JP2018110153A - 配線体アセンブリ、配線基板、及びタッチセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの配線体の接続部分に応力が集中するのを抑制できる配線体アセンブリを提供する。
【解決手段】配線体アセンブリ40は、第1の樹脂部51と、第1の樹脂部の上面に形成された第1の引出配線522及び第1の端子部523と、を有する第1の配線体50と、基材61と、基材の下面に形成された第3の引出配線621及び第3の端子部622と、を有する第2の配線体60と、第1の端子部と第2の端子部とを接続する導電性接着部70と、を備え、導電性接着部を介して第1の端子部と第2の端子部とが対向するように第1の配線体と第2の配線体とが重ねられており、第2の配線体は、第2の引出配線を覆うように基材の下面に形成されたカバー層65を少なくとも含むカバー部64をさらに有し、カバー層は、第1の配線体及び第2の配線体の積層方向において、第1の配線体と重なっておらず、導電性接着部は、カバー部の少なくとも一部と接触している。
【選択図】 図5

Description

本発明は、導電性接着部により2つの配線体が接続された配線体アセンブリ、配線基板、及びタッチセンサに関するものである。
異方導電性接着剤を用いて2以上のプリント配線板を接続して構成されるプリント配線板の接続構造において、それぞれのプリント配線板のカバー層を切除して接続電極部を露出させたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2011−253979号公報
上記のプリント配線板の接続構造では、一方のプリント配線板のカバー層の縁部が、他方のプリント配線板と離間しているため、プリント配線板同士の接続部分に、カバー層及び異方導電性接着剤のいずれにも覆われていない部分が存在している。このため、プリント配線板同士の接続部分に応力が集中し易いという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、2つの配線体の接続部分に応力が集中するのを抑制できる配線体アセンブリ、配線基板、及びタッチセンサを提供することである。
[1]本発明に係る配線体アセンブリは、第1の絶縁部と、前記第1の絶縁部の一方の面に形成された第1の引出配線及び第1の端子部と、を有する第1の配線体と、第2の絶縁部と、前記第2の絶縁部の他方の面に形成された第2の引出配線及び第2の端子部と、を有する第2の配線体と、前記第1の端子部と前記第2の端子部とを接続する導電性接着部と、を備え、前記導電性接着部を介して前記第1の端子部と前記第2の端子部とが対向するように前記第1の配線体と前記第2の配線体とが重ねられており、前記第2の配線体は、前記第2の引出配線を覆うように前記第2の絶縁部の他方の面に形成されたカバー層を少なくとも含むカバー部を有し、前記カバー層は、前記第1の配線体及び前記第2の配線体の積層方向において、前記第1の配線体と重なっておらず、前記導電性接着部は、前記カバー部の少なくとも一部と接触している配線体アセンブリである。
[2]上記発明において、前記カバー部は、前記カバー層と前記第2の引出配線の間に介在する接着層を含み、前記接着層は、前記カバー層の先端よりも前記第2の配線体の先端側にはみ出したはみ出し部を含んでおり、前記はみ出し部は、前記積層方向において、前記第1の配線体と重なっていてもよい。
[3]上記発明において、前記はみ出し部は、前記積層方向において、前記第1の端子部と重ならなくてもよい。
[4]上記発明において、前記導電性接着部は、前記カバー層と前記接着層との両方と接触していてもよい。
[5]上記発明において、前記カバー層は、前記第2の配線体の延在方向において、前記第1の絶縁部と重なっていてもよい。
[6]上記発明において、前記第1の絶縁部を構成する材料は、光学等方性を有する樹脂材料を含んでいてもよい。
[7]本発明に係る配線基板は、上記配線体アセンブリと、前記第1の配線体の一方又は他方の面上に設けられ、前記第1の配線体を支持する支持体と、を備える配線基板である。
[8]本発明に係るタッチセンサは、上記配線基板を備えるタッチセンサである。
本発明によれば、2つの配線体の接続部分に応力が集中するのを抑制することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係るタッチセンサを示す平面図である。 図2は、そのタッチセンサの分解斜視図である。 図3は、第1の配線体と第2の配線体との接続部分を拡大して示す平面図である。 図4は、第2の配線体をその下面側から視た斜視図である。 図5は、図3のV-V線に沿った断面図である。 図6は、図3のVI-VI線に沿った断面図である。 図7は、第1の配線体と第2の配線体との接続方法を説明するための断面図である。 図8は、第1の比較例に係る第1の配線体と第2の配線体との接続部分を拡大して示す断面図である。 図9は、第2の比較例に係る第1の配線体と第2の配線体との接続部分を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係るタッチセンサを示す斜視図、図2はそのタッチセンサの分解斜視図、図3は第1の配線体と第2の配線体との接続部分を拡大して示す平面図、図4は第2の配線体をその下面側から視た斜視図、図5は図3のV-V線に沿った断面図、図6は図3のVI-VI線に沿った断面図である。
図1に示すタッチセンサ1は、投影型の静電容量方式のタッチパネルセンサであり、例えば、表示装置(不図示)等と組み合わせて、タッチ位置を検出する機能を有する入力装置として用いられる。表示装置としては、特に限定されず、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパー等を用いることができる。このタッチセンサ1は、相互に対向して配置された検出電極と駆動電極(後述する第1及び第2の電極部521,541)を有しており、この2つの電極の間には、第2の配線体60を介して外部回路(不図示)から所定電圧が周期的に印加されている。
このようなタッチセンサ1では、例えば、操作者の指(外部導体)がタッチセンサ1に接近すると、この外部導体とタッチセンサ1との間でコンデンサ(静電容量)が形成され、2つの電極間の電気的な状態が変化する。タッチセンサ1は、2つの電極間の電気的な変化に基づいて、操作者の操作位置を検出することができる。
このタッチセンサ1は、図1及び図2に示すように、カバーパネル20と、透明粘着層30と、透明粘着層30を介してカバーパネル20の一方の面に設けられた配線体アセンブリ40とを備えている。
カバーパネル20は、矩形状の外形を有し、可視光線を透過することが可能な透明部21と、可視光線を遮蔽する遮蔽部22とを備えている。透明部21は、矩形状に形成され、遮蔽部22は、透明部21の周囲に矩形枠状に形成されている。カバーパネル20を構成する透明な材料としては、例えば、ソーダライムガラスやホウケイ酸ガラス等のガラス材料、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリカーボネート(PC)等の樹脂材料を例示することができる。また、遮蔽部22は、カバーパネル20の裏面の外周部に、例えば、黒色のインクを塗布することにより形成されている。カバーパネル20には、配線体アセンブリ40の第1の配線体50(後述)が貼り付けられており、この第1の配線体50がカバーパネル20によって支持されている。この場合、カバーパネル20は、第1の配線体50を支持できる程度の剛性を有していることが好ましい。
透明粘着層30は、カバーパネル20と、配線体アセンブリ40との間に介在している。この透明粘着層30は、光学用透明粘着フィルムであり、シリコン樹脂系接着剤、アクリル樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、ポリエステル樹脂系接着剤等の公知の接着剤を用いて形成することができる。ここで、本実施形態では、予め、透明粘着層30をカバーパネル20の下面に形成したが、配線体アセンブリ40のカバーパネル20側の層が接着層である場合には、透明粘着層30の形成は不要になるため、透明粘着層30を省略してもよい。
配線体アセンブリ40は、図1〜図3に示すように、第1の配線体50と、第2の配線体60と、導電性接着部70と、封止樹脂80と、を備えている。
第1の配線体50は、図2に示すように、第1の樹脂部51と、第1の導体部52と、第2の樹脂部53と、第2の導体部54と、第3の樹脂部55と、を備えている。この第1の配線体50は、上記表示装置の視認性を確保するために、全体的に透明性(透光性)を有するように構成されている。
第1の樹脂部51は、矩形状の外形を有し、透明性を有する樹脂材料で構成されている。この透明性を有する樹脂材料としては、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂等のUV硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂を例示することができる。
また、本実施形態では、第1の樹脂部51は、光学等方性を有する材料により構成されている。この場合、第1の樹脂部51を構成する材料のリタデーション値Reは、10nm以下となっている。なお、本明細書において、光学等方性を有するとは、リタデーション値Reが10nm以下であることをいう。このような光学等方性を有する材料により構成された第1の樹脂部51は、例えば、流延法等の延伸工程を伴わない方法を用いて製造することができる。
第1の導体部52は、第1の樹脂部51の上面(第1の樹脂部51の主面のうち第2の配線体60と向かい合う側の面)上に設けられており、第1の樹脂部51によって保持されている。この第1の導体部52は、複数の第1の電極部521と、複数の第1の引出配線522と、複数の第1の端子部523と、を含んでいる。第1の電極部521は、網目形状を有している。それぞれの第1の電極部521は、図中Y方向に延在しており、複数の第1の電極部521は、図中X方向に並列されている。それぞれの第1の電極部521の長手方向一端には第1の引出配線522の一端が接続されている。それぞれの第1の引出配線522の他端には、第1の端子部523が接続されている。この第1の端子部523は、第1の配線体50の縁部502まで延びておらず、第1の配線体50の端面501に面していない。
なお、第1の電極部521の数は、特に限定されず、任意に設定することができる。また、第1の引出配線522、及び第1の端子部523の数は、第1の電極部521の数に応じて設定される。
第1の導体部52は、導電性材料(導電性粒子)と、バインダ樹脂と、から構成されている。導電性材料としては、銀や銅、ニッケル、スズ、ビスマス、亜鉛、インジウム、パラジウム等の金属材料や、グラファイト、カーボンブラック(ファーネスブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック)、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバ等のカーボン系材料を挙げることができる。なお、導電性材料として、金属塩を用いてもよい。金属塩としては、上述の金属の塩を挙げることができる。バインダ樹脂としては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等を例示することができる。このような第1の導体部52は、導電性ペーストを塗布して硬化させることで形成されている。このような導電性ペーストの具体例としては、上述の導電性材料及びバインダ樹脂を、水、もしくは溶剤、及び各種添加剤に混合して構成される導電性ペーストを例示することができる。導電性ペーストに含まれる溶剤としては、α-テルピネオール、ブチルカルビトールアセテート、ブチルカルビトール、1−デカノール、ブチルセルソルブ、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、テトラデカン等を例示することができる。なお、第1の導体部52を構成する材料からバインダ樹脂を省略してもよい。
第2の樹脂部53は、矩形状の外形を有し、透明性を有する樹脂材料で構成されている。この透明性を有する樹脂材料としては、例えば、上記の第1の樹脂部51を構成する樹脂材料と同様の材料を用いることができる。この場合、第2の樹脂部53は、光学等方性を有する材料で構成されていることが好ましく、第1の樹脂部51を構成する材料と第2の樹脂部53を構成する材料とは、同一の組成を有していることが好ましい。
ここで、2つの樹脂材料が同一の組成を有しているとは、以下の場合をいう。すなわち、一方の樹脂材料の主鎖を構成する1つ又は2以上の単位構造が他方の樹脂材料の主鎖に全て含まれ、且つ、他方の樹脂材料の主鎖を構成する1つ又は2以上の単位構造が一方の樹脂材料の主鎖に全て含まれていることをいう。
2つの樹脂材料が同一の組成を有する場合、一方の樹脂材料の側鎖を構成する1つ又は2以上の置換基又は官能基が他方の樹脂材料の側鎖に全て含まれ、且つ、他方の樹脂材料の側鎖を構成する1つ又は2以上の置換基又は官能基が一方の樹脂材料の側鎖に全て含まれていることが好ましい。
また、2つの樹脂材料が同一の組成を有する場合、一方の樹脂材料の平均分子量と他方の樹脂材料の平均分子量とは、実質的に等しいことが好ましい。
また、2つの樹脂材料が同一の組成を有する場合、一方の樹脂材料に対して行う赤外線分光分析により得られる赤外吸収スペクトルと、他方の樹脂材料に対して行う赤外線分光分析から得られる赤外吸収スペクトルとが実質的に一致していることが好ましい。
この第2の樹脂部53は、第1の樹脂部51の上面、第1の電極部521、及び第1の引出配線522を覆うように形成されている。ここで、第2の樹脂部53の一辺(具体的には、第2の配線体60と交差する第1の配線体50の縁部502に位置する一辺)には矩形状の第1の切欠き部531が形成されている。この第1の切欠き部531からは、第1の端子部523が露出しており、これにより、第1の端子部523と第2の配線体60の第3の端子部622(後述)とが、導電性接着部70を介して接続可能となっている。
第2の導体部54は、第2の樹脂部53の上面上に設けられている。この第2の導体部54は、複数の第2の電極部541と、複数の第2の引出配線542と、複数の第2の端子部543と、を含んでいる。第2の電極部541は、網目形状を有している。それぞれの第2の電極部541は、図中X方向に延在しており、複数の第2の電極部541は、図中Y方向に並列されている。それぞれの第2の電極部541の長手方向一端には第2の引出配線542の一端が接続されている。それぞれの第2の引出配線542は、それぞれの第2の電極部541の長手方向一端から第2の配線体60との接続部まで延びている。それぞれの第2の引出配線542の他端には、第2の端子部543が接続されている。この第2の端子部543は、第1の配線体50の縁部502まで延びておらず、第1の配線体50の端面501に面していない。
なお、第2の電極部541の数は、特に限定されず、任意に設定することができる。また、第1の引出配線542、及び第1の端子部543の数は、第2の電極部541の数に応じて設定される。
第2の導体部54は、第1の導体部52と同様、導電性材料(導電性粒子)と、バインダ樹脂と、から構成されている。このような第2の導体部54も、第1の導体部52と同様、導電性ペーストを塗布して硬化させることで形成されている。
第3の樹脂部55は、矩形状の外形を有し、透明性を有する樹脂材料で構成されている。この透明性を有する樹脂材料としては、例えば、上記の第1の樹脂部51を構成する樹脂材料と同様の材料を用いることができる。この場合、第3の樹脂部55は、光学等方性を有する材料で構成されていることが好ましく、第1の樹脂部51を構成する材料と第3の樹脂部55を構成する材料とは、同一の組成を有していることが好ましい。
この第3の樹脂部55は、第2の樹脂部53の上面、第2の電極部541、及び第2の引出配線542を覆うように形成されている。ここで、第3の樹脂部55の一辺(具体的には、第2の配線体60と交差する第1の配線体50の縁部502に位置する一辺)には矩形状の第2の切欠き部551が形成されている。この第2の切欠き部551からは、第2の端子部543が露出しており、これにより、第2の端子部543と第2の配線体60の第4の端子部632(後述)とが、導電性接着部70を介して接続可能となっている。また、第2の切欠き部551は、第1の切欠き部531と重なっており、第2の切欠き部551からは、第1の端子部523も露出している。
第2の配線体60は、フレキシブルプリント配線板(Flexible printed circuits、FPC)である。本実施形態では、図3及び図4に示すように、第2の配線体60の長手方向一端の幅方向中央部にスリット603が形成されており、第2の配線体60の長手方向一端は、スリット603により幅方向に二分されている。第2の配線体60の長手方向一端の一方側(第1の分岐部601)は、第1の端子部523に対応している。一方、第2の配線体60の長手方向一端の他方側(第2の分岐部602)は、第2の端子部543に対応している。
この第2の配線体60は、帯状の基材61と、基材61の下面(基材61の主面のうち第1の配線体60に向かい合う側に位置する面)に形成された第3及び第4の導体部62,63と、第3及び第4の導体部62,63の一部を覆うカバー部64と、を備えている。
基材61は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)や、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド樹脂(PI)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)等からなるフィルム材料から構成することができる。
第3の導体部62は、第1の分岐部601の下面に形成されており、複数の第3の引出配線621と、複数の第3の端子部622と、を含んでいる。第3の引出配線621は、第1の分岐部601に沿って延在している。第3の引出配線621の長手方向一端は、第3の端子部622と接続している。第3の端子部622は、第1の分岐部601の先端近傍に配されている。複数の第3の端子部622のそれぞれは、複数の第1の端子部523のそれぞれに対向している。
第4の導体部63は、第2の分岐部601の下面に形成されており、複数の第4の引出配線631と、複数の第4の端子部632と、を含んでいる。第4の引出配線631は、第2の分岐部602に沿って延在している。第4の引出配線631の長手方向一端は、第4の端子部632と接続している。第4の端子部632は、第2の分岐部602の先端近傍に配されている。複数の第4の端子部632のそれぞれは、複数の第2の端子部543のそれぞれに対向している。
カバー部64は、基材61の下面に設けられている。このカバー部64は、カバー層65と、接着層66とを含んでいる。カバー層65は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)や、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド樹脂(PI)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)等からなるフィルム材料から構成することができる。接着層66は、例えば、エポキシ樹脂系接着剤、シリコン樹脂系接着剤、アクリル樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、ポリエステル樹脂系接着剤等の公知の接着剤を用いて形成することができる。
図5に示すように、第1の分岐部601において、カバー層65は、第3の引出配線621を覆うように基材61の下面に形成されている。カバー層65と第3の引出配線621の間には、接着層66が介在しており、この接着層66が、基材61と第3の引出配線621上にカバー層65を保持している。第1の分岐部601の先端近傍には、カバー部64が未形成となる第3の切欠き部641が形成されている。この第3の切欠き部641からは、第3の端子部622が露出している。
カバー層65の長手方向一端(カバー層65のうち第3の切欠き部641に面する部分)は、第1の分岐部601の先端に接近するに従い漸次的に薄くなっている。接着層66の長手方向一端(接着層66のうち第3の切欠き部641に面する部分)も、第1の分岐部601の先端に接近するに従い漸次的に薄くなっている。これによって、カバー部64の長手方向一端に、第1の分岐部601の先端に接近するに従い基材61に接近するように傾斜する傾斜面が形成されている。
接着層66の長手方向一端には、カバー層65の長手方向一端よりも、第1の分岐部601の先端側にはみ出したはみ出し部661が形成されている。このはみ出し部661は、第1の配線体50と第2の配線体60の積層方向(以下、単に積層方向とも称する。)において、カバー層65と重ならないようになっている(すなわち、はみ出し部661を積層方向に投影した場合に、はみ出し部661とカバー層65とが重ならないようになっている。)。なお、特に限定しないが、第1の分岐部601の延在方向に沿ったはみ出し部661の長さは、50μm〜100μmであることが好ましい。
また、本実施形態では、第1の分岐部601において、カバー層65は、積層方向において、第1の配線体50と重なっていない。一方、接着層66のはみ出し部661の一部は、積層方向において、第1の配線体50と重なっている。また、本実施形態では、第1の端子部523が第1の配線体50の縁部502まで延びていないため、はみ出し部661は、積層方向において、第1の樹脂部51と重なっているが、第1の端子部523と重なっていない。
また、第1の分岐部601において、カバー層65の少なくとも一部は、第1の分岐部601の延在方向において、第1の樹脂部51と重なっている(すなわち、カバー層65を第1の分岐部601の延在方向に投影した場合に、カバー層65と第1の樹脂部51とが重なっている。)。なお、カバー層65と第1の配線体50とは、直接接触しておらず、相互に離間している。
図6に示すように、第2の分岐部602においても、第1の分岐部601と同様、カバー層65は、第4の引出配線631を覆うように基材61の下面に形成されている。カバー層65と第4の引出配線631の間には、接着層66が介在しており、この接着層66が、基材61と第4の引出配線631上にカバー層65を保持している。第2の分岐部602の先端近傍には、カバー部64が未形成となる第4の切欠き部642が形成されている。この第4の切欠き部642からは、第4の端子部632が露出している。
カバー層65の長手方向一端(カバー層65のうち第4の切欠き部642に面する部分)は、第2の分岐部602の先端に接近するに従い漸次的に薄くなっている。接着層66の長手方向一端(接着層66のうち第4の切欠き部642に面する部分)も、第2の分岐部602の先端に接近するに従い漸次的に薄くなっている。これによって、カバー部64の長手方向一端に、第2の分岐部602の先端に接近するに従い基材61に接近するように傾斜する傾斜面が形成されている。
接着層66の長手方向一端には、カバー層65の長手方向一端よりも第2の分岐部602の先端側にはみ出したはみ出し部661が形成されている。このはみ出し部661は、積層方向において、カバー層65と重ならないようになっている(すなわち、はみ出し部661を積層方向に投影した場合に、はみ出し部661とカバー層65とが重ならないようになっている。)。
第2の分岐部602において、カバー層65は、積層方向において、第1の配線体50と重なっていない。一方、接着層66のはみ出し部661は、積層方向において、第1の配線体50と重なっている。また、本実施形態では、第2の端子部543が第1の配線体50の縁部502まで延びていないため、はみ出し部661は、積層方向において、第1の配線体50の第2の樹脂部53と重なっているが、第2の端子部543と重なっていない。
また、第2の分岐部602において、カバー層65の少なくとも一部は、第2の分岐部602の延在方向において、第2の樹脂部53と重なっている(すなわち、カバー層65を第1の分岐部602の延在方向に投影した場合に、カバー層65と第2の樹脂部53とが重なっている。)。なお、カバー層65と第1の配線体50は、直接接触しておらず、相互に離間している。
導電性接着部70は、図5に示すように、第1の配線体50と第1の分岐部601との間に介在しており、第1の端子部523と第3の端子部622とを相互に電気的且つ機械的に接続している。また、導電性接着部70は、図6に示すように、第1の配線体50と第2の分岐部602との間に介在しており、第2の端子部543と第4の端子部632とを相互に電気的且つ機械的に接続している。このような導電性接着部70としては、異方導電フィルム(Anisotropic Conductive Film,ACF)や異方導電ペースト(Anisotropic Conductive Paste,ACP)等を例示することができる。
この導電性接着部70は、第1の配線体50と第2の配線体60との重なる領域から第1の配線体50の縁部502よりも突出するようにはみ出した部分を含んでいる。そして、導電性接着部70のうち縁部502よりもはみ出した部分が、カバー部64と接触している。特に、本実施形態では、導電性接着部70のうち縁部502よりもはみ出した部分が、カバー部64のカバー層65及び接着層66の両方と接触している。
封止樹脂80は、図5に示すように、第1の切欠き部531内の領域及び第1の分岐部601の先端近傍を一括して覆うように設けられている。また、封止樹脂80は、図6に示すように、第2の切欠き部551内の領域及び第2の分岐部602の先端近傍を一括して覆うように設けられている。この封止樹脂80が、第1の切欠き部531及び第2の切欠き部551から露出する第1の端子部523及び第2の端子部543を覆うことで、第1の端子部523及び第2の端子部543が外気に触れ難くなる。また、封止樹脂80が、第1の分岐部601及び第2の分岐部602の先端近傍を覆うことで、第1の配線体50と第2の配線体60との接続強度の信頼性が向上する。
次に、第1の配線体50と第2の配線体60との接続方法について、図7を参照しながら説明する。図7は、第1の配線体と第2の配線体との接続方法を説明するための断面図である。なお、第1の配線体50と第2の配線体60とを接続するに際し、第1の配線体50及び第1の分岐部601の接続方法と、第1の配線体50及び第2の分岐部602の接続方法とは同じであるため、後者の接続方法については説明を省略し、前者の接続方法についてした説明を援用する。
まず、第1の配線体50及び第2の配線体60を準備する。次に、導電性接着部70を構成するACFやACP等の導電性接着材料100を第1の配線体50の接合領域に配置する。具体的には、第1の配線体50の第1の切欠き部531内に導電性材料101を配置する。
次に、図7に示すように、圧着ヘッド200と圧着台300とにより、第1の分岐部601の先端近傍と第1の配線体50とを導電性接着材料100を挟んだ状態で熱圧着させる。この場合、接着層66のはみ出し部661の一部が、積層方向において、第1の配線体60(具体的には、第1の樹脂部51)と重なるように、第1の分岐部601を第1の配線体50上に配置する。
第1の配線体50と第1の分岐部601とを熱圧着させると、導電性接着材料100の一部が、第1の分岐部601と第1の配線体50との間から第1の配線体50の縁部502から突出するようにはみ出す。そして、はみ出した導電性接着材料100の一部が、カバー部64のカバー層65及び接着層66の両方と接触した状態となる。
次に、封止樹脂80を形成する。本工程では、特に図示しないが、ディスペンサを使用して、第1の切欠き部531及び第2の切欠き部551内に液状の樹脂材料を滴下し、滴下された樹脂材料を公知の方法で硬化処理する。これにより、第1の配線体50と第2の配線体60とを接続することができる。以上の工程を経ることで、配線体アセンブリ40が得られる。
本実施形態の配線体アセンブリ40は、以下の効果を奏する。
図8は第1の比較例に係る第1の配線体50Aと第2の配線体60Aとの接続部分を拡大して示す断面図である。この第1の比較例に係る配線体アセンブリ40Aでは、第1の配線体50Aの端子部523Aと、第2の配線体60Aの端子部622Aとが、導電性接着部70Aにより接続されている。第2の配線体60Aは、引出配線621Aを覆うように基材61Aの下面に形成されたカバー部64Aを有している。このカバー部64Aの縁部は、第1の配線体から離間しており、導電性接着部70Aと接触していない。この配線体アセンブリ40Aでは、第2の配線体60Aにおいて、導体部分(引出配線621A及び端子部622A)にカバー部64A及び導電性接着部70Aに覆われていない部分が存在している。このため、第2の配線体60Aにおいて、カバー部64A及び導電性接着部70Aに覆われていない部分が薄肉となり、応力の集中が生じ易くなっている。これにより、当該薄肉の部分が外力等によって破断し易くなるおそれがある。また、当該薄肉の部分では、導体部分がカバー部64A及び導電性接着部70Aに覆われていないため、当該導体部分が外気に曝されて劣化してしまうおそれがある。
図9は第2の比較例に係る第1の配線体50Bと第2の配線体60Bとの接続部分を拡大して示す断面図である。この第2の比較例に係る配線体アセンブリ40Bでは、第1の配線体50Bの端子部523Bと、第2の配線体60Bの端子部622Bとが、導電性接着部70Bにより接続されている。第2の配線体60Bは、引出配線621Bを覆うように基材61Bの下面に形成されたカバー部64Bを有している。このカバー部64Bの縁部は、第1の配線体50Bと第2の配線体60Bの積層方向において、カバー部64Bの縁部が第1の配線体50Bと重なっている。この配線体アセンブリ40Bでは、カバー部64Bの縁部を境に第2の配線体60Bの全体の厚みが変化しているが、このような厚みが変化する部分には、応力の集中が生じ易い。また、第1の配線体50Bと第2の配線体60Bとの接続部分には応力の集中が生じ易い傾向があり、配線体アセンブリ40Bのように、第2の配線体60Bの厚みが変化する部分を第1の配線体50Bと第2の配線体60Bとの接続部分に配置すると、当該接続部分にさらに応力が集中して、当該接続部分が破断し易くなってしまうおそれがある。特に、近年では、第1の配線体50Bの薄型化の要請から、樹脂部51Bの剛性が低下する傾向にあり、第1の配線体50Bと第2の配線体60Bとの接続部分に応力が集中してしまうと、樹脂部51Bが破断してしまう可能性が高まる。さらに、カバー部64Bの剛性が、樹脂部51Bの剛性よりも大きい場合、樹脂部51Bが優先的に破断してしまうおそれがある。
これらの比較例に対して、本実施形態では、カバー層65は、積層方向において、第1の配線体50と重なっておらず、導電性接着部70は、カバー部64の少なくとも一部と接触している。このため、第1の配線体50と第2の配線体60との接続部分に、カバー部64及び導電性接着部70のいずれにも覆われていない部分が存在しないので、これらの接続部分に応力が集中するのを抑制することができる。また、カバー層65が、積層方向において、第1の配線体50と重ならないことで、第1の配線体50と第2の配線体60の接続部分に応力の集中が生じ難くすることができる。また、第2の配線体60において、カバー部64及び導電性接着部70のいずれにも覆われていない部分が存在しないので、第2の配線体60の第2の導体部62及び第3の導体部63の露出部分に対して封止樹脂等により封止処理をする必要がなく、製造工程の簡略化を図ることができる。
また、本実施形態では、カバー部64は、カバー層65の先端よりも第2の配線体60の先端側にはみ出したはみ出し部661を含む接着層66を含んでいる。そして、このはみ出し部661が、積層方向において、第1の配線体50と重なっている。このように、応力の集中し易い第1の配線体50と第2の配線体60との接続部分を、接着層66によって補強することで、当該接続部分が破断するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、導電性接着部70が、カバー部64のカバー層65と接着層66の両方と接触している。このため、導電性接着部70がカバー部64と強固に接合されるので、第1の配線体50と第2の配線体60との接続部分が破断するのをさらに抑制することができる。
また、本実施形態では、第1の分岐部601において、カバー層65は、第2の配線体60の延在方向において、第1の樹脂部51と重なっている。このため、配線体アセンブリ40の全体の厚みを小さくすることができる。同様に、第2の分岐部602において、カバー層65は、第2の配線体60の延在方向において、第2の樹脂部53と重なっている。このため、配線体アセンブリ40の全体の厚みを小さくすることができる。
また、本実施形態では、第1の配線体50の第1の樹脂部51を構成する材料は光学等方性を有している。このような材料を用いた第1の樹脂部51は、従来から用いられるPET基材やガラス基材に比べて、剛性が小さい。そのため、光学等方性を有する材料により構成された第1の樹脂部51は、従来から用いられるPET基材やガラス基材に比べて、耐久性が低下し易く、外力によって亀裂が生じたり破断したりする可能性が高い。このような場合であっても、本実施形態では、第1の配線体50と第2の配線体60との接続部分に応力が集中するのを抑制しているため、第1の樹脂部51に亀裂が生じたり、第1の樹脂部51が破断するのをより確実に抑えることができる。
本実施形態における「タッチセンサ1」が本発明における「タッチセンサ」の一例に相当し、本実施形態における「配線基板10」が本発明における「配線基板」の一例に相当し、本実施形態における「カバーパネル20」が本発明における「支持体」の一例に相当し、本実施形態における「配線体アセンブリ40」が本発明における「配線体アセンブリ」の一例に相当し、本実施形態における「第1の配線体50」が本発明における「第1の配線体」の一例に相当し、本実施形態における「第2の配線体60」が本発明における「第2の配線体」の一例に相当し、本実施形態における「導電性接着部70」が本発明における「導電性接着部」の一例に相当する。
また、本実施形態における「第1の樹脂部51」を本発明における「第1の絶縁部」の一例とする場合、本実施形態における「第1の引出配線522」が本発明における「第1の引出配線」の一例に相当し、本実施形態における「第1の端子部523」が本発明における「第1の端子部」の一例に相当し、本実施形態における「基材61」が本発明における「第2の絶縁部」の一例に相当し、本実施形態における「第3の引出配線621」が本発明における「第2の引出配線」の一例に相当し、本実施形態における「第3の端子部622」が本発明における「第2の端子部」の一例に相当する。
また、本実施形態における「第2の樹脂部53」を本発明における「第1の絶縁部」の一例とする場合、本実施形態における「第2の引出配線542」が本発明における「第1の引出配線」の一例に相当し、本実施形態における「第2の端子部543」が本発明における「第1の端子部」の一例に相当し、本実施形態における「基材61」が本発明における「第2の絶縁部」の一例に相当し、本実施形態における「第4の引出配線631」が本発明における「第2の引出配線」の一例に相当し、本実施形態における「第4の端子部632」が本発明における「第2の端子部」の一例に相当する。
また、本実施形態における「カバー部64」が本発明における「カバー部」の一例に相当し、本実施形態における「カバー層65」が本発明における「カバー層」の一例に相当し、本実施形態における「接着層66」が本発明における「接着層」の一例に相当し、本実施形態における「はみ出し部661」が本発明における「はみ出し部」の一例に相当する。
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、本実施形態では、接着層66のはみ出し部661が、積層方向において、第1の配線体50と重なっているが、特にこれに限定されず、はみ出し部661が、積層方向において、第1の配線体50と重ならなくてもよい。
また、上述の実施形態では、カバー部64は、カバー層65と、接着層66とを含んでいたが、カバー部64が少なくともカバー層65を含んでいれば、カバー部64から接着層66を省略してもよい。この場合、公知の印刷法等を用いて、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等のUV硬化性樹脂や熱硬化性樹脂等のレジスト材料を第3の導体部62又は第4の導体部63上に配置し、当該レジスト材料を硬化させることで、カバー層65を形成してもよい。
また、例えば、上述の実施形態のタッチセンサは、2層の導体部52,54を用いた投影型の静電容量方式のタッチセンサであるが、特にこれに限定されず、1層の導体部を用いた表面型(容量結合型)静電容量方式のタッチセンサにも、本発明を適用することができる。
また、第1の導体部52及び第2の導体部54に、金属材料とカーボン系材料を混合したものを用いてもよい。この場合、例えば、導体パターンの頂面側にカーボン系材料を配置し、接触面側に金属材料を配置してもよい。また、その逆で、導体パターンの頂面側に金属材料を配置し、接触面側にカーボン系材料を配置してもよい。
また、特に図示しないが、上述した実施形態における第1の配線体50をカバーパネル20に貼り付ける形態に特に限定されない。例えば、第1の樹脂部51の下面に剥離シートを設け、実装時に当該剥離シートを剥がして実装対象(フィルム、表面ガラス、偏光板、ディスプレイガラス等)に接着して実装する形態として第1の配線体を構成してもよい。また、第1の樹脂部51(樹脂部)側から第1の配線体50を覆う樹脂部をさらに設け、当該樹脂部を介して、上述の実装対象に接着して実装する形態としてもよい。また、第3の樹脂部55側から第1の配線体50を覆う樹脂部を設け、当該樹脂部を介して、上述の実装対象に接着して実装する形態としてもよい。これらの場合、配線体を実装する実装対象が本発明の支持体の一例に相当する。
さらに、上述の実施形態では、配線体アセンブリは、タッチセンサ等に用いられるとして説明したが、特にこれに限定されない。例えば、第1の配線体に通電して抵抗加熱等で発熱させることにより当該第1の配線体をヒーターとして用いてもよい。この場合、導体部の導電性粒子としては、比較的電気抵抗値の高いカーボン系材料を用いることが好ましい。また、第1の配線体の導体部の一部を接地することにより当該第1の配線体を電磁遮蔽シールドとして用いてもよい。また、第1の配線体をアンテナとして用いてもよい。この場合、第1の配線体を実装する実装対象が本発明の支持体の一例に相当する。
1…タッチセンサ
10…配線基板
20…カバーパネル
21…透明部
22…遮蔽部
30…透明粘着層
40…配線体アセンブリ
50…第1の配線体
501…端面
502…縁部
51…第1の樹脂部
52…第1の導体部
521…第1の電極部
522…第1の引出配線
523…第1の端子部
53…第2の樹脂部
531…第1の切欠き部
54…第2の導体部
541…第2の電極部
542…第2の引出配線
543…第2の端子部
55…第3の樹脂部
551…第2の切欠き部
60…第2の配線体
601…第1の分岐部
602…第2の分岐部
603…スリット
61…基材
62…第3の導体部
621…第3の引出配線
622…第3の端子部
63…第4の導体部
631…第4の引出配線
632…第4の端子部
64…カバー部
641…第3の切欠き部
642…第4の切欠き部
65…カバー層
66…接着層
661…はみ出し部
70…導電性接着部
80…封止樹脂
100…導電性接着材料
200…圧着ヘッド
300…圧着台

Claims (8)

  1. 第1の絶縁部と、前記第1の絶縁部の一方の面に形成された第1の引出配線及び第1の端子部と、を有する第1の配線体と、
    第2の絶縁部と、前記第2の絶縁部の他方の面に形成された第2の引出配線及び第2の端子部と、を有する第2の配線体と、
    前記第1の端子部と前記第2の端子部とを接続する導電性接着部と、を備え、
    前記導電性接着部を介して前記第1の端子部と前記第2の端子部とが対向するように前記第1の配線体と前記第2の配線体とが重ねられた配線体アセンブリであって、
    前記第2の配線体は、前記第2の引出配線を覆うように前記第2の絶縁部の他方の面に形成されたカバー層を少なくとも含むカバー部を有し、
    前記カバー層は、前記第1の配線体及び前記第2の配線体の積層方向において、前記第1の配線体と重なっておらず、
    前記導電性接着部は、前記カバー部の少なくとも一部と接触している配線体アセンブリ。
  2. 請求項1に記載の配線体アセンブリであって、
    前記カバー部は、前記カバー層と前記第2の引出配線の間に介在する接着層を含み、
    前記接着層は、前記カバー層の先端よりも前記第2の配線体の先端側にはみ出したはみ出し部を含んでおり、
    前記はみ出し部は、前記積層方向において、前記第1の配線体と重なっている配線体アセンブリ。
  3. 請求項2に記載の配線体アセンブリであって、
    前記はみ出し部は、前記積層方向において、前記第1の端子部と重ならない配線体アセンブリ。
  4. 請求項2又は3に記載の配線体アセンブリであって、
    前記導電性接着部は、前記カバー層と前記接着層との両方と接触している配線体アセンブリ。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の配線体アセンブリであって、
    前記カバー層は、前記第2の配線体の延在方向において、前記第1の絶縁部と重なっている配線体アセンブリ。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の配線体アセンブリであって、
    前記第1の絶縁部を構成する材料は、光学等方性を有する樹脂材料を含む配線体アセンブリ。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の配線体アセンブリと、
    前記第1の配線体の一方又は他方の面上に設けられ、前記第1の配線体を支持する支持体と、を備える配線基板。
  8. 請求項7に記載の配線基板を備えるタッチセンサ。
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