JP2018107645A - 会議システムとその処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】会議で共有された資料の機密レベルに基づき、会議を継続した状態で制限を行う仕組みを提供すること【解決するための手段】会議で用いるファイルの画像を共有することが可能な会議システムであって、表示するファイルの機密レベルを特定する特定手段と、前記特定手段で特定された機密レベルに基づき、前記会議システムにおける会議に参加するユーザの端末における制限情報を決定する決定手段と、前記ユーザの端末における会議を継続した状態で、前記決定手段により決定された制限情報を用いて、前記ユーザの端末における会議に用いる機能を制限する制御手段とを備えることを特徴とする。【選択図】図3

Description

会議を制限する会議システムとその処理方法及びプログラムに関する。
一般的には、ビジネスで用いる資料については閲覧可能なユーザが制限されており、ビデオ会議システムでも資料共有の際に制限することがある。
例えば、特許文献1には、ユーザの会議の参加履歴と、資料と会議の関連情報から参加者可能なユーザを抽出する会議支援プログラムについて開示されている。
特開2007−140934号公報
特許文献1には、共有する資料をキーとして入室制限を行うことができるが、会議中に新しい資料が共有された場合に対応できないという課題がある。
ビデオ会議システムでは、会議中にファイルをアップロードして会議を行うことができるため、従来技術では、ファイルをアップロードする前に、閲覧できないユーザを特定して、退室させる必要がある。
この場合、会議中に一度ユーザが退室操作を行わなければならず、会議システムにおける会議の進行に手間が生じる。そして、閲覧制限のある資料の共有が終了した場合には、一度退室していることから、電話やメール等でユーザに連絡をして、再度入室してもらう必要があり会議システムにおける会議の進行で更に問題となる。
そのため、会議に参加した状態を維持したまま閲覧を制限することが望まれる。
そこで、本発明の目的は、会議で共有された資料の機密レベルに基づき、会議を継続した状態で制限を行う仕組みを提供することである。
会議で用いるファイルの画像を共有することが可能な会議システムであって、表示するファイルの機密レベルを特定する特定手段と、前記特定手段で特定された機密レベルに基づき、前記会議システムにおける会議に参加するユーザの端末における制限情報を決定する決定手段と、前記ユーザの端末における会議を継続した状態で、前記決定手段により決定された制限情報を用いて、前記ユーザの端末における会議に用いる機能を制限する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、会議で共有された資料の機密レベルに基づき、会議を継続した状態で制限を行うことができる。
本実施形態における、会議システムのシステム構成の一例を示す図である。 本実施形態における、クライアント端末またはサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態における、会議システムの機能構成の一例を示す図である。 本実施形態における、会議開始処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における、アップロード時の制限処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における、制限ユーザの制限処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における、サーバのメモリ上に格納しているユーザの制限状態を登録する管理情報の一例を示す図である。 本実施形態における、サーバの記憶部に保存されているユーザテーブルの一例を示す図である。 本実施形態における、サーバの記憶部に保存されている制限テーブルの一例を示す図である。 本実施形態における、入室時の画面、アップロード画面の一例を示すイメージ図である。 本実施形態における、議長端末の通知画面の一例を示すイメージ図である。 本実施形態における、議長端末の制限設定画面の一例を示すイメージ図である。 本実施形態における、制限中の各端末での画像表示画面の一例を示すイメージ図である。 本実施形態における、クライアント端末での参加ユーザの一覧画面の一例を示すイメージ図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態における、会議システムの構成の一例を示す図である。
図1に示す通り、本発明の会議システムは、サーバ200と、PC100(PC100A、PC100B/以下、総称としてPC100と記載)、携帯端末150とが、ネットワーク101を介して通信可能に接続され、構成されている。以下、PC100と携帯端末150を総称して、クライアント端末と記載する。
サーバ200は、クライアント端末を用いたウェブ会議を実行するための各種機能を備えている。例えば、ウェブ会議用のルーム(仮想の会議室)の作成・記憶を行う。例えば、図7の管理情報における会議室(会議室A、会議室B・・・)の一覧を、外部メモリに予め記憶しておく。
また、サーバ200は、クライアント端末の識別情報と各クライアント端末から、例えば、会議参加者であるユーザを撮像した画像データである会議画像(カメラ画像/映像)を受信する。そして当該会議画像と各クライアント端末の識別情報を対応付けて記憶する。
また、当該クライアント端末の識別情報と、当該クライアント端末でサーバ200にログイン中のユーザのユーザ情報(例えばユーザID)を対応付けて記憶する(図7参照)。サーバ200は、各クライアント端末から受信した画像、音声、その他のデータを、同じ会議室に入室中の(会議に参加中の)クライアント端末に配信する。
PC100は、カメラ機能を備える端末である。ユーザからの操作に応じて(例えば認証情報の入力・送信指示に応じて)サーバ200へログインし、当該カメラが撮像して取得した映像としての画像データ(会議画像/映像/動的なデータ)を、逐次、サーバ200を介して、同一のルームに入室中(会議に参加中)の他のPC100に送信する。ここでは、PC100は、有線LANを介してサーバ200と通信を行うものとする。
携帯端末150は、カメラ機能及びタッチパネル機能(操作部)を備える携帯型の端末である(タブレット、スマートフォン等)。PC100と同じく、ユーザからの操作に応じて(例えば認証情報の入力・送信指示に応じて)サーバ200へログインし、当該カメラが撮像して取得した映像としての画像データ(会議画像/映像/動的なデータ)を、逐次、サーバ200を介して、同一のルームに入室中(会議に参加中)の他のPC100に送信する。ここでは、携帯端末150は、無線LANまたは公共の通信回線と通信方法(3G、4G等)を介してサーバ200と通信を行うものとする。
また、各クライアント端末は、カメラから取得した画像データの他に、当該クライアント端末に記憶されているデータ、例えば写真画像や、PDFファイル等の文書データ等の静的なデータを、サーバ200を介して他のクライアント端末に送信して共有するデータ共有機能を備える。
当該静的なデータを他のクライアント端末に送信する場合、例えば、全てのクライアント端末は当該静的なデータを表示画面に表示する制御を行う。データ共有機能では、複数のクライアント端末間で共有中のデータは、通常時、当該複数のクライアント端末において同じ状態のデータ(共有画像)が表示される。例えば、PC100Aにおいて共有画像が拡大された場合、他の端末(PC100B、携帯端末150)において表示中の共有画像も同じ拡大位置・拡大率で拡大処理がされることとなる。
また、会議中にファイルがアップロードされた場合(ファイルアップロード時)には、資料に応じて表示を制御する。
全ての端末からの当該表示中の共有画像(例えば文書データの画像)に対する操作・編集を有効にしてしまうと、操作(各操作に応じた処理(表示制御))が競合してしまう可能性があるため、ここでは、データ共有を開始したPC100A(ファイルをアップロードした端末)をホストとして、当該ホスト端末のみが、当該共有中のデータに対する編集を行えるよう制御する。操作の競合の一例として、複数の端末から同時に拡大操作、及び縮小操作がされた場合があげられる。
各クライアント端末は、ユーザ情報(ユーザID、パスワード)の入力を受け付けることでサーバ200にアクセスする。アクセス(ログイン)直後は、例えば会議選択画面(不図示)を表示するものとする。そして、会議室に入室して会議を実行する。入室後の会議画面の一例は図10の1000である。
なお、ウェブ会議を実行するためのクライアントアプリケーションがクライアント端末にインストールされ、サーバ200と通信して、クライアント端末の使用機器を制御することが可能となっている。以上が図1の説明である。
次に図2を参照して、本発明の実施形態における、各種装置のハードウェア構成の一例について説明する。図2は、本発明の実施形態における、各種装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
また、本発明の実施形態において、PC100のCRT210は、タッチパネル機能を有するものとする。CRT210がタッチパネル機能を有する場合、当該CRT210は入力装置としても機能し、入力コントローラにタッチパネル機能で検出した(ディスプレイで受け付けた)タッチ操作の情報を入力情報として伝達するものとする。つまり、入力コントローラ205は、CRT210からの入力制御を行う。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したネットワーク101)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
また、本実施形態のクライアント端末には、カメラ、スピーカーなどの付属の機器も備えていることは言うまでもない。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。以上が図2の、本発明の実施形態における、各種装置のハードウェア構成の一例についての説明である。
次に図3を参照して、本発明の実施形態における、会議システムの機能構成の一例について説明する。会議システムはクライアント端末とサーバを含むものである。会議システムは、特定部311、決定部312、制御部313、通知部314、変更部315、生成部316、一覧表示制御部317を備え、CPUにより実行される。
まず、本実施形態の会議システムは、会議で用いるファイルの画像を共有することが可能な会議システムである。
特定部311は、表示するファイルの機密レベルを特定する機能部である。
決定部312は、特定部311で特定された機密レベルに基づき、前記会議システムにおける会議に参加するユーザの端末における制限情報を決定する機能部である。
制御部313は、前記ユーザの端末における会議を継続した状態で、決定部312により決定された制限情報を用いて、前記ユーザの端末における会議に用いる機能を制限する機能部である。
また、制御部313は、前記ファイルの表示を終了する場合に、制限した機能を解除する機能部である。
通知部314は、決定部312で決定された制限情報を議長となるユーザの端末に通知する機能部である。
変更部315は、議長となるユーザの端末から制限情報を変更させる機能部である。
生成部316は、変更部315により変更された制限情報を用いて、制限する前記ユーザの端末への制限命令を生成する機能部である。
一覧表示制御部317は、制御部313により機能を制限されているユーザを識別可能にすべく、会議への参加ユーザの一覧画面で制限表示させる機能部である。
また、制御部313は、ファイルの画像を表示する領域に制限用の画像を表示して制限する機能部である。
次に、本実施形態のシステムにおける基本処理について図4、図5、図6のフローチャートを用いて説明する。各フローチャートに示す処理は、各装置のCPUが各装置の機能部の機能を用いて実行するものとする。また、クライアント端末とサーバとの通信は、クライアント端末の通信I/F208とサーバの通信I/F208で通信制御される。
まず、図4を参照して、本実施形態における、会議開始処理の流れについて説明する。まず、会議システムにユーザがログインしているものとして説明する。
ステップS401では、サーバ200に予め記憶されている会議室の一覧で指定された会議室(例えば、会議室A)への入室要求を送信する。
ステップS402では、入室要求を受信する。
ステップS403では、入室要求を受信すると、図7の701のように、ユーザID、端末識別情報(ログイン時のセッション)、使用機器情報等の管理情報が登録(更新)される。なお、会議室に登録されている入室許可情報(入室許可できるユーザ情報等)に従って、入室可能なユーザか否かを判定して、管理情報を登録してもよい。
この管理情報を用いて、会議室への入室ユーザ、端末を管理することができる。また、この管理情報で、端末で使用している使用機器の制御状態を管理することができる。
入室時は、すべての使用機器がONになって管理されるものとするが、使用機器がない、あるいは使用機器の接続が正常に検出できない場合には、OFFとなるものとする。
ステップS404では、入室後、入室しているユーザの一覧画面を表示する。ユーザの一覧画面の一例が図10の1000である。また、各端末により入室がなされ、ステップS405へ処理を移す。なお、一覧画面は、参加人数による応じたレイアウト画面が表示される。
ステップS405では、サーバ200は、クライアント端末に会議開始通知を送り、クライアント端末は会議開始通知を受け、ウェブ会議を開始する。各端末の音声や画像を各端末で共有することで、ウェブ会議が行われる。
なお、議長とその他の参加者で会議は構成されている。議長は会議室を登録したユーザや会議室に初めに入室したユーザ、或いは、会議室における議長ユーザを予め登録しておくようにしてもよい。
次に、図5を参照して、本実施形態における、アップロード時の制限処理の流れについて説明する。図4で会議中に、議長や参加者がファイルをアップロードすることで処理が開始される。
ステップS501では、参加者の中で、ウェブ会議において資料を閲覧させるため、資料のアップロードを実行する。資料のアップロードは、図10のアップロード画面1010にてファイルを指定して、ファイルをサーバ200に送信する。
ステップS502では、サーバ200がファイルを受信する。ファイルをアップロードしたユーザをアップローダーと称する。
ステップS503では、受信したファイルの機密レベルを取得する。機密レベルの取得はファイルに含まれるテキスト(ファイル名やヘッダー)から特定して、取得する。この機密レベルと、所定の機密レベルを超える場合には、ステップS504へ処理を移す。所定の機密レベルは、ウェブ会議システムの設定や、会議室ごとに設定でき、予め決められたものとする。なお、所定の機密レベルを超えるか否かは議長となるユーザが機密レベル「高」と判定して、ステップS504へ処理を進めるようにすることも可能である。すなわち、表示するファイルの機密レベルを特定する特定処理の一例を示すものである。
また、ファイルの機密レベルが所定の機密レベルより低い場合には、ステップS514へ処理を移す。
ステップS504では、図8のユーザテーブルを参照し、ユーザの機密レベルを参照し、現在ウェブ会議に参加しているユーザでファイルの機密レベルより低いユーザ、すなわち閲覧制限するユーザがいるか否かを判定する。
閲覧制限するユーザがいる場合には、ステップS505へ処理を移し、閲覧制限するユーザがいない場合には、ステップS514へ処理を移す。
ステップS505では、閲覧制限するユーザの機密レベルを基に、図9の制限テーブルを参照して、各ユーザの制限内容を決定する。制限テーブルで、機密レベル3に対応するユーザの場合には、制限内容を「ビデオ(カメラ):ON」「マイク:ON」「スピーカー:OFF」「アプリ共有(資料画像表示):OFF」となる。なお、制限しないユーザにおいては、すべてONとなる。すなわち、特定された機密レベルに基づき、会議システムにおける会議に参加するユーザの端末における制限情報を決定する決定処理の一例を示すものである。
参加者のユーザ名と、制限内容と、資料共有開始通知を議長となるクライアント端末に通知する。
ステップS506では、サーバ200から通知を受信する。通知を受信するとクライアント端末では、図11の通知画面を表示する。
すなわちステップS505、ステップS506は、決定された制限情報を議長となるユーザの端末に通知する通知処理の一例を示すものである。
図11の通知画面では、資料の共有を制限内容で許可する許可ボタン1101と、制限内容を表示する制限内容表示ボタン1102と、資料共有を拒否(不許可)する拒否ボタン1103を有している。
ここで、制限内容表示ボタン1102が押された場合に、ステップS507へ処理を移す。
ステップS507では、受信した通知に含まれるユーザ名と制限内容に従って、図12の制限設定画面を表示する。この制限設定画面で、ユーザの制限内容を変更することができる。
ステップS508では、図12の制限設定画面で、制限内容の変更を受け付ける。閲覧許可1201(アプリ共有ONに相当)、閲覧禁止1202(アプリ共有OFFに相当)、マイク許可1203、マイク禁止1204、スピーカー許可1205、スピーカー禁止1206、カメラ許可1207、カメラ禁止1208の押下により、ユーザの制限内容を変更する。閉じるボタン1209により制限設定画面が閉じられる。各ボタンの押下によって、メモリ上に記憶しているユーザの制限内容が変更される。
ステップS509では、ユーザ名と変更された制限内容を含む制限要求をサーバ200に送信する。
ステップS510では、制限要求を受信する。制限要求に含まれるユーザ名と変更された制限内容に従って、管理情報を更新する。管理情報の更新した例が図7の702である。すなわち、ステップS508の変更により、管理情報を更新する処理は、議長となるユーザの端末から制限情報を変更させる変更処理の一例を示すものである。
ステップS511では、図7の702の管理情報に従って、制限するユーザのクライアント端末に制限命令を生成する。例えば、図7の702の例では、ユーザID1004のクライアント端末に対して発行する、スピーカーOFF、アプリ共有OFF(閲覧禁止)を含む制限命令を生成する。なお、制限命令に、ONとなる使用機器の情報が含まれてもよい。すなわち、変更された制限情報を用いて、制限するユーザの端末に制限命令を生成する生成処理の一例を示すものである。
ステップS512では、制限命令を、制限をするユーザの端末に対して送信する。すなわち、ユーザの端末における会議を継続した状態で、決定された制限情報を用いて、ユーザの端末における会議に用いる機能を制限する制限処理の一例を示すものである。
ステップS513では、ウェブ会議に参加しているユーザの制限を確認できるようにするため、制限内容を参加者全員のクライアント端末に送信する。この時、参加者のクライアント端末の画面で参加者の一覧を表示した場合に、図14の画面となる。1401で制限されたユーザを識別させ、1402で制限内容を識別させる。すなわち、機能を制限されているユーザを識別可能にすべく、会議への参加ユーザの一覧画面で制限表示させる一覧表示制御処理の一例を示すステップである。
ステップS514では、サーバ200は、アップロードされたファイルを開く。開いたファイルの表示を各クライアント端末で共有するため、アプリ共有をONとする。アプリ共有をONにすることで、ファイルを開いたアプリ画面の画像(例えば、アプリ画面のキャプチャー画像)を取得して、各クライアント端末に送信する。
ステップS515では、画像を各クライアント端末(全てのクライアント端末)に送信する。なお、本実施形態では全てのクライアント端末に画像を送信し、閲覧制限されているクライアント端末で画像を閲覧しないように制限するものとするが、制限されているクライアント端末には画像を送信しないようにしてもよい。
ステップS516では、議長となるクライアント端末が画像を受信して、画像を表示する。
ステップS517では、参加者(アップローダ)となるクライアント端末が画像を受信して、画像を表示する。
なお、閲覧許可された参加者の端末では、1300のファイル表示画像が表示される。また、閲覧禁止された参加者の端末では、1310の制限画像が表示される。制限画像の表示については、図6で詳述する。
ステップS518では、参加者(アップローダ)となるクライアント端末で、ファイル終了指示を受け付けると、サーバ200にファイル終了通知を送信する。
ステップS519では、ファイル終了通知を受信すると、サーバ200は、開いているファイルを閉じる。
ステップS520では、ファイルが閉じると、図7の702を参照し、閲覧制限ユーザ(使用機器が制限されているユーザ)がいるか否かを判定する。閲覧制限ユーザがいる場合には、ステップS521へ処理を移す。
ステップS521では、使用機器を制限しているユーザの端末に制限解除命令を送信する。なお、制限解除命令として、すべての使用機器ONとする制御命令を送信してもよい。すなわち、ファイルの表示を終了する場合に、制限した機能を解除する制限処理の一例を示すものである。
次に、図6を参照して、本実施形態における、制限ユーザの制限処理の流れについて説明する。
ステップS601では、ステップS512でサーバ200から送信された制限命令を受信する。
ステップS602では、制限命令に含まれる制限内容を特定して、各処理を実行する。マイクOFFであれば、ステップS603へ処理を移す。スピーカーOFFであれば、ステップS604へ処理を移す。また、アプリ共有OFF(閲覧禁止)の場合には、ステップS605へ処理を移す。
ステップS603では、制限ユーザのクライアント端末のマイクを、OFFとする。マイクOFFは、例えば、ミュート設定である。
ステップS604では、制限ユーザのクライアント端末のスピーカーを、OFFとする。スピーカーOFFは、例えば、ミュート設定である。
ステップS605では、クライアント端末に記憶している制限用画像を取得する。なお制限用画像は、サーバ200から送信されたものを取得してもよいし、クライアント端末にインストールしているウェブ会議用のアプリケーションが予め保持している制限画像を取得してもよい。
ステップS606では、制限画像をアプリ共有時にファイルの画像が表示される閲覧表示部に表示する。なお、共有画像がサーバ200から送信されない構成の場合には、閲覧表示部に制限画像を表示しておき、更新はされないものとする。
制限画像を表示した例が、図13の1310である。すなわち、ファイルの画像を表示する領域に制限用の画像を表示して制限する制限処理の一例を示すものである。
ステップS607では、ステップS515で、サーバ200から送信された画像(共有画像)を受信したか否かを判定し、画像を受信した場合に、ステップS605へ処理を移す。画像を受信した場合に、表示部に表示されることを防ぐため、再度閲覧表示部に制限画像を表示する。
なお、閲覧表示部の箇所を特定して、クライアント端末にインストールしているウェブ会議用のアプリケーション内で、閲覧表示部の上に制限画像を表示する構成であってもよい。
ステップS608では、ステップS521でサーバ200から送信された制限解除命令を受信する。
ステップS609では、使用機器がOFFになっていた機能をONに変更し、ウェブ会議を継続する。
機密レベルが高い資料がアップロードされ、表示している会議中は、会議室に入室した状態を維持したまま、情報を制限し、表示が終了する場合には、元の状態に戻るため、ウェブ会議を円滑に進めることができる。
以上、本実施形態によれば、会議中に新しく共有された資料の機密レベルに基づき、ユーザに制限をして会議を実行することができる。
特に、会議室からの退室をさせることなく、ウェブ会議を継続することができるため、ウェブ会議を円滑に進めることができる。
すなわち、ウェブ会議での入室を継続させつつも、情報漏えいを防ぐことができ、会議を滞りなく進めることができる。
また、会議に多くのユーザが参加している場合、制限をかけた場合に、どのユーザが制限中かを特定するのが困難であり、議長、アップローダー、参加者が制限中のユーザに話しかけることが発生する。そのため、本実施形態では、制限中のユーザがどのユーザであるかを識別することができるため、会議中の不要なコミュニケーションを防ぐことができ、ウェブ会議を円滑に進めることができる。
尚、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
尚、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100A PC(クライアント端末)
100B PC(クライアント端末)
150 携帯端末(クライアント端末)
201 CPU
203 RAM
211 外部メモリ

Claims (7)

  1. 会議で用いるファイルの画像を共有することが可能な会議システムであって、
    表示するファイルの機密レベルを特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定された機密レベルに基づき、前記会議システムにおける会議に参加するユーザの端末における制限情報を決定する決定手段と、
    前記ユーザの端末における会議を継続した状態で、前記決定手段により決定された制限情報を用いて、前記ユーザの端末における会議に用いる機能を制限する制御手段と
    を備えることを特徴とする会議システム。
  2. 前記制御手段は、前記ファイルの表示を終了する場合に、制限した機能を解除することを特徴とする請求項1に記載の会議システム。
  3. 前記決定手段で決定された制限情報を議長となるユーザの端末に通知する通知手段と、
    前記議長となるユーザの端末から前記制限情報を変更させる変更手段と、
    前記変更手段により変更された制限情報を用いて、制限する前記ユーザの端末への制限命令を生成する生成手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の会議システム。
  4. 前記制御手段により機能を制限されているユーザを識別可能にすべく、会議への参加ユーザの一覧画面で制限表示させる一覧表示制御手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の会議システム。
  5. 前記制御手段は、ファイルの画像を表示する領域に制限用の画像を表示して制限することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の会議システム。
  6. 会議で用いるファイルの画像を共有することが可能な会議システムの処理方法であって、
    表示するファイルの機密レベルを特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された機密レベルに基づき、前記会議システムにおける会議に参加するユーザの端末における制限情報を決定する決定ステップと、
    前記ユーザの端末における会議を継続した状態で、前記決定ステップにより決定された制限情報を用いて、前記ユーザの端末における会議に用いる機能を制限する制御ステップと
    を含むことを特徴とする処理方法。
  7. 会議で用いるファイルの画像を共有することが可能な会議システムのプログラムであって、
    前記会議システムを、
    表示するファイルの機密レベルを特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定された機密レベルに基づき、前記会議システムにおける会議に参加するユーザの端末における制限情報を決定する決定手段と、
    前記ユーザの端末における会議を継続した状態で、前記決定手段により決定された制限情報を用いて、前記ユーザの端末における会議に用いる機能を制限する制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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