JP2018107705A - 撮像装置、その制御方法とプログラムと記録媒体 - Google Patents

撮像装置、その制御方法とプログラムと記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 被写体を間欠的に撮像して取得した画像データに基づいて生成されたタイムラプス動画において、不自然なチラつきが生じることを抑制すること。【解決手段】 間欠的な撮像における連続した第1の撮像と第2の撮像のために、それぞれ第1の被写体測定と第2の被写体測定を行う測定手段と、撮像動作を制御する撮像制御手段と、測定手段による第2の被写体測定の結果に基づいて所定値よりも大きい被写体測定の測定結果の変化が生じている領域の撮像画面内における割合を検出する検出手段とを有し、撮像制御手段は、前記割合が所定の割合よりも小さい場合に第2の被写体測定に対する第1の被写体測定の結果を所定の比率以上用い、前記割合が所定の割合以上の場合には、第2の被写体測定に対する第1の被写体測定の結果を所定の比率よりも少なく用いて、第2の撮像の撮像動作を制御することを特徴とする構成とした。【選択図】 図4

Description

本発明は、間欠的な撮像を実行する撮像装置と、その制御方法及びプログラムと記録媒体に関する。
従来、所定の時間間隔で間欠的な撮像を実行する技術として、所謂インターバル撮影が知られている。また、間欠的な撮像を実行することで取得した画像を、取得した順につなぎ合せることで、被写体の時間的な変化を圧縮して表現した動画像(タイムラプス動画)を取得する技術が知られている。このタイムラプス動画は、タイムラプス動画用の最初の撮像が開始されてから最後の撮像が終了するまでに必要な期間に対して、取得される動画像の再生時間が短くなる。
特許文献1では、インターバル撮影において撮像ごとに自動露出制御を実行する場合に、撮像のコマ間で明るさが大きく変化することで、各コマを連続して鑑賞する際に(ユーザが)違和感を覚えてしまう、という問題が提起されている。この問題に対し、特許文献1では、インターバル撮影における自動露出制御処理において、過去の撮像時の自動露出制御処理で得られた適正露出値の履歴に基づいて、現在の適正露出値を平滑化する技術について提案されている。
特開2014−235183号公報
ここで、被写体を撮像することで取得される画像信号に対応する画角内においては、局所的に明るさが変化する被写体が含まれる場合がある。例えば、光源(電飾など)が備えられた観覧車が画角内に含まれる場合の夜景撮影時を想定する。この場合、観覧車に備えられた光源の明滅により、画角内の平均輝度値も変化する。したがって、平均輝度値の変化に応じて露出を変更することで、当該露出に基づいて取得された画像データにおける所定領域の明るさが不規則に変化してしまう。例えば、背景部分に注目した場合、観覧車の光源が点灯している場合と消灯している場合では、観覧車の明るさの変化に応じて背景領域の明るさも変化してしまう。したがって、画角内において局所的に明るさが変化する被写体が含まれる場合は、取得した各画像データをつなぎ合せて生成されたタイムラプス動画において、不自然なチラつきが生じてしまう。
特許文献1で提案された技術では、所定周期毎に繰り返し測光を行って被写体の輝度値を出力するだけであって、上述したように、局所的に明るさが変化する被写体を考慮していない。したがって、特許文献1で提案された技術であっても、局所的に明るさが変化する被写体が撮像時の画角内に存在する場合は、当該被写体の明るさ変化に応じて、タイムラプス動画に不自然なチラつきが生じてしまう。
本発明の目的は、被写体を間欠的に撮像して取得した画像データに基づいて生成されたタイムラプス動画において、不自然なチラつきが生じることを抑制することである。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像手段を用いて間欠的な撮像を実行するモードを設定できる撮像装置であって、前記モードにおいて、間欠的な撮像における連続した第1の撮像と第2の撮像のために、それぞれ第1の被写体測定と第2の被写体測定を行う測定手段と、前記測定手段の測定結果に基づいて間欠的な撮像における撮像動作を制御する撮像制御手段と、前記測定手段による前記第2の被写体測定の結果に基づいて、所定値よりも大きい被写体測定の測定結果の変化が生じている領域の撮像画面内における割合を検出する検出手段と、を有し、前記撮像制御手段は、前記モードにおいて、前記割合が所定の割合よりも小さい場合に、前記第2の被写体測定の結果に対して前記第1の被写体測定の結果を所定の比率以上用いて前記第2の撮像の撮像動作を制御し、前記割合が前記所定の割合以上の場合には、前記第2の被写体測定の結果に対して前記第1の被写体測定の結果を前記所定の比率よりも少なく用いて前記第2の撮像の撮像動作を制御することを特徴とする。
本発明によれば、被写体を間欠的に撮像して取得した画像データに基づいて生成されたタイムラプス動画において、不自然なチラつきが生じることを抑制することができる。
本発明を実施した撮像装置の実施形態であるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の背面図である。 本発明の実施形態に係るタイムラプスモードにおける撮像処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る輝度値の比較処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る輝度値を取得する複数のブロックを例示的に説明する図である。 本発明に係るタイムラプスモードにおける露出制御処理を説明するフローチャートである。 夕方から夜にかけての時間経過により環境光が変化するシーンにおいて、60秒の撮像間隔でインターバル撮影を実行する場合の、輝度値の時間的な推移を例示的に説明した図である。
(実施形態)
(デジタルカメラ100の基本構成)
以下に、本発明の実施の一形態を、添付の図面に基づいて説明する。図1は、本発明を実施した撮像装置の実施形態であるデジタルカメラ(以下、単にカメラと称す)100の構成例を示すブロック図である。図2は、本発明の実施形態に係るカメラ100の背面図である。なお、図1に示す機能ブロックの1つ以上は、ASICやプログラマブルロジックアレイ(PLA)などのハードウェアによって実現されてもよいし、CPUやMPU等のプログラマブルプロセッサがソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。また、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。したがって、以下の説明において、異なる機能ブロックが動作主体として記載されている場合であっても、同じハードウェアが主体として実現されうる。
図1に図示するように、撮像レンズ101は、フォーカスレンズ、ズームレンズ、シフトレンズなどのレンズ群を含む撮像レンズ群であって、被写体の光学像に対応した光束をカメラ100の内部へと導く光学部材である。NDフィルタ102は、撮像レンズ101を介して入射した光束を減光する減光手段である。絞り103は、撮像レンズ101を介して入射した光束に対応する光量を調節する光量調節部材である。シャッタ104は、後述のセンサ105に入射する光束を遮蔽可能な遮蔽部材であって、入射した光束を遮蔽せずにセンサ105に導く退避状態と、入射した光を遮蔽する遮蔽状態とに遷移可能である。
センサ105は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary metal Oxide Semiconductor)等の電荷蓄積型の固体撮像素子を採用した撮像手段である。センサ105は、センサ105の撮像面に結像した光束を光電変換してアナログ画像データ(アナログ画像信号)を出力する。A/D変換部106は、センサ105から出力されたアナログ画像データに対して、サンプリング、ゲイン調整、A/D変換等を行い、デジタル画像データとして出力するA/D変換手段である。なお、A/D変換部106は、センサ105から受信した信号からノイズを除去する相関2重サンプリング回路や、受信した信号をデジタル画像データに変換する前に非線形増幅するための非線形増幅回路を含んでいる。
画像処理部107は、A/D変換部106から出力されたデジタル画像データに対してホワイトバランス調整処理、階調処理などの種々の処理を施し、処理済みのデジタル画像データを出力する画像処理手段である。なお、画像処理部107は、A/D変換部106から受けたデジタル画像データを輝度値と色差で示されるYUV画像信号に変換して出力する。
エンコーダー部108は、画像データのフォーマットを変換するフォーマット変換手段である。例えば、エンコーダー部108は、画像処理部107から入力された画像データを記録用のフォーマットに変換する。記録制御部109は、画像データの記録を制御する制御手段であって、エンコーダー部108を制御することで、予め設定された記録フォーマットに基づいて画像データのフォーマット変換を制御する。
第1メモリ110は、フラッシュメモリ等に代表されるEEPROMなどの第1の記憶手段である。例えば、第1メモリ110には、本実施形態のカメラ100の動作に係る演算式や動作定数や後述するシステム制御部117を制御するためのコンピュータ制御プログラムなど種々のデータが予め記録されている。第2メモリ111は、電気的に消去や記憶が可能な第2の記憶手段であって、RAM(RANDOM ACCESS MEMORY)領域を備えている。例えば、第2のメモリ111には、被写体を撮像時の画像メモリとして機能する。
操作部112は、ユーザによる手動操作が可能な操作部材であって、カメラ100の各動作に関わる操作入力が可能な操作手段である。操作部112は、例えは、ユーザが操作可能なスイッチ類やボタン類などによって構成されている。図2に図示するように、操作部112には、レリーズスイッチ112aと操作ダイヤル112bが含まれている。なお、操作部112を構成する部材の一つとして、静電容量や圧力を検知することでユーザによるタッチ操作に応答した操作入力が可能な表示装置である所謂タッチパネルを含む構成であってもよい。この場合、後述する表示部113がタッチパネルであって、表示部113が操作部112を兼ねる構成であればよい。
表示部113は、画像データの表示が可能なTFT型LCD(薄膜トランジスタ駆動型液晶表示器)などで構成された表示手段である。表示部113には、デジタル画像データがD/A変換部(不図示)で変換された表示用のアナログ画像データや、焦点検出領域などの撮影補助および操作補助に用いる指標やマーク等を表示できる。
第1駆動部114は、後述するシステム制御部117の指示に応じて、撮像レンズ101を動作させるレンズ用の駆動手段であって、撮像レンズ101を駆動するモータ(不図示)を備えている。第2駆動部115は、後述する露出制御部116、システム制御部117の指示に応じて、NDフィルタ102、絞り103、シャッタ104を動作させる駆動手段であって、各部を動作するためのモータ(不図示)をそれぞれ備えている。なお、NDフィルタ102、絞り103、シャッタ104を動作させるそれぞれの駆動部を総称して第2駆動部と称する。
撮像制御部としての露出制御部116は、センサ105を用いて被写体を撮像して画像データを取得する際の露出を制御する露出制御手段である。露出制御部116は、NDフィルタ102の濃度(減光量)、絞り103の開口径に係る絞り値、センサ105の電荷蓄積時間に係るシャッタースピード、アナログおよびデジタルゲイン量を含む撮影感度などの露出パラメータを制御できる。なお、露出制御部116は、被写体を測光して取得された測光結果(輝度値)に基づいて上述した各パラメータを総合的に調整することで、被写体の明るさに応じた適正な露出(適正露出)となるような露出制御を実行する。適正露出に関するデータは第1メモリ110に予め記憶されている。
なお、上述の説明では、被写体の状態を測定するために被写体を測光して輝度値(輝度情報)を算出する例について言及しているが、本実施形態のカメラ100の構成としてはこれに限定されるものではない。例えば、被写体の色情報を測定し、測定された色情報に基づいて撮像信号(画像信号)における色バランス等を制御する構成であってもよい。
なお、本実施形態では、センサ105から出力される画像データに基づいて被写体を測光する構成である。具体的な構成については撮像動作の説明において後述する。これに対して、センサ105とは別の測光用のセンサを設け、当該センサの出力に基づいて被写体を測光する構成であってもよい。なお、被写体の色情報を測定するために、測色用のセンサを別に設けて、当該センサの出力に基づいて撮像信号の色バランスなどを調整する構成であってもよい。
システム制御部117は、カメラ100の動作を統括的に制御する制御手段であって、内部に制御用のマイクロプロセッサ(コンピュータ)としてカメラCPUを備えている。また、第1メモリ110に記憶されたコンピュータ制御プログラムに基づき後述の各種制御や処理を実行する。
外部I/F部118は、カメラ100の外部に設けられた外部機器(不図示)や外部メモリ(不図示)とカメラ100との接続を制御する接続制御手段である。例えば、カメラ100は、外部I/F部118を介して、取得した画像データ等を外部メモリに記録する、あるいは、外部メモリに記録されている画像データ等を読み出すことができる。以上が、本実施形態のカメラ100の基本構成である。
(撮像動作)
以下、カメラ100を用いて静止画像を取得するための被写体の撮像動作(以下、静止画撮像動作と称す)について説明する。まず、システム制御部117は、カメラ100の各部に電力が供給された状態でレリーズスイッチ112aが操作されたことを検知し、被写体の撮像動作を開始する。この撮像動作としては、まず、センサ105の前面に設けられたシャッタ104が光路上から退避し、撮像レンズ101を介して入射した光束がセンサ105に結像する。次に、システム制御部117からの指示に応じて露出制御部116は、第1メモリ110に予め記録された輝度値算出用の所定の露出に関する情報に基づいて、カメラ100の第1駆動部114や第2駆動部115などの各部を動作させて露光動作を実行する。
次に、システム制御部117は、撮像を実行し、センサ105に蓄積した電荷を読み出しアナログ画像データを出力させる。当該アナログ画像データは、A/D変換部106および画像処理部107を介してYUV画像信号に変換され、システム制御部117によって被写体の輝度値等が算出される。以降の説明では、輝度値をAPEX(ADDITIVE SYSTEM OF PHOTOGRAPHIC EXPOSURE)単位を用いたBv値で示し、1Bvが露出の1段分の明るさに相当するものとする。
ここで、輝度値の算出方法について説明する。露出制御部116は、取得した画像データを複数のブロックに分割し、各ブロックの平均値である実測輝度値(第1の輝度値)を算出する(以下、単にBvBlockと称する)。そして、システム制御部(輝度取得手段)117は、各ブロックのBvBlockを積分して代表輝度値(第2の輝度値)を取得する。本実施形態では、この代表輝度値が被写体全体(画面全体)に対応する輝度値であって、被写体の測光結果と同義である。ここで、上述した画面とは、センサ105を用いて取得する画像に対応した画面全体であって、被写体撮像時の画角と同義とする。
なお、代表輝度値の算出方法はこれに限定されるものではなく、例えば、各ブロックのBvBlockを加算平均する構成であってもよい。また、各ブロックのBvBlockに所定の重み付けを施し加重平均する構成であってもよい。代表輝度値としては、少なくとも画像(画角)全体の明るさを鑑みた値であればどのようなものを採用してもよい。
次に、露出制御部116は、取得した輝度値に基づいて露出制御を実行する。具体的に、露出制御部116は、取得した輝度値と第1メモリ110に予め記録された適正露出に対応した目標輝度値との輝度差ΔBv分だけ露出を変更する。なお、目標輝度値としては1つの輝度値だけでなく、所定の輝度値を基準とした所定の範囲に含まれるすべての輝度値を採用する構成であってもよい。この場合、被写体の明るさが変化したことに応じて輝度値が変化しても、当該所定の範囲(ヒステリシス)を超える輝度変化が生じるまでは、当該輝度変化に応じた露出制御を実行しない。
また、システム制御部117は、カメラ100から被写体までの距離情報(被写体距離と称す)を演算し、被写体距離に基づいて撮像レンズ101のフォーカスレンズのレンズ位置を合焦位置へと移動させる制御(AF制御)を実行する。なお、本実施形態では、撮像レンズ101のフォーカスレンズの位置をずらしながら取得した画像データのコントラスト情報に基づいてAF制御を実行するが、これに限定されるものではない。例えば、AF制御用のセンサや、センサ105を構成する複数の画素に位相差検出用の画素を設け、所謂位相差検出方式で被写体距離を演算する構成であってもよい。以上がカメラ100の撮像準備動作である。
カメラ100の撮像準備動作が完了すると、システム制御部117は、上述したように露出制御がされた状態、再びセンサ105で電荷の光電変換を実行してアナログ画像データを取得する。取得されたアナログ画像データは、A/D変換部106により、サンプリングおよびゲイン調整後に、デジタル画像データへの変換が実行される。なお、本実施形態では、センサ105によるアナログ画像データの出力までの工程を被写体の撮像工程と称するが、デジタル画像データを出力するまでの工程を被写体の撮像工程としてもよい。
その後、画像処理部107で前述した種々の処理が施されたデジタル画像データは、記録制御部109により、エンコーダー部108を介して、記録用のフォーマットへと変換され、第2メモリ111および外部の記録媒体に記録される。なお、上記の種々の処理としては、露出制御としてのゲイン調整を含む。また、システム制御部117は、D/A変換部(不図示)によってデジタル画像データから変換された表示用のアナログ画像データを表示部113に表示するように制御する。以上が、カメラ100の基本的な静止画撮像動作である。
なお、上述の説明では、ユーザによるレリーズスイッチ112aの操作に応じて静止画撮像準備から静止画像データの記録および表示までの一連の動作が連続的に行われる構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、レリーズスイッチ112aのSW1状態(例えば、半押し)に応じて撮像準備動作が実行され、レリーズスイッチ112aのSW2状態(例えば、全押し)に応じて実際の撮像動作が実行されるような構成であってもよい。
(撮像モード)
以下、カメラ100で設定可能な撮像モードについて説明する。本実施形態のカメラ100は、撮像モードとして通常静止画モード、通常動画モード、タイムラプスモードを設定できる。
通常静止画モードは記録用に単一の画像データ(静止画像)を取得する撮像モードである。通常動画モードは、センサ105を用いて連続的に取得された複数の画像データ群に基づく画像データ(動画像)を取得する撮像モードである。タイムラプスモードは、被写体の間欠的な撮像を実行することで取得した複数の画像データを順につなぎ合せた画像データ(タイムラプス動画)を生成するための撮像モードである。
本実施形態では、タイムラプスモードが設定されている場合に、撮像装置内でタイムラプス動画を生成(合成)する構成としているが、これに限定されるものではない。例えば、タイムラプスモードとしては、少なくとも、撮像装置内でタイムラプス動画用に間欠的な撮像を実行する撮像モードであればよく、タイムラプス動画の生成(合成)は撮像装置外部の信号処理装置で実行する構成であってもよい。
なお、本実施形態では、通常動画モードとタイムラプスモードとで、所定期間におけるセンサ105の電荷蓄積の回数(または蓄積電荷のリセット回数や読み出し回数)を異ならせている。本実施形態のカメラ100では、通常動画モードよりもタイムラプスモードの方が、同一期間におけるセンサ105での電荷蓄積の回数が少ない。具体的に、通常動画モードでは、取得される動画像の再生時間と当該動画像を取得するための総撮像時間とが略同一である。これに対して、タイムラプスモードでは、合成されるタイムラプス動画の再生時間と、当該タイムラプス動画用の静止画像データを取得するためのインターバル撮影の開始から終了までの総撮像時間とが異なり、再生時間の方が総撮像時間よりも短い。この構成により、タイムラプスモードにおいて取得されるタイムラプス動画では、被写体の時間的な変化を圧縮することができる。
なお、タイムラプスモードでは、インターバル撮影の撮影間隔を予め設定された1秒、30秒、1分、15分、30分、1時間、3時間、5時間、10時間、24時間などの所定の撮像間隔(時間間隔)からユーザが任意の撮像間隔を設定できる。また、ユーザが任意の撮像間隔を自由に設定できる構成であってもよい。例えば、撮像間隔が24時間よりも長い、または、撮像間隔が1秒よりも短くできる構成であってもよい。
また、タイムラプスモードでは、間欠的な複数の撮像動作全体を開始してから終了するまでの総撮像時間(または総撮像回数)を設定可能である。なお、カメラ100としては、総撮像時間または総撮像回数に依らず、カメラ100に設けられた電池等の電源(不図示)からの電力供給が続く限り無制限に間欠的な撮像を実行することもできる。以上説明した各撮像モードは、ユーザが操作部112を操作することで自由に設定できる。
また、本実施形態のカメラ100は、タイムラプスモードにおいて、センサ105を動画モードで駆動し、動画の一部を間引くことでインターバル撮影用の間欠的な画像を取得する。一方で、取得した動画を表示部113に逐次表示させることで、表示部113へのライブビュー(LV)表示が実行される。本実施形態のタイムラプスモードでは、このLV表示に用いる各画像の中から、予め設定された撮像間隔に基づいて、タイムラプス動画の生成に用いるインターバル撮影用の記録画像を抜粋する構成である。そして、タイムラプスモードにおける記録画像を取得するための間欠的な撮像の間では、LV表示に用いる各画像の取得に合わせて被写体等の被写体測定動作を複数回行うことで測光結果を複数取得する構成としている。
なお、センサ105に向けて垂直同期信号が発信される間隔を1フレーム期間とした場合、被写体の測光等の被写体測定動作はLV表示における1フレームごとに行う必要はなく、例えば、6フレーム毎に被写体を測光して輝度値を取得する構成であってもよい。本実施形態のカメラ100では、少なくとも、タイムラプスモードにおける間欠的な撮像の各撮像間に測光を複数回行い、被写体の輝度値を時間的に連続して複数回取得する構成としている。
(タイムラプスモード)
以下、本実施形態に係るカメラ100のタイムラプスモードにおける撮像処理について図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施形態に係るタイムラプスモードにおける撮像処理を説明するフローチャートである。なお、撮像間隔と総撮像時間については、ユーザにより事前に設定されているものとする。
タイムラプスモードにおいてユーザが撮像開始を指示すると、図3に図示するように、ステップS301でシステム制御部117は、1つのタイムラプス動画を取得する撮像処理における撮像回数を示す変数sがs=0となるように初期化する。
次に、ステップS302でシステム制御部117は、1つのタイムラプス動画を取得する撮像処理における、被写体測定に係る被写体情報の取得した回数を示す変数nがn=0となるように初期化する。なお、本実施形態では、被写体情報として、輝度値の取得処理(以下、測光処理と称する)の実行回数を示す変数nがn=0となるように初期化する。
次に、ステップS303でシステム制御部117は、センサ105を用いて取得した画像データ(以下、単に画像と称する)に基づいて、各ブロックの平均輝度値である実測輝度値BvBlockと代表輝度値Bvを取得する。
次に、ステップS304でシステム制御部117は、ステップS303で取得したn回目の測光処理におけるBvBlock(n)とn−1回目の測光処理におけるBvBlock(n−1)とを比較する。本実施形態では、この比較結果に基づいて、タイムラプス動画の生成に用いる記録用の画像(記録画像)を取得するための撮像(本撮像)時の露出を設定することで、タイムラプス動画において不自然なちらつきが生じることを抑制する。当該輝度値の比較処理についての詳細は後述する。
次に、ステップS305でシステム制御部117は、変数nをインクリメントしてn=n+1とする。次に、ステップS306でシステム制御部117は、予め設定された撮像間隔を読み出し、撮像処理の開始、または前回の本撮像から現在までの経過時間が撮像間隔に到達しているか否かを判定する。システム制御部117によって、経過時間が撮像間隔に到達していない(ステップS306でNO)と判定された場合は、ステップS303に戻る。また、システム制御部117によって、経過時間が撮像間隔に到達している(ステップS306でYES)と判定された場合は、ステップS307に進む。
ステップS307で露出制御部116は、n回目の測光処理(ステップS303)で取得した代表輝度値Bvに基づきAF制御用の露出を決定する。そして、システム制御部117は、カメラ100の各部を制御して、当該AF制御用の露出を設定する。なお、AF用の露出は、第1メモリ110に予め記録されているプログラム線図を用いて、被写体深度が浅くなるように開放側の絞り値が設定される。そして、ステップS308でシステム制御部117は、AF制御用の露出で取得された画像に基づきAF制御を実行する。
次に、ステップS309で露出制御部116は、ステップS304における輝度値の比較結果と、ステップS03におけるn回目の測光処理で取得した代表輝度値Bvに基づいて、タイムラプスモードにおける次の本撮像用の露出を設定する。本撮像用の露出制御処理の詳細については後述する。
次に、ステップS310でシステム制御部117は、センサ105を用いて本撮像を実行し、タイムラプス動画の生成に用いる記録用の画像(記録画像)を取得する。なお、本撮像を実行するタイミングは、予め設定された撮像間隔に基づくタイミングジェネレータ(不図示)の出力に応じて、システム制御部117によって制御される。また、本撮像が完了したことに応じて、システム制御部117は、システム制御部117の内部に設けられたタイマー(不図示)による撮像間隔に関わる時間計測をリセットする。当該タイマーは所謂リアルタイムクロックであって、タイムラプスモードにおける撮像間隔および総撮像時間に関する正確な計測が可能である。
次にステップS311でシステム制御部117は、変数sをインクリメントしてs=s+1とする。次に、ステップS312でシステム制御部117は、画像処理部107およびエンコーダー部108を介して、取得された記録画像に対する現像処理や符号化処理などを適用し、画像データファイルを生成する。
次に、ステップS313でシステム制御部117は、予め設定された総撮像時間(または総撮像回数)を読み出し、現在までの撮像時間の累計が総撮像時間に到達しているか否かを判定する。システム制御部117によって、現在までの撮像時間が総撮像時間に到達していない(ステップS313でNO)と判定された場合は、ステップS302に戻る。そして、システム制御部117は、次の本撮像に対応した処理を開始する。
また、システム制御部117によって、現在までの撮像時間が総撮像時間に到達している(ステップS313でYES)と判定された場合は、ステップS314に進む。そして、ステップS314でシステム制御部117は、現在までに取得した記録画像を取得順につなぎ合せて動画像データを生成し、第2メモリ111に記録する。当該動画像データがタイムラプス動画である。タイムラプス動画の記録が完了すると一連の撮像処理を終了する。なお、取得したタイムラプス動画は、記録制御部109によって、外部I/F部118を介して外部装置や外部メモリに記録される構成であってもよい。以上が、本実施形態のカメラ100に係るタイムラプスモードにおける撮像処理である。
(輝度値の比較処理)
以下、本実施形態に係るカメラ100のタイムラプスモードにおける輝度値の比較処理(以下、単に比較処理と称する)の詳細について図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施形態に係る輝度値の比較処理を説明するフローチャートである。なお、図中のnは、上述したように、同一の撮像処理における測光処理の実行回数を示している。従って、例えば、BvBlock(n)は、同一の撮像処理におけるn回目の測光処理に対応した測光結果を示す。また、図中のsum_count及びBlk_countは、後述する輝度値の比較処理において、所定の条件を満たした回数を示す変数である。この詳細については後述する。
ここで、実測輝度値BvBlockの詳細について図5を参照して説明する。図5は、本発明の実施形態に係る輝度値を取得する複数のブロックを例示的に説明する図である。図5に図示するように、実測輝度値BvBlockは画像全体を水平、垂直方向にそれぞれ複数ブロックに分割した際の、各ブロックにおける平均輝度値である。後述する図4における記号iは、図5に図示するブロックの位置に対応した実測輝度値BvBlockを示している。例えば、図5におけるブロック501は、i=0の位置に対応する実測輝度値BvBlockの参照ブロックである。
また、図4におけるBLOCK_MAXは、分割ブロック数の総数を示す変数である。例えば、図5に示す例では、BLOCK_MAX=48であり、ブロック502は、i=BLOCK_MAXの位置に対応する実測輝度値BvBlockの参照ブロックである。
図4に図示するように、比較処理が開始されると、ステップS401でシステム制御部117は、当該比較処理がn=0に対応する測光処理に基づくものか否かを判定する。換言すると、ステップS401でシステム制御部117は、今回の比較処理が、同一の撮像処理における初回の本撮像に係る測光処理に対応する処理であるか否かを判定する。
システム制御部117によって、比較処理がn=0の測光処理に対応した処理である(ステップS401でYES)と判定された場合、ステップS402でシステム制御部117は、変数sum_count=0となるように初期化する。変数sum_countは、同一の撮像処理において、局所領域での輝度値の変化を検出した回数を示す変数である。
また、システム制御部117によって、比較処理がn=0の測光処理に対応した処理ではない(ステップS401でNO)と判定された場合は、ステップS403に進む。そして、ステップS403でシステム制御部117は、変数Blk_count=0となるように変数Blk_countを初期化する。変数Blk_countは、同一の比較処理において連続する測光結果(実測輝度値)の輝度差が所定値よりも大きいブロックの数を示す変数である。
次に、ステップS404でシステム制御部117は、変数i=0となるように初期化する。次に、ステップS405でシステム制御部117は、同一ブロックにおける、n回目の測光処理に対応した実測輝度値BvBlock(n)と、n−1回目の測光処理に対応した実測輝度値BvBlock(n−1)の輝度値の差分(輝度差)を算出する。なお、上述した同一ブロックとしては、変数iが同一となるブロックを示す。すなわち、ステップS405でシステム制御部117は、連続する本撮像間における各ブロックの輝度差を算出する。
次に、ステップS406でシステム制御部117は、ステップS405で算出した輝度差が所定の輝度差よりも大きいか否かを判定する。すなわち、ステップS406でシステム制御部117は、各ブロックのうち、所定値よりも大きい輝度値の変化が生じているブロックを検出する。本実施形態では、当該所定の輝度差を0.2段(0.2Bv)とする。
システム制御部117によって、輝度差が所定の輝度差よりも大きい(ステップS406でYES)と判定された場合はステップS407に進む。そして、ステップS407でシステム制御部117は、変数Blk_countをインクリメントしてBlk_count=Blk_count+1とする。
また、システム制御部117によって、輝度差が所定の輝度段差以下(ステップS406でNO)と判定された場合は、ステップS408に進む。そして、ステップS408でシステム制御部117は、変数iをインクリメントしてi=i+1とする。
次に、ステップS409でシステム制御部117は、変数iの値がBLOCK_MAXに到達したか否かを判定する(i≧BLOCK_MAXを判定)。すなわち、画面全体に対応する全ブロックにおいて連続する実測輝度値同士の輝度差の比較が完了したか否かを判定する。
システム制御部117によって、変数iがBLOCK_MAXに到達している(ステップS409でYES)と判定された場合は、ステップS410に進む。また、システム制御部117によって、変数iがBLOCK_MAXに到達していない(ステップS409でNO)と判定された場合は、ステップS405に進む。
次に、ステップS410でシステム制御部117は、同一の比較処理において現在までにカメラ100内に格納されているデータに基づいて、BLOCK_MAXに対する変数Blk_countの割合が所定の割合よりも小さいか否かを判定する。換言すると、ステップS410でシステム制御部117は、同一の比較処理において現在までに格納されている変数Blk_countの数が、BLOCK_MAXに対する所定数に対応した割合よりも小さいか否かを判定する。なお、本実施形態では、撮像画面内の局所領域の大きさを定義するために、上述した所定の割合を画面全体に対する20%とする。
変数Blk_countの割合が所定の割合(20%)よりも小さい(ステップS410でYES)と判定された場合、ステップS411でシステム制御部117は、変数sum_countに1をインクリメントして比較処理を終了する。また、変数Blk_countの割合が所定の割合以上(20%以上)である(ステップS410でNO)と判定された場合、変数sum_countをインクリメントせずに比較処理を終了する。
なお、例外的な処理としてシステム制御部117は、タイムラプスモードにおける間欠的な撮像において、同一の撮像処理における最初の測光処理(n=0)に対応する比較処理では、ステップS403以降の処理を実行せずに比較処理を終了する。以上が、本実施形態のカメラ100に関する輝度値の比較処理である。
(本撮像用の露出制御処理)
以下、本実施形態に係るカメラ100のタイムラプスモードにおける本撮像用の露出制御処理の詳細について図6を参照して説明する。図6は、本発明に係るタイムラプスモードにおける露出制御処理を説明するフローチャートである。なお、図中の変数sは、上述したように、同一の撮像処理における撮像回数(本撮像の回数)を示している。また、図中の「Exposure」は、本撮像用の露出に関する情報(データ)を示している。例えば、Exposure(s)は、タイムラプスモードにおける同一の撮像処理におけるs回目の本撮像時に対応する露出に関する情報である。
図6に図示するように、露出制御処理が開始されると、ステップS601でシステム制御部(計測手段)117は、前述の比較処理で求めた変数sum_countの値(カウント回数)が所定数以上であるか否かを判定する。なお、本実施形態では、当該所定数を3とする。
システム制御部117によって、変数sum_countが3以上である(ステップS601でYES)と判定された場合は、ステップS602へと処理を進める。そして、ステップS602でシステム制御部117は、s回目の本撮像時に対応する露出Exposure(s)を前回(s−1回目)の本撮像時に対応した(用いた)露出Exposure(s−1)と略同一の露出とする。ここで、本実施形態における略同一の露出としては、露出差がAPEX単位の1段以内となる露出とする。
また、システム制御部117によって、変数sum_countが3未満である(ステップS601でNO)と判定された場合は、ステップS603へと処理を進める。そして、ステップS603でシステム制御部117は、n回目の測光処理(ステップS303)で取得した実測輝度Bvに基づいて、s回目の本撮像に対応した露出Exposure(s)を算出する。なお、ステップS603では、第1メモリ110に予め記録されている露出の決定に関するプログラム線図を用いて算出される。以上が、本実施形態の露出制御処理である。
ここで、ステップS602の処理を実行する状況について図7を参照して詳細を説明する。図7は、夕方から夜にかけての時間経過により環境光が変化するシーンにおいて、60秒の撮像間隔でインターバル撮影を実行する場合の、輝度値の時間的な推移を例示的に説明した図である。なお、図7において、縦軸はAPEX単位で示した輝度値Bvを示し、横軸はインターバル撮影の撮像回数を示している。また、輝度値Bvは、本実施形態のカメラ100と同様に、被写体全体(画面全体)を測光した代表輝度値とする。
図7に図示するように、夕方から夜に時間が推移する場合は、日の沈みに応じて環境光が徐々に暗くなるため、被写体の輝度値も徐々に小さくなる。また、このような環境光の時間的な変化とは別に、例えば、観覧車に備えられた電飾が明滅するなど、画面(画角)内の局所領域に存在する光源の明るさが不規則に変動すると、画面全体の輝度値も変動してしまう。
図7の第1輝度変化領域700aおよび第2輝度変化領域700bは、上述したような輝度値の不規則な変動を例示している。インターバル撮影(本実施形態におけるタイムラプスモード)では、この輝度値の変動に応じて間欠的な撮像(本撮像)ごとに露出を変更すると、取得した画像間で各被写体の明るさが細かく変化してしまう。したがって、明るさが細かく変化している画像同士をつなぎ合せたタイムラプス動画では、各被写体の明るさの変化に起因して不自然なちらつきが生じてしまうため、当該タイムラプス動画を確認するユーザに違和感を与えてしまう。
以上説明したように、間欠的な撮像を実行する場合に、局所領域の明るさの変化に起因して画面全体の輝度値が変動している場合は、間欠的な撮像間において不必要に露出を変更しないことが望ましい。
この問題に対して、本実施形態のタイムラプスモードでは、画面全体に占める局所的な領域における本撮像間の複数の測光結果の変化が大きい場合は、本撮像時の露出を前回の本撮像時から変更しないように制御することができる。この構成により、本実施形態のカメラ100は、タイムラプスモードにおいて、被写体の局所的な領域の明るさの変化に起因する記録用の画像間の明るさのばらつきを抑制することができる。したがって、本実施形態のカメラ100は、被写体を間欠的に撮像して取得した画像データに基づくタイムラプス動画において、不自然なチラつきが生じることを抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。例えば、前述した実施形態では、タイムラプスモードにおいてカメラ100の内部でタイムラプス動画を生成する構成であったが、これに限定されるものではない。すなわち、カメラ100ではタイムラプス動画の生成に用いる記録画像を取得するための間欠的な撮像(インターバル撮影)を行い、外部機器やコンピュータネットワーク上でタイムラプス動画を生成する構成であってもよい。
また、前述した実施形態では、画面全体に占める20%以下の局所領域での所定段差以上の輝度値の変化を、間欠的な撮像間で計3回以上検出した場合に、前回本撮像時の露出を維持する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、画面全体に占める局所領域の比率は20%以外の値を設定してもよいし、ユーザの操作入力によって設定された範囲に対応する値を設定しても。
また、前回本撮像時の露出を維持するか否かの判断に用いる、輝度変化の検出回数(所定数)としては、3以外の値を設定してもよい。特に、タイムラプスモードでは、本撮像間の撮像間隔をユーザが任意に設定できるため、撮像間隔が大きい第1の間隔よりも、撮像間隔が第1の間隔よりも短い第2の間隔の方が、当該判断の閾値とする検出回数を少なくする構成が望ましい。この構成であれば、撮像間隔に応じた閾値を設定することができるため、撮像間隔に依らずに、タイムラプス動画において、不自然なチラつきが生じることを抑制することができる。
また、前述した実施形態では、局所領域における所定値よりも大きい輝度値の変化を検出した場合に、(今回)本撮像時の露出を前回本撮像時の露出から変更しない構成であるが、これに限定するものではない。
例えば、タイムラプスモードにおける連続した本撮像(第1の撮像と第2の撮像)の間で、第1の撮像に用いた露出に対する第2の撮像に用いる露出の追従度合を設定する構成であってもよい。具体的に、第1の撮像に対応する代表輝度値に対する重み付けの度合と第2の撮像に対応する代表輝度値に対する重み付けの度合とを設定することで、第2の撮像に用いる露出を設定する構成であってもよい。
例えば、n回目の本撮像に用いる測光結果として、n回目の測光結果に対してn−1回目の測光結果を所定の比率以上用いて、露出制御を実行する構成であってもよい。この構成を前述した実施形態に合わせれば、ステップS601の判定がYESの場合に、前回の本撮像に用いた代表輝度値(又は露出)に対する重み付け度合いを1、今回の本撮像に合わせて取得した代表輝度値に対する重み付け度合いを0とする。また、ステップS601の判定がNOの場合に、前回の本撮像に用いた代表輝度値(又は露出)に対する重み付け度合いを0、今回の本撮像に合わせて取得した代表輝度値に対する重み付け度合いを1とする。なお、局所的に輝度変化をしている画面内の領域の判定結果に応じて、重み付け度合いを1および0以外の値に設定する構成であってもよい。
さらに、タイムラプスモードにおいて、過去の本撮像に用いた輝度値(測光結果)と今回の本撮像に対応した輝度値(測光結果)に基づいて、今回の本撮像に用いる露出を平滑化する場合に上述した構成は有効である。この場合、局所領域における所定値よりも大きい輝度変化を検出した場合に、過去の本撮像に用いた測光結果(又は過去の露出)に対する重み付けの度合を相対的に大きくし、今回の測光結果に対する重み付けの度合を相対的に小さくする。この構成により、記録画像同士の明るさの変化が滑らかになるように、複数回の本撮像ごとの露出を平滑化することができるため、タイムラプス動画において不自然なチラつきが生じることを抑制することができる。
また、前述した実施形態におけるステップS601の処理に加え、今回の本撮像に対応した代表輝度値Bv(n)が、前回の本撮像に対応した代表輝度値Bv(n−1)を基準とした所定の範囲に含まれるか否かを判定する構成を採用してもよい。そして、代表輝度値Bv(n−1)を基準とした所定の範囲に代表輝度値Bv(n)が含まれる場合は、前回の本撮像に用いた露出を今回の本撮像に用いる露出に設定する。
なお、前述した実施形態では、被写体測定動作における被写体測定値(測定結果)として輝度値を測定し、輝度値に基づいて露出制御状態(撮像制御条件)を変更する例について説明したが、輝度値の代わりに色情報の測定を行って同様の処理を施してもよい。その場合、画像データ(撮像信号)に対して色バランスを調整する等の処理をすることによって撮像制御条件の変更を行う。また、前述のように撮像制御条件には、撮像信号に対する上記のような色バランス補正処理や輝度ゲイン調整なども含む。
また、前述した実施形態では、インターバル撮影における間欠的な撮像間で複数回の被写体測定(例えば、測光)を行い、取得した複数の輝度値を時系列に沿って比較する構成について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、インターバル撮影における本撮像に合わせて1度だけ被写体測定(測光など)を実行する場合にも、上述した構成を適用可能である。すなわち、間欠的な撮像間で少なくとも1回以上の被写体測定を実行する場合に、上述した構成を適用できる。具体的に、記録画像を取得するための本撮像に合わせて1回だけ測光を行う場合、n−1回目の輝度値とn回目の輝度値とを比較する構成であってもよい。特に、撮像間隔が短い場合に本構成を適用することで、測光に係る不可を低減しつつ、画面内における局所的な輝度変化を検出して、当該局所的な輝度変化の影響を抑制したインターバル撮影が可能である。
なお、この構成を採用する場合、初回撮像時は測光結果をそのまま露出制御に用いる。また、この構成を採用する場合、前述したステップS601におけるカウントは、間欠的な撮像における各撮像に渡ってカウントしてもよいし、閾値を1に設定する構成であってもよい。
また、前述した実施形態では、記録制御部109、第1メモリ110、第2メモリ111、露出制御部116、システム制御部117などが互いに連携して動作することで、カメラ100の動作を制御する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、前述した図3、図4、図6に図示したフローに従ったコンピュータプログラムを予め第1メモリ110に格納しておき、該コンピュータプログラムをシステム制御部117などが実行することで、カメラ100の動作を制御する構成であってもよい。
また、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。また、プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記録媒体でもあってもよい。
また、前述した実施形態では、本発明を実施する撮像装置の一例としてデジタルカメラを採用した場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、デジタルビデオカメラやスマートフォンなどの可搬デバイスなどや、セキュリティカメラなど、デジタルカメラ以外の撮像装置を採用する構成であってもよい。
(その他の実施形態)
また本発明は、上述の実施形態の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現できる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現できる。
100 デジタルカメラ
101 撮像レンズ
105 センサ
110 第1メモリ
116 露出制御部
117 システム制御部

Claims (20)

  1. 撮像手段を用いて間欠的な撮像を実行するモードを設定できる撮像装置であって、
    前記モードにおいて、間欠的な撮像における連続した第1の撮像と第2の撮像のために、それぞれ第1の被写体測定と第2の被写体測定を行う測定手段と、
    前記測定手段の測定結果に基づいて間欠的な撮像における撮像動作を制御する撮像制御手段と、
    前記測定手段による前記第2の被写体測定の結果に基づいて、所定値よりも大きい被写体測定の測定結果の変化が生じている領域の撮像画面内における割合を検出する検出手段と、
    を有し、
    前記撮像制御手段は、前記モードにおいて、前記割合が所定の割合よりも小さい場合に、前記第2の被写体測定の結果に対して前記第1の被写体測定の結果を所定の比率以上用いて前記第2の撮像の撮像動作を制御し、前記割合が前記所定の割合以上の場合には、前記第2の被写体測定の結果に対して前記第1の被写体測定の結果を前記所定の比率よりも少なく用いて前記第2の撮像の撮像動作を制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像制御手段は、前記割合が前記所定の割合よりも小さくなる回数が所定数以上である場合に、前記割合が前記所定の割合よりも小さいと判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記モードにおいて、前記間欠的な撮像における前記第1の撮像と前記第2の撮像との撮像間隔に基づいて前記所定数を決定する計測手段を有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記計測手段は、前記第1の撮像と前記第2の撮像とが第1の間隔である場合よりも、前記第1の撮像と前記第2の撮像とが前記第1の間隔よりも短い第2の間隔である場合の方が、前記所定数を少なくすることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記測定手段は、被写体測定の測定結果として被写体の輝度値または色情報を取得することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記測定手段は、前記第1の撮像と前記第2の撮像との間に前記第2の被写体測定を含む複数回の被写体測定を行い、
    前記検出手段は、前記複数回の被写体測定の測定結果に基づいて、前記割合を検出することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像制御手段は、前記割合が前記所定の割合よりも小さい場合に、前記第2の撮像に用いる被写体測定の結果として、前記複数回の測定結果に依らず、前記第1の撮像に用いた被写体測定の結果のみを用いるように前記第2の撮像の撮像動作を制御することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 撮像手段を用いて間欠的な撮像を実行する撮像装置であって、
    間欠的な撮像における連続した第1の撮像と第2の撮像との間に、被写体に対応する画面全体を分割した複数のブロックごとに被写体測定値を取得する取得手段と、
    前記被写体測定値に基づき撮像制御条件を決定するとともに、前記第1の撮像に用いた撮像制御条件に対する前記第2の撮像に用いる撮像制御条件の追従度合を設定する撮像制御手段と、
    を有し、
    前記取得手段は、前記第1の撮像と前記第2の撮像との間で、前記被写体測定値を取得し、
    前記撮像制御手段は、連続する複数の前記被写体測定値を前記複数のブロックごとに比較した結果に基づいて、前記追従度合を設定することを特徴とする撮像装置。
  9. 前記撮像制御手段は、連続する複数の前記被写体測定値の差が所定値よりも大きいブロックの数に基づいて、前記追従度合を設定することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像制御手段は、連続する複数の前記被写体測定値の差が所定値よりも大きいブロックの数が所定数よりも少ないか否かに基づいて、前記追従度合を設定し
    前記所定数は、前記画面全体に対応するブロックの数に対して所定の割合となるブロックの数であることを特徴する請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記撮像制御手段は、連続する複数の前記被写体測定値の差が所定値よりも大きいブロックの数が所定数よりも少ない場合に、連続する複数の前記被写体測定値の差が所定値よりも大きいブロックの数が所定数以上である場合よりも、前記追従度合を大きくすることを特徴する請求項9又は10に記載の撮像装置。
  12. 前記取得手段が取得する複数の前記被写体測定値に基づいて、連続する複数の前記被写体測定値の差が所定値よりも大きいブロックの数が所定数よりも小さくなる回数を計測する計測手段を有し、
    前記撮像制御手段は、前記計測手段による計測が所定数以上である場合に、前記追従度合を大きくすることを特徴する請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記取得手段は、前記被写体測定値として、前記複数のブロックごとに輝度値を取得し、
    前記撮像制御手段は、連続する複数の輝度値を前記複数のブロックごとに比較した結果に基づいて、前記第1の撮像に用いた露出に対する前記第2の撮像に用いる露出の追従度合を設定することを特徴とする請求項8乃至12の何れか一項に記載の撮像装置。
  14. 前記被写体測定値は、被写体の輝度情報または色情報を含むことを特徴とする請求項8乃至12の何れか一項に記載の撮像装置。
  15. 撮像手段を用いて間欠的な撮像を実行する撮像装置の制御方法であって、
    間欠的な撮像における連続した第1の撮像と第2の撮像のために、それぞれ第1の被写体測定と第2の被写体測定を行う測定工程と、
    前記測定工程での測定結果に基づいて間欠的な撮像における撮像動作を制御する撮像制御工程と、
    前記測定工程での前記第2の被写体測定の結果に基づいて、所定値よりも大きい被写体測定の測定結果の変化が生じている領域の撮像画面内における割合を検出する検出工程と、を有し、
    前記撮像制御工程では、前記割合が所定の割合よりも小さい場合に、前記第2の被写体測定の結果に対して前記第1の被写体測定の結果を所定の比率以上用いて前記第2の撮像の撮像動作を制御し、前記割合が前記所定の割合以上の場合には、前記第2の被写体測定の結果に対して前記第1の被写体測定の結果を前記所定の比率よりも少なく用いて前記第2の撮像の撮像動作を制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. 前記測定工程では、被写体測定の測定結果として被写体の輝度値または色情報を取得することを特徴とする請求項15に記載の撮像装置の制御方法。
  17. 撮像手段を用いて間欠的な撮像を実行する撮像装置の制御方法であって、
    間欠的な撮像における連続した第1の撮像と第2の撮像との間に、被写体に対応する画面全体を分割した複数のブロックごとに被写体測定値を取得する取得工程と、
    前記被写体測定値に基づき撮像制御条件を決定するとともに、前記第1の撮像に用いた撮像制御条件に対する前記第2の撮像に用いる撮像制御条件の追従度合を設定する撮像制御工程と、を有し、
    前記取得工程では、前記第1の撮像と前記第2の撮像との間で、前記被写体測定値を取得し、
    前記撮像制御工程では、連続する複数の前記被写体測定値を前記複数のブロックごとに比較した結果に基づいて、前記追従度合を設定することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  18. 前記被写体測定値は、被写体の輝度情報または色情報を含むことを特徴とする請求項17に記載の撮像装置の制御方法。
  19. 請求項15乃至18の何れか一項に記載の撮像装置の制御方法をコンピュータで実行させるためのコンピュータで読み取り可能なプログラム。
  20. 請求項19のプログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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