JP2018104027A - 飲料サーバー - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料容器を冷やすことが不要であり、飲料を冷却する部分の大型化を抑えつつ冷却の効果を発揮させるために有利な構成を有するサーバーを提供することを目的とする。【解決手段】 飲料2を注口10から注出するサーバーであって、飲料容器5の中の飲料2を気体により押出すための気体供給機構60と、飲料2を冷却するための冷却室36を有する冷却機構30と、冷却機構30を介して飲料容器5の中の空間と注口10を連通させる移送路(冷飲料移送路52、連通管34a、挿入管56)と、を備え、前記冷却機構30は、サーバーに対して着脱可能な冷却部本体34を有し、冷却部本体34の外周面34cに飲料2を接触させることで冷却する構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、飲料を注口から注出するサーバーに関し、特に冷却機能付きのサーバーに関する。
従来、例えば、特許文献1に開示されるようなビールサーバー知られており、この種のビールサーバーは、ビール樽に炭酸ガスを注入することによってビールを吸上管へ押し出し、液導管を通して注口からジョッキに注ぐ構成としている。液導管は、冷却器に巻き付けられており、その上に断熱ケースが被せられている。液導管を通るビールは、冷却器によって冷却され、注口から注出される。
特開2002−46799号公報
上記のように冷却器に巻き付けられた液導管を通してビールを送り出すことによってビールを冷却する方式では、冷却の効果を高めようとすると、冷却器への液導管の巻き付け回数が多くなるとともに液導管の長さが長くする。そのため、冷却部の大型は避けられない。
他方、飲料缶などの容器に専用の冷却剤を装着し、容器内部の飲料を冷却する手法も採用することができるが、容器を通じて飲料を冷却することになるため、飲料と直接的に熱交換をさせる場合と比較して冷却効率が悪く、冷却速度も遅いことになる。
本発明は、飲料容器を冷やすことが不要であり、飲料を冷却する部分の大型化を抑えつつ冷却の効果を発揮させるために有利な構成を有するサーバーを提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載のごとく、
飲料を注口から注出するサーバーであって、
飲料容器の中の飲料を気体により押出すための気体供給機構と、
飲料を冷却するための冷却室を有する冷却機構と、
前記冷却機構を介して前記飲料容器の中の空間と前記注口を連通させる移送路と、
を備え、
前記冷却機構は、
サーバーに対して着脱可能な冷却部本体を有し、
前記冷却部本体の外周面に飲料を接触させることで冷却する構成とする、
飲料サーバーとする。
また、請求項2に記載のごとく、
前記冷却部本体は、冷却剤を収容する筒状体にて構成されて冷却室内に収められており、
飲料は前記冷却部本体の長手方向の一側から前記冷却室内に供給され、
前記冷却部本体の長手方向の他側から前記冷却室外に供給される、こととする。
また、請求項3に記載のごとく、
前記冷却部本体は、筒軸方向が上下方向となるように配置されており、
前記冷却室の上側から供給される飲料は、前記冷却部本体の前記外周面の上側から下側を伝うように落下しつつ冷却される構成とする。
また、請求項4に記載のごとく、
前記冷却部本体は、外周面の半径方向内側に、筒軸方向に伸びる連通管が形成され、
前記外周面と前記連通管の間に冷却剤を収容する冷却剤収容部が形成され、
前記連通管の一端側が前記飲料容器側の経路と接続され、
前記連通管の他側側が前記冷却室側に開放され、
前記連通管の一端側から供給される飲料を前記連通管を通過させる際に前記連通管と接触させることで冷却し、
前記連通管を通過した前記冷却室内に溢流させ、溢流させた飲料を前記外周面に伝わせることで冷却させる構成とする。
また、請求項5に記載のごとく、
前記連通管は、前記冷却部本体の前記外周面と同軸に設けられる、こととする。
また、請求項6に記載のごとく、
前記冷却室の底部に、冷却室内の飲料を排出して注口へと供給するための連通口が設けられる、こととする。
また、請求項7に記載のごとく、
前記冷却部本体は透明な外側ケースにより覆われて、前記冷却部本体と前記外側ケースの間に前記冷却室が形成されることとし、
前記冷却室内の飲料を外部から視認可能な構成とする。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、請求項1に記載の発明においては、飲料容器を冷やすことが不要であり、飲料を冷却する部分の大型化を抑えつつ冷却の効果を発揮させるために有利な構成を有するサーバーを提供することができる。例えば、常温の飲料を本発明にかかる飲料サーバーを用いることで、「飲みごろの冷たさ」(適度な温度)に冷却して注出することができる。また、予め冷蔵庫で冷やされた飲料を本発明にかかる飲料サーバーを用いることで、「氷点下に冷却」して注出することも可能となる。
また、請求項2に記載の発明においては、冷却部本体の外周面に対し余すことなく飲料を接触させることが可能となり、飲料を効率よく冷却することができる。
また、請求項3に記載の発明においては、冷却室内において重力を利用して飲料を流すことが可能となる。
また、請求項4に記載の発明においては、連通管を通過させる際にも冷却を行うことができ、また、冷却部本体の内側に配置される冷却剤を熱交換に有効に利用することができる。換言すれば、連通管と外周面による二段階の冷却が可能となる。
また、請求項5に記載の発明においては、溢流させた飲料を外周面に対し均等に接触させることができ、飲料を効率よく冷却することができる。
また、請求項6に記載の発明においては、冷却室内に飲料を無駄に残ることを防ぐことができる。
また、請求項7に記載の発明においては、冷却室内に流れる飲料を外部から視認することができ、飲料が流れる様子を目で見て楽しむことができる。
本発明の一つの実施形態のサーバーの外観の構成を示す図。 本発明の一つの実施形態のサーバーの内部構成を示す図。 冷却部本体の部位について説明する図。 サーバーを使用する際のパーツの組立てについて説明する図である。 (a)は、冷却の初期段階について示す図。(b)は、継続して飲料が冷却される状況について示す図。(c)は、冷却室の飲料の供給が終了した状態について示す図。
以下、添付図面を参照しながら本発明のサーバーをその例示的な実施形態を通して説明する。
図1、及び、図2に示すように、本実施形態のサーバー1は、ビール系飲料等の飲料を注口10から注出する飲料サーバーとして構成されている。サーバー1は、主に、飲料容器5の中の飲料を気体により押出すための気体供給機構60と、飲料2を冷却するための冷却室36を有する冷却機構30と、冷却機構30を介して飲料容器5の中の空間と注口10を連通させる移送路(冷飲料移送路52、連通管34a、挿入管56)を備える。
サーバー1の外観は、台座94と、台座94に上方に向けて立設される柱状の本体フレーム90と、本体フレーム90の上端部において水平方向に設けられるハウジング92と、を有して構成される。なお、以下の説明では、ハウジング92が伸びる方向を前後方向として説明する。
ハウジング92において、本体フレーム90の前側となる前端部には、注口10が配置される。ハウジング92の上部に設けられる操作レバー6を傾倒させることで、図示せぬグラス等に対し注口10から飲料が注出される。
ハウジング92において、本体フレーム90の後ろ側となる後部下側には、蛇腹筒状のベローズ70が吊設されており、ベローズ70の下端部には、飲料容器5とベローズ70内空間を密閉状態で連通させるためのパッキング部材72が設けられる。パッキング部材72の側部面にはアーム76が吊設されており、アーム76の下部が台座94に載置される容器ホルダ74の側面に設けた被係合部74a,74bに係脱可能に構成される。被係合部74a,74bは上下にずれた2位置に設けられており、高さ(容量)が異なる大小の飲料容器5に対応して利用される。即ち、高さの高い(容量が多い)飲料容器5については、上側の被係合部74bが利用され、高さの低い(容量が少ない)飲料容器5については、下側の被係合部74aが利用される。
容器ホルダ74は、飲料容器5の底部、及び下部周面を取り囲むような形状をなし、飲料容器5が上方から差し込み可能であり、また、上方に抜き出し可能に構成される。
ハウジング92において、本体フレーム90の後ろ側となる後部上側には、上方が開放された冷却室下部ホルダ92aが形成され、冷却室下部ホルダ92aに対し冷却機構30のカップ状の外側ケース32が着脱可能に設けられる。
ハウジング92の内部には、冷却機構30の外側ケース32の内側空間と、注口10とを連通させる冷飲料移送路52が形成される。冷飲料移送路52は、操作レバー6が操作されない状態で閉じられており、操作レバー6が傾倒されると開放されて、外側ケース32内の飲料を注口10へと移送できるように構成される。
ハウジング92の内部には、冷飲料移送路52に超音波振動を与える振動源80が備えられ、冷飲料移送路52に超音波振動を与えることによって、冷飲料移送路52を通過するビール系飲料等の炭酸ガス飲料を発泡させることができる。
ハウジング92の内部には、ベローズ70内に気体(例えば、空気または炭酸ガス)を送り込むための気体供給機構60が設けられる。本実施例では、操作レバー6の操作により起動するモータにより圧縮空気をベローズ70内に送り込む構成としている。
図3は、冷却機構30の冷却部本体34の部位について説明する図である。
ハウジング92の後部には、上方が開放される有底筒状の冷却室下部ホルダ92aが形成され、冷却室下部ホルダ92aの上側の開放部に対し、冷却機構30の冷却部本体34が着脱可能に設けられる。
冷却部本体34は、冷却剤34fが収容される円柱状の部材にて構成されており、本実施例では、軸中心部に上下方向に連通する連通管34aと、連通管34aを取り囲む円環筒状の冷却剤収容部34bと、を有して構成される。この冷却部本体34は、熱伝導性に優れた材料、例えばアルミニウムやステンレスで構成することができる。冷却部本体34は、使用前において、冷凍庫などに放置することで内部の冷却剤34fが冷却される。
冷却室下部ホルダ92aに対し冷却部本体34が取り付けられ、さらに冷却部本体34に対し上から被せるように外側ケース32を取り付けることで、冷却部本体34の外周面34cと、外側ケース32の内側面32aとの間には、飲料を収容するための閉じられた冷却室36が構成される。
外側ケース32は、例えば、透明な樹脂により構成することができ、これにより、冷却室36内に流れる飲料を外部から視認することができ、飲料が流れる様子を目で見て楽しむことができる。
冷却部本体34の連通管34aは、上端が冷却室36と連通し、下端が飲料容器5の内部に挿入される挿入管56と連通する。連通管34aを飲料が通過する過程で、飲料を冷却するために、連通管34aは熱伝導性に優れた材料で構成されることが好ましい。
挿入管56は飲料容器5の開口部を通じて飲料容器5の内部に挿入されるものであり、例えば、弾性を有するシリコンチューブなどで構成することができ、飲料容器5の内部の底部に到達する長さを有する。
飲料は、挿入管56及び連通管34aを通じ、冷却部本体34の上端部に配置された開口部34dから流出し、冷却室36内へと注がれる。飲料は、冷却室36内で冷却部本体34の外周面34cを伝うように飲料が流れ落ち、この際に外周面34cと飲料の熱交換が行われることで飲料が冷却される。
冷却室36は、冷却室下部ホルダ92aの底部に形成された連通口36aにて冷飲料移送路52と連通されており、冷却室36にて冷却された飲料は、冷飲料移送路52を通じて注口10へと供給される。
次に、使用方法と動作について説明する。
図4に示すように、冷凍庫などで充分に冷却された冷却部本体34をサーバー1のハウジング92に装着し、さらに、冷却部本体34を取り囲むように外側ケース32を装着する。
また、注出口を開けた飲料容器5を容器ホルダ74にセットし、注出口から飲料容器5内に挿入管56を挿入するとともに、ベローズ70を下げてパッキング部材72を飲料容器5の上部に嵌着させる。さらに、アーム76の下部を容器ホルダ74の被係合部74aさせて、パッキング部材72が飲料容器5から外れない状態とする。
そして、図1及び図2に示すように、操作レバー6の矢印L方向の操作に応答して気体供給機構60のモータが起動すると、ベローズ70を介して気体が飲料容器5の中に送り込まれ、飲料の液面に対して下向きに圧力がかかり、飲料容器5の中の飲料2が挿入管56に送り出される。
この際の飲料の流れについて説明すると、図5(a)に示すように、飲料2は挿入管56から連通管34aに流入して上昇する。そして、飲料は連通管34aを通過する過程で、連通管34aの壁を通じて冷却剤34fと熱交換をして冷却される。
図5(a)に示すように、飲料2は、連通管34aの上端部の開口部34dから流出し、冷却部本体34の外周面34cを伝いながら下方へと流れ落ちる。この際に、飲料2が外周面34cと接触して冷却される。
そして、冷却室36の底部を形成する冷却室下部ホルダ92aまで落下した飲料2は、冷却室下部ホルダ92aの底部に形成された連通口36aから冷飲料移送路52へと流入し、冷飲料移送路52を通じて注口10まで移送され、注出される。図5(b)に示すように、飲料2が供給されるに従って、冷却室36内の飲料2の嵩が増し、冷却室36内で継続的な冷却が行われる。
また、飲料をグラス等に一定量注いだ後に、図1に示すように、操作レバー6を矢印R方向に操作することで、振動源80が起動し、ビール等の場合において泡を注口10から注出することができる。
そして、飲料の供給が進むにつれて、最終的に図5(c)に示すような状態となる。この際、冷却室下部ホルダ92aの底部に連通口36aが形成されているため、冷却室下部ホルダ92aの飲料を余すことなく冷飲料移送路52へと排出することができる。つまり、冷却室36内に飲料を無駄に残ることを防ぐことができる。
以上のように本発明を実施することができる。
即ち、図1乃至図5に示すように、
飲料2を注口10から注出するサーバーであって、
飲料容器5の中の飲料2を気体により押出すための気体供給機構60と、
飲料2を冷却するための冷却室36を有する冷却機構30と、
冷却機構30を介して飲料容器5の中の空間と注口10を連通させる移送路(冷飲料移送路52、連通管34a、挿入管56)と、
を備え、
前記冷却機構30は、
サーバーに対して着脱可能な冷却部本体34を有し、
冷却部本体34の外周面34cに飲料2を接触させることで冷却する構成とする。
これにより、飲料容器を冷やすことが不要であり、飲料を冷却する部分の大型化を抑えつつ冷却の効果を発揮させるために有利な構成を有するサーバーを提供することができる。例えば、常温の飲料を本発明にかかる飲料サーバーを用いることで、「飲みごろの冷たさ」(適度な温度)に冷却して注出することができる。また、予め冷蔵庫で冷やされた飲料を本発明にかかる飲料サーバーを用いることで、「氷点下に冷却」して注出することも可能となる。
また、図3及び図5(a)に示すように、冷却部本体34は、冷却剤34fを収容する筒状体にて構成されて冷却室36内に収められており、
飲料2は冷却部本体34の長手方向の一側から冷却室36内に供給され、
冷却部本体34の長手方向の他側から冷却室36外に供給される。
これにより、冷却部本体34の外周面34cに対し余すことなく飲料2を接触させることが可能となり、飲料を効率よく冷却することができる。
また、図3及び図5(a)に示すように、冷却部本体34は、筒軸方向が上下方向となるように配置されており、
冷却室36の上側から供給される飲料2は、冷却部本体34の外周面34cの上側から下側を伝うように落下しつつ冷却される構成とする。
これにより、冷却室36内において重力を利用して飲料2を流すことが可能となる。
また、図3及び図5(a)に示すように、冷却部本体34は、外周面34cの半径方向内側に、筒軸方向に伸びる連通管34aが形成され、
外周面34cと連通管34aの間に冷却剤34fを収容する冷却剤収容部34bが形成され、
連通管34aの一端側が飲料容器5側の経路と接続され、
連通管34aの他側側が冷却室36側に開放され、
連通管34aの一端側から供給される飲料2を連通管34aを通過させる際に連通管34aと接触させることで冷却し、
連通管34aを通過した冷却室36内に溢流させ、溢流させた飲料2を外周面34cに伝わせることで冷却させる構成とする。
これにより、連通管34aを通過させる際にも冷却を行うことができ、また、冷却部本体34の内側に配置される冷却剤34fを熱交換に有効に利用することができる。換言すれば、連通管34aと外周面34cによる二段階の冷却が可能となる。
また、図3及び図5(a)に示すように、連通管34aは、冷却部本体34の外周面34cと同軸に設けられることとする。
これにより、溢流させた飲料2を外周面34cに対し均等に接触させることができ、飲料を効率よく冷却することができる。
また、図5(c)に示すように、冷却室36の底部に、冷却室36内の飲料を排出して注口10へと供給するための連通口36aが設けられることとする。
これにより、冷却室36内に飲料を無駄に残ることを防ぐことができる。
また、図3に示すように、冷却部本体34は透明な外側ケース32により覆われて、冷却部本体34と外側ケース32の間に冷却室36が形成されることとし、冷却室36内の飲料を外部から視認可能な構成とする。
これにより、冷却室36内に流れる飲料を外部から視認することができ、飲料が流れる様子を目で見て楽しむことができる。
1 サーバー
2 飲料
5 飲料容器
6 操作レバー
10 注口
30 冷却機構
32 外側ケース
34 冷却部本体
34a 連通管
34b 冷却剤収容部
34c 外周面
34d 開口部
34f 冷却剤
36 冷却室
36a 連通口
52 冷飲料移送路
56 挿入管
60 気体供給機構
70 ベローズ
72 パッキング部材
74 容器ホルダ
80 振動源
90 本体フレーム
92 ハウジング
92a 冷却室下部ホルダ

Claims (7)

  1. 飲料を注口から注出するサーバーであって、
    飲料容器の中の飲料を気体により押出すための気体供給機構と、
    飲料を冷却するための冷却室を有する冷却機構と、
    前記冷却機構を介して前記飲料容器の中の空間と前記注口を連通させる移送路と、
    を備え、
    前記冷却機構は、
    サーバーに対して着脱可能な冷却部本体を有し、
    前記冷却部本体の外周面に飲料を接触させることで冷却する構成とする、
    飲料サーバー。
  2. 前記冷却部本体は、冷却剤を収容する筒状体にて構成されて冷却室内に収められており、
    前記飲料は前記冷却部本体の長手方向の一側から前記冷却室内に供給され、
    前記冷却部本体の長手方向の他側から前記冷却室外に供給される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の飲料サーバー。
  3. 前記冷却部本体は、筒軸方向が上下方向となるように配置されており、
    前記冷却室の上側から供給される飲料は、前記冷却部本体の前記外周面の上側から下側を伝うように落下しつつ冷却される構成とする、
    ことを特徴とする請求項2に記載の飲料サーバー。
  4. 前記冷却部本体は、前記外周面の半径方向内側に、筒軸方向に伸びる連通管が形成され、
    前記外周面と前記連通管の間に冷却剤を収容する冷却剤収容部が形成され、
    前記連通管の一端側が前記飲料容器側の経路と接続され、
    前記連通管の他側側が前記冷却室側に開放され、
    前記連通管の一端側から供給される飲料を前記連通管を通過させる際に前記連通管と接触させることで冷却し、
    前記連通管を通過した前記冷却室内に溢流させ、溢流させた飲料を前記外周面に伝わせることで冷却させる構成とする、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の飲料サーバー。
  5. 前記連通管は、前記冷却部本体の前記外周面と同軸に設けられる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の飲料サーバー。
  6. 前記冷却室の底部に、冷却室内の前記飲料を排出して注口へと供給するための連通口が設けられる、
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載の飲料サーバー。
  7. 前記冷却部本体は透明な外側ケースにより覆われて、前記冷却部本体と前記外側ケースの間に前記冷却室が形成されることとし、
    前記冷却室内の前記飲料を外部から視認可能な構成とする、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の飲料サーバー。
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