JP2018104593A - 高分子化合物、ならびにこれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子用材料および有機エレクトロルミネッセンス素子 - Google Patents
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Abstract
Description
Ar3は、置換基を有してもよい1価の芳香族炭化水素基または芳香族複素環基を表す、
で示される2価の基であり;
R1およびR2は、それぞれ独立して、炭素数1以上18以下のアルキル基もしくはアルコキシ基、または炭素数6以上18以下のアリール基であり、R1およびR2が複数存在する場合、それらは互いに同一でも異なってもよく;
mおよびnは、それぞれ独立して、0以上4以下の整数である、
で表わされる構成単位(1)、ならびに
下記式(3):
L2は、単結合または置換基を有してもよいアルキレン基もしくはフェニレン基を表し、L2が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく;
Q1は、1価の架橋性基を表し、Q1が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく;ならびに
pは、1以上の整数である、
で表わされる構成単位(2)、および
下記式(4):
で表わされる構成単位(3)の少なくとも一方
を含む高分子化合物によって達成できる。
Ar3は、置換基を有してもよい1価の芳香族炭化水素基または芳香族複素環基を表す、
で示される2価の基であり;
R1およびR2は、それぞれ独立して、炭素数1以上18以下のアルキル基もしくはアルコキシ基、または炭素数6以上18以下のアリール基であり、R1およびR2が複数存在する場合、それらは互いに同一でも異なってもよく;
mおよびnは、それぞれ独立して、0以上4以下の整数である、
で表わされる構成単位(1)、ならびに
下記式(3):
L2は、単結合または置換基を有してもよいアルキレン基もしくはフェニレン基を表し、L2が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく;
Q1は、1価の架橋性基を表し、Q1が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく;ならびに
pは、1以上の整数である、
で表わされる構成単位(2)、および
下記式(4):
で表わされる構成単位(3)の少なくとも一方
を含む高分子化合物を提供する。
本発明の高分子化合物は、構成単位(1)ならびに構成単位(2)および/または(3)を有する。
高分子化合物重量平均分子量(Mw)は、ポリスチレンを標準物質として用いて、GPC(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー:Gel Permittion Chromatography)により下記条件で測定する。
・カラム:ポリマーラボラトリーズ社製PLgel MIXED−B
・カラム温度:40℃
・流量:1.0mL/min
・注入量:20μL
・溶離液:テトラヒドロフラン(THF)(濃度:約0.05質量%)
・検出器:UV−VIS検出器(株式会社島津製作所製、SPD−10AV)
・標準試料:ポリスチレン。
また、本発明に係る高分子化合物を有機エレクトロルミネッセンス素子に用いる場合には、高い電荷移動度が達成される。このため、特に本発明に係る高分子化合物を正孔輸送材料として使用する場合には、電子に対しての劣化影響を小さくして、素子寿命(発光寿命)を向上できる。ゆえに、本発明に係る高分子化合物を用いる有機エレクトロルミネッセンス素子は発光効率および耐久性に優れる。さらに、本発明の高分子化合物は架橋性基を有する構成単位(2)を有する場合には、塗布膜安定性をさらに向上できる。本発明の高分子化合物は構成単位(3)を有する場合には、溶媒溶解性をさらに向上できる。このため、有機EL素子を積層構造にて形成した場合の発光特性および安定性を向上させることができる。
本発明に係る高分子化合物は、有機エレクトロルミネッセンス素子用材料として好適に用いられる。本発明に係る高分子化合物によれば、高い三重項エネルギー準位(ゆえに電流効率)、さらには高い電荷移動度(耐久性)を有する有機エレクトロルミネッセンス素子用材料が提供される。また、高分子化合物の高分子主鎖(式(1)の構成単位)は適切なフレキシビリティーを有する。このため、高分子化合物は、溶媒への高い溶解性および高い耐熱性を示すため、湿式(塗布)法により容易に成膜(薄膜化)できる。
以下では、図1を参照して、本実施形態に係る有機EL素子について、詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)の一例を示す模式図である。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物1を合成した。詳細には、アルゴン雰囲気下、300mLフラスコ中に、1,4−ジヘキシル−2,5−ジブロモベンゼン(8.08g、20.0mmol)、ビス(ピナコレートジボロン)(12.19g、48.0mmol)、PdCl2(dppf)(0.98g、1.2mmol)、酢酸カリウム(11.78g、120.0mmol)、及び脱水1,4−ジオキサン(100mL)を混合し、加熱還流下で6時間攪拌した。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物2を合成した。詳細には、アルゴン雰囲気下、500mLの4つ口フラスコ中で、2,7−ジブロモフルオレン(22.7g、70.0mmol)、5−ブロモ−1−ペンテン(21.9g、147.0mmol)、水酸化カリウム(16.7g、297.6mmol)、ヨウ化カリウム(1.2g、7.2mmol)及びDMSO(170mL)を混合し、80℃にて4時間加熱撹拌した。
3−1.化合物3−1の合成
下記方法に従って、下記構造を有する化合物3−1を合成した。詳細には、アルゴン下において反応溶器中に、3−ブロモベンゾシクロブタン(4.1g、22.4mmol)、テトラヒドロフラン(69mL)を仕込み、ドライアイス−メタノールバスで−78℃まで冷却した。n−BuLi(16.9mL)を加えて2時間攪拌し、4,4’−ジブロモ−[1,1’−ビフェニル]−2−カルボン酸メチルエステル(4.1g、11.08mmol)をテトラヒドロフラン(12mL)に溶かした溶液を滴下した。−78℃で2時間攪拌後、さらに室温で4時間攪拌した。氷浴で冷やしながら水(50mL)をゆっくりと加え、分液ロートに移して洗浄し、さらに水30mLで2回洗浄した。得られた有機層は硫酸マグネシウムを用いて脱水し、固体を濾過して溶液を濃縮し5.6gの固体を得た(収率92%)。得られた化合物3−1の構造は、核磁気共鳴装置(1H−NMR)によって同定した。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物3を合成した。詳細には、アルゴン下において反応溶器中に、化合物3−1(5.0g、9.1mmol)、クロロホルム(24ml)を加え、氷浴で0℃に冷却後、BF3Et2O(7.0mL)を滴下漏斗より滴下した。1時間攪拌後、さらにBF3Et2O(7.0mL)を加えて1時間攪拌し、室温で5時間攪拌した。水(100mL)を加えて攪拌した後、分液ロートへ移し、クロロホルム(50mL)で3回抽出した。得られた有機層は硫酸ナトリウムで乾燥後、溶液を濃縮し、クロロホルム(30mL)を加えた。加熱還流しながらメタノール(300mL)を加えて結晶化を行い、得られた結晶を濾過した。この結晶をクロロホルム(20mL)に加えて加熱し、メタノール(200mL)を加えて室温で2時間攪拌した。生じた結晶を濾過して乾燥し、2.0gの固体を得た(収率40%)。得られた化合物3の構造は、核磁気共鳴装置(1H−NMR)によって同定した。
4−1.化合物4の合成
下記方法に従って、下記構造を有する化合物4を合成した。詳細には、アルゴン下において、反応溶器中に3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボラン−2−イル)−9H−カルバゾール(38.52g、131.4mmol)、2,2’−ジブロモ−1,1’−ビフェニル(20.0g、64.10mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(Pd(PPh3)4)(2.22g、1.92mmol)、炭酸カリウム(39.86g、288.46mmol)、水(144mL)、1,4−ジオキサン(384mL)を加え、85℃にて10時間、混合物を撹拌した。反応終了後、反応混合液を室温まで放冷し、セライト(Celite:登録商標)を用いて不純物をろ別した。溶媒を留去した後、メタノールを加え、析出した固体をろ取した。得られた固体にメタノールを加えて80℃にて2時間加熱撹拌した。固体をろ取した後、トルエン(100mL)およびメタノール(400mL)を加えて80℃で2時間撹拌した、固体をろ取、乾燥して20.7gの化合物4を得た(収率66%)。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物5を合成した。詳細には、アルゴン置換した三つ口フラスコに、化合物4(9.70g、20.0mmol)、p−ブロモ−ヘキシルベンゼン(9.89g、41.03mmol)、ナトリウム−tert−ブトキシド(t−BuONa)(7.68g、80.08mmol)、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(Pd(t−Bu3P)2、0.408g、0.80mmol)、およびキシレン(200mL)を入れ、4時間還流撹拌した。室温まで冷却後、反応液をセライト(Celite:登録商標)を用いて不純物をろ別した。有機層をアルミナカラムに通し、その溶出液から溶媒を減圧留去した。得られた固体をトルエンおよびヘキサンにて再結晶を行い、10.0gの化合物5を得た(収率62%)。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物6を合成した。詳細には、三つ口フラスコに、化合物5(10.0g、12.42mmol)、クロロホルム(100mL)を入れ、−5℃以下に冷却した。N−ブロモスクシンイミド(NBS)(4.53g、25.46mmol)をジメチルホルムアミド(10mL)に溶解した溶液を、内温0℃以下にて滴下し、2時間撹拌した。反応液に水を加え、クロロホルムで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥した。その抽出液から溶媒を減圧留去し、その残留物をトルエンとヘキサンの混合溶媒による再結晶により精製を行い、11.2gの化合物6を得た(収率93%)。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物7を合成した。詳細には、アルゴン置換した三つ口フラスコに、化合物6(11.0g、11.42mmol)、4−メチルジフェニルアミン(4.29g、23.42mmol)、ナトリウム−tert−ブトキシド(6.58g、68.53mmol)、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(Pd(t−Bu3P)2、0.24g、0.46mmol)、およびキシレン(200mL)を入れ、3時間還流し室温まで冷却した。冷却した反応液を、セライト(Celite:登録商標)を用いて不純物をろ別した。有機層をアルミナカラムに通し、その溶出液から溶媒を減圧留去した。その残留物をトルエンとヘキサンの混合溶媒による再結晶により精製を行い、13.0gの化合物7を得た(収率97%)。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物8を合成した。詳細には、アルゴン置換した三つ口フラスコに、化合物7(12.5g、10.70mmol)、クロロホルム(150mL)を入れ、−5℃以下に冷却した。N−ブロモスクシンイミド(NBS)(3.85g、21.93mmol)をジメチルホルムアミド(15mL)に溶解した溶液を、内温0℃以下にて滴下し、2時間撹拌した。反応液をメタノール300mLに注ぎ、析出した固体をろ取した。この固体にメタノールを加えて80℃で加熱撹拌を1時間行った。固体をろ取した後、クロロホルムとイソプロピルアルコールの混合溶媒による再結晶を3回行いにより精製を行い、12.2gの化合物8を得た(収率86%)。
5−1.化合物9の合成
下記方法に従って、下記構造を有する化合物9を合成した。詳細には、アルゴン下において反応器中に、2−ヨード−4−メトキシ−1−ニトロベンゼン(25.0g、89.60mmol)、2−ブロモフェニルボロン酸(18.89g、94.08mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(Pd(PPh3)4)(2.07g、1.79mmol)、炭酸ナトリウム(28.48g、268.79mmol)、水(134ml)、ジメトキシエーテル(DME)(131mL)、トルエン(131mL)を加え、85℃にて15時間、混合物を撹拌した。反応終了後、反応混合液を室温まで放冷し、セライト(Celite:登録商標)を用いて不純物をろ別した。ろ液に水を加えた後、トルエンを用いて抽出し、抽出した有機層を濃縮した。濃縮液をカラムクロマトグラフィにて精製し、22.0gの化合物9を得た(収率79%)。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物10を合成した。詳細には、窒素置換した三つ口フラスコに、化合物9(20.00g、64.94mmol)、トリフェニルホスフィン(PPh3)(42.56g、162.27mmol)、およびo−ジクロロベンゼン(136mL)を入れ、180℃で20時間還流した。減圧下溶媒を留去し、その残留物をシリカゲルを充填したカラムクロマトグラフィーで精製し、9.60gの化合物10を得た(収率53%)。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物11を合成した。詳細には、アルゴン雰囲気下、p−ヨードペンチルベンゼン(5.48g、20.0mmol)、化合物10(5.00g、18.1mmol)、ヨウ化銅(0.19g、1.0mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(2.51g、26.18mmol)に脱水1,4−ジオキサン500mLを加え、室温にて30分間撹拌した。その後、トランス−1,2−シクロヘキサンジアミン(DACyHx)(0.53g、4.65mmol)を加えて、8時間加熱還流攪拌した。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物12を合成した。詳細には、アルゴン置換した三つ口フラスコに、化合物11(13.40g、31.73mmol)を投入し、テトラヒドロフラン(THF)(190mL)を加えて溶解させ、アセトン/ドライアイスバスを用いて−75℃に冷却し、15分間撹拌した。次に、n−ブチルリチウム(n−BuLi)の2.6Mヘキサン溶液(13.17mL、34.90mmol)を滴下し、さらに1時間、撹拌した。続いて、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(7.07ml、34.90mmol)を加え、室温で3時間、撹拌した。反応終了後、反応混合液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出し、抽出した有機層を濃縮した。有機層の濃縮により得られた固体をヘキサンによる再結晶によって精製し、10.0gの化合物12を得た(収率67%)。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物13を合成した。詳細には、アルゴン下において反応器中に、化合物12(8.0g、17.0mmol)、2,2’−ジブロモ−1,1’−ビフェニル(2.5g、8.0mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(Pd(PPh3)4)(0.19、0.17mmol)、炭酸ナトリウム(1.86g、17.6mmol)、水(20mL)、1,4−ジオキサン(50mL)を加え、85℃にて10時間、混合物を撹拌した。反応終了後、反応混合液を室温まで放冷し、セライト(Celite:登録商標)を用いて不純物をろ別した。溶媒を留去した後、メタノールを加え、析出した固体をろ取した。得られた固体にメタノールを加えて80℃にて2時間加熱撹拌した。固体をろ取した後、トルエンおよびメタノールを加えて80℃で2時間撹拌した、固体をろ取、乾燥して4.0gの化合物13を得た(収率60%)。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物14を合成した。詳細には、アルゴン雰囲気下、化合物13(4.0g、4.7mmol)をジクロロメタン50mLに加えた反応溶液を0℃で撹拌した。次いで、三臭化ホウ素(BBr3)(10.34mmol)のジクロロメタン溶液を滴下し、室温に戻してから18時間撹拌した。再び、0℃に冷却してから、水40mLを加えて有機層を分取した。溶媒を減圧下で留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒:トルエン)で精製することにより、3.7gの中間体(OH体)を得た(収率99%)。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物15を合成した。詳細には、アルゴン雰囲気下、フラスコに、化合物14(3.8g、3.6mmol)、4−メチルアニリン(0.77g、7.2mmol)、脱水トルエン(50mL)を加えて30分間、室温にて撹拌した。次いで、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(92mg、0.10mmol)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(221mg、0.40mmol)、ナトリウムt−ブトキシド(1.3g、14.4mmol)を入れ、95℃で2時間撹拌した。放冷後、水とトルエンを加え分液洗浄し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(展開液:ヘキサン/酢酸エチル=95/5)により精製し、2.1gの化合物15を得た(収率60%)。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物16を合成した。詳細には、アルゴン雰囲気下、p−ブロモヨードベンゼン(1.27g、4.5mmol)、化合物15(2.1g、2.1mmol)、ヨウ化銅(0.043g、0.23mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(0.56g、5.89mmol)に脱水1,4−ジオキサン150mLを加え、室温にて30分間撹拌した。その後、トランス−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.115g、1.04mmol)を加えて、8時間加熱還流攪拌した。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物17を合成した。詳細には、アルゴン下において反応器中に、ボロン酸エステル体(5.2g、17.0mmol)、2,2’−ジブロモ−1,1’−ビフェニル(2.5g、8.0mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(Pd(PPh3)4)(0.19、0.17mmol)、炭酸ナトリウム(1.86g、17.6mmol)、水(20mL)、1,4−ジオキサン(50mL)を加え、85℃にて10時間、混合物を撹拌した。反応終了後、反応混合液を室温まで放冷し、セライト(Celite:登録商標)を用いて不純物をろ別した。溶媒を留去した後、メタノールを加え、析出した固体をろ取した。得られた固体にメタノールを加えて80℃にて2時間加熱撹拌した。固体をろ取した後、トルエンおよびメタノールを加えて80℃で2時間撹拌した、固体をろ取、乾燥して6.4gの化合物17を得た(収率73%)。
6−1.化合物18の合成
下記方法に従って、下記構造を有する化合物18を合成した。詳細には、アルゴン置換した三つ口フラスコに、9H−カルバゾール(3.34g、20.0mmol)、2−ブロモ−9,9−ジオクチルフルオレン(9.62g、20.50mmol)、ナトリウム−tert−ブトキシド(t−BuONa)(3.84g、40.04mmol)、ビス(トリ−tert−ブチルホスフィン)パラジウム(Pd(t−Bu3P)2、0.204g、0.40mmol)、およびキシレン(100mL)を入れ、4時間還流撹拌した。室温まで冷却後、反応液をセライト(Celite:登録商標)を用いて不純物をろ別した。有機層をアルミナカラムに通し、その溶出液から溶媒を減圧留去して、8.3gの化合物18を得た(収率75%)。
下記方法に従って、下記構造を有する化合物19を合成した。詳細には、アルゴン置換した三つ口フラスコに、化合物18(8.0g、14.37mmol)、クロロホルム(150mL)を入れ、−5℃以下に冷却した。N−ブロモスクシンイミド(NBS)(5.6g、31.66mmol)をジメチルホルムアミド(25mL)に溶解した溶液を、内温0℃以下にて滴下し、2時間撹拌した。反応終了後、水(300mL)を加えて分液した後、得られた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させた後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製することにより、8.8gの化合物19を得た(収率86%)。
上記合成例1で合成した化合物1、上記合成例2で合成した化合物2、上記合成例3で合成した化合物3および上記合成例4で合成した化合物8を用いて、下記構成単位(A)および構成単位(B)を下記組成にて有する高分子化合物A−1を合成した。
上記合成例1で合成した化合物1、上記合成例2で合成した化合物2、上記合成例3で合成した化合物3および上記合成例5で合成した化合物16を用いて、下記構成単位(A’)および構成単位と(B’)を下記組成にて有する高分子化合物A−2を合成した。
上記合成例5で合成した化合物17、上記合成例2で合成した化合物2、上記合成例3で合成した化合物3および上記合成例6で合成した化合物19を用いて、下記構成単位(A”)および構成単位と(B”)を下記組成にて有する高分子化合物A−3を合成した。
各化合物を、3.2質量%濃度となるようにトルエンに溶解させ、コート液を調製した。このコート液を、スピンコートにより1600rpmの回転速度で塗布し、ホットプレート上で、250℃で60分間乾燥し、約70nmの厚み(乾燥膜厚)の膜(サンプル)を得た。このサンプルを77K(−196℃)に冷却して、フォトルミネッセンス(PL)スペクトルを測定した。このPLスペクトルの最も短波側のピーク値から、三重項エネルギー準位(eV)を算出した。その結果を下記表1に示す。
まず、あらかじめ第1電極(陽極)として、ストライプ(stripe)状の酸化インジウムスズ(ITO)が膜厚150nmにて成膜されたITO付きガラス基板上に、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)/ポリ(4−スチレンスルホネート)(poly(3,4-ethylene dioxythiophene)/poly(4-styrene sulfonate):PEDOT/PSS)(Sigma−Aldrich製)を乾燥膜厚が30nmになるようにスピンコート法にて塗布し、正孔注入層を形成した。
実施例4において、高分子化合物A−1(正孔輸送材料A−1)の代わりに、実施例2で合成した高分子化合物A−2(正孔輸送材料A−2)を用いて正孔輸送層を形成した以外は、実施例4と同様の方法によって、有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)Device-2を作製した。
実施例4において、高分子化合物A−1(正孔輸送材料A−1)の代わりに、実施例3で合成した高分子化合物A−3(正孔輸送材料A−3)を用いて正孔輸送層を形成した以外は、実施例4と同様の方法によって、有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)Device-3を作製した。
実施例4において、高分子化合物A−1(正孔輸送材料A−1)の代わりに、下記構成単位を有するポリ[(9,9−ジオクチルフルオレニル−2,7−ジイル)−co−(4,4’−(N−(4−sec−ブチルフェニル)ジフェニルアミン)](TFB)(Luminescence Technology Corp.製)を用いて正孔輸送層を形成した以外は、実施例4と同様の方法によって、有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)Device-4を作製した。
まず、直流定電圧電源(KEYENCE製、ソースメータ(source meter))を用いて、各有機EL素子に対して電圧を加えると、ある一定の電圧で電流が流れ始め、有機EL素子が発光する。この際の電圧を駆動電圧(単位:V)とする。有機EL素子の発光を輝度測定装置(Topcom製、SR−3)にて測定しつつ、徐々に電流を増加させ、輝度が6000cd/m2になったところで電流を一定にし、放置した。
110 基板、
120 第1電極、
130 正孔注入層、
140 正孔輸送層、
150 発光層、
160 電子輸送層、
170 電子注入層、
180 第2電極。
Claims (13)
- 下記式(1):
Ar3は、置換基を有してもよい1価の芳香族炭化水素基または芳香族複素環基を表す、
で示される2価の基であり;
R1およびR2は、それぞれ独立して、炭素数1以上18以下のアルキル基もしくはアルコキシ基、または炭素数6以上18以下のアリール基であり、R1およびR2が複数存在する場合、それらは互いに同一でも異なってもよく;
mおよびnは、それぞれ独立して、0以上4以下の整数である、
で表わされる構成単位(1)、ならびに
下記式(3):
L2は、単結合または置換基を有してもよいアルキレン基もしくはフェニレン基を表し、L2が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく;
Q1は、1価の架橋性基を表し、Q1が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよく;
pは、1以上の整数である、
で表わされる構成単位(2)、および
下記式(4):
で表わされる構成単位(3)の少なくとも一方
を含む高分子化合物。 - 前記Ar1およびAr2の少なくとも一方は、置換基を有してもよいカルバゾリレン基である、請求項1に記載の高分子化合物。
- 前記式(3)中、Q1は、下記群:
から選択される、請求項1または2に記載の高分子化合物。 - 前記式(3)中、Ar4がフルオレンジイル基である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の高分子化合物。
- 数平均分子量が10,000以上500,000以下である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の高分子化合物。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の高分子化合物と、正孔輸送材料、電子輸送材料および発光材料からなる群から選ばれる少なくとも一種の材料と、を含有する組成物。
- 前記発光材料が、発光性有機金属錯体化合物を含有する、請求項6に記載の組成物。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の高分子化合物と、溶媒または分散媒と、を含有する液状組成物。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の高分子化合物を含有する薄膜。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の高分子化合物を含む有機エレクトロルミネッセンス素子用材料。
- 一対の電極と、
前記電極間に配置され、請求項1〜5のいずれか1項に記載の高分子化合物を含む少なくとも1層の有機層と、
を備える、有機エレクトロルミネッセンス素子。 - 前記電極間に配置され、三重項励起子からの発光が可能な発光材料を含む発光層をさらに備える、請求項11に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 一対の電極と、前記電極間に配置され、請求項1〜5のいずれか1項に記載の高分子化合物を含む少なくとも1層の有機層と、を備える、有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法であって、
前記有機層のうち少なくとも1層を塗布法により形成する、方法。
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