1調整部を通過した燃料の燃料圧力は、ゲージ圧で25kPa以上250kPa以下である請求項1または2に記載の圧力調整装置。
  4. 前記第1調整部を通過した燃料の燃料圧力は、ゲージ圧で50kPa以上200kPa以下である請求項1または2に記載の圧力調整装置。
  5. 前記圧力調整装置と前記燃料タンクとの間の前記リターン通路に、前記リターン通路中の燃料を冷却する燃料クーラ(800)を設けた請求項1乃至4のいずれか1つに記載の圧力調整装置。
  6. 前記圧力調整装置の前記第1調整部と前記第2調整部とは前記ハウジングの外壁部に配設されている請求項1乃至5のいずれか1つに記載の圧力調整装置。
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