JP2018106488A - 障害物表示装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

障害物表示装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】障害物を好適に検知してユーザに報知することが可能な障害物表示装置を提供する。【解決手段】サーバ装置1は、障害物が発生する可能性がある場所ごとに、障害物の種類と、障害物の発生条件とを関連付けた障害物情報Ioが含まれる地図データ構造を有する配信地図DB10を有し、障害物情報Ioを含む地図データD1を運転支援装置2に配信する。運転支援装置2は、障害物情報Ioに基づき、表示エリア内における障害物の発生の有無を判定し、発生が推定される障害物を示す情報を表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、障害物を検知する技術に関する。
従来から、車両周辺の障害物をレーダやカメラなどの外界センサにより検知し、車両の走行制御に活用する技術が知られている。例えば、特許文献1には、車両周辺の障害物を検知する障害物検知手段により検知された障害物の種別を判別し、その判別結果に基づいて、車両を制動させるブレーキ装置に制動力を出力させる時間を異ならせる自動ブレーキ装置が開示されている。
特開2009−214764号公報
外界センサによっては検知しにくい障害物も存在し、特に自動運転等に適用する場合には、外界センサのみに依存した障害物検知では十分ではない可能性がある。一方、自然発生的に生じる障害物については、当該障害物が生じやすい場所などが道路形状や道路周辺の環境等に応じて必然的に定まっている場合がある。このような障害物の発生を外界センサによらず検知してユーザに報知できると便宜である。
本発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、障害物を好適に検知してユーザに報知することが可能な障害物表示装置を提供することを主な目的とする。
請求項1に記載の発明は、障害物表示装置であって、障害物が発生する可能性がある地点ごとに、前記障害物の種別と、前記障害物の発生条件とを関連付けた障害物情報が含まれる地図データを記憶する記憶部と、前記障害物情報に基づき、表示部による表示対象のエリア内に存在する障害物を特定する障害物特定部と、前記障害物特定部が特定した障害物を示す情報を、前記表示部に表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、障害物が発生する可能性がある地点ごとに、前記障害物の種別と、前記障害物の発生条件とを関連付けた障害物情報が含まれる地図データを記憶する記憶部を備える障害物表示装置が実行する制御方法であって、前記障害物情報に基づき、表示部による表示対象のエリア内に存在する障害物を特定する障害物特定工程と、前記障害物特定工程で特定した障害物を示す情報を、前記表示部に表示させる表示制御工程と、を有することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、障害物が発生する可能性がある地点ごとに、前記障害物の種別と、前記障害物の発生条件とを関連付けた障害物情報が含まれる地図データを記憶する記憶部を参照するコンピュータが実行するプログラムであって、前記障害物情報に基づき、表示部による表示対象のエリア内に存在する障害物を特定する障害物特定部と、前記障害物特定部が特定した障害物を示す情報を、前記表示部に表示させる表示制御部として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
運転支援システムの概略構成である。 サーバ装置及び運転支援装置のブロック構成を示す。 地図データの概略的なデータ構造の一例を示す。 障害物情報が含まれるリンクデータのリンクIDと、当該障害物情報に含まれる種別情報が示す障害物の種別と、発生条件情報が示す障害物の発生条件との対応を例示したテーブルである。 第1実施例に係る表示例を示す。 第2実施例において障害物情報から特定されるリンクIDと、障害物の種別と、障害の程度ごとの発生条件との対応を示すテーブルである。 第2実施例に係る第1表示例を示す。 第2実施例に係る第2表示例を示す。 第2実施例に係る第3表示例を示す。
本発明の好適な実施形態によれば、障害物表示装置は、障害物が発生する可能性がある地点ごとに、前記障害物の種別と、前記障害物の発生条件とを関連付けた障害物情報が含まれる地図データを記憶する記憶部と、前記障害物情報に基づき、表示部による表示対象のエリア内に存在する障害物を特定する障害物特定部と、前記障害物特定部が特定した障害物を示す情報を、前記表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
上記障害物表示装置は、記憶部と、障害物特定部と、表示制御部とを備える。記憶部は、障害物が発生する可能性がある地点ごとに、障害物の種別と、障害物の発生条件とを関連付けた障害物情報が含まれる地図データを記憶する。障害物特定部は、表示部による表示対象のエリア内に存在する障害物を特定する。ここで、「表示対象のエリア」とは、表示部が地図を表示する場合には、地図の表示エリアを示し、表示部がカメラにより撮影した画像を表示する場合には、撮影された画像に表示されたエリアを示し、表示部が風景に重ねて虚像を表示するヘッドアップディスプレイやヘッドマウントディスプレイなどの場合には、虚像を重ねて表示することが可能な風景の範囲を示す。表示制御部は、障害物特定部が特定した障害物を示す情報を、表示部に表示させる。この態様によれば、障害物表示装置は、表示対象のエリアから障害物が発生していると推定される地点を特定し、当該障害物に関する情報を好適にユーザに報知することができる。
上記障害物表示装置の一態様では、障害物表示装置は、前記エリア内における障害物の発生に関する環境情報を取得する取得部をさらに備え、前記障害物特定部は、前記環境情報と、前記障害物情報に含まれる障害物の発生条件とに基づき、当該障害物の発生の有無を判定する。この態様によれば、障害物表示装置は、障害物情報が示す障害物の発生条件を満たすか否か的確に判定し、表示対象のエリア内に発生していると推定される障害物を好適に特定することができる。
上記障害物表示装置の他の一態様では、前記障害物特定部は、前記障害物情報に基づき、前記エリア内に存在する障害物の種別を特定し、前記表示制御部は、前記障害物の種別ごとに異なる表示態様により、前記障害物を示す情報を前記表示部に表示させる。この態様により、障害物表示装置は、発生していると推定される障害物の種別を好適にユーザに認識させることができる。
上記障害物表示装置の他の一態様では、前記障害物情報には、前記障害物の障害の程度ごとに、発生条件が関連付けられており、前記障害物特定部は、前記エリア内に存在する障害物の程度を特定し、前記表示制御部は、前記障害物の障害の程度ごとに異なる表示態様により、前記障害物を示す情報を前記表示部に表示させる。ここで、「障害の程度」とは、障害物の規模等に起因した障害物の発生地点での車両の通りにくさを示す。この態様により、障害物表示装置は、発生していると推定される障害物の障害の程度を好適にユーザに認識させることができる。
上記障害物表示装置の他の一態様では、前記表示制御部は、前記障害物の障害の程度が所定程度以上の場合、前記エリアを表示する地図に重ねて、当該障害物の発生が推定される地点の状態を示す画像を、前記表示部に表示させる。この態様により、障害物表示装置は、発生が推定される障害物の障害の程度が高い地点の状態の詳細を好適にユーザに視認させることができる。
上記障害物表示装置の他の一態様では、前記表示制御部は、前記障害物の発生が推定される地点の断面図を、前記障害物を示す情報として前記表示部に表示させる。この態様により、障害物表示装置は、障害物の発生が推定される地点の詳細な状態を好適にユーザに視認させることができる。
上記障害物表示装置の他の一態様では、前記表示制御部は、前記障害物情報に基づき、前記障害物を示す情報を、当該障害物の発生が推定される地点に対応付けて、前記表示部に表示させる。この態様により、障害物表示装置は、発生が推定される障害物の発生地点を好適にユーザに視認させることができる。
上記障害物表示装置の他の一態様では、前記障害物情報には、水たまりが発生する可能性がある場所ごとに、水たまりが発生する天候の条件が関連付けられており、前記表示制御部は、前記障害物特定部が特定した水たまりの情報を、前記表示部に表示させる。この態様により、障害物表示装置は、水たまりの発生を的確に推定し、ユーザにその存在を報知することができる。
上記障害物表示装置の他の一態様では、前記障害物情報には、雪又はアイスバーンが発生する可能性がある場所ごとに、雪又はアイスバーンが発生する時期又は天候の少なくとも一方の条件が関連付けられており、前記表示制御部は、前記障害物特定部が特定した雪又はアイスバーンの情報を、前記表示部に表示させる。この態様により、障害物表示装置は、雪又はアイスバーンの発生を的確に推定し、ユーザにその存在を報知することができる。
上記障害物表示装置の他の一態様では、前記障害物情報には、落ち葉又は草木が障害となる可能性がある場所ごとに、落ち葉又は草木が障害物となる条件を示す情報が関連付けられており、前記表示制御部は、前記障害物特定部が特定した落ち葉又は草木の情報を、前記表示部に表示させる。この態様により、障害物表示装置は、通行の障害となる落ち葉又は草木の発生を的確に推定し、ユーザにその存在を報知することができる。
本発明の他の好適な実施形態によれば、障害物が発生する可能性がある地点ごとに、前記障害物の種別と、前記障害物の発生条件とを関連付けた障害物情報が含まれる地図データを記憶する記憶部を備える障害物表示装置が実行する制御方法であって、前記障害物情報に基づき、表示部による表示対象のエリア内に存在する障害物を特定する障害物特定工程と、前記障害物特定工程で特定した障害物を示す情報を、前記表示部に表示させる表示制御工程と、を有する。障害物表示装置は、この制御方法を実行することで、表示対象のエリアから障害物が発生していると推定される地点を特定し、当該障害物に関する情報を好適にユーザに報知することができる。
本発明の他の好適な実施形態によれば、障害物が発生する可能性がある地点ごとに、前記障害物の種別と、前記障害物の発生条件とを関連付けた障害物情報が含まれる地図データを記憶する記憶部を参照するコンピュータが実行するプログラムであって、前記障害物情報に基づき、表示部による表示対象のエリア内に存在する障害物を特定する障害物特定部と、前記障害物特定部が特定した障害物を示す情報を、前記表示部に表示させる表示制御部として前記コンピュータを機能させる。障害物表示装置は、このプログラムを実行することで、表示対象のエリアから障害物が発生していると推定される地点を特定し、当該障害物に関する情報を好適にユーザに報知することができる。好適には、上記プログラムは、記憶媒体に記憶される。
以下、図面を参照して本発明の好適な第1及び第2実施例について説明する。
[第1実施例]
(1)運転支援システムの概要
図1は、第1実施例に係る運転支援システムの概略構成である。運転支援システムは、地図データの配信を行うサーバ装置1と、車両と共に移動する運転支援装置2とを備える。
サーバ装置1は、配信地図DB10を記憶し、運転支援装置2からの要求に応じて、地図データ「D1」を配信地図DB10から抽出して送信する。地図データD1は、運転支援装置2の自車位置周辺の部分的な地図データであってもよく、運転支援装置2の地図DB20を最新情報に更新するための差分情報であってもよい。ここで、配信地図DB10には、車両の走行の障害となり得る障害物に関する情報(「障害物情報Io」とも呼ぶ。)が含まれている。障害物情報Ioとして記録される障害物は、後述するように、水たまりやアイスバーンなどの気象条件や時期的条件等によって自然発生する障害物である。また、サーバ装置1は、運転支援装置2などの道路上を走行する車両の端末装置から車両の走行に関する情報であるプローブデータ「D2」を受信する。プローブデータD2は、障害物情報Ioの生成などに用いられる。
運転支援装置2は、据置型の端末又は携帯端末であって、障害物情報Ioを含んだ地図データD1をサーバ装置1から受信して地図DB20に記憶する。そして、運転支援装置2は、地図DB20を参照し、現在位置周辺の地図を表示する。また、運転支援装置2は、位置情報、進行方向の情報、カメラにより撮影した画像の情報、カメラ以外の外界センサの出力情報等を含むプローブデータD2を、サーバ装置1へ送信する。なお、運転支援装置2は、カメラなどの外界センサの出力に基づき、一部又は全部の運転操作を半自動又は全自動で行う自動運転モードを実行可能であってもよい。運転支援装置2は、本発明における「障害物表示装置」の一例である。
(2)サーバ装置の構成
図2(A)は、サーバ装置1の概略構成を示す。図2(A)に示すように、サーバ装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部15とを有する。通信部11、記憶部12、及び制御部15は、バスラインを介して相互に接続されている。
通信部11は、制御部15の制御に基づき、運転支援装置2と各種データの通信を行う。本実施例では、通信部11は、運転支援装置2から地図データD1の取得要求を受信した場合に、制御部15が配信地図DB10から抽出した地図データD1を運転支援装置2へ送信する。また、通信部11は、運転支援装置2を含む道路上の端末からプローブデータD2を受信する。
記憶部12は、サーバ装置1の動作を制御するためのプログラムを保存したり、サーバ装置1の動作に必要な情報を保持したりする。また、記憶部12は、障害物情報Ioを含んだ配信地図DB10及び運転支援装置2等から受信したプローブデータD2を記憶する。
制御部15は、図示しないCPU、ROM及びRAMなどを備え、サーバ装置1内の各構成要素に対して種々の制御を行う。本実施例では、制御部15は、運転支援装置2等から通信部11がプローブデータD2を受信した場合に、当該プローブデータD2を記憶部12に記憶する。また、制御部15は、運転支援装置2から所定の要求信号を通信部11が受信した場合に、配信地図DB10から地図データD1を抽出し、通信部11により運転支援装置2へ送信する。この場合、上述の要求信号には、例えば、運転支援装置2の自車位置情報又は/及び地図DB20の最新の更新日時情報などが含まれ、制御部15は、これらの情報に基づき、配信地図DB10から配信すべき地図データD1を抽出する。
(3)運転支援装置の構成
図2(B)は、運転支援装置2の機能的構成を表すブロック図を示す。図2(B)に示すように、運転支援装置2は、主に、通信部21と、記憶部22と、センサ部23と、入力部24と、制御部25と、出力部26とを有する。通信部21、記憶部22、センサ部23、入力部24、制御部25及び出力部26は、バスラインを介して相互に接続されている。
通信部21は、制御部25の制御に基づき、サーバ装置1から地図データD1を取得したり、制御部25が生成したプローブデータD2をサーバ装置1へ送信したりする。また、通信部21は、車両を制御するための信号を車両に送信したり、車両の状態に関する信号を車両から受信したりする。
記憶部22は、制御部25が実行するプログラムや、制御部25が所定の処理を実行する為に必要な情報を記憶する。本実施例では、記憶部22は、障害物情報Ioを含む地図DB20を記憶する。
センサ部23は、車両の周辺環境を認識するための1又は複数の外界センサ31と、GPS受信機32と、ジャイロセンサ33及び速度センサ34などの自立測位装置とを含む。外界センサ31は、例えば、カメラ(3Dカメラも含む)、ライダ(LIDAR:Laser Illuminated Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging または LiDAR:Light Detection and Ranging)などが該当する。センサ部23は、生成した出力信号を、制御部25へ供給する。
入力部24は、ユーザが操作するためのボタン、タッチパネル、リモートコントローラ、音声入力装置等であり、経路探索のための目的地を指定する入力、自動運転のオン及びオフを指定する入力などを受け付け、生成した入力信号を制御部25へ供給する。出力部26は、例えば、制御部25の制御に基づき出力を行う表示部27やスピーカ28を含む。
制御部25は、プログラムを実行するCPUなどを含み、運転支援装置2の全体を制御する。例えば、制御部25は、通信部21が取得した地図データD1に基づき地図DB20を更新する。また、制御部25は、GPS受信機32の出力等に基づき車両の現在位置を認識し、地図DB20を参照して現在位置周辺の地図を表示部27に表示させる。このとき、制御部25は、障害物情報Ioを参照し、表示された地図中の各道路上に障害物が発生しているか否かを判定し、発生していると推定される障害物の発生地点及び種別を地図上で明示する。さらに、制御部25は、センサ部23の出力に基づきプローブデータD2を生成し、通信部21によりサーバ装置2へ送信する。制御部25は、本発明における「障害物特定部」及び「表示制御部」の一例である。
(4)データ構造
図3は、配信地図DB10及び地図DB20の概略的なデータ構造の一例を示す。
図3の例では、配信地図DB10及び地図DB20は、施設に関する施設情報と、道路に関する道路データとを含む。さらに、道路データは、各道路をリンクとノードで表した場合のリンクに関するデータであるリンクデータと、ノードに関するデータであるノードデータとを含む。そして、各リンクに対応するリンクデータには、対象となるリンクの始点及び終点等を含む座標データ及び車線に関する車線情報等と共に、障害物情報Ioが含まれている。障害物情報Ioは、障害物が条件によって発生し得る道路に対応するリンクデータに含まれている。なお、1つの道路に複数の障害物が発生し得る場合には、それぞれの障害物に対応する障害物情報Ioが対象のリンクデータにそれぞれ含まれる。
障害物情報Ioは、主に、種別情報と、発生条件情報と、位置情報とを含む。ここで、種別情報は、対象となる障害物の種別を識別する情報である。発生条件情報は、対象とする障害物が発生する条件を示す情報である。位置情報は、対象とする障害物が発生する道路上の位置を示す情報である。位置情報は、障害物が存在する道路上の範囲に沿った点列の座標データであってもよく、障害物が存在する道路上の範囲の始点及び終点を示す座標データであってもよい。障害物情報Ioは、例えば、プローブデータD2に含まれるカメラによる撮影画像、ライダによる道路形状に関する点群情報、その他の外界センサの出力情報等に基づき生成される。
なお、図3の例では、障害物情報Ioは、道路データに含まれていたが、これに代えて、道路データとは別に管理されていてもよい。例えば、障害物ごとに種別、発生条件及び位置を関連付けたレコードから構成されるデータベースが障害物情報Ioとして記憶されていてもよい。
図4は、障害物情報Ioが含まれるリンクデータのリンクIDと、当該障害物情報Ioに含まれる種別情報が示す障害物の種別と、発生条件情報が示す障害物の発生条件との対応を例示したテーブルである。
図4では、障害物の種別として、水たまり、アイスバーン、落ち葉(樹木)、積雪、草木が例示されている。ここで、落ち葉が障害物となる場合は、例えば、道路周辺に存在する樹木の落ち葉が大量に発生することにより通行の障害となる場合が該当する。また、草木が障害物となる場合は、例えば、道路上に被さって草木が生い茂ることで通行の障害となる場合が該当する。なお、障害物の種別は、図4に示すものに限定されず、轍、濃霧などの通行の妨げとなり得る種々の物又は事象であってもよい。
そして、図4に示すように、リンクID及び障害物の種別には、当該障害物が発生する環境的な条件を示す発生条件が対応付けられている。例えば、リンクID「L001」の道路に発生する水たまりは、雨天であって、かつ、降水量が5mm/h以上である場合に発生する。また、リンクID「L003」の道路に発生するアイスバーンは、気温が0℃以下の場合に発生する。また、リンクID「L004」の道路に発生する落ち葉は、時期(季節)が11月から12月の間であって、かつ風速が3m以上である場合に発生する。また、リンクID「L036」の道路に発生する積雪は、雪天であって、かつ、降水量が3mm/h以上である場合に発生する。また、リンクID「L145」の道路に発生する草木は、時期が4月から10月の間に発生する。
このように、障害物情報Ioには、発生し得る障害物ごとにその発生条件が関連付けられている。よって、運転支援装置2は、道路上に障害物が発生するか否かを、当該道路に対応するリンクデータに含まれる障害物情報Ioの発生条件情報を参照することで、好適に推定することが可能である。この場合、運転支援装置2は、センサ部22の出力情報、又は、天候情報を管理する図示しない天候管理サーバから受信した天候情報等に基づき、発生条件情報が示す発生条件が満たされるか否か判定する。
例えば、運転支援装置2は、リンクID「L001」の道路上又はその近傍に存在する場合に、センサ部23に含まれる雨滴センサにより検出する雨量又は天候管理サーバから受信した天候情報等に基づき、降水量が5mm/h以上の雨天であると判断した場合、リンクID「L001」の道路上に水たまりが発生すると推定する。同様に、運転支援装置2は、リンクID「L003」の道路上又はその近傍に存在する場合に、センサ部23に含まれる温度センサが出力する温度情報又は天候管理サーバから受信した天候情報等に基づき、現在の温度が0℃以下であると判断した場合、リンクID「L003」の道路上にアイスバーンが発生すると推定する。また、運転支援装置2は、リンクID「L004」の道路上又はその近傍に存在する場合に、現在の日付及び天候管理サーバから受信した天候情報等に基づき、現在の日付が11月又は12月であり、かつ、風速が3m以上であると判断した場合、リンクID「L004」の道路上に通行の妨げとなる落ち葉が発生すると推定する。リンクID「L036」の積雪の有無及びリンクID「L145」の草木についても同様に、運転支援装置2は、発生条件を参照することで、これらの発生の有無を好適に推定することができる。なお、これらの各種障害物の発生条件が満たされるか否かの判定に用いる情報(例えばセンサ部23の出力情報や天候情報等)は、本発明における「環境情報」の一例である。
(5)地図表示
次に、運転支援装置2による障害物情報Ioに基づく地図表示について説明する。運転支援装置2は、地図の表示エリア内に存在する各道路に障害物が発生しているか否かを障害物情報Ioに含まれる発生条件情報を参照して判定し、発生が推定される障害物の種別及び発生地点を地図上に明示する。これにより、運転支援装置2は、障害物の存在を好適にユーザに認識させる。
図5は、運転支援装置2が表示部27に表示させる現在位置周辺の地図の表示例である。ここでは、地図の表示エリア内には、道路81〜88が存在している。なお、マーク70は、車両の現在位置を示す。
図5の例では、運転支援装置2は、地図に表示された道路81〜88のうち、障害物情報Ioに基づき道路83と道路86とにそれぞれ障害物が発生していると判断し、障害物が発生していることを示す障害物マーク71、73及び吹き出し72、74を表示させている。
この場合、まず、運転支援装置2は、地図に表示された道路81〜88のうち、地図DB20に記憶されたリンクデータに障害物情報Ioが含まれる道路の障害物情報Ioを抽出する。そして、運転支援装置2は、センサ部23の出力情報や天候管理サーバから受信した天候情報等に基づき、抽出した道路ごとの障害物情報Ioの発生条件情報が示す発生条件が満たされるか否か判定する。そして、図5の例では、運転支援装置2は、道路83と道路86のリンクデータに含まれる障害物情報Ioにより特定される発生条件が満たされていると判断し、道路83に対応付けて障害物マーク71及び吹き出し72を表示すると共に、道路86に対応付けて障害物マーク73及び吹き出し74を表示する。
この場合、運転支援装置2は、障害物情報Ioに含まれる種別情報を参照することで、道路83上に発生している障害物が落ち葉であると判断し、障害物が落ち葉であることを示す障害物マーク71及び吹き出し72を表示している。また、運転支援装置2は、障害物情報Ioに含まれる位置情報を参照することで、落ち葉が発生している道路83上の位置を特定し、特定した位置に重ねて障害物マーク71を表示している。同様に、運転支援装置2は、障害物情報Ioに含まれる種別情報を参照することで、道路86上に発生している障害物が水たまりであると判断し、障害物が水たまりであることを示す障害物マーク73及び吹き出し74を表示している。また、運転支援装置2は、障害物情報Ioに含まれる位置情報を参照することで、水たまりが発生している道路86上の位置を特定し、特定した位置に重ねて障害物マーク73を表示している。また、運転支援装置2は、落ち葉や水たまり等を示す障害物マークに代えて、又はこれに加えて、落ち葉や水たまり等のそれぞれの障害物を示す色表示を該当する道路上の特定の位置に表示してもよい。
このように、図5の例によれば、運転支援装置2は、障害物情報Ioを参照することで、地図の表示エリア内において発生した落ち葉及び水たまりの存在を好適にユーザに把握させることができる。よって、ユーザは、道路83及び道路86を避けた経路を選択することで、安全に車両を走行させ、車両に泥などの汚れが付着するのを防ぐことができる。
[第2実施例]
第2実施例では、障害物情報Ioには、障害物による障害の程度(「障害レベル」とも呼ぶ。)を判定可能な情報が含まれている点で、第1実施例と異なる。そして、第2実施例では、運転支援装置2は、障害物情報Ioを参照し、発生が推定される障害物の障害レベルに基づき、当該障害物に関する障害物マーク等の表示態様を決定する。
図6は、第2実施例において障害物情報Ioから特定されるリンクIDと、障害物の種別と、障害レベルごとの発生条件との対応を示すテーブルである。図6の例では、一例として、2段階の障害レベル(レベル1及びレベル2)のそれぞれに対して発生条件が規定されている。ここで、例えば、障害レベル「レベル1」に対応する発生条件は、通行上注意が必要な小規模の障害物が発生する条件に設定され、障害レベル「レベル2」に対応する発生条件は、通行するのが困難又は安全上好ましくない程度に大規模な障害物が発生する条件に設定される。
例えば、水たまりの場合、障害レベル「レベル1」の発生条件は、降水量5mm/hから10mm/h未満の雨天となる天候条件となっており、障害レベル「レベル2」の発生条件は、降水量10mm/h以上の雨天となる天候条件となっている。この場合、例えば、障害レベル「レベル1」の発生条件は、最大水深が50cm未満の水たまりが発生することが推定される条件となるように設定され、障害レベル「レベル2」の発生条件は、最大水深が50cm以上となる水たまりが発生することが推定される条件となるように設定される。同様に、アイスバーン、落ち葉、積雪、草木についても、障害レベル「レベル1」の発生条件と、障害レベル「レベル2」の発生条件とがそれぞれ規定されている。
運転支援装置2は、図6に示すような障害レベルごとの発生条件が規定された障害物情報Ioを参照することで、発生する障害物の種別及び位置に加えて、障害レベルを好適に判定することができる。
次に、第2実施例に係る表示態様について、図7〜図9に示す第1表示例〜第3表示例を用いて具体的に説明する。
図7は、表示部27が表示する地図の第1表示例である。図7に示す第1表示例では、まず、運転支援装置2は、図6のテーブルに相当する情報を含む障害物情報Ioの発生条件情報及び種別情報を参照し、地図に表示された道路81〜88のそれぞれについて、障害レベル「レベル1」、「レベル2」の発生条件を満たすか否か判定する。そして、運転支援装置2は、道路84のリンクデータに含まれる障害物情報Ioを参照し、道路84について、水たまりに関する障害レベル「レベル1」(ここでは最大水深50cm未満)の発生条件が満たされていると判断する。よって、図7の例では、運転支援装置2は、水たまりが発生していることを示す障害物マーク71Aを、障害物情報Ioの位置情報が示す道路84上の位置に重ねて表示させている。
また、運転支援装置2は、道路86のリンクデータに含まれる障害物情報Ioを参照し、道路86について、水たまりに関する障害レベル「レベル2」(ここでは最大水深50cm以上)の水たまりの発生条件が満たされていると判断する。よって、図7の例では、運転支援装置2は、水たまりが発生していることを示す障害物マーク73Aを、障害物情報Ioの位置情報が示す道路86上の位置に重ねて表示させている。この場合、運転支援装置2は、障害物マーク73Aを縁取り効果により強調表示すると共に、障害レベル「レベル1」のときには非表示であった吹き出し74Aを表示させている。このように、運転支援装置2は、レベル1の障害物の存在よりも、レベル2の障害物の存在を地図上で強調表示する。これにより、運転支援装置2は、障害レベル「レベル2」の障害物の存在を障害レベル「レベル1」の障害物の存在よりも優先的にユーザに視認させることができる。
図8は、第2実施例において表示部27が表示する地図の第2表示例である。第2表示例では、運転支援装置2は、障害レベル「レベル1」の水たまりの発生条件が満たされている道路84に対し、水たまりのマークである障害物マーク71A及び小規模の水たまりであることを示す吹き出し72Bを表示させている。
また、運転支援装置2は、障害レベル「レベル2」の水たまりの発生条件が満たされている道路86に対し、水たまりのマークである障害物マーク73と共に、道路86の断面図76を含む詳細ウィンドウ74Bを表示している。ここで、断面図76は、障害レベル「レベル2」の水たまりが発生した範囲における道路86の断面を模式的に示した画像である。この場合、運転支援装置2は、詳細ウィンドウ74Bに表示させる断面図76を、例えば、道路86のリンクデータに含まれる緯度、経度、及び標高に関する3次元座標データを参照することで生成する。また、運転支援装置2は、詳細ウィンドウ74B上に、推定される最大水深が50cm以上である旨を示すオブジェクト77を表示させている。この場合、運転支援装置2は、例えば、障害物の種別ごとに、障害レベル「レベル2」の発生条件を満たす場合の障害物の規模等を示す補足情報を予め記憶しておき、詳細ウィンドウ74Bを表示すべき時に、水たまりに対応する上述の補足情報を参照することで、オブジェクト77を生成する。
このように、第2表示例では、運転支援装置2は、障害レベル「レベル2」の障害物の発生が推定される地点が表示エリア内に存在する場合に、当該障害物を視覚的に表した画像(図8では断面図76)及び当該障害物の規模を表す情報(図8ではオブジェクト77)をポップアップ表示する。これにより、運転支援装置2は、特に注意が必要な障害物の詳細情報を好適にユーザに把握させることができる。なお、運転支援装置2は、地図上にポップアップ表示する詳細ウィンドウに断面図を表示する代わりに、障害物の発生が推定される地点の状態をコンピュータグラフィックスにより再現した画像等を表示してもよい。なお、第2表示例において、障害レベル「レベル2」は、本発明における「所定程度」の一例である。
図9は、水たまり91が発生している道路90を走行中の場合における第3表示例である。第3表示例では、運転支援装置2は、運転者の前方に存在するフロントウィンドウ又はコンバイナを介して虚像を運転者に視認させるヘッドアップディスプレイを表示部27として備える。よって、図9は、フロントウィンドウ又はコンバイナを介して運転者が視認する前方風景を示す。ここで、「通行不可 水深50cm以上」と表記された警告画像78は、フロントウィンドウ又はコンバイナを介して運転者に視認される虚像を示す。
図9の例では、運転支援装置2は、道路90に対応するリンクデータに含まれる障害物情報Ioに基づき、道路90において障害レベル「レベル2」の水たまりが発生していると推定する。よって、この場合、運転支援装置2は、障害物情報Ioに含まれる位置情報に基づき、道路90上において水たまりが発生していると推定される場所に対応付けて、警告画像78を虚像として表示部27に表示させている。その結果、図9の例では、警告画像78が水たまり91に対応付けて表示されている。
第3表示例によれば、運転支援装置2は、障害物情報Ioに基づき発生が推定される障害物の発生地点が前方風景中に含まれる場合に、当該障害物の存在を好適に運転者に視認させることができる。なお、運転支援装置2は、ヘッドアップディスプレイによる表示に代えて、前方風景を撮影するカメラが生成した撮影画像をディスプレイに表示する場合であっても同様に、第3表示例に基づく表示を行ってもよい。この場合、表示部27は、例えばディスプレイであって、運転支援装置2は、カメラが生成した撮影画像に、警告画像78を重ねて表示部27に表示させる。
なお、図6〜図9の説明では、障害物の発生条件は、レベル1とレベル2との2段階のそれぞれの障害レベルに応じて設けられていた。これに限らず、障害物の発生条件は、3段階以上の障害レベルのそれぞれに対して設けられていてもよい。この場合であっても、運転支援装置2は、障害物情報Ioに基づき、それぞれの障害レベルに対応する発生条件が満たされるか否か判定し、発生条件が満たされる障害物に対し、満たされた発生条件の障害レベルに応じて、当該障害物に関する情報を示す障害物マークや吹き出し等の表示態様を異ならせる。より詳しくは、この場合、運転支援装置2は、発生すると推定される障害物の障害レベルが高いほど、当該障害物に関する情報を目立つように表示する。これにより、運転支援装置2は、発生が推定される障害物の存在を、障害レベルが識別できるように好適に表示することができる。
以上説明したように、第1及び第2実施例に係るサーバ装置1は、障害物が発生する可能性がある場所ごとに、障害物の種類と、障害物の発生条件とを関連付けた障害物情報Ioが含まれる地図データ構造を有する配信地図DB10を有し、障害物情報Ioを含む地図データD1を運転支援装置2に配信する。運転支援装置2は、障害物情報Ioに基づき、表示エリア内における障害物の発生の有無を判定し、発生が推定される障害物を示す情報を表示する。これにより、運転支援装置2は、表示対象のエリアから障害物が発生していると推定される地点を特定し、当該障害物に関する情報を好適にユーザに報知することができる。
1 サーバ装置
2 運転支援装置
10 配信地図DB
11、21 通信部
12、22 記憶部
15、25 制御部
20 地図DB
23 センサ部
24 入力部
26 出力部

Claims (13)

  1. 障害物が発生する可能性がある地点ごとに、前記障害物の種別と、前記障害物の発生条件とを関連付けた障害物情報が含まれる地図データを記憶する記憶部と、
    前記障害物情報に基づき、表示部による表示対象のエリア内に存在する障害物を特定する障害物特定部と、
    前記障害物特定部が特定した障害物を示す情報を、前記表示部に表示させる表示制御部と、を備える障害物表示装置。
  2. 前記エリア内における障害物の発生に関する環境情報を取得する取得部をさらに備え、
    前記障害物特定部は、前記環境情報と、前記障害物情報に含まれる障害物の発生条件とに基づき、当該障害物の発生の有無を判定する請求項1に記載の障害物表示装置。
  3. 前記障害物特定部は、前記障害物情報に基づき、前記エリア内に存在する障害物の種別を特定し、
    前記表示制御部は、前記障害物の種別ごとに異なる表示態様により、前記障害物を示す情報を前記表示部に表示させる請求項1または2に記載の障害物表示装置。
  4. 前記障害物情報には、前記障害物の障害の程度ごとに、発生条件が関連付けられており、
    前記障害物特定部は、前記エリア内に存在する障害物の程度を特定し、
    前記表示制御部は、前記障害物の障害の程度ごとに異なる表示態様により、前記障害物を示す情報を前記表示部に表示させる請求項1〜3のいずれか一項に記載の障害物表示装置。
  5. 前記表示制御部は、前記障害物の障害の程度が所定程度以上の場合、前記エリアを表示する地図に重ねて、当該障害物の発生が推定される地点の状態を示す画像を、前記表示部に表示させる請求項4に記載の障害物表示装置。
  6. 前記表示制御部は、前記障害物の発生が推定される地点の断面図を、前記障害物を示す情報として前記表示部に表示させる請求項1〜5のいずれか一項に記載の障害物表示装置。
  7. 前記表示制御部は、前記障害物情報に基づき、前記障害物を示す情報を、当該障害物の発生が推定される地点に対応付けて、前記表示部に表示させる請求項1〜6のいずれか一項に記載の障害物表示装置。
  8. 前記障害物情報には、水たまりが発生する可能性がある場所ごとに、水たまりが発生する天候の条件が関連付けられており、
    前記表示制御部は、前記障害物特定部が特定した水たまりの情報を、前記表示部に表示させる請求項1〜7のいずれか一項に記載の障害物表示装置。
  9. 前記障害物情報には、雪又はアイスバーンが発生する可能性がある場所ごとに、雪又はアイスバーンが発生する時期又は天候の少なくとも一方の条件が関連付けられており、
    前記表示制御部は、前記障害物特定部が特定した雪又はアイスバーンの情報を、前記表示部に表示させる請求項1〜7のいずれか一項に記載の障害物表示装置。
  10. 前記障害物情報には、落ち葉又は草木が障害となる可能性がある場所ごとに、落ち葉又は草木が障害物となる条件を示す情報が関連付けられており、
    前記表示制御部は、前記障害物特定部が特定した落ち葉又は草木の情報を、前記表示部に表示させる請求項1〜7のいずれか一項に記載の障害物表示装置。
  11. 障害物が発生する可能性がある地点ごとに、前記障害物の種別と、前記障害物の発生条件とを関連付けた障害物情報が含まれる地図データを記憶する記憶部を備える障害物表示装置が実行する制御方法であって、
    前記障害物情報に基づき、表示部による表示対象のエリア内に存在する障害物を特定する障害物特定工程と、
    前記障害物特定工程で特定した障害物を示す情報を、前記表示部に表示させる表示制御工程と、を有する制御方法。
  12. 障害物が発生する可能性がある地点ごとに、前記障害物の種別と、前記障害物の発生条件とを関連付けた障害物情報が含まれる地図データを記憶する記憶部を参照するコンピュータが実行するプログラムであって、
    前記障害物情報に基づき、表示部による表示対象のエリア内に存在する障害物を特定する障害物特定部と、
    前記障害物特定部が特定した障害物を示す情報を、前記表示部に表示させる表示制御部
    として前記コンピュータを機能させるプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
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