JP2018105036A - 梁の接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】一方の梁部材の軸線に対して他方の梁部材の軸線をずれた位置にすることができる梁の接合構造を提供する。【解決手段】梁部材12、14を接合して構成される梁10と、梁部材12、14に立設されたガセットプレート20と、梁部材12、14の端部間に跨り、プレート側ボルト孔24Aが形成され、高力ボルト28によって梁部材12、14に固定されるプレート24と、ガセットプレート20間に跨り、アングル側ボルト孔26Aが形成され、高力ボルト30によってガセットプレート20に固定されるアングル材26と、を備え、プレート側ボルト孔24A及びアングル側ボルト孔26Aの内径と高力ボルト28、30の雄ねじ部28A、30Aの外径との間には隙間が形成されており、隙間内において高力ボルト28、30の位置を調整することで、梁部材12の軸線に対して梁部材14の軸線がずれた位置とされる。【選択図】図1

Description

本発明は、梁の接合構造に関する。
梁部材同士の接合方法として、例えば特許文献1に示すように、2本の鉄骨梁の端部間に添板を渡し、添板と鉄骨梁とをボルトで固定することで2本の鉄骨梁を接合する方法が知られている。他にも、特許文献2、特許文献3には、それぞれガセットプレートや接合金物を介して、一方の梁部材の端部と他方の梁部材の側面とを接合する方法が開示されている。
特開2003−96908号公報 特開2002−356910号公報 特開2007−32097号公報
特許文献1〜3に記載の方法で梁部材同士を接合する場合、梁部材同士は互いに水平に接合される。つまり、接合する際に一方の梁部材の軸線に対して他方の梁部材の軸線の高さや角度等の位置を調整することは困難であった。
本発明は上記事実に鑑み、一方の梁部材の軸線に対して他方の梁部材の軸線をずれた位置にすることができる梁の接合構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の梁の接合構造は、端部に梁側ボルト孔が形成された2つ以上の梁部材を接合して構成される梁と、前記梁部材の上面又は下面にそれぞれ立設され、ガセット側ボルト孔が形成されたガセットプレートと、前記梁部材の端部間に跨り、プレート側ボルト孔が形成され、ボルトによって前記梁部材に固定されるプレートと、前記ガセットプレート間に跨り、アングル側ボルト孔が形成され、ボルトによって前記ガセットプレートに固定されるアングル材と、を備え、前記梁側ボルト孔及び前記プレート側ボルト孔の少なくとも一方、及び、前記ガセット側ボルト孔及び前記アングル側ボルト孔の少なくとも一方の内径と前記ボルトの雄ねじ部の外径との間には隙間が形成されており、前記隙間内において前記ボルトの位置を調整することで、一方の梁部材の軸線に対して他方の梁部材の軸線がずれた位置とされる。
上記構成によれば、プレートを介して梁部材の端部同士をボルトで固定し、アングル材を介して梁部材に接合されたガセットプレート同士をボルトで接合することで、梁部材同士を接合することができる。
このとき、梁側ボルト孔及びプレート側ボルト孔の少なくとも一方、及び、ガセット側ボルト孔及びアングル側ボルト孔の少なくとも一方の内径とボルトの雄ねじ部の外径との間には隙間が形成されている。このため、隙間内においてボルトの位置を調整することで、一方の梁部材の軸線に対して他方の梁部材の軸線がずれた位置とすることができる。
請求項2に記載の梁の接合構造は、請求項1に記載の梁の接合構造であって、前記梁は片持ち梁である
上記構成によれば、梁が片持ち梁であるため、梁部材の接合部分で梁部材同士の軸線の位置を調整することにより、梁の自由端側の高さや角度を調整することができる。
請求項3に記載の梁の接合構造は、請求項1又は2に記載の梁の接合構造であって、一方の前記梁部材は、水平方向に対して角度を持たせて設けられており、他方の前記梁部材は、一方の前記梁部材の軸線に対して角度を持たせて接合されている。
上記構成によれば、梁によって例えば屋根架構等の傾斜した構造物を構成する場合、水平方向に対して角度を持たせて設けられた一方の梁部材に対して、角度を持たせて他方の梁部材を接合することで、屋根架構の傾斜角度を調整することができる。
本発明によれば、一方の梁部材の軸線に対して他方の梁部材の軸線をずれた位置にすることができる。
(A)は第1実施形態に係る梁の接合構造を示す正面図であり、(B)はそのA−A線断面図である。 (A)は梁部材同士を同じ高さかつ同じ角度で接合した状態を示す正面図であり、(B)は梁部材同士を異なる高さで接合した状態を示す正面図であり、(C)は梁部材同士を角度を持たせて接合した状態を示す正面図である。 梁部材を備える屋根架構を示す全体図である。 (A)は図3における屋根架構の梁の一部を示す拡大正面図であり、(B)はその下面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る梁の接合構造について、図1、図2を用いて説明する。
<構成>
図1(A)、図1(B)に示すように、本実施形態の梁10は、長手方向一端部で互いに接合された2つの梁部材12、14で構成されている。梁部材12、14は、一例としてH形鋼で構成されており、梁部材12、14同士の接合部分である長手方向一端部のウェブ12A、14Aには、それぞれ複数(本実施形態では3つ)の梁側ボルト孔16、18が鉛直方向に並んで形成されている。
また、梁部材12、14の長手方向一端部には、ウェブ12A、14A間に跨り、かつウェブ12A、14Aを挟み込む一対のプレート24が固定されている。プレート24は、梁部材12、14を構成するH形鋼と同程度の剛性を有する材料で構成されており、梁部材12、14の梁側ボルト孔16、18に対応する位置には、それぞれ複数(本実施形態では6つ)のプレート側ボルト孔24Aが形成されている。
なお、梁部材12、14とプレート24とは、梁側ボルト孔16、18及びプレート側ボルト孔24Aに挿通された高力ボルト(ハイテンションボルト)28によって摩擦接合されている。
また、図2(A)に示すように、梁部材12、14同士は隙間Hをあけて互いに接合されている。さらに、プレート24の上端と梁部材12、14の上フランジとの間、及びプレート24の下端と梁部材12、14の下フランジ12B、14Bとの間には、それぞれ隙間Kがあけられている。
図1(A)、図1(B)に示すように、梁部材12、14の長手方向一端部の下フランジ(下面)12B、14Bには、下フランジ12B、14Bから立設するガセットプレート20、22がそれぞれ溶接されている。また、ガセットプレート20、22の側面には、それぞれ複数(本実施形態では3つ)のガセット側ボルト孔20A、22Aが水平方向に並んで形成されている。
さらに、ガセットプレート20、22には、ガセットプレート20、22間に跨り、かつガセットプレート20、22を挟み込む一対のアングル材26が固定されている。アングル材26は、L形鋼(山形鋼)であり、ガセットプレート20、22のガセット側ボルト孔20A、22Aに対応する位置には、それぞれ複数(本実施形態では6つ)のアングル側ボルト孔26Aが形成されている。
なお、ガセットプレート20、22とアングル材26とは、ガセット側ボルト孔20A、22A及びアングル側ボルト孔26Aに挿通された高力ボルト(ハイテンションボルト)30によって摩擦接合されている。
また、図2(A)に示すように、ガセットプレート20、22同士は、隙間Hをあけて互いに接合されており、アングル材26は、梁部材12、14の下フランジ12B、14Bとの間に、隙間Sをあけてガセットプレート20、22に固定されている。なお、隙間Sは、隙間Kの和(2K)より小さくされている。
ここで、プレート側ボルト孔24Aの内径は、梁側ボルト孔16、18の内径より大きくなっている。具体的には、図1(A)に示す梁側ボルト孔16、18の内径と図2(A)に示す高力ボルト28の雄ねじ部28Aの外径dとの隙間は、JIS B0401に規定されている寸法公差における最小許容寸法とされている。
一方、図2(A)に示すプレート側ボルト孔24Aの内径Dと高力ボルト28の雄ねじ部28Aの外径dとの隙間(D−d)は、JIS B0401に規定されている寸法公差における最大許容寸法とされている。なお、プレート側ボルト孔24Aの内径Dと高力ボルト28の雄ねじ部28Aの外径dとの隙間の寸法(D−d)は、梁部材12、14同士の隙間H、及び梁部材12、14の下フランジ12B、14Bとアングル材26との隙間Sより大きくされている。
同様に、アングル側ボルト孔26Aの内径も、ガセット側ボルト孔20A、22Aの内径より大きくなっている。具体的には、図1(A)に示すガセット側ボルト孔20A、22Aの内径と図2(A)に示す高力ボルト30の雄ねじ部30Aの外径dとの隙間は、JIS B0401に規定されている寸法公差における最小許容寸法とされている。
一方、図2(A)に示すアングル側ボルト孔26Aの内径Dと高力ボルト30の雄ねじ部30Aの外径dとの隙間(D−d)は、JIS B0401に規定されている寸法公差における最大許容寸法とされている。なお、アングル側ボルト孔26Aの内径Dと高力ボルト30の雄ねじ部30Aの外径dとの隙間(D−d)は、ガセットプレート20、22同士の隙間H、及び梁部材12、14の下フランジ12B、14Bとアングル材26との隙間Sより大きくされている。
<作用及び効果>
本実施形態によれば、プレート24を介して梁部材12、14の長手方向一端部同士を高力ボルト28で固定し、アングル材26を介して梁部材12、14に溶接されたガセットプレート20、22同士を高力ボルト30で接合することで、梁部材12、14同士を接合することができる。
ここで、高力ボルト28、30が挿通される梁側ボルト孔16、18、プレート側ボルト孔24A、ガセット側ボルト孔20A、22A、及びアングル側ボルト孔26Aは、全て同一方向(水平方向)に形成されている。このため、各ボルト孔16、18、20A、22A、24A、26Aが同一方向に形成されていない構成と比較して、ボルト止めの作業性が向上する。
また、プレート側ボルト孔24A及びアングル側ボルト孔26Aの内径Dと高力ボルト28、30の雄ねじ部28A、30Aの外径dとの隙間(D−d)が、最大許容寸法とされている。これにより、高力ボルト28、30がプレート側ボルト孔24A内及びアングル側ボルト孔26A内で移動することにより、梁部材12の軸線に対して梁部材14の軸線をずれた位置にすることができる。
具体的には、図2(B)に示すように、梁部材12の軸線に対して梁部材14の軸線の高さを調整することができる。このとき、図2(A)に示すプレート側ボルト孔24A及びアングル側ボルト孔26Aの内径Dと高力ボルト28、30の雄ねじ部28A、30Aの外径dとの隙間(D−d)が、図2(A)に示す梁部材12、14の下フランジ12B、14Bとアングル材26との隙間Sより大きくされている。このため、隙間Sの範囲で梁部材14を移動させて、梁部材12の軸線に対して梁部材14の軸線の高さを変えることができる。
同様に、図2(C)に示すように、梁部材12の軸線に対して梁部材14の軸線の角度を調整することもできる。このとき、図2(A)に示すプレート側ボルト孔24A及びアングル側ボルト孔26Aの内径Dと高力ボルト28、30の雄ねじ部28A、30Aの外径dとの隙間(D−d)が、図2(A)に示す梁部材12、14同士の隙間H、及びガセットプレート20、22同士の隙間Hより大きくされている。このため、隙間Hの範囲で梁部材14を回動させて、梁部材12の軸線に対して梁部材14の軸線の角度を変えることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る梁の接合構造について、図3、図4を用いて説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、一部図示及び説明を省略する。
<構成>
本実施形態の梁の接合構造は、図3に示すように、寺社等の伝統建築の屋根架構40に用いられている。屋根架構40は鉄骨造と木造とを併用して復元されたものであり、屋根架構40の軒部分は、長手方向一端部が鉄骨造の柱42で支持されて片持ち梁とされた鉄骨造の梁44で構成されている。
梁44は、水平方向に対して角度を持たせて設けられており、図4(A)に示すように、例えばH形鋼からなる少なくとも3つの梁部材46、48、50で構成されている。梁部材46、50の長手方向一端部及び梁部材48の長手方向両端部には、第1実施形態の梁部材12、14と同様に、複数の梁側ボルト孔46A、48A、50Aが形成されている。
一方、プレート52にも、第1実施形態のプレート24と同様に、複数のプレート側ボルト孔52Aが形成されている。そして、プレート52を介して梁部材46の長手方向一端部と梁部材48の長手方向一端部、及び梁部材48の長手方向他端部と梁部材50の長手方向一端部が、互いに隙間をあけて高力ボルト54で固定されている。なお、梁44の長手方向他端部である梁部材50の長手方向他端部は、自由端とされている。
ガセットプレート56も、第1実施形態のガセットプレート20、22と同様に、梁部材46、48、50の下フランジに溶接されていてもよいが、本実施形態では、一例として、梁部材46、50の長手方向一端部及び梁部材48の長手方向両端部の上フランジ(上面)46B、48B、50Bに、ガセットプレート56がそれぞれ溶接されている。ガセットプレート56の側面には、第1実施形態のガセットプレート20、22と同様に、複数のガセット側ボルト孔56Aが形成されている。
一方、アングル材58にも、第1実施形態のアングル材26と同様に、複数のアングル側ボルト孔58Aが形成されており、アングル材58を介してガセットプレート56が互いに隙間をあけて高力ボルト60で固定されている。
なお、プレート側ボルト孔52A及びアングル側ボルト孔58Aの内径は、第1実施形態のプレート側ボルト孔24A及びアングル側ボルト孔26Aの内径と同様に、高力ボルト54、60の雄ねじ部の外径との隙間が、最大許容寸法とされている。
<作用、効果>
本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、プレート側ボルト孔52A及びアングル側ボルト孔58Aの内径と高力ボルト54、60の雄ねじ部の外径との隙間が、最大許容寸法とされている。これにより、梁部材46、48、50同士の軸線の位置をずらすことができる。
具体的には、例えば水平方向に対して角度Pで傾斜した梁部材46に対して梁部材48を角度Pより小さい角度Qとなるように接合し、梁部材48に対して梁部材50を角度Qより小さい角度Rとなるように接合する。
このように、梁部材46の軸線に対して角度を持たせて梁部材48を接合し、梁部材48の軸線に対して角度を持たせて梁部材50を接合することにより、現場にて梁44の反り、すなわち屋根架構40の軒の反りを、調整又は修正することが可能となる。
なお、梁44は、長手方向一端部が柱42で支持されて長手方向他端部が自由端とされた片持ち梁とされている。このため、梁部材46、48、50同士の接合位置を調整していくことにより、梁44の自由端側の位置、すなわち梁部材50の長手方向他端部の位置を所望の位置に調整することができる。
また、本実施形態によれば、梁部材46、48、50の上フランジ46B、48B、50Bに、それぞれガセットプレート56が溶接されている。このため、図4(B)に示すように、梁44を下から見上げた際に梁部材46、48、50同士の接合部分にガセットプレート56やアングル材58が露出せず、屋根架構40の軒の美観が損なわれることを抑制することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明について実施形態の一例を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能である。
例えば、第1、第2実施形態では、プレート側ボルト孔24A、52A及びアングル側ボルト孔26A、58Aの内径が最大許容寸法とされていた。しかし、梁側ボルト孔16、18、46A、48A、50A及びガセット側ボルト孔20A、22A、56Aの内径が最大許容寸法とされていてもよい。また、各ボルト孔16、18、20A、22A、24A、26A、46A、48A、50A、52A、56A、58Aがそれぞれ最大許容寸法とされていてもよい。
また、第2実施形態では、ガセットプレート56が梁部材46、48、50の上フランジ46B、48B、50Bに設けられていた。しかし、梁部材46、48、50の下フランジにガセットプレート56を設ける構成とすることで、屋根架構40の上側にガセットプレート56やアングル材58が露出することを抑制することができる。
さらに、梁部材46、48、50の上フランジ46B、48B、50B及び下フランジの両方にガセットプレート56を設け、両方のガセットプレート56にそれぞれアングル材58を固定する構成としてもよい。
また、第2実施形態では、梁44は長手方向他端部が自由端とされた片持ち梁44とされていたが、長手方向他端部が柱等に固定された両端固定梁とされていてもよい。この場合、梁44の長手方向他端部は、上述した梁部材46、48、50同士の接合構造と同様の構成を用いて柱に対して位置が調整可能とされる。
また、第2実施形態では、梁44の接合構造が寺社等の伝統建築の屋根架構40に用いられていたが、上記構成には限られず、精密な施工精度を必要とする他の構造物等にも適用することができる。さらに、接合される梁部材46、48、50の数も3つに限られず、軒の形状に合わせて適宜定めることができる。
10、44 梁
12、14、46、48、50 梁部材
16、18、46A、48A、50A 梁側ボルト孔
20、22、56 ガセットプレート
20A、22A、56A ガセット側ボルト孔
24、52 プレート
24A、52A プレート側ボルト孔
26、58 アングル材
26A、58A アングル側ボルト孔
28、30、54、60 高力ボルト(ボルトの一例)

Claims (3)

  1. 端部に梁側ボルト孔が形成された2つ以上の梁部材を接合して構成される梁と、
    前記梁部材の上面又は下面にそれぞれ立設され、ガセット側ボルト孔が形成されたガセットプレートと、
    前記梁部材の端部間に跨り、プレート側ボルト孔が形成され、ボルトによって前記梁部材に固定されるプレートと、
    前記ガセットプレート間に跨り、アングル側ボルト孔が形成され、ボルトによって前記ガセットプレートに固定されるアングル材と、
    を備え、
    前記梁側ボルト孔及び前記プレート側ボルト孔の少なくとも一方、及び、前記ガセット側ボルト孔及び前記アングル側ボルト孔の少なくとも一方の内径と前記ボルトの雄ねじ部の外径との間には隙間が形成されており、前記隙間内において前記ボルトの位置を調整することで、一方の梁部材の軸線に対して他方の梁部材の軸線がずれた位置とされる、
    梁の接合構造。
  2. 前記梁は片持ち梁である、請求項1に記載の梁の接合構造。
  3. 一方の前記梁部材は、水平方向に対して角度を持たせて設けられており、他方の前記梁部材は、一方の前記梁部材の軸線に対して角度を持たせて接合されている、請求項1又は2に記載の梁の接合構造。
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