JP2018100197A - 気泡モルタル用起泡剤 - Google Patents

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とう子 足立
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Abstract

【課題】低温の環境においても固化せず、施工現場での作業効率がよい気泡モルタル用起泡剤。【解決手段】式(I)で表される化合物(A)と、炭素数8〜20の脂肪族アルコール(B)と、式(II)で表される化合物(C)と、水(D)とを含有する気泡モルタル用起泡剤であって、前記(C)成分の質量含有率が前記(A)〜(D)成分の総質量に対して20〜39質量%である気泡モルタル用起泡剤。R1O(AO)mSO3M・・・(I)[R1はC8〜20の脂肪族炭化水素基;AOはC2〜3のオキシアルキレン基の1種又は2種以上の混合物;mは0〜10の整数;Xはアルカリ金属、アンモニウム基又はアミン]R2O(CH2CH2O)pH・・・(II)[R2はC4の脂肪族炭化水素基;pはオキシエチレン基の平均付加モル数であって1〜3の数]【選択図】なし

Description

本発明は気泡モルタル用起泡剤に関する。
気泡モルタル用起泡剤としては、炭素数8〜20の高級アルコールのアルキレンオキサイド付加物の硫酸エステル塩または炭素数8〜20の高級アルコールの硫酸エステル塩と、炭素数8〜20の脂肪族アルコールを併用した起泡剤が知られている(特許文献1、2)。
特開平3−50168号公報 特開2006−45013号公報
通常、上記の起泡剤は使用性を考慮し、水溶液の形態をとり、施工現場において必要に応じて所定の濃度に希釈して用いられる。しかしながら、良好な起泡性や気泡安定性を維持するのに必要な成分の一部は、必ずしも良好な水溶性を示すものではなく、常温では均一な水溶液の様相を呈していても、5℃程度以下になると固化することが多々あった。したがって、冬季の施工現場では固化した起泡剤を一旦ヒーターなどの熱源で加温して溶解させてから使用することとなる。そのため、施工現場における作業効率が悪くなる、またあるいは、部分的にしか溶解させないまま使用することにより、発泡性能が十分に発揮されない、などの不具合があった。
すなわち、本発明の目的は、起泡剤の流動点を低下させることにより、冬季の低温環境下でも使用性のよい気泡モルタル用起泡剤を提供することにある。
本発明者らは、上記問題点を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明の気泡モルタル用気泡剤は、一般式(I)で表される化合物(A)と、炭素数8〜20の脂肪族アルコール(B)と、一般式(II)で表される化合物(C)と、水(D)とを含有し、前記(C)成分の質量含有率が、前記(A)〜(D)成分の総質量に対して20〜39質量%であることを特徴とするものである。

O(AO)SOM ・・・(I)

[式中、Rは炭素数8〜20の脂肪族炭化水素基、AOは炭素数2〜3のオキシアルキレン基の1種または2種以上の混合物、mは0〜10の整数、Xはアルカリ金属、アンモニウム基又はアミンを表す。]

O(CHCHO)H ・・・(II)

[式中、Rは炭素数4の脂肪族炭化水素基、pはオキシエチレン基の平均付加モル数であって1〜3の数を表す。]
本発明の気泡モルタル用起泡剤は優れた気泡力、気泡安定性を維持しつつ、低温でも固化し難く、冬季の現場使用性が良好である。

(A)成分(以下、化合物(A)ともいう)は、一般式(I)で表される化合物である。

O(AO)SOM ・・・(I)

[式中、Rは炭素数8〜20の脂肪族炭化水素基、AOは炭素数2〜3のオキシアルキレン基の1種または2種以上の混合物、mは0〜10の整数、Mはアルカリ金属、アンモニウム基又はアミンを表す。]
炭素数8〜20の脂肪族炭化水素基としては、アルキル及びアルケニルが含まれ、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシル、エイコシル、オレイル、リノレイル及びリノレニル等が挙げられる。これらのアルキル及びアルケニルは直鎖状でも、分岐状でも、環状でもよいが、直鎖状が好ましい。
これらのうち、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシル、エイコシル、オレイル、リノレイル及びリノレニルが好ましく、さらに好ましくはウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル及びヘキサデシル、特に好ましくはドデシル、トリデシル及びテトラデシルである。また、これらのうち異なる2種以上を併用してもよい。
化合物(A)の繰り返し単位「AO」は、オキシエチレン(EO)又はオキシプロピレン(PO)を表す。mが2〜10の場合、(AO)は、EO又はPOのいずれか1種でもよく、これらの混合でもよい。EO及びPOの混合の場合、ブロック状、ランダム状及びこれらの混合のいずれでもよいが、ブロック状及びブロック状とランダム状との混合が好ましく、さらに好ましくはブロック状である。
mは0〜10の整数であり、2種以上のものを併用してもよい。好ましくは0のものと、1〜10までのものを併用するのがよく、特に好ましくは0のものと1〜5のものを併用するのがよい。この範囲であると、起泡力および気泡安定性がさらに良好となる。
具体的には、アルコールの硫酸エステル塩(m=0、AS)と、平均EO付加モル数が1〜5である高級アルコールのエチレンオキサイド付加物の硫酸エステル塩(ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩ともいう、AES)を併用することが好ましく、ASとAESの質量比率は、AS/AES(質量比率)=1〜10が好ましく、2〜5がより好ましい。
Xは、例えば、アルカリ金属(リチウム、ナトリウム及びカリウム等)、アンモニウム基、及びアミン[アルキル(炭素数1〜18)アミン(メチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン、プロピルアミン、ヘキシルアミン、ノニルアミン、ドデシルアミン、ペンチルアミン及びステアリルアミン等)、アルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、プロパノールアミン、イソプロパノールアミン及びシクロヘキシルエタノールアミン等)]が挙げられる。これらのうち、ナトリウムおよびアミンが好ましく、さらに好ましくはナトリウム及びアルカノールアミンである。
一般式(I)で示される化合物(A)としては、ラウリル硫酸ナトリウム、テトラデシル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、テトラデシル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸ジエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、テトラデシル硫酸モノエタノールアミン、テトラデシル硫酸ジエタノールアミン、テトラデシル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンテトラデシル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンテトラデシル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンラウリル硫酸モノエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリル硫酸ジエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンテトラデシル硫酸モノエタノールアミン、ポリオキシエチレンテトラデシル硫酸ジエタノールアミン、ポリオキシエチレンテトラデシル硫酸トリエタノールアミン、等が挙げられる。また、これらのうち異なる2種以上の化合物を併用してもよい。
(B)成分である炭素数8〜20の脂肪族アルコール(以下、化合物(B)ともいう)としては、オクチルアルコール、ノニルアルコール、デシルアルコール、ウンデシルアルコール、ラウリルアルコール、トリデシルアルコール、ミリスチルアルコール、ペンタデシルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ノナデシルアルコール、オクテニルアルコール、デセニルアルコール、ドデセニルアルコール、トリデセニルアルコール、ペンタデセニルアルコール、オレイルアルコール、ガドレイルアルコール、リノレイルアルコール、エチルシクロヘキシルアルコール、プロピルシクロヘキシルアルコール、オクチルシクロヘキシルアルコール及びノニルシクロヘキシルアルコール等が挙げられる。
これらの脂肪族アルコール(B)は直鎖状でも、分岐状でも、環状でもよいが、直鎖状が好ましい。
これらのうち、特に炭素数12〜14の脂肪族アルコールである、ラウリルアルコール、トリデシルアルコール、ミリスチルアルコール、およびこれらの混合物が十分な起泡性と気泡安定性が得られる点で好ましい。
(C)成分(以下、化合物(C)ともいう)は、一般式(II)で表される化合物である。

O(CHCHO)H ・・・(II)

[式中、Rは炭素数4の脂肪族炭化水素基、pはオキシエチレン基の平均付加モル数であって1〜3の数を表す。]
一般式(II)で示される化合物(C)としては、Rが炭素数4の炭化水素基であり、n(ノルマル)−ブチル基、i(イソ)−ブチル基、t(ターシャリー)−ブチル基である。なかでも、n−ブチル基、i−ブチル基が好ましい。EOは、炭素数2のオキシアルキレン基である。pはEOの平均付加モル数であって1〜3であり、1〜2が好ましく、1がさらに好ましい。
一般式(II)の化合物の具体的な例としては、n−ブチルグリコール(n−C4E1)、i−ブチルグリコール(i−C4E1)、t−ブチルグリコール(t−C4E1)、n−ブチルジグリコール(n−C4E2)、i−ブチルジグリコール(i−C4E2)、t−ブチルジグリコール(t−C4E2)、n−ブチルトリグリコール(n−C4E3)、i−ブチルトリグリコール(i−C4E3)、t−ブチルトリグリコール(t−C4E3)などが挙げられ、これらの中でもn−ブチルグリコール(n−C4E1)、i−ブチルグリコール(i−C4E1)がさらに好ましい。
(D)成分は水である。
本発明の気泡モルタル用起泡剤は、(A)〜(D)成分の総質量(合計質量)に対し、(C)の質量含有率が20〜39%であり、20〜35質量%が好ましい。この範囲であると十分な起泡性と液安定性が得られるので好ましい。
化合物(A)は、(A)〜(D)成分の総質量(合計質量)に対し、10〜50%、さらに好ましくは20〜40%が好ましい。この範囲であると十分な起泡性と気泡安定性が得られるので好ましい。
化合物(B)は、(A)〜(D)成分の総質量(合計質量)に対し、1〜10%、さらに好ましくは4〜5%が好ましい。この範囲であると十分な起泡性と気泡安定性が得られるので好ましい。
本発明の気泡モルタル用起泡剤は、適宜水で希釈して使用するのが好ましい。希釈水は、(A)〜(D)成分の総質量(合計質量)に対し、1〜200倍量が好ましく、50〜100倍がさらに好ましい。この範囲であると十分な起泡性と気泡安定性が得られるので好ましい。
本発明の気泡モルタル用起泡剤は、この起泡剤、セメント、水を必須成分として含有してなる気泡モルタルスラリーに調製され、このスラリーを所定の型枠内に打設したり、所定の空間部に充填した後、硬化させて、気泡モルタルを形成できる。この気泡モルタルスラリーの気泡安定性は極めて高いため、気泡モルタルの比重を目的の範囲とすることが極めて容易である。また、低温でも固化しにくいため、従来の起泡剤に比べて溶解の手間が省け、部分溶解による気泡の性能不足も回避できるものである。
セメントとしては、通常の水硬性セメントが用いられ、普通ポルトランドセメント、特殊ポルトランドセメント(早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント)及び/又は混合セメント(高炉セメント、フライアッシュセメント)等が使用できる。水としては、海水、河川水、湖沼水、水道水、工業用水及び脱イオン水等が挙げられる。
気泡モルタルスラリーには、以上の他に、骨材、混和材{フライアッシュ、高炉スラグ及びシリカフューム等}及びセメント組成物用混和剤{減水剤(AE減水剤、高性能減水剤、高性能AE減水剤、流動化剤)、空気連行剤(AE剤)、膨張材、消泡剤(抑泡剤、破泡剤)、硬化促進剤(急結剤)、硬化遅延剤、防錆剤、増粘剤、収縮低減剤、ポリマーセメントコンクリート又はポリマーモルタル用のポリマーディスパージョン及びその他の混和剤等}等を含んでもよい。
骨材としては、細骨材と粗骨材とがある。細骨材としては、JISA5308:2014の付属書A(規定)レディーミクストコンクリート用骨材に準拠される骨材等が使用でき、川砂、陸砂、山砂、海砂及び砕砂等が挙げられる。粗骨材としては、JISA5308:2014の付属書A(規定)レディーミクストコンクリート用骨材に準拠される骨材等が使用でき、川砂利、陸砂利、山砂利及び砕石等が挙げられる。
フライアッシュとしてはJISA6201:2015コンクリート用フライアッシュに準拠するもの等が使用でき、高炉スラグとしてはJISA6206:2013コンクリート用高炉スラグ微粉末に準拠するもの等が使用でき、シリカフュームとしてはJISA6207:2011コンクリート用シリカフュームに準拠するもの等が使用できる。
本発明の気泡モルタル用起泡剤の含有量(質量%)は、セメントの質量100質量%に対して、0.001〜10質量%が好ましく、さらに好ましくは0.005〜5質量%、特に好ましくは0.01〜3質量%である。
セメント及び水の含有量は、通常の含有量でよい。また、骨材、混和材{フライアッシュ、高炉スラグ及びシリカフューム等}及びセメント組成物用混和剤等を含む場合、これらの含有量は、通常の含有量でよい。
本発明の気泡モルタル用起泡剤を用いて気泡モルタルスラリーを製造する場合、本発明の起泡剤を水で希釈し、その希釈液を発泡機等を用いて泡立たせて泡を調製しておき、この泡をセメント、水、並びに必要により骨材、混和材及び/又はセメント組成物用混和剤からなるセメントスラリー中に導入させる方法(プレフォーム法)、及び本発明の起泡剤をその他の材料とともにミキサー中で、撹はんしながら徐々に泡立たせていく方法(ミックスフォーム法)等の方法を採用できる。これらの方法のうち、プレフォーム法が好ましい。
プレフォーム法で気泡コンクリートスラリーを製造する場合、泡の比重は0.3〜0.01が好ましい。また、混合する空気の量(容積%)は、目標とする気泡モルタルの比重により適宜決定されるが、気泡モルタルの容積100容積%に対して、20〜80容積%が好ましく、さらに好ましくは40〜70容積%である。
一方、ミックスフォーム法で気泡モルタルを製造する場合、本発明の起泡剤は、その他の材料とモルタルミキサー等で一度に混練してもよいし、予めセメントスラリーの配合水に溶解させておいたものをその他の材料と合わせモルタルミキサー等で混練してもよい。また、この場合、本発明の起泡剤の添加量(質量%)は、目的とする気泡モルタルの比重により適宜決定されるが、セメントの質量100質量%に対して、0.1〜10質量%が好ましく、さらに好ましくは0.5〜5質量%である。この範囲であると、添加量に応じて比重を容易にコントロールすることができる。
このようにして調製された気泡モルタルスラリーは、従来の施工方法と同様にして施工され、硬化ないし養生方法も従来の気乾養生、湿空養生、水中養生及び/又は加熱促進養生(蒸気養生、オートクレーブ養生)でよい。
以下、実施例により本発明をさらに説明するが本発明はこれに限定されるものではない。なお、特記しない限り部は質量部、%は質量%である。
<評価項目>
(1)起泡剤の液性
表1に示すとおり、(A)〜(D)成分を混合し、室温および−5℃に4時間静置後と3日後に、それぞれにおける液の状態を目視で確認した。
(2)起泡剤の流動点
表2に示すとおり、(A)〜(D)成分を混合し、それぞれの流動点をJISK2269:1987に記載の方法で測定した。ただし、測定間隔は1℃とした。
<使用原料>
表1〜2に記載の起泡剤に使用した各成分は下記のとおりである。
A1:ラウリル硫酸トリエタノールアミン
A2:ポリオキシエチレン(3)ラウリル硫酸ナトリウム(オキシエチレン平均付加モル数=3)
B1:ラウリルアルコール
表1〜2中の化合物(C)の種類の表記は、
「n−」、「i−」は、一般式(II)のRの脂肪族炭化水素基の構造がそれぞれノルマル、イソであることを表し、
「C」とそれに続く数字は、一般式(II)のRの脂肪族炭化水素基の炭素数を表し、
「E」とそれに続く数字は、一般式(II)のオキシエチレン基の平均付加モル数(p)を表し、具体的には、
n−C4E1:n−ブチルグリコール
i−C4E1:i−ブチルグリコール
n−C4E2:n−ブチルジグリコール
i−C4E2:i−ブチルジグリコール
n−C4E3:n−ブチルトリグリコール
C1E2:メチルジグリコール
i−C3E1:i−プロピルグリコール
i−C3E2:i−プロピルジグリコール
n−C6E1:n−ヘキシルグリコール
n−C6E2:n−ヘキシルジグリコール
を表す。

評価基準 ○:透明液体
△:微濁流動性あり
×:白濁固化
−:評価せず

表1から、本発明の起泡剤は−5℃においても固化し難く、特に(II)式においてpが1である場合には、より固化し難いことが確認できた。
表2から、本発明の起泡剤は流動点が低く、特に(II)式においてpが1である場合には、質量比率が少なくても低い流動点を示すことが確認できた。

Claims (2)

  1. 一般式(I)で表される化合物(A)と、炭素数8〜20の脂肪族アルコール(B)と、一般式(II)で表される化合物(C)と、水(D)とを含有する気泡モルタル用起泡剤であって、前記(C)成分の質量含有率が前記(A)〜(D)成分の総質量に対して20〜39質量%であることを特徴とする気泡モルタル用起泡剤。

    O(AO)SOM ・・・(I)

    [式中、Rは炭素数8〜20の脂肪族炭化水素基、AOは炭素数2〜3のオキシアルキレン基の1種または2種以上の混合物、mは0〜10の整数、Mはアルカリ金属、アンモニウム基又はアミンを表す。]

    O(CHCHO)H ・・・(II)

    [式中、Rは炭素数4の脂肪族炭化水素基、pはオキシエチレン基の平均付加モル数であって1〜3の数を表す。]
  2. 化合物(C)が、一般式(II)で表される化合物のうち、pが1の化合物である、請求項1に記載の気泡モルタル用起泡剤。
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