JP2018100244A - 非水系ヘアオイル - Google Patents

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Abstract

【課題】洗い流さないタイプの非水系ヘアオイルにおいて、使用感、効果の持続性、及び柔らかさを向上できる非水系ヘアオイルを提供する。【解決手段】本発明の洗い流さない非水系ヘアオイルは、(A)成分として(A1)ジメチコン及び(A2)ジメチコノールを含有し、(A)成分の含有量が60質量%以上、並びに(B)イソドデカンを1〜40質量%を含有し、実質的に環状シリコーンを含有しないことを特徴とする。また、前記(A)成分は、少なくとも(A2−1)高重合ジメチコノールを含み、前記(A)成分の全含有量に対して(A2−1)高重合ジメチコノールが1〜30質量%含有してもよい。【選択図】なし

Description

本発明は、洗い流さない非水系ヘアオイルに関する。
一般に、損傷を受けた毛髪に対して適用するヘアトリートメント剤が知られている。それらの中で髪に塗布してそのまま乾かして仕上げる洗い流さないタイプのトリートメント剤が知られている。特に損傷が大きい毛髪に対しては、シリコーン誘導体や炭化水素を主成分とするオイルタイプ又はオイルゲルタイプのものが用いられ、損傷した毛髪に対し滑らかな指通り、まとまり感等の適度なセット力を付与している。
例えば、特許文献1は、特定のポリエーテル変性シリコーン等を含有する油中水型の乳化化粧料について開示する。かかる乳化化粧料は、外相が油分であることから、潤い、しっとり感を向上させている。また、特許文献2は、ジメチコノール、アミノ変性シリコーン、環状シリコーン等を含有する非水系毛髪処理剤について開示する。非水系毛髪処理剤は、環状シリコーンにより使用感を向上させている。
特許第3782914号公報 特開2006−249002号公報
ところが、それらの処理剤は、使用感、まとまり感等の効果の持続性、及び毛髪の柔らかさの観点においてまだ十分に満足できるものではなかった。
本発明の目的は、洗い流さないタイプの非水系ヘアオイルにおいて、使用感、効果の持続性、及び柔らかさを向上できる非水系ヘアオイルを提供することにある。
本発明は、所定量のジメチコン及びジメチコノールとイソドデカンを併用することにより、使用感、効果の持続性、及び柔らかさを向上できることを見出したことに基づくものである。尚、成分の含有量を示す質量%の数値は、有機溶剤等の可溶化剤を使用する場合、それらも含めた剤型中における数値である。
上記目的を達成するために、本発明の一態様では、(A)成分として(A1)ジメチコン及び(A2)ジメチコノールを含有し、(A)成分の含有量が60質量%以上、並びに(B)イソドデカンを1〜40質量%を含有し、実質的に環状シリコーンを含有しない洗い流さない非水系ヘアオイルを要旨とする。前記(A)成分は、少なくとも(A2−1)高重合ジメチコノールを含み、前記(A)成分の全含有量に対して(A2−1)高重合ジメチコノールが1〜30質量%含有してもよい。更に(C)アミノ変性シリコーンを含有してもよい。更に(D)25℃で液状のジカルボン酸系エステル油を含有してもよい。
本発明によれば、使用感、効果の持続性、及び柔らかさを向上できる。
以下、本発明の非水系ヘアオイル(以下、単に「ヘアオイル」という)を具体化した一実施形態を説明する。本実施形態のヘアオイルは、(A)成分として(A1)ジメチコン及び(A2)ジメチコノールを含有し、(A)成分の含有量が60質量%以上、並びに(B)イソドデカンを1〜40質量%を含有する。さらに、例えば(C)アミノ変性シリコーン及び(D)25℃で液状のジカルボン酸系エステル油を含有してもよい。
(A)成分は、まとまり感、つや等の効果の持続性を向上させる。ヘアオイル中における(A)成分の含有量の下限は、60質量%以上、好ましくは65質量%以上、より好ましくは70質量%以上である。(A)成分の含有量が60質量%以上であると、まとまり感、つや等の効果の持続性を向上できる。
ヘアオイル中における(A)成分の含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは90質量%以下、より好ましくは85質量%以下、さらに好ましくは80質量%以下である。(A)成分の含有量が90質量%以下であると、伸び等の使用感をより向上させる。
(A)成分は、少なくとも(A2−1)高重合ジメチコノールを含むことが好ましい。(A2−1)高重合ジメチコノールを含むことにより、毛髪の柔らかさをより向上させる。なお、本実施形態において、(A2−1)高重合ジメチコノールの平均重合度の下限は、好ましくは1000以上、より好ましくは2000以上である。(A2−1)高重合ジメチコノールの平均重合度の上限は、好ましくは20000以下、より好ましくは10000以下である。(A2−1)高重合ジメチコノールの平均重合度をかかる範囲内に規定することにより、毛髪の柔らかさをより向上させる。
ヘアオイル中における(A2−1)高重合ジメチコノールの含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上である。(A2−1)高重合ジメチコノールの含有量が1質量%以上であると、柔らかさをより向上させる。
ヘアオイル中における(A2−1)高重合ジメチコノールの含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下である。(A2−1)高重合ジメチコノールの含有量が20質量%以下であると、伸び等の使用感をより向上させる。
(A)成分の全含有量中における(A2−1)高重合ジメチコノールの含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上である。かかる(A2−1)高重合ジメチコノールの含有量を1質量%以上に規定することにより、柔らかさをより向上させる。
(A)成分の全含有量中における(A2−1)高重合ジメチコノールの含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下である。かかる(A2−1)高重合ジメチコノールの含有量を30質量%以下に規定することにより、伸び等の使用感をより向上させる。
(A)成分は、(A1−1)高重合ジメチコンを含んでもよい。(A1−1)高重合ジメチコンを含むことにより、まとまり感、つや等の効果の持続性を向上させる。なお、本実施形態において、(A1−1)高重合ジメチコンの平均重合度の下限は、好ましくは1000以上、より好ましくは2000以上である。(A1−1)高重合ジメチコンの平均重合度の上限は、好ましくは20000以下、より好ましくは10000以下である。平均重合度をかかる範囲内に規定することにより、まとまり感、つや等の効果の持続性をより向上させる。
ヘアオイル中における(A1−1)高重合ジメチコンの含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上である。(A1−1)高重合ジメチコンの含有量が0.5質量%以上であると、つやの持続性をより向上させる。
ヘアオイル中における(A1−1)高重合ジメチコンの含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは10質量%以下、より好ましくは8質量%以下である。(A1−1)高重合ジメチコンの含有量が10質量%以下であると、伸び等の使用感をより損なわない。
(A)成分は、(A1−2)低重合ジメチコン及び(A2−2)低重合ジメチコノールから選ばれる少なくとも一種を含んでもよい。(A1−2)低重合ジメチコン及び(A2−2)低重合ジメチコノールから選ばれる少なくとも一種を含むことにより、伸び等の使用感を向上させる。なお、本実施形態において、(A1−2)低重合ジメチコン及び(A2−2)低重合ジメチコノールの平均重合度の下限は、それぞれ好ましく1以上、より好ましくは2以上である。(A1−2)低重合ジメチコン及び(A2−2)低重合ジメチコノールの平均重合度の上限は、それぞれ好ましくは100以下、より好ましくは90以下である。平均重合度をかかる範囲内に規定することにより、伸び等の使用感をより向上させる。
ヘアオイル中における(A1−2)低重合ジメチコン及び(A2−2)低重合ジメチコノールから選ばれる少なくとも一種の含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは40質量%以上、より好ましくは50質量%以上である。かかる含有量が40質量%以上であると、伸び等の使用感をより向上させる。
ヘアオイル中における(A1−2)低重合ジメチコン及び(A2−2)低重合ジメチコノールから選ばれる少なくとも一種の含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは80質量%以下、より好ましくは70質量%以下である。かかる含有量が80質量%以下であると、効果の持続性をより向上させる。
(B)イソドデカンは、柔らかさを損なわず、かつ伸び(使用感)を向上させる。ヘアオイル中における(B)イソドデカンの含有量の下限は、1質量%以上、好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上である。(B)イソドデカンの含有量が1質量%以上であると、柔らかさを損なわず、かつ伸び(使用感)を向上させる。また、効果の持続性をより向上させる。
ヘアオイル中における(B)イソドデカンの含有量の上限は、40質量%以下、好ましくは38質量%以下、より好ましくは35質量%以下である。(B)イソドデカンの含有量が40質量%以下であると、効果の持続性を損なわない。また、伸び等の使用感をより向上させる。
(C)アミノ変性シリコーンは、根元の新生部から毛先のダメージ部への均一な指通り等の使用感をより向上させる。(C)アミノ変性シリコーンとは、(−Si−O−)の繰り返しからなるポリシロキサン骨格を持ち、そのケイ素原子のアルキル側鎖の一部がアミノ変性されたものである。(C)アミノ変性シリコーンの具体例としては、例えばアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(アミノプロピルジメチコン(INCI名称))、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(アモジメチコン)、(ビスイソブチルPEG−14/アモジメチコン)コポリマー等が挙げられる。好ましくは、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体が挙げられる。これらの具体例は、一種類のみであってもよいし、二種類以上を組み合わせて使用してもよい。
(C)アミノ変性シリコーンのアミノ当量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは800g/mol以上、より好ましくは1000g/mol以上である。(C)アミノ変性シリコーンのアミノ当量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは3000g/mol以下、より好ましくは2000g/mol以下である。アミノ当量をかかる範囲内に規定することにより、使用感をより向上させる。アミノ当量とは、アミノ基又はアンモニウム基1個当たりのシロキサン骨格の質量を意味している。表記単位のg/molはアミノ基又はアンモニウム基1mol当たりに換算した値を示す。
ヘアオイル中における(C)アミノ変性シリコーンの含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上である。(C)アミノ変性シリコーンの含有量が0.01質量%以上であると、均一な指通り等の使用感をより向上させる。
ヘアオイル中における(C)アミノ変性シリコーンの含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下である。(C)アミノ変性シリコーンの含有量が5質量%以下であると、べたつき等を抑制し、使用感をより向上させる。
(D)25℃で液状のジカルボン酸系エステル油は、根元の新生部から毛先のダメージ部への均一な指通り等の使用感をより向上させる。(D)成分の具体例としては、例えばコハク酸ジエステル、アジピン酸ジエステル、セバシン酸ジエステル、リンゴ酸ジエステル等が挙げられる。コハク酸ジエステルの具体例としては、例えばコハク酸ジエチルヘキシル、コハク酸ジエトキシエチル、コハク酸ビスエトキシジグリコール、コハク酸ジオクチル等が挙げられる。アジピン酸ジエステルの具体例としては、例えばアジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジヘプチルウンデシル、アジピン酸ジブチル、アジピン酸ジエトキシエチル等が挙げられる。セバシン酸ジエステルの具体例としては、例えばセバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジオクチル等が挙げられる。リンゴ酸ジエステルの具体例としては、例えばリンゴ酸ジイソステアリル等が挙げられる。これらの具体例は、一種類のみであってもよいし、二種類以上を組み合わせて使用してもよい。これらの中で、均一な指通り等の使用感を向上させる効果に優れる観点から分岐のアルキル基を有するジカルボン酸系エステル油が好ましい。
ヘアオイル中における(D)成分の含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは1質量%以上である。(D)成分の含有量が0.1質量%以上であると、均一な指通り等の使用感をより向上させる。
ヘアオイル中における(D)成分の含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下である。(D)成分の含有量が10質量%以下であると、べたつき等を抑制し、使用感をより向上させる。
本実施形態のヘアオイルは、実質的に環状シリコーンを含有しない。本実施形態における「実質的に環状シリコーンを含有しない」とは、「別途、環状シリコーンを含有させることはしない」という意味であり、各配合成分に含まれる少量の環状シリコーンまで除外するものではない。ヘアオイルが環状シリコーンを実質的に含有しないため、(A)成分等の含有量を増加させることができ、効果の持続性を向上できる。
本実施形態のヘアオイルは、剤型が非水系のため、実質的に水を含有しない。本実施形態における「実質的に水を含有しない」とは、「別途、水を含有させることはしない」という意味であり、各配合成分に含まれる微量の水の配合まで除外するものではない。ヘアオイルの剤型が非水系のため、効果の持続性を付与することができる。また、濁りや各種油剤の分離及び沈殿を抑制し、安定性を向上させる。
本実施形態のヘアオイルは、必要に応じて、前述した成分以外の成分、例えば可溶化剤、上記以外の油性成分、多価アルコール、界面活性剤、糖、防腐剤、安定剤、植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン、香料、酸化防止剤、キレート化剤、紫外線吸収剤等をさらに含有してもよい。
可溶化剤は、例えば、ヘアオイルの粘度を調整する場合に配合される。使用される可溶化剤の例としては、例えば有機溶媒(溶剤)が挙げられる。有機溶媒の具体例としては、例えばエタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、メチルカルビトール、エチルカルビトール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、γ−フェニルプロピルアルコール、ケイ皮アルコール、アニスアルコール、p−メチルベンジルアルコール、α−ジメチルフェネチルアルコール、α−フェニルエタノール、エチレングリコールフェニルエーテル(フェノキシエタノール)、フェノキシイソプロパノール、2−ベンジルオキシエタノール、N−アルキルピロリドン、炭酸アルキレン、アルキルエーテル等が挙げられる。これらの可溶化剤のうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
上記以外の油性成分は、毛髪にうるおい感を付与する。そのため、ヘアオイルは、本発明の効果を阻害しない範囲内において油性成分を含有してもよい。油性成分としては、例えば油脂、ロウ類、上記以外の炭化水素、上記以外のエステル油、高級アルコール、高級脂肪酸、アルキルグリセリルエーテル、上記以外のシリコーン等が挙げられる。
油脂の具体例としては、例えばアルガニアスピノサ核油、オリーブ油(オリブ油)、ツバキ油、シア脂、アーモンド油、サフラワー油、ヒマワリ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、トウモロコシ油、ナタネ油、コメヌカ油、コメ胚芽油、ブドウ種子油、アボカド油、マカダミアナッツ油、ヒマシ油、ヤシ油、月見草油、杏仁油、パーシック油、桃仁油、パーム油、卵黄油等が挙げられる。ロウ類の具体例としては、例えばラノリン、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ホホバ油等が挙げられる。炭化水素の具体例としては、例えばパラフィン、オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ミネラルオイル、スクワラン、ポリブテン、ポリエチレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン、流動パラフィン、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、イソパラフィン、α−オレフィンオリゴマー、合成スクワラン等が挙げられる。
エステル油の具体例としては、例えばミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸イソトリデシル、パルミチン酸2−エチルへキシル、リシノール酸オクチルドデシル、10〜30の炭素数を有する脂肪酸コレステリル/ラノステリル、乳酸セチル、酢酸ラノリン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、カプリン酸セチル、トリカプリル酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル等が挙げられる。
高級アルコールの具体例としては、例えばセチルアルコール(セタノール)、2−ヘキシルデカノール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、2−オクチルドデカノール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、デシルテトラデカノール、ラノリンアルコール等が挙げられる。
高級脂肪酸の具体例としては、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、ラノリン脂肪酸等が挙げられる。アルキルグリセリルエーテルの具体例としては、例えばバチルアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール、イソステアリルグリセリルエーテル等が挙げられる。
シリコーンの具体例としては、例えばメチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン(例えば、(PEG/PPG/ブチレン/ジメチコン)コポリマー)、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン等が挙げられる。これらの油性成分のうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
多価アルコールとしては、例えばグリコール、グリセリン等が挙げられる。グリコールとしては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、高重合ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール等が挙げられる。グリセリンとしては、例えばグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等が挙げられる。これらの多価アルコールのうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
糖の具体例としては、例えばグルコース、ガラクトース等の単糖、マルトース、スクロース、フルクトース、トレハロース等の二糖、糖アルコール等が挙げられる。防腐剤の具体例としては、例えばパラベン、メチルパラベン、安息香酸ナトリウム等が挙げられる。安定剤の具体例としては、例えばフェナセチン、8−ヒドロキシキノリン、アセトアニリド、ピロリン酸ナトリウム、バルビツール酸、尿酸、タンニン酸等が挙げられる。酸化防止剤の具体例としては、例えばアスコルビン酸類及び亜硫酸塩等が挙げられる。キレート化剤の具体例としては、例えばエデト酸(エチレンジアミン四酢酸(EDTA))、エデト酸二ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸及びその塩類、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸及びその塩類、並びにヒドロキシエタンジホスホン酸(HEDP)及びその塩類等が挙げられる。
ヘアオイルの剤型は特に限定されず、具体例として、25℃における剤型が、例えば液状、ゲル状、フォーム状、クリーム状、ペースト状等が挙げられる。また、エアゾール、ノンエアゾール等とすることもでき、ノンエアゾールの場合、更にスクイズフォーマー式及びポンプフォーマー式等の種々の形態をとることができる。また、エアゾールの場合、公知の噴射剤及び発泡剤を適用することができる。噴射剤又は発泡剤の具体例としては、例えば液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル(DME)、窒素ガス、炭酸ガス等が挙げられる。
本実施形態のヘアオイルによれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態のヘアオイルでは、(A)成分として(A1)ジメチコン及び(A2)ジメチコノールを含有し、(A)成分の含有量が60質量%以上、並びに(B)イソドデカンを1〜40質量%を含有し、実質的に環状シリコーンを含有しない洗い流さない非水系ヘアオイルとして構成される。したがって、まとまり感、つや等の効果の持続性を向上できる。また、柔らかさを向上できる。また、製剤の伸びを改善し、使用感を向上できる。
(2)(A)成分は、少なくとも(A2−1)高重合ジメチコノールを含み、(A)成分の全含有量に対して(A2−1)高重合ジメチコノールが1〜30質量%含有する場合、毛髪の柔らかさを向上できる。また、伸び等の使用感をより向上できる。
(3)更に(C)アミノ変性シリコーンを含有する場合、根元の新生部から毛先のダメージ部への均一な指通り等の使用感をより向上できる。
(4)更に(D)25℃で液状のジカルボン酸系エステル油を含有する場合、根元の新生部から毛先のダメージ部への均一な指通り等の使用感をより向上できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態のヘアオイルの使用方法は、特に限定されず、髪に塗布してそのまま乾かして仕上げる方法を適用することができる。損傷が大きい毛先に塗布してもよく、新生毛に塗布してもよい。また、毛髪全体に塗布しても、部分的に塗布してもよい。また、手で塗布してもよく、コーム(櫛)又は刷毛に付着されて毛髪に塗布してもよい。
・上記実施形態のヘアオイルは、使用時に各成分が混合して存在すればよく、上述したヘアオイルを構成する各剤に含有される各成分の一部を別剤として保存してもよい。かかる構成においても、本願発明の効果を得ることができる。
次に、実施例及び比較例を挙げて前記実施形態を更に具体的に説明する。尚、本発明は、実施例欄記載の構成に限定されるものではない。
表1,2に示す各成分を含有する、ヘアオイルをそれぞれ調製した。表1,2における各成分を示す欄中の数値は当該欄の成分の含有量を示し、その単位は質量%である。尚、表中「成分」欄におけるA〜Dの表記は、本願請求項記載の各成分に対応する化合物を示す。表中「成分」欄における「a,b」の表記は、本願請求項記載の対比化合物を示す。
まず、ストレートなヒト毛髪ウィッグ(以下、単にウィッグという。)を準備した。そのウィッグを脱色剤(ホーユー社製、商品名:プロマスターEX LT)で1回脱色処理し、水洗した後、乾燥させた。この操作により脱色されたウィッグを評価用ウィッグとした。この評価用ウィッグに各例のヘアオイルを塗布し、使用感、ウィッグのまとまり感及びつやの持続性、柔らかさについて、下記に示す方法に従い評価を行った。
(使用感)
ウィッグの根元から毛先への塗布操作を複数回繰り返した際のヘアオイルの伸びについて、パネラー5名が、以下の基準で判断することにより使用感を評価した。ヘアオイルの伸びが、優れる(5点)、良好(4点)、可(3点)、やや不良(2点)及び不良(1点)の5段階で採点し、各パネラーの採点結果について平均値を算出した。平均値が4.6点以上を「優れる:5」、3.6点以上4.6点未満を「良好:4」、2.6点以上3.6点未満を「可:3」、1.6点以上2.6点未満を「やや不良:2」、及び1.6点未満を「不良:1」とし、評価結果とした。
(まとまり感の持続性)
ヘアオイルをウィッグに塗布した後のまとまり感の持続性について、パネラー5名が、以下の基準で判断した。ヘアオイルをウィッグに塗布した後、25℃で24時間放置した後、まとまり感について、優れる(5点)、良好(4点)、可(3点)、やや不良(2点)及び不良(1点)の5段階で採点し、各パネラーの採点結果について平均値を算出した。平均値が4.6点以上を「優れる:5」、3.6点以上4.6点未満を「良好:4」、2.6点以上3.6点未満を「可:3」、1.6点以上2.6点未満を「やや不良:2」、及び1.6点未満を「不良:1」とし、評価結果とした。
(つやの持続性)
ヘアオイルをウィッグに塗布した後のつやの持続性について、パネラー5名が、以下の基準で判断した。ヘアオイルをウィッグに塗布した後、25℃で24時間放置した後、つやについて、優れる(5点)、良好(4点)、可(3点)、やや不良(2点)及び不良(1点)の5段階で採点し、各パネラーの採点結果について平均値を算出した。平均値が4.6点以上を「優れる:5」、3.6点以上4.6点未満を「良好:4」、2.6点以上3.6点未満を「可:3」、1.6点以上2.6点未満を「やや不良:2」、及び1.6点未満を「不良:1」とし、評価結果とした。
(柔らかさ)
ヘアオイルをウィッグに塗布した後のウィッグの柔らかさについて、パネラー5名が、以下の基準で判断した。ウィッグの柔らかさについて、優れる(5点)、良好(4点)、可(3点)、やや不良(2点)及び不良(1点)の5段階で採点し、各パネラーの採点結果について平均値を算出した。平均値が4.6点以上を「優れる:5」、3.6点以上4.6点未満を「良好:4」、2.6点以上3.6点未満を「可:3」、1.6点以上2.6点未満を「やや不良:2」、及び1.6点未満を「不良:1」とし、評価結果とした。
表1,2に示されるように、4つの評価項目について評価2以下がなく且つ評価3が2つ以上ない例を実施例、それ以外を比較例として判断した。表2に示されるように、(B)成分の含有量が多い比較例1は、各実施例に対して、特にまとまり感及びつやの持続性の評価が劣ることが確認された。(A)成分の含有量が少ない比較例2は、各実施例に対して、まとまり感及びつやの持続性、並びに柔らかさの評価がいずれも良好以上ではなく、総合的に優れないことが確認された。(B)成分の代わりに(b)軽質流動イソパラフィンを含有する比較例3は、各実施例に対して、柔らかさの評価が劣ることが確認された。環状シリコーンを含有する比較例4,5は、各実施例に対して、特にまとまり感の持続性の評価が劣ることが確認された。ジメチコノールを含有しない比較例6は、各実施例に対して、特に柔らかさの評価が劣ることが確認された。
<非水系ヘアオイルの処方例>
下記表4,5に示される処方例1,2の非水系ヘアオイルを調製した。実施例1と同様の処理方法において、毛髪処理を行った。その結果、各実施例と同等の評価が得られることを確認した。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。(A)成分は、(A1−2)低重合ジメチコン及び(A2−2)低重合ジメチコノールから選ばれる少なくとも一種を含有する前記非水系ヘアオイル。従って、この発明によれば、伸び等の使用感をより向上させる。

Claims (4)

  1. (A)成分として(A1)ジメチコン及び(A2)ジメチコノールを含有し、(A)成分の含有量が60質量%以上、並びに(B)イソドデカンを1〜40質量%を含有し、実質的に環状シリコーンを含有しない洗い流さない非水系ヘアオイル。
  2. 前記(A)成分は、少なくとも(A2−1)高重合ジメチコノールを含み、
    前記(A)成分の全含有量に対して(A2−1)高重合ジメチコノールが1〜30質量%含有する請求項1に記載の非水系ヘアオイル。
  3. 更に(C)アミノ変性シリコーンを含有する請求項1又は2に記載の非水系ヘアオイル。
  4. 更に(D)25℃で液状のジカルボン酸系エステル油を含有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の非水系ヘアオイル。
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